JPH09246826A - アンテナ接続方法、および、アンテナ接続構造 - Google Patents

アンテナ接続方法、および、アンテナ接続構造

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JPH09246826A
JPH09246826A JP4615696A JP4615696A JPH09246826A JP H09246826 A JPH09246826 A JP H09246826A JP 4615696 A JP4615696 A JP 4615696A JP 4615696 A JP4615696 A JP 4615696A JP H09246826 A JPH09246826 A JP H09246826A
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JP
Japan
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antenna
radio
short
output connector
board
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JP4615696A
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Kazuhiko Nakase
一彦 仲瀬
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Sansei Denki KK
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Sansei Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線機基板2上に構成された高周波回路3の
出力端を、無線機出力コネクタ10を介してアンテナ5
に接続する技術を改良して、上記無線機出力コネクタ1
0にテスタ(図外)を接続して計測する際、「無線機出
力コネクタ10とアンテナ5とを接続する構成部材」が
アンテナに類似する作用をして計測値に誤差を混入させ
ないようにする。 【解決手段】 上記の接続する構成部材として、短小な
導電性部材12を設けるとともに、これを極限的に小さ
くする。そのためには、アンテナ取付位置5dを無線機
出力コネクタに隣接させて上記短小な導電性部材12が
短くても無線機出力コネクタ10とアンテナとを繋ぎ得
るようにし、かつ、該短小な導電性部材12の形状,寸
法を、余分な長さの無いものに切り詰める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話機
などのように、無線機基板にアンテナを取り付けて該ア
ンテナを高周波回路に接続する技術に係り、特に、無線
機出力コネクタを用いて上記高周波回路の検査,調整を
行なう場合に、上記の検査,調整を迅速かつ容易に行な
うことができ、しかも該検査,調整に誤差を混入させる
虞れが無いように改良したアンテナ取付方法、およびア
ンテナ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は携帯用電話機におけるアンテナ取
付部の従来例を示し、(A)は無線機筐体の蓋を取り除
いて描いた模式的な断面図、(B)は同じくアンテナカ
バーとアンテナの一部とを切断して描いた模式的な正面
図である。無線機筐体1の中に無線機基板2が収納さ
れ、該無線機基板2上に高周波回路(仮想線で示す)3
が構成されるとともにシールドケース4で覆われてい
る。
【0003】ヘリカルアンテナ素子5aは電気的長さλ
/4に構成され、金属板よりなるアンテナ端子板5bに
取り付けられている。上記アンテナ端子板5bは、取付
ネジ6により無線機筐体1に対して、前記無線機基板2
と共締めされて相互に固定されている。8はアンテナカ
バーである。
【0004】前記の高周波回路3の出力端は、マイクロ
ストリップ線路9によって前記のアンテナ端子板5bに
接続導通され、その途中に無線機出力コネクタ10が配
置されて、無線機基板2に実装されている。詳しくは、
高周波回路3の出力端と無線機出力コネクタ10とが、
無線機基板2の上に形成されたマイクロストリップ線路
9によって接続導通されるとともに、該無線機出力コネ
クタ10とアンテナ端子板5bとはアンテナ接合部パタ
ーン11によって接続導通され、その途中にハンダ接続
部11aが設けられている。次に、この接続部分をさら
に詳しく説明する。図3は、前掲の図2(B)に示した
従来例のアンテナ接続構造の構成部材から無線機筐体と
