JPH09245001A - 電子卓上計算機 - Google Patents

電子卓上計算機

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JPH09245001A
JPH09245001A JP8050656A JP5065696A JPH09245001A JP H09245001 A JPH09245001 A JP H09245001A JP 8050656 A JP8050656 A JP 8050656A JP 5065696 A JP5065696 A JP 5065696A JP H09245001 A JPH09245001 A JP H09245001A
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周治 加悦
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英司 丸尾
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/02Digital computers in general; Data processing equipment in general manually operated with input through keyboard and computation using a built-in program, e.g. pocket calculators

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 計算途中で計算位置が分からなくなった場合
であっても、表示カウントから現在の計算位置を容易に
知ることができる電子卓上計算機を提供する。 【解決手段】 初期状態で、キーボード3から置数を受
け取ると、制御器11は、 RAM13に格納されてい
る値を1つ増加させる。表示器2は、増加された値を表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カウンタ機能、検
算機能、または状態表示機能を有する電子卓上計算機に
関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭50−11496号公報および特
開昭57−136270号公報には、カウンタ機能を有
する計算機が示されている。従来の計算機に備えられた
カウンタは、演算子キーが押された回数をカウントする
ことにより、置数の数である計数を数えていた。また、
演算結果をクリアするキーにより、カウンタに格納され
ていた値もクリアされた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開昭50−1149
6号公報および特開昭57−136270号公に示され
ているカウンタは、基本的には加算式で演算を行う計算
機において、計数のカウントを行うことを前提としてい
る。数式通り方式で演算を行う計算機でのカウントや、
特殊な演算キーに対するカウント動作については、上記
公報には示されていない。
【0004】従来技術においては、演算子キーが入力さ
れた時点でカウント動作を行うので、そのカウンタの値
は置数中の値が何番目であるのかではなく何番目の項目
まで演算が行われたかになっている。このため、ユーザ
は、現在入力中の項目を見失った場合、置数途中か否か
により項目を検索する方法が異なった。置数途中なら、
カウンタの値に1を加えた項目を深し、演算子入力直後
ならカウンタの値通りの項目を深さねばならないという
問題があった。
【0005】さらに、従来技術においては、クリアキー
によって演算結果をクリアする場合、カウンタの値もク
リアしていた。また、数式通り電卓で、演算実行後に、
別の演算を実行すると、クリアキーの操作の有無に関わ
らず、カウンタの値がクリアされないという問題があっ
た。
【0006】従来技術においては、演算子キーの押され
た回数をカウントするので、数式通り電卓で演算子キー
を押し換えて訂正すると、実際に演算を行った回数と演
算子キーを押した回数が異なりカウンタの値が正しくな
くなるという問題があった。
【0007】従来技術においては、定数計算のように計
算内容の入力に省略が有る場合でも実際の演算子キーの
入力回数に対応してカウント動作を行うので、計算の行
われる回数とカウンタの値が合わなくなるという問題が
あった。
【0008】税計算キー等の複数の結果を持ち、キーを
押す度に交互に結果を交換して示すキーの実行回数をカ
ウントする場合、このキーを何回も押すとキーが押され
た回数だけカウントされ計算回数とカウンタの値が合わ
なくなるという問題があった。
【0009】従来技術においては、メモリ用のカウンタ
は[M+],[M−]キーの押された回数をカウントし
ていたが、式を入力して[M+]キーで式の実行とその
結果のメモリヘの加算を同時に行う場合でもメモリ用の
カウンタは1増えるだけであり、実際の計算回数とカウ
ンタの値が合わなくなるという問題があった。
【0010】従来技術においては、メモリ等からの呼び
出し値であってもカウント数は1つ増えるだけなので、
複雑な式をメモリを用いて計算する時、メモリヘ複数回
の加減算が行われていても呼び出し値が1つしかカウン
トされず、実際の計算回数とカウンタの値が合わなくな
るという問題があった。
【0011】特開昭57−150056号公報および特
開平02−15359号公報には、複数の表示値をユー
ザーが比較する計算機が示されている。このため、ユー
ザが計算結果と比較値をとを比較しなければならないと
いう問題があった。
【0012】従来技術においては、置数途中であるのか
演算子入力後なのかを示すような状態表示が無かったの
で、どの項目を入力中かを見失いカウンタの値を手がか
りに探す時、どこまで入力したのか分からなくなるとい
う問題があった。
【0013】本発明は、上記問題を鑑みてなされたもの
である。その目的とするところは、計算途中で計算位置
が分からなくなった場合であっても、表示カウントから
現在の計算位置を容易に知ることができ、比較対象と演
算結果とを自動的に比較し、演算子が入力されたか否か
を表示する電子卓上計算機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の電子卓上計算機
は、置数と、演算子を入力する入力手段と、計数の値を
格納するカウンタ手段と、前記置数と前記演算子とに基
づいて演算する制御手段であって、初期状態で、前記入
力手段から入力された置数を受け取ると、カウンタ手段
に格納されている計数の値を1つ増加させる制御手段
と、前記カウンタ手段に格納されいる計数の値を表示す
る表示手段と、を備え、そのことによって、上記目的を
達成することができる。
【0015】本発明の電子卓上計算機は、前記演算数で
ある置数と前記被演算数である置数とを前記演算子に基
づいて行った演算が終了した状態を示す演算終了状態
で、前記入力手段から入力された置数を受け取ると、前
記制御手段がカウンタ手段に格納されている値をクリア
し、カウンタ手段に格納されている計数の値を1つ増加
させてもよい。
【0016】本発明の電子卓上計算機は、前記演算数で
ある置数と前記被演算数である置数とを前記演算子に基
づいて行った演算が終了した状態を示す演算終了状態
で、前記入力手段から入力された演算子を受け取ると、
前記カウンタ手段に格納されている計数の値が維持され
てもよい。
【0017】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、2
項演算状態で、前記入力手段から入力された演算子を受
け取ると、前記カウンタ手段に格納されている計数の値
が維持されてもよい。
【0018】本発明の電子卓上計算機は、前記入力手段
がクリアキーに対応する信号を出力し、前記制御手段
が、前記信号に応答して、カウンタ手段に格納されてい
る値を読み出し、前記読み出した値を1つ減少させ、前
記減少させた値を前記カウンタ手段に格納してもよい。
【0019】本発明の電子卓上計算機は、置数と、演算
子と、計算結果を求めるための命令とを入力する入力手
段と、計数の値を格納する表示カウンタ手段と、内部カ
ウンタ手段と、前記置数または演算結果を格納する第1
のレジスタと、演算子キーに対応する信号に応答して、
前記第1のレジスタに格納されている値を格納する第2
のレジスタと、前記第1のレジスタに格納されている値
と、前記第2のレジスタに格納されている値とを前記演
算子に基づいて演算する制御手段と、前記表示カウンタ
手段に格納されいる値と、前記第1のレジスタに格納さ
れている値とを表示する表示手段と、を備え 前記計算
結果を求めるための命令に応答して、前記表示カウンタ
手段に格納されている値を前記内部カウンタ手段に格納
した後、前記入力手段から置数が入力されると、前記制
御手段が1を表示カウンタ手段に格納し、前記入力手段
からの置数が入力された後、前記入力手段から前記計算
結果を求めるための命令が入力されると、前記制御手段
が前記内部カウンタの値を前記表示カウンタ手段に格納
し、そのことによって、上記目的を達成することができ
る。
【0020】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、置
数と、2つ以上の計算結果を求めるための命令とを入力
する入力手段と、表示カウンタと、前記置数と、2つ以
上の計算結果を求めるための命令とに基づいて、前記2
つ以上の計算結果を計算する制御手段と、前記2つ以上
の計算結果のうちの1つと、予め決められた計数とを表
