JPH09249084A - 自動車のエアバッグ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 事故の衝撃、あるいは、誤動作により膨張し
た場合に、運転者の視界を妨げないエアバッグを提供す
る。 【解決手段】 自動車の席に設けられる自動車のエアバ
ッグにおいて、全体、あるいは、一部分が透明、あるい
は、半透明な材質から構成されることを特徴とする自動
車のエアバッグ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエアバッ
グに関する。

【０００２】

【従来の技術】衝突時に作動して、乗員への衝撃を緩和
する乗員保護補助装置である自動車のエアバッグ１０
は、図２に示されるように、衝突による衝撃をエアバッ
グセンサが関知し、その衝撃が設定値を越えると内蔵さ
れたガス発生装置に点火され、窒素ガスが発生し、膨張
し、乗員への衝撃を緩和する。 この自動車のエアバッ
グ１０は、通常、ナイロン等から構成され、内側は、ゴ
ムコーティング処理される。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
自動車のエアバッグ１０は、不透明なナイロン等から構
成されるため、事故の衝撃、あるいは、誤動作により膨
張した場合に、運転者の視界を妨げ、次の操作に支障来
すという問題点があった。そこで、本発明は、事故の衝
撃、あるいは、誤動作により膨張した場合に、運転者の
視界を妨げないエアバッグを提供することを目的とす
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、自動車の席に
設けられる自動車のエアバッグにおいて、全体、あるい
は、一部分が透明、あるいは、半透明な材質から構成さ
れることを特徴とする自動車のエアバッグである。本発
明によれば、全体、あるいは、一部分が透明、あるい
は、半透明な材質から構成されるため、事故の衝撃、あ
るいは、誤動作により膨張した場合に、運転者の視界が
良いため、次の操作に支障を来たさない。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施の形態の
構成図である。 自動車の運転席に設けられる本発明の
一実施の形態の自動車のエアバッグ１は、全体が透明、
あるいは、半透明な材質から構成される。 この材質
は、例えば、耐熱性高分子のポリイミドフィルム、ナイ
ロン、ポリエチレン等が用いられ、透明、あるいは、半
透明な材質で強度等が十分であれば、その材質は限定さ
れない。 全体のみならず一部分が透明な場合も含まれ
る。 また、自動車の席は、運転席のみならず助手
席、後部座席のいずれか１つ以上であれば良い。

【０００６】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように、全体、
あるいは、一部分が透明、あるいは、半透明な材質から
構成されるため、事故の衝撃、あるいは、誤動作により
膨張した場合に、運転者の視界が良いため、次の操作に
支障を来たさない。 このため、より安全性が高まると
いう効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施の形態の構成図である。

【図２】従来例の構成図である。

【符号の説明】

１、１０ 自動車のエアバッグ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 自動車の席に設けられる自動車のエアバ
   ッグにおいて、全体、あるいは、一部分が透明、あるい
   は、半透明な材質から構成されることを特徴とする自動
   車のエアバッグ。
2. 【請求項２】 前記席は、運転席、助手席、後部座席の
   いずれか１つ以上である請求項１記載の自動車のエアバ
   ッグ。