JPH09247499A - ガンマ補正回路 - Google Patents

ガンマ補正回路

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JPH09247499A
JPH09247499A JP8054388A JP5438896A JPH09247499A JP H09247499 A JPH09247499 A JP H09247499A JP 8054388 A JP8054388 A JP 8054388A JP 5438896 A JP5438896 A JP 5438896A JP H09247499 A JPH09247499 A JP H09247499A
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JP
Japan
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gamma
circuit
rom
straight line
output
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JP8054388A
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Naoyasu Gamo
直泰 蒲生
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小限のROMから複数のガンマ補正曲線が
得られるガンマ補正回路を提供する。 【解決手段】 1本のガンマ曲線が記憶されたROM2
と、ガンマOFF直線形成回路3と、ROM2に記憶さ
れたガンマ曲線を重み付けするマルチプライヤ6と、マ
ルチプライヤ6の出力とガンマOFF直線形成回路3の
出力とを加算する加算回路7を具備したガンマ補正回
路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラにお
いて使用される、ガンマ補正回路に関し、特に複数のガ
ンマ曲線を選択できるガンマ補正回路に関する。
【従来の技術】
【0002】カメラ信号処理に用いられるガンマ補正回
路は、ブラウン管特性を考え、本来は入力のダイナミッ
クレンジに対応する全ての出力をROMに持たせ正確な
補正を行いたいところであるが、ROMのゲート数が非
常に大きくなるのでノイズの目立ちやすい黒付近のデー
タをROMに持たせ、後は直線近似で回路を構成し、ゲ
ート数を小さくする工夫を行っているものが多い。しか
し、必要とされるカーブを全てROMに持たせると非常
に大規模な回路となり、これを搭載したLSIのコスト
が上がる原因となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、最小限のROMから複数のガンマ
補正曲線が得られるガンマ補正回路を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明に係る請求項1に記載のガンマ補正回路は、
少なくとも1本のガンマ曲線が記憶されたROMと、原
点から標準出力レベルまでを結んだガンマOFF直線形
成回路と、ROMに記憶されたガンマ曲線を重み付けす
るマルチプライヤと、マルチプライヤの出力とガンマO
FF直線形成回路の出力とを加算する加算回路、とニー
直線形成回路と標準レベル以上の入力信号レベルで加算
回路の出力をニー直線形成回路の出力に切り換える信号
切換手段を具備した構成とし、マルチプライヤの掛け算
係数を選択し、複数のガンマ補正曲線を選択し得る。
【0005】請求項2のガンマ補正回路の構成は1本の
ガンマ曲線が記憶された第1のROMとは異なる曲線の
ガンマ曲線が記憶された第2のROMと、第2のROM
に記憶されたガンマ曲線を重み付けする第2のマルチプ
ライヤとを具備したことを特徴とする請求項1に記載の
ガンマ補正回路の構成とし、第1、第2のROMに記憶
されたガンマ曲線を選択し、また第1、第2のマルチプ
ライヤの掛け算係数を選択し、複数のガンマ補正曲線を
選択し得る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜5を参照して本発明
のガンマ補正回路の構成とその作用について説明する。 第1の実施の形態 本発明に係るガンマ補正回路1は図1に示すごとく、映
像信号である輝度信号や色信号が入力端子1aから入力
されるROM(Read only memory)
2、ガンマOFF直線形成回路3、ニー直線形成回路
4、標準レベル検波回路5を並列に設け、ROM2の後
には、マルチプライヤ(掛け算器)6と加算器7が接続
され、さらにスイッチ8を経由して出力端子9が接続さ
れている。
【0007】そして、ROM2には、図4(a)に示す
