JPH09248912A - インクジェットヘッド及びヘッド用基体、インクジェットカートリッジ、並びにインクジェット装置 - Google Patents

インクジェットヘッド及びヘッド用基体、インクジェットカートリッジ、並びにインクジェット装置

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JPH09248912A
JPH09248912A JP8349529A JP34952996A JPH09248912A JP H09248912 A JPH09248912 A JP H09248912A JP 8349529 A JP8349529 A JP 8349529A JP 34952996 A JP34952996 A JP 34952996A JP H09248912 A JPH09248912 A JP H09248912A
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ink
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heater
mos transistor
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Hidenori Watanabe
秀則 渡辺
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 意図しない寄生トランジスタが動作して、負
荷となるヒータを破壊することのないMOSトランジス
タを備えたインクジェットヘッド等を提供する。 【解決手段】 インクを吐出するための吐出エネルギー
を発生するヒータと、ヒータに電力を供給するためのM
OSトランジスタとを有し、記録媒体上にインクを吐出
して画像を記録するインクジェットヘッドにおいて、M
OSトランジスタに、半導体基板の表面近傍に形成され
た不純物拡散層からなるソース領域およびドレイン領域
と、半導体基板上に絶縁のための酸化膜を介して形成さ
れソース領域およびドレイン領域を跨ぐようにして配置
されるゲートと、ソース領域と異なる不純物拡散層から
なりソース領域内の表面近傍に形成され、半導体基板内
に意図せず発生する電子または正孔を引き抜くためのコ
ンタクト部とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクを吐出して記
録媒体上に記録を行うインクジェット記録装置において
用いられるところの、インクを吐出するために利用され
るエネルギーを発生するヒータと、ヒータに電力を供給
するためのMOSトランジスタとを備えたインクジェッ
トヘッド及びヘッド用基体、インクジェットカートリッ
ジ、並びにインクジェット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置に搭載されるイ
ンクジェットヘッドには、インクを吐出する複数の吐出
口と、各吐出口に供給されるインクを一時的に保持する
共通液室と、共通液室と各吐出口とを連通するインク流
路とが設けられ、各インク流路内にはインクを吐出する
ために利用されるエネルギーを発生するためのヒータ
(電気熱変換素子)が形成されている。各ヒータはシリ
コン等からなる基板上に設けられ、各ヒータに電力を供
給するための駆動素子となるMOSトランジスタや配線
等とともに基板上に一体的に形成されている。
【0003】このような構成において、記録を行う際に
は、共通液室に供給されたインクが各インク流路に導か
れ、吐出口でメニスカスを形成して保持される。このと
きヒータを選択的に駆動させることにより、膜沸騰が生
じてインク流路内に気泡が発生し、この気泡の成長によ
ってインクが吐出口から吐出される。
【0004】このようなヒータの駆動回路の例を示した
のが図2である。図2は従来のインクジェットヘッドの
ヒータ駆動回路の構成を示すブロック図である。
【0005】図2において、インクを吐出するための吐
出エネルギーを発生するヒータ201の一端は、ヒータ
201に所定の電力を供給するための供給源となる第1
の電源ライン205に接続され、ヒータ201の他端に
はヒータに対する電力の供給を制御するMOSトランジ
