JPH09246326A - フリップチップ実装方法 - Google Patents

フリップチップ実装方法

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JPH09246326A
JPH09246326A JP8053329A JP5332996A JPH09246326A JP H09246326 A JPH09246326 A JP H09246326A JP 8053329 A JP8053329 A JP 8053329A JP 5332996 A JP5332996 A JP 5332996A JP H09246326 A JPH09246326 A JP H09246326A
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JP
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mounting
flip
resin
chip
semiconductor elements
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JP8053329A
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Takashi Ozawa
隆史 小澤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods
    • H01L2224/113Manufacturing methods by local deposition of the material of the bump connector
    • H01L2224/1133Manufacturing methods by local deposition of the material of the bump connector in solid form
    • H01L2224/1134Stud bumping, i.e. using a wire-bonding apparatus
    • HELECTRICITY
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods
    • H01L2224/118Post-treatment of the bump connector
    • H01L2224/1182Applying permanent coating, e.g. in-situ coating
    • H01L2224/11822Applying permanent coating, e.g. in-situ coating by dipping, e.g. in a solder bath

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は複数の半導体素子を基板上にフェイス
ダウンで実装するフリップチップ実装方法に関し、高密
度実装化を可能とすることを課題とする。 【解決手段】まず、ベアチップ10Aに形成されたスタ
ッドバンプ12の先端に接着剤として機能する熱硬化型
の樹脂14を付着させ、その後に導電性フィラーを絶縁
材料でコーティングしたマイクロカプセル15を前記樹
脂14に付着させ、この状態を維持しつつベアチップ1
0Aを実装基板11に形成された電極パッド21Aにフ
リップフリップチップボンディングにより熱圧着する。
続いて、上記と同様の処理によりベアチップ10Bを電
極パッド21Bにフリップフリップチップボンディング
により熱圧着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフリップチップ実装
方法に係り、特に複数の半導体素子を基板上にフェイス
ダウンで実装するフリップチップ実装方法に関する。近
年、半導体集積回路や混成集積回路の集積度が増加し、
大規模化する傾向がますます強くなってきている。これ
に伴い、これらの集積回路を搭載する回路基板も、絶縁
層を介して多層に導体回路パターンが積層された多層回
路基板や、両面実装回路基板を多く利用されるようにな
ってきている。
【0002】特に、集積度が高く微細パターンを必要と
する場合には、セラミック基板に相関絶縁膜としてポリ
イミド樹脂を使用し、薄膜導体回路パターンや薄膜抵抗
素子を配設した薄膜多層回路基板が優れており、大型電
