JP2000000855A - 射出成形型及び射出成形品の製造方法 - Google Patents

射出成形型及び射出成形品の製造方法

Info

Publication number
JP2000000855A
JP2000000855A JP17154498A JP17154498A JP2000000855A JP 2000000855 A JP2000000855 A JP 2000000855A JP 17154498 A JP17154498 A JP 17154498A JP 17154498 A JP17154498 A JP 17154498A JP 2000000855 A JP2000000855 A JP 2000000855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
nozzle
piece
mold piece
injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17154498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3865505B2 (ja
Inventor
Takeshi Niide
毅 新出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP17154498A priority Critical patent/JP3865505B2/ja
Publication of JP2000000855A publication Critical patent/JP2000000855A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3865505B2 publication Critical patent/JP3865505B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/32Moulds having several axially spaced mould cavities, i.e. for making several separated articles
    • B29C45/322Runner systems for distributing the moulding material to the stacked mould cavities

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 積み重ね金型にロングノズル構造を適用する
方策を工夫し、樹脂の充填不足が回避され、かつ樹脂効
率の向上が期待できる射出成形型の開発を課題とする。 【解決手段】 射出成形型1は、本体部2と専用の延長
ノズル3によって構成されている。また本体部2は、固
定側型片5と、移動側型片7を持ち、その中間に中間型
片6が配された構造となっている。射出成形型1にはノ
ズル挿入穴27が設けられている。ノズル挿入穴27
は、固定側型片5と中間型片6の双方に跨がり、固定側
型片5には延長ノズル3の基部が収まり、中間型片6に
は延長ノズルの先端部が配される。延長ノズル3は、装
着部60と、先端側の挿入部61とに分かれている。延
長ノズル3の中心部には、両端を貫通する樹脂通路67
が設けられている。樹脂通路67は、中途で二つに分岐
されており、主路70と、分岐路71がある。延長ノズ
ル3の先端は、移動側型片7に設けられた横方向ライナ
48と接する。延長ノズル3の段差部は、固定側型片5
と中間型片6の接合部に到達し、中間型片6に設けられ
た横方向ライナ30と接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は射出成形型に関する
ものであり、より詳細には積み重ね金型と称される成形
キャビティを多段に有する射出成形型に関するものであ
る。
【0002】射出成形型は、大きく分けて固定側の型片
と移動側の型片によって構成される。そして固定側型片
は成形機の固定側に取り付けられる。成形の際には、固
定側型片に取り付けられた固定型スプルーのノズルタッ
チに成形機のノズルの先端を当接させ、両者を加圧密着
させて型内に溶融樹脂を射出する。
【0003】また成形型の構造上、スプルー部が長くな
ってしまう様な場合には、樹脂の充填不足の解消や原料
効率の向上を目的として、ロングノズルと称される構造
が採用される。図5は、従来技術のロングノズルを利用
した射出成形型を模式的に表現した断面図である。図6
は、図5の射出成形型を型開きした際の断面図である。
【0004】ロングノズルを利用した射出成形型100
は、図5,6の様に樹脂を加圧する成形機シリンダー1
01の先端に長いノズル102を取り付け、ノズル10
2の先端を型内のランナ103に直接的に連通させたも
のである。すなわちノズル102は、射出成形型100
の固定側型板105を貫通し、固定側型板105と移動