スタ202のドレイン(D)が接続されている。MOS
トランジスタ202のソース(S)は接地電位210と
接続され、MOSトランジスタ202のオン/オフを制
御するための制御電圧が印加されるゲート(G)には昇
圧回路211が接続されている。昇圧回路211は後述
するラッチ回路203から出力される電圧を昇圧して出
力し、MOSトランジスタ202のオン抵抗が充分に小
さくなるような電圧が印加される。また、昇圧回路21
1には第2の電源ライン212から電力が供給される。
【0006】シフトレジスタ204は、各ヒータ201
に電力を供給して記録を行うための画像データを一時的
に保持する回路である。転送クロック入力端子207に
は、シフトレジスタ204を動作させるための転送クロ
ック(CLK)が入力され、画像データ入力端子206
には画像データ(DATA)がシリアルデータ形式で入
力されてシフトレジスタ204に送信される。
【0007】シフトレジスタ204の出力は各ヒータ2
01に対応するラッチ回路203にそれぞれ接続されて
いる。ラッチ回路203は各ヒータ201毎に対応する
画像データをそれぞれ記憶保持する回路であり、ラッチ
信号入力端子208から入力されるタイミング信号(L
T)にしたがって画像データのラッチ動作を行う。ま
た、ラッチ回路203の出力にはスイッチ209を介し
て昇圧回路211が接続され、スイッチ209のオン/
オフによって信号の入り切りが制御される。
【0008】これら画像データ(DATA)、転送クロ
ック(CLK)、及びタイミング信号(LT)はインク
ジェット記録装置の不図示の制御基板から送信される。
【0009】次に、ヒータ201に対する電力供給を制
御するMOSトランジスタ202の素子構造について図
3から図5を参照して説明する。
【0010】図3は図2に示したMOSトランジスタの
レイアウト構成を示す平面図であり、図4は図3に示し
たMOSトランジスタのA−A’線断面図である。ま
た、図5は図3に示したMOSトランジスタに意図せず
形成される寄生トランジスタを記載した構造断面図であ
る。なお、図5ではNチャネルMOSトランジスタを例
にした断面図を示している。
【0011】図3において、アクティブ領域301は各
ヒータ201に対応したMOSトランジスタ202が形
成される半導体基板であり、ソース領域(S)303お
よびドレイン領域(D)304となる不純物拡散層が、
それぞれゲート(G)302となるポリシリコン等の電
極を挟んで交互に形成されている。図3に示すように、
MOSトランジスタ202は、ヒータ201に対する電
流供給能力を向上させるため、2つのゲート302、2
つのソース領域303、及び1つのドレイン領域304
からなる単位セグメントによって構成されている。但
し、ソース領域303はそれぞれ隣に位置する単位セグ
メントと共通に使用される。
【0012】また、アクティブ領域301の外側には、
後述するバックゲート領域の電位を固定するためのコン
タクト部305が設けられている。
【0013】図4に示すようにMOSトランジスタ20
2は、半導体基板であるアクティブ領域301の表面に
絶縁層となる酸化膜405が形成され、酸化膜405上
にはゲート302となる電極が形成されている。酸化膜
405を挟んでアクティブ領域301の表面近傍には、
不純物拡散層からなるソース領域303及びドレイン領
域304が形成され、不図示の電極によってそれぞれ外
部と電気的に接続されている。また、ソース領域303
及びドレイン領域304が形成されない領域はバックゲ
ート領域401となる。
【0014】図5において、P型の半導体基板であるバ
ックゲート領域501上には絶縁層となる酸化膜506
が形成され、酸化膜506上にはポリシリコン等の電極
からなるゲート502が形成されている。酸化膜506
を挟んでバックゲート領域501の表面近傍にはN+
半導体からなるソース領域503及びドレイン領域50
4と、P-の半導体からなるバックゲート領域501か
らの引き出し電極となるP+型の半導体からなるコンタ
クト部505とが形成されている。
【0015】ドレイン領域504はヒータ501を介し
て第1の電源ラインに接続され、電源電圧VH が印加さ
れている。また、ソース領域503及びコンタクト部5
05はいずれも接地電位に接続されている。
