JPH09248841A - 中空体成形用金型及び中空体製造方法 - Google Patents

中空体成形用金型及び中空体製造方法

Info

Publication number
JPH09248841A
JPH09248841A JP5806696A JP5806696A JPH09248841A JP H09248841 A JPH09248841 A JP H09248841A JP 5806696 A JP5806696 A JP 5806696A JP 5806696 A JP5806696 A JP 5806696A JP H09248841 A JPH09248841 A JP H09248841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
molding
nozzle
nozzles
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5806696A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Odaka
光一 小高
Hiroaki Yamamoto
裕章 山本
Yasushi Yamane
庸史 山根
Kenichi Suzuki
賢一 鈴木
Minoru Ebato
穣 江波戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP5806696A priority Critical patent/JPH09248841A/ja
Publication of JPH09248841A publication Critical patent/JPH09248841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 1つの射出機から金型内に溶融樹脂を射
出して2つの分割体を成形した後、これらの分割体同士
を突合せ、更に、その突合せ部分の外周縁を溶融樹脂で
互いに溶着して中空成形品を得るのに用いる中空体成形
用金型において、金型を固定型17と可動型18とで構
成し、固定型側に、射出機に連通し溶着用キャビティ側
に臨むノズル68,69を備え、可動型18へ、2つの
分割体を成形する際にノズルに係合してノズルを封止す
る封止部材68b,69bを突設した。 【効果】 2つの分割体を成形中には、溶着用キャビテ
ィ側に臨むノズルを封止部材で封止するので、可動型の
型閉め、型開きの動作に合せて自動的にノズルを封止又
は開放できる。このため、各分割体を成形中にノズルを
開閉するための信号系を備える必要がなく、作動が確実
で安価な封止手段を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの射出機から
金型内に溶融樹脂を射出して中空成形品を得るのに用い
る中空体成形用金型、及び中空体製造方法の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】樹脂製中空成形品を連続的に製造するに
は、射出機と金型とを組合せた各種の設備が必要であ
る。これらの設備のうち、射出機は比較的大型であり、
広い設置スペースを必要とする等の理由から、1つの射
出機だけで中空成形品を連続的に製造する試みがなされ
てきた。1つの射出機を用いて、樹脂製中空成形品を連
続的に製造するのに用いる中空体成形用金型及び中空体
製造方法として、例えば、特公平2−38377号公報
「中空成形品の成形方法及びそれに用いられる金型」が
ある。上記技術は、その公報の第1図によれば、金型1
(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同
じ。)が、固定型2と、固定型2のパーティング面に対
して平行移動可能なスライド型3と、スライド型3に対
して開閉可能な可動型4とからなる。固定型2は、射出
機11に連通する1つのスプルー12を備える。
【0003】詳しくは、第2図〜第7図によれば、スラ
イド型3と可動型4とで形成した1対のキャビティ1
9,20に、溶融樹脂を射出して2つの分割体31,3
2を成形し、この後、可動型4を開き、次いで、スライ
ド型3を移動して分割体31,32同士を向合わせ、再
びスライド型3と可動型4とを閉じ、突合せ部分の周縁
に溶融樹脂を射出し、分割体31,32を互いに溶着す
ることで、中空成形品30を得る成形方法である。スラ
イド型3は、固定型2のパーティング面に対して平行移
動する。このため、スライド型3は、平行移動した際に
スプルー12との連通を切換える2つのサブスプルー1
3,14を備える。
【0004】分割体31,32を成形するところの第1
工程では、第2図によれば、溶融樹脂は射出機11→ス
プルー12→中央のサブスプルー13→ランナ21→ゲ
ート22,23→キャビティ19,20の経路で流れ
る。分割体31,32を溶着するところの第2工程で
は、第6図によれば、溶融樹脂が射出機11→スプルー
12→下のサブスプルー14→ランナ21→ゲート22
→分割体31,32の突合せ部分の周縁部の経路で流れ
