JPH11207786A - スタックモールド及びスプルーバーアセンブリ - Google Patents

スタックモールド及びスプルーバーアセンブリ

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JPH11207786A
JPH11207786A JP10269850A JP26985098A JPH11207786A JP H11207786 A JPH11207786 A JP H11207786A JP 10269850 A JP10269850 A JP 10269850A JP 26985098 A JP26985098 A JP 26985098A JP H11207786 A JPH11207786 A JP H11207786A
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sprue
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/03Injection moulding apparatus
    • B29C45/12Injection moulding apparatus using two or more fixed moulds, e.g. in tandem
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/32Moulds having several axially spaced mould cavities, i.e. for making several separated articles
    • B29C45/322Runner systems for distributing the moulding material to the stacked mould cavities

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプルーバーから垂れ落ちる樹脂の量を減少
させる。 【解決手段】 各ブッシュ276及び280及びそれら
の各スプルーバー260及び268は、それらの各スプ
ルーバースリーブ264及び272内にあるので、ブッ
シュ276及び280は、モールド200の閉鎖または
動作に支障をきたすブッシュからの垂れ落ちが発生する
ことなく固定プラテン204の開口292を介してモー
ルド200に入り込むことができる。ブッシュ276及
び280から漏れたいかなる垂れ落ちをも各スプルーバ
ースリーブ264及び272に取り込むことができ、モ
ールド200が閉じるまでその中に留まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は射出成形機および射
出成形システムに関する。より詳細には、本発明は、射
出成形するためのスタックモールドまたはそれに類似す
るものに関し、また、それに使用されるスプルーバーア
センブリに関する。
【0002】
【従来の技術】スタックモールディング(成形)は、射
出成形技術の分野において良く知られており、様々な利
点を提供する。なかでも、スタックモールディングは、
射出成形機の寸法あるいは、型締トン数をいちじるしく
増大させなくても、少なくとも2倍の射出成形品を生産
することを可能にする。どのような数のスタックでも射
出成形機においては可能であるが、典型的には、スタッ
クモールドは2段(レベル)または4段である。例え
ば、ゴム用モールド(金型)には10段のものを使用す
ることがある。
【0003】2段スタックモールドは、一般的には、固
定された第1プラテン、可動の中央プラテン、および、
可動の第2プラテンを備え、2つの片面型板が背中合わ
せに取り付けられている。第1のモールド(単一キャビ
ティまたは複数キャビティ)は、固定された第1プラテ
ンに隣接する可動の中央プラテンの面に配置された一方
のモールドキャビティプレート及びコアプレートの一方
と、固定された第1プラテンに配置されたモールドキャ
ビティプレート及びコアプレートの他方とによって画定
される。第2のモールドは、可動の第2プラテンに隣接
する可動の中央プラテンの他方の面に配置されたモール
ドキャビティプレート及びコアプレートの一方と、可動
の第2プラテンに配置されたモールドキャビティプレー
ト及びコアプレートの他方とによって画定される。モー
ルドは、適切な係合によって可動の第2プラテンに作用
し第2プラテンから中央プラテンへ移動する単一の機械
押型アクチュエータ(machine force a
ctuator)(一般的には油圧ラム)によって開閉
される。4段スタックモールドにおいては、さらに2つ
の可動プラテンが提供され、そこにモールドキャビティ
プレートおよび/またはモールドコアプレートが配置さ
れてさらなるモールドを画定する。
【0004】閉鎖されたモールドのキャビティに溶融樹
脂を供給するために、従来のスタックモールドは、射出
機から固定プラテンを通って中央プラテンに伸びるスプ
ルーバーを用いており、このスプルーバーは、射出成形
機の押出ノズルとモールドのホットランナ(湯道)ディ
ストリビュータとの間の直通チャンネルとして動作し、
スタックモールドの中央プラテンに取り付けられる。あ
るいは、バーチ(Bertschi)に与えられた米国
特許第5,011,646号に記載されるように、スタ
ックモールドの外側に配置された可動スプルーバーが樹
脂を中心部へ給送してもよい。スプルーバーは、一般的
には、そこを移動する樹脂の溶融状態を維持するための
長手方向に沿うヒーターを含み、溶融樹脂がそこを通過
するときの比較的に高い圧力に耐えなければならない。
【0005】スタックモールドにおける段数が2よりも
多い射出成形の用途の場合、溶融樹脂の分割された流れ
を複数段の射出成形用モールドにおけるホットランナデ
ィストリビュータに送達するのに複数のスプルーバーを
使用することができる。この場合には、樹脂流が分割さ
れた後、スプルーバーが、射出成形用モールドを備えた
それらの各モールド部分のホットランナディストリビュ
ータに樹脂を搬送する。複数スプルーバーの用途の場合
には、典型的には、本発明者の一人に与えられ本発明の
譲受人に譲渡された米国特許第5,522,720号に
記載されるように、単一のソースインジェクションユニ
ットチャンネルが、単一のソースチャンネルを個々のス
プルーバーに心合わせされた複数のチャンネルに分割す
る射出機ノズルとともに使用される。
【0006】このような場合には、通常、スプルーバー
は、成形用樹脂が送達される各モールド部分に取り付け
られる。複数段のスタックモールドにおける射出成形用
モールド部分はモールドが開閉されるときに長手方向ま
たは垂直方向に動くので、スプルーバーはモールド部分
とともに変位しなければならない。従って、スプルーバ
ーは、それらの樹脂供給源、すなわち、射出機ノズルま
たはチャンネル分割装置にしっかりとは結合されない。
従って、スプルーバーの配置は、スプルーバーがそれら
の樹脂供給源に戻り、各成形サイクルの開始時点で樹脂
供給源との密閉状態を再形成するように設計されなけれ
ばならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特に、固定プラテンか
ら次第により遠くに配置された複数の段に樹脂が単一の
ソースインジェクション(射出)ユニットから流れ込ま
なければならない段数が2より多いスタックモールドに
は、いくつかの設計上の問題が一般的に存在する。例え
ば、4段のスタックモールドにおいては、スプルーバー
は、第1および第2の段の間のモールド板にあるチャン
ネルを介してこれらの2つの段に樹脂を供給し、第2の
スプルーバーが、第3および第4の段の間のモールド板
にあるチャンネルを介してこれらの2つの段に樹脂を供
給する。圧力損失を減少させ、かつ、スプルーバーの製
造費を最小限にするためにはスプルーバーはできるかぎ
り短いほうが望ましい。段階的な構成のために、2つの
スプルーバーは必然的に異なった長さとなり、射出ノズ
ルに隣接するスプルーバーの入口とバーの出口との間で
発生する圧力低下は短いスプルーバーよりも長いスプル
ーバーにおいてはるかに大きいというさらなる難点が発
生する。
【0008】薄い(浅い)製品(部品)を成形する場
合、すなわち、モールドを比較的にわずかな距離だけ開
く場合には、スプルーバーの長さは、一般的に長いもの
ではなく、スプルーバーの長さの差は比較的に小さい。
その結果として、圧力低下はさほど重要なものではな
く、一般には、約3〜5MPaである。しかしながら、