【0016】ところで、上記のようなバックゲート領域
501中には、ソース領域503をエミッタ(E)、バ
ックゲート領域501をベース(B)、ドレイン領域5
04をコレクタ(C)とする意図しない寄生トランジス
タ510(ラテラルNPNバイポーラトランジスタ)が
等価的に形成されている。
【0017】コンタクト部505はバックゲート領域4
01の電位を固定するために設けられたものであり、コ
ンタクト部505に一定の電圧を印加することで、MO
Sトランジスタ202がオンするスレショルド電圧Vth
の値を所望の電圧に安定して固定することができる。な
お、ここではコンタクト部505を接地電位と接続して
いる。
【0018】インクジェット記録装置に搭載されるイン
クジェットヘッドでは、小さな半導体チップで、より多
くの電力をヒータに与えることができるようにすること
が望まれる。そのため、MOSトランジスタ202のレ
イアウト構成は、図3に示したようにアクティブ領域3
01にゲート302、ソース領域303、及びドレイン
領域304をそれぞれ細長い形状で形成してMOSトラ
ンジスタ202の電流供給能力を向上させている。よっ
て、従来のコンタクト部305はアクティブ領域301
の外側の位置に配置されていた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなインクジ
ェットヘッドでは、MOSトランジスタを動作させる
際、ドレインに印加する電圧、すなわち電源電圧VH
高いほど、ヒータに対してより大きな電力を供給するこ
とができるため、より好ましいインクジェットヘッドを
得ることができる。
【0020】しかしながら、電源電圧VH を高く設定す
ると、MOSトランジスタと同時に寄生トランジスタが
動作するため、制御不可能な過大電流がソース−ドレイ
ン間に流れ、ヒータを破壊してしまう問題が発生してい
た。
【0021】これはドレインに高い電源電圧を印加した
状態で動作させると、図5に示したようにドレインとバ
ックゲート領域の間の接合部でインパクトイオン化が起
こり、意図しない電子−正孔対が発生することに起因す
る。発生した電子はドレイン電極(不図示)から引き抜
かれ、正孔はバックゲート領域を通ってコンタクト部の
電極(不図示)から引き抜かれる。このときバックゲー
ト領域とコンタクト部との間の抵抗によってソース−バ
ックゲート間に電位差が生じ、寄生トランジスタのエミ
ッタ−ベース間に順バイアスが印加されるため、寄生ト
ランジスタが動作して大きな電流が流れてしまうことに
よる。
【0022】特に、従来のMOSトランジスタの構造で
は、コンタクト部がMOSトランジスタのソース領域及
びドレイン領域から離れていたため、バックゲート領域
とコンタクト部間の抵抗の値が大きく、寄生トランジス
タが動作しやすかった。
【0023】このように寄生トランジスタが動作した場
合、インクジェットヘッドの動作にどのような不具合が
生じるか説明する。図6(A)、(B)に、正常動作を
している時のそれぞれ入力信号とヒーター電流を示す。
図2に示したスイッチ209がオン状態となると、ヒー
ターに電流を流すビットでは、ラッチ回路に保持されて
いるヒータを駆動するためのデータが昇圧回路に送ら
れ、MOSトランジスタ202をオン状態にし、ヒータ
に電流を流す。この時のスイッチ209に入力される入
力信号と、ヒータ201に流れる電流の関係は図6に示
すようにスイッチ209に信号が入力されている間だけ
ヒータ201に電流が流れる。
【0024】前記したように、寄生トランジスタの動作
はインパクトイオン化による意図しない電子−正孔対の
発生に起因する。インパクトイオン化は、ドレインに高
い電圧が印加され、ゲートに1Vないし2V程度の低い
電圧が印加されている条件で、最も激しく起る。
【0025】よって、MOSトランジスタがオン状態か
らオフ状態へ変化している時に最も寄生トランジスタが
動作しやすく、この場合、スイッチ209に入力される
入力信号と、ヒータ201に流れる電流の関係は、図7
(A)、(B)に示すようになる。
【0026】図7に示したように寄生トランジスタが動
作した場合入力スイッチがオフ状態になった後に制御不
能な過大な電流が流れ、最悪の場合、ヒータの破壊を引
き起こす。
【0027】本発明の目的の一つは、意図しない寄生ト