子計算機や高速信号伝送モジュール等に使用され始めて
いる。また、このような多層回路基板上に高密度にベア
チップを実装する方法として、ソルダーレスフリップチ
ップ実装が注目を集めている。
【0003】
【従来の技術】図11乃至図14は従来におけるフリッ
プチップ実装方法の一例を示している。各図では、複数
(以下の説明では2個)のベアチップ1A,1Bを多層
セラミック基板2にフリップチップ実装する例を示して
いる。
【0004】ベアチップ1Aを多層セラミック基板2に
実装するには、先ず図11に示されるように、多層セラ
ミック基板2に予め形成されている電極パッド3に異方
性導電性接着剤4を塗布する。具体的には、多層セラミ
ック基板2にマスク5を配設し、異方性導電性接着剤4
をスキージ6を用いて多層セラミック基板2に形成され
ている全ての電極パッド3に印刷(塗布)する。尚、異
方性導電性接着剤4は、絶縁性樹脂に導電性フィラーが
混入されたものである。
【0005】続いて、図12に示されるように、予めス
タッドバンプ7が形成されているベアチップ1Aを、ボ
ンディングツール8を用いて所定の電極パッド3に搭載
する。この際、ボンディングツール8はベアチップ1A
を多層セラミック基板2に向け押圧する。上記のよう
に、電極パッド3上には異方性導電性接着剤4が塗布さ
れているため、スタッドバンプ7が電極パッド3に圧接
されることにより、スタッドバンプ7と電極パッド3は
異方性導電性接着剤4に混入された導電性フィラーによ
り電気的に導通される。
【0006】また、ボンディングツール8にはヒーター
が組み込まれており、ベアチップ1Aが多層セラミック
基板2に搭載された状態で加熱処理が行われ、異方性導
電性接着剤4に含まれる絶縁性樹脂が熱硬化することに
よりベアチップ1Aは多層セラミック基板2に実装され
る。尚、電極パッド3の外部に位置する異方性導電性接
着剤4はアンダーフィルレジンとして機能する。
【0007】このように1個目のベアチップ1Aが多層
セラミック基板2に仮止めされると、図13に示される
ように、上記と同様の処理を行うことにより2個目のベ
アチップ1Bが多層セラミック基板2に実装される。上
記したフリップチップ実装方法では、ハンダを用いるこ
となくベアチップ1A,1Bを多層セラミック基板2に
実装できるため(このハンダを用いない実装方法をソル
ダーレスフリップチップ実装という)、実装処理を容易
に行うことができる。
【0008】また、加熱温度を低くすることができるた
めベアチップ1A,1Bに与えるダメージが少なく、ま
たハンダを用いた場合には用いることができなかった材
料(例えばプラスチック等)の実装基板に対してもフリ
ップチップ実装を行うことが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに近年では半導体集積回路や混成集積回路の集積度が
増加し、これに伴い多層セラミック基板2上に配設され
た複数のベアチップ1A,1Bを近接させる必要が生じ
てきている。
【0010】しかるに、従来のフリップチップ実装方法
において複数のベアチップ1A,1Bを近接させると、
1個目のベアチップ1Aを多層セラミック基板2に搭載
しボンディングツール8により加熱処理を行う際、ボン
ディングツール8の熱が多層セラミック基板2を熱伝導
し、隣接する2個目のベアチップ1Bの配設位置まで加
熱されてしまう。
【0011】図14は従来のフリップチップ実装方法に
おいて複数のベアチップ1A,1Bを近接させた状態を
示している。同図に示されるように、従来のフリップチ
ップ実装方法では、多層セラミック基板2上の電極パッ
ド3上に予め異方性導電性接着剤4が塗布されているた
め、ボンディングツール8の熱により2個目のベアチッ
プ1Bの配設位置まで加熱されると、2個目のベアチッ
プ1Bに対応する電極パッド3に塗布された異方性導電
性接着剤(図14に符号4aで示す)も硬化してしま
う。
【0012】よって、1個目のベアチップ1Aを多層セ
ラミック基板2に仮止めした後、2個目のベアチップ1
Bを多層セラミック基板2に仮止めしようとしても、上
記のように異方性導電性接着剤4aが硬化しているため
に仮止めを行うことができなくなる。このため、従来の
フリップチップ実装方法ではベアチップ1A,1Bを高
密度実装することができないという問題点があった。
【0013】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、高密度実装化を可能とするフリップチップ実装方
