JP2000083180A - 画像信号処理装置および画像信号処理方法 - Google Patents

画像信号処理装置および画像信号処理方法

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JP2000083180A
JP2000083180A JP11150669A JP15066999A JP2000083180A JP 2000083180 A JP2000083180 A JP 2000083180A JP 11150669 A JP11150669 A JP 11150669A JP 15066999 A JP15066999 A JP 15066999A JP 2000083180 A JP2000083180 A JP 2000083180A
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signal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アパーチャ補正前とアパーチャ補正後の平均
輝度の変化を小さくして、違和感のない処理画像を出力
可能な画像信号処理装置を提供すること。 【解決手段】 本発明に係る画像信号処理装置は、被写
体を撮像して画像信号を出力する撮像手段101と、画
像信号の高周波成分を抽出し、当該抽出した高周波成分
の符号および当該画像信号の信号レベルに応じて、当該
画像信号に対してアパーチャ補正を行うアパーチャ補正
手段106とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像信号処理装
置および画像信号処理方法に関し、詳細には、ビデオカ
メラ、デジタルカメラ等に適用される画像信号処理装置
および画像信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像手段から得られた画像信号を
処理する画像信号処理装置は、例えば、図8(従来例
1)および図9(従来例2)に示すような構成となって
いる。
【0003】図8に基づき画像信号処理装置の従来例1
を説明する。図8において、撮像手段301から得られ
る画像信号は、補間マトリクス手段302により輝度信
号YとRGB信号に変換される。この輝度信号Yはアパ
ーチャ補正手段306により高周波成分が強調される。
【0004】具体的には、アパーチャ補正手段306
は、輝度信号Yに対する2次元のハイパスフィルタ31
0の出力をコアリング(312)、ゲイン調整(31
3)、さらにリミット処理(314)をして、元の輝度
信号Yに加算(315)する。この高周波成分が強調さ
れた輝度信号Yはγ変換部307によりγ変換される。
【0005】また、補間マトリクス手段302から出力
されるRGB信号は、ホワイトバランス回路303によ
りホワイトバランス調整された後、γ変換部304でγ
変換がなされる。そして、色差マトリックス305によ
り色差信号R−Y(Cr)、B−Y(Cb)に変換され
る。そして、輝度・色差信号は、圧縮記録されたり、N
TSC信号などに変換されてディスプレイ装置に表示さ
れる。
【0006】つぎに、図9に基づき従来例2を説明す
る。図9において、撮像手段401から出力される画像
信号は、補間マトリクス手段402によりRGB信号に
変換される。このRGB信号はホワイトバランス回路4
03でホワイトバランスが調整された後、アパーチャ補
正手段404により高周波成分が強調される。
【0007】具体的には、アパーチャ補正手段は、RG
B信号の各色に対する2次元のハイパスフィルタの出力
をコアリング、ゲイン調整、さらにリミット処理して、
元のRGB信号に加算する。この高周波成分が強調され
たRGB信号の各色はγ変換部405、406、407
で夫々γ変換される。γ変換されたRGB信号は、輝度
色差マトリクス408により輝度信号Yと色差信号R−
Y(Cr)、B−Y(Cb)に変換される。
【0008】しかるに、上記従来例1と従来例2のよう
なアパーチャ補正処理を行うと、輝度レベルに無関係に
一定レベルのアパーチャ補正が行われる。そのため、相
対的に低輝度の信号に対してアパーチャ補正の度合いが
強くなり過ぎて、画質を低下させるという問題がある。
【0009】上記問題を解決するための画像信号処理装
置として、例えば、特開平8−9199号公報「画像信
号処理装置および撮像信号処理方法」に記載された技術
が提案されている。かかる特開平8−9199号公報に
記載された「画像信号処理装置」は、撮像素子からの信
号を、輝度信号・色差信号分離器により輝度信号成分と
色信号成分に分離し、それぞれ独立に処理を施してビデ