側型板106の間に形成されたランナ103と接する。
そして成形の際には、ノズル102の先端は、ランナ1
03に加圧接触され、ランナ103に直接樹脂を注入す
る。
【0005】また成形品を離型する際には、移動側型板
106を離間させ、移動側型板106と固定側型板10
5の間に成形された成形物107を取り出す。このと
き、ロングノズルを利用した射出成形型100では、ラ
ンナ103に直接ノズル102から樹脂が射出されるの
で、通常の成形物のスプルー部に相当する部位は、ノズ
ル102の一部で置き換えられ、スプルー部に相当する
成形物が生じ無い。そのためロングノズルを利用した射
出成形型100は、原料効率が高い。またスプルー部に
相当する部位は、ノズル102の一部であるから、当該
部位の樹脂は常に溶融状態を維持している。そのため樹
脂の充填不足が起こりにい。
【0006】ところで、管継手等の幅の狭い製品を大量
生産する場合には、積み重ね金型と称される成形キャビ
ティを前後方向に多段に有する射出成形型が使用され
る。なお、積み重ね金型の一般的な構成は、例えば日本
プラスチック加工技術協会発行の1985年版「射出金
型設計・製作の理論と実際」に開示されている。
【0007】図7は、従来技術の積み重ね金型を模式的
に表現した断面図である。図7に示す射出成形型200
は、管継手を成形する積み重ね金型であり、大きく分け
て固定側型片201と、移動側型片203を持ち、その
中間に中間型片202が設けられている。射出成形型2
00は、型締め時には、図7の様に固定側型片201、
中間型片202及び移動側型片203が一体となり、型
開き時にはこれら三者の間が分割される。
【0008】そして射出成形型200では、固定側型片
201と中間型片202の間で前段側成形キャビティ2
05が形成されている。また同じく中間型片202と移
動側型片203の間によって後段側成形キャビティ20
6が形成されている。
【0009】射出成形型200への樹脂の射出は、固定
側型片201に取り付けられたスプルーブッシュ211
に成形機のノズル212を押し当てて行う。また積み重
ね金型においては、独立した成形キャビティ205,2
06が中間型片202を挟んで前後方向に二段に設けら
れているので、後段側成形キャビティ206に樹脂を注
入するために、中間型片202を貫通する中間型貫通ス
プルー210が設けられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した様に、積み重
ね構造の射出成形型100では、通常の射出成形型の様
な固定側型片201に形成されるスプルー部の他に、後
段側成形キャビティ106に樹脂を注入するための中間
型貫通スプルー210が必須である。言い換えれば、積
み重ね構造の射出成形型200では、スプルー部が多段
に設けられている。そのため積み重ね金型では、通常の
射出成形型に比べて樹脂の充填不足が発生する率が高
い。また原料効率も悪いといえる。
【0011】そこで積み重ね金型にも、前記したロング
ノズル構造の採用が推奨される。積み重ね金型に、従来
技術のロングノズル構造を採用した場合は、図7のスプ
ルーブッシュ211に相当する部位に、ノズルを挿入す
ることとなる。しかしながら、従来技術のロングノズル
構造の射出成形型は、ノズルが固定側型板105だけを
貫通するものであるから、当該部位のスプルー部につい
ては、樹脂を溶融状態に維持することができ、樹脂の充
填不足の回避や、原料効率の向上に寄与するものの、中
間型貫通スプルー210に充填された樹脂は、成形物と
して取り出さざるを得ない。そのため積み重ね金型で
は、依然として樹脂の充填不足の問題が回避されず、ま
た原料効率の向上も困難である。
【0012】そこで本発明は、従来技術の上記した問題
点に注目し、積み重ね金型にロングノズル構造を適用す
る方策を工夫し、樹脂の充填不足が回避され、かつ原料
効率の向上が期待できる射出成形型の開発を課題とする
ものである。
【0013】また合わせて本発明は、樹脂の充填不足が
回避され、かつ原料効率の向上が期待できる射出成形型
方法の開発を課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】そして上記した課題を解
決するための請求項1に記載の発明は、少なくとも固定
側型片と移動側型片とその両者の間に配された中間型片
を有し、該中間型片を挟む前後の位置にそれぞれ独立し
た成形キャビティを有し、成形機のシリンダー部から射
出される樹脂が前記成形キャビティに充填される射出成
形型において、射出成形機のシリンダー部と一体化され
る延長ノズルを有し、該延長ノズルは内部を保温又は加
熱可能であり、延長ノズルは射出成形型の内部に挿入さ
れ、固定側型片を貫通して中間型片内に至ることを特徴
とする射出成形型である。なお、上記した延長ノズルの
位置関係は、樹脂の射出時を基準とする。シリンダー部
と延長ノズルの間には、他の部材が介在されていてもか
まわない。
【0015】本発明の射出成形型は、成形機のノズル部