る。このように上記従来技術は、多数の中空成形品30
を1つの射出機11で連続的に成形できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、第1
工程から第2工程へ移行する場合に、スプルー12に対
して2つのサブスプルー13,14を切換えものであ
り、このため、可動型4の他にスライド型3を必要とす
る。従って、金型1は、固定型2とスライド型3と可動
型4の3つの型部材からなるので、作動形態が複雑であ
り、しかも大型である。そして、各型部材同士のパーテ
ィング面が多く、その分だけ面加工のための工数が増
す。また、スライド型3は、固定型2のパーティング面
に対して平行移動するものであり、このため、スプルー
12とサブスプルー13との境目から固定型2のパーテ
ィング面同士の隙間に溶融樹脂が漏出する虞れがある。
その場合には、樹脂スプルーランナ部33を除去するこ
とができず、金型1が作動不良になる虞れがある。
【0006】そこで、特開昭63−237917号公報
「中空容器及びその成形方法」のように、第1工程から
第2工程へ移行する際に封止手段を開閉するところの、
改良技術が考えられる。この改良技術は、その公報の第
1図によれば、容器分割体21,22を成形するところ
の第1工程では、メインホットランナ9,10のシャッ
トバルブ(封止手段)14,15を開け、サブホットラ
ンナ12,13のシャットバルブ(封止手段)16,1
7を閉じる。第3図によれば、容器分割体21,22を
溶着するところの第2工程では、メインホットランナ
9,10のシャットバルブ14,15を閉じ、サブホッ
トランナ12,13のシャットバルブ16,17を開け
る。
【0007】しかし、上記改良技術で使用するようなシ
ャットバルブ14〜17は、一般に、開閉部分(ランナ
を開閉するゲートピンの合せ部分など)に高精度が要求
されることから、高価格である。従って、成形設備全体
がコストアップになる。また、上記改良技術は、2つの
射出装置5,6で中空容器Tを連続的に製造するもので
あり、広い設置スペースを必要とする。更に、射出成形
型1は、1つのオス型2と2つのメス型3,4の3つの
型部材からなるので、作動形態が複雑であり、しかも大
型である。そして、各型部材同士のパーティング面が多
く、その分だけ面加工のための工数が増す。
【0008】そこで本発明の目的は、次の(1),
(2)にある。 (1)1つの射出機で中空成形品を連続的に成形する成
形技術において、作動が確実で、しかも、安価な封止手
段を得ることができること。 (2)少ない型部材からなる金型で、中空成形品を連続
的に成形すること。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の発明は、1つの射出機から金型内に溶
融樹脂を射出して2つの分割体を成形した後、これらの
分割体同士を突合せ、更に、その突合せ部分の外周縁を
溶融樹脂で互いに溶着して中空成形品を得るのに用いる
中空体成形用金型において、前記金型を固定型と可動型
とで構成し、前記固定型側に、射出機に連通し溶着用キ
ャビティ側に臨むノズルを備え、前記可動型へ、2つの
分割体を成形する際に前記ノズルに係合してノズルを封
止する封止部材を突設したことを特徴とする。2つの分
割体を成形中には、溶着用キャビティ側に臨むノズルを
封止部材で封止するので、可動型の型閉め、型開きの動
作に合せて自動的にノズルを封止又は開放できる。この
ため、1つの射出機で中空成形品を連続的に成形する成
形技術において、2つの分割体を成形中にノズルを開閉
するための信号系を備える必要がなく、作動が確実でし
かも安価な封止手段を得ることができる。また、固定型
と可動型だけの少ない型部材からなる金型で、中空成形
品を連続的に成形することができる。従って、金型を小
型にでき、しかも、各型部材同士のパーティング面が少
ないので、その分だけ面加工のための工数も少なくてす
む。
【0010】請求項2記載の発明は、前記封止部材に、
前記ノズルに向って先細りのテーパ部を備え、このテー
パ部をノズルの射出孔に嵌合するようにしたことを特徴
とする。封止部材に、ノズルに向って先細りのテーパ部
を備えたので、ノズルの射出孔に嵌合しやすく、樹脂を
確実に封止できる。
【0011】請求項3記載の発明は、前記封止部材を、
前記可動型のパーティング面に着脱可能に取付けたこと
を特徴とする。封止部材を可動型のキャビティ面に着脱
可能に取付けたので、交換が容易である。
【0012】請求項4記載の発明は、金型を型閉めし、
第1樹脂通路から射出した溶融樹脂で2つの分割体を成
形した後、一旦型開きし、2つの分割体同士を突合せる
ように型合せをして、再び型閉めし、第2樹脂通路から
射出した溶融樹脂で突合せ部分を互いに溶着して、中空
成形品を得る中空体製造方法において、最初の型閉めの
際に前記第2樹脂通路を封止し、一旦型開きした際に第
2樹脂通路を開放し、次の型閉めの後に第2樹脂通路か
ら溶融樹脂を射出することを特徴とする中空体製造方法
である。最初の型閉めの際に第2樹脂通路を封止し、次
の型開きの際に第2樹脂通路を開放し射出可能としたの
で、金型の型閉め、型開きの動作に合せて第2樹脂通路