厚い(丈の高い)製品を成形する場合、スプルーバーは
必然的に長くなるので、約25MPa程度の比較的に大
きな圧力低下が発生することがある。この大きな圧力低
下は、射出成形機において補償されなければならず、さ
らに重要なことには、スプルーバー同士間での圧力低下
の差は、射出ノズルから最も遠いモールドにおける不十
分なモールドへの充填をもたらすことがある。
【0009】スプルーバーに関するもう1つの難点は、
樹脂がスプルーバーを流れることができるようにスプル
ーバーが加熱されると、熱膨張効果のためにスプルーバ
ーの長さが変化することである。従って、モールドが閉
じられたときに、これらの熱変化のために、また、様々
な段においてモールド板の閉じる位置が変化するため
に、固定プラテンおよび射出成形機のチャンネル分割ノ
ズルに相対しての各スプルーバー端部の位置が変化す
る。これらの変化の組み合わせが、モールドが閉じられ
るたびに、また、スプルーバーがチャンネル分割ノズル
に戻されるたびに、2つのスプルーバー端部の位置を予
測するのをきわめて困難にする。その結果、ノズルとス
プルーバーとの接合部からのある程度の樹脂漏れが必然
的に発生する。さらに、樹脂は、モールドが開けられた
ときにノズルゲートまたはスプルーバーのオープンチャ
ンネルから漏れやすい、すなわち、“垂れ落ち(dro
ol)”やすい。この垂れ落ちは、モールドキャビティ
およびコア部分のどのようなパーティングライン(分割
ライン)においても許されるものではない。このような
垂れ落ちは、よくても、完全にモールドが閉じるのを妨
害し、また、はみ出し(flashing)を発生さ
せ、最悪の場合には、経費のかかる修繕を必要とする永
久的な損傷を与えることがある。
【0010】本発明者の一人に与えられ本発明の譲受人
に譲渡された米国特許第5,522,270号は、2つ
のスプルーバーに関する心ずれを寛大に取り扱い、従来
通りにスプルーとノズルとの間をきつく反復して密閉す
ることのできるノズルを開示する。この設計は、射出中
(モールドは閉じられているとき)のノズルとスプルー
バーとの間の垂れ落ちの問題を克服するものであるが、
モールドを開けたときのゲートからの垂れ落ちの問題
も、また、2つのスプルーバーの長さに起因する本質的
な圧力低下の問題も解決していない。
【0011】本発明者の一人に与えられ本発明の譲受人
に譲渡された米国特許第4,207,051号は、外部
からモールドに取り付けられた伸縮式チューブアセンブ
リを介して中央プラテンに溶融樹脂が供給されるスタッ
クモールドを開示する。本質的に、2つのチューブは、
溶融樹脂をモールドホットランナに送出するための延出
可能な単一のスプルーバーを形成し、従って、射出ノズ
ルからこのスプルーバーを取り外さなくてもよい。しか
しながら、複数キャビティで複数段を有するスタック構
成におけるノズルで発生するきわめて高い射出成形圧力
(20,000psiを越える)に適合させるためにそ
のような伸縮式チューブシステムを組み立てて操作する
のは難しいことがわかっている。
【0012】米国特許第5,458,843号は、モー
ルド部材を貫通するように延出する供給コネクタを備え
た単一のスプルーバーを用いた4段のスタックモールド
を開示する。外に向かってテーパーが付けられたピスト
ンがばねで付勢されてマニホルド流路に延出することに
よってそれの内部圧を減少させ、それによって供給コネ
クタからの逆流および樹脂の垂れ落ちを最小限にとどめ
る弁のない垂れ落ち防止機構によって垂れ落ちが減少す
る。しかしながら、供給コネクタの中央ディストリビュ
ータ側における垂れ落ちの可能性に関しては考慮がなさ
れていない。従って、モールドパーティングラインに漏
れが発生する可能性が依然として存在する。
【0013】ギャラート(Gellert)に与えられ
た米国特許第4,212,626号は、スプルーバーを
完全に不要にするものであり、その代わりに、お互いに
当接する制御バルブユニットの組み合わせを使用し、加
圧された溶融物を機械操作によるバルブゲートを介して
射出機ノズルのある固定プラテンからホットランナマニ
ホルドのある可動プラテンに給送する。この方法にはい
くつかの問題が本質的に内在する。まず第1に、数10
0万回の射出サイクルにわたりきわめて高い精度でバル
ブゲートがモールド分割面において心合わせされたまま
でなければならないので、パーティングラインにおける
垂れ落ちが時間が経過するとともに発生すると考えられ
る。第2に、溶融物チャンネル容量が、溶融物が通過し
なければならないバルブゲートの大きさによって制限さ
れる。従って、この構成を使用すれば、大きな製品はう
まく成形され得ない。第3に、成形シャットハイトはバ
ルブゲート機構からなる構成に適合するには大きすぎる
ので、より遅いサイクル時間およびより大きな材料費を
もたらす(プラテンがより厚いものとなり、その結果、
より大きな重さを有する)。
【0014】ビールフェルド(Bielfeldt)に
与えられた米国特許第4,611,983号は、供給孔
を介して溶融樹脂が射出シリンダに給送される繊維強化
熱硬化性樹脂のためのトランスファ成形システムを開示
する。射出ピストンは伸縮式のスリーブに結合されてい
るので、そのピストンが射出シリンダ内を上昇してモー
ルドキャビティに樹脂を充填するとスリーブも同時に上
昇して供給孔を密閉する。また、スリーブの内径は射出
ピストンの谷径よりも大きいので、樹脂のどんな垂れ落
ちでも環状クリアランスの外に流れ出る。しかしなが
ら、この技術は様々な不利益を有し、少なくとも2つの
ホットランナシステムを備えた高い射出成形圧力による
複数キャビティで複数段によるスタックモールド構成に
使用される場合には動作しない。
【0015】ギャラート(Gellert)に与えられ
た米国特許第4,586,887号は、スタックモール
ドパーティングラインでお互いに接触する2つの向かい
合ったホットチップブッシュを開示する。各ホットチッ
プブッシュは第1の内部加熱部材および第2の外部加熱
部材を有し、そのそれぞれはホットチップの長手方向に
移動する。第1のノズルの内部加熱部材と第2のノズル
の外部加熱部材とを加熱することによって温度差が生
じ、それは、ゲートのテーパーと組み合わせた場合、モ
ールド面が離れるたびにチップを動かないようにしてチ
ップの垂れ落ちを減少させようとするものである。余分
の溶融物は、モールドが開いたときにシステムに吸い上
げようとするものである。しかしながら、この構成はチ
ップの垂れ落ちをなくすにはとても満足できるものでは
なかった。
【0016】ギャラート(Gellert)に与えられ
た米国特許第4,891,001号は、上述した米国特
許第4,586,887号に存在するいくつかの垂れ落
ちの問題を克服することを指向するものである。この参
照文献は、チップの長手方向に配置された2つの同軸ヒ
ーターでチップを加熱するのではなく、局所的な加熱制
御がモールド面のオリフィスから直接にチップに施され
るような構成を示唆するものである。第1のチップはモ
ールド面の近傍にある加熱部材を有し、第2のチップは
モールド面から離れた加熱部材を有する。モールドが離
れたときにチップの不均一な温度分布を生成する類似し
た部材でチップを動かないようにしようとするものであ
る。しかしながら、この構成もまた容認することのでき
ない垂れ落ちを発生させることがわかっている。
【0017】従って、上述したようなあるいはその他の
不都合がないスタックモールド及びスプルーバーアセン
ブリを提供することが望まれている。
【0018】
【課題を解決するための手段】ゆえに、本発明の目的
は、少なくとも1つの従来技術における不都合を除去し
あるいは軽減する新規のスタックモールド及びスプルー
バーアセンブリを提供することである。
【0019】本発明の第1の態様によれば、以下のスタ
ックモールドが提供される。固定モールドプラテンと、
前記固定モールドプラテンに隣接する第1の面と前記第
1の面とは反対側の第2の面とを有し、モールドホット
ランナを含み、前記固定モールドプラテンに関して可動
である少なくとも1つの中央モールドプラテンと、前記
固定モールドプラテン及び前記少なくとも1つの中央モ
ールドプラテンより遠くに位置し、前記固定モールドプ
ラテン及び前記少なくとも1つの中央モールドプラテン
に関して可動である被駆動モールドプラテンであって、
前記被駆動モールドプラテンは、前記少なくとも1つの
中央モールドプラテン及び前記被駆動モールドプラテン
を動かして前記スタックモールドを閉じることによって
前記固定モールドプラテンと前記少なくとも1つの中央
モールドプラテンの前記第1の面との間に第1の完全な