と一体化される延長ノズルを有し、当該延長ノズルは射
出成形型の内部に挿入される。そして延長ノズルは、固
定側型片を貫通して中間型片内に至る。そのため本発明
の射出成形型では、ノズル部は、中間型片の後方側にあ
る成形キャビティに近接した位置まで接近し、後方側の
成形キャビティに樹脂を射出することができる。また延
長ノズルは内部を保温又は加熱可能であり、内部に残留
する樹脂を溶融状態に保つことができる。そのため本発
明の射出成形型では、中間型貫通スプルーの成形物は従
来技術のそれに比べて短くすることが可能であり、さら
には中間型貫通スプルーの成形物を全く排出しない構成
とすることも可能である。
【0016】また上記した発明を改良した請求項2に記
載の発明は、延長ノズルは、中間型片を貫通することを
特徴とする請求項1に記載の射出成形型である。
【0017】本発明の射出成形型では、延長ノズルは、
中間型片を貫通する。したがって、従来技術の積み重ね
金型に必須であった中間型貫通スプルーは、延長ノズル
に置き換えられる。したがって本発明の射出成形型で
は、不要な中間型貫通スプルーの成形物はできない。
【0018】さらに上記した発明を改良した請求項3に
記載の発明は、延長ノズル内の樹脂通路は、直線状の主
路と当該主路から分岐された分岐路を有し、前記主路
は、移動側型片側の成形キャビティに連通し、分岐路は
固定側型片側の成形キャビティに連通することを特徴と
する請求項1又は2に記載の射出成形型である。
【0019】本発明の射出成形型では、延長ノズル内の
樹脂通路は、直線状の主路の他に当該主路から分岐され
た分岐路を持つ。そして主路は、後方にある移動側型片
側の成形キャビティに連通し、樹脂は当該主路を通じて
成形キャビティに充填される。一方、前方にある固定側
型片側の成形キャビティには、分岐路を通じて樹脂が充
填される。
【0020】また上記した発明を改良した請求項4に記
載の発明は、分岐路は、延長ノズルの固定側型片に挿入
される部位又は当該部位よりもシリンダー側の部位から
分岐され、主路に対して概ね平行に延びることを特徴と
する請求項3に記載の射出成形型である。
【0021】本発明の射出成形型では、分岐路は、延長
ノズルの固定側型片に挿入される部位又は当該部位より
もシリンダー側の部位から分岐され、主路に対して概ね
平行に延びる。そのため、主路と分岐路の流路抵抗が比
較的近似したものとなり、前後の成形キャビティへの樹
脂の流れが円滑となる。また分岐路は、ランナ等と略垂
直に接することとなり、樹脂の漏れが少ない。
【0022】さらに上記した発明を改良した請求項5に
記載の発明は、延長ノズル内の樹脂通路は、中間型片又
は移動側型片の開き面に対して略垂直であることを特徴
とする請求項3又は4に記載の射出成形型である。
【0023】本発明の射出成形型では、延長ノズル内の
樹脂通路は、中間型片又は移動側型片の開き面に対して
略垂直となっている。したがって、本発明の射出成形型
によると、中間型片又は移動側型片の開き面に一般に設
けられるランナや、成形キャビティに対して、垂直方向
に樹脂が射出される。そのため本発明の射出成形型で
は、樹脂の漏れが少ない。
【0024】また上記した射出成形型を使用した成形品
の製造方法に関する発明は、請求項1乃至5のいずれか
の射出成形型を使用することを特徴とする射出成形品の
製造方法である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の実施形態につ
いて説明する。図1は、本発明の実施形態の射出成形型
を模式的に表現した断面図である。図2は、図1の射出
成形型の延長ノズルの一部断面斜視図である。図3は、
図1の射出成形型を型開きした際の断面図である。図4
は、図1の段階から更に型を開いて成形品を取り出す際
の射出成形型の断面図である。
【0026】図において、1は本発明の実施形態の射出
成形型を示す。本実施形態で説明する射出成形型1は、
従来技術の欄で説明したものと同様に管継手を成形する
積み重ね金型である。そして射出成形型1は、本体部2
と専用の延長ノズル3によって構成されている。また本
体部2は、通常の積み重ね金型と同様に、固定側型片5
と、移動側型片7を持ち、その中間に中間型片6が配さ
れた構造となっている。
【0027】さらに固定側型片5は、大きく3つの板部
材によって構成されている。すなわち固定側型片5は、
端部側から固定側取付板10、スペーサブロック11及
び固定側型板12が順次重ねられたものである。固定側
取付板10と固定側型板12は、後記するノズル挿入穴
27等を除いて概ね中実であるが、スペーサブロック1
1は固定側取付板10の間に空隙を設けるための部材で
あり、スペーサブロック11が装着された部位の中心部
分は空洞13となっている。そして当該空洞13内には
押し出し板14が設けられている。
【0028】中間型片6は、一枚の板材が所定形状に加
工されたものである。
【0029】移動側型片7の板構成は、前記した固定側
型片5と略同様であり、端部側から移動側取付板15、