を封止又は開放することができる。このため、1つの射
出機で中空成形品を連続的に成形する成形技術におい
て、2つの分割体を成形中に第2樹脂通路を開閉するた
めの信号系を備える必要がなく、作動が確実でしかも安
価な封止手段を得ることができる。また、固定型と可動
型だけの少ない型部材からなる金型で、中空成形品を連
続的に成形することができる。従って、金型を小型にで
き、しかも、各型部材同士のパーティング面が少ないの
で、その分だけ面加工のための工数も少なくてすむ。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。図面は符号の向きに見るもの
とする。なお、本発明の金型及び製造方法で製造した中
空成形品、主要ノズル(成形用ノズル及び溶着用ノズ
ル)の構成及び作用を説明した後に、中空体製造方法を
説明する。図1(a),(b)は本発明に係る金型及び
製造方法によって得た中空成形品の構成図であり、後の
説明に合せるために縦向きに示した。
【0014】(a)は金型から取り出した姿の中空成形
品を示し、樹脂製中空成形品1は、互いに突合せた2つ
の分割体(右側分割体2及び左側分割体3)からなる。
この中空成形品1は、2つの分割体2,3の突合せ部分
の外周縁を囲んだ一回り大きなループ状のランナ内樹脂
4と、このランナ内樹脂4と前記突合せ部分の外周縁と
を連結した複数のゲート内樹脂5…(…は複数を示す。
以下同じ。)とを備える。(b)は完成姿の中空成形品
を示し、中空成形品1はランナ内樹脂4及びゲート内樹
脂5…を除去した姿で完成品となる。中空成形品1は、
上下に開口した円筒体である。本発明は、(b)の完成
姿の中空成形品1を得るために、下記の中空体成形用金
型及び中空体製造方法によって、(a)の姿の中空成形
品1を連続的に生産するものである。以下、本発明の中
空体成形用金型及び中空体製造方法について、詳述す
る。
【0015】図2は本発明に係る中空体成形装置の断面
図であり、中空体成形装置10は、ベース11と、ベー
ス11の右側に立設した右スタンド12と、ベース11
の左側に立設した左スタンド13と、右スタンド12と
左スタンド13とに掛け渡した複数のガイド部材14…
と、これらのガイド部材14…で水平移動可能に支持し
た移動体15と、移動体15を前進・後進駆動するため
に左スタンド13に取付けた第1シリンダ16と、前記
右スタンド12に取付けた固定型17と、移動体15に
上下移動可能に支持した可動型18とからなる。固定型
17と可動型18とで1つの金型19を構成し、固定型
17側に、1つの成形機25の射出ノズル25aを組み
付ける。なお、21は可動型18を上下動させる第2シ
リンダ、22は可動型18から上記中空成形品1(図1
参照)を払い出す払出しロッド、23は払出しロッドを
駆動するための第3シリンダ(図は非作動状態)であ
る。
【0016】図3は本発明に係る金型の断面図であり、
金型19は、2つの分割体(図1に示す右側・左側分割
体2,3)を成形するための成形用キャビティ31,3
2を、上下に備える。詳しくは、上部の成形用キャビテ
ィ31は、固定型17の雌側成形面42と、可動型18
の雄側成形面52とからなり、下部の成形用キャビティ
32は、固定型17の雄側成形面46と可動型18の雌
側成形面56とからなる。固定型17は、射出機25か
ら射出された溶融樹脂を、2つの成形用キャビティ3
1,32及び後述する溶着用キャビティ61(図示せ
ず)へ流すための、ランナ63を備える。
【0017】図4(a)〜(c)は本発明に係る成形用
・溶着用キャビティの構成図兼作用図であり、(a)は
開いた状態の金型、(b)は閉じた状態の金型、(c)
は移動して2つの分割体を突合せた状態の金型を示す。
(a)に示すように、固定型17はパーテイング面41
に、雌側成形面42の外周縁に隣接したループ状の凹状
部43と、この凹状部43を囲んだループ状のランナ半
部44と、このランナ半部44と凹状部43とを連通す
る複数のゲート部45…と、雄側成形面46の外周縁に
隣接したループ状の凸状部47とを備える。可動型18
はパーテイング面51に、雄側成形面52の外周縁に隣
接したループ状の凸状部53と、雌側成形面56の外周
縁に隣接したループ状の凹状部57と、この凹状部57
を囲んだループ状のランナ半部58とを備える。
【0018】(b)において、成形のために型閉めをす
ると、上部の成形用キャビティ31及び下部の成形用キ
ャビティ32が形成される。この時、上部の凹状部43
に凸状部53が嵌合して上部の成形用キャビティ31を
閉塞し、下部の凹状部57に凸状部47が嵌合して下部
の成形用キャビティ32を閉塞する。
【0019】(c)において、可動型18を移動して上
下の雌側成形面42,56同士を突合せる(2つの分割
体2,3を突合せる)ことで、上下の凹状部43,57
が合致してループ状の空間部61を形成する。この空間
部61は、2つの分割体2,3を突合せた際に、その突
合せ部分同士の外周縁を更に溶融樹脂で溶着するため
の、溶着用キャビティである。なお、2つの分割体2,
3の突合せ部分は、はめ込み構造(いんろう構造)なの
で剛性が大きく、このため、溶着用キャビティ61に射