ランジスタが動作して、インクジェットヘッドの誤動作
や負荷となるヒータを破壊することのないMOSトラン
ジスタを備えたインクジェットヘッド及びヘッド用基
体、インクジェットカートリッジ、並びにインクジェッ
ト装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の他の目的は、イ
ンクを吐出するために利用される熱エネルギーを発生す
るヒータと、前記ヒータに電力を供給するためのMOS
トランジスタとを有し、インクを吐出して記録を行うイ
ンクジェットヘッドであって、前記MOSトランジスタ
は、半導体基板の表面近傍に形成された不純物拡散層か
らなるソース領域およびドレイン領域と、前記半導体基
板上に絶縁のための酸化膜を介して形成され、前記ソー
ス領域およびドレイン領域を跨ぐようにして配置される
ゲートと、前記ソース領域と異なる不純物拡散層からな
り、前記ソース領域内の表面近傍に形成され、前記半導
体基板内に意図せず発生する電子または正孔を引き抜く
ためのコンタクト部とを備えたことを特徴とする。
【0029】このとき、前記ソース領域と、前記コンタ
クト部とは同じ電位に接続されていてもよい。
【0030】本発明の更に他の目的は、インクを吐出す
るために利用される熱エネルギーを発生するヒータと、
前記ヒータに電力を供給するためのMOSトランジスタ
とを有するインクを吐出して記録を行うインクジェット
ヘッド用基体であって、前記MOSトランジスタは、半
導体基板の表面近傍に形成された不純物拡散層からなる
ソース領域およびドレイン領域と、前記半導体基板上に
絶縁のための酸化膜を介して形成され、前記ソース領域
およびドレイン領域を跨ぐようにして配置されるゲート
と、前記ソース領域と異なる不純物拡散層からなり、前
記ソース領域内の表面近傍に形成され、前記半導体基板
内に意図せず発生する電子または正孔を引き抜くための
コンタクト部と、を備えたことを特徴とするインクジェ
ットヘッド用基体を提供することである。
【0031】本発明の更に他の目的は、インクを吐出す
るために利用される熱エネルギーを発生するヒータと、
前記ヒータに電力を供給するためのMOSトランジスタ
とを有し、インクを吐出して記録を行うインクジェット
ヘッドと該ヘッドに供給されるインクを貯溜するための
インク貯溜部とを具備するインクジェットカートリッジ
であって、前記MOSトランジスタは、半導体基板の表
面近傍に形成された不純物拡散層からなるソース領域お
よびドレイン領域と、前記半導体基板上に絶縁のための
酸化膜を介して形成され、前記ソース領域およびドレイ
ン領域を跨ぐようにして配置されるゲートと、前記ソー
ス領域と異なる不純物拡散層からなり、前記ソース領域
内の表面近傍に形成され、前記半導体基板内に意図せず
発生する電子または正孔を引き抜くためのコンタクト部
と、を備えたことを特徴とするインクジェットカートリ
ッジを提供することである。
【0032】本発明の更に他の目的は、インクを吐出す
るために利用される熱エネルギーを発生するヒータと、
前記ヒータに電力を供給するためのMOSトランジスタ
とを有し、インクを吐出して記録を行うインクジェット
ヘッドと該ヘッドを搭載するための搭載部とを具備する
インクジェット装置であって、前記MOSトランジスタ
は、半導体基板の表面近傍に形成された不純物拡散層か
らなるソース領域およびドレイン領域と、前記半導体基
板上に絶縁のための酸化膜を介して形成され、前記ソー
ス領域およびドレイン領域を跨ぐようにして配置される
ゲートと、前記ソース領域と異なる不純物拡散層からな
り、前記ソース領域内の表面近傍に形成され、前記半導
体基板内に意図せず発生する電子または正孔を引き抜く
ためのコンタクト部と、を備えたことを特徴とするイン
クジェット装置を提供することである。
【0033】上記のように構成されたインクジェットヘ
ッドは、MOSトランジスタのコンタクト部がソース領
域内に配置されているため、半導体基板内で意図せず発
生した電子または正孔は、発生した場所の近くで引き抜
かれる。したがって、半導体基板内のソース領域とバッ
クゲート領域との間に発生する電位差が小さくなり、寄
生トランジスタの動作が抑制され、寄生トランジスタの
動作によって負荷であるヒータが破壊されることが防止
される。