アンテナカバーとハンダ接続部とを取り除き、シールド
ケースを省略して描いた分解外観図である。高周波回路
3の出力端はマイクロストリップ線路9によって無線機
出力コネクタ10に接続されている。この無線機出力コ
ネクタ10は、高周波回路3にテスタ(図外)を接続し
て電気的性能の検査を行ない、必要に応じて調整するた
めのものである。前記のマイクロストリップ線路9は、
無線機基板2の表側(図面手前側)に細長い導電性のパ
ターンとして、プリント基板技術を適用して構成されて
おり、その裏側(図面の奥側)にはアースパターン(図
において隠れている)が形成されている。このアースパ
ターンの存在により、前記の細長い導電性のパターンは
同軸ケーブルに類似した機能を果たす。
【0005】図3に示すように、アンテナ端子板5bに
穿たれたネジ挿通用の孔5eに取付ネジ6のネジ杆部を
挿入して(矢印a)、さらに、無線機基板2に穿たれた
ネジ挿通用の孔2aに挿入すると(矢印b)、該アンテ
ナ端子板5bは仮想線で示した取付位置5cに位置決め
される。実線で示したアンテナ端子板5bが、仮想線で
示した取付位置5cに取り付けられたとき、該アンテナ
端子板に接触導通するように、アンテナ接合部パターン
11が無線機基板2に形成されている。上記のアンテナ
接合部パターン11は、無線機出力コネクタ10からア
ンテナ取付位置5cに向けて延出する形に形成され、か
つ、アンテナ端子板5bと確実に接触するよう、設計的
余裕をもって長さ寸法と幅寸法とが設定されている。そ
の理由は、アンテナ端子板5bが無線機基板2と対向し
ている面積のうちで、アンテナ接合部パターン11と接
触している面積の割合が大きくても、組立状態における
アンテナ特性に別段の悪影響を及ぼさないからである。
また、前記アンテナ接合部パターン11の長さ寸法が過
小であって、その先端がアンテナ端子板5bに届かなか
ったらアンテナの導通が得られないから、該アンテナ接
合部パターン11の長さ方向(図3において左右方向)
の寸法が、アンテナ端子板の取付位置5cと無線機出力
コネクタ10との間隔寸法Dよりも大きくなければなら
ないことは明らかである。従って、前記アンテナ接合部
パターンの長さ方向の寸法Lは、上記の間隔寸法Dより
も若干大きく設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ取付技
術においては、図3に示すごとく、アンテナ端子板5b
と無線機出力コネクタ10との間隔寸法Dよりも長いア
ンテナ接合部パターン11を、無線機出力コネクタ10
から延出せしめて設置しなければならなかった。ところ
が、図3に実線で描いたようにアンテナ端子板5bが未
だ取り付けられていない状態で、図示しないテスタを無
線機出力コネクタ10に接続して高周波回路3の電気的
性能を検査し、調整する場合、上記無線機出力コネクタ
から延出している長さ寸法Lのアンテナ接合部パターン
11が、僅かながらアンテナに類似した作用をし、テス
タ(図外)による計測値に影響を及ぼす。
【0007】前述のテスタによる計測は、アンテナを取
り付けない状態で行なうべきものであるから、アンテナ
に類似した部材の存在は不都合なのであって、検査,調
整に誤差を生じると無線機全体としての性能が低下する
結果を招く。こうした不具合を防止し、無線機出力コネ
クタ10を用いてテスタによる計測の誤差を無くするた
め、この従来例においてはアンテナ接合部パターン11
に切目11bを設けている。この切目11bによってア
ンテナ接合部パターン11を無線機出力コネクタ10か
ら電気的に切り離した状態で該無線機出力コネクタ10
にテスタを接続して計測し、計測を終了すると上記の切
目11に溶融したハンダの玉を付着させて凝固させ、前
掲の図2(B)に示したハンダ接続部11aを形成す
る。このような操作によりアンテナ接合部パターン11
の影響を受けずにテスタによる検査,調整を行なうこと
ができるが、多大の時間と労力とを要する上に、ハンダ
接続後の再検査が非常に厄介である。図示を省略する
が、図3に示したアンテナ接合部パターン11およびそ
の切目11bを設けて該切目11bをハンダで接続する
代りに、アンテナ端子板5bと無線機出力コネクタ10
とを同軸ケーブルで接続することも実際に行なわれてい
る。すなわち、無線機出力コネクタ10にテスタを接続
して高周波回路3の電気的性能を検査し、要すれば調整
した後、無線機出力コネクタ10とアンテナ端子板5b
とを同軸ケーブルで接続する。このような従来技術によ
ると、構成部材が多くなって部品コストが増加するのみ
ならず、同軸ケーブル取付に多大の時間と労力とを要
し、その上、同軸ケーブルを配置するためのスペースが