スペーサブロック16及び移動側型板17が順次重ねら
れたものである。移動側取付板15と移動側型板17
は、概ね中実であるが、スペーサブロック16の中心部
分は空洞18となっている。そして空洞18内には、押
し出し板20が設けられている。
【0030】射出成形型1は、型締め時には、図1の様
に固定側型片5、中間型片6及び移動側型片7が一体と
なり、型開き時には、図2,3の様にこれら三者の間が
分離される。
【0031】そして射出成形型1では、固定側型片5と
中間型片6の間で前段側成形キャビティ21が形成され
ている。すなわち固定側型片5の固定側型板12と中間
型片6のそれぞれの接合面には、断面がそれぞれ半円形
状の窪みが設けられ、固定側型片5と中間型片6が接合
した状態の時に円形の空隙が形成される。そして当該円
形の空隙内にコア23が配され、管状の前段側成形キャ
ビティ21が形成される。なお、図1は射出成形型1の
特定の断面を表したものであり、前段側成形キャビティ
21は一つしか図示されていないが、実際上は、奥行き
方向に複数の独立した前段側成形キャビティ21が設け
られている。
【0032】また同じく中間型片6と移動側型片7の間
によって後段側成形キャビティ22が形成されている。
後段側成形キャビティ22の構造や形状は、前段側成形
キャビティ21と同一である。
【0033】そして本実施形態の射出成形型1ではノズ
ル挿入穴27が設けられている。ノズル挿入穴27は、
固定側型片5と中間型片6の双方に跨がり、固定側型片
5には延長ノズル3の基部が収まり、中間型片6には延
長ノズルの先端部が配される。詳細に説明すると、射出
成形型1の固定側型片5には、軸方向(型開閉方向)に
延びるノズル基部挿入部25が設けられている。ノズル
基部挿入部25は、断面形状が円形の穴であり、固定側
型片5を構成する固定側取付板10、スペーサブロック
11及び固定側型板12の三者を貫通する。すなわちノ
ズル基部挿入部25の一方は、固定側型片5の外部に開
口し、他方は中間型板6との接合面に開放されている。
【0034】また前記したノズル基部挿入部25の延長
上には、ノズル先端挿入部26が設けられている。すな
わちノズル基部挿入部25の延長上に位置する中間型片
6には、貫通穴が設けられ、当該貫通穴がノズル先端挿
入部26として機能する。ノズル先端挿入部26の一端
側は、固定側型片5との接合面に開口し、他方の端部
は、移動側型片7との接合面に開口する。
【0035】ノズル先端挿入部26の断面形状は、円形
であるが、その直径は、ノズル基部挿入部25よりも小
さい。またノズル先端挿入部26とノズル基部挿入部2
5は連通するものではあるが、両者の中心軸は一致せ
ず、ノズル先端挿入部26の中心軸は、ノズル基部挿入
部25に対して一方にずれている。図1の姿勢を基準と
すると、ノズル先端挿入部26の軸芯は、ノズル基部挿
入部25に対して上方にずれている。ノズル先端挿入部
26の断面直径がノズル基部挿入部25よりも小さく、
且つ両者が偏心した位置関係にあるので、図1の様に射
出成形型1の型締め時には、ノズル基部挿入部25とノ
ズル先端挿入部26の間に段差が生じる。
【0036】ノズル挿入部27の中間部たる、ノズル基
部挿入部25の末端からは、図面奥行き方向にランナが
延びている(図示せず)。また同じくノズル基部挿入部
25の末端から図面下方向に横方向ランナ30が延び、
横方向ランナ30の先端は前段側成形キャビティ21に
直接的に開口している。横方向ランナ30は、固定側型
板12と中間型片6の開き面に設けられたものであり、
ノズル挿入部27に対して垂直方向に延びている。横方
向ランナ30のノズル基部挿入部25と前段側成形キャ
ビティ21の間には、アンダーカット部46が設けられ
ている。アンダーカット部46は、中間型片6と接する
固定側型板12に設けられた三角形状の樹脂溜まりであ
る。
【0037】またノズル先端挿入部26の下流側、すな
わち移動側型片7側への開口部位は、横方向ランナ48
に繋がり、さらに横方向ランナ48は、後段側成形キャ
ビティ22に直接開放されている。横方向ランナ48
は、中間型片6の移動側型板17の接合面に設けられた
ものである。移動側型片7側の横方向ランナ48につい
ても、ノズル先端挿入部26と後段側成形キャビティ2
2の間に、アンダーカット部47が設けられている。ア
ンダーカット部47は、中間型片6と接する移動側型板
17に設けられた三角形状の樹脂溜まりである。
【0038】本実施形態の射出成形型1では、前後の成
形キャビティ21,22にそれぞれ突き出しピン50,
51が突出される。またアンダーカット部46,47に
も突き出しピン55,56が突出される。すなわちスペ
ーサブロック11の空洞13内に配された押し出し板1
4には、複数の突き出しピン50,55が設けられ、そ
の内の一つの突き出しピン50が固定側型片5内から前
段の成形キャビティ21に突出される。また他の一つの
突き出しピン55は、固定側型片5内からアンダーカッ
ト部46に突き出される。さらに移動側型片7側につい
