JPH09247390A - 画像読取制御装置 - Google Patents

画像読取制御装置

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JPH09247390A
JPH09247390A JP8068983A JP6898396A JPH09247390A JP H09247390 A JPH09247390 A JP H09247390A JP 8068983 A JP8068983 A JP 8068983A JP 6898396 A JP6898396 A JP 6898396A JP H09247390 A JPH09247390 A JP H09247390A
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JP8068983A
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Hiroaki Kotabe
浩明 小田部
Takeyuki Togashi
建之 富樫
Shigeki Kuwamoto
茂樹 桑本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取データの使用目的に応じてドット数優先
か解像度優先かを選択することを可能にする。 【解決手段】 原稿画像をデジタル画像情報として読み
取る画像読取装置を,双方向インターフェイスを介して
ホストコンピュータと接続し,該ホストコンピュータの
入力・表示装置により画像読取装置の読取モードの設定
を行う画像読取制御装置において,入力・表示装置が,
原稿画像の読取サイズを主走査ドット数および副走査ド
ット数で指定するドット数指定部401と,画像読取装
置の読取範囲が表示され,入力指定により読取範囲が変
更される読取範囲405と,ドット数指定部401によ
るドット数指定か,あるいは解像度指定かの優先度を指
定する優先度指定部403とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は,イメージスキャナ
やデジタル複写機とホストコンピュータとを接続し,ホ
ストコンピュータから画像読み取りの読取条件設定,特
に,ドット数優先か解像度優先かの読取条件を指定し,
該優先度に基づいて読取範囲に対するドット数/解像度
を求め,画像読み取りを実行させる画像読取制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より,画像読取装置とホストコンピ
ュータとを接続し,画像読取装置で読み取った読取デー
タをホストコンピュータに取り込み,そのディスプレイ
上で任意の処理や加工を行うといった,ホストコンピュ
ータ上から画像読取装置を制御するシステムが知られて
いる。
【0003】ところで,画像読取装置からデータを読み
込む場合,ドット数が重要になるのか,あるいは解像度
が重要になるのか,その使用目的に応じて異なってく
る。たとえば,読み込んだデータをMS−Window
などで表示する場合,その画面サイズは,1280×1
024,1024×786,800×600,640×
480といったようにドット数により決定される。
【0004】なお,印字ドット密度を変更可能な印字部
を有する印字制御装置として,特開平2−78578号
公報が開示されている。ここでは,入力されるイメージ
データに対するドット密度指定状態を判別しながら印字
ドット密度の優先設定を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記に示されるような
従来の技術において,画像読取装置からデータを読み込
む場合,ドット数が重要になるのか,あるいは解像度が
重要になるのか,その目的に応じて異なる。このような
場合,従来はいずれかを優先させるかを選択することが
できないため,読取データの使用目的に応じてドット数
優先か解像度優先かを選択することができないという問
題点があった。
【0006】また,画像読取装置から読み込んだデータ
を,特定の範囲を画面サイズに合わせてホストコンピュ
ータのディスプレイに表示する場合に,解像度を何dp
iに設定してよいかが不明なため,その設定作業が煩わ
しく,良好な読取画像を的確に取り込むことができない
という問題点があった。
【0007】さらに,読み込んだデータをプリント出力
したい場合,プリンタの解像度が重要となる。この場
合,プリント出力範囲と解像度とを設定する作業が必要
であるが,設定すべきドット数が分からないため,その
設定作業が煩わしいという問題点があった。
【0008】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,読取データの使用目的に応じてドット数優先か解
像度優先かを選択することを可能にすることを第1の目
的とする。
【0009】また,読取ドット数と読取範囲とを指定
し,解像度を自動的に設定可能とすることにより,解像
度の設定作業を省略することを第2の目的とする。
【0010】また,プリント出力時にドット数を気にせ
ず,プリント出力範囲と解像度のみの設定により必要な