【0034】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0035】本発明のインクジェットヘッドが有するM
OSトランジスタは従来例と同様にインクジェットヘッ
ドのヒータに対する電力供給素子として用いられ、その
構造のみが従来例と異なっている。したがって以下の説
明では本発明のインクジェットヘッドで用いられるMO
Sトランジスタの構造について説明し、インクジェット
ヘッド及びヒータの駆動回路についての説明は省略す
る。
【0036】図1は本発明のインクジェットで用いられ
るMOSトランジスタのレイアウト構成を示す平面図で
ある。図1において、アクティブ領域1は各ヒータに対
応したMOSトランジスタが形成される半導体領域であ
り、ソース領域3(S)及びドレイン領域4(D)とな
る不純物拡散層が、それぞれゲート2(G)となる電極
を挟んで交互に形成されている。図1に示すようにMO
Sトランジスタは、ヒータに対する電流供給能力を向上
させるため、2つのゲート2、2つのソース領域3、及
び1つのドレイン領域4からなる単位セグメントによっ
て構成されている。但し、ソース領域3はそれぞれ隣に
位置する単位セグメントと共通に使用される。
【0037】また、ソース領域3にはバックゲート領域
に発生した電子あるいは正孔を引き抜くためのコンタク
ト部5が形成されている。
【0038】図8に図1に示したMOSトランジスタの
A−A′線での断面図B−B′線での断面図およびC−
C′線での断面図を示す。図8において図1と同一の部
分は同一の番号で示す。
【0039】図8(A)は図1のA−A′線における断
面図であり、従来例である図4に示した構造と同様の構
造を示している。
【0040】図8(B)は図1のB−B′線における断
面図であり、図8(A)においてソース領域3であった
部分が、バックゲート領域に発生した電子あるいは正孔
を引きぬくためのコンタクト部5(図中BCで示す)に
置き換わった構造を示している。
【0041】図9(A)は図1に示したC−C′線の断
面図である。
【0042】前記したバックゲート領域のコンタクト部
5は、図9(A)に示したようにソース領域3中に任意
の割合で形成される。たとえばNチャネルMOSトラン
ジスタの場合、B(ボロン)等の不純物がドープされた
P型バックゲート領域6中に形成された、As(ヒ
素),P(リン)等の不純物がドープされたN型ソース
領域3内の任意の部分に、B(ボロン)等の不純物がド
ープされたP型コンタクト領域5が形成される。これら
ソース領域3およびコンタクト領域5は、コンタクトホ
ール8を介して第1Al配線10に接続される。
【0043】図9(A)において、7はPSG,BPS
GなどのCVDによって形成した酸化膜領域、9はLO
COS領域、11はSiO,SiNなどのCVDによっ
て形成した層間膜である。
【0044】図9(B)は図1に示したD−D′線の断
面図である。
【0045】Nチャネルトランジスタの場合について説
明すると、P型バックゲート領域6中にAs(ヒ素),
P(リン)等の不純物がドープされたN型ドレイン領域
4を形成する。このドレイン領域4はコンタクトホール
8を介して第1Al配線10に接続され、さらにスルー
ホール15を介してTaN等から成るヒータ層12およ
び第2Al配線13の積層配線に接続される。
【0046】このヒータ層12と第2Al配線13の積
層配線の所望の領域のAL層のみを除去しヒータ層を残
した領域がヒータ領域14となる。
【0047】このような構成において、上述したように
ドレイン領域4に印加される電源電圧が高い場合、ドレ
イン領域4とバックゲート領域(不図示、図5参照)と
の接合部ではインパクトイオン化が起こり、電子−正孔
対が発生する。
【0048】図1および図8に示すようにソース領域3
の一部にコンタクト部5を設けると、発生した電子また
は正孔は発生した場所の近くで引き抜かれるため、バッ
クゲート領域に形成される意図しない寄生トランジスタ
と、コンタクト部との間の抵抗の値が小さくなり、両者
の電位差が小さくなって寄生トランジスタの動作が抑制
される。
【0049】このとき、ソース領域3の面積に対してコ
ンタクト部5の面積の割合が大きいほど寄生トランジス
タの動作抑制の効果が大きくなるが、ソース領域3の面