ても同様であり、スペーサブロック16の空洞18内に
配された押し出し板20には、複数の突き出しピン5
1,56が設けられ(図では2本)、その内の一つの突
き出しピン51が、移動側型片7内から後段の成形キャ
ビティ22に突出され、他の一つの突き出しピン56が
アンダーカット部47に突き出される。
【0039】次に、専用の延長ノズル3について説明す
る。延長ノズル3は、ステンレススチール等の金属で作
られたものであり、外観は棒状であって、基部側の装着
部60と、先端側の挿入部61とに分かれている。延長
ノズル3の最も基部側の端部には、外周にネジ62が設
けられている。またネジ62の先端側には、円柱状のボ
ス部63が設けられている。
【0040】そしてボス部62のさらに先端側は挿入部
61となるが、当該挿入部61は、二段形状となってお
り、基部65が太く、先端部66は細い。基部65及び
先端部66の断面形状は、いずれも円形であるが、両者
の中心線は一致しない。すなわち先端部66の中心線
は、前記した装着部60のネジ62及びボス部62の中
心線と一致するが、両者の間に挟まれた基部65は、中
心線がずれている。
【0041】次に、延長ノズル3の内部に目を移すと、
延長ノズル3の中心部には、両端を貫通する樹脂通路6
7が設けられている。また本実施形態では、樹脂通路6
7は、中途で二つに分岐されており、主路70と、分岐
路71がある。主路70は直線的に延びるものであり、
延長ノズル3の中心部を長手方向に貫通する。一方、分
岐路71は、装着部60と挿入部61の境界部分におい
て主路70から枝分かれした流路であり、主路70と略
平行(10°〜20°程度の傾斜はある)に延びて基部
65と先端部66の間の段差部68に開口している。な
お、延長ノズル3の基部65は、射出時に本体部2の固
定側型片5に設けられたノズル基部挿入部25にすっぽ
りと納まるものであり、前記した分岐路71の分岐点
は、固定側型片5に挿入される部位の端部に相当する位
置となる。また分岐路71が設けられている部位は、挿
入部61の基部66であって、偏心によって中心から膨
らんだ部位である。
【0042】延長ノズル3には図示しないヒータが内蔵
されており、内部の主路70及び分岐路71を保温・加
熱し、内部を樹脂の溶融温度に保つ。
【0043】次に本実施形態の射出成形型1の作用を説
明する。射出成形型1の本体部2は、射出成形機の固定
側ダイプレート75及び76に固定されて使用される。
また上記した延長ノズル3は、射出成形機のシリンダー
72にネジ62によって取り付けられる。なお延長ノズ
ル3は、偏心した形状であるため、図示しないピン等に
より、所定の取付け角度となるように調整される。また
延長ノズル3の挿入部61の一部は、本体部2のノズル
挿入穴27に挿入されている。より具体的には、延長ノ
ズル3の先端部66は、中間型片6のノズル先端挿入部
26内にあり、基部65は、固定側型片5のノズル基部
挿入部25内にある。ただし準備段階においては、図1
の様に延長ノズル3の先端は、ノズル先端挿入部26の
中途にあって、延長ノズル3の先端は、移動側型片7と
中間型片6との接合部までには至っていない。同様に延
長ノズル3の段差部68は、固定側型片5のノズル基部
挿入部25の中途にあり、固定側型片5と中間型片6と
の接合部には至っていない。
【0044】そして次の段階として、公知の射出成形と
同様に、図1の矢印の様にシリンダー72が前進する。
その結果、延長ノズル3が、ノズル挿入穴27に深く挿
入される。そして遂には図2の様に、延長ノズル3の先
端が、移動側型片7と中間型片6との接合部に到達し、
移動側型片7に設けられた横方向ランナ48に圧接され
る。また同時に延長ノズル3の段差部は、固定側型片5
と中間型片6の接合部に到達し、中間型片6に設けられ
た横方向ランナ30に圧接される。その結果、延長ノズ
ル3の主路70が後方の横方向ランナ48と連通し、分
岐路71が前方にある横方向ランナ30と連通する。
【0045】そしてシリンダー72から溶融樹脂が射出
される。溶融樹脂は、シリンダー72から延長ノズル3
の主路70に入り、中間型片6を通過して横方向ランナ
48を流れ、さらには後方の成形キャビティ22に充填
される。また溶融樹脂は、延長ノズル3内で分岐路71
に分流され、横方向ランナ30に入って、前方の成形キ
ャビティ21に充填される。
【0046】なお、本実施形態では、延長ノズル3内の
樹脂通路67は、中間型片6又は移動側型片7の開き面
に対して略垂直となっているので、樹脂を射出する際に
樹脂の漏れが少ない。
【0047】樹脂の射出が完了すると、公知の射出成形
と同様に本体部2を冷却する。一方、延長ノズル3の内
部は、図示しないヒータによって樹脂の溶融温度に維持
される。したがって、横方向ランナ30,48の部位と
成形キャビティ21,22内の樹脂が固化され、その一
方で、延長ノズル3の内部に残留した樹脂は溶融状態を
保つ。
【0048】そして横方向ランナ30,48及び成形キ
ャビティ21,22内の樹脂が固化すると図3の様に移