データを得ることを第3の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る画像読取制御装置にあっては,原
稿画像をデジタル画像情報として読み取る画像読取装置
を,双方向インターフェイスを介してホストコンピュー
タと接続し,該ホストコンピュータの入力・表示装置に
より前記画像読取装置の読取モードの設定を行う画像読
取制御装置において,前記入力・表示装置が,原稿画像
の読取サイズを主走査ドット数および副走査ドット数で
指定するドット数指定手段と,前記画像読取装置の読取
範囲が表示され,入力指定により読取範囲が変更される
読取範囲表示手段と,前記ドット数指定手段によるドッ
ト数指定か,あるいは解像度指定かの優先度を指定する
優先度指定手段とを備えたものである。
【0012】すなわち,ドット数指定手段によるドット
数指定か,あるいは解像度指定かの優先度を指定する優
先度指定手段を設けることにより,読取データの使用目
的に応じてドット数優先か解像度優先かを選択すること
が可能となる。
【0013】また,請求項2に係る画像読取制御装置に
あっては,前記ホストコンピュータは,前記優先度指定
手段によりドット数の優先が指定され,かつ前記読取範
囲表示手段の読取範囲が変更された場合,該読取範囲に
対し,ドット数を変更せずに解像度を変更するものであ
る。
【0014】すなわち,優先度指定手段によりドット数
の優先が指定され,かつ読取範囲表示手段の読取範囲が
変更された場合,該読取範囲に対し,ドット数を変更せ
ずに解像度を変更することにより,解像度を自動的に設
定することができる。
【0015】また,請求項3に係る画像読取制御装置に
あっては,前記ホストコンピュータは,前記優先度指定
手段により解像度の優先が指定され,かつ前記読取範囲
表示手段の読取範囲が変更された場合,該読取範囲に対
し,ドット数を変更するものである。
【0016】すなわち,優先度指定手段により解像度の
優先が指定され,かつ読取範囲表示手段の読取範囲が変
更された場合,該読取範囲に対し,ドット数を変更する
ことにより,プリント出力時にドット数を気にせず,プ
リント出力範囲と解像度のみの設定で必要なデータが得
られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。
【0018】〔実施の形態〕 (画像読取装置の構成)まず,本発明による画像読取制
御装置により制御される画像読取装置の構成について詳
述する。
【0019】図1は,実施の形態に係る画像読取装置の
構成を示す説明図である。図において,この画像読取装
置100は,読取対象の原稿をマニュアルでセットし,
これを読み取る機能と,読取対象の原稿束を自動的に読
取部に搬送し,これを読み取る機能の2つの機能が装備
されている。主に以下に示す1〜17,38の各機能要
素により構成されている。
【0020】すなわち,1は読取対象の原稿Dをセット
するための原稿台ガラス,2は原稿の反射光を次のミラ
ーに導く第1ミラー,3は読取時に原稿を照射する照明
ランプ,4は第1ミラー2からの反射光を次のミラーに
導く第2ミラー,5は第1ミラー2からの反射光をレン
ズ38を介してCCD6に導く第3ミラー,6はCCD
(固体撮像素子)であり,SBU(Sensor Borad Unit
)17に装着されている。また,38は原稿反射光を
CCD6に結像させるレンズである。
【0021】また,7は第1ミラー2と照明ランプ3・
第2ミラー4・第3ミラー5を1つの支持体に取り付
け,原稿台ガラス1に沿って並行移動するキャリッジ
を,走行させる駆動源となる走行用モータである。
【0022】また,8は読取対象の原稿束をセットする
ための原稿トレイ,9は原稿トレイ8にセットされた原
稿を1枚ずつ給紙するピックアップローラ,10はピッ
クアップローラ9により送られた原稿のスキュー補正お
よび搬送タイミングをとるためのレジストローラ対,1
1は原稿を巻き付けながら所定の速度で搬送する搬送ド
ラム,12は搬送ドラム11の周面に対向して設けられ
た搬送ローラ,13および14は搬送ドラム11から送
られた原稿を排紙するための排紙ローラ対,15は読取
後の原稿が排紙される排紙トレイ,16は搬送駆動系
(図示せず)により搬送ドラム11と搬送ローラ12・
排紙ローラ対13〜14を回転させる駆動源となる搬送
モータである。
【0023】(画像読取装置の動作)次に,以上のよう
に構成された画像読取装置の動作について説明する。図
において,原稿台ガラス1上に原稿Dがある場合,この
原稿Dに対し,照明ランプ3を点灯させると共に,前述
したキャリッジを走査させる。これにより原稿Dの反射
光がラインごとに,第1ミラー2と第2ミラー4・第3
ミラー5・レンズ38を介してCCD6に入射・結像さ
れる。そして,CCD6は,入射・結像された反射光を
光電変換する。
【0024】一方,原稿Dが原稿トレイ8に積載されて
いる場合,この原稿Dは,ピックアップローラ9とレジ
ストローラ対10・搬送ドラム11・搬送ローラ12に
より読取位置Bまで搬送される。上記ピックアップロー
ラ9およびレジストローラ対10は,給紙モータ(図示