法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の手
段を講じることにより解決することができる。請求項1
記載の発明では、バンプが形成された複数個の半導体素
子を実装基板に形成された電極にフリップチップボンデ
ィングにより実装するフリップチップ実装方法におい
て、前記半導体素子に形成されたバンプの先端に樹脂を
付着させ、その後に導電性フィラーを絶縁材料でコーテ
ィングしたマイクロカプセルを前記樹脂に付着させ、こ
の状態の前記半導体素子を前記実装基板に形成された電
極にフリップフリップチップボンディングにより熱圧着
することを特徴とするものである。
【0015】また、請求項2記載の発明では、バンプが
形成された複数個の半導体素子を実装基板に形成された
電極にフリップチップボンディングにより実装するフリ
ップチップ実装方法において、前記半導体素子に形成さ
れたバンプの先端に樹脂を付着させ、その後に導電性フ
ィラーを絶縁材料でコーティングしたマイクロカプセル
を前記樹脂に付着させ、この状態の前記半導体素子を前
記実装基板に形成された電極にフリップフリップチップ
ボンディングにより熱圧着し、前記処理を複数個の各半
導体素子に対して繰り返し実施することを特徴とするも
のである。
【0016】また、請求項3記載の発明では、前記請求
項2記載のフリップチップ実装方法において、前記複数
個の半導体素子を前記実装基板に実装した後、前記複数
個の半導体素子と前記実装基板との間にアンダーフィル
レジンを介装し、前記アンダーフィルレジンを熱硬化さ
せることにより前記複数個の半導体素子を一括的に前記
実装基板に接合することを特徴とするものである。
【0017】また、請求項4記載の発明では、バンプが
形成された複数の半導体素子を実装基板に形成された電
極にフリップチップボンディングにより実装するフリッ
プチップ実装方法において、前記半導体素子に形成され
たバンプの先端に、導電性フィラーを絶縁材料でコーテ
ィングしたマイクロカプセルが混入された樹脂を付着さ
せ、この状態の前記半導体素子を前記実装基板に形成さ
れた電極にフリップフリップチップボンディングにより
熱圧着し、前記処理を複数個の各半導体素子に対して繰
り返し実施することを特徴とするものである。
【0018】また、請求項5記載の発明では、前記請求
項4記載のフリップチップ実装方法において、前記複数
個の半導体素子を前記実装基板に実装した後、前記複数
個の半導体素子と前記実装基板との間にアンダーフィル
レジンを介装し、前記アンダーフィルレジンを熱硬化さ
せることにより前記複数個の半導体素子を一括的に前記
実装基板に接合することを特徴とするものである。
【0019】更に、請求項6記載の発明では、前記請求
項1乃至5のいずれかに記載のフリップチップ実装方法
において、前記バンプとしてスタッドバンプを用いてた
ことを特徴とするものである。上記した各手段は、次の
ように作用する。
【0020】請求項1及び2記載の発明によれば、半導
体素子に形成されたバンプの先端に樹脂を付着させ、そ
の後にバンプ先端に付着した樹脂にマイクロカプセルを
付着させるため、樹脂及びマイクロカプセルは実装基板
側ではなく、半導体素子に形成された個々のバンプに配
設された構成となる。
【0021】そして、このマイクロカプセル及び樹脂が
バンプに付着した状態の半導体素子を実装基板上にフリ
ップチップボンディングすることにより、バンプと電極
との間にマイクロカプセルが介在することとなり、バン
プが電極に向け押圧されることにより導電性フィラーを
コーティングした絶縁材料は破れ導電性フィラーにより
バンプと電極とは電気的に接続する。更に、樹脂はフリ
ップチップボンディング時に加熱されるため熱硬化し、
半導体素子は実装基板に固定される。
【0022】この際、本請求項に係るフリップチップ実
装方法では、従来のように実装基板の電極に樹脂を塗布
することは行わず、各バンプ(半導体素子側)に樹脂を
付着させる構成としている。このため、ある半導体素子
に対し熱圧着処理を行うことにより、熱が隣接する電極
に印加されても、隣接する電極がこの熱により影響を受
けることはなく、よって実装基板上に半導体素子を近接
配置することが可能となる。これにより、半導体素子を
実装基板上に高密度に配置することができる。
【0023】また、請求項3及び請求項5記載の発明に
よれば、実装された複数個の半導体素子と実装基板との