動側型片7及び中間型片6が固定側型片5から分離され
る。この時のランナの成形物80,81及び成形品8
2,83は、それぞれアンダーカット部46,47によ
って固定側型片5及び移動側型片7に付着し、中間型片
6から離れる。この時、延長ノズル3の先端部分が、後
方のランナの成形物81と離れるが、延長ノズル3の主
路70内は、図示しないヒータによって保温又は加熱さ
れており、当該部位の樹脂は溶融状態を維持しているの
で、ランナの成形物81は、延長ノズル3の先端部分で
切断され、移動側型片7に付着することとなる。
【0049】そしてさらに移動側型片7と中間型片6が
固定側型片5から分離されると、押し出し板14,20
が作動し、押し出し板14,20が中間型片6側に移動
して突き出しピン50,51,55,56が、成形品8
2,83及びランナの成形物80,81を背後から押
し、これらを固定側型片5及び移動側型片7から離型す
る。この時、前方側のランナの成形物80は、延長ノズ
ル3の分岐路71の端部を離れる。すなわち延長ノズル
3の分岐路71内は、図示しないヒータによって保温又
は加熱されており、当該部位の樹脂は溶融状態を維持し
ているので、ランナの成形物80は、延長ノズル3の段
差部で切断され、落下する。後は、順次前記した工程を
繰り返すが、本実施形態の射出成形型1では、従来技術
のスプルー部に相当する部位に、常時溶融状態の樹脂が
存在するので、繰り返し行われる射出工程における樹脂
の充填は迅速である。また本実施形態の射出成形型1で
は、従来技術の積層金型のスプルー部が全て延長ノズル
3に置き換えられるので、スプルーに相当する成形物は
できない。さらに本実施形態の射出成形型1では、ラン
ナの成形物80,81が型開き面のみに形成されるの
で、ランナの成形物80,81の取り出しが特に容易で
ある。
【0050】以上説明した実施形態では、延長ノズル3
は、偏心形状のものを採用した。偏心形状の延長ノズル
は、分岐路71を設けるための肉部を確保するために有
効であり、延長ノズルの全体形状を小さくすることがで
きる点で推奨される。しかしながら本発明は、延長ノズ
ルの形状を偏心形状に限定するものではなく、先端部と
基部の中心軸線が一致するものであってもよい。
【0051】また上記した実施形態では、分岐路71を
固定側型片5に挿入される部位の境界部分で主路70か
ら分岐し、さらに分岐路71は主路70と略平行に延ば
して段差部68に開口させた。このように分岐路71を
主路70と略平行に延ばして段差部68に開口させる構
成は、分岐路71と主路70の流路抵抗が近似したもの
となり、樹脂の充填が円滑であり、また樹脂の漏れが少
ないという特有の効果があるため推奨される。しかしな
がら、より簡便な構造として、主路70に対して垂直方
向の横穴を設け、当該横穴をもって分岐路とし、横穴を
直接的にランナに連通させる構成も可能である。
【0052】また本発明の射出成形型は、前記した実施
形態の様に、本体部2内に樹脂加熱構造(ホットランナ
構造)を必要としないが、本発明は、内部に樹脂加熱構
造を備えることを否定するものではない。また先に説明
した実施形態では、管継手を成形する射出成形型を例に
説明したが、勿論、他のあらゆるものの成形に、本発明
は活用可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明の射出成形型は、成形機のノズル
部と一体化される延長ノズルを有し、当該延長ノズルは
射出成形型の内部に挿入されて中間型片内に至る。その
ため本発明の射出成形型では、ノズル部は、中間型片の
後方側にある成形キャビティに近接した位置まで接近
し、後方側の成形キャビティに樹脂を射出することがで
きる。従って本発明の射出成形型では、中間型貫通スプ
ルーは従来技術のそれに比べて短くすることができる効
果がある。本発明の射出成形型は、積み重ね金型にロン
グノズル構造の適用を可能にする効果があり、樹脂の充
填不足が回避され、かつ原料効率の大幅な向上が期待で
きる効果がある。すなわち本発明の射出成形型は、スプ
ルー部の成形物が小さく、無駄なスプール部の成形物が
排出されず、原料効率が向上する。またスプルー部に相
当する部位に常時溶融状態の樹脂が残っているので、樹
脂の充填不足が回避され、さらに樹脂の充填速度が早く
サイクルタイムが短縮される。またさらに本発明では、
成形形の本体内に樹脂を加熱する構造(ホットランナ)
を必要としない。そのため射出成形型の本体部分の構造
が簡単であり、製造コストが安いばかりでなく、当該部
位の分解組み立てが容易であり、保全性が高い。
【0054】また特に請求項2に記載の射出成形型は、
延長ノズルが、中間型片を貫通するので、従来技術の積
み重ね金型に必須であった中間型貫通スプルーは、延長
ノズルに置き換えられる。そのため本発明の射出成形型
では、中間型貫通スプルーの成形物は生成されず、原料
効率のさらなる向上が図られる。
【0055】さらに請求項3に記載の射出成形型は、延
長ノズル内の樹脂通路は、直線状の主路の他に当該主路