必要である。さらに、同軸ケーブルによってアンテナと
無線機出力コネクタとを接続した後に再検査しようとす
る場合、該同軸ケーブルをハンダ付けしておくと、もう
一度同軸ケーブルの取外し・取付けを行なわねばならな
いので多大の時間と労力を要するので、実際上、再検査
を行なうことは不可能に近い。また、該同軸ケーブルを
挿脱可能に接続しておくと、導通保持に関する信頼性が
低い。
【0008】本発明は上述の事情に鑑みて為されたもの
で、無線機出力コネクタにテスタを接続して高周波回路
の検査・調整を迅速,容易に行なうことができ、しか
も、該テスタの計測値に誤差を混入せしめる虞れの無い
アンテナ接続方法、および、同接続構造を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに創作した本発明の基本的原理について、従来例を描
いた図3と対比して略述すると、アンテナに類似した作
用をして誤差の原因となるアンテナ接合パターン11の
長さ寸法Lを極限的に縮小する。上記のアンテナ接合パ
ターン11が無線機出力コネクタ10とアンテナ端子板
5bとを導通させるためには、その長さ寸法Lは図示の
間隔寸法Dよりも大きくなければならない。そこで本発
明は、先ず上記の間隔寸法Dを極限的に短縮させる。す
なわち、アンテナの接続部分と無線機出力コネクタ10
とを隣接せしめる。本発明において隣接させるとは、互
いに密着せしめ、もしくは密着に準じる程度に近接せし
める意である。そして前記の長さ寸法Lを、間隔寸法D
に比して余分に長くしないようにする。
【0010】上述の原理に基づいて請求項1の発明の構
成を、その1実施形態に対応する図1を参照して述べる
と、無線機基板(2)上に構成されている高周波回路
(3)と、上記の無線機基板(2)に取り付けられるア
ンテナ(5)とを、上記無線機基板(2)上に実装され
た無線機出力コネクタ(10)を介して接続する方法に
おいて、前記無線機基板(2)上に、前記無線機出力コ
ネクタ(10)に隣接せしめてアンテナ取付位置(5
d)を設定するとともに、前記無線機基板(2)上に、
前記無線機出力コネクタ(10)から上記アンテナ取付
位置(5d)に向けて、該アンテナ取付位置(5d)に
位置せしめたアンテナに導通するに足る長さであって余
分の無い長さ寸法を有する短小な導電性部材(12)を
設け、前記のアンテナ取付位置(5d)にアンテナ
(5)を取り付けて、該アンテナ(5)を前記の短小な
導電性部材(12)に接触導通せしめることを特徴とす
る。以上に説明した請求項1の発明によると、アンテナ
取付位置を無線機出力コネクタに隣接せしめて設定する
ので、該無線機出力コネクタからアンテナ取付位置に至
る短小な導電性部材の長さ寸法は非常に短いもので足り
る。しかも、上記の短小な導電性部材の長さ寸法は「ア
ンテナ取付位置に取り付けた状態を仮想して、該仮想の
位置のアンテナに導通するに足りる長さ」に比して余分
の無いように切り詰めた寸法であるから、上記の短小な
導電性部材が極限的に縮小され、テスタに及ぼす影響が
減少し、携帯式無線通信機としての電気的性能に及ぼす
悪影響を実用上無視することができる。しかも、本請求
項1の発明方法を適用することによって製造コストを増
加せしめる虞れも無い。
【0011】請求項2の発明の構成は前記請求項1の発
明の構成に加えて、前記の短小な導電性部材(12)
を、前記無線機基板(2)上の導通パターンによって構
成するとともに、上記導通パターンの裏側には導電性の
パターンを設けないことを特徴とする。以上に説明した
請求項2の発明によると、前記の無線機出力コネクタか
らアンテナの取付部に向けて延出させる短小な導電性部
材を無線機基板上の導通パターンによって構成するの
で、プリント配線基板に関する技術を適用して自動的な
いし半自動的に、安価に大量生産することができる。し
かも、導通パターンによって構成することにより、該導
電性部材の長さ寸法を高精度で規制することができ、低
コスト・高品質の工業的生産が可能となる。
【0012】請求項3の発明の構成は前記請求項1,2
の発明の構成に加えて、ヘリカルアンテナ素子(5a)
にアンテナ端子板(5b)を取り付けて前記のアンテナ
(5)を構成するとともに、上記アンテナ端子板(5
b)を取付ネジ(6)によって無線機基板(2)に取り
付け、上記取付ネジ(6)を締め付けることにより前記
の短小な導電性部材(12)をアンテナ端子板(5b)
と無線機基板(2)との間に挟みつけて圧接せしめるこ
とを特徴とする。以上に説明した請求項3の発明による
と、ヘリカルアンテナ素子を用いることによりアンテナ
の電気的長さに比して機械的長さを短くすることができ
るので、携帯式無線機用に好適であり、しかも、アンテ