せず)により駆動される。また,搬送ドラム11および
搬送ローラ12・排紙ローラ対13〜14は,搬送モー
タ16により駆動される。また,この場合,前述のキャ
リッジは,図1の右側に示す読取位置Bに移動される。
【0025】続いて,上記読取位置Bを原稿Dが通過す
る際,原稿Dに対して照明ランプ3の光を照射する。原
稿Dの反射光は,第1ミラー2と第2ミラー4・第3ミ
ラー5により,レンズ38を介してCCD6に入射・結
像される。そして,CCD6は,入射・結像された反射
光を光電変換する。
【0026】次いで,読取位置Bを通過した原稿は,排
紙ローラ対13〜14へ送り込まれ,排紙トレイ15上
に排紙される。
【0027】(制御系の構成)図2は,図1における画
像読取装置の制御系の構成を示すブロック図である。図
において,18はMBU(Mother Board Unit )であ
り,SBU17上のCCD6から入力された画像信号に
対し,暗電位除去や合成処理などの処理を施すAHP
(Analogu data Hndling Peripheral )やモータードラ
イバなどを備えている。
【0028】また,20はSCU(Scanner Control Un
it)であり,画像信号のシェーディング補正やガンマ補
正・MTF補正などの処理を施すSIP3(Scanner Im
aging Peripheral 3)21と,SBC(Scan Buffer Co
ntroller)22と,SCSIControl24と,CPU2
5と,EPROM26と,RAM27と,SEL(セレ
クタ)30〜32,34と,ビデオアダプタ39と接続
するコネクタ33とを備えている。
【0029】また,23はSIMM(Single Inline Me
mory Module )である。28はIEU(Image Enhance
Peripheral)であり,SCU20にコネクタ29で接続
されている。また,36はDCU(Data Compression U
nit )であり,SCU20にコネクタ36で接続されて
いる。
【0030】また,40は原稿Dの両面を同時に読み取
る際,原稿Dの裏側読み取りを制御するRCU(Revers
e side Contorol Unit)であり,MBU18に接続され
ている。37はADU(Adf Driving Unit)であり,M
BU18に接続されている。
【0031】(制御系の動作)次に,以上のように構成
された制御系の動作について説明する。SBU17上の
CCD6に入射された原稿Dの反射光は,CCD6内で
光の強度に応じた電圧値をもつアナログ画像信号に変換
される。このアナログ画像信号は,奇数ビットと偶数ビ
ットに分かれて出力される。
【0032】上記アナログ画像信号は,MBU18上の
AHP19において暗電位部分が取り除かれ,上記奇数
ビットと偶数ビットが合成される。そして,このアナロ
グ画像信号は,所定の振幅にゲイン調整された後,A/
D変換され,デジタル画像信号となる。
【0033】このデジタル画像信号は,SCU20上の
SIP3 21によりシェーディング補正,ガンマ補正,
MTF補正などの処理が施される。さらに,このデジタ
ル画像信号は,2値化され,ページ同期信号およびライ
ン同期信号・画像クロックと共にビデオ信号として出力
される。
【0034】次いで,上記ビデオ信号は,コネクタ29
を介してIEU28へ出力される。そして,IEU28
内において所定の画像処理が行われた後,再びSCU2
0へ入力される。
【0035】SCU20へ入力されたビデオ信号は,S
EL(セレクタ)30に入力される。さらに,SEL
(セレクタ)30には,上記SIP3 21から出力され
たビデオ信号が入力され,IEU28内で画像処理する
か否かを選択する。
【0036】続いて,SEL(セレクタ)30からのビ
デオ信号は,SEL(セレクタ)31に入力される。さ
らに,SEL(セレクタ)31には,RCU40からの
ビデオ信号が入力される。これにより,原稿Dの読取面
を選択することができる。
【0037】そして,RCU40で読み取った原稿Dの
裏側画像信号は,MBU18を介し,ビデオ信号として
SCU20に転送される。
【0038】SEL(セレクタ)31からのビデオ信号
は,SEL(セレクタ)32およびコネクタ33に出力
される。さらに,SEL(セレクタ)32には,ビデオ
アダプタ39からのビデオ信号が入力される。
【0039】以上の経路を経て,SIP3 21から出力
されたビデオ信号は,SBC22に入力され,DRAM
およびSIMM23で構成する画像メモリに蓄えられ
る。さらに,この画像メモリに蓄えられたビデオ信号
は,SEL(セレクタ)34およびコネクタ35に出力
される。
【0040】コネクタ35には,DCU36が接続され
ている。このDCU36により,ビデオ信号は圧縮さ
れ,SEL(セレクタ)34に入力される。そして,S
EL(セレクタ)34においてビデオ信号を圧縮する否
かを選択する。
【0041】SEL(セレクタ)34からのビデオ信号
は,SCSIコントローラ24を介してコンピュータに
転送される。
【0042】SCU20上には,CPU25の他ROM