モールドキャビティが形成され前記中央モールドプラテ
ンの前記第2の面と前記被駆動モールドプラテンとの間
に第2の完全なモールドキャビティが形成されるように
動作する型締ユニットに結合された、該被駆動モールド
プラテンと、前記少なくとも1つの中央プラテンに設け
られた前記モールドホットランナから延出し、前記モー
ルドホットランナに流体結合されたスプルーバーであっ
て、前記スプルーバーは、前記モールドホットランナの
反対側で射出ノズルに係合するブッシュを有し、かつ、
前記スタックモールドを閉じたときに前記ブッシュを前
記射出ノズルに係合させるのに十分な長さを有する、該
スプルーバーと、前記スプルーバーのためのスプルーバ
ースリーブであって、前記スプルーバースリーブが射出
機ノズル受け入れ領域から前記固定モールドプラテンに
対して実質的に垂直に前記モールドホットランナに延出
することによって前記スプルーバーの前記ブッシュが前
記スプルーバースリーブ内を摺動し、前記中央プラテン
が前記固定プラテンから遠い位置にあるときに前記ブッ
シュが前記スプルーバースリーブから出ないように前記
スプルーバースリーブは十分な長さを有し、前記第1の
完全なキャビティが閉じたときに前記ブッシュは前記ス
プルーバースリーブから延出して前記ノズルに係合す
る、該スプルーバースリーブと、を備えたスタックモー
ルド。
【0020】本発明のもう1つの態様によれば、以下の
スプルーバーアセンブリが提供される。固定プラテン、
少なくとも1つのモールドホットランナを有する少なく
とも1つの可動中央プラテン、及び、被駆動プラテンを
備えたスタックモールドのためのスプルーバーアセンブ
リであって、前記可動中央プラテンの1つにおいて前記
少なくとも1つのモールドホットランナに密閉係合する
第1の端部と、射出成形機ノズルに係合するためのブッ
シュを含む第2の端部とを有するスプルーバーと、前記
スプルーバーの前記第2の端部を摺動可能に収容しそこ
からの漏れを取り込むためのスプルーバースリーブであ
って、前記スプルーバーの前記第2の端部が前記スプル
ーバースリーブ内を摺動すると、前記スプルーバーが前
記スプルーバースリーブの内側に係合して取り込まれた
漏れをそこから掃き出す、該スプルーバースリーブと、
を備えたスプルーバーアセンブリ。
【0021】本発明のさらなる態様によれば、以下のス
タックモールドが提供される。スタックモールドであっ
て、固定モールドプラテンと、前記固定モールドプラテ
ンに隣接する第1の面と前記第1の面とは反対側の第2
の面とを有し、モールドホットランナを含み、前記固定
モールドプラテンに関して可動である少なくとも1つの
中央モールドプラテンと、前記固定モールドプラテン及
び前記少なくとも1つの中央モールドプラテンより遠く
に位置し、前記固定モールドプラテン及び前記少なくと
も1つの中央モールドプラテンに関して可動である被駆
動モールドプラテンであって、前記被駆動モールドプラ
テンは、前記少なくとも1つの中央モールドプラテン及
び前記被駆動モールドプラテンを動かして前記スタック
モールドを閉じることによって前記固定モールドプラテ
ンと前記少なくとも1つの中央モールドプラテンの前記
第1の面との間に第1の完全なモールドキャビティが形
成され前記中央モールドプラテンの前記第2の面と前記
被駆動モールドプラテンとの間に第2の完全なモールド
キャビティが形成されるように動作する型締ユニットに
結合された、該被駆動モールドプラテンと、前記少なく
とも1つの中央プラテンに設けられた前記モールドホッ
トランナから延出し、前記モールドホットランナに流体
結合されたスプルーバーであって、前記スプルーバー
は、前記モールドホットランナの反対側で射出ノズルに
係合するブッシュを有し、かつ、前記スタックモールド
を閉じたときに前記ブッシュを前記射出ノズルに係合さ
せるのに十分な長さを有する、該スプルーバーと、溶融
物が前記射出ノズルから前記ホットランナに流れるのを
許容し、かつ、前記ブッシュが前記射出ノズルとの係合
が解除されたときに溶融物が前記ブッシュから流れるの
を抑制するために、前記ブッシュ内に取り付けられた垂
れ落ちレストリクタと、を備えたスタックモールド。
【0022】本発明のまたさらなる態様によれば、以下
のスプルーバーアセンブリが提供される。固定プラテ
ン、少なくとも1つのモールドホットランナを有する少
なくとも1つの可動中央プラテン、及び、被駆動プラテ
ンを備えたスタックモールドのためのスプルーバーアセ
ンブリであって、前記可動中央プラテンの1つにおいて
前記少なくとも1つのモールドホットランナに密閉係合
する第1の端部と、射出成形機ノズルに係合するための
ブッシュを含む第2の端部とを有するスプルーバーと、
溶融物が前記射出ノズルから前記ホットランナに流れる
のを許容し、かつ、前記ブッシュが前記射出ノズルとの
係合が解除されたときに前記ブッシュからの垂れ落ちを
抑制するために前記ブッシュ内に取り付けられた垂れ落
ちレストリクタと、を備えたスプルーバーアセンブリ。
【0023】
【発明の実施の形態】ここで、本発明の好ましい実施の
形態を添付の図面を参照して単なる例として説明する。
【0024】以下で本発明を詳細に説明するが、まず、
従来技術を明らかにするために、従来技術によるスタッ
クモールドを図1及び図2を参照して説明する。図1に
おいて、従来技術によるスタックモールドが符号20に
よって概略的に示され、このスタックモールドは、固定
プラテン24と、3つの可動中央プラテン28a、28
b、及び、28cと、破線で示される油圧ラム36のよ
うなモールド締ユニットによって動かされる被駆動の可
動プラテン32とを備える。
【0025】固定プラテン24はコアプレート40を含
み、このコアプレート40は、モールド20が閉じたと
き、中央プラテン28aの一方の側のキャビティプレー
ト44は、このキャビティプレート44とコアプレート
40との間に1つの完全なモールドを画定する。また、
中央プラテン28aはキャビティプレート44の反対側
にキャビティプレート48を含み、このキャビティプレ
ート48は、モールド20が閉じたとき、中央プラテン
28bの一方の側のコアプレート52との組み合わせで
もう1つの完全なモールドを画定する。中央プラテン2
8bはコアプレート52の反対側にコアプレート56を
含み、このコアプレート56は、モールド20が閉じた
とき、中央プラテン28cの一方の側のキャビティプレ
ート60との組み合わせでさらにもう1つの完全なモー
ルドを画定する。最後に、この例では、中央プラテン2
8cの反対側のキャビティプレート64と被駆動プラテ
ン32のコアプレート68とによって完全なモールドが
画定される。当業者には明らかなように、画定された各
モールドは、所望されるどんな数のキャビティでも備え
ることができる。
【0026】図示されるように、中央プラテン28a及
び28cは、溶融樹脂を完成したモールドに分配するた
めにモールドのキャビティプレートの間に形成されたホ
ットランナ(湯道)72a及び72cを含み、溶融樹脂
が、スプルーバー76を介してホットランナ72aに供
給され、スプルーバー80を介してホットランナ72c
に供給される。図示されるように、スプルーバー76及
び80のそれぞれは、射出機ノズル88に係合するため
のブッシュ84を含む。アダプター85はノズル88を
ノズルチップ87に接続し、また、チャンネル89を含
み、それによって、樹脂がノズル88からノズルチップ
87に流れ込む。チャンネル89は、スプルーバー76
及び80と流体的に連絡する2つの分岐チャンネル90
a及び90bと連結するので、ノズル88からの溶融樹
脂の流れは、アダプター85を通ってノズルチップ87
に至り、そこで2つの分離した流れに分割され、それが
スプルーバー76及び80のそれぞれに流入する。スプ
ルーバー76及び80は、ノズルチップ87から固定プ
ラテン24の開口92及び各中間中央プラテン28の開
口を介してそれぞれのホットランナに延出する。
【0027】より詳細には、スプルーバー80は、開口
92、中央プラテン28aに設けられた開口96、中央
プラテン28bに設けられた開口100を介して延出し
て中央プラテン28cのホットランナ72cに接続さ
れ、スプルーバー76は、開口92を介して延出してホ
ットランナ72aに接続される。各スプルーバーはかな
りの長さがあるために、ガイド101及び102が固定
プラテン204及び中央プラテン28bの近くに設けら
れ、それぞれ、スプルーバー76及び80を支持し、そ
れの望ましくない撓みを抑制する。
【0028】図2は開いた位置にあるモールド20を示