オ輝度信号とビデオ色信号とを出力する撮像装置信号処
理装置において、前記輝度信号・色信号分離器で分離さ
れた色信号成分を演算処理する演算手段と、前記輝度信
号・色信号分離器で分離された輝度信号のアパーチャ補
正制御を、前記演算手段の演算処理により得られた輝度
信号を用いて行うアパーチャ補正手段とを有する構成と
して、表示された処理画像等に違和感の生じないアパー
チャ補正を可能とするものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1、従来例2、および特開平8−9199号公報
「画像信号処理装置および撮像信号処理方法」に記載さ
れた技術では、以下の如き問題を有している。
【0011】上記γ変換は、撮影した画像を表示するデ
ィスプレイ装置のγ特性を補正するために必要である
が、そのγ特性は図10に示すように非線形となってい
る。図11(a)に示すような、規則的に輝度が変化す
る画像にアパーチャ補正を施すと、図11(b)に示す
ように、輝度が大きい部分はさらに大きく、輝度が小さ
い部分はさらに小さくなる。ところが、γ変換が非線形
であるために、アパーチャ補正を施した画像(図11
(b))に、γ変換を施すと、図11(c)に示すよう
に、輝度が大きい部分における輝度の変化は比較的小さ
くなるのに対して、輝度が小さい部分における輝度の変
化は比較的大きくなってしまい、画像全体としての平均
輝度が、アパーチャ補正前の平均輝度と異なってしま
う。すなわち、アパーチャ補正の有無で画像の明るさが
異なるという問題がある。また、図12に示すように、
ある輝度において、アパーチャ補正を施す際、輝度が増
大する場合と輝度が減少する場合とがある。このような
場合、γ変換後にアパーチャ補正の効果は、輝度の増大
する場合と輝度の減少する場合とで異なってくるため、
画質の低下の原因となる。
【0012】本発明は、上記問題点を解決すべくなされ
たものであり、アパーチャ補正前とアパーチャ補正後の
平均輝度の変化を小さくして、違和感のない処理画像を
出力可能な画像信号処理装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る画像信号処理装置は、被写体を撮像
して画像信号を出力する撮像手段と、前記画像信号の高
周波成分を抽出し、当該抽出した高周波成分の符号およ
び当該画像信号の信号レベルに応じて、当該画像信号に
対してアパーチャ補正を行うアパーチャ補正手段と、を
備えたものである。
【0014】また、請求項2に係る画像信号処理装置
は、請求項1記載の画像信号処理装置において、前記ア
パーチャ補正手段は、前記画像信号の垂直方向の高周波
成分を抽出する垂直方向高周波成分抽出手段と、前記画
像信号の水平方向の高周波成分を抽出する水平方向高周
波成分抽出手段と、前記抽出された垂直方向と水平方向
の高周波成分のレベルに応じて、垂直方向の高周波成分
と水平方向の高周波成分を選択または混合して出力する
選択・混合手段と、を含むものである。
【0015】また、請求項3に係る画像信号処理装置
は、被写体を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
前記画像信号の輝度信号の高周波成分を抽出し、当該抽
出した高周波成分の符号および当該輝度信号の信号レベ
ルに応じて、当該輝度信号に対してアパーチャ補正を行
うアパーチャ補正手段と、を備えたものである。
【0016】また、請求項4に係る画像信号処理装置
は、被写体を撮像して画像信号を出力する撮像手段と、
前記画像信号のG信号の高周波成分を抽出し、当該抽出
した高周波成分の符号および当該G信号の信号レベルに
応じて、当該画像信号に対してアパーチャ補正を行うア
パーチャ補正手段と、を備えたものである。
【0017】また、請求項5に係る画像信号処理方法
は、入力される画像信号の高周波成分を抽出するステッ
プと、前記抽出した高周波成分の符号および前記画像信
号の信号レベルに応じて当該高周波成分を補正するステ
ップと、前記補正した高周波成分に基づいて前記画像信
号に対してアパーチャ補正を行うステップと、を含むも
のである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る画像信号処理装置および画像信号処理方法の
好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0019】(実施の形態1)実施の形態1に係る画像
信号処理装置を図1〜図4を参照して説明する。図1
は、実施の形態1に係る画像信号処理装置のブロック図
を示す。図1に示す画像信号処理装置は、撮像手段10
1、補間マトリクス部102、ホワイトバランス部10