間にアンダーフィルレジンを介装し、このアンダーフィ
ルレジンを熱硬化させることにより複数個の半導体素子
を一括的に実装基板に接合することにより、各半導体素
子を実装基板に確実に固定することができ実装の信頼性
を向上することができる。
【0024】また、固定後に熱が印加されたような場合
であっても、半導体素子と実装基板との熱膨張差による
応力発生をアンダーフィルレジンで抑制することがで
き、これによっても信頼性を向上することができる。更
に、請求項4記載の発明によれば、半導体素子に形成さ
れたバンプの先端にマイクロカプセルが混入された樹脂
を付着させる方法を用いているため、請求項1のフリッ
プチップ実装方法ではマイクロカプセルをバンプに付着
させるのに樹脂の付着工程とマイクロカプセルの付着工
程との二つの工程が必要であったものを、本請求項に係
る方法では一つの工程で行うことができる。よって、フ
リップチップ実装における工程の簡略化を図ることがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面と共に説明する。図1乃至図9は、本発明の一実施
例であるフリップチップ実装方法を示している。尚、以
下の説明においては、説明及び図示の便宜上、2個の半
導体素子10A,10Bを多層セラミックス基板11
(以下、実装基板11という)に実装するマルチ・チッ
プ・モジュール(MCM)を例に挙げて説明する。
【0026】本実施例に係るフリップチップ実装方法で
は、先ず図1に示されるように、半導体素子10A(1
0B)を用意する。この半導体素子10A(10B)
は、パッケージングされていないベアチップ(以下、半
導体素子10A,10Bをベアチップ10A,10Bと
いう)であり、その一面には複数のスタッドバンプ12
が形成されている。
【0027】このスタッドバンプ12は、例えばワイヤ
ボンディング装置を用いて形成されるものであり、各ベ
アチップ10A,10Bに金ワイヤをボンディングした
後、キャピラリ(図示せず)を所定量上動させた上で金
ワイヤを切断し、高さの均一化処理を行うことにより形
成される。
【0028】上記構成とされたベアチップ10A(10
B)は、図2に示される樹脂供給容器13に装着され
る。樹脂供給容器13は上部に形成された凹部に樹脂1
4が装填されている。この樹脂14は例えばエポキシ径
樹脂等の熱硬化性樹脂であり、また硬化される前の状態
においては所定の粘性を有し、接着剤として機能するも
のが選定されている。ベアチップ10A(10B)は、
この樹脂供給容器13に装着された状態で、スタッドバ
ンプ12の先端部がこの樹脂14内に浸漬される構成と
されている。
【0029】続いて、ベアチップ10A(10B)を樹
脂供給容器13から引き上げることにより、スタッドバ
ンプ12の先端部には樹脂14が付着する。この際、樹
脂14は各スタッドバンプ12の先端部にのみ付着して
おり、ベアチップ10A(10B)の本体部分には付着
していない。
【0030】上記のようにベアチップ10A(10B)
に形成されている各スタッドバンプ12の先端部に樹脂
14が付着されると、続いて図3に示されるように、各
スタッドバンプ12の先端部には樹脂14を接着剤とし
てマイクロカプセル15が付着される。図3において、
16はマイクロカプセル供給容器であり、その上部に形
成された凹部には多数のマイクロカプセル15が装填さ
れている。
【0031】ベアチップ10A(10B)は下動するこ
とによりこのマイクロカプセル供給容器16に装着さ
れ、装着状態においてスタッドバンプ12の先端部はマ
イクロカプセル供給容器16に装填されている多数のマ
イクロカプセル15内に進入する。
【0032】続いて、ベアチップ10A(10B)をマ
イクロカプセル供給容器16から引き上げると、スタッ
ドバンプ12の先端部には接着剤として機能する樹脂1
4が付着しているため、この樹脂14にマイクロカプセ
ル15が付着し、結果としてスタッドバンプ12の先端
部にマイクロカプセル15が付着する。
【0033】図4は、スタッドバンプ12の先端部にマ
イクロカプセル15が付着した状態を拡大して示してい
る。前記したように、樹脂14は各スタッドバンプ12
の先端部にのみ付着している。このため、同図に示され
るように、マイクロカプセル15も各スタッドバンプ1
2の先端部にのみ付着した構成となっている。
【0034】ここで、マイクロカプセル15の構造につ
いて説明する。マイクロカプセル15は、図4(B)に