出圧が作用しても分割体2,3の変形を防止できる。そ
して、上下のランナ半部44,58を合せてループ状ラ
ンナ62を形成する。ループ状ランナ62は、溶着用キ
ャビティ61を囲むために、溶着用キャビティ61より
更に一回り大きい。また、ゲート部45…は、溶着用キ
ャビティ61とループ状ランナ62とを連通することに
なる。
【0020】ここで、上記ランナ63の概要を図5に基
づき説明する。図5は本発明に係るランナの概要図であ
り、ランナ63は、射出機25の射出ノズル25aから
上下の成形用キャビティ31,32に溶融樹脂を流す成
形用ランナ(第1樹脂通路)64と、射出ノズル25a
からループ状ランナ62に溶融樹脂を流す溶着用ランナ
(第2樹脂通路)65とに分岐した分岐ランナである。
溶融樹脂は、例えばガラス繊維入り樹脂である。成形用
ランナ64は上下に延び、延びた端部に第1成形用ノズ
ル66及び第2成形用ノズル67を備え、これら第1・
第2成形用ノズル66,67の出口に、成形用キャビテ
ィ31,32に連通したゲート66a,67aを備え
る。第1・第2成形用ノズル66,67は、成形用ラン
ナ64に一体に又は分離可能に付設したものであり、こ
のため、成形用ランナ64の一部をなすことになる。こ
の結果、成形用ランナ64の出口に、成形用キャビティ
31,32に連通するゲート66a,67aを備えたこ
とになる。
【0021】溶着用ランナ65は左右に延び、延びた端
部に第1溶着用ノズル68及び第2溶着用ノズル69を
備え、これら第1・第2溶着用ノズル68,69の出口
に、ループ状ランナ62に連通した(溶着用キャビティ
61側に臨んだ)射出孔68a,69aを備える。第1
・第2溶着用ノズル68,69は、溶着用ランナ65に
一体に又は分離可能に付設したものであり、このため、
溶着用ランナ65の一部をなすことになる。また、ルー
プ状ランナ62も溶着用ランナ65の一部をなすもので
ある。この結果、溶着用ランナ65の出口に、溶着用キ
ャビティ61(図4(c)参照)に連通するゲート部4
5…を備えたことになる。ところで、ゲート66a,6
7a及び射出孔68a,69aは、この図に模式的に示
す樹脂封止手段66b,67b,68b,69bで開閉
されるものである。
【0022】図6は図3の6−6線断面図であり、上部
の成形用キャビティ31に第1成形用ノズル66のゲー
ト66aを連通した姿を示す。成形用・溶着用ランナ6
4,65は、射出ノズル25aから射出された溶融樹脂
を溶融状態に保つホットランナである。詳しくは、成形
用・溶着用ランナ64,65は、第1・第2成形用ノズ
ル66,67及び第1・第2溶着用ノズル68,69を
ホットノズルとし、これらノズル以外の部分をホットラ
ンナブロック71としたものである。ホットランナブロ
ック71は図示せぬヒータを備えたものであり、このヒ
ータは、例えば、カートリッジヒータが好適である。
【0023】図7は図3の7−7線断面図であり、下部
の成形用キャビティ32に第2成形用ノズル67のゲー
ト67aを連通した姿を示す。払出しロッド22の前端
部22aが、下部の成形用キャビティ32の雌側成形面
42に臨む位置にあることを示す。
【0024】図8は本発明に係る固定型及び可動型の各
パーティング面を示す展開図であり、固定型17の左コ
ーナAと可動型18の右コーナaとが対応し、固定型1
7の右コーナBと可動型18の左コーナbとが対応する
ことを示す。2つのループ状のランナ半部44,58
は、凹状部43,57(図4参照)に沿って概ね等距離
離れたものであり、互いに同一形状で且つ同一寸法であ
る。このため、各ゲート部45…の長さを概ね同一にで
きる。各ゲート部45…も、ランナ半部44,58(ル
ープ状ランナ62)から溶着用キャビティ61へ概ね均
等に流れるように配置する。なお、ホットランナブロッ
ク71は、略T字状ブロックである。
【0025】図9は本発明に係る第1・第2成形用ノズ
ルの断面図であり、第1・第2成形用ノズル66,67
は、通電された場合に発熱する筒状発熱体からなるホッ
トノズルである。そして、ノズル先端部66c,67c
を鋭角とし、しかも、先端に小径の孔からなるゲート6
6a,67aを内蔵する。また、第1・第2成形用ノズ
ル66,67の樹脂封止手段66b,67b(図5参
照)は、樹脂を凝固させてゲート66a,67aを閉
じ、樹脂を溶融させてゲート66a,67aを開くもの
である。なお、75は電線、76はスペーサである。
【0026】次に第1成形用ノズル66の樹脂封止手段
66bの作用を図10に基づき説明する。図10(a)
〜(d)は本発明に係る第1成形用ノズルの樹脂封止手
段の作用図である。(a)は、凝固した樹脂P2でゲー
ト66aを閉止した状態を示す。第1成形用ノズル66
に流す電流の供給を一時停止したために、固定型17に
接しているノズル先端部66cが急冷されたためであ
る。この状態では、射出機25から溶融樹脂P1を射出
しても、上部の成形用キャビティ31に充填することは
できない。
【0027】その後、第1成形用ノズル66に大電流を
流すと(b)の状態になり、ノズル先端部66cは自己
の発熱作用により急激に高温になる。このため、ノズル