3、γ変換部104、色差マトリクス部105、アパー
チャ補正手段106、γ変換部119とから構成され
る。
【0020】さらに、上記アパーチャ補正手段106
は、垂直方向ハイパスフィルタ(V−HighPas
s)110、水平方向ハイパスフィルタ(H−High
Pass)111、混合器112、コアリング部11
3、ゲイン調整部(Gain Adjust)114、
ルックアップテーブル(Lookup Table)1
15、乗算器116、リミッタ部117、加算器118
とから構成される。
【0021】撮像手段101は、CCDなどの固体撮像
素子からなり、図2に示すような補色(a)または原色
(b)のカラーフィルタが画素毎に配置されている。こ
の撮像手段101は、被写体像を撮像し得られる画像信
号を補間マトリクス部102に出力する。
【0022】補間マトリクス部102は、撮像手段10
1から入力される画像信号を、輝度信号YとRGB信号
に変換し、変換したRGB信号をホワイトバランス部1
03に出力するとともに、変換した輝度信号Yをアパー
チャ補正手段106に出力する。
【0023】ホワイトバランス部103は、補間マトリ
クス部102から入力されるRGB信号に対してホワイ
トバランス調整を施した後、ホワイトバランス調整した
RGB信号をγ変換部104に出力する。
【0024】γ変換部104は、ホワイトバランス部1
03から入力されるRGB信号をγ変換した後、γ変換
したRGB信号を色差マトリクス部105に出力する。
【0025】色差マトリクス部105は、γ変換部10
4から入力されるRGB信号を、色差信号R−Y(C
r)、B−Y(Cb)に変換して出力する。
【0026】一方、アパーチャ補正手段106は、補間
マトリクス部102から入力される輝度信号Yの高周波
成分を強調して出力する。γ変換部119は、アパーチ
ャ補正手段106から入力される、高周波成分が強調さ
れた輝度信号Yをγ変換して出力する。
【0027】つぎに、アパーチャ補正手段106の具体
的な信号処理を説明する。
【0028】まず、垂直方向ハイパスフィルタ(V−H
ighPass)110および水平方向ハイパスフィル
タ(H−HighPass)111は、補間マトリクス
部102から入力される輝度信号Yの垂直方向の高周波
成分および水平方向の高周波成分をそれぞれ抽出して混
合器112に出力する。
【0029】混合器112は、入力される垂直方向と水
平方向の高周波成分のその絶対値を比較し、その値が等
しければ垂直方向と水平方向の高周波成分の平均をコア
リング部113に出力する。また、混合器112は、入
力される垂直方向と水平方向の高周波成分のその絶対値
が等しくなければ大きい方の高周波成分を選択しコアリ
ング部113に出力する。
【0030】コアリング部113は、混合器112から
入力される高周波成分の値の小さい部分が主にノイズに
よるものであるため、それを零に置き換え、ゲイン調整
部(Gain Adjust)114に出力する。コア
リング部113は図3に示すような入出力特性を有する
回路で構成される。ゲイン調整部(Gain adju
st)114は、コアリング部113から入力される高
周波成分をゲイン調整して乗算器116およびルックア
ップテーブル(Lookup Table)115に出
力する。
【0031】ルックアップテーブル(Lookup T
able)115は、輝度信号のレベルと高周波成分の
符号(Sign)に対応させて高周波成分の補正係数を
格納しており、入力される輝度信号のレベルと高周波成
分の符号(Sign)をアドレスとして補正係数が読み
出され乗算器116に出力される。
【0032】乗算器116は、ゲイン調整部(Gain
Adjust)114から入力される高周波成分とル
ックアップテーブル(Lookup Table)11
5から読み出された補正係数とを乗算してリミッタ部1
17に出力する。
【0033】リミッタ部117は、加算器116から入
力される高周波成分をリミッタ処理した後、加算器11
8に出力する。リミッタ部117の入出力特性は図4に
示す如くとなる。加算器116は、補間マトリックス部
102から入力される輝度信号Yにリミッタ部114か
ら入力される高周波成分を加算して、輝度信号Yの高周
波成分を強調してγ変換部119に出力する。
【0034】以上説明したように、本実施の形態1にお
いては、アパーチャ補正手段106は、画像信号の高周
波成分を抽出し、当該抽出した高周波成分の符号および
当該画像信号の信号レベルに応じて、当該画像信号に対
してアパーチャ補正を行うこととしたので、画像信号の
信号レベルに適した度合のアパーチャ補正ができ、ま
た、アパーチャ補正前とアパーチャ補正後の平均輝度を