ナを無線機基板に取り付ける部分が板状の部材によって
構成されるので、該取り付け部分で前記の短小な導電性
部材の先端を挟みつけることにより、該短小な導電性部
材に余分な長さが無くても確実な接触導通を得ることが
できる。すなわち、短小な導電性部材の極小化と、接触
導通の確保とを両立せしめることができ、テスタによる
計測誤差の防止と、携帯式無線機の作動信頼性とを両立
せしめ得る。さらに、無線機基板に対するアンテナ端子
板の取付けを取付ネジで行なうことにより、該取付ネジ
の締付トルクを制御して該アンテナ端子板と短小な導電
性部材との接触圧力を適正ならしめることができる。こ
の場合、取付ネジの締付トルクは計器により測定,調節
できるので、熟練を要せずに適正な取付作業を行なうこ
とが容易である。
【0013】請求項4の発明の構成は、無線機基板
(2)上に構成された高周波回路(3)に接続されて、
該無線機基板(2)に実装されている無線機出力コネク
タ(10)と、上記無線機出力コネクタ(10)に隣接
せしめて前記無線機基板(2)に固定されたアンテナ
(5)と、前記の無線機出力コネクタ(10)とアンテ
ナ(5)とを導通せしめている短小な導電性部材(1
2)とを具備し、かつ、上記の短小な導電性部材(1
2)は、無線機出力コネクタ(10)とアンテナ(5)
とを導通せしめるに足る最小限の必要な長さ寸法を有し
ていることを特徴とする。ただし、導通せしめるに足る
最小限の必要な長さ寸法とは、アンテナを備えた携帯式
無線機の実用状態における導電性部材としての充分な耐
久性を有し、かつ、製造工程において別段の困難を生じ
ない範囲内における最小寸法の意であって、例えば製造
誤差を見込んで設計的に安全を図った長さ寸法にした場
合も本発明の技術的範囲に属するものである。以上に説
明した請求項4の発明によると、アンテナが無線機出力
コネクタと隣接しているので、両者を導通させるための
短小な導電性部材に必要な長さ寸法は極限的に小さくて
足りる。しかも、該短小な導電性部材は上記の導通に必
要な最小限の必要な長さ寸法に構成されているので、ア
ンテナを取り付ける以前の状態(もしくは取り外した状
態)で無線機出力コネクタにテスタを接続して検査,調
整を行なう場合、前記の短小な導電性部材がアンテナに
類似する作用をして計測値に混入せしめる誤差か小さ
く、実用上無視することができる。その上、従来例にお
けるがごときハンダ接続部を有していないので迅速かつ
容易にテスタによる計測を行なうことができ、再検査を
するにも格別の困難が無い。
【0014】請求項5の発明の構成は前記請求項4の発
明の構成に加えて、前記無線機基板(2)の、無線機出
力コネクタ(10)が実装されている側の面に形成され
た導通パターンによって前記の短小な導電性部材(1
2)が構成されており、かつ、上記の短小な導電性部材
(12)が形成された区域の裏側には導電性のパターン
が設けられていないことを特徴とする。以上に説明した
請求項5の発明によると、無線機出力コネクタと短小な
導電性部材とが無線機基板に関して同じ側に配置されて
いるので両者を導通せしめることが容易であり、しか
も、該短小な導電性部材が無線機基板面上の導通パター
ンによって構成されているので、その形状,寸法わ高精
度に規制することが容易で、製造コストが安価である。
【0015】請求項6の発明の構成は前記請求項4,5
の発明の構成に加えて、前記のアンテナ(5)は、ヘリ
カルアンテナ素子(5a)にアンテナ端子板(5b)を
取り付けてなる部材であり、上記のアンテナ端子板(5
b)が無線機基板(2)に取り付けられて前記の短小な
導電性部材(12)に接触導通していることを特徴とす
る。以上に説明した請求項6の発明によると、ヘリカル
アンテナ素子が用いられているので、その機械的長さが
電気的長さに比して短く、携帯式無線機に使用される周
波数帯(例えば数GHz)においては該ヘリカルアンテ
ナ素子を無線機筐体内に折り畳み収納できない構造で突
出させておいても実用に供し得る。而して、該ヘリカル
アンテナ素子にアンテナ端子板が取り付けられているの
で、無線機基板上に設けられている短小な導電性部材に
対してアンテナ端子板を取り付ける構造部分の設計的な
構成および実作業が容易であり、ヘリカルアンテナ素子
を直接的に基板に取り付けて短小な導電性部材に接触,
導通せしめる場合に比して、該短小な導電性部材の長さ
寸法をより短くしてもより確実な接触導通が得られる。
【0016】請求項7の発明の構成は上記請求項6の発
明の構成に加えて、前記のアンテナ端子板(5b)、お
よび無線機基板(2)のそれぞれにネジ挿通用の孔が設
けられていて、これらの孔に挿通された取付ネジ(6)
によってアンテナ端子板(5b)と無線機基板(2)と