先端部66c内の凝固した樹脂P2は溶融し始める。そ
して、ノズル先端部66c内の凝固した樹脂P2は完全
に溶融して(c)の状態に至る。従って、ゲート66a
は開状態になる。この状態では、射出機25から溶融樹
脂P1を射出し、上部の成形用キャビティ31に充填す
ることができる。
【0028】再び、第1成形用ノズル66に通電する電
流の供給を停止すると、上記(a)の状態に至る。この
ように、第1成形用ノズル66は、電流を制御すること
によりノズル先端部66cを急加熱・急冷却して、ゲー
ト66aを開閉することができる。なお、第2成形用ノ
ズル67も第1成形用ノズル66と同一の構成・作用で
あり、その説明を省略する。
【0029】図11(a),(b)は本発明に係る第1
・第2溶着用ノズルの樹脂封止手段の構成図兼作用図で
あり、(a)は開状態の第1・第2溶着用ノズル、
(b)は閉状態の第1・第2溶着用ノズルを示す。
(a)に示すように、第1・第2溶着用ノズル68,6
9は、外周にバンドヒータ68c,69cを巻くこと
で、ホットノズルとしたものである。樹脂封止手段68
b,69bは、2つの分割体2,3(図1参照)を成形
する際に、第1・第2溶着用ノズル68,69に係合し
て封止するピンである。
【0030】詳しくは、第1・第2溶着用ノズル68,
69は、パーティング面41,51を向いたノズル先端
に、小径の孔からなる射出孔68a,69aを内蔵す
る。射出孔68a,69aは内方に向って先細りしたテ
ーパ孔である。48はランナ半部44と射出孔68a,
69aとを連通するスプルーであり、このスプルー48
はできるだけ短いことが好ましい。樹脂封止手段68
b,69bは、可動型18のパーティング面51にねじ
止めにて着脱可能に起設したものであり、このため、摩
耗や損傷した際の交換が容易である。そして、この樹脂
封止手段68b,69bは、第1・第2溶着用ノズル6
8,69に向って先細りのテーパ部を備え、このテーパ
部を第1・第2溶着用ノズル68,69の射出孔68
a,69aに嵌合するものである。このため、樹脂封止
手段68b,69bを射出孔68a,69aに嵌合する
ことが容易であり、また、樹脂を確実に封止できる。な
お、77はスペーサである。
【0031】次に、樹脂封止手段68b,69bの作用
を図11(a),(b)に基づき説明する。(a)で
は、固定型17と可動型18とが開いた状態であり、射
出孔68a,69aに樹脂封止手段68b,69bが嵌
合していない。このため、射出孔68a,69aは開い
た状態であり、この状態では、射出機25から溶融樹脂
を射出し、ランナ半部44(ループ状ランナ62)に充
填することができる。(b)では、固定型17と可動型
18とが閉じた状態であり、このため、射出孔68a,
69aに樹脂封止手段68b,69bが嵌合する。従っ
て、射出孔68a,69aは閉じた状態であり、この状
態では、ランナ半部44に溶融樹脂を充填することがで
きない。
【0032】次に、中空体成形用金型を使用した中空体
製造方法を、図12〜図20に基づき説明する。なお、
第1・第2成形用ノズル66,67は、成形用ランナ6
4の一部をなすものであり、また、ループ状ランナ62
及び第1・第2溶着用ノズル68,69は、溶着用ラン
ナ65の一部をなすものであるが、説明の都合上、分離
して作用を説明する。図12〜図20は本発明に係る中
空体製造方法の説明図であり、図12は型開きした状
態、図13(a),(b)は型を閉じた状態、図14
(a),(b)は成形用キャビティに樹脂を充填した状
態、図15は一旦型開きした状態、図16は可動型を上
方へ移動した状態、図17は再び型を閉じた状態、図1
8(a),(b)は溶着用キャビティに樹脂を充填した
状態、図19は再び開きした状態、図20は型から中空
成形品を払い出した状態を、それぞれ示す。なお、図1
3(b)は図13(a)のb−b線断面図、図14
(b)は図14(a)のb−b線断面図、図18(b)
は図18(a)のb−b線断面図である。
【0033】(1)図12にて型開きする(第1工
程)。このときには、第1・第2成形用ノズル66,6
7に流す電流を停止しているので、ゲート66a,67
aは閉じている。また、射出ノズル25aから溶融樹脂
を射出していないので、第1・第2溶着用ノズル68,
69(図6参照)内に射出圧が作用しない。このため、
第1・第2溶着用ノズル68,69から溶融樹脂が漏出
しない。
【0034】(2)この状態から可動型18を前進させ
て、図13(a)のように固定型17と可動型18とを
型閉めする(第2工程)。このとき、図13(b)に示
す通り、第1・第2溶着用ノズル68,69は樹脂封止
手段68b,69bで封止される。
【0035】(3)次に、図14(a)のように、第1
・第2成形用ノズル66,67に大電流を流すことで、
ゲート66a,67aを開き、同時に、射出ノズル25
aから溶融樹脂を射出し、射出ノズル25a→成形用ラ
ンナ64→第1・第2成形用ノズル66,67の経路で
上下の成形用キャビティ31,32に充填して、2つの
分割体2,3を成形する(第3工程)。前記第2工程で
型閉めした時点から第3工程中にかけて、図14(b)