保存することができる。その結果、違和感のない処理画
像を出力することが可能となる。
【0035】また、本実施の形態1では、アパーチャ補
正手段106は、垂直方向の高周波成分を抽出する垂直
方向ハイパスフィルタ(V−HighPass)110
と、水平方向の高周波成分を抽出する水平方向ハイパス
フィルタ(H−HighPass)111と、抽出され
た垂直方向と水平方向の高周波成分のレベルに応じて、
垂直方向の高周波成分と水平方向の高周波成分を選択ま
たは混合する混合器112を備えたこととしたので、画
像信号の高周波成分を、画像信号の水平および垂直方向
の高周波成分の大きさに応じて混合することができ、よ
り効果的なアパーチャ補正を行うことができる。
【0036】また、本実施の形態1においては、アパー
チャ補正手段106は、画像信号の輝度信号の高周波成
分を抽出し、当該抽出した高周波成分の符号および当該
輝度信号の信号レベルに応じて、当該輝度信号に対して
アパーチャ補正を行うこととしたので、輝度信号の信号
レベルに適したアパーチャ補正を行うことができ、ま
た、輝度信号のみアパーチャ補正しているため回路構成
を簡単にすることができる。
【0037】(実施の形態2)実施の形態2に係る画像
信号処理装置を図5を参照して説明する。上記実施の形
態1においては、アパーチャ補正手段106が画像信号
の輝度信号の高周波成分を抽出し、当該抽出した高周波
成分の符号および当該輝度信号の信号レベルに応じて、
当該輝度信号に対してアパーチャ補正を行う構成である
のに対して、実施の形態2においては、アパーチャ補正
手段204が、画像信号のG信号の高周波成分を抽出
し、当該抽出した高周波成分の符号および当該G信号の
信号レベルに応じて、当該画像信号に対してアパーチャ
補正を行う構成である。
【0038】図5は、実施の形態2に係る画像信号処理
装置のブロック図を示す。図5に示す画像信号処理装置
は、撮像手段201、補間マトリクス部202、ホワイ
トバランス部203、アパーチャ補正手段204、γ変
換部205、輝度色差マトリクス部206とから構成さ
れる。
【0039】さらに、上記アパーチャ補正手段204
は、乗算器210、211、212、垂直方向ハイパス
フィルタ(V−HighPass)213、水平方向ハ
イパスフィルタ(H−HighPass)214、混合
器215、コアリング部216、ゲイン調整部(Gai
n Adjust)217、ルックアップテーブル(L
ookup Table)218、乗算器219、リミ
ッタ部220、乗算係数算出手段221とから構成され
る。
【0040】撮像手段201は、CCDなどの固体撮像
素子からなり、図2に示すような補色(a)または原色
(b)のカラーフィルタが画素毎に配置されている。こ
の撮像手段201は、被写体像を撮像し得られる画像信
号を補間マトリクス部202に出力する。
【0041】補間マトリクス部202は、撮像手段20
1から入力される画像信号を、RGB信号に変換し、変
換したRGB信号をホワイトバランス部203に出力す
る。
【0042】ホワイトバランス部203は、補間マトリ
クス部202から入力されるRGB信号に対してホワイ
トバランス調整を施した後、ホワイトバランス調整した
RGB信号をアパーチャ補正手段204に出力する。
【0043】アパーチャ補正手段204は、ホワイトバ
ランス部203から入力されるRGB信号の高周波成分
を強調してγ変換部205に出力する。γ変換部205
は、アパーチャ補正手段204から入力される、高周波
成分が強調されたRGB信号をγ変換し、γ変換したR
GB信号を輝度色差マトリクス部206に出力する。
【0044】輝度色差マトリクス部206は、γ変換部
205から入力されるRGB信号を、輝度信号Yと色差
信号R−Y(Cr)、B−Y(Cb)に変換して出力す
る。
【0045】つぎに、アパーチャ補正手段204の具体
的な信号処理を説明する。
【0046】まず、垂直方向ハイパスフィルタ(V−H
ighPass)213および水平方向ハイパスフィル
タ(H−HighPass)214は、ホワイトバラン
ス調整部203から入力されるG信号の輝度信号Yの垂
直方向の高周波成分および水平方向の高周波成分をそれ
ぞれ抽出して混合器215に出力する。
【0047】混合器215は、入力される垂直方向と水
平方向の高周波成分のその絶対値を比較し、その値が等
しければ垂直方向と水平方向の高周波成分の平均をコア
リング部216に出力する。また、混合器215は、入
力される垂直方向と水平方向の高周波成分のその絶対値
が等しくなければ大きい方の高周波成分を選択しコアリ
ング部216に出力する。
【0048】コアリング部216は、混合器215から
入力される高周波成分の値の小さい部分が主にノイズに