が無線機筐体(1)に共締めされることにより位置決め
固定されるとともに、前記取付ネジ(6)の締付力によ
り前記の短小な導電性部材(12)がアンテナ端子板
(5b)と無線機基板(2)との間に挟みつけられて圧
接せしめられていることを特徴とする。以上に説明した
請求項7の発明によると、取付ネジの締付力によって短
小な導電性部材がアンテナ端子板と無線機基板との間に
挟みつけて圧接せしめられるので、他の一般的なアンテ
ナ固定手段(例えばリベットや取付爪)に比して確実な
接触導通が得られる上に、必要に応じて容易に増し締め
することができるのでメンティナンス性に優れている。
その上、前記アンテナ端子板は無線機基板上の無線機出
力コネクタに隣接しているため、前記の短小な導電性部
材は必然的に、アンテナ端子板と無線機出力コネクタと
無線機基板とに取り囲まれて機械的に保護される。この
ようにして短小な導電性部材が外力に対して保護される
ので、該短小な導電性部材を極度に縮小して構成しても
耐久性について不具合を生じる虞れが無く、極限的に小
さく構成することによって本発明の目的(アンテナ類似
作用の防止・テスタによる計測の精度向上)が完全に達
成される。さらに、アンテナが取付ネジによって取り付
けられているとともに、従来例におけるがごときハンダ
接続部が無いので、該取付ネジを抜き取ってアンテナを
取り外すことにより、迅速かつ容易にテスタによる再検
査,再調整を行なうことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るアンテナ接続
方法、およびアンテナ接続構造の1実施形態を示し、従
来例に係るアンテナ接続技術を描いた図3に対応する要
部分解外観図、兼組付工程説明図である。本図1におい
て、図3(従来例)と同一の図面参照符号および構成部
材名称を付した無線機基板2、高周波回路3、取付ネジ
6、マイクロストリップ線路9、および無線機出力コネ
クタ10は、前記従来例におけると同様ないし類似の構
成部材である。
【0018】高周波回路3の出力端はマイクロストリッ
プ線路9によって無線機出力コネクタ10に接続されて
いる。上記のマイクロストリップ線路9は、無線機基板
2の表側(図において手前側)に細い線状の導通パター
ンを形成するとともに、その裏側(図において紙面の奥
側)にはアースパターンが形成することによって構成さ
れている。無線機出力コネクタ10は、上記マイクロス
トリップ線路9の線状導通パターンの先端に導通せしめ
て無線機基板2に実装されている。上記無線機出力コネ
クタ10に隣接せしめて、アンテナ5のアンテナ端子板
5bを取り付ける位置5d(仮想線で示す)を設定す
る。そして、前記アンテナ端子板5bを上記取付位置5
dに位置せしめたとき、該アンテナ端子板5bのネジ挿
通用の孔5eに対応するよう、ネジ挿通孔2aを無線機
基板2に設ける。上述のようにアンテナ取付位置5dを
設定したことに基づいて、前記の無線機出力コネクタ1
0から該アンテナ取付位置5dに向けて、短小な導電性
部材12を配設する。この短小な導電性部材は、アンテ
ナ取付位置5dにアンテナ端子板5bを位置せしめたと
き該アンテナ端子板5bに接触導通するに必要で最小限
の長さとする。なお、本実施形態においては、その幅寸
法も上記の接触導通に必要な最小限の幅とし、余分な長
さや余分な幅を有しないように設定したが、本発明にお
いて重要なことは長さを短縮することであって、その幅
寸法は格別に重要な意義を有していない。
【0019】本実施形態においては、上記の短小な導電
性部材を、無線機基板上の導電性パターンによって構成
する。以下、この構成部分を、その形状寸法と機能とに
基づいて短小アンテナ接合部パターンと呼ぶ。上記短小
アンテナ接合部12を導電性パターンによって構成する
と、プリント配線基板に関する公知の技術を適用して、
微細に、かつ高精度に、しかも安価に構成することがで
きる。上記の短小アンテナ接合部パターン12の裏側
(詳しくは、無線機基板2に無線機出力コネクタ10お
よび短小アンテナ接合部パターン12を設けた側の反対
側)の、該短小アンテナ接合部パターン12を設けた区
域に対応する部分にはアースパターンを設けない。以上
に述べたように、短小アンテナ接合部パターン12の形
状,寸法を最小限に切り詰めてあり、かつ、アースパタ
ーンに対向していないので、該短小アンテナ接合部パタ
ーン12はほとんどアンテナとして作用しない。従っ
て、本図1に表されている状態で図外のテスタを無線機
出力コネクタ10に接続して高周波回路3の電気的性能
を検査,調整する際、前記の短小アンテナ接合部パター
ン12の悪影響を受ける虞れが無い。本発明を実施する