から分岐された分岐路を持つので、樹脂は当該主路及び
分岐路を通じて前後の成形キャビティに充填される。そ
のため本発明の射出成形は、前後の成形キャビティに円
滑に樹脂を充填することができる。
【0056】また請求項4に記載の射出成形型では、分
岐路は、延長ノズルの固定側型片に挿入される部位から
分岐され、主路に対して概ね平行に延びる。そのため、
本発明の射出成形型は、成形キャビティへの樹脂の流れ
が円滑であるという効果がある。また本発明の射出成形
型では、分岐路がランナ等と略垂直に接することとなる
ので、樹脂の漏れが少ない。
【0057】さらに請求項5に記載の射出成形型では、
延長ノズル内の樹脂通路は、中間型片又は移動側型片の
開き面に対して略垂直となっているので、射出の際に樹
脂の漏れが少ない。
【0058】また製造方法に関する発明は、樹脂の充填
不足が回避され、かつ原料効率の大幅な向上が期待でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の射出成形型を模式的に表現
した断面図である。
【図2】図1の射出成形型の延長ノズルの一部断面斜視
図である。
【図3】図1の射出成形型を型開きした際の断面図であ
る。
【図4】図1の段階から更に型を開いて成形品を取り出
す際の射出成形型の断面図である。
【図5】従来技術のロングノズルを利用した射出成形型
を模式的に表現した断面図である。
【図6】図5の射出成形型を型開きした際の断面図であ
る。
【図7】従来技術の積み重ね金型を模式的に表現した断
面図である。
【符号の説明】
1 射出成形型 2 本体部 3 延長ノズル 5 固定側型片 6 中間型片 7 移動側型片 21 前段側成形キャビティ 22 後段側成形キャビティ 25 ノズル基部挿入部 26 ノズル先端挿入部 27 ノズル挿入穴 30,48 横方向ランナ 67 樹脂流路 70 主路 71 分岐路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも固定側型片と移動側型片とそ
    の両者の間に配された中間型片を有し、該中間型片を挟
    む前後の位置にそれぞれ独立した成形キャビティを有
    し、成形機のシリンダー部から射出される樹脂が前記成
    形キャビティに充填される射出成形型において、射出成
    形機のシリンダー部と一体化される延長ノズルを有し、
    該延長ノズルは内部を保温又は加熱可能であり、延長ノ
    ズルは射出成形型の内部に挿入され、固定側型片を貫通
    して中間型片内に至ることを特徴とする射出成形型。
  2. 【請求項2】 延長ノズルは、中間型片を貫通すること
    を特徴とする請求項1に記載の射出成形型。
  3. 【請求項3】 延長ノズル内の樹脂通路は、直線状の主
    路と当該主路から分岐された分岐路を有し、前記主路
    は、移動側型片側の成形キャビティに連通し、分岐路は
    固定側型片側の成形キャビティに連通することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の射出成形型。
  4. 【請求項4】 分岐路は、延長ノズルの固定側型片に挿
    入される部位又は当該部位よりもシリンダー側の部位か
    ら分岐され、主路に対して概ね平行に延びることを特徴
    とする請求項3に記載の射出成形型。
  5. 【請求項5】 延長ノズル内の樹脂通路は、中間型片又
    は移動側型片の開き面に対して略垂直であることを特徴
    とする請求項3又は4に記載の射出成形型。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかの射出成形型
    を使用することを特徴とする射出成形品の製造方法。
JP17154498A 1998-06-18 1998-06-18 射出成形型 Expired - Fee Related JP3865505B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17154498A JP3865505B2 (ja) 1998-06-18 1998-06-18 射出成形型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17154498A JP3865505B2 (ja) 1998-06-18 1998-06-18 射出成形型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000000855A true JP2000000855A (ja) 2000-01-07
JP3865505B2 JP3865505B2 (ja) 2007-01-10

Family