よるものであるため、それを零に置き換え、ゲイン調整
部(Gain Adjust)217に出力する。コア
リング部216は図3に示すような入出力特性を有する
回路で構成される。ゲイン調整部(Gain adju
st)217は、コアリング部216から入力される高
周波成分をゲイン調整して乗算器219およびルックア
ップテーブル(Lookup Table)218に出
力する。
【0049】ルックアップテーブル(Lookup T
able)218は、G信号のレベルと高周波成分の符
号(Sign)に対応させて高周波成分の補正係数を格
納しており、入力される輝度信号のレベルと高周波成分
の符号(Sign)をアドレスとして補正係数が読み出
され乗算器219に出力される。
【0050】乗算器219は、ゲイン調整部(Gain
Adjust)217から入力される高周波成分とル
ックアップテーブル(Lookup Table)21
8から読み出された補正係数とを乗算してリミッタ部2
20に出力する。リミッタ部220は、乗算器219か
ら入力される高周波成分をリミッタ処理した後、乗算係
数算出手段221に出力する。リミッタ部220の入出
力特性は図4の如くとなる。
【0051】乗算係数算出手段221は、ホワイトバラ
ンス部203から入力されるG信号と、リミッタ部22
0から入力される高周波成分Eに基づき、RGB信号を
補正するための乗算係数Mを算出して、乗算器210、
211、212に夫々出力する。。ここで、乗算係数算
出部221は、乗算係数を例えば下式(1)により算出
する。 M=1+E/G・・・・(1)
【0052】乗算器210、211、212は、それぞ
れ、ホワイトバランス部203から入力されるR信号、
B信号、G信号に、乗算係数算出手段221から入力さ
れる乗算係数Mをそれぞれ乗算し、RGB信号の高周波
成分の強調して、γ補正部205に出力する。
【0053】以上説明したように、本実施の形態2にお
いては、アパーチャ補正手段204は、画像信号のG信
号の高周波成分を抽出し、当該抽出した高周波成分の符
号および当該G信号の信号レベルに応じて、当該画像信
号に対してアパーチャ補正を行うこととしたので、G信
号の信号レベルに適したアパーチャ補正を行うことがで
き、また、G信号の高周波成分を抽出することとしたの
で、輝度信号を予め抽出する必要がなくなるという効果
を奏する。
【0054】(実施の形態3)実施の形態3に係る画像
信号処理方法(実施の形態1の画像信号処理装置に対
応)を図6のフローチャートを参照して説明する。図6
は実施の形態3に係る画像信号処理方法を説明するため
のフローチャートである。
【0055】図6において、まず、輝度信号Lに対し
て、垂直方向のラプラシアンaおよび水平方向のラプラ
シアンbをそれぞれ演算する(ステップS101)。つ
いで、垂直方向のラプラシアンaおよび水平方向のラプ
ラシアンbの絶対値を比較し(ステップS102)、垂
直方向のラプラシアンaが大きい場合には垂直方向のラ
プラシアンaを選択し(ステップS103)、水平方向
のラプラシアンbが大きい場合には水平方向のラプラシ
アンbを選択し(ステップS105)、また、大きさが
等しい場合は、垂直方向のラプラシアンaと水平方向の
ラプラシアンbの平均を選択し(ステップS104)、
ラプラシアン出力として次のステップに渡す。
【0056】次に、ラプラシアン出力にコアリングを行
う(ステップS106)。これは図3に示すような入出
力特性を持つように、LUT処理、あるいは演算を行
う。コアリングされたラプラシアンは、ゲイン調整され
る(ステップS107)。ゲイン調整後のラプラシアン
の符号と輝度信号Lをアドレスとして乗算係数をLUT
から読み出す(ステップS108)。LUTから読み出
した乗算係数をゲイン調整後のラプラシアン信号と乗算
する(ステップS109)。その出力の大きい値に対し
て図4に示すようなリミット処理を行う(ステップS1
10)。最後に、輝度信号Lとリミット処理後のラプラ
シアンを加算し(ステップS111)、アパーチャ補正
後の輝度信号を出力する。
【0057】(実施の形態4)実施の形態4に係る画像
信号処理方法(実施の形態2の画像信号処理装置に対
応)を図7のフローチャートを参照して説明する。図7
は実施の形態4に係る画像信号処理方法を説明するため
のフローチャートである。
【0058】図7において、まず、RGBカラー画像信
号のうちのグリーン信号Gに対して、垂直方向のラプラ
シアンaおよび水平方向のラプラシアンbをそれぞれ演
算する(ステップS201)。ついで、垂直方向のラプ
ラシアンaおよび水平方向のラプラシアンbの絶対値を
比較し(ステップS202)、垂直方向のラプラシアン