す。図からわかるように、スプルーバー80の長さは、
モールドが最大限に開いたときにブッシュ84がモール
ド20に入り込まないことを確実にするように選択され
ている。スプルーバー76及び80の各々のブッシュ8
4は射出ノズル88に係合しなければならないので、ス
プルーバー76の長さは、モールド20が閉じたときに
それがスプルーバー80と同じ程度に延出するように選
択される。従って、スプルーバー76は、開いたときに
それのブッシュ84がモールド20に入り込まないこと
を確実にするのに必要とされる長さよりもいくぶん長
く、かつまた、射出ノズル88は、さもなければ要求さ
れるであろう位置よりもモールド20から遠くに配置さ
れなければならない。
【0029】図3及び図4は、本発明の実施の形態によ
るスタックモールド200を示す。図示されるように、
モールド200は、上述のモールド20にきわめて類似
しており、固定プラテン204と、3つの可動中央プラ
テン208a、208b、208cと、被駆動プラテン
212とを含む。中央プラテン208a及び208c
は、ホットランナ216a及び216cを含み、これら
のホットランナは、モールドのキャビティプレート間に
形成され、そして、スプルーバーアセンブリ220及び
224によってそれぞれ溶融樹脂を供給される。固定プ
ラテン204はコアプレート228を含み、中央プラテ
ン208aは両側にキャビティプレート232及びキャ
ビティプレート236を含み、中央プラテン208bは
両側にコアプレート240及びコアプレート244を含
み、中央プラテン208cは両側にキャビティプレート
248及びキャビティプレート252を含み、最後に、
被駆動プラテン212はコアプレート256を含む。当
業者には明らかなように、キャビティプレート232及
び236のキャビティはホットランナ216aと流体的
に連絡し、キャビティプレート248及び252のキャ
ビティはホットランナ216cと流体的に連絡する。
【0030】スプルーバーアセンブリ220は、スプル
ーバー260及びスプルーバースリーブ264を備え
る。同様に、スプルーバーアセンブリ224は、スプル
ーバー268及びスプルーバースリーブ272を備え
る。スプルーバー260及び268は、大きな圧力を密
閉できることにおいて、また、溶融樹脂を溶融状態に維
持するためのヒーター部材を含むことにおいて公知のス
プルーバーにきわめて類似している。また、各スプルー
バー260及び268は、その一方の端部において、そ
れぞれシーリングブッシュ276及び280を含み、そ
れらはスプルーバーに使用される従来のブッシュであっ
てもよい。さらに、各スプルーバー260及び268は
スクレーパ284及び288をさらに含んでもよく、そ
れらは、二酸化チタンまたはニトロ合金でコーティング
された炭素鋼、あるいは、50ロックウェルC(Roc
kwell C)かまたはそれ以上の硬度を有する他の
適切な材料などの適切な材料から形成され、これに関し
ては以下で詳細に説明される。
【0031】各ブッシュ276及び280及びそれらの
各スプルーバー260及び268は、それらの各スプル
ーバースリーブ264及び272内にあるので、ブッシ
ュ276及び280は、モールド200の閉鎖または動
作に支障をきたすブッシュからの垂れ落ちが発生するこ
となく固定プラテン204の開口292を介してモール
ド200に入り込むことができる。ブッシュ276及び
280から漏れたいかなる垂れ落ちをも各スプルーバー
スリーブ264及び272に取り込むことができ、モー
ルド200が閉じるまでその中に留まる。
【0032】図4に示されるように、モールド200が
閉じれば、ブッシュ276及び280、及び、もしあれ
ばそれらに関連付けられたスクレーパ284及び288
が、スプルーバースリーブ264及び272の全体にわ
たって引きずられ、それらの前方のスリーブに取り込ま
れたいかなる垂れ落ちをも押し出す。スプルーバースリ
ーブ264及び272は固定プラテン204の開口29
2において終端するので、スプルーバースリーブ264
及び272のいずれかに取り込まれたいかなる垂れ落ち
300も各スリーブから開口292に掃き出され、傾斜
面304から図示しない適切な採集容器に流れ落ちる。
ブッシュ276及び280は、スリーブ264及び27
2から十分に突き出て射出ノズル308に係合し、通常
の射出サイクルを実行することができる。
【0033】モールド200が閉じているときにスプル
ーバースリーブ264及び272の内端(固定プラテン
から遠い端部)を中央プラテン208を貫通する開口と
確実に心合わせするために、開口の周りに1つかまたは
それ以上のガイドベアリングが設けられてさらなる支持
力及び心合わせの力をスプルーバースリーブに提供して
もよい。例えば、モールド200において、ガイドベア
リング312が中央プラテン208aに設けられてスプ
ルーバースリーブ272の内端を支持してもよい。これ
らのガイドベアリングは、比較的に長いスプルーバーを
支持するために一般に使用されるガイドベアリングに類
似するものであってもよい。図3において、スプルーバ
ー268は、それの長い長さのために中央プラテン20
8bにおいて通常のスプルーバーガイド314で支持さ
れるが、この例では、スプルーバー260は、それの比
較的に短い長さのためにスプルーバーガイドによっては
支持されない。
【0034】当業者には明らかなように、スプルーバー
260及び268に要求される長さは、スプルーバース
リーブ264及び272がない従来のスタックモールド
に要求される長さよりもかなり短い。上述したように、
スプルーバーの要求される長さにおけるこの減少は、ス
タックモールドの価格を減少させ(なぜなら、スプルー
バーの長手方向に沿ってヒーター部材を含み、また、高
い圧力を密閉しなければならないのでスプルーバーはス
リーブの価格に比べて高価である)、かつ、射出ノズル
308をモールド200のより近くに配置することを可
能にする。
【0035】本発明によるモールドのスプルーバー26
0及び268の最小限の長さは、モールド200が閉じ
ているときに、各ホットランナ216a及び216cと
射出ノズル308との間の流体結合を実現するのに必要
とされる長さである。スプルーバースリーブ264及び
272の最小限の長さは、スプルーバーのシーリングブ
ッシュ及びスクレーパ(もしあれば)がモールドが開い
た位置にあるときにスリーブから抜けないような程度に
まで固定プラテン204からモールド200に延出する
長さである。
【0036】また、明らかなように、一方のスプルーバ
ー268に要求される長さにおける減少は他方のスプル
ーバー260における減少よりも大きく、また、スプル
ーバースリーブ264は省いてもよく、その場合には、
比較的に小さい増加がスプルーバー260の長さに要求
されるだけである。従って、あまり好ましくない環境で
は、本発明によるスタックモールドは、対応するスプル
ーバースリーブを持たない1つかまたはそれ以上の比較
的に短いスプルーバーによって組み立てられてもよい
が、モールド内でより長いスプルーバーが上述したよう
に装備される。
【0037】スプルーバー260及び268はどのよう
な断面形状でもよいが、本実施の形態では、それらは円
形断面を有し、それらのスリーブが対応する円形断面を
有するのが好ましい。このような場合には、スクレーパ
284及び288は、スプルーバーを取り巻くリングと
して形成されてもよく、スプルーバースリーブ264及
び272の内径にきわめて近似する外径を有する。さら
に、この場合には、スクレーパ284及び288は、ス
プルーバーがそれの各スリーブの中または外へ引きずら
れるときに、各スプルーバーに対する支持体及び/また
はベアリングの面として機能することができる。スクレ
ーパが設けられてない場合には、ブッシュ276及び2
80は、スプルーバースリーブ264及び272の内径
にきわめて近似するように寸法がとられるべきである。
【0038】別の断面形状が使用されてもよいこと、及
び、スプルーバー及びスプルーバースリーブは同一断面
形状を持たなくてもよいことは当業者には明らかなこと
である。例えば、スプルーバーがそれの圧力処理能力を
改善するために円形断面を有するとともに、対応するス
プルーバースリーブがスリーブを強化するためにほぼ四
角の断面を有することは望ましいことであろう。この場
合には、スプルーバー及びスプルーバースリーブのため
の適切な寸法を備えた部材を選択し、要求される様々な
外側及び内側の形状を備えたスクレーパを設けることが
必要なだけである。
【0039】本実施の形態において、スクレーパ284
及び288が、ニトロ合金でコーティングされた炭素鋼