際、使用周波数帯の波長をλとし、短小アンテナ接合部
パターン12の長さ寸法をλ/16以下にすると、テス
タによる計測に及ぼす影響が無視できる程度に小さくな
るので、λ/16以下にすることが望ましい。
【0020】取付ネジ6をアンテナ端子板5bのネジ挿
通用孔5eに挿入し、さらに無線機基板2のネジ挿通用
孔2aに挿入し、該取付ネジ6の先端を無線機筐体に螺
入する。この取付ネジ螺入部付近については、従来例を
描いた図2(A)に鎖線円で囲んで示したc部と同様で
あり、無線機基板2とアンテナ端子板5bとが、前記短
小アンテナ接合部パターン12を挟んだ形で無線機筐体
1に対して共締め固定される。このようにして取付ネジ
6を締めつけると、アンテナ5のアンテナ端子板5bが
アンテナ取付位置5dに位置決めされ、該アンテナ端子
板5bが無線機出力コネクタ10に隣接して固定され
る。本発明に係る短小アンテナ接合部パターン12は余
分な長さを有していないので、前記アンテナ端子板5b
を正確に位置決めすることは、確実に導通させるために
重要である。前記の取付ネジ6を緊定すると、短小アン
テナ接合部パターン12の先端部がアンテナ端子板5b
と無線機基板2との間に挟みつけられ、押圧されてアン
テナ端子板5bに圧接せしめられて確実に導通する。本
発明においては短小アンテナ接合部パターン12を極限
的に縮小するので、該短小アンテナ接合部パターン12
とアンテナ端子板5bとが重なり合って接触する面積を
大きくとれないが、以上に述べたように挟圧することに
よって狭い接触面積で確実に導通せしめることができ
る。
【0021】本実施形態のアンテナ5はヘリカルアンテ
ナ素子5aを用いたので、携帯式無線機に好適なアンテ
ナ特性が得られ、しかも取扱い容易で携帯に便利であ
る。上記ヘリカルアンテナ素子5aを直接的に短小アン
テナ接合部パターン12に接触させるように取り付ける
ことは容易でないが、本実施形態のようにヘリカルアン
テナ素子5aにアンテナ端子板5bを取り付けてアンテ
ナ5を構成すると、上述したヘリカルアンテナの長所を
損うことなく本発明に係る短小アンテナ接合部パターン
に対して確実,容易に接触,導通せしめることができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上に本発明の実施形態を挙げてその構
成・機能を明らかならしめたように、請求項1の発明に
よると、アンテナ取付位置を無線機出力コネクタに隣接
せしめて設定するので、該無線機出力コネクタからアン
テナ取付位置に至る短小な導電性部材の長さ寸法は非常
に短いもので足りる。しかも、上記の短小な導電性部材
の長さ寸法は「アンテナ取付位置に取り付けた状態を仮
想して、該仮想の位置のアンテナに導通するに足りる長
さ」に比して余分の無いように切り詰めた寸法であるか
ら、上記の短小な導電性部材が極限的に縮小され、テス
タに及ぼす影響が減少し、携帯式無線通信機としての電
気的性能に及ぼす悪影響を実用上無視することができ
る。しかも、本請求項1の発明方法を適用することによ
って製造コストを増加せしめる虞れも無い。
【0023】請求項2の発明によると、前記の無線機出
力コネクタからアンテナの取付部に向けて延出させる短
小な導電性部材を無線機基板上の導通パターンによって
構成するので、プリント配線基板に関する技術を適用し
て自動的ないし半自動的に、安価に大量生産することが
できる。しかも、導通パターンによって構成することに
より、該導電性部材の長さ寸法を高精度で規制すること
ができ、低コスト・高品質の工業的生産が可能となる。
【0024】請求項3の発明によると、ヘリカルアンテ
ナ素子を用いることによりアンテナの電気的長さに比し
て機械的長さを短くすることができるので、携帯式無線
機用に好適であり、しかも、アンテナを無線機基板に取
り付ける部分が板状の部材によって構成されるので、該
取り付け部分で前記の短小な導電性部材の先端を挟みつ
けることにより、該短小な導電性部材に余分な長さが無
くても確実な接触導通を得ることができる。すなわち、
短小な導電性部材の極小化と、接触導通の確保とを両立
せしめることができ、テスタによる計測誤差の防止と、
携帯式無線機の作動信頼性とを両立せしめ得る。さら
に、無線機基板に対するアンテナ端子板の取付けを取付
ネジで行なうことにより、該取付ネジの締付トルクを制
御して該アンテナ端子板と短小な導電性部材との接触圧
力を適正ならしめることができる。この場合、取付ネジ
の締付トルクは計器により測定,調節できるので、熟練
を要せずに適正な取付作業を行なうことが容易である。
【0025】請求項4の発明によると、アンテナが無線
機出力コネクタと隣接しているので、両者を導通させる