示されるように、導電性フィラー17を絶縁膜18でコ
ーティングした構造とされている。導電性フィラー17
は例えば銀(Ag)等の導電性金属の微粒体であり、ま
た絶縁膜18は後述するように絶縁性樹脂により形成さ
れている。この絶縁膜18は外部圧力により破壊される
構成とされており、破壊されることにより内部に位置す
る導電性フィラー17が露出する構成とされている。
【0035】従って、図8に示されるように、このマイ
クロカプセル15をスタッドバンプ12と実装基板11
の電極パッド21との間に介装すると、スタッドバンプ
12の押圧力により絶縁膜18は破壊され、導電性フィ
ラー17はスタッドバンプ12及び電極パッド21に共
に接続する。
【0036】これにより、スタッドバンプ12と電極パ
ッド21は導電性フィラー17を介して電気的に接続さ
れた構成となる。但し、側部においては絶縁膜18は残
存した構成となっているため、スタッドバンプ12と電
極パッド21との対向方向(図中上下方向)に対しては
導電性を発揮するものの、これと直行する方向(図中左
右方向)に対しては絶縁性を有した構成となっている。
即ち、このマイクロカプセル15は異方性導電性を有し
た構成となる。
【0037】続いて、マイクロカプセル15の製造方法
について説明する。マイクロカプセル15を製造するに
は、先ず水370ミリリットル中にポリビニルアルコー
ル20gと乳化剤2gを溶解させて水相を作る。また、
ジクロロエタン30ミリリットルにビスマレイミド(以
下、略してBMIという)を7gとジアミノジフェニル
メタン(以下、略してDDM)を4g溶解させ、これに
粒径が 0.3〜 0.5μmの導電性フィラー17となる銀
(Ag)粉を5gとチタネートカップリング剤(品名K
R−38S,味の素(株))を 0.1gを加えて油相を作
る。そして、この油相に30分間にわたり超音波振動を
加えて凝集しているAg粉を均一に分散させる。
【0038】次に、ホモジナイザを用い、水相を700
0rpmで攪拌しながら油相を徐々に滴下し、Ag粉の
表面に油相が存在するサスペンジョンを形成する。この
サスペンジョンをスリーワンモータで200rpmで攪
拌しながら、30ミリリットルの水に1gの触媒(ジア
ザビシクロウンデセン)を溶解させたものを2時間かけ
て滴下し、65℃に昇温して4時間攪拌を続けることに
より、Ag粉の表面でBMIとDDMとを反応させ、以
上の工程を経ることにより導電性フィラー17となるA
g粉の表面に約 0.1μmの絶縁膜18が形成される。
【0039】図5に戻り、再び本実施例に係るフリップ
チップ実装方法の説明を続ける。図1乃至図4を用いて
説明したように、ベアチップ10A(10B)に形成さ
れたスタッドバンプ12の先端に樹脂14及びマイクロ
カプセル15が付着されると、図5に示されるように、
1個目のベアチップ10Aが実装基板11に実装され
る。
【0040】実装基板11は、前記したように多層セラ
ミック基板であり、その内部には内部配線20が形成さ
れると共に、ベアチップ10A(10B)が実装される
所定位置には電極パッド21A,21Bが形成されてい
る。尚、電極パッド21Aは最初に実装されるベアチッ
プ10Aに対応した電極パッドであり、電極パッド21
Bはベアチップ10Aの実装後に実装されるベアチップ
10Bに対応した電極パッドである。
【0041】ベアチップ10Aを実装基板11に実装す
るには、先ずベアチップ10Aをボンディングツール2
2に装着し、ボンディングツール22を駆動することに
よりベアチップ10Aを実装基板11に圧着する。これ
により、ベアチップ10Aに形成されているスタッドバ
ンプ12は実装基板11に形成されている電極パッド2
1Aに押圧される。
【0042】また、上記のようにスタッドバンプ12の
先端部にはマイクロカプセル15が付着されているた
め、図7に示されるように、このマイクロカプセル15
はスタッドバンプ12と電極パッド21Aとの間に介装
された状態となる。そして、ボンディングツール22に
よりスタッドバンプ12が電極パッド21Aに向け押圧
されることにより、マイクロカプセル15を構成する絶
縁膜18は破壊され、図8に示されるように、導電性フ
ィラー17によりスタッドバンプ12と電極パッド21
Aとは電気的に接続される。
【0043】また、ボンディングツール22にはヒータ
ーが組み込まれており、ベアチップ10Aが実装基板1
1に搭載された状態で加熱処理が行われる。これによ
り、熱硬化性を有する樹脂14は熱硬化し、従ってスタ