示する表示手段と、を備え、そのことによって、上記目
的を達成することができる。
【0021】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、置
数と、2つ以上の計算結果を求めるための命令とを入力
する入力手段と、表示カウンタと、前記置数と、2つ以
上の計算結果を求めるための命令とに基づいて、前記2
つ以上の計算結果を計算する制御手段と、前記2つ以上
の計算結果のうちの1つを順番に表示する表示手段と、
を備え、前記入力手段から前記2つ以上の計算結果を求
めるための命令が入力されると、前記表示カウンタに格
納されている値と、前記2つ以上の計算結果のうちの1
つを表示し、そのことによって、上記目的を達成するこ
とができる。
【0022】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、式
を入力してその結果をこのメモリに加減算できる演算機
能を備える電子卓上計算機であって、式の結果をメモリ
に加減算するときに、演算回数用カウンタの値をメモリ
用のカウンタに同時に加算し、そのことによって、上記
目的を達成することができる。
【0023】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、メ
モリの呼び出し値を置数に準ずる形で式の中の値として
使用できる機能を備える電子卓上計算機であって、メモ
リの値を式の中で用いた演算を行うときに、メモリのカ
ウンタの値を演算回数用カウンタに同時に加算し、その
ことによって、上記目的を達成することができる。
【0024】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、単
項演算状態で、単項演算子の演算回数を計数をカウント
するカウンタと、前記カウンタの計数を表示する表示手
段と、を備え、そのことによって、上記目的を達成する
ことができる。
【0025】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、ク
リア信号を入力する入力手段をさらに備え、前記表示手
段は、前記信号に応答して、前記単項演算状態から1つ
前の状態の計数を表示する表示してもよい。
【0026】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、演
算を実行したときに、その演算結果と、前回の演算結果
とを比較する比較手段と、前記比較した結果を表示する
表示手段と、を備え、そのことによって、上記目的を達
成することができる。
【0027】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、上
記比較を行うか否かを選択する選択手段をさらに備えて
もよい。
【0028】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、1
つ前の累計計算の結果または前記前回の演算結果を格納
する兼用レジスタをさらに備えてもよい。
【0029】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、累
計計算モードで、累計計算を行う累計計算手段と、前記
比較手段が比較する検算モードと前記累計計算モードと
を選択する選択手段とを備えてもよい。
【0030】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、前
記比較手段が、前記演算結果と前記前回の演算結果と比
較した後、前記前回の演算結果を前記表示手段に表示さ
せる呼出手段を備えてもよい。
【0031】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、前
記演算結果および前記前回の演算結果のうちの1つを選
択する選択手段を備えてもよい。
【0032】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、前
記表示手段に表示されている値を格納する格納手段を備
えてもよい。
【0033】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、検
算用に保存されている値の表示と、検算用の値の保存と
を行う操作部を備えてもよい。
【0034】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、演
算結果と同時にカウンタに示される演算回数を比較し、
そのことによって、上記目的を達成することができる。
【0035】本発明のさらに他の電子卓上計算機は、演
算子が入力されると、シンボルを点灯する表示手段を備
え、そのことによって、上記目的を達成することができ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1は、本発明の電子卓上計算機の外
観の一例を示している。実施の形態1の電子卓上計算機
は、表示器2と、キーボード3と、制御器11と、RO
M12と、RAM13とを備えている。
【0037】表示器2には、置数、および演算結果と、
カウンタの値とが表示される。表示器2は、液晶表示装
置であってもよい。
【0038】キーボード3は、置数を行うための数値キ
ーと、小数点キーと、演算子キーと、[=]等の計算結
果キーとを備えている。
【0039】図1の電子卓上計算機の構成の一例を図2
に示す。
【0040】キーボード3の中のあるキーが押される
と、あるキーに対応する信号が制御器11に出力され
る。
【0041】制御器11は、キーボード3からの信号を
受け取り、キーボード3の中のどのキーが押されたかを
判断する。 制御器11は、四則演算等を含む計算処
理、表示カウンタ13cの計数処理、および計算結果の
表示処理などを行う。
【0042】ROM12は、上述した処理を行うための
プログラム、およびコンピュータグラフィクを行うため
のプログラムなどを記憶している。
【0043】RAM13は、演算子レジスタと、表示カ
ウンタ13cとを含んでいる。
【0044】本発明の電子卓上計算機の動作の一例を図
3を用いて説明する。図3は、表示器2の表示画面の遷
移と、キーボード3により入力されたデータとの関係と
を示している。
【0045】表示画面S1は、表示器2の初期画面であ
る。本明細書では、カウンタ部に00が表示され、数値
部に0が表示される画面を初期画面と呼ぶ。電源スイッ
チが投入される場合や、クリアキー[C]が押された場
合などの場合に、表示器2は初期画面になる。
【0046】表示画面S2は、置数123の先頭部1が
入力された場合の画面を示している。置数の先頭部1が
入力されると、カウンタ部には01が表示され、数値部
には1が表示される。表示画面S3は、置数123の入
力が終了した場合の画面を示している。数値部には12
3が表示されるが、カウンタ部に表示される値は変化し
ない。
【0047】表示画面S4は、演算子として、[+]が
入力された場合の画面を示している。このことにより、
数値部およびカウンタ部に表示される値は変化しない。
表示画面S5は、被演算数として、置数456の入力が
終了した場合の画面を示している。このことにより、カ
ウンタ部には02が表示され、数値部には456が表示
される。
【0048】表示画面S6は、演算結果を求めるために
計算結果キー[=]の入力が終了した場合の画面を示し
ている。数値部には、演算結果を示す579が表示さ
れ、カウンタ部に表示される値は変化しない。
【0049】表示画面S7は、上述した演算に続き、置
数987の先頭部9の入力が終了した場合の画面を示し
ている。このことにより、カウンタ部には01が表示さ
れ、数値部には9が表示される。表示画面S8は、置数
987が入力され、[−]の入力が終了した場合の画面
を示している。
【0050】表示画面S9は、置数654が入力され、
[=]の入力が終了した場合の画面を示している。カウ
ンタ部には02が表示され、数値部には計算結果である
333が表示される。数値部には333が表示される
が、カウンタ部に表示される値は変化しない。
【0051】表示画面S10は、数値部に333が表示
されたまま、[+]が押された場合の画面を示してい
る。このことにより、数値部およびカウンタ部に表示さ
れる値は変化しない。
【0052】表示画面S11には、置数321が入力さ
れ、[=]の入力が終了した場合の画面を示している。
カウンタ部には03が表示され、数値部には計算結果で
ある654が表示される。
【0053】本発明の電子卓上計算機の表示器2が、上
述した表示画面S1から表示画面S11を表示する場合
における本発明の電子卓上計算機の動作を、図4を用い
て説明する。図4は、本発明の電子卓上計算機の状態遷
移の一例を示している。
【0054】ユーザが、電源スイッチをオン状態にす
る、またはクリア[C]を押すことにより、本発明の電
子卓上計算機は初期状態に設定される。
【0055】数値キーが押されると、その数値キーに対
応する信号が生成される。制御器11は、数値キーによ
って生成された信号を受け取る。その生成された信号に
応答して、初期状態20は、パス40を通り置数状態2
1に遷移する。このことにより、制御器11が表示カウ
ンタ13cに保持されている値を1つ増加させる。具体
的には、制御器11が表示カウンタ13cの値を呼出
し、表示カウンタ13cの値を1つ増加させ、増加させ
た値を表示カウンタ13cに格納する。また、このよう
な遷移に応答して、制御器11が、数値キーによって生
成された信号を表示器2に出力する。表示器2の数値部
は、数値キーによって生成された信号に基づいて、数値