26およびRAM27が実装されている。このSCU2
0は,SCSIコントローラ24を制御し,コンピュー
タとの通信を実行する。また,CPU25は,ステッピ
ングモータである走行用モータ7や給紙モータ・搬送モ
ータ16のタイミング制御を実行する。
【0043】また,ADU37は,自動原稿搬送装置
(ADF)を構成する電装部品に対し,電力供給を制御
・中継する。
【0044】(システムの構成)次に,以上説明した画
像読取装置100をホストコンピュータに接続したシス
テム例を図3のブロック図を用いて説明する。
【0045】図において,301はパソコンなどを用い
たホストコンピュータである。該ホストコンピュータ3
01には,ディスプレイに表示された入力・表示画面
(図4参照)上のキーをマウスにより選択・変更できる
入力・表示装置302が設けられている。
【0046】また,ホストコンピュータ301と画像読
取装置100とは,相互に通信可能とする双方向インタ
ーフェイス303で接続されている。
【0047】(入力・表示画面)図4は,実施の形態に
係るホストコンピュータ301の入力・表示画面例を示
す説明図である。図において,400は入力・表示画面
であり,前述した画像読取装置100の各種読取条件を
設定するキーや設定状態・読取領域などの情報が表示さ
れる。
【0048】すなわち,主走査および副走査方向のドッ
ト数を指定するドット数指定手段としてのドット数指定
部401と,主走査および副走査方向の解像度を指定す
るための解像度指定部402と,ドット優先か解像度優
先かを指定する優先度指定手段としての優先指定部40
3と,読取領域を確認するためのプレビューエリア40
4と,読取範囲表示手段としての読取範囲405とが設
けられている。
【0049】(システムの動作)パソコンなどのホスト
コンピュータ301では,図4に示すような表示画面に
より,前述の画像読取装置の読取条件の設定を行う。す
なわち,読取設定が可能なユーザーインターフェイスに
より,ユーザーが入力・表示画面400上で設定を行
う。
【0050】ここで,プレビューエリア404をマウス
によりドラッグすることにより,読取範囲405を指定
する。この読取範囲405の指定は,ドット数優先か否
かによりわかる。そして,ドット数優先の場合とドット
数優先でない(すなわち,解像度優先)の場合とで次の
ように制御処理が異なる。
【0051】(1)ドット数優先の場合 プレビューエリア404をマウスにより範囲指定す
る。 読取ドット数を指定する(W1,H1)。 上記ドット数を,指定されている範囲(長さおよび
幅)で除算し,解像度を算出する。
【0052】(2)ドット数優先ではない(解像度優
先)の場合 プレビューエリア404をマウスにより範囲指定す
る。 読取解像度を指定する(Z1)。 指定されている範囲(長さおよび幅)に解像度を乗
じ,主走査ドット数(X1)と,副走査ドット数(Y
1)を算出する。
【0053】原稿Dの画像読み取りを行う場合,上記に
より得られた領域の指定(X1,y1,W1,h1,Z
X1,ZY1)を設定する。該設定を受け,画像読取装
置100は,図5に示すフローチャートに基づいて制御
処理を実行する。
【0054】なお,X1は,読み取りの主走査方向原点
位置 Y1は,読み取りの副走査方向原点位置 W1は,読み取りの主走査方向ドット数 H1は,読み取りの副走査方向ドット数 ZX1は,主走査方向の解像度 ZY1は,副走査方向の解像度 である。
【0055】図5において,まず,読取領域を指定し
(S501),該読取領域の指定が終了したか否かを判
断する(S502)。ここで読取領域の指定が終了した
と判断した場合,ドット数優先か否かを判断する(S5
03)。
【0056】上記ステップS503において,ドット数
優先であると判断した場合,次のステップS504を実
行する。すなわち, 主走査解像度=主走査ドット数/幅 副走査解像度=副走査ドット数/長さ により解像度を算出する。
【0057】一方,上記ステップS503において,ド
ット数優先ではないと判断した場合,次のステップS5
05を実行する。すなわち, 主走査ドット数=幅×主走査解像度 副走査ドット数=長さ×副走査解像度 によりドット数を算出する。
【0058】続いて,上記ステップS504あるいはス
テップS505を実行した後,パラメータをセットし
(S506),読み取りを開始する(S507)。
【0059】すなわち,ホストコンピュータ301は,
画像読取装置100に対し読み取りを開始するように命
令を送る。そして,保存するデータを格納するメモリエ
リアをクリアし,画像データを1画素ずつ処理する。そ
の後,読取領域を設定したら各原稿から,読み取りを実
行する。
【0060】(実施の形態の効果)次に,以上説明した
実施の形態が奏する効果について列記する。第1に,画
像読取装置100からの読取データを,ホストコンピュ
ータ301の入力・表示装置302に取り込む場合,使
用目的に応じて,ドット数を優先させるか解像度を優先
させるかを選択することができる。
【0061】第2に,読み込んだデータをMS−Win
dowなどのディスプレイなどに表示する場合,画面サ
イズが1280×1024,1024×786,800