積が削減されるため、MOSトランジスタの負荷である
ヒータに対する電流供給能力が低下するという問題が発
生してしまう。
【0050】よって、寄生トランジスタが動作しにく
く、かつ電流供給能力の低下が少ないMOSトランジス
タを構成する必要がある。
【0051】本出願人の実験によると、ゲート幅100
0μmのMOSトランジスタに対して一辺が10μmの
コンタクト部5を10個程度、ソース領域2にほぼ均等
に配置することで、寄生トランジスタの動作開始電圧
を、従来の構造では約30Vであったのが本実施例の構
造では約38Vにまで上昇させることが可能になり、か
つ駆動力の低下は3%程度に留めることができた。
【0052】したがって、バックゲート領域に発生する
電子あるいは正孔を引き抜くためのコンタクト部をソー
ス領域3の一部に設けることで、意図しない寄生トラン
ジスタの動作が抑制され、寄生トランジスタの動作によ
って発生する負荷であるヒータの破壊を防止することが
できる。
【0053】図10は一実施例による液体噴射記録ヘッ
ドを示すものである。このヘッドは、吐出エネルギー発
生素子22が設けられた基板21と、オリフィス(吐出
口)24に連通する液流路25や液室26を形成するた
めの天板23と、基板21と天板23とにはさまれてエ
ネルギー発生素子22に対応して液流路25を形成する
ための路壁部材28と、を有する。基板21は、シリコ
ン基板に対して公知のフォトリソグラフィによって窒化
タンタル等からなる吐出エネルギー発生素子22とアル
ミニウム等からなる一対の電極22aを形成したもので
ある。その表面は、SiO2,SiC,Si34等から
なる電気的絶縁層と、記録液を吐出するときの機械的衝
撃による吐出エネルギー発生素子の損傷(キャビテーシ
ョンエロージョン)等を防ぐためのTa膜等からなる保
護層等によって覆われている。また、天板23には、液
室26にインク等の記録液を供給するための供給口27
が設けられている。
【0054】図11は、本発明に係るインクジェットカ
ートリッジの一実施例の外観を模式的斜視図である。
【0055】本実施例におけるインクジェットカートリ
ッジ31は、図示しないインクジェット装置のキャリッ
ジに位置決め状態で取り付けられ、インクジェット装置
との間で電気的な信号などの授受を行うようになってい
る。キャリッジに対して着脱可能に交換されるインクジ
ェットカートリッジ31は、インクジェットヘッド11
と、このインクジェットヘッド11を保持するヘッドホ
ルダ32と、このヘッドホルダ32にインクジェットヘ
ッド11を押圧する押圧ブロック33と、インクを収容
するインクタンク34と、このインクタンク34内を密
閉する蓋部材35とで主要部が構成されており、インク
ジェットカートリッジ31の容積の大部分を占めるイン
クタンク34には、このインクタンク34内を大気圧に
保持するための大気連通口36が形成されている。
【0056】インクを吐出するための多数のインク吐出
口24が形成されたインクジェットヘッド11は、先の
実施例と対応した構造を有するものであり、このインク
ジェットヘッド11は、押圧ブロック33によってヘッ
ドホルダ32に押圧保持されている。インクは、インク
タンク34からインクジェットヘッド11のインク供給
管27aおよび供給口27を介して共通インク室26お
よび各インク通路25に導かれる(それぞれ図10参
照)。
【0057】本実施例におけるインクジェットカートリ
ッジ31は、インクジェットヘッド11とインクタンク
34とを一体的に形成したものであるが、このインクジ
ェットヘッド11に対し、インクタンク34側を交換可
能に連結した構造のインクジェットカートリッジであっ
てもよい。
【0058】図12は、本発明により得られた記録ヘッ
ドをインクジェットヘッドカートリッジ(IJC)とし
て装着したインクジェット記録装置(IJRA)の要部
の一例を示す外観斜視図である。
【0059】図12において、120はプラテン124
上に送紙されてきた記録紙の記録面に対向してインク吐
出を行うノズル群を具えたインクジェットヘッドカート
リッジ(IJC)である。116はIJC120を保持
するキャリッジHCであり、駆動モータ117の駆動力
を伝達する駆動ベルト118の一部と連結し、互いに平
行に配設された2本のガイドシャフト119Aおよび1