キーに対応する数字を表示する。また、表示器2のカウ
ンタ部には、表示カウンタ13cに格納されている値が
表示される。
【0056】数値キーが押されると、上述したように制
御器11は、数値キーによって生成された信号を受け取
る。その生成された信号に応答して、置数状態21は、
パス41を通り置数状態21に遷移する。このことによ
り、制御器11が数値キーによって生成された信号を表
示器2に出力する。表示器2の数値部には、その信号に
基づいて、数値キーに対応する数字がさらに表示され
る。なお、表示カウンタ13cは、それ自身が保持して
いる値を維持しているため、表示器2のカウンタ部に表
示されている値は変化しない。
【0057】2項演算子キーが押されると、その2項演
算子キーに対応する信号が生成される。制御器11は、
2項演算子によって生成された信号を受け取る。その生
成された信号に応答して、置数状態21は、パス42を
通り2項演算状態22に遷移する。また、2項演算状態
22において表示器2に表示される値は、置数状態21
において表示器2に表示された値と同じである。なお、
表示カウンタ13cは、それ自身が保持している値を維
持する。
【0058】数値キーが押されると、上述したように制
御器11は、数値キーによって生成された信号を受け取
る。その生成された信号に応答して、2項演算状態22
は、パス43を通り置数状態21に遷移する。このこと
により、制御器11が、表示カウンタ13cに保持され
ている値を1つ増加させ、数値キーによって生成された
信号を表示器2に出力する。表示器2は、数値キーによ
って生成された信号に基づいて、数値キーに対応する数
字を数値部に表示する。また、表示器2のカウンタ部に
は、表示カウンタ13cに格納されている値が表示され
る。
【0059】計算結果キー[=]が押されると、その計
算結果キー[=]に対応する信号が生成される。制御器
11は、計算結果キー[=]によって生成された信号を
受け取る。その生成された信号に応答して、置数状態2
1は、パス44を通り演算終了状態23に遷移する。こ
のことにより、2項演算子キーが押される前に入力され
た置数と、その2項演算子キーが押された後の置数と
が、その2項演算子の関係に基づいて、演算される。演
算された結果は、表示器2の数値部に表示される。な
お、表示カウンタ13cは、それ自身が保持している値
を維持している。表示器2のカウンタ部には、表示カウ
ンタ13cに格納されている値、つまり1が表示され
る。
【0060】数値キーが押されると、上述したように制
御器11は、数値キーによって生成された信号を受け取
る。その生成された信号に応答して、演算終了状態23
は、パス45を通り置数状態21に遷移する。このこと
により、制御器11が、表示カウンタ13cをクリア
し、さらに表示カウンタ13cに保持されている値を1
つ増加させ、数値キーによって生成された信号を表示器
2に出力する。表示器2は、数値キーによって生成され
た信号に基づいて、数値キーに対応する数字を数値部に
表示する。また、表示器2のカウンタ部には、表示カウ
ンタ13cに格納されている値が表示される。
【0061】2項演算子キーが押されると、その2項演
算子キーに対応する信号が生成される。制御器11は、
2項演算子によって生成された信号を受け取る。その生
成された信号に応答して、演算終了状態23は、パス4
6を通り2項演算状態22に遷移する。このことによ
り、表示カウンタ13cは、それ自身が保持している値
を維持する。また、2項演算状態22において表示器2
に表示される値は、演算終了状態23において表示器2
に表示された値と同じである。この後、2項演算状態2
2が他の状態に遷移することは、上述した状態遷移と同
じであるため、説明を省略する。
【0062】次に、任意の2項演算状態22で2項演算
子キーが押された場合における、本発明の電子卓上計算
機の表示画面の遷移の一例を図5を用いて説明する。図
5は、本発明の電子卓上計算機の表示画面の状態遷移を
表している。
【0063】表示画面S21は、表示器2の初期画面で
ある。表示画面S22は、置数123の入力が終了した
場合の画面を示している。数値部には、123が表示さ
れる。カウンタ部には、01が表示される。
【0064】表示画面S23は、演算子として、[+]
が入力された場合の画面を示している。このことによ
り、数値部およびカウンタ部に表示される値は変化しな
い。表示画面S24は、演算子として、[−]が入力さ
れた場合の画面を示している。このことにより、数値部
およびカウンタ部に表示される値は変化しない。電子卓
上計算機は、演算子として、[+]ではなく[−]が入
力されたと判断する。
【0065】表示画面S25は、被演算数として、置数
10の入力が終了した場合の画面を示している。このこ
とにより、カウンタ部には02が表示され、数値部には
10が表示される。
【0066】表示画面S26は、演算結果を求めるため
に計算結果キー[=]の入力が終了した場合の画面を示
している。数値部には、演算結果を示す113が表示さ
れ、カウンタ部に表示される値は変化しない。
【0067】図6は、表示画面が表示画面S21から表
示画面S26に遷移する場合を含む本発明の電子卓上計
算機の状態遷移を表している。図6に示す状態およびパ
スが、図4に示す状態およびパスと同じものについて
は、同じ番号を付し、説明を省略する。
【0068】本発明の制御器11の状態が2項演算状態
22であり、2項演算子キーが押された場合について以
下に述べる。
【0069】例えば、上述したように、置数状態または
演算終了状態で、2項演算子キーが押されると、本発明
の制御器11の状態は、2項演算状態に遷移する。
【0070】さらに、2項演算状態で、2項演算子キー
が押されると、その2項演算子キーによって生成された
信号に応答して、制御器11の状態は、パス47を通り
2項演算状態22に遷移する。
【0071】2項演算状態22において表示器2に表示
される値は、遷移まえの2項演算状態22の表示器2に
表示されている値と同じである。制御器11には、後で
押された2項演算子キーに対応する2項演算子データが
入力される。つまり、2項演算状態22から置数状態2
1に遷移する直前に、押された2項演算子キーに対応す
る2項演算子データが制御器11に入力される。
【0072】表示カウンタ13cは、それ自身が保持し
ている値を維持する。
【0073】次に、任意の置数状態21で、表示画面S
34は[C・CE]が押された場合における、本発明の
電子卓上計算機の表示画面の遷移の一例を図7を用いて
説明する。図7は、本発明の電子卓上計算機の表示画面
の状態遷移を示している。
【0074】表示画面S31は、表示器2の初期画面で
ある。表示画面S22は、演算数として置数123の入
力が終了した場合の画面を示している。数値部には、1
23が表示される。カウンタ部には、01が表示され
る。
【0075】表示画面S33は、演算子として、[+]
が入力された場合の画面を示している。このことによ
り、数値部およびカウンタ部に表示される値は変化しな
い。表示画面S34は、被演算数として置数456の入
力が終了した場合の画面を示している。数値部には、4
56が表示される。カウンタ部には、02が表示され
る。
【0076】表示画面S35は、クリアキー[C・C
E]の入力が終了した場合の画面を示している。このこ
とにより、すでに入力された置数456および演算子
[+]が制御器11から消去される。制御器11には、
置数123だけが記憶されている。このため、数値部に
は、123が表示され、カウンタ部には、01が表示さ
れる。
【0077】表示画面S36は、演算子として、[×]
が入力された場合の画面を示している。このことによ
り、数値部およびカウンタ部に表示される値は変化しな
い。
【0078】表示画面S37は、新しい被演算数として
置数4の入力が終了した場合の画面を示している。数値
部には、4が表示される。カウンタ部には、2が表示さ
れる。
【0079】表示画面S38は、演算結果を求めるため
の計算結果キー[=]の入力が終了した場合の画面を示
している。数値部には、演算結果を示す492が表示さ
れ、カウンタ部に表示される値は変化しない。
【0080】図8は、表示画面が表示画面S31から表
示画面S38に遷移する場合を含む本発明の電子卓上計
算機の状態遷移を表している。図8に示す状態およびパ
スが、図4に示す状態およびパスと同じものについて
は、同じ番号を付し、説明を省略する。
【0081】本発明の制御器11の状態が置数状態21
であり、クリアキー[C・CE]が押された場合につい
て以下に述べる。
【0082】クリアキー[C・CE]が押されると、そ
のクリアキー[C・CE]に対応する信号が生成され
る。制御器11は、クリアキー[C・CE]によって生
成された信号を受け取る。その生成された信号に応答し
て、置数状態21は、パス47を通り数値クリア状態2
4に遷移する。このことにより、数値クリア状態24に
遷移する直前に入力された置数、または数値クリア状態
24に遷移する直前に入力された置数および演算子がク
リアされる。入力された置数がクリアされるため、表示
カウンタ13cに格納されている値は、置数状態21で
表示カウンタ13cに格納されている値より1つ減算さ
れた値であり、その値が表示器2のカウンタ部に表示さ
れる。
【0083】数置キーが押されると、数値キーによって
生成された信号に応答して、数値クリア状態24は、パ
ス48を通り数値状態21に遷移する。後の遷移は、図
4の遷移と同じであるため、説明を省略する。
【0084】図21は、数値キー[0]〜[9]および