ための短小な導電性部材に必要な長さ寸法は極限的に小
さくて足りる。しかも、該短小な導電性部材は上記の導
通に必要な最小限の必要な長さ寸法に構成されているの
で、アンテナを取り付ける以前の状態(もしくは取り外
した状態)で無線機出力コネクタにテスタを接続して検
査,調整を行なう場合、前記の短小な導電性部材がアン
テナに類似する作用をして計測値に混入せしめる誤差か
小さく、実用上無視することができる。その上、従来例
におけるがごときハンダ接続部を有していないので迅速
かつ容易にテスタによる計測を行なうことができ、再検
査をするにも格別の困難が無い。
【0026】請求項5の発明によると、無線機出力コネ
クタと短小な導電性部材とが無線機基板に関して同じ側
に配置されているので両者を導通せしめることが容易で
あり、しかも、該短小な導電性部材が無線機基板面上の
導通パターンによって構成されているので、その形状,
寸法を高精度に規制することが容易で、製造コストが安
価である。
【0027】請求項6の発明によると、ヘリカルアンテ
ナ素子が用いられているので、その機械的長さが電気的
長さに比して短く、携帯式無線機に使用される周波数帯
(例えば数GHz)においては該ヘリカルアンテナ素子
を無線機筐体内に折り畳み収納できない構造で突出させ
ておいても実用に供し得る。而して、該ヘリカルアンテ
ナ素子にアンテナ端子板が取り付けられているので、無
線機基板上に設けられている短小な導電性部材に対して
アンテナ端子板を取り付ける構造部分の設計的な構成お
よび実作業が容易であり、ヘリカルアンテナ素子を直接
的に基板に取り付けて短小な導電性部材に接触,導通せ
しめる場合に比して、該短小な導電性部材の長さ寸法を
より短くしてもより確実な接触導通が得られる。
【0028】請求項7の発明によると、取付ネジの締付
力によって短小な導電性部材がアンテナ端子板と無線機
基板との間に挟みつけて圧接せしめられるので、他の一
般的なアンテナ固定手段(例えばリベットや取付爪)に
比して確実な接触導通が得られる上に、必要に応じて容
易に増し締めすることができるのでメンティナンス性に
優れている。その上、前記アンテナ端子板は無線機基板
上の無線機出力コネクタに隣接しているため、前記の短
小な導電性部材は必然的に、アンテナ端子板と無線機出
力コネクタと無線機基板とに取り囲まれて機械的に保護
される。このようにして短小な導電性部材が外力に対し
て保護されるので、該短小な導電性部材を極度に縮小し
て構成しても耐久性について不具合を生じる虞れが無
く、極限的に小さく構成することによって本発明の目的
(アンテナ類似作用の防止・テスタによる計測の精度向
上)が完全に達成される。さらに、アンテナが取付ネジ
によって取り付けられているとともに、従来例における
がごときハンダ接続部が無いので、該取付ネジを抜き取
ってアンテナを取り外すことにより、迅速かつ容易にテ
スタによる再検査,再調整を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンテナ接続方法、およびアンテ
ナ接続構造の1実施形態を示し、従来例に係るアンテナ
接続技術を描いた図3に対応する要部分解外観図、兼組
付工程説明図である。
【図2】携帯無線電話機におけるアンテナ取付部の従来
例を示し、(A)は無線機筐体の蓋を取り除いて描いた
模式的な断面図、(B)は同じくアンテナカバーとアン
テナの一部とを切断して描いた模式的な正面図である。
【図3】前掲の図2(B)に示した従来例のアンテナ接
続構造の構成部材から無線機筐体とアンテナカバーとハ
ンダ接続部とを取り除き、シールドケースを省略して描
いた分解外観図である。
【符号の説明】
1…無線機筐体、2…無線機基板、3…高周波回路、4
…シールドケース、5…アンテナ、5a…ヘリカルアン
テナ素子、5b…アンテナ端子板、5c…取付け位置の
アンテナ端子板、5d…アンテナ取付位置、6…取付ネ
ジ、8…アンテナカバー、9…マイクロストリップ線
路、10…無線機出力コネクタ、11…アンテナ接合部
パターン、12…短小な導電性部材としての短小アンテ
ナ接合部パターン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機基板(2)上に構成されている高
    周波回路(3)と、 上記の無線機基板(2)に取り付けられるアンテナ
    (5)とを、 上記無線機基板(2)上に実装された無線機出力コネク
    タ(10)を介して接続する方法において、 前記無線機基板(2)上に、前記無線機出力コネクタ
    (10)に隣接せしめてアンテナ取付位置(5d)を設
    定するとともに、 前記無線機基板(2)上に、前記無線機出力コネクタ