ごとく、入力信号の標準レベルまでの通常のガンマ曲線
とガンマOFF直線の差の2倍のデータから成るガンマ
曲線データAが記憶されている。マルチプライヤ6は表
1に示すように16段階の係数が用意されており、選択
命令回路6aからの命令を受けて、係数選択回路6bが
トリガーされ、選択された係数とガンマ曲線データとを
掛け算する。
【0008】
【表1】
【0009】その結果、図4(b)に示すごとく、15
本のガンマ曲線7a〜7oの内の一本が出力され得る。
【0010】ガンマOFF直線形成回路3は図4(c)
に示すごとく、原点3aから標準入力レベル3b、標準
出力レベル3cまでの出力直線3dを入力信号から作成
する。そして、加算器8にて前述のマルチプライヤ6で
形成されたガンマ曲線7a〜7oの内の一つとガンマO
FF直線3dが加算されて図4(d)に示すような、所
望のガンマ補正曲線10a〜10oの内の一本が得られ
る。
【0011】そして、ガンマ補正曲線10a〜10oの
内の一本の出力はスイッチ8を経由して出力端子9に出
力される。
【0012】そして、標準入力レベル3b以上の出力信
号を圧縮するために、ニー(Knee)直線形成回路4
が設けられている。このニー直線形成回路4からは、図
5(e)に示すごとく6種のニー直線4a〜4jが出力
し得るよう構成されている。
【0013】そして、入力信号の標準入力レベル3bを
検知するための標準入力レベル検波回路5が設けられて
おり、入力信号レベルが第5図(f)に示すように標準
入力レベル3bを超過するとトリガー信号3a1 を発生
し、スイッチ8のトリガ回路8cをトリガーしてスイッ
チ8の可動接点8dを加算器7が接続された端子8b側
からニー直線形成回路4が接続された端子8b側に切り
換える。
【0014】この結果、入力信号レベルが標準入力信号
レベル3b以上になると第5図(g)に示すごとく、ガ
ンマ補正曲線10a〜10oはニー直線4a〜4fの内
の一本が選ばれて出力端子9に出力される。
【0015】このニー直線の選択は、例えばマルチプラ
イヤ6の出力を基に選択されたガンマ曲線に適したもの
を選択命令回路4g0 の命令により、ニー直線選択回路
4gにより選択する。そして、ここでは最大8種類(選
択ビットが3ビットの場合)のニーを選択できるように
なっている。尚、本発明の実施の形態のROM2、マル
チプライヤ6、ガンマOFF直線形成回路3等を含むガ
ンマ補正回路はソニー株式会社製のIC、CXD216
3に構成した。
【0016】次に、本発明のガンマ補正回路をビデオカ
メラに適用した例について図3を参照しつつ説明する。
図3はCCD素子を用いたビデオカメラのデジタル信号
処理回路であり、CCD撮像素子11では、フィールド
蓄積モードで2画素が混合して読みだされる。あるライ
ンは(Ye+Mg、Cy+G)、次のラインは(Ye+
Mg)の順で、信号が出力される。この出力は信号抽出
増幅回路12を経てA/D(アナログ、デジタル変換回
路)13でデジタル信号に変換されて、1H(水平走査
線)ディレイライン14を経て、クロマ(色)信号処理
系15と輝度信号処理系16に供給される。
【0017】クロマ信号処理系15では、クロマ領域を
通過させるローパスフィルタから成る色分離回路17を
経て、マトリクス回路18に信号が供給され、同時化処
理を行いマトリクス演算がされて、クロマ信号R、G、
Bが形成される。
【0018】その後、ホワイトバランス回路19を経
て、ガンマ補正回路1に入力され、次いで、色差信号形
成回路20で色差信号(R−Y、B−Y)が形成され、
変調回路21でこの色差信号でサブキャリアを変調し、
D/A変換器22aでアナログ信号に変換されてクロマ
信号出力端子23から出力される。
【0019】一方、輝度信号処理系16では、1HDL
回路14aから信号を受けて、ローパスフィルタ24で
色成分を除去した後、この信号をガンマ補正回路1bに
供給し、1HDL回路14bを経て水平輪郭補正同期信
号回路25に供給され、水平輪郭の補償と同期信号が印
加されて、D/A変換器22bを経て輝度信号出力端子
26に出力される。
【0020】この適用例では、クロマ信号処理系15と
輝度信号処理系16に本発明のガンマ補正回路1a、1
bを設けたので逆光補正時において、背景と被写体の輝
度調整ができるようになるので、背景の輝度レベルを変
えずに被写体の階調を上げて被写体が暗く潰れるのを防
ぐことができる。また、通常必要である可変分数分のR
OMデータを1つのROMデータとマルチプライヤ1個
で実現できるため、回路規模を大幅に減らすことができ
る。
【0021】第2の実施の形態 次に、本発明の第2の実施の形態について、図2を参照
して説明する。この実施の形態では、第1の実施の形態
と同様な構成の1本のガンマ曲線を記憶した第1のRO