に示す通り、第1・第2溶着用ノズル68,69は樹脂
封止手段68b,69bで封止されたままである。この
ため、溶接用ランナ(第2樹脂通路)65は封止されて
いる。
【0036】(4)充填が完了したら、射出ノズル25
aから溶融樹脂の射出を中断し、同時に、第1・第2成
形用ノズル66,67に流す電流を停止することで、ゲ
ート66a,67aを閉じる(第4工程)。この時点
で、2つの分割体2,3と第1・第2成形用ノズル6
6,67内の溶融樹脂とが分断される。成形用ランナ6
4の出口、すなわち、第1・第2成形用ノズル66,6
7の出口にゲート66a,67aを設けたので、途中に
凝固した残滓樹脂が溜まらない。このため、残滓を除去
する工程は必要ない。
【0037】(5)次に、図15のように、上下の成形
用キャビティ31,32うち、固定型17の雌側成形面
42及び可動型18の雌側成形面56に、それぞれ分割
体2,3を付けたままの状態で、可動型18を矢印の
如く後退させて型開きする(第5工程)。このとき、樹
脂封止手段68b,69b(この図では一方のみ示
す。)は可動型18とともに後退し、第1・第2溶着用
ノズル68,69(図14(b)参照)を開放して、溶
接用ランナ(第2樹脂通路)65から射出可能とする。
なお、射出ノズル25aからの樹脂射出を中断している
ので、第1・第2溶着用ノズル68,69内に射出圧が
掛らない。このため、溶融樹脂は第1・第2溶着用ノズ
ル68,69から漏出しない。
【0038】(6)次に、図16のように、雌側成形面
42,56に付いた分割体同士2,3が対向するよう
に、固定型17に対して可動型13を第2シリンダ21
で上昇、すなわち、矢印の如く固定型17のパーティ
ング面41に対して平行移動させる(第6工程)。
【0039】(7)次に矢印の如く、可動型18を前
進させて、再び型閉めする(第7工程)。型閉め姿は図
17に示す通りであり、対向した2つの分割体2,3は
突合せられる。可動型18が上昇しているので、樹脂封
止手段68b,69b(この図では一方のみ示す。)は
固定型17よりも上部位置にあり、固定型17に衝突す
る虞れはない。
【0040】(8)次に、図18(a),(b)のよう
に、射出ノズル25aから溶融樹脂を射出して、射出ノ
ズル25a→溶着用ランナ65→第1・第2溶着用ノズ
ル68,69→ループ状ランナ62→ゲート部45…の
経路で溶着用キャビティ61に充填する。このように、
2つの分割体2,3の突合せ部分の外周縁に溶融樹脂を
射出して、2つの分割体2,3を互いに溶着して中空成
形体1にする(第8工程)。
【0041】(9)図19において、可動型18の雌側
成形面56に中空成形体1を付けた状態で、可動型18
を矢印の如く後退させて、再び型を開く(第9工
程)。
【0042】(10)最後に、図20において、払出し
ロッド22を矢印の如く突出し、雌側成形面56から
中空成形品1を払い出して(第10工程)、再び上記図
11の状態に戻る。ここで払い出された中空成形品1
は、上記図1(a)に示す姿になる。このようにして、
次の中空成形品1の成形工程に移行する。そして、図1
2〜図20に示す第1〜第10工程からなる一連の成形
工程を1成形サイクルとし、繰返して中空成形品1を連
続的に生産する。
【0043】なお、上記発明の実施の形態において、中
空成形体1は、2つの分割体2,3の突合せ部分を、溶
融樹脂で互いに溶着することによって形成した、中空断
面体であることを特徴とし、図1に示す形状に限定する
ものではない。中空成形装置10は、図2に示す水平配
置の構成に限定するものではなく、例えば、固定型17
を下位置、可動型18を上位置にした構成でもよい。溶
着用キャビティ61の形状や大きさは、2つの分割体
2,3の突合せ部分を溶着するための溶融樹脂を、充填
可能なものであればよい。ループ状ランナ62の形状や
大きさは、溶着用キャビティ61に充填するための溶融
樹脂を、複数のゲート部45を介して均等に流すことが
可能なものであればよい。第1・第2溶着用ノズル(ノ
ズル)68,69は、固定型17側(固定側)に備える
ものであればよい。また、第1・第2溶着用ノズル(ノ
ズル)68,69は、射出機25に連通し溶着用キャビ
ティ61側に臨むものであればよく、例えば、ループ状
ランナ62を介して間接的に臨む構成の他に、溶着用キ
ャビティ61に直接臨むものでもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1記載の発明は、金型を固定型と可動型と
で構成し、固定型側に、射出機に連通し溶着用キャビテ
ィ側に臨むノズルを備え、可動型へ、2つの分割体を成
形する際にノズルに係合してノズルを封止する封止部材
を突設したことにより、2つの分割体を成形中には、溶
着用キャビティ側に臨むノズルを封止部材で封止するの
で、可動型の型閉め、型開きの動作に合せて自動的にノ
ズルを封止又は開放できる。このため、1つの射出機で
中空成形品を連続的に成形する成形技術において、2つ
の分割体を成形中にノズルを開閉するための信号系を備
える必要がなく、作動が確実でしかも安価な封止手段を
得ることができる。また、固定型と可動型だけの少ない