×600,640×480のようにドット数で決定され
る。ここで,原稿の特定の範囲を画面サイズに合わせて
表示する場合,従来は解像度を何dpiにしたらよいが
分かり難かったが,本実施の形態では,解像度を気にせ
ず,読取対象のドット数とその範囲とを指定するのみ
で,それに合った解像度が自動的に設定されるため,そ
の作業性が向上する。
【0062】第3に,読み込んだデータをプリンタを用
いてプリント出力したい場合,プリンタの解像度が重要
となってくる。この場合,プリントしたい範囲(縦横の
長さ)と解像度を指定するのみで主走査および副走査の
ドット数を計算するため,ドット数を気にせず,必要な
データを得ることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る画像
読取制御装置(請求項1)によれば,ドット数指定手段
によるドット数指定か,あるいは解像度指定かの優先度
を指定する優先度指定手段を設けることにより,読取デ
ータの使用目的に応じてドット数優先か解像度優先かを
選択することができる。
【0064】また,本発明に係る画像読取制御装置(請
求項2)によれば,優先度指定手段によりドット数の優
先が指定され,かつ読取範囲表示手段の読取範囲が変更
された場合,該読取範囲に対し,ドット数を変更せずに
解像度を変更するため,解像度を自動的に設定すること
ができる。
【0065】また,本発明に係る画像読取制御装置(請
求項3)によれば,優先度指定手段により解像度の優先
が指定され,かつ読取範囲表示手段の読取範囲が変更さ
れた場合,該読取範囲に対し,ドット数を変更するた
め,プリント出力時にドット数を気にせず,プリント出
力範囲と解像度のみの設定で必要な読取データを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る画像読取装置の構成を示す説
明図である。
【図2】図1における画像読取装置の制御系の構成を示
すブロック図である。
【図3】実施の形態に係るシステム構成を示すブロック
図である。
【図4】実施の形態に係る入力・表示画面例を示す説明
図である。
【図5】実施の形態に係る制御動作例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100 画像読取装置 301 ホストコンピュータ 302 入力・表示装置 303 双方向インターフェイス 400 入力・表示画面 401 ドット指定部 402 解像度指定部 403 優先指定部 405 読取範囲

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像をデジタル画像情報として読み
    取る画像読取装置を,双方向インターフェイスを介して
    ホストコンピュータと接続し,該ホストコンピュータの
    入力・表示装置により前記画像読取装置の読取モードの
    設定を行う画像読取制御装置において,前記入力・表示
    装置が,原稿画像の読取サイズを主走査ドット数および
    副走査ドット数で指定するドット数指定手段と,前記画
    像読取装置の読取範囲が表示され,入力指定により読取
    範囲が変更される読取範囲表示手段と,前記ドット数指
    定手段によるドット数指定か,あるいは解像度指定かの
    優先度を指定する優先度指定手段と,を備えたことを特
    徴とする画像読取制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ホストコンピュータは,前記優先度
    指定手段によりドット数の優先が指定され,かつ前記読
    取範囲表示手段の読取範囲が変更された場合,該読取範
    囲に対し,ドット数を変更せずに解像度を変更すること
    を特徴とする請求項1記載の画像読取制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ホストコンピュータは,前記優先度
    指定手段により解像度の優先が指定され,かつ前記読取
    範囲表示手段の読取範囲が変更された場合,該読取範囲
    に対し,ドット数を変更することを特徴とする請求項1
    記載の画像読取制御装置。
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US6388771B1 (en) * 1996-09-24 2002-05-14 Ricoh Company, Ltd. Image input device for sending image data together with information indicating contents of desired operation to be performed on the image data
JP2008259172A (ja) * 2007-03-15 2008-10-23 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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