[・]が押された場合のカウンタの動作の一例を示すフ
ローチャートである。
【0085】ステップN1で、制御器11が上記数値キ
ーが押される直前に、置数キーが押されたか否かを判断
する。上記数値キーが押される直前に、置数キーが押さ
れた場合であれば、この処理を終了する。この場合、す
でに、表示カウンタ13cには1が加算されている。
【0086】ステップN2では、制御器11は、上記数
値キーが押される直前に、準置数キー[RM]が押され
たか否かを判断する。上記数値キーが押される直前に、
準置数キー[RM]が押された場合には、制御器11
は、内部カウンタ13dに格納されている値を表示カウ
ンタ13cに格納する。そうでない場合には、ステップ
N3に進む。なお、本発明の電子卓上計算機が準置数キ
ー[RM]を備えていない場合には、無条件にステップ
N3に進む。
【0087】ステップN3では、制御器11は、上記数
値キーが押される直前に、平方根等の単項演算子キーが
押されたか否かを判断する。上記数値キーが押される直
前に、平方根等の単項演算子キーが押された場合には、
ステップN4に進み、制御器11は、内部カウンタ13
dに格納されている値を表示カウンタ13cに格納す
る。そうでない場合には、ステップN5に進む。なお、
本発明の電子卓上計算機が平方根等の単項演算子キーを
備えていない場合には、無条件にステップN5に進む。
【0088】ステップN5では、制御器11は、上記数
値キーが押される直前に、四則演算子などの2項演算子
が押されたか否かを判断する。上記数値キーが押される
直前に、四則演算子などの2項演算子が押された場合に
は、ステップN7に進み、そうでないなら、ステップN
6に進む。
【0089】ステップN6では、制御器11は、0を表
示カウンタ13cに格納する。
【0090】ステップN7では、制御器11は、表示カ
ウンタ13cの値を1つ増加させる。
【0091】図23は、2項演算子キー[+]、[×]
等が入力された場合のカウンタの動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
【0092】ステップN21では、制御器11が、2項
演算子キーが押される直前に、2項演算子キーが押され
たか否かを判断する。2項演算子キーが押される直前
に、2項演算子キーが押されるている場合には、この処
理を終了する。
【0093】2項演算子キーが押される直前に、2項演
算子キーが押されるている場合とは、例えば、本当はキ
ー[−]を押さなければならないところで、キー[+]
を押してしまった場合などである。この場合、カウンタ
に関する処理はすでに行われているため、カウンタ処理
を終了する。2項演算子キーが押される直前に、2項演
算子キーが押されていない場合には、ステップN22に
進む。
【0094】ステップN22では、制御器11が、2項
演算子キーが押される直前に、単項演算子キーが押され
たか否かを判断する。2項演算子キーが押される直前
に、単項演算子キーが押された場合には、ステップN2
3に進む。そうでない場合には、ステップN4に進む。
【0095】ステップN23では、制御器11が表示カ
ウンタ13cの値を1つ増加させ、ステップN24に進
む。
【0096】ステップN24では、制御器11が表示カ
ウンタ13cの値を内部カウンタ13dに格納する。
【0097】なお、演算実行直後であれば、ステップN
21の前に、表示カウンタ13cをクリアし、1つ増加
させるステップN20を追加してもよい。
【0098】図26は、クリアキー[C・CE]が入力
された場合のカウンタの動作の一例を示すフローチャー
トである。クリアキー[C・CE]が押されると、クリ
アキー[C・CE]が押される前に入力した置数をクリ
アし、演算子キーが押された直後の状態に戻る。
【0099】ステップN51では、制御器11が、クリ
アキー[C・CE]が押される前に、演算子が押された
か否かを判断する。クリアキー[C・CE]が押される
前に、演算子が押された場合には、ステップN52に進
む。そうでない場合には、ステップN53に進む。
【0100】ステップN53では、制御器11が、クリ
アキー[C・CE]が押される前に、数値キーが押され
たか否かを判断する。クリアキー[C・CE]が押され
る前に、数値キーが押された場合には、ステップN54
に進む。そうでない場合には、ステップN53に進む。
【0101】ステップN53では、制御器11が、表示
カウンタ13cに0を格納する。
【0102】ステップN54では、制御器11が、内部
カウンタ13dの値を表示カウンタ13cに格納する。
【0103】ステップN55では、制御器11は、この
後演算子の訂正のために、演算子キーの押し換えても、
表示カウン夕13cを1つ増加しないように、フラグ等
を演算子キーが押された直後と同等の状態にする。
【0104】(実施の形態2)実施の形態2の電子卓上
計算機1は、表示器2と、キーボード3と、 制御器1
1と、ROM12と、RAM13とを備えている。
【0105】表示器2には、置数および演算結果と、表
示カウンタ13cの値とが表示される。表示器2は、液
晶表示装置であってもよい。
【0106】キーボード3は、置数を行うための数値キ
ーと、小数点キーと、演算子キーと、[=]等の計算結
果キーとを備えている。キーボード3の中のあるキーが
押されると、あるキーに対応する信号が制御器11に出
力される。
【0107】制御器11は、キーボード3からの信号を
受け取り、キーボード3の中のどのキーが押されたかを
判断する。 制御器11は、四則演算等を含む計算処理
と、表示カウンタ13cおよび内部カウンタ13dの計
数処理と、結果の表示処理とを行う。
【0108】ROM12は、上述した処理を行うための
プログラム、およびコンピュータグラフィクを行うため
のプログラムなどを記憶している。
【0109】RAM13は、Xレジスタ13aと、Yレ
ジスタ13bと、表示カウンタ13cと、内部カウンタ
13dと、演算子レジスタ13fと、その他動作に必要
なワークエリアとを含んでいる。
【0110】Xレジスタ13aには、置数の値および演
算結果等の値が格納される。 Xレジスタ13aに格納
されている値は、表示器2の数値部に表示される。演算
子レジスタ13fには、演算子キー(+、−、×、÷な
ど)によって入力された演算子が格納されている。
【0111】実施の形態2の電子卓上計算機の動作の一
例を図9を用いて説明する。図9は、実施の形態2の表
示器2の表示画面の遷移と、各レジスタに格納されてい
る値の遷移と、各カウンタに格納されている値の遷移と
の関係を示している。
【0112】表示画面S41は、表示器2の初期画面で
ある。この場合、 Xレジスタ13aと、演算子レジス
タ13fと、Yレジスタ13bと、表示カウンタ13c
と、内部カウンタ13dとに格納されている値は、それ
ぞれ0である。なお、演算子レジスタ13fに格納され
ている値は、任意の値であってもよい。
【0113】表示画面S42は、置数123の先頭部1
が入力された場合の画面を示している。置数の先頭部1
が入力されると、カウンタ部には01が表示され、数値
部には1が表示される。Xレジスタ13aには、1が格
納され、表示カウンタ13cには、1が格納される。演
算子レジスタ13fと、Yレジスタ13bと、内部カウ
ンタ13dとは前の値、すなわち0を維持する。
【0114】表示画面S43は、置数123の入力が終
了した場合の画面を示している。数値部には123が表
示されるが、カウンタ部に表示される値は変化しない。
Xレジスタ13aには、123が格納される。表示カ
ウンタ13cは1を維持し、演算子レジスタ13fと、
Yレジスタ13bと、内部カウンタ13dとは前の値、
すなわち0を維持する。
【0115】表示画面S44は、演算子として、[×]
が入力された場合の画面を示している。この場合、 Y
レジスタ13bには、Xレジスタ13aに格納されてい
た値123が格納され、 Xレジスタ13aは123を
維持する。また、数値部およびカウンタ部に表示される
値は変化しない。 表示カウンタ13cは1を維持す
る。演算子レジスタ13fには、×が格納される。演算
子が入力されたため、内部カウンタ13dには、1が格
納される。
【0116】表示画面S45は、被演算数として、置数
4の入力が終了した場合の画面を示している。この場
合、カウンタ部には02が表示され、数値部には4が表
示される。この場合、Xレジスタ13aには、4が格納
される。表示カウンタ13cには、2が格納される。Y
レジスタ13bと、演算子レジスタ13fと、内部カウ
ンタ13dとは前の値を維持する。
【0117】表示画面S46は、演算子として、[×]
が入力された場合の画面を示している。この場合、数値
部には、演算結果を示す値492が表示される。カウン
タ部に表示される値は変化しない。Xレジスタ13aに
は、演算結果を示す値492が格納され、内部カウンタ
13dには、2が格納される。Yレジスタ13bは前の
値123を維持し、表示カウンタ13cは前の値2を維
持する。演算子レジスタ13fは、前の値×を維持す
る。
【0118】表示画面S47は、被演算数として、置数
5の入力が終了した場合の画面を示している。この場
合、カウンタ部には03が表示され、数値部には5が表
示される。Yレジスタ13bには、Xレジスタ13aに
格納されていた値492が格納され、Xレジスタ13a
には、5が格納される。表示カウンタ13cには、3が
格納される。演算子レジスタ13fと、内部カウンタ1
3dとは前の値を維持する。
【0119】表示画面S48は、演算結果を求めるため
に計算結果キー[=]の入力が終了した場合の画面を示