から製造されることは好ましいことである。なぜなら、
この材料は、溶融樹脂の高い温度に良好に対処でき、比
較的に硬くて長持ちし、合理的な断熱性を提供してスプ
ルーバーとスプルーバースリーブとの間の熱伝達を抑制
するからである。しかしながら、もし所望されるなら
ば、別の材料が使用されてもよいことが当業者にはわか
るであろう。
【0040】さらに、スプルーバースリーブが、ニトロ
合金または二酸化チタンでコーティングされた炭素鋼、
あるいは、モールド内の温度に耐えることができスプル
ーバーからモールドの台架への熱損失を妨げる断熱材と
して動作することのできる他の材料から製造されること
は本実施の形態において好ましいことである。
【0041】図5は、本発明のもう1つの実施形態を示
し、ここでは、モールド400の一部分が示される。モ
ールド400は、本質的には、上述のモールド200と
同じものであり、同じ構成要素は同じ符号で示されてい
る。良く知られているように、スタックモールドでは、
完成品が開いたモールドから離れて落下しないでスプル
ーバーに接触することがあるので、モールドから完成品
を突き出すことが難しい場合がある。従って、ある場合
には、モールドから完成品を妨害されることなく確実に
取り出すための手段を有することは望ましいことであ
る。図5において、モールド400には、1つかまたは
それ以上の完成品放出装置404が設けられている。完
成品放出装置404は、図示しない駆動手段に一端が回
転可能に取り付けられたアーム408を備え、アーム4
08は他端に真空グリッパー416を含む。使用する際
には、モールド400が開くと、アーム408は鎖線で
示される位置まで回転して真空グリッパー416を完成
品420に接触させる。そして、真空状態にされ、アー
ム408が実線で示される位置まで回転させられ、コア
プレート228から完成品420を引き抜き、モールド
400の内部から遠ざかる。そして、真空グリッパー4
16から真空状態を解除してモールド400に接触しな
いで完成品420を落下させ、そして、モールドがさら
なる射出サイクルのために閉じられる。
【0042】本発明とともに使用するのに適した完成品
放出システムは、ティ シモネ(Di Simone)
に与えられ本発明の譲受人に譲渡された米国特許第5,
518,387号に開示される。この特許の内容はここ
に援用される。
【0043】上述の完成品放出装置404の特定の構成
はもちろん好ましいものであるが、当業者には、完成品
放出装置の別の構成が本発明によるスタックモールドと
ともに使用されてもよいことは明らかなことである。
【0044】当業者には明らかなように、本発明は、各
スプルーバーが射出機から供給される1種類の溶融樹脂
の一部分を運搬するような複数段のスタックモールドに
限定されるものではない。ある場合には、異なったキャ
ビティに樹脂を供給するスプルーバーに異なった樹脂を
供給するために、2つかまたはそれ以上の分離した射出
機ノズルを使用することもできる。例えば、4段の実施
形態においては、固定プラテンから最も遠い2つのモー
ルドで成形される製品は、それらの各スプルーバーを介
して異なった溶融樹脂を供給されていれば、固定プラテ
ンに最も近い2つのモールドで製造される製品とは異な
った樹脂成分または色で成形されることも可能である。
【0045】また、当業者には明らかなように、本発明
は、ブラウン(Brown)及びシャド(Schad)
に与えられた米国特許第4,867,938号、及び、
それの継続出願第4,981,638号、第5,05
2,915号、第5,055,250号、第5,07
3,328号、第5,112,558号、及び、第5,
185,119号、及び、フォン バーレン(von
Buren)及びポーロビック(Paulovic)に
与えられた米国特許第5,040,969号及びその再
発行特許第Re35,256号に記載される射出成形機
のようなタンデム状に配置された少なくとも2つの成形
ステーションを有する射出成形機とともに使用されても
よい。ここで挙げたすべての特許は本発明の譲受人に譲
渡されたものであり、これらの特許の内容はここに援用
される。タンデム射出成形機は厳格に言えばスタックモ
ールドではないが、ここで使用される場合には、“スタ
ックモールド”という用語は、複数段のスタックモール
ド及びタンデムモールドの両方の意味を含むものであ
る。
【0046】図6(a)〜図7(b)は、上述の特許の
いくつかに記載されたものに類似する全体が符号500
で指示される従来技術によるタンデム射出成形機を示
す。これらのタンデム射出機は、少なくとも1つの中央
プラテン504を含んで中央プラテン504のキャビテ
ィプレートと被駆動プラテン516及び固定プラテン5
20各コアプレートとの間に画定された少なくとも2つ
のモールド508及び512を操作する点においてスタ
ックモールドに類似する。これらのモールドは、上述の
スタックモールドの場合のように同時にではなく、図6
(a)〜図7(b)に示される4段階のサイクルで順次
に操作される。
【0047】図6(a)に示される段階において、射出
操作がモールド512に実行され、モールド508にお
いて以前に成形された製品が冷却される。図6(b)に
示される段階において、モールド508が開かれてそこ
の成形された製品が突き出され、モールド512におい
て成形された製品が冷却される。図7(a)に示される
段階において、モールド508が閉じられてそこで射出
操作が実行され、モールド512の製品が冷却される。
図7(b)に示される段階において、中央プラテン50
4及び被駆動プラテン516を固定プラテン520から
遠ざかるように動かすことによってモールド512が開
かれてそこの成形された製品が突き出され、モールド5
08は閉じたままでありそこの製品を冷却する。そし
て、図6(a)に示される段階から処理が反復される。
当業者には明らかなように、各段階の期間は同じでなく
てもよく、従って、より大きな成形品はより小さい製品
よりも長い時間だけ冷却することができる。図示される
例においては、モールド508での成形品は、モールド
512での成形品よりも長い時間だけ冷却され、従っ
て、図6(a)及び図7(b)に示される段階は他の2
つの段階よりも長い期間を有する。
【0048】同時に操作するやり方ではなく順次に操作
することに加えて、タンデム射出機においては、射出ノ
ズル524が射出成形機の上面または側面を移動させら
れて同時にすべてのモールドではなく一度に1つのホッ
トランナ528または532すなわちモールド508ま
たはモールド512のみにそれぞれ直接に樹脂を供給す
る。この構成においては、ホットランナ528及び53
2は、上述のスタックモールドにおける場合のようにモ
ールドキャビティプレートにおいて組み合わせられたも
のではなく、むしろ、中央プラテン504に配置された
ものである。射出ノズル524は、ホットランナ528
及び532の一方にロックされ、ノズル524に配置さ
れた弁536及び各ホットランナ528及び532にそ
れぞれ配置された弁540及び544を含む一連の遮断
弁が、モールド508及びモールド512の一方に樹脂
が流れるとともにモールド508及びモールド512の
他方は冷却しているように操作される。押出機548、
ノズル524、及び、弁536は、1つのアセンブリと
して、ホットランナに樹脂を供給するために成形(モー
ルド)ステーション同士間でモールド注入口に動かされ
る。
【0049】容易にわかるように、この設計に本質的に
要求されるものは、ノズル524をモールド注入口に締
結するための二次締結手段552であり、その締結力
は、モールド508及び512を開閉するのに必要とさ
れる一次締結手段の縦軸にほぼ垂直な軸に沿ったもので
ある。さらにこの設計に本質的に要求されるものは、二
次締結手段552、ノズル524、及び、押出機548
からなるアセンブリを成形ステーション間で動かすため
のさらなる手段である。
【0050】図8及び図9に示されるように、本発明
は、二次締結手段及び供給手段の両方の必要性をなくし
てしまうことができる。図9から良くわかるように、2
つのスプルーバーアセンブリ600及び604が使用さ
れる。各スプルーバーアセンブリ600及び604のス
プルーバー608及び612は、中央プラテン624に
おいてそれぞれのホットランナ616及び620にそれ
ぞれ永久的に結合され、押出機628、ノズル632、
及びアダプター636が、図示されるように固定位置に
配置される。アダプター636は、上述したように樹脂
流を2つの流れに分割するが、さらに、各スプルーバー