19Bと摺動可能とすることにより、IJC120の記
録紙全幅にわたる往復運動が可能となる。
【0060】126はヘッド回復装置であり、IJC1
20の移動経路の一端、例えばホームポジションと対向
する位置に配設される。伝動機構123を介したモータ
122の駆動力によって、ヘッド回復装置126を動作
せしめ、IJC120のキャッピングを行う。このヘッ
ド回復装置126のキャップ部126AによるIJC1
20へのキャッピングに関連させて、ヘッド回復装置1
26内に設けた適宜の吸引手段によるインク吸引もしく
はIJC120へのインク供給経路に設けた適宜の加圧
手段によるインク圧送を行い、インクを吐出口より強制
的に排出させることによりノズル内の増粘インクを除去
する等の吐出回復処理を行う。また、記録終了時等にキ
ャッピングを施すことによりIJCが保護される。
【0061】130はヘッド回復装置126の側面に配
設され、シリコンゴムで形成されるワイピング部材とし
てのブレードである。ブレード130はブレード保持部
材130Aにカンチレバー形態で保持され、ヘッド回復
装置126と同様、モータ122および伝動機構123
によって動作し、IJC120の吐出面との係合が可能
となる。これにより、IJC120の記録動作における
適切なタイミングで、あるいはヘッド回復装置126を
用いた吐出回復処理後に、ブレード130をIJC12
0の移動経路中に突出させ、IJC120の移動動作に
伴ってIJC120の吐出面における結露、濡れあるい
は塵埃等をふきとるものである。
【0062】尚、上述の実施例においては、キャリッジ
にインクジェット記録ヘッドを搭載するプリンタを用い
て本発明のインクジェット装置を説明したが、例えばイ
ンクジェット記録ヘッドとほぼ同一の外形を備えること
で、このキャリッジにインクジェット記録ヘッドとコン
パチブルにキャリッジに搭載することのできるスキャナ
ーユニットを備え、プラテンに支持される原稿シートか
ら画像情報を読み取ることのできる情報処理装置であっ
ても本発明の説明を好適に適用することができる。
【0063】また、本発明において言う“インク”とし
ては、色剤を含む通常のインクのほか、例えば色剤を含
まずに通常のインクの定着性を向上させるために記録の
際に用いられる処理液も含むものである。また、記録の
なされる被記録材としては、一般の紙のほか、例えば布
や立体部品といったものも挙げることができる。
【0064】
【発明の効果】半導体基板内に意図せず発生する電子ま
たは正孔を引き抜くためのコンタクト部をソース領域内
に配置することで、意図しない寄生トランジスタの動作
が抑制され、寄生トランジスタの動作によって負荷であ
るヒータが破壊されることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットで用いられるMOSト
ランジスタのレイアウト構成を示す平面図である。
【図2】従来のインクジェットヘッドのヒータ駆動回路
の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示したMOSトランジスタのレイアウト
構成を示す平面図である。
【図4】図3に示したMOSトランジスタのA−A’線
での断面図である。
【図5】図3に示したMOSトランジスタに意図せず形
成される寄生トランジスタを記載した構造を示す断面図
である。
【図6】正常動作時の(A)入力信号と(B)ヒーター
電流とを示す図である。
【図7】寄生トランジスタ動作時の(A)入力信号と
(B)ヒーター電流とを示す図である。
【図8】図1のMOSトランジスタの(A)A−A′線
での(B)B−B′線での断面構造を示す模式図であ
る。
【図9】図1のMOSトランジスタの(A)C−C′線
での(B)D−D′線での断面構造を示す模式図であ
る。
【図10】本発明の一実施例に係るインクジェットヘッ
ドの模式的部分破断斜視図である。
【図11】本発明の一実施例に係るインクジェットカー
トリッジの模式的斜視図である。
【図12】本発明の一実施例に係るインクジェット装置
の要部の模式的斜視図である。
【符号の説明】
1 アクティブ領域 2 ゲート 3 ソース領域 4 ドレイン領域 5 コンタクト部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するために利用される熱エ