している。数値部には、演算結果を示す2460が表示
され、カウンタ部に表示される値は変化しない。この場
合、Xレジスタ13aには、演算結果を示す値2460
が格納され、内部カウンタ13dには、3が格納され
る。Yレジスタ13bは前の値492を維持し、表示カ
ウンタ13cは前の値3を維持する。演算子レジスタ1
3fは、前の値×を維持する。
【0120】表示画面S49は、上述した演算に続き、
被演算数として、置数10の入力が終了した場合の画面
を示している。この場合、カウンタ部には01が表示さ
れ、数値部には10が表示される。Xレジスタ13aに
は、10が格納され、表示カウンタ13cには、1が格
納される。 Yレジスタ13bは前の値492を維持
し、内部カウンタ13dは前の値3を維持し、演算子レ
ジスタ13fは前の値×を維持する。
【0121】表示画面S50は、演算結果を求めるため
に計算結果キー[=]の入力が終了した場合の画面を示
している。数値部には、演算結果を示す4920が表示
され、カウンタ部には、03が表示される。この場合、
Xレジスタ13aには、演算結果を示す値4920が格
納され、内部カウンタ13dは、前の値3を維持してい
る。表示カウンタ13cには、内部カウンタ13dに格
納されている値を格納する。Yレジスタ13bは前の値
492を維持し、演算子レジスタ13fは、前の値×を
維持する。
【0122】本発明の電子卓上計算機の表示器2が、上
述した表示画面S41から表示画面S50を表示する場
合を含む本発明の電子卓上計算機の動作を、図10を用
いて説明する。図10は、本発明の電子卓上計算機の状
態遷移の一例を示している。
【0123】ユーザが、電源スイッチをオン状態にす
る、またはクリア[C]を押すことにより、本発明の電
子卓上計算機は初期状態に設定される。Xレジスタ13
aと、演算子レジスタ13fと、Yレジスタ13bと、
表示カウンタ13cと、内部カウンタ13dとに格納さ
れている値は、それぞれ0である。なお、演算子レジス
タ13fおよびYレジスタ13bに格納される値は、0
以外の任意の値であってもよい。
【0124】数値キーが押されると、その数値キーに対
応する信号が生成される。制御器11は、数値キーによ
って生成された信号を受け取る。その生成された信号に
応答して、初期状態60は、パス80を通り置数状態6
1に遷移する。このことにより、制御器11が表示カウ
ンタ13cに保持されている値を1つ増加させる。具体
的には、制御器11が表示カウンタ13cの値を呼出
し、表示カウンタ13cの値を1つ増加させ、増加させ
た値を表示カウンタ13cに格納する。制御器11は、
数値キーに対応する数値をXレジスタ13aに格納す
る。また、このような遷移に応答して、表示器2の数値
部は、Xレジスタ13aに格納されている値を表示す
る。また、表示器2のカウンタ部には、表示カウンタ1
3cに格納されている値が表示される。演算子レジスタ
13fと、Yレジスタ13bと、内部カウンタ13dと
は、状態が遷移する前、すなわち0を維持する。
【0125】数値キーが押されると、上述したように制
御器11は、数値キーによって生成された信号を受け取
る。その生成された信号に応答して、置数状態61は、
パス81を通り置数状態61に遷移する。制御器11が
Xレジスタ13aに格納されている値を呼び出し、呼び
出した値を10倍する。さらに、制御器11は、10倍
した値と数値キーに対応する数置とを加算し、加算した
値をXレジスタ13aに格納する。表示器2の数値部
は、Xレジスタ13aに格納されている値を表示する。
表示器2は、表示カウンタ13cに格納されている値を
表示する。演算子レジスタ13fと、Yレジスタ13b
と、内部カウンタ13dとは、状態が遷移する前の値を
維持する。
【0126】2項演算子キーが押されると、その2項演
算子キーに対応する信号が生成される。制御器11は、
2項演算子によって生成された信号を受け取る。その生
成された信号に応答して、置数状態61は、パス82を
通り2項演算状態62に遷移する。このことにより、制
御器11は、2項演算子キーに対応する演算子を演算子
レジスタに格納し、Xレジスタ13aに格納されている
値を呼出し、呼び出した値をYレジスタ13bに格納す
る。また、2項演算状態62において表示器2に表示さ
れる値は、置数状態61において表示器2に表示された
値と同じである。Xレジスタ13a、および表示カウン
タ13cは状態が遷移する前の値を維持する。制御器1
1が2項演算子キーが押されたことを検知すると、制御
器11が内部カウンタ13dに保持されている値を1つ
増加させる。具体的には、制御器11が内部カウンタ1
3dの値を呼出し、内部カウンタ13dの値を1つ増加
させ、増加させた値を内部カウンタ13dに格納する。
【0127】数値キーが押されると、上述したように制
御器11は、数値キーによって生成された信号を受け取
る。その生成された信号に応答して、2項演算状態62
は、パス83を通り置数状態61に遷移する。このこと
により、制御器11が、表示カウンタ13cに保持され
ている値を1つ増加させ、表示器2は、表示カウンタ1
3cの値を表示する。制御器11は、数値キーに対応す
る数値をXレジスタ13aに格納する。表示器2は、X
レジスタ13aの値を表示する。演算子レジスタ13f
と、Yレジスタ13bと、内部カウンタ13dとは、状
態が遷移する前の値を維持する。
【0128】計算結果キー[=]が押されると、その計
算結果キー[=]に対応する信号が生成される。制御器
11は、計算結果キー[=]によって生成された信号を
受け取る。その生成された信号に応答して、置数状態6
1は、パス84を通り演算終了状態63に遷移する。こ
のことにより、2項演算子キーが押される前に入力され
た置数と、その2項演算子キーが押された後の置数と
が、その2項演算子の関係に基づいて、演算される。演
算された結果は、表示器2の数値部に表示される。制御
器11が計算結果キー[=]が押されたことを検知する
と、制御器11が内部カウンタ13dに保持されている
値を1つ増加させる。なお、制御器11が、表示カウン
タ13cに格納されている値を呼出し、呼出した値を内
部カウンタ13dに格納してもよい。また、表示カウン
タ13cは、状態が遷移する前の値を維持している。表
示器2は、Xレジスタ13aの値および表示カウンタ1
3cの値を表示する。なお、演算子レジスタ13fと、
Yレジスタ13bと、表示カウンタ13cとは、状態が
遷移する前の値を維持する。
【0129】数値キーが押されると、上述したように制
御器11は、数値キーによって生成された信号を受け取
る。その生成された信号に応答して、演算終了状態63
は、パス87を通り置数状態64に遷移する。このこと
により、制御器11が、表示カウンタ13cをクリア
し、さらに表示カウンタ13cに保持されている値を1
つ増加させる。制御器11は、押された数値キーに対応
する値をXレジスタ13aに格納する。Yレジスタ13
b、内部カウンタ13d、および演算子レジスタ13f
は状態が遷移する前の値を維持する。
【0130】計算結果キー[=]が押されると、その計
算結果キー[=]に対応する信号が生成される。制御器
11は、計算結果キー[=]によって生成された信号を
受け取る。その生成された信号に応答して、置数状態6
4は、パス89を通り演算終了状態63に遷移する。こ
のことにより、Xレジスタ13aに格納されている値
と、Yレジスタ13bに格納されている値が、演算子レ
ジスタに格納されている演算子の関係に基づいて、演算
される。制御器11は、演算された結果をXレジスタ1
3aに格納する。さらに、制御器11は、内部カウンタ
13dの値を呼出し、呼出した値を表示カウンタ13c
に格納する。表示器2は、Xレジスタ13aの値および
表示レジスタの値を表示する。なお、Yレジスタ13
b、演算子レジスタ、および内部レジスタは、状態が遷
移する前の値を維持している。
【0131】また、置数状態64で数値キーが押される
と、置数状態64は、パス88を通り置数状態64に遷
移する。このような遷移による各レジスタおよび各カウ
ンタの変化は、置数状態61がパス81を通り置数状態
61に遷移した場合の各レジスタおよび各カウンタの変
化と同じであるため、説明を省略する。
【0132】また、置数状態64で2項演算子キーが押
されると、置数状態64は、パス90を通り2項演算子
状態62に遷移する。このことにより、制御器11は、
2項演算子キーに対応する演算子を演算子レジスタに格
納する。2項演算状態62において表示器2に表示され
る値は、置数状態64において表示器2に表示された値
と同じである。Xレジスタ13a、および表示カウンタ
13cは状態が遷移する前の値を維持する。制御器11
が2項演算子キーが押されたことを検知すると、制御器
11は、内部カウンタ13dに保持されている値を1つ
増加させ、Xレジスタ13aに格納されている値を呼出
し、呼び出した値をYレジスタ13bに格納する。
【0133】また、演算終了状態63で2項演算子キー
が押されると、演算終了状態63は、パス86を通り2
項演算状態62に遷移する。このことにより、制御器1
1は、2項演算子キーに対応する演算子を演算子レジス
タに格納する。2項演算状態62において表示器2に表
示される値は、演算終了状態63において表示器2に表
示された値と同じである。Xレジスタ13a、表示カウ
ンタ13c、およびYレジスタ13bは状態が遷移する
前の値を維持する。制御器11が2項演算子キーが押さ
れたことを検知すると、制御器11が内部カウンタ13
dに保持されている値を1つ増加させる。
【0134】図25は、計算結果キー[=][%]等が