aが大きい場合には垂直方向のラプラシアンaを選択し
(ステップS203)、水平方向のラプラシアンbが大
きい場合には水平方向のラプラシアンbを選択し(ステ
ップS205)、また、大きさが等しい場合は、垂直方
向のラプラシアンaと水平方向のラプラシアンbの平均
を選択し(ステップS204)、ラプラシアン出力とし
て次のステップに渡す。
【0059】次に、ラプラシアン出力にコアリングを行
う(ステップS206)。これは、図3に示すような入
出特性を持つように、LUT処理、あるいは演算を行
う。コアリングされたラプラシアンは、ゲイン調整され
る(ステップS207)。ゲイン調整後のラプラシアン
の符号とグリーン信号Gをアドレスとして乗算係数をL
UTから読み出す(ステップS208)。LUTから読
み出した乗算係数をゲイン調整後のラプラシアン信号と
乗算する(ステップS209)。その出力の大きい値に
対して図4に示すようなリミット処理を行う(ステップ
S210)。リミット処理されたラプラシアンを基にR
GB信号と乗算するための乗算係数を式(1)を用いて
算出する(ステップS211)。最後に各RGB信号に
乗算係数を乗算し(ステップS212)、アパーチャ補
正後のRGB信号を出力する。
【0060】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
適宜変更して実施可能である。
【0061】また、本発明に係る画像信号処理装置およ
び画像処理方法は、デジタルスチルカメラ、デジタルビ
デオカメラ等に広く適用可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る画
像信号処理装置によれば、被写体を撮像して画像信号を
出力する撮像手段と、画像信号の高周波成分を抽出し、
当該抽出した高周波成分の符号および当該画像信号の信
号レベルに応じて、当該画像信号に対してアパーチャ補
正を行うアパーチャ補正手段と、を備えたこととしたの
で、画像信号の信号レベルに適したアパーチャ補正がで
き、また、アパーチャ補正前とアパーチャ補正後の平均
輝度を保存することが可能となる。その結果、違和感の
ない処理画像を出力することが可能となる。
【0063】また、請求項2に係る画像信号処理装置に
よれば、請求項1記載の画像信号処理装置において、ア
パーチャ補正手段は、画像信号の垂直方向の高周波成分
を抽出する垂直方向高周波成分抽出手段と、画像信号の
水平方向の高周波成分を抽出する水平方向高周波成分抽
出手段と、抽出された垂直方向と水平方向の高周波成分
のレベルに応じて、垂直方向の高周波成分と水平方向の
高周波成分を選択または混合して出力する選択・混合手
段とを含むこととしたので、請求項1の効果に加えて、
画像信号の高周波成分を、画像信号の水平および垂直方
向の高周波成分の大きさに応じて混合することができ、
より効果的なアパーチャ補正を行うことができる。
【0064】また、請求項3に係る画像信号処理装置に
よれば、被写体を撮像して画像信号を出力する撮像手段
と、画像信号の輝度信号の高周波成分を抽出し、当該抽
出した高周波成分の符号および当該輝度信号の信号レベ
ルに応じて、当該輝度信号に対してアパーチャ補正を行
うアパーチャ補正手段と、を備えたこととしたので、輝
度信号の信号レベルに適したアパーチャ補正を行うこと
ができ、また、輝度信号のみアパーチャ補正しているた
め回路構成を簡単にすることができる。
【0065】また、請求項4に係る画像信号処理装置に
よれば、被写体を撮像して画像信号を出力する撮像手段
と、画像信号のG信号の高周波成分を抽出し、当該抽出
した高周波成分の符号および当該G信号の信号レベルに
応じて、当該画像信号に対してアパーチャ補正を行うア
パーチャ補正手段とを備えたこととしたので、G信号の
信号レベルに適したアパーチャ補正を行うことができ、
また、G信号の高周波成分を抽出することとしたので、
輝度信号を予め抽出する必要がなくなるという効果を奏
する。
【0066】また、請求項5に係る画像信号処理方法に
よれば、入力される画像信号の高周波成分を抽出し、該
抽出した高周波成分の符号および当該画像信号の信号レ
ベルに応じて該高周波成分を補正し、該補正した高周波
成分に基づいて該画像信号に対してアパーチャ補正うこ
ととしたので、画像信号の信号レベルに適したアパーチ
ャ補正ができ、また、アパーチャ補正前とアパーチャ補
正後の平均輝度を保存することが可能となる。その結
果、違和感のない処理画像を出力することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る画像信号処理装置のブロッ
ク図である。
【図2】撮像手段のフィルタの配列例を示す図である。