608及び612への樹脂の供給を調整するための弁6
40及び644を含む。
【0051】図示されるように、スプルーバーアセンブ
リ600はスプルーバースリーブ648を含み、スプル
ーバーアセンブリ604はスプルーバースリーブ652
を含む。スリーブ648及び652の各々は十分に長い
ので、各スプルーバー608及び612の端部は、ホッ
トランナ620から供給されるモールドがそこから成形
品を突き出すために開いている位置にタンデムモールド
があるときにはスリーブから突き出ることはない。当業
者には明らかなように、スプルーバースリーブ648及
び652のそれぞれは、モールドが開いているときに各
スプルーバー608及び612の端部が確実にそれを突
き出ないほど十分に長くなければならないが、スプルー
バースリーブ648は、図8及び図9に示されるよう
に、スプルーバースリーブ652より長くてもよく、こ
こでは、スプルーバースリーブ648は、スプルーバー
608のための断熱材として機能する。
【0052】図8及び図9は、90°の屈曲部を介して
中央プラテン624に結合するスプルーバー608及び
612を示しているが、当業者には、このような結合は
湾曲したエルボの形態であってもよく、あるいは、当業
者が容易に考えだすことのできるコネクタブロックまた
はその他の適切な手段によって実現されてもよく、それ
らは様々な樹脂及び/または圧力などに適合することが
必要であることを理解できるであろう。
【0053】明らかなように、図8及び図9に示される
実施の形態によれば、二次締結手段及びインジェクター
及び押出機を移動する手段のいずれもが必要でなくな
る。図3〜5に関連する上述の実施の形態の場合と同様
に、スプルーバー608及び612の各々は、ブッシュ
660を含んでノズル636に密閉係合する。さらに、
スプルーバー608及び612の各々は、上述したよう
に、スプルーバーアセンブリ600及び604からそれ
らのスリーブ648及び652に取り込まれた垂れ落ち
を掃き出すためのスクレーパ(図示しない)を含んでも
よい。しかしながら、上述の実施の形態とは異なり、各
スプルーバースリーブ648及び652は、図9から良
くわかるように、その下部表面にノズル636に隣接し
て開口664を含み、スプルーバーがノズル636に係
合したときに垂れ落ちがスリーブ内部から出て垂れ落ち
トレイ668または当業者が考えだすことができるよう
な他の適切な手段に採集されることを可能にする。
【0054】図8及び図9に示される射出成形機の動作
は、上述したように、中央プラテン624が固定プラテ
ン656から遠ざかるときに2つのスプルーバー608
及び612がノズル636から離れスリーブ648及び
652がスプルーバー端部から生じるどのような垂れ落
ちでも受け止めることを除けばタンデム射出成形機の一
般的な動作に類似する。中央プラテン624がモールド
を閉じるために固定プラテン656に接近するとき、ス
プルーバー608及び612のブッシュ及び/またはス
クレーパリングが、取り込まれた垂れ落ちをスプルーバ
ースリーブ648及び652の底に設けられた開口66
4を介して掃き出し、それに続いてブッシュ660がノ
ズル636に係合する。固定プラテン656に隣接した
モールドに射出(注入)されるとき、射出動作のために
弁640が開かれ、その後、閉じられる。被駆動プラテ
ン662に隣接したモールドに射出されるときには、射
出動作のために弁644が開かれ、その後、閉じられ
る。
【0055】明らかなように、スプルーバーアセンブリ
600及び604とそれらに関連するスプルーバースリ
ーブ648及び652の長さは、成形されるべき製品の
高さ、固定プラテン656に隣接したモールドが閉じて
いるときの中央プラテン624の位置に比較してのノズ
ル636の位置、及び、被駆動プラテン662に隣接し
たモールドで成形されるべき製品の高さに依存する。
【0056】スプルーバーアセンブリ600及び604
のスプルーバーの径は必ずしも同じものでなくてもよい
ことが考えられる。例えば、ホットランナ616から供
給されるモールドで成形される製品の方がより大きい場
合(多くの場合そうである)、スプルーバーアセンブリ
600のスプルーバー608は、スプルーバー612よ
りも大きな径を有してもよく、より多くの樹脂を容易に
モールドに供給することができる。このような場合に
は、スリーブ648もまたそれに対応してより大きな径
を有する。上述したように、異なった樹脂あるいは所望
されるならば樹脂調合物を各モールドに射出することは
当業者には明らかなことである。この場合には、スプル
ーバーアセンブリ600及び604のそれぞれは、異な
る樹脂供給装置及び/またはノズルに係合する。
【0057】さらに、タンデム射出成形機とともに単一
スプルーバーアセンブリを使用することも考えられ、ア
センブリのスプルーバーは、中央プラテンに設けられた
1対のバルブに樹脂を供給して樹脂の流れを適切なホッ
トランナに導く。
【0058】図11は、本発明のもう1つの実施の形態
によるスタックモールドまたはタンデムモールドに使用
されるスプルーバーアセンブリ700の側面図である。
スプルーバーアセンブリ700は、上述の実施の形態に
類似する方法によってスプルーバースリーブ708内に
摺動可能に取り付けられたスプルーバー704を備え
る。図面で破線によって示される溝706が、スプルー
バー704の外径に設けられて図示しないヒーター巻線
を収容する。
【0059】図示されるように、スプルーバーアセンブ
リ700は、射出ノズル712に近接したものである。
射出ノズル712は、面716によって画定され、ノズ
ルゲート724で終端する溶融物チャネル720を備え
る。ブッシュ728が、スプルーバー704の端部に取
り付けられ、面716に相補的な面732を含む。図面
において、噛み合う2つの面732及び716は、それ
ぞれ、凸面及び凹面であるが、当業者には明らかなよう
に、これらの面はそれぞれが凹面及び凸面であってもよ
く、それぞれが平面であってもよく、あるいは、その他
のどのような相互に係合する構成であってもよい。
【0060】ブッシュ728は、スプルーバー704の
溶融物チャネル740から、寸法及び形状がノズルゲー
ト724に相補的なスプルーバーゲート744まで延出
する溶融物孔(melt bore)736を含む。垂
れ落ちレストリクタ(drool restricto
r)748が孔736に配置されので、ノズルゲート7
24からスプルーバーゲート744に入る溶融物は孔7
36に設けられた垂れ落ちレストリクタ748の頂点7
52の周囲から溶融物チャネルすなわちチャネル756
を通って溶融物チャネル740に流れる。図示されるよ
うに、溶融物がゲート724から溶融物チャネル740
まで流れる断面積は、ゲート744におけるものより垂
れ落ちレストリクタ748の出口において大きい。
【0061】本発明のこの好ましい実施の形態において
は、垂れ落ちレストリクタ748は、部品番号第118
8527号として本発明の譲受人によって販売されるノ
ズルであるが、当業者には、別の適切なノズルあるいは
ノズル状のトーピド(torpedo)も選択されてよ
いことがわかるであろう。ブッシュ728の内部に垂れ
落ちレストリクタ748を含むことによって、ブッシュ
728が射出ノズル712から離されるときのスプルー
バーゲート744からの垂れ落ちは減少することが知ら
れている。この垂れ落ちの減少は、溶融物チャネル74
0からゲート744への溶融物の流れに対する垂れ落ち
レストリクタ748によって生成される増加抵抗による
ものであると現在考えられている。
【0062】ブッシュ728は、さらに、ブッシュ72
8の外径がスリーブ708の内径よりも小さいことを特
徴とし、この実施の形態においては、スクレーパアセン
ブリ760がブッシュ728の外表面に取り付けられて
スリーブ708の内面に係合する。図示される実施の形
態においては、スクレーパアセンブリ760は、ニトロ
合金でコーティングされた炭素鋼のような適切などのよ
うな材料でもよい1つかまたはそれ以上のスクレーパ部
材768を保持するスクレーパキャリア764とキャッ
プリング770とを備える。スクレーパアセンブリ76
0は、割りリング772によって、そして、ブッシュ7
28のエッジ774によって適切な位置に留められる。
上述した実施の形態の場合と同じように、本発明の満足
すべき動作のためにはスクレーパアセンブリ760はな
くてもよいと考えられる。より詳細には、上述した実施
の形態よりも広いこの実施の形態の用途範囲において
は、本発明のこの実施の形態によってもたらされる垂れ