型部材からなる金型で、中空成形品を連続的に成形する
ことができる。従って、金型を小型にでき、しかも、各
型部材同士のパーティング面が少ないので、その分だけ
面加工のための工数も少なくてすむ。
【0045】請求項2記載の発明は、封止部材に、ノズ
ルに向って先細りのテーパ部を備えたので、ノズルの射
出孔に嵌合しやすく、樹脂を確実に封止できる。
【0046】請求項3記載の発明は、封止部材を可動型
のキャビティ面に着脱可能に取付けたので、交換が容易
である。
【0047】請求項4記載の発明は、最初の型閉めの際
に第2樹脂通路を封止し、次の型開きの際に第2樹脂通
路を開放し射出可能としたので、金型の型閉め、型開き
の動作に合せて第2樹脂通路を封止又は開放することが
できる。このため、1つの射出機で中空成形品を連続的
に成形する成形技術において、2つの分割体を成形中に
第2樹脂通路を開閉するための信号系を備える必要がな
く、作動が確実でしかも安価な封止手段を得ることがで
きる。また、固定型と可動型だけの少ない型部材からな
る金型で、中空成形品を連続的に成形することができ
る。従って、金型を小型にでき、しかも、各型部材同士
のパーティング面が少ないので、その分だけ面加工のた
めの工数も少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金型及び製造方法によって得た中
空成形品の構成図
【図2】本発明に係る中空体成形装置の断面図
【図3】本発明に係る金型の断面図
【図4】本発明に係る成形用・溶着用キャビティの構成
図兼作用図
【図5】本発明に係るランナの概要図
【図6】図3の6−6線断面図
【図7】図3の7−7線断面図
【図8】本発明に係る固定型及び可動型の各パーティン
グ面を示す展開図
【図9】本発明に係る第1・第2成形用ノズルの断面図
【図10】本発明に係る第1成形用ノズルの樹脂封止手
段の作用図
【図11】本発明に係る第1・第2溶着用ノズルの樹脂
封止手段の構成図兼作用図
【図12】本発明に係る中空体製造方法の説明図(型開
きした状態)
【図13】本発明に係る中空体製造方法の説明図(型を
閉じた状態)
【図14】本発明に係る中空体製造方法の説明図(成形
用キャビティに樹脂を充填した状態)
【図15】本発明に係る中空体製造方法の説明図(一
旦、型開きした状態)
【図16】本発明に係る中空体製造方法の説明図(可動
型を上方へ移動した状態)
【図17】本発明に係る中空体製造方法の説明図(再
び、型を閉じた状態)
【図18】本発明に係る中空体製造方法の説明図(溶着
用キャビティに樹脂を充填した状態)
【図19】本発明に係る中空体製造方法の説明図(再
び、開きした状態)
【図20】本発明に係る中空体製造方法の説明図(型か
ら中空成形品を払い出した状態)
【符号の説明】
1…中空成形品、2…右側分割体、3…左側分割体、1
0…中空体成形装置、17…固定型、18…可動型、1
9…金型、25…射出機、25a…射出ノズル、31,
32…上下の成形用キャビティ、61…溶着用キャビテ
ィ、62…ループ状ランナ、63…ランナ、64…第1
樹脂通路(成形用ランナ)、65…第2樹脂通路(溶着
用ランナ)、66…第1成形用ノズル、66a,67
a,68a,69a…ゲート、66b,67b,68
b,69b…樹脂封止手段、67…第2成形用ノズル、
68…ノズル(第1溶着用ノズル)、69…ノズル(第
2溶着用ノズル)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 賢一 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 江波戸 穣 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの射出機から金型内に溶融樹脂を射
    出して2つの分割体を成形した後、これらの分割体同士
    を突合せ、更に、その突合せ部分の外周縁を溶融樹脂で
    互いに溶着して中空成形品を得るのに用いる中空体成形
    用金型において、前記金型を固定型と可動型とで構成
    し、前記固定型側に、射出機に連通し溶着用キャビティ
    側に臨むノズルを備え、前記可動型へ、2つの分割体を
    成形する際に前記ノズルに係合してノズルを封止する封
    止部材を突設したことを特徴とする中空体成形用金型。
  2. 【請求項2】 前記封止部材は、前記ノズルに向って先
    細りのテーパ部を備え、このテーパ部はノズルの射出孔
    に嵌合するものであることを特徴とした請求項1記載の
    中空体成形用金型。
  3. 【請求項3】 前記封止部材は、前記可動型のパーティ
    ング面に着脱可能に取付けられていることを特徴とした
    請求項1又は請求項2記載の中空体成形用金型。
  4. 【請求項4】 金型を型閉めし、第1樹脂通路から射出
    した溶融樹脂で2つの分割体を成形した後、一旦型開き
    し、2つの分割体同士を突合せるように型合せをして、
    再び型閉めし、第2樹脂通路から射出した溶融樹脂で突
    合せ部分を互いに溶着して、中空成形品を得る中空体製