【図3】コアリング部の入出力特性を示す図である。
【図4】リミッタ部の入出力特性を示す図である。
【図5】実施の形態2に係る画像信号処理装置のブロッ
ク図である。
【図6】実施の形態3に係る画像信号処理方法を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】実施の形態4に係る画像信号処理方法を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】従来技術1に係る画像信号処理装置のブロック
図である。
【図9】従来技術2に係る画像信号処理装置のブロック
図である。
【図10】ディスプレイ装置のγ特性を示す図である。
【図11】規則的に輝度が変化する画像に、アパーチャ
補正・γ変換を施した場合を説明するための説明図であ
る。
【図12】ある輝度の画像に、アパーチャ補正・γ変換
を施した場合を説明するための説明図である。
【符号の説明】 101 撮像手段 102 補間マトリクス部 103 ホワイトバランス部 104 γ変換部 105 色差マトリクス部 106 アパーチャ補正手段 109 γ変換部 110 垂直方向ハイパスフィルタ(V−High
Pass) 111 水平方向ハイパスフィルタ(H−High
Pass) 112 混合器 113 コアリング部 114 ゲイン調整部(Gain Adjust) 115 ルックアップテーブル(Lookup T
able) 116 乗算器 117 リミッタ部 118 加算器 201 撮像手段 202 補間マトリクス部 203 ホワイトバランス部 204 アパーチャ補正手段 205 γ変換部 206 輝度色差マトリクス部 210、211、212 加算器 213 垂直方向ハイパスフィルタ(V−High
Pass) 214 水平方向ハイパスフィルタ(H−High
Pass) 215 混合器 216 コアリング部 217 ゲイン調整部(Gain Adjust) 218 ルックアップテーブル(Lookup T
able) 219 乗算器 220 リミッタ部 221 乗算係数算出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して画像信号を出力する撮
    像手段と、 前記画像信号の高周波成分を抽出し、当該抽出した高周
    波成分の符号および当該画像信号の信号レベルに応じ
    て、当該画像信号に対してアパーチャ補正を行うアパー
    チャ補正手段と、 を備えたことを特徴とする画像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記アパーチャ補正手段は、 前記画像信号の垂直方向の高周波成分を抽出する垂直方
    向高周波成分抽出手段と、 前記画像信号の水平方向の高周波成分を抽出する水平方
    向高周波成分抽出手段と、 前記抽出された垂直方向と水平方向の高周波成分のレベ
    ルに応じて、垂直方向の高周波成分と水平方向の高周波
    成分を選択または混合して出力する選択・混合手段と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の画像信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】被写体を撮像して画像信号を出力する撮像
    手段と、 前記画像信号の輝度信号の高周波成分を抽出し、当該抽
    出した高周波成分の符号および当該輝度信号の信号レベ
    ルに応じて、当該輝度信号に対してアパーチャ補正を行
    うアパーチャ補正手段と、 を備えたことを特徴とする画像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 被写体を撮像して画像信号を出力する撮
    像手段と、 前記画像信号のG信号の高周波成分を抽出し、当該抽出
    した高周波成分の符号および当該G信号の信号レベルに
    応じて、当該画像信号に対してアパーチャ補正を行うア
    パーチャ補正手段と、 を備えたことを特徴とする画像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 入力される画像信号の高周波成分を抽出
    するステップと、 前記抽出した高周波成分の符号および当該画像信号の信
    号レベルに応じて当該高周波成分を補正するステップ
    と、 前記補正した高周波成分に基づいて前記画像信号に対し
    てアパーチャ補正を行うステップと、 を含むことを特徴とする画像信号処理方法。
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