落ちの減少のために、スクレーパアセンブリ760を省
略することができ、あるいは、スクレーパ部材768の
数を減少させることができると考えられる。
【0063】図12は、本発明のもう1つの実施の形態
を示し、ここで、図11に示される構成要素と同じもの
は同じ参照番号が付されている。この図面において、ス
プルーバーアセンブリ800は、図11に関連して上述
したように動作する垂れ落ちレストリクタ748を備え
る。上述のスプルーバーアセンブリ700とは異なり、
スプルーバーアセンブリ800は、スプルーバースリー
ブを含まず、また、いかなるスクレーパ機構も含まな
い。なぜなら、垂れ落ちレストリクタ748が動作して
スプルーバーアセンブリ800における垂れ落ちを十分
に減少させ、スリーブ及び/またはスクレーパの必要性
をなくさせるからである。
【0064】本発明の上述の実施の形態は、本発明の例
として説明されたものであり、当業者は、請求の範囲に
よってのみ画定される本発明の範囲から逸脱することな
くこれに変更及び変形をなすことができる。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるスタックモールドの閉じた位置
での横断面図である。
【図2】図1に示されるスタックモールドの開いた位置
での横断面図である。
【図3】本発明によるスタックモールドの開いた位置で
の横断面図である。
【図4】図3に示されるスタックモールドの閉じた位置
での横断面図である。
【図5】本発明によるスタックモールドのもう1つの実
施の形態の開いた位置での部分断面図である。
【図6】(a)従来技術によるタンデムモールドの4つ
の段階の1つを示す概略図である。 (b)従来技術によるタンデムモールドの4つの段階の
1つを示す概略図である。
【図7】(a) 従来技術によるタンデムモールドの4
つの段階の1つを示す概略図である。 (b)従来技術によるタンデムモールドの4つの段階の
1つを示す概略図である。
【図8】本発明によるスプルーバーアセンブリを用いた
タンデムモールドの概略側面図である。
【図9】図8の符号8で示される円内の領域の拡大図で
ある。
【図10】図9の矢印9で示される方向から見た図8及
び図9のタンデムモールドの部分図である。
【図11】本発明のもう1つの実施の形態のスプルーバ
ー及びスプルースリーブの部分側面図である。
【図12】本発明のもう1つの実施の形態のスプルーバ
ーアセンブリの側面図である。
【符号の説明】
200 モールド 204 固定プラテン 208a、208b、208c 中央プラテン 212 被駆動プラテン 260、268 スプルーバー 264、272 スプルーバースリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598082868 480 Queen Street S., Bolton, Ontario, Ca nada, L7E 5S5 (72)発明者 ブルース キャトエン カナダ国 L7G 5K6 オンタリオ州 ジョージタウン ロアン アベニュー 15 (72)発明者 ズビグニュー ロマンスキー カナダ国 L4Y 2L7 オンタリオ州 ミシソーガ フランコニア ドライブ 1018 (72)発明者 ハロルド ゴッドウィン カナダ国 L0N 1E0 オンタリオ州 キャレドン イースト ラリー ストリ ート 29

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタックモールドであって、 固定モールドプラテンと、 前記固定モールドプラテンに隣接する第1の面と前記第
    1の面とは反対側の第2の面とを有し、モールドホット
    ランナを含み、前記固定モールドプラテンに関して可動
    である少なくとも1つの中央モールドプラテンと、 前記固定モールドプラテンおよび前記少なくとも1つの
    中央モールドプラテンより遠くに位置し、前記固定モー
    ルドプラテンおよび前記少なくとも1つの中央モールド
    プラテンに関して可動である被駆動モールドプラテンで
    あって、前記被駆動モールドプラテンは、前記少なくと
    も1つの中央モールドプラテンおよび前記被駆動モール
    ドプラテンを動かして前記スタックモールドを閉じるこ
    とによって前記固定モールドプラテンと前記少なくとも
    1つの中央モールドプラテンの前記第1の面との間に第
    1の完全なモールドキャビティが形成され前記中央モー
    ルドプラテンの前記第2の面と前記被駆動モールドプラ
    テンとの間に第2の完全なモールドキャビティが形成さ
    れるように動作する型締ユニットに結合された、該被駆
    動モールドプラテンと、 前記少なくとも1つの中央プラテンに設けられた前記モ
    ールドホットランナから延出し、前記モールドホットラ
    ンナに流体結合されたスプルーバーであって、前記スプ
    ルーバーは、前記モールドホットランナの反対側で射出
    ノズルに係合するブッシュを有し、かつ、前記スタック
    モールドを閉じたときに前記ブッシュを前記射出ノズル
    に係合させるのに十分な長さを有する、該スプルーバー
    と、 前記スプルーバーのためのスプルーバースリーブであっ
    て、前記スプルーバースリーブが射出機ノズル受け入れ
    領域から前記固定モールドプラテンに対して実質的に垂
    直に前記モールドホットランナに延出することによって
    前記スプルーバーの前記ブッシュが前記スプルーバース
    リーブ内を摺動し、前記中央プラテンが前記固定プラテ
    ンから遠い位置にあるときに前記ブッシュが前記スプル
    ーバースリーブから出ないように前記スプルーバースリ
    ーブは十分な長さを有し、前記第1の完全なキャビティ
    が閉じたときに前記ブッシュは前記スプルーバースリー
    ブから延出して前記ノズルに係合する、該スプルーバー
    スリーブと、 を備えたスタックモールド。
  2. 【請求項2】 前記スタックモールドがタンデムモール
    ドであり、前記中央プラテンは2つのモールドホットラ
    ンナを備え、各モールドホットランナはそれに結合され
    たスプルーバーを有し、各スプルーバーはそれにスルプ
    ーバースリーブが関連付けされている請求項1に記載の
    スタックモールド。
  3. 【請求項3】 各前記スプルーバーが別々の射出ノズル
    に係合する請求項2に記載のスタックモールド。
  4. 【請求項4】 各前記スプルーバーが、射出されるべき
    樹脂の流れを分割する1つのノズルに係合し、前記ノズ
    ルは、さらに、前記2つのスプルーバーの各々を前記樹
    脂の流れと接続または分離するように動作することので
    きる弁手段を含む請求項2に記載のスタックモールド。
  5. 【請求項5】 前記スプルーバーは、さらに、前記ブッ
    シュに隣接するスクレーパ手段を含んで前記スプルーバ
    ースリーブの内面に係合し、前記スプルーバーが前記ス
    プルーバースリーブに沿って前記固定プラテンに向かっ
    て動くときにそこから異物を取り除く請求項1に記載の
    スタックモールド。
  6. 【請求項6】 前記スプルーバーは、さらに、前記ブッ
    シュに隣接するスクレーパ手段を含んで前記スプルーバ
    ースリーブの内面に係合し、前記スプルーバーが前記ス
    プルーバースリーブに沿って前記固定プラテンに向かっ
    て動くときにそこから異物を取り除く請求項4に記載の
    スタックモールド。
  7. 【請求項7】 前記スプルーバースリーブが、断熱材と
    して機能する材料からなる層を含む請求項1に記載のス
    タックモールド。
  8. 【請求項8】 前記スタックモールドがタンデムモール
    ドであり、前記中央プラテンは2つのモールドホットラ
    ンナおよび弁手段を備え、前記弁手段は、2つのモール
    ドホットランナの各々を前記スプルーバーに接続するよ
    うに動作することができる請求項1に記載のスタックモ
    ールド。
  9. 【請求項9】 前記固定プラテンに関して可動である少
    なくとも2つの中央プラテンを備え、前記第1の完全な
    モールドキャビティが前記固定プラテンと前記固定プラ
    テンに隣接する中央プラテンの前記固定プラテンに向か
    い合った側との間に形成され、第2の完全なモールドキ
    ャビティが前記被駆動プラテンと隣接する中央プラテン
    の向かい合った側との間に形成され、少なくとも1つの