ッドバンプ12と電極パッド21Aとは樹脂14により
接合された状態となる。
【0044】このように、スタッドバンプ12と電極パ
ッド21Aとが樹脂14により接合さることにより、ベ
アチップ10Aは実装基板11に仮止めされた状態とな
る。即ち、ベアチップ10Aは実装基板11にフリップ
チップボンディングされることにより仮止めされた状態
となる。
【0045】ここで、樹脂14によるベアチップ10A
と実装基板11との仮止め状態に注目し、以下説明す
る。本実施例に係るフリップチップ実装方法では、上記
のようにベアチップ10Aに形成されたスタッドバンプ
12の先端に樹脂14を付着させ、その後にこの樹脂1
4にマイクロカプセル15を付着させるため、樹脂14
及びマイクロカプセル15は実装基板11側ではなく、
ベアチップ10Aに形成された個々のスタッドバンプ1
2に配設された構成となる。
【0046】そして、この樹脂14及びマイクロカプセ
ル15がスタッドバンプ12に付着した状態のベアチッ
プ10Aを実装基板11上にフリップチップボンディン
グすることにより、樹脂14はボンディングツール22
により加熱されて熱硬化し、ベアチップ10Aは実装基
板11に実装(仮止め)される。
【0047】この際、上記のように本実施例に係るフリ
ップチップ実装方法は、従来のように多層セラミック基
板2(実装基板)の電極パッド3に樹脂14を塗布(図
11及び図12参照)するのではなく、各スタッドバン
プ12に(即ち、ベアチップ10A側に)樹脂14を付
着させる構成としている。
【0048】このため、図5に示されるように、ベアチ
ップ10Aを実装基板11に熱圧着処理し、この熱が隣
接するベアチップ10B用の電極パッド21Bに印加さ
れても、電極パッド21Bには樹脂14は塗布されてい
ないため、この電極パッド21Bがこの熱により影響を
受けることはない。
【0049】1個目のベアチップ10Aの仮止めが終了
すると、続いて図6に示されるように2個目のベアチッ
プ10Bが1個目のベアチップ10Aの実装方法と同様
の方法で実装基板11に仮止めされる。この際、2個目
のベアチップ10Bもスタッドバンプ12の先端に樹脂
14及びマイクロカプセル15を付着した構成とされて
いるため、1個目のベアチップ10Aに拘わらずベアチ
ップ10Bを実装基板11に仮止めすることができる。
【0050】従って、本実施例に係るフリップチップ実
装方法によれば、実装基板11上にベアチップ10A,
10Bを近接配置することが可能となり、これによりベ
アチップ10A,10Bを実装基板11上に高密度に配
置することができる。上記のようにベアチップ10A,
10Bが実装基板11に仮止めされると、続いて図9に
示されるように、ベアチップ10A,10Bと実装基板
11との間にアンダーフィルレジン23(例えば、エポ
キシ系の樹脂)を介装する。そして、このアンダーフィ
ルレジン23を熱硬化させることによりベアチップ10
A,10Bを一括的に実装基板11に固定する。
【0051】このように、ベアチップ10A,10Bと
実装基板11との間にアンダーフィルレジン23を介装
することによりベアチップ10A,10Bを実装基板1
1に固定することにより、各ベアチップ10A,10B
を実装基板11に確実に固定することができ実装の信頼
性を向上することができる。
【0052】また、固定後に熱が印加されたような場合
(実装基板11を他の回路基板に装着する場合等)であ
っても、ベアチップ10A,10Bと実装基板11との
熱膨張差による応力発生をアンダーフィルレジン23で
抑制することができ、これによっても信頼性を向上する
ことができる。
【0053】図10は、上記したフリップチップ実装方
法の変形例を示している。上記した実施例では、樹脂1
4及びマイクロカプセル15をスタッドバンプ12の先
端に付着するために、図2に示すように先ずスタッドバ
ンプ12の先端に樹脂14を付着し、その後に樹脂14
を接着剤としてマイクロカプセル15を付着させる構成
としていた。
【0054】これに対し本変形例では、予めマイクロカ
プセル15を樹脂14に混入したマイクロカプセル混入
樹脂24(以下、MC混合樹脂という)を作製してお
き、これを混合樹脂供給容器25の上部に形成された凹
部に装填しておく。そして、この混合樹脂供給容器25
にスタッドバンプ12が形成されたベアチップ10A,
10Bを装着することにより、MC混合樹脂24をスタ
ッドバンプ12の先端に付着させる。