入力された場合のカウンタの動作の一例を示すフローチ
ャートである。
【0135】ステップN41では、制御器11が、計算
結果キーが押される前に、数値キーが押されたか否かを
判断する。計算結果キーが押される直前に、数値キーが
押された場合には、ステップN43に進む。そうでない
場合には、ステップN42に進む。
【0136】ステップN42では、制御器11は、省略
された置数または直前の計算結果キーのカウントを行う
ため、表示カウンタ13cを1つ増加させる。
【0137】ステップN43では、制御器11が、計算
結果キーが押される前に、2項演算子キーが押されたか
否かを判断する。計算結果キーが押される前に、2項演
算子キーが押された場合には、ステップN44に進む。
そうでない場合には、ステップN45に進む。
【0138】ステップN44では、表示器2に表示され
ているカウント数を実際のカウント数として確定するた
め、制御器11は、表示カウンタ13cの値を内部カウ
ンタ13dに格納する。
【0139】ステップN45では、制御器11は、演算
数を保持しておく定数計算であるか否かを判断する。演
算数を保持しておく定数計算である場合、ステップN4
7に進む。そうでない場合には、ステップN6に進む。
【0140】ステップN46では、制御器11は、内部
カウンタ13dの値を表示カウンタ13cに格納する。
【0141】ステップN47では、制御器11は、表示
カウンタ13cに2を格納する。このことは、”置数、
保持されている演算子、保持されている演算数”と式を
入力したのと同等の定数計算を行うことを意味する。
【0142】なお、演算実行直後であれば、ステップN
41の前に、表示カウンタ13cをクリアし、1つ増加
させるステップN40を追加してもよい。
【0143】(実施の形態3)実施の形態3の電子卓上
計算機1は、表示器2と、キーボード3と、制御器11
と、ROM12と、RAM13とを備えている。
【0144】表示器2には、置数および演算結果と、表
示カウンタ13cの値とが表示される。表示器2は、液
晶表示装置であってもよい。
【0145】キーボード3は、置数を行うための数値キ
ーと、小数点キーと、演算子キーと、[=]等の計算結
果キーと、税込み金額および税額を求める場合に押され
るキー[税込]を備えている。
【0146】キーボード3の中のあるキーが押される
と、あるキーに対応する信号が制御器11に出力され
る。制御器11は、キーボード3からの信号を受け取
り、キーボード3の中のどのキーが押されたかを判断す
る。制御器11は、四則演算等を含む計算処理、表示カ
ウンタ13cおよび内部カウンタ13dの計数処理、検
算時の比較処理、および結果の表示処理などを行う。
【0147】ROM12は、上述した処理を行うための
プログラム、およびコンピュータグラフィクを行うため
のプログラムなどを記憶している。
【0148】RAM13は、演算子キー(+、−、×、
÷など)に対応する演算子を格納する演算子レジスタ1
3fと、表示カウンタ13cとを備えている。
【0149】なお、 実施の形態3のRAM13は、実
施の形態2のRAM13と同様にXレジスタ13a、Y
レジスタ13b、および内部カウンタ13dを備えてい
てもよい。
【0150】実施の形態3の電子卓上計算機の動作の一
例を図11を用いて説明する。図11は、実施の形態3
の表示器2の表示画面の遷移と、キーボード3により入
力されたデータとの関係とを示している。
【0151】表示画面S51は、表示器2の初期画面で
ある。カウンタ部に00が表示され、数値部に0が表示
される。
【0152】表示画面S52は、置数100が入力さ
れ、キー[税込]が押された後の表示画面を示してい
る。表示画面には、置数100に対する税込額103が
数値部に表示され、カウンタ部には、01が表示され
る。
【0153】表示画面S53は、さらに、キー[税込]
が押された後の表示画面を示している。表示画面には、
置数100に対する税額3が数値部に表示され、カウン
タ部には、02が表示される。
【0154】表示画面S54は、さらに、キー[税込]
が押された後の表示画面を示している。表示画面には、
置数100に対する税込額103が数値部に表示され、
カウンタ部には、01が表示される。
【0155】本発明の電子卓上計算機の表示器2が、上
述した表示画面S51から表示画面S54を表示する場
合を含む本発明の電子卓上計算機の動作を、図12を用
いて説明する。図12は、本発明の電子卓上計算機の状
態遷移の一例を示している。
【0156】ユーザが、電源スイッチをオン状態にす
る、またはクリア[C]を押すことにより、本発明の電
子卓上計算機は初期状態に設定される。
【0157】数値キーが押されると、その数値キーに対
応する信号が生成される。制御器11は、数値キーによ
って生成された信号を受け取る。その生成された信号に
応答して、初期状態60は、パス80を通り置数状態6
1に遷移する。このことにより、制御器11が表示カウ
ンタ13cに保持されている値を1つ増加させる。具体
的には、制御器11が表示カウンタ13cの値を呼出
し、表示カウンタ13cの値を1つ増加させ、増加させ
た値を表示カウンタ13cに格納する。また、このよう
な遷移に応答して、制御器11が、数値キーによって生
成された信号を表示器2に出力する。表示器2の数値部
は、数値キーによって生成された信号に基づいて、数値
キーに対応する数字を表示する。また、表示器2のカウ
ンタ部には、表示カウンタ13cに格納されている値が
表示される。
【0158】数値キーが押されると、上述したように制
御器11は、数値キーによって生成された信号を受け取
る。その生成された信号に応答して、置数状態61は、
パス81を通り置数状態61に遷移する。このことによ
り、制御器11が数値キーによって生成された信号を表
示器2に出力する。表示器2の数値部には、その信号に
基づいて、数値キーに対応する数字がさらに表示され
る。なお、表示カウンタ13cは、それ自身が保持して
いる値を維持しているため、表示器2のカウンタ部に表
示されている値は変化しない。
【0159】キー[税込]が押されると、そのキー[税
込]に対応する信号が生成される。制御器11は、キー
[税込]によって生成された信号を受け取る。その生成
された信号に応答して、置数状態61は、パス91を通
り税込状態65に遷移する。このことにより、制御器1
1は、数値キーにより入力された置数に対する税込額お
よび税額を演算する。具体的には、制御器11は、税込
額を求めるために、数値キーにより入力された置数を
1.03倍する。制御器11は、税額を求めるために、
数値キーにより入力された置数を0.03倍する。制御
器11は、上記演算結果を保持する。次に、制御器11
は、1を表示カウンタ13cに格納する。表示器2は、
1.03倍した値と、表示カウンタ13cに格納されて
いる値を表示する。
【0160】さらに、キー[税込]が押されると、上述
したように、そのキー[税込]に対応する信号に応答し
て、税込状態65は、パス92を通り税額状態66に遷
移する。このことにより、制御器11は、2を表示カウ
ンタ13cに格納する。表示器2は、すでに計算され
た、置数を0.03倍した値と、表示カウンタ13cに
格納されている値を表示する。
【0161】さらに、キー[税込]が押されると、上述
したように、そのキー[税込]に対応する信号に応答し
て、税額状態66は、パス93を通り税込状態65に遷
移する。このことにより、制御器11は、1を表示カウ
ンタ13cに格納する。表示器2は、すでに計算され
た、置数を1.03倍した値と、表示カウンタ13cに
格納されている値とを表示する。
【0162】[税込]を交互に押すことにより、税額と
税込額とを交互に表示器2の数値部に表示することがで
きる。
【0163】なお、 実施の形態3のRAM13が、 X
レジスタ13a、Yレジスタ13b、および内部カウン
タ13dを備えている場合には、実施の形態3の電子卓
上計算機は、実施の形態2の電子卓上計算機と同様に動
作する。
【0164】実施の形態3の電子卓上計算機が内部カウ
ンタ13dさらに備えている場合の動作を以下に説明す
る。図28は、キー[税込]等の同一キーが入力された
場合のカウンタの動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【0165】ステップN71では、制御器11が、表示
器2に表示されている値が最初の計算結果であるか否か
を判断する。表示器2に表示されている値が最初の計算
結果である場合には、ステップN72に進む。そうでな
い場合には、ステップN73に進む。
【0166】ステップN72では、制御器11が、表示
カウンタ13cをこの演算子キーが押される以前の状態
に戻す。電子卓上計算機が内部カウンタ13dを有する
場合には、制御器11が、内部カウンタ13dの値を表
示カウンタ13cに格納してもよい。また、キー[税
込]によって表示される値が2つである場合には、制御
器11が、表示カウンタ13cの値から2を引いてもよ
い。
【0167】ステップN73では、後述する図24に示
すステップN31〜ステップN33が行われる。
【0168】なお、演算実行直後であれば、ステップN
71の前に、表示カウンタ13cをクリアし、1つ増加
させるステップN70を追加してもよい。
【0169】(実施の形態4)実施の形態4の電子卓上
計算機1は、表示器2と、キーボード3と、制御器11
と、ROM12と、RAM13とを備えている。
【0170】表示器2には、置数および演算結果と、表
示カウンタ13cの値とが表示される。表示器2は、液
晶表示装置であってもよい。