    さらなる完全なモールドキャビティが前記少なくとも2
    つの中央プラテンの2つの向かい合った側の間に形成さ
    れ、前記中央プラテンのそれぞれは、そこに配置された
    モールドホットランナおよびそこに取り付けられたスプ
    ルーバーを有し、前記スプルーバーは、前記固定プラテ
    ンに向かって延出して溶融樹脂を前記ホットランナに供
    給するためのノズルに前記スプルーバーブッシュを係合
    させ、前記スプルーバーブッシュの少なくとも1つはス
    プルーバースリーブ内を動く請求項1に記載のスタック
    モールド。
  10. 【請求項10】 前記固定プラテンから遠い位置で前記
    スプルーバースリーブを摺動可能に支持するスリーブガ
    イドをさらに備え、そして、前記スリーブガイドが前記
    少なくとも2つの中央モールドプラテンの1つによって
    支持される請求項9に記載のスタックモールド。
  11. 【請求項11】 前記スプルーバーが、さらに、前記モ
    ールドが閉じるときに前記スプルーバースリーブの内面
    に係合してそこから異物を取り除くために前記ブッシュ
    に隣接するスクレーパ手段を含む請求項9に記載のスタ
    ックモールド。
  12. 【請求項12】 前記スプルーバースリーブが、断熱材
    として機能する材料からなる層を含む請求項9に記載の
    スタックモールド。
  13. 【請求項13】 さらに、前記スプルーバーの各々にス
    プルーバースリーブを備えた請求項9に記載のスタック
    モールド。
  14. 【請求項14】 前記ブッシュが垂れ落ちレストリクタ
    を含むことによって、前記ブッシュが前記射出ノズルに
    係合しているときに、前記射出ノズルからの溶融物が前
    記垂れ落ちレストリクタを通って流れ、前記垂れ落ちレ
    ストリクタは、前記ブッシュが前記射出ノズルとの係合
    が解除されたときに前記ブッシュの外に溶融物が流れだ
    すことを制止する請求項1に記載のスタックモールド。
  15. 【請求項15】 固定プラテン、少なくとも1つのモー
    ルドホットランナを有する少なくとも1つの可動中央プ
    ラテン、および、被駆動プラテンを備えたスタックモー
    ルドのためのスプルーバーアセンブリであって、 前記可動中央プラテンの1つの前記少なくとも1つのモ
    ールドホットランナに密閉係合する第1の端部と、射出
    成形機ノズルに係合するためのブッシュを含む第2の端
    部とを有するスプルーバーと、 前記スプルーバーの前記第2の端部を摺動可能に収容し
    そこからの漏れを取り込むためのスプルーバースリーブ
    であって、前記スプルーバーの前記第2の端部が前記ス
    プルーバースリーブ内を摺動するとき、前記スプルーバ
    ーが前記スプルーバースリーブの内側に係合して取り込
    まれた漏れをそこから掃き出す、該スプルーバースリー
    ブと、 を備えたスプルーバーアセンブリ。
  16. 【請求項16】 さらに、前記第2の端部に隣接して前
    記スプルーバー上にスクレーパを備え、前記スクレーパ
    は前記スプルーバースリーブの内側に係合してそこから
    取り込まれた漏れを掃き出す請求項15に記載のスプル
    ーバーアセンブリ。
  17. 【請求項17】 前記スプルーバースリーブは一部分が
    断熱性材料から製造された請求項15に記載のスプルー
    バーアセンブリ。
  18. 【請求項18】 前記材料がニトロ合金コーティングを
    備えた炭素鋼である請求項17に記載のスプルーバーア
    センブリ。
  19. 【請求項19】 溶融物が前記射出成形機ノズルから前
    記ホットランナに流れるのを許容し、かつ、前記ブッシ
    ュが前記射出成形機ノズルとの係合が解除されたときに
    溶融物が前記ブッシュから流れるのを制止するために、
    前記ブッシュが垂れ落ちレストリクタを含む請求項15
    に記載のスプルーバーアセンブリ。
  20. 【請求項20】 スタックモールドであって、 固定モールドプラテンと、 前記固定モールドプラテンに隣接する第1の面と前記第
    1の面とは反対側の第2の面とを有し、モールドホット
    ランナを含み、前記固定モールドプラテンに関して可動
    である少なくとも1つの中央モールドプラテンと、 前記固定モールドプラテンおよび前記少なくとも1つの
    中央モールドプラテンより遠くに位置し、前記固定モー
    ルドプラテンおよび前記少なくとも1つの中央モールド
    プラテンに関して可動である被駆動モールドプラテンで
    あって、前記被駆動モールドプラテンは、前記少なくと
    も1つの中央モールドプラテンおよび前記被駆動モール
    ドプラテンを動かして前記スタックモールドを閉じるこ
    とによって前記固定モールドプラテンと前記少なくとも
    1つの中央モールドプラテンの前記第1の面との間に第
    1の完全なモールドキャビティが形成され前記中央モー
    ルドプラテンの前記第2の面と前記被駆動モールドプラ
    テンとの間に第2の完全なモールドキャビティが形成さ
    れるように動作する型締ユニットに結合された、該被駆
    動モールドプラテンと、 前記少なくとも1つの中央プラテンに設けられた前記モ
    ールドホットランナから延出し、前記モールドホットラ
    ンナに流体結合されたスプルーバーであって、前記スプ
    ルーバーは、前記モールドホットランナの反対側で射出
    ノズルに係合するブッシュを有し、かつ、前記スタック
    モールドを閉じたときに前記ブッシュを前記射出ノズル
    に係合させるのに十分な長さを有する、該スプルーバー
    と、 溶融物が前記射出ノズルから前記ホットランナに流れる
    のを可能にし、かつ、前記ブッシュが前記射出ノズルか
    ら切り離されたときに溶融物が前記ブッシュから流れる
    のを制止するために、前記ブッシュ内に取り付けられた
    垂れ落ちレストリクタと、 を備えたスタックモールド。
  21. 【請求項21】 前記スプルーバーのためのスプルーバ
    ースリーブであって、前記スプルーバースリーブが射出
    機ノズル受け入れ領域から前記固定モールドプラテンに
    対して実質的に垂直に前記モールドホットランナに延出
    することによって前記スプルーバーの前記ブッシュが前
    記スプルーバースリーブ内を摺動し、前記中央プラテン
    が前記固定プラテンから遠い位置にあるときに前記ブッ
    シュが前記スプルーバースリーブから出ないように前記
    スプルーバースリーブは十分な長さを有し、前記第1の
    完全なキャビティが閉じたときに前記ブッシュは前記ス
    プルーバースリーブから延出して前記ノズルに係合す
    る、該スプルーバースリーブをさらに備えた請求項20
    に記載のスタックモールド。
  22. 【請求項22】 前記スプルーバーが、さらに、前記ブ
    ッシュに隣接するスクレーパを含んで前記スプルーバー
    スリーブの内面に係合し、前記スプルーバーが前記スプ
    ルーバースリーブに沿って前記固定プラテンに向かって
    動くときにそこから異物を取り除く請求項21に記載の
    スタックモールド。
  23. 【請求項23】 固定プラテン、少なくとも1つのモー
    ルドホットランナを有する少なくとも1つの可動中央プ
    ラテン、および、被駆動プラテンを備えたスタックモー
    ルドのためのスプルーバーアセンブリであって、 前記可動中央プラテンの1つにおいて前記少なくとも1
    つのモールドホットランナに密閉係合する第1の端部
    と、射出成形機ノズルに係合するためのブッシュを含む
    第2の端部とを有するスプルーバーと、 溶融物が前記射出ノズルから前記ホットランナに流れる
    のを可能にし、かつ、前記ブッシュが前記射出ノズルと
    の係合が解除されたときに前記ブッシュからの垂れ落ち
    を制止するために前記ブッシュ内に取り付けられた垂れ
    落ちレストリクタと、 を備えたスプルーバーアセンブリ。
  24. 【請求項24】 前記スプルーバーの前記第2の端部を
    摺動可能に収容しそこからの漏れを取り込むためのスプ
    ルーバースリーブをさらに備えた請求項23に記載のス
    プルーバーアセンブリ。
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