    造方法において、最初の型閉めの際に前記第2樹脂通路
    を封止し、一旦型開きした際に第2樹脂通路を開放し、
    次の型閉めの後に第2樹脂通路から溶融樹脂を射出する
    ことを特徴とする中空体製造方法。
JP5806696A 1996-03-14 1996-03-14 中空体成形用金型及び中空体製造方法 Pending JPH09248841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5806696A JPH09248841A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 中空体成形用金型及び中空体製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5806696A JPH09248841A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 中空体成形用金型及び中空体製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09248841A true JPH09248841A (ja) 1997-09-22

Family

ID=13073540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5806696A Pending JPH09248841A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 中空体成形用金型及び中空体製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09248841A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196242A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 World Intekku:Kk 射出成形装置及び射出成形方法
JP2011046166A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Ube Machinery Corporation Ltd 積層射出成形用金型

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196242A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 World Intekku:Kk 射出成形装置及び射出成形方法
JP2011046166A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Ube Machinery Corporation Ltd 積層射出成形用金型

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11207786A (ja) スタックモールド及びスプルーバーアセンブリ
EP0896871A2 (en) Valve gate assembly and moulding process
JP4081201B2 (ja) タンデム型射出成形装置およびそれを使用する成形品の製造方法
JPH09248841A (ja) 中空体成形用金型及び中空体製造方法
JP3743457B2 (ja) ゴルフボール射出成形方法及びゴルフボール射出成形用金型
JPH09248843A (ja) 中空体成形用金型
JPH09239789A (ja) 中空体成形用金型及び中空体製造方法
JP2002225076A (ja) 複数個の中空物品の同時射出成形方法及び金型装置
JPH09248842A (ja) 中空体成形用金型
JP4314852B2 (ja) 中空成形品の成形方法およびそれに用いられる成形用金型
JP3999486B2 (ja) 射出成形機における分割成形方法及び分割成形金型装置
JP5353627B2 (ja) 中空体製品の成型用金型及び成型方法
JP3593043B2 (ja) 中空物品の射出成形用金型装置
JPH09262868A (ja) 中空体成形用金型
JPH02202414A (ja) 射出成形方法
JP2004276530A (ja) 中空成形品の成形方法およびそれに用いられる成形用金型
JPH0623806A (ja) スタックモールド金型
JPH06848A (ja) スタックモールド金型
JP4023464B2 (ja) 樹脂成形品の製造方法及び二次成形時における加熱媒体と樹脂材との切替装置
JP2704715B2 (ja) 中空物の射出成形方法及びその装置
CN216885004U (zh) 一种注塑模具
JPS6035245B2 (ja) 射出成形方法
KR100441411B1 (ko) 자동차의 공기정화기용 어퍼케이스 사출 성형장치
KR101066098B1 (ko) 수지제품 제조장치
JP2000000855A (ja) 射出成形型及び射出成形品の製造方法