【0171】キーボード3は、置数を行うための数値キ
ーと、小数点キーと、演算子キーと、[=]等の計算結
果キーと、税込み金額および税額を求める場合に押され
るキー[税込]を備えている。
【0172】キーボード3の中のあるキーが押される
と、あるキーに対応する信号が制御器11に出力され
る。制御器11は、キーボード3からの信号を受け取
り、キーボード3の中のどのキーが押されたかを判断す
る。制御器11は、四則演算等を含む計算処理、表示カ
ウンタ13cおよび内部カウンタ13dの計数処理、検
算時の比較処理、および結果の表示処理などを行う。
【0173】ROM12は、上述した処理を行うための
プログラム、およびコンピュータグラフィクを行うため
のプログラムなどを記憶している。
【0174】RAM13は、演算子キー(+、−、×、
÷など)に対応する演算子を格納する演算子レジスタ1
3fと、置数の数を記憶する表示カウンタ13cとを備
えている。
【0175】なお、 実施の形態4のRAM13は、実
施の形態2のRAM13と同様にXレジスタ13a、Y
レジスタ13b、および内部カウンタ13dを備えてい
てもよい。
【0176】実施の形態4の電子卓上計算機の動作の一
例を図13を用いて説明する。図13は、実施の形態4
の表示器2の表示画面の遷移と、キーボード3により入
力されたデータとの関係とを示している。
【0177】表示画面S55は、表示器2の初期画面で
ある。カウンタ部に00が表示され、数値部に0が表示
される。
【0178】表示画面S56は、置数100が入力さ
れ、キー[税込]が押された後の表示画面を示してい
る。表示画面には、置数100に対する税込額103が
数値部に表示され、カウンタ部には、01が表示され
る。
【0179】表示画面S57は、さらに、キー[税込]
が押された後の表示画面を示している。表示画面には、
置数100に対する税額3が数値部に表示され、カウン
タ部には、01が表示される。
【0180】表示画面S58は、さらに、キー[税込]
が押された後の表示画面を示している。表示画面には、
置数100に対する税込額103が数値部に表示され、
カウンタ部には、01が表示される。
【0181】本発明の電子卓上計算機の表示器2が、上
述した表示画面S55から表示画面S58を表示する場
合を含む本発明の電子卓上計算機の動作を、図14を用
いて説明する。図14は、本発明の電子卓上計算機の状
態遷移の一例を示している。
【0182】ユーザが、電源スイッチをオン状態にす
る、またはクリア[C]を押すことにより、本発明の電
子卓上計算機は初期状態に設定される。
【0183】数値キーが押されると、その数値キーに対
応する信号が生成される。制御器11は、数値キーによ
って生成された信号を受け取る。その生成された信号に
応答して、初期状態60は、パス80を通り置数状態6
1に遷移する。このことにより、制御器11が表示カウ
ンタ13cに保持されている値を1つ増加させる。具体
的には、制御器11が表示カウンタ13cの値を呼出
し、表示カウンタ13cの値を1つ増加させ、増加させ
た値を表示カウンタ13cに格納する。また、このよう
な遷移に応答して、制御器11が、数値キーによって生
成された信号を表示器2に出力する。表示器2の数値部
は、数値キーによって生成された信号に基づいて、数値
キーに対応する数字を表示する。また、表示器2のカウ
ンタ部には、表示カウンタ13cに格納されている値が
表示される。
【0184】数値キーが押されると、上述したように制
御器11は、数値キーによって生成された信号を受け取
る。その生成された信号に応答して、置数状態61は、
パス81を通り置数状態61に遷移する。このことによ
り、制御器11が数値キーによって生成された信号を表
示器2に出力する。表示器2の数値部には、その信号に
基づいて、数値キーに対応する数字がさらに表示され
る。なお、表示カウンタ13cは、それ自身が保持して
いる値を維持しているため、表示器2のカウンタ部に表
示されている値は変化しない。
【0185】キー[税込]が押されると、そのキー[税
込]に対応する信号が生成される。制御器11は、キー
[税込]によって生成された信号を受け取る。その生成
された信号に応答して、置数状態61は、パス100を
通り税込状態67に遷移する。このことにより、制御器
11は、数値キーにより入力された置数に対する税込額
および税額を演算する。具体的には、制御器11は、税
込額を求めるために、数値キーにより入力された置数を
1.03倍する。制御器11は、税額を求めるために、
数値キーにより入力された置数を0.03倍する。制御
器11は、上記演算結果を保持する。次に、制御器11
は、1を表示カウンタ13cに格納する。表示器2は、
1.03倍した値と、表示カウンタ13cに格納されて
いる値を表示する。
【0186】さらに、キー[税込]が押されると、上述
したように、そのキー[税込]に対応する信号に応答し
て、税込状態67は、パス101を通り税額状態68に
遷移する。このことにより、制御器11は、1を表示カ
ウンタ13cに格納する。表示器2は、すでに計算され
た、置数を0.03倍した値と、表示カウンタ13cに
格納されている値とを表示する。
【0187】さらに、キー[税込]が押されると、上述
したように、そのキー[税込]に対応する信号に応答し
て、税額状態68は、パス102を通り税込状態65に
遷移する。このことにより、制御器11は、1を表示カ
ウンタ13cに格納する。表示器2は、すでに計算され
た、置数を1.03倍した値と、表示カウンタ13cに
格納されている値とを表示する。なお、1が表示カウン
タ13cに格納される代わりに、表示カウンタ13cの
値が維持されてもよい。
【0188】なお、 実施の形態4のRAM13が、 X
レジスタ13a、Yレジスタ13b、および内部カウン
タ13dを備えている場合には、実施の形態4の電子卓
上計算機は、実施の形態2の電子卓上計算機と同様に動
作する。
【0189】[税込]を交互に押すことにより、税額と
税込額とを交互に表示器2の数値部に表示することがで
きる。
【0190】図29は、キー[税込]等の同一キーが入
力された場合のカウンタの動作の一例を示すフローチャ
ートである。
【0191】ステップN81では、制御器11がキー
[税込]が押されたか否かを判断する。制御器11がキ
ー[税込]が押された場合には、この処理を終了する。
そうでない場合には、ステップN82に進む。
【0192】ステップN82では、後述する図24に示
すステップN31〜ステップN33が行われる。その
後、この処理を終了する。
【0193】なお、演算実行直後であれば、ステップN
81の前に、表示カウンタ13cをクリアし、1つ増加
させるステップN80を追加してもよい。
【0194】(実施の形態5)実施の形態5の電子卓上
計算機1は、表示器2と、キーボード3と、制御器11
と、ROM12と、RAM13とを備えている。
【0195】表示器2には、置数および演算結果と、表
示カウンタ13cの値とが表示される。表示器2は、液
晶表示装置であってもよい。
【0196】キーボード3は、置数を行うための数値キ
ーと、小数点キーと、演算子キーと、[=]、[M+]
および[M−]等の計算結果キーと、メモリに格納され
ている値を呼び出す準置数キー[RM]を備えている。
【0197】キーボード3の中のあるキーが押される
と、あるキーに対応する信号が制御器11に出力され
る。制御器11は、キーボード3からの信号を受け取
り、キーボード3の中のどのキーが押されたかを判断す
る。 制御器11は、四則演算等を含む計算処理、表示
カウンタ13cおよび内部カウンタ13dの計数処理、
検算時の比較処理、および結果の表示処理などを行う。
【0198】ROM12は、上述した処理を行うための
プログラム、およびコンピュータグラフィクを行うため
のプログラムなどを記憶している。
【0199】RAM13は、Xレジスタ13aと、Yレ
ジスタ13bと、演算子レジスタと、表示カウンタ13
cと、内部カウンタ13dと、メモリカウンタ13e
と、その他の作業に必要なワーク領域を備えている。
【0200】実施の形態5の電子卓上計算機の動作の一
例を図15を用いて説明する。図15は、実施の形態5
の表示器2の表示画面の遷移と、内部カウンタ13dお
よびメモリカウンタ13eに格納されている値の遷移と
の関係を示している。
【0201】表示画面S61は、表示器2の初期画面で
ある。この場合、カウンタ部には、00が表示され、数
値部には0が表示される。また、表示カウンタ13cお
よびメモリカウンタ13eには、共に0が格納される。
【0202】表示画面S62は、置数2の入力が終了し
た場合の画面を示している。置数2が入力されると、カ
ウンタ部には01が表示され、数値部には2が表示され
る。また、表示カウンタ13cには、1が格納され、メ
モリカウンタ13eは、0を維持する。
【0203】表示画面S63は、演算子として、[×]
が入力された場合の画面を示している。この場合、数値
部およびカウンタ部に表示される値は変化しない。表示
カウンタ13cおよびメモリカウンタ13eは、格納さ
れている値を維持する。
【0204】表示画面S64は、置数3の入力が終了し
た場合の画面を示している。この場合、カウンタ部には
02が表示され、数値部には3が表示される。表示カウ
ンタ13cには、2が格納され、メモリカウンタ13e
は、0を維持する。
【0205】表示画面S65は、計算結果キー[M+]
が入力された場合の画面を示している。この場合、カウ
ンタ部には02が表示され、数値部には2×3の演算結
果である6が表示される。また、表示器2は、メモリに
数値が格納されていることを示すシンボルMも表示す