    ネルギーを発生するヒータと、 前記ヒータに電力を供給するためのMOSトランジスタ
    とを有し、 インクを吐出して記録を行うインクジェットヘッドであ
    って、 前記MOSトランジスタは、 半導体基板の表面近傍に形成された不純物拡散層からな
    るソース領域およびドレイン領域と、 前記半導体基板上に絶縁のための酸化膜を介して形成さ
    れ、前記ソース領域およびドレイン領域を跨ぐようにし
    て配置されるゲートと、 前記ソース領域と異なる不純物拡散層からなり、前記ソ
    ース領域内の表面近傍に形成され、前記半導体基板内に
    意図せず発生する電子または正孔を引き抜くためのコン
    タクト部と、を備えたことを特徴とするインクジェット
    ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェットヘッド
    において、 前記ソース領域と、前記コンタクト部とが同じ電位に接
    続されていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のインクジェットヘッド
    において、前記ヒータと前記MOSトランジスタとは共
    通の基体に配設されている。
  4. 【請求項4】 インクを吐出するために利用される熱エ
    ネルギーを発生するヒータと、 前記ヒータに電力を供給するためのMOSトランジスタ
    とを有するインクを吐出して記録を行うインクジェット
    ヘッド用基体であって、 前記MOSトランジスタは、 半導体基板の表面近傍に形成された不純物拡散層からな
    るソース領域およびドレイン領域と、 前記半導体基板上に絶縁のための酸化膜を介して形成さ
    れ、前記ソース領域およびドレイン領域を跨ぐようにし
    て配置されるゲートと、 前記ソース領域と異なる不純物拡散層からなり、前記ソ
    ース領域内の表面近傍に形成され、前記半導体基板内に
    意図せず発生する電子または正孔を引き抜くためのコン
    タクト部と、を備えたことを特徴とするインクジェット
    ヘッド用基体。
  5. 【請求項5】 インクを吐出するために利用される熱エ
    ネルギーを発生するヒータと、 前記ヒータに電力を供給するためのMOSトランジスタ
    とを有し、 インクを吐出して記録を行うインクジェットヘッドと該
    ヘッドに供給されるインクを貯溜するためのインク貯溜
    部とを具備するインクジェットカートリッジであって、 前記MOSトランジスタは、 半導体基板の表面近傍に形成された不純物拡散層からな
    るソース領域およびドレイン領域と、 前記半導体基板上に絶縁のための酸化膜を介して形成さ
    れ、前記ソース領域およびドレイン領域を跨ぐようにし
    て配置されるゲートと、 前記ソース領域と異なる不純物拡散層からなり、前記ソ
    ース領域内の表面近傍に形成され、前記半導体基板内に
    意図せず発生する電子または正孔を引き抜くためのコン
    タクト部と、を備えたことを特徴とするインクジェット
    カートリッジ。
  6. 【請求項6】 インクを吐出するために利用される熱エ
    ネルギーを発生するヒータと、 前記ヒータに電力を供給するためのMOSトランジスタ
    とを有し、 インクを吐出して記録を行うインクジェットヘッドと該
    ヘッドを搭載するための搭載部とを具備するインクジェ
    ット装置であって、 前記MOSトランジスタは、 半導体基板の表面近傍に形成された不純物拡散層からな
    るソース領域およびドレイン領域と、 前記半導体基板上に絶縁のための酸化膜を介して形成さ
    れ、前記ソース領域およびドレイン領域を跨ぐようにし
    て配置されるゲートと、 前記ソース領域と異なる不純物拡散層からなり、前記ソ
    ース領域内の表面近傍に形成され、前記半導体基板内に
    意図せず発生する電子または正孔を引き抜くためのコン
    タクト部と、を備えたことを特徴とするインクジェット
    装置。
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