【0055】上記した本変形例による方法を用いること
により、図2及び図3に示した方法ではマイクロカプセ
ル15をスタッドバンプ12に付着させるのに二つの工
程が必要であったものを、一つの工程で行うことがで
き、よってフリップチップ実装における工程の簡略化を
図ることができる。
【0056】尚、上記した各実施例においては、ベアチ
ップ10A,10Bを実装基板11に実装する方法を例
に挙げて説明したが、本発明に係るフリップチップ実装
方法は、例えばBGA(Ball Grid Allay) 構造の半導体
装置の実装、及びTAB(Tape Automated Bonding)にお
ける半導体チップのTABテープへの接合等に幅広く応
用できるものである。
【0057】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、以下の種々
の硬化を実現することができる。請求項1及び2記載の
発明によれば、ある半導体素子に対し熱圧着処理を行う
ことにより熱が隣接する電極に印加されても、隣接する
電極がこの熱により影響を受けることはなく、よって実
装基板上に半導体素子を近接配置することが可能とな
り、これにより半導体素子を実装基板上に高密度に配置
することができる。
【0058】また、請求項3及び請求項5記載の発明に
よれば、アンダーフィルレジンにより複数個の半導体素
子を一括的に実装基板に接合することにより、各半導体
素子を実装基板に確実に固定することができ実装の信頼
性を向上することができる。また、固定後に熱が印加さ
れたような場合であっても、半導体素子と実装基板との
熱膨張差による応力発生をアンダーフィルレジンで抑制
することができ、これによっても信頼性を向上すること
ができる。
【0059】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1のフリップチップ実装方法ではマイクロカプセルを
バンプに付着させるのに二つの工程が必要であるもの
を、本請求項に係る方法では一つの工程で行うことがで
き、よってフリップチップ実装における工程の簡略化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための図であり、
スタッドバンプが形成されたベアチップを示す図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を説明するための図であり、
スタッドバンプに樹脂を付着させる処理を示す図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を説明するための図であり、
スタッドバンプにマイクロカプセルを付着させる処理を
示す図である。
【図4】本発明の一実施例を説明するための図であり、
スタッドバンプに付着した樹脂及びマイクロカプセルを
拡大して示す図である。
【図5】本発明の一実施例を説明するための図であり、
1個目のベアチップを実装基板に仮止めする処理を示す
図である。
【図6】本発明の一実施例を説明するための図であり、
2個目のベアチップを実装基板に仮止めする処理を示す
図である。
【図7】本発明の一実施例を説明するための図であり、
マイクロカプセルによるスタッドバンプと電極パッドと
の電気的接続を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施例を説明するための図であり、
マイクロカプセルによるスタッドバンプと電極パッドと
の電気的接続位置を拡大して示す図である。
【図9】本発明の一実施例を説明するための図であり、
アンダーフィルレジンを装填する処理を示す図である。
【図10】本発明の変形例を説明するための図である。
【図11】従来のフリップチップ実装方法の一例を説明
するための図であり、異方性導電性樹脂を印刷する処理
を示す図である。
【図12】従来のフリップチップ実装方法の一例を説明
するための図であり、1個目のベアチップを仮止めする
処理を示す図である。
【図13】従来のフリップチップ実装方法の一例を説明
するための図であり、2個目のベアチップを仮止めする
処理を示す図である。
【図14】従来の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
10A,10B ベアチップ 11 実装基板 12 スタッドバンプ 13 樹脂供給容器 14 樹脂 15 マイクロカプセル 16 マイクロカプセル供給容器 17 導電性フィラー 18 絶縁膜 21,21A,21B 電極パッド 22 ボンディングツール