ID=15925103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17154498A Expired - Fee Related JP3865505B2 (ja) 1998-06-18 1998-06-18 射出成形型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3865505B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013065434A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 本田技研工業株式会社 射出成形装置及び射出成形方法
JP2013095003A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Honda Motor Co Ltd 射出成形装置及び射出成形方法
JP2014104709A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Nissei Plastics Ind Co 射出成形機ノズル
CN105835314A (zh) * 2016-05-12 2016-08-10 青岛海信模具有限公司 可转换进胶形式的双色注塑模具
CN108454022A (zh) * 2017-02-19 2018-08-28 柳道(青岛)热流道系统有限公司 一种热流道联动热嘴

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013065434A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 本田技研工業株式会社 射出成形装置及び射出成形方法
JP2013095003A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Honda Motor Co Ltd 射出成形装置及び射出成形方法
JP2014104709A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Nissei Plastics Ind Co 射出成形機ノズル
CN105835314A (zh) * 2016-05-12 2016-08-10 青岛海信模具有限公司 可转换进胶形式的双色注塑模具
CN108454022A (zh) * 2017-02-19 2018-08-28 柳道(青岛)热流道系统有限公司 一种热流道联动热嘴
CN108454022B (zh) * 2017-02-19 2023-11-14 柳道(青岛)热流道系统有限公司 一种热流道联动热嘴

Also Published As

Publication number Publication date
JP3865505B2 (ja) 2007-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004001424A (ja) 射出成形方法及び射出成形用金型及び樹脂成形品及びインサート樹脂部品
JPH0536214B2 (ja)
JP3515399B2 (ja) 3つ以上の半成形品からなる成形品の成形方法および成形用金型
WO2007056187A2 (en) Laminant hot runner manifold
JP2000000855A (ja) 射出成形型及び射出成形品の製造方法
JP2729900B2 (ja) 中空体製品の成形方法および成形用金型
JP2001287237A (ja) 貼合成形品の射出成形方法
JP2001205681A (ja) 中空体製品の成型用金型及び成型方法
JP3562714B2 (ja) 複数個の中空物品の同時射出成形方法及び金型装置
JP3752160B2 (ja) 複合成形品の射出成形方法および射出成形用金型
JP3842718B2 (ja) 多層中空体の射出成形方法および射出成形用金型
JPH10272656A (ja) 中空製品の成形法およびそのための装置
JP3865502B2 (ja) 射出成形型及び射出成形品の製造方法
JPH0890608A (ja) 複数個取り金型装置
JP2976264B2 (ja) 三層構造成形品の射出成形方法およびその金型
JPH066317B2 (ja) 射出成形方法
JP2704715B2 (ja) 中空物の射出成形方法及びその装置
JP3007166U (ja) 中空品成形装置
CN213891065U (zh) 汽车门板精密注塑模具滑块进胶机构
JPH0531760A (ja) 成形用金型および成形方法
JP2002052572A (ja) 射出成形用金型
JP3266900B2 (ja) 射出成形方法およびこの方法に用いる射出成形用金型装置
CN112659485A (zh) 塑料管件模具凸块式潜伏浇口
JP2004230794A (ja) 射出成形方法及びその成形金型
JPS6245857Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061003

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees