JPH09248782A - ロボット用把持機構 - Google Patents

ロボット用把持機構

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JPH09248782A
JPH09248782A JP7927896A JP7927896A JPH09248782A JP H09248782 A JPH09248782 A JP H09248782A JP 7927896 A JP7927896 A JP 7927896A JP 7927896 A JP7927896 A JP 7927896A JP H09248782 A JPH09248782 A JP H09248782A
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pad
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moving
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JP7927896A
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Noriyuki Takahashi
紀之 高橋
Noboru Shimizu
昇 清水
Masayoshi Fujinaka
正義 藤中
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Toyo Kohan Co Ltd
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Toyo Kohan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭幅かつ長尺の板材であっても、その両側縁
部に折曲加工等を容易に施すことができるロボット用把
持機構を提供する。 【解決手段】 ロボットアーム14の先端に、ロボット
アーム14の軸線方向に伸延する長尺のベース20を取
り付け、ベース20の表面に多数の板材保持用吸着パッ
ド33〜40を取り付けたロボット用把持機構Aにおい
て、ベース20の表面に、さらに、狭幅の板材60を、
複数の板材移動用吸着パッド41〜48を用いてベース
20の一側縁部から他側縁部に移動する板材平行移動機
構を取り付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状材料を把持し
て、プレスブレーキに対し、この板状材料を搬入、継
続、追従保持ならびに搬出するロボット用把持機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、プレスブレーキの型内に板材を供
給したり、製品を取り出す作業を自動化するための工業
用ロボットとして、図5に示す形態の工業用ロボットR
がある。この工業用ロボットRは、図5及び図6に示す
ように、図示しないプレスブレーキ80の金型81a、
81bの中心線C1を回転中心とする第1アーム82
と、その先端に、中心線C2を回転中心として回転する
ように連結した第2アーム83と、その先端に、同じく
中心線C1と平行な線C3の方向に延び、かつ自軸まわ
りに回転する第3アーム84とを有する。また、第3ア
ーム84の先端の枢軸85回りに回転自在に取り付けら
れたベース86と、ベース86の表面に取り付けられた
多数の吸着パッド87とからなる。そして、この吸着パ
ッド87によって図示しない板材を吸着保持して、プレ
スブレーキ80の金型81に挿入してプレス加工を行っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した工業
用ロボットRは、未だ、以下の解決すべき課題を有して
いた。即ち、図6において、下金型81bの高さy及び
下金型81bの中心線からプレスブレーキ80の下テー
ブル90までの距離xについては、機械的強度上一定の
制約がある。即ち、yを大きくすればプレス時に下金型
81bの座屈が生じやすく、xを小さくすれば下テーブ
ル90内の応力分布が不均一となり、下テーブル90に
変形が生じる原因となる。このため、プレスブレーキ8
0における折り曲げ作業においてはyをできるだけ小さ
くし、一方、xは大きくするのが通常である。このた
め、例えば、幅が約400mm以下の狭幅矩形状の小サ
イズの板材89を上下金型81a、81b間に挿入使用
として第3アーム84が下テーブル90に衝突するとい
う問題があった。従って、かかる狭幅の板材89の両側
に折り曲げ加工を施すためには、何らかの手段で板材8
9を持ち替える必要があった。即ち、ベース86上に多
数の吸着パッド87を設けて構成した把持機構を、プレ
スブレーキ80と干渉しない位置までいったん後退さ
せ、板材89を、例えば、予め設けてある一対の片持ち
腕からなる持替台に載せて離し、把持機構を移動させ、
反対位置の吸着パッド87で再び板材89を吸着支持し
て板材89の未折曲部分を上下金型81a、81bの間
に挿入する等の必要があった。従って、狭幅の板材89
の折曲加工等は著しく煩雑なものとなっていた。本発明
は、このような事情に鑑みなされたものであり、狭幅か
つ長尺の板材であっても、その両側縁部に折曲加工等を
容易に施すことができるロボット用把持機構を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のロボット用把持機構は、ロボットア
ームの先端に、該ロボットアームの軸線方向に伸延する
長尺のベースを取り付け、該ベースの表面に多数の板材
保持用吸着パッドを取り付けたロボット用把持機構にお
いて、前記ベースの表面に、さらに、狭幅の板材を、複
数の板材移動用吸着パッドを用いて、該ベースの一側縁
部から他側縁部に移動する板材平行移動機構を取り付け
たことを特徴とする。請求項2記載のロボット用把持機
構は、請求項1記載のロボット用把持機構において、前
記板材平行移動機構は第1及び第2板材平行移動機構か
らなり、第1板材平行移動機構は、上面に第1板材移動
用吸着パッドを具備する第1パッド昇降装置と、該第1
パッド昇降装置を前記ベースの一側縁部から前記ベース
の中央部まで移動する第1パッド移動装置とから構成さ
れると共に、前記第2板材移動機構は、上面に第2板材
移動用吸着パッドを具備する第2パッド昇降装置と、該
第2パッド昇降装置を前記ベースの中央部から前記他側
縁部に移動する第2パッド移動装置とから構成される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付図に示す一実施の形態
を参照して、本発明を具体的に説明する。まず、図1を
参照して、本発明の一実施の形態に係るロボット用把持
機構Aの全体構成について説明する。まず、図1を参照
して、ロボット用把持機構Aを具備する工業用ロボット
Bの全体構成について説明する。図示するように、制御
装置61によって姿勢制御される工業用ロボットBは、
プレスブレーキ10の金型11の中心線X1を回転中心
とする第1ロボットアーム12と、その先端に、中心線
X2を回転中心として回転するように連結した第2ロボ
ットアーム13と、その先端に、同じく中心線X1と平
行な線X3の方向に延び、かつ自軸まわりに回転する第
3ロボットアーム14とを有する。そして、この第3ロ
ボットアーム14の先端に、狭幅の板材15を把持する
ことができるロボット用挟持機構Aが取り付けられてい
る。以下、ロボット用把持機構Aの構成について、図2
〜図4を参照して詳細に説明する。図1〜図3に示すよ
うに、第3ロボットアーム14上に、この第3ロボット
アーム14と同一方向に伸延する長尺の矩形板からなる
ベース20が配置されている。そして、ベース20の中
央部は、基端を第3ロボットアーム14の先端に回転自
在に取り付けられたベース回転軸21の先端に固着され
ており、図示しない回転モータの駆動によって、ベース
回転軸21の中心線X4回りに360度回転される。ま
た、ベース20の表面の両側縁部には、板材保持用吸着
パッド33〜36及び37〜40が設けられている。こ
れらの吸着パッド33〜36は、各側縁部に移動されて
きた板材15を保持するため設けられたものである。ま
た、各板材保持用吸着パッド33〜40は、平面視にお
いて長手方向に伸延する長円形形状を有している。本発
明の一実施の形態に係るロボット用把持機構Aは、上記
した構成において、ベース20の表面に、さらに、図1
〜図3に示すように、狭幅の板材15を、ベース20の
一側縁部から他側縁部に移動することができる板材平行
移動機構を取り付けたことを特徴とする。板材平行移動
機構は、本実施の形態では、ベース20の各端部にそれ
ぞれ設けられており、それぞれ、第1及び第2板材平行
移動機構からなる。また、第1板材平行移動機構は、後
述するように、上面に第1板材移動用吸着パッド41、
42を具備する第1パッド昇降装置52と、第1パッド
昇降装置52をベース20の一側縁部からベースの中央
部まで移動する第1パッド移動装置51とから構成され
ており、一方、第2板材移動機構は、上面に第2板材移
動用吸着パッド43、44を具備する第2パッド昇降装
置56と、第2パッド昇降装置56をベース20の中央
部から他側縁部に移動する第2パッド移動装置55とか
ら構成されている。
【0006】以下、板材平行移動機構について、図2及
び図3を参照してさらに詳細に説明する。なお、図2及
び図3に示すように、第1、第2板材移動用吸着パッド
41〜44及び45〜48は、それぞれ、ベース20の
両端部に、左右対称に配設されており、同一構成を有す
る。従って、以下、第1、第2板材移動用吸着パッド4
1〜44の構成のみについて具体的に説明する。図2及
び図3に示すように、第1板材移動用吸着パッドを形成
する長円形の板材移動用吸着パッド41と円形の板材移
動用吸着パッド42は、ベース20の端部の内側に配設
されており、第2板材移動用吸着パッドを形成する長円
形の板材移動用吸着パッド43と円形の板材移動用吸着
パッド44は、ベース20の端部の外側に配設されてい
る。そして、内側の端部に設けた第1板材移動用吸着パ
ッド41、42は、ベース20の一側縁部に配設した板
材保持用吸着パッド33〜36と整合する一側縁部位置
から、仮想線で示すベース20の中央位置まで、ベース
20の長手方向軸線と直交する方向に移動可能に取付け
られている。即ち、ベース20は、各内側端部に、ベー
ス20の長手方向軸線と直交する方向に伸延するガイド
軸50を設けており、ガイド軸50には、その軸線方向
に移動自在なシリンダからなる第1パッド移動装置51
が取付られている。そして、この第1パッド移動装置5
1には昇降シリンダからなる第1パッド昇降装置52が
取付られている。また、この第1パッド昇降装置52の
先端には吸着パッド取付板53が取付られている。さら
に、この吸着パッド取付板53の先端には、第1板材移
動用吸着パッド41、42が取り付けられている。かか
る構成によって、第1パッド昇降装置52を作動するこ
とによって、第1板材移動用吸着パッド41、42を持
ち上げることができるとともに、第1パッド移動装置5
1を作動することによって、第1板材移動用吸着パッド
41、42を図2に示す一側縁部位置から仮想線で示す
中央位置まで移動することができる。一方、外側の端部
に設けた第2板材移動用吸着パッド43、44は、ベー
ス20の実線で示す中央位置からベース20の他側縁に
設けた板材保持用吸着パッド37〜40と整合する他側
縁部位置まで、ベース20の長手方向軸線と直交する方
向に移動可能に取付けられている。即ち、ベース20
は、各外側端部に、ベース20の長手方向軸線と直交す
る方向に伸延するガイド軸54を設けており、ガイド軸
54には、その軸線方向に移動自在なシリンダからなる
第2パッド移動装置55が取付られている。そして、こ
の第2パッド移動装置55には昇降シリンダからなる第
2パッド昇降装置56が取付られている。また、この第
2パッド昇降装置56の先端には吸着パッド取付板57
が取付られている。さらに、この吸着パッド取付板57
の先端には、第2板材移動用吸着パッド43、44が取
り付けられている。かかる構成によって、第2パッド昇
降装置56を作動することによって、第2板材移動用吸
着パッド43、44を持ち上げることができるととも
に、第2パッド移動装置55を作動することによって、
第2板材移動用吸着パッド43、44を図2に実線で示
す中央位置から仮想線で示す他側縁位置まで移動するこ
とができる。
【0007】以下、図4を参照して、第1及び第2板材
移動用吸着パッド41〜44及び45〜48によって、
板材60を、ベース20の一側縁部から他側縁部に移動
する方法について説明する。まず、図4(a)に示すよ
うに、ベース20の一側縁部において、ベース20の幅
よりも狭幅の板材15が、板材保持用吸着パッド33〜
36及び第1板材移動用吸着パッド41、42、45、
46によって保持されている。図4(b)に示すよう
に、ベース20の両内側端部に設けた第1パッド昇降装
置52を作動して、板材15を、所定高さ、例えば、2
0mm持ち上げ、板材15を板材保持用吸着パッド33
〜36から離脱する。図4(c)に示すように、第1パ
ッド移動装置51によって、ガイド軸50に沿って、第
1パッド昇降装置52、吸着パッド取付板53及び第1
板材移動用吸着パッド41、42、45、46を、ベー
ス20の一側縁部からベース20の中央位置まで移動
し、停止する。図4(d)に示すように、ベース20の
中央位置で、板材15を、第1板材移動用吸着パッド4
1、42、45、46から、ベース20の両外側端部に
設けた第2板材移動用吸着パッド43、44、47、4
8に移動する。図4(e)に示すように、第2パッド移
動装置55によって、ガイド軸54に沿って、第2パッ
ド昇降装置56、吸着パッド取付板57及び第2板材移
動用吸着パッド43、44、47、48を、実線で示す
ベース20の中央位置から仮想線で示すベース20の他
側縁部位置まで移動し、停止する。図4(f)に示すよ
うに、第2パッド昇降装置56を作動して板材15を下
げて、板材保持用吸着パッド37〜40によっても板材
15を保持させる。その後、ベース回転軸21回りにベ
ース20を180°回転させ、他側縁部をプレスブレー
キ10の金型11と対峙させ、進入させることによっ
て、他側縁部の折り曲げ加工を行う。このように、本実
施の形態では、狭幅の板材15であっても、板材15を
ロボット用把持機構Aから離すことなく、その両側縁部
に所望の折曲加工を施すことができ、かかる狭幅の板材
15の加工作業を容易かつ確実に行うことができる。ま
た、本実施の形態に係るロボット用把持機構Aは、さら
に、その両側縁部に、上記した板材15を含めた各種板
材を挟持可能な板材挟持機構も有する。即ち、ベース2
0は、また、図2及び図3に示すように、その両側縁部
に、中央部から左右対称に振り分けた位置に、それぞ
れ、同一構成の回転レバー22、22を取り付けてい
る。各回転レバー22は、その基端を、ベース20に固
着したレバー取付軸23に軸受24を介して回転自在に
枢支されており、また、その先端には、板材15を挟持
するためのチャック25が取付けられている。そして、
各回転レバー22の回転によって、その先端に取付けた
チャック25を、ベース20の各側縁部と重合するチャ
ック格納位置P1と、板材15を挟持可能な板材挟持位
置P2との間で出没自在に移動することができる。ま
た、図2及び図3に示すように、ベース20の各側縁部
の中央位置には、両引シリンダ(複動シリンダ)からな
るチャック回転用シリンダ26が固着されており、その
両端に設けた伸縮ロッド26a、26bは、回転レバー
22、22に向けて伸延している。そして、伸縮ロッド
26a、26bの先端は、基端を回転レバー22、22
に固着連結された回転ロボットアーム27、27の先端
に枢支連結されている。かかる構成によって、図2及び
図3に示すロッド進出位置にあるチャック回転用シリン
ダ26を作動して伸縮ロッド26a、26bを後退させ
ると、回転ロボットアーム27、27がレバー取付軸2
3、23回りに回転し、この回転に連動して、回転レバ
ー22、22がジャックナイフ状に外部に突出し、チャ
ック25、25は、図2及び図3に実線で示すチャック
格納位置P1から仮想線で示す板材挟持位置P2まで移
動することになる。一方、ロッド後退位置にあるチャッ
ク回転用シリンダ26を作動して伸縮ロッド26a、2
6bを進出させると、回転ロボットアーム27、27が
レバー取付軸23、23回りに逆方向に回転し、この回
転に連動して、回転レバー22、22が逆方向に回転
し、チャック25、25は、図2及び図3に仮想線で示
す板材挟持位置P2からチャック格納位置P1まで移動
することになる。また、各チャック25は、本実施の形
態では、図2及び図3に示すように、一対の上下フィン
ガ28、29と、これらのフィンガ28、29を図示し
ないリンク機構を介して作動する板材挟持用シリンダ3
0とから構成されている。
【0008】次に、上記構成を有するチャック25、2
5による板材60の折り曲げ加工について説明する。ま
ず、図1に示すように、工業用ロボットBの各ロボット
アーム12〜14を作動するとともに、ベース20の一
側縁部に設けたチャック回転用シリンダ26を後退して
チャック25、25をチャック格納位置P1から板材挟
持位置P2まで回転して移動する。この際、チャック2
5、25はベース20の一側縁部から板材60の挟持に
十分な長さ外部に突出することになる。その後、板材挟
持用シリンダ30を作動することによって板材60の一
側縁部を挟持し、その後、再度、工業用ロボットBの各
ロボットアーム12〜14を作動して、板材60の他側
縁部をプレスブレーキ10の金型31内に所定の位置、
角度で挿入する。ついで、プレスブレーキ10のラムを
上下させてクランプして曲げ加工し、同時にロボット用
把持機構Aを、板材60を挟持したまま第1ロボットア
ーム12の回転中心X1回りに回転する。一方、ロボッ
ト用把持機構Aを使用しない場合は、チャック25、2
5から板材60を離脱した後、チャック回転用シリンダ
26を進出して、チャック25、25を板材挟持位置P
2からチャック格納位置P1まで回転して移動する。こ
のチャック格納位置P1において、チャック25、25
はベース20の両側縁に重合状態になる。従って、本発
明に係るロボット用把持機構Aにおいては、チャック2
5、25が、不使用時に、工業用ロボットRを操作する
際に、他の物体と衝突し、故障したり、破損したりする
のを確実に防止することができる。また、常時、板材6
0をベース20の両側縁に対して平行状態に挟持でき、
加工作業の作業性を向上することができる。
【0009】
【発明の効果】請求項1及び2記載のロボット用把持機
構においては、ベースの表面に、狭幅の板材を、該ベー
スの一側縁部から他側縁部に移動する板材平行移動機構
を取り付けたので、狭幅の板材であっても、板材をロボ
ット用把持機構から離すことなく、その両側縁部に所望
の折曲加工を施すことができ、かかる狭幅の板材の加工
作業を容易かつ確実に行うことができる。請求項2記載
のロボット用把持機構は、請求項1記載のロボット用把
持機構において、板材平行移動機構を、狭幅の板材をベ
ースの一側縁部から中央部まで移動する第1板材平行移
動機構と、中央部まで移動されてきた板材を他側縁部ま
で移動する第2板材平行機構とより構成しているので、
十分な移動距離、即ち、十分なベース幅をとることがで
きる。従って、狭幅の板材のみならず、広幅の板材も確
実に保持することができ、両側縁部を折曲加工等するこ
とができる。また、必要に応じて、ベースの両側縁部に
それぞれ長尺かつ狭幅の板材を保持して所望の加工を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るロボット用把持機
構を具備する工業用ロボットによる板材加工作業の説明
図である。
【図2】同ロボット用把持機構の平面図である。
【図3】同ロボット用把持機構の側面図である。
【図4】同ロボット用把持機構の端面図である。
【図5】従来のロボット用把持機構を具備する工業用ロ
ボットによる板材加工作業の説明図である。
【図6】同ロボット用把持機構の作動説明図である。
【符号の説明】
A ロボット用把持機構 B 工業用ロボ
ット P1 チャック格納位置 P2 板材挟持
位置 12 第1ロボットアーム 13 第2ロボ
ットアーム 14 第3ロボットアーム 20 ベース 33〜40 板材保持用吸着パッド 41〜48 板
材移動用吸着パッド 51 第1パッド移動装置 52 第1パッ
ド昇降装置 55 第2パッド移動装置 56 第2パッ
ド昇降装置 60 板材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットアームの先端に、該ロボットア
    ームの軸線方向に伸延する長尺のベースを取り付け、該
    ベースの表面に多数の板材保持用吸着パッドを取り付け
    たロボット用把持機構において、前記ベースの表面に、
    さらに、狭幅の板材を、複数の板材移動用吸着パッドを
    用いて、該ベースの一側縁部から他側縁部に移動する板
    材平行移動機構を取り付けたことを特徴とするロボット
    用把持機構。
  2. 【請求項2】 前記板材平行移動機構は第1及び第2板
    材平行移動機構からなり、第1板材平行移動機構は、上
    面に第1板材移動用吸着パッドを具備する第1パッド昇
    降装置と、該第1パッド昇降装置を前記ベースの一側縁
    部から前記ベースの中央部まで移動する第1パッド移動
    装置とから構成されると共に、前記第2板材移動機構
    は、上面に第2板材移動用吸着パッドを具備する第2パ
    ッド昇降装置と、該第2パッド昇降装置を前記ベースの
    中央部から前記他側縁部に移動する第2パッド移動装置
    とから構成されることを特徴とする請求項1記載のロボ
    ット用把持機構。
JP7927896A 1996-03-08 1996-03-08 ロボット用把持機構 Pending JPH09248782A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015524083A (ja) * 2012-05-30 2015-08-20 エーファウ・グループ・エー・タルナー・ゲーエムベーハー 複数のマイクロレンズの製造方法及び製造装置

Cited By (2)

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JP2015524083A (ja) * 2012-05-30 2015-08-20 エーファウ・グループ・エー・タルナー・ゲーエムベーハー 複数のマイクロレンズの製造方法及び製造装置
US9817216B2 (en) 2012-05-30 2017-11-14 Ev Group E. Thallner Gmbh Method and device for producing a plurality of microlenses

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