    (10)から上記アンテナ取付位置(5d)に向けて、
    該アンテナ取付位置(5d)に位置せしめたアンテナに
    導通するに足る長さであって余分の無い長さ寸法を有す
    る短小な導電性部材(12)を設け、 前記のアンテナ取付位置(5d)にアンテナ(5)を取
    り付けて、該アンテナ(5)を前記の短小な導電性部材
    (12)に接触導通せしめることを特徴とする、アンテ
    ナ接続方法。
  2. 【請求項2】 前記の短小な導電性部材(12)を、前
    記無線機基板(2)上の導通パターンによって構成する
    とともに、上記導通パターンの裏側には導電性のパター
    ンを設けないことを特徴とする、請求項1に記載したア
    ンテナ接続方法。
  3. 【請求項3】 ヘリカルアンテナ素子(5a)にアンテ
    ナ端子板(5b)を取り付けて前記のアンテナ(5)を
    構成するとともに、 上記アンテナ端子板(5b)を取付ネジ(6)によって
    無線機基板(2)に取り付け、上記取付ネジ(6)を締
    め付けることにより前記の短小な導電性部材(12)を
    アンテナ端子板(5b)と無線機基板(2)との間に挟
    みつけて圧接せしめることを特徴とする、請求項1もし
    くは請求項2に記載したアンテナ接続方法。
  4. 【請求項4】 無線機基板(2)上に構成された高周波
    回路(3)に接続されて、該無線機基板(2)に実装さ
    れている無線機出力コネクタ(10)と、 上記無線機出力コネクタ(10)に隣接せしめて前記無
    線機基板(2)に固定されたアンテナ(5)と、 前記の無線機出力コネクタ(10)とアンテナ(5)と
    を導通せしめている短小な導電性部材(12)と、を具
    備し、 かつ、上記の短小な導電性部材(12)は、無線機出力
    コネクタ(10)とアンテナ(5)とを導通せしめるに
    足る最小限の必要な長さ寸法を有していることを特徴と
    する、アンテナ接続構造。
  5. 【請求項5】 前記無線機基板(2)の、無線機出力コ
    ネクタ(10)が実装されている側の面に形成された導
    通パターンによって前記の短小な導電性部材(12)が
    構成されており、 かつ、上記の短小な導電性部材(12)が形成された区
    域の裏側には導電性のパターンが設けられていないこと
    を特徴とする、請求項4に記載したアンテナ接続構造。
  6. 【請求項6】 前記のアンテナ(5)は、ヘリカルアン
    テナ素子(5a)にアンテナ端子板(5b)を取り付け
    てなる部材であり、上記のアンテナ端子板(5b)が無
    線機基板(2)に取り付けられて前記の短小な導電性部
    材(12)に接触導通されていることを特徴とする、請
    求項4もしくは請求項5に記載したアンテナ接続構造。
  7. 【請求項7】 前記のアンテナ端子板(5b)、および
    無線機基板(2)のそれぞれにネジ挿通用の孔が設けら
    れていて、これらの孔に挿通された取付ネジ(6)によ
    ってアンテナ端子板(5b)と無線機基板(2)とが無
    線機筐体(1)に共締めされることにより位置決め固定
    されるとともに、前記取付ネジ(6)の締付力により前
    記の短小な導電性部材(12)がアンテナ端子板(5
    b)と無線機基板(2)との間に挟みつけられて圧接せ
    しめられていることを特徴とする、請求項6に記載した
    アンテナ接続構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8143970B2 (en) 2006-06-26 2012-03-27 Kmw Inc. Phase shifter having a varying signal path length based on the rotation of the phase shifter
US8427375B2 (en) 2008-06-27 2013-04-23 Fujitsu Limited Electronic apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8143970B2 (en) 2006-06-26 2012-03-27 Kmw Inc. Phase shifter having a varying signal path length based on the rotation of the phase shifter
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