M2と、この出力に重み付けする第1のマルチプライヤ
6の他に第1のROMに記憶したガンマ曲線と異なる曲
線のガンマ曲線を記憶した第2のROMとこのガンマ曲
線に重み付けする第2のマルチプライヤを設けた構成と
し、第1の実施の形態よりさらに多彩なガンマ補正曲線
を描けるようにした。
【0022】
【発明の効果】本発明のガンマ補正回路によれば、各種
ディスプレイの特性に応じて適切なガンマ補正曲線を選
ぶことができ、ディスプレイ上でより忠実な色再現がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のガンマ補正回路のブロック図で
ある。
【図2】本発明の第2のガンマ補正回路のブロック図で
ある。
【図3】本発明のガンマ補正回路をビデオカメラの信号
処理回路に適用した例の回路ブロック図。
【図4】第1の実施の形態の回路の各部の信号を示し、
(a)はA部出力、(b)はB部出力、(c)はC部出
力、(d)はD部出力。
【図5】第1の実施の形態の回路の各部の信号を示し、
(e)はE部出力、(f)はF部出力(g)はG部出
力。
【符号の説明】
1…ガンマ補正回路、1a…入力端子、2…(第1の)
ROM、3…ガンマOFF直線形成回路、3a…原
点、,3b…標準入力レベル、3c…標準出力レベル、
3d…ガンマOFF直線、4…ニー直線形成回路、4
a,4b,4c,4d,4e,4f…ニー直線、4g0
…ニー直線選択命令回路、4g…ニー直線選択回路、5
…標準レベル検波回路、6…(第1の)マルチプライ
ヤ、6a…選択命令回路、6b…係数選択回路、7…加
算器、8…スイッチ、8a,8b…固定接点、8d…可
動接点、8c…スイッチ駆動回路、9…出力端子、10
a〜10o…ガンマ補正曲線、11…CCD撮像素子、
12…信号抽出増幅回路、13…A/D変換器、14
a,14b…1HDL、15…クロマ信号処理系、16
…輝度信号処理系、17…色分離回路、18…RGBマ
トリクス回路、19…ホワイトバランス回路、20…色
差信号形成回路、21…変調回路、22a,22b…D
/A変換器、23…クロマ信号出力端子、24…LP
F、25…水平輪郭補正同期信号回路、26…輝度信号
出力端子、27…第2のROM、28…第2のマルチプ
ライヤ、28a…第2の選択命令回路、28b…第2の
係数選択回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1本のガンマ曲線が記憶され
    たROMと、 原点から標準出力レベルまでを結んだガンマOFF直線
    形成回路と、 前記ROMに記憶されたガンマ曲線を重み付けするマル
    チプライヤと、 前記マルチプライヤの出力と前記ガンマOFF直線形成
    回路の出力とを加算する加算回路と、 ニー直線形成回路と、 標準レベル以上の入力信号レベルで前記加算回路の出力
    を前記ニー直線形成回路の出力に切り換える信号切換手
    段とを具備したことを特徴とするガンマ補正回路。
  2. 【請求項2】 前記1本のガンマ曲線が記憶された第1
    のROMとは異なる曲線のガンマ曲線が記憶された第2
    のROMと、 前記第2のROMに記憶されたガンマ曲線を重み付けす
    る第2のマルチプライヤとを具備したことを特徴とする
    請求項1に記載のガンマ補正回路。
JP8054388A 1996-03-12 1996-03-12 ガンマ補正回路 Withdrawn JPH09247499A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6982756B2 (en) 2000-03-28 2006-01-03 Minolta Co. Ltd. Digital camera, image signal processing method and recording medium for the same
JP2007183342A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Nec Electronics Corp データ変換回路とそれを用いた表示装置
JP2009081812A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Nec Electronics Corp 信号処理装置および信号処理方法
US7973973B2 (en) 2006-05-17 2011-07-05 Renesas Electronics Corporation Display device, display panel driver and method of driving display panel

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