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンプが形成された複数個の半導体素子
    を実装基板に形成された電極にフリップチップボンディ
    ングにより実装するフリップチップ実装方法において、 前記半導体素子に形成されたバンプの先端に樹脂を付着
    させ、 その後に導電性フィラーを絶縁材料でコーティングした
    マイクロカプセルを前記樹脂に付着させ、 この状態の前記半導体素子を前記実装基板に形成された
    電極にフリップフリップチップボンディングにより熱圧
    着することを特徴とするフリップチップ実装方法。
  2. 【請求項2】 バンプが形成された複数個の半導体素子
    を実装基板に形成された電極にフリップチップボンディ
    ングにより実装するフリップチップ実装方法において、 前記半導体素子に形成されたバンプの先端に樹脂を付着
    させ、 その後に導電性フィラーを絶縁材料でコーティングした
    マイクロカプセルを前記樹脂に付着させ、 この状態の前記半導体素子を前記実装基板に形成された
    電極にフリップフリップチップボンディングにより熱圧
    着し、 前記処理を複数個の各半導体素子に対して繰り返し実施
    することを特徴とするフリップチップ実装方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のフリップチップ実装方法
    において、 前記複数個の半導体素子を前記実装基板に実装した後、
    前記複数個の半導体素子と前記実装基板との間にアンダ
    ーフィルレジンを介装し、 前記アンダーフィルレジンを熱硬化させることにより前
    記複数個の半導体素子を一括的に前記実装基板に接合す
    ることを特徴とするフリップチップ実装方法。
  4. 【請求項4】 バンプが形成された複数の半導体素子を
    実装基板に形成された電極にフリップチップボンディン
    グにより実装するフリップチップ実装方法において、 前記半導体素子に形成されたバンプの先端に、導電性フ
    ィラーを絶縁材料でコーティングしたマイクロカプセル
    が混入された樹脂を付着させ、 この状態の前記半導体素子を前記実装基板に形成された
    電極にフリップフリップチップボンディングにより熱圧
    着し、 前記処理を複数個の各半導体素子に対して繰り返し実施
    することを特徴とするフリップチップ実装方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のフリップチップ実装方法
    において、 前記複数個の半導体素子を前記実装基板に実装した後、
    前記複数個の半導体素子と前記実装基板との間にアンダ
    ーフィルレジンを介装し、 前記アンダーフィルレジンを熱硬化させることにより前
    記複数個の半導体素子を一括的に前記実装基板に接合す
    ることを特徴とするフリップチップ実装方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載のフリ
    ップチップ実装方法において、 前記バンプとしてスタッドバンプを用いてたことを特徴
    とするフリップチップ実装方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001134732A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Dainippon Printing Co Ltd ラベル
US6716665B2 (en) 2000-05-12 2004-04-06 Fujitsu Limited Method of mounting chip onto printed circuit board in shortened working time
JP2005257521A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Mitsutoyo Corp 光学式変位測定装置
WO2010073639A1 (ja) 2008-12-26 2010-07-01 住友ベークライト株式会社 可撓性基板および電子機器

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