る。表示カウンタ13cは、2を維持する。メモリカウ
ンタ13eには、表示カウンタ13cに格納されている
値2が格納される。
【0206】表示画面S66は、準置数キー[RM]が
入力された場合の画面を示している。この場合、メモリ
セルに格納されている値が数値部に表示される。また、
表示器2は、メモリに数値が格納されていることを示す
シンボルMも表示する。
【0207】表示カウンタ13cには、メモリカウンタ
13eに格納されている値2が格納される。メモリカウ
ンタ13eは、2を維持する。
【0208】表示画面S67は、演算子として、[×]
が入力された場合の画面を示している。この場合、数値
部およびカウンタ部に表示される値は変化しない。メモ
リに数値が格納されていることを示すシンボルMも表示
される。表示カウンタ13cおよびメモリカウンタ13
eは、格納されている値を維持する。
【0209】表示画面S68は、置数3の入力が終了し
た場合の画面を示している。この場合、カウンタ部には
03が表示され、数値部には3が表示される。メモリに
数値が格納されていることを示すシンボルMも表示され
る。表示カウンタ13cには、3が格納され、メモリカ
ウンタ13eは、2を維持する。
【0210】表示画面S69は、演算結果キー[=]が
入力された場合の画面を示している。この場合、数値部
およびカウンタ部に表示される値は変化しない。メモリ
に数値が格納されていることを示すシンボルMも表示さ
れる。表示カウンタ13cおよびメモリカウンタ13e
は、格納されている値を維持する。数値部には、6×3
を演算した結果である値18が表示され、カウンタ部に
は、表示カウンタ13cに格納されている値が表示され
る。
【0211】表示画面S70は、準置数キー[RM]が
入力された場合の画面を示している。この場合、メモリ
セルに格納されている値6が数値部に表示される。ま
た、表示器2は、メモリに数値が格納されていることを
示すシンボルMも表示する。
【0212】表示カウンタ13cには、メモリカウンタ
13eに格納されている値2が格納され、表示カウンタ
13cに格納されている値が数値部に表示される。メモ
リカウンタ13eは、2を維持する。
【0213】表示画面S71は、置数の一部2が入力さ
れた場合の画面を示している。表示カウンタ13cに
は、1が格納され、メモリカウンタ13eは、2を維持
する。数値部には、置数の一部2が表示され、表示カウ
ンタ13cには、01が表示される。
【0214】計算結果キー[M+]および[M−]と、
準置数キー[RM]とが押された場合を含む電子卓上計
算機の動作を図16を用いて説明する。なお、図16に
示す状態およびパスが、図10に示す状態およびパスと
同じものには、同じ番号を付し、説明を省略する。
【0215】計算結果キー[M+]または[M−]が押
されると、その計算結果キー[M+]または[M−]に
対応する信号が生成される。制御器11は、計算結果キ
ー[M+]または[M−]によって生成された信号を受
け取る。その生成された信号に応答して、置数状態61
および演算終了状態63は、パス110および111の
それぞれを通りメモリ状態69に遷移する。このことに
より、制御器11は、Xレジスタ13aに格納されてい
る値と、表示カウンタ13cに格納されている値とをワ
ークエリアに格納する。
【0216】準置数キー[RM]が押されると、準置数
キー[RM]に対応する信号が生成される。制御器11
は、準置数キー[RM]によって生成された信号を受け
取る。その生成された信号に応答して、各状態は、 R
M状態70に遷移する。このことにより、制御器11
は、ワークエリアに格納されているそれぞれの値をXレ
ジスタ13aと表示カウンタ13cとに格納する。
【0217】また、数値キーが押されると、その数値キ
ーに対応する信号が生成される。制御器11は、数値キ
ーによって生成された信号を受け取る。その生成された
信号に応答して、メモリ状態69およびRM状態70
は、パス112および114のそれぞれを通り置数状態
61に遷移する。制御器11は、数値キーに対応する数
値をXレジスタ13aに格納し、表示カウンタ13cを
0クリアし、表示カウンタ13cに格納されている値を
1つ増加させる。
【0218】また、演算子キーが押されると、その演算
子キーに対応する信号が生成される。制御器11は、演
算子キーによって生成された信号を受け取る。その生成
された信号に応答して、メモリ状態69およびRM状態
70は、パス113および115のそれぞれを通り演算
状態62に遷移する。制御器11は、数値キーに対応す
る数値をXレジスタ13aに格納し、表示カウンタ13
cを0クリアし、表示カウンタ13cに格納されている
値を1つ増加させる。制御器11は、演算子キーに対応
する演算子を演算子レジスタに格納する。Xレジスタ1
3a、Yレジスタ13b、表示レジスタは、それぞれに
格納されている値を維持する。
【0219】図22は、準置数キー[RM]が押された
後、数値キー[0]〜[9]および[・]が押された場
合のカウンタの動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【0220】ステップN11では、制御器11が、上記
数値キーが押される直前に、置数キーが押されたか否か
を判断する。上記数値キーが押される直前に、置数キー
が押された場合であれば、ステップN14に進む。そう
でない場合には、ステップN12に進む。
【0221】ステップN12〜ステップN16は、図2
1のステップN2〜ステップN6と同じであるため、説
明を省略する。
【0222】ステップN7では、制御器11が、メモリ
に対して行われた計算回数を現在計算している計算回数
の中に入れるため、表示カウンタ13cの値と内部カウ
ンタ13dの値とを加算し、加算した値を表示カウンタ
13cに格納する。
【0223】図27は、メモリキー[M+]、[M−]
等が入力された場合のカウンタの動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
【0224】ステップN61では、制御器11は、メモ
リキーが押される直前に、2項演算子キーが押されたか
否かを判断する。メモリキーが押される直前に、2項演
算子キーが押された場合には、ステップN63に進む。
そうでない場合には、ステップN63に進む。例えば、
メモリキーが押される直前に、2項演算子キーが押され
た場合とは、[2][×][M+]と入力されるような
場合である。
【0225】ステップN62では、制御器11は、メモ
リキーが押される直前に、単項演算子キーが押されたか
否かを判断する。メモリキーが押される直前に、単項演
算子キーが押された場合には、ステップN63に進む。
そうでない場合には、ステップN64に進む。例えば、
メモリキーが押される直前に、単項演算子キーが押され
た場合とは、[2][√」[M+]と入力されるような
場合である。
【0226】ステップN63では、制御器11が表示カ
ウンタ13cの値を1つ増加させ、ステップN64に進
む。
【0227】ステップN64では、制御器11は、既に
何か演算子が入力されているか否かを判断する。既に何
か演算子が入力されている場合には、ステップN65に
進む。そうでない場合には、ステップN66に進む。
【0228】ステップN65では、制御器11は、表示
カウンタ13cの値を内部カウンタ13dに格納する。
【0229】ステップN66では、制御器11は、メモ
リカウンタ13eの値と、表示カウンタ13cの値とを
加算し、加算した値を表示カウンタ13cに格納する。
【0230】なお、演算実行直後であれば、ステップN
51の前に、表示カウンタ13cをクリアし、1つ増加
させるステップN50を追加してもよい。
【0231】(実施の形態6)実施の形態6の電子卓上
計算機1は、表示器2と、キーボード3と、制御器11
と、ROM12と、RAM13とを備えている。実施の
形態5の表示器2、キーボード3、ROM12、および
RAM13の構成は、実施の形態2の対応する構成と同
じであるので説明を省略する。
【0232】実施の形態6の電子卓上計算機の動作の一
例を図17を用いて説明する。図17は、実施の形態6
の表示器2の表示画面の遷移と、内部カウンタ13dお
よびメモリカウンタ13eに格納されている値の遷移と
の関係を示している。
【0233】表示画面S81は、表示器2の初期画面で
ある。この場合、 Xレジスタ13aと、演算子レジス
タ13fと、Yレジスタ13bと、表示カウンタ13c
と、内部カウンタ13dとに格納されている値は、それ
ぞれ0である。なお、演算子レジスタ13fおよびYレ
ジスタ13bに格納されている値は、任意の値であって
もよい。
【0234】表示画面S82は、置数16の入力が終了
した場合の画面を示している。置数16が入力される
と、カウンタ部には01が表示され、数値部には16が
表示される。Xレジスタ13aには、16が格納され、
表示カウンタ13cには、1が格納される。演算子レジ
スタ13fと、Yレジスタ13bと、内部カウンタ13
dとは、前の値、すなわち0を維持する。
【0235】表示画面S83は、演算子として、[√]
が入力された場合の画面を示している。この場合、 X
レジスタ13aには、16の平方根である4が格納さ
れ、表示部には、4が表示される。カウンタ部に表示さ
れる値は変化しない。演算子レジスタ13fと、Yレジ
スタ13bと、内部カウンタ13dとは、前の値、すな
わち0を維持する。
【0236】表示画面S84は、演算子として、[√]
が入力された場合の画面を示している。この場合、 X
レジスタ13aには、4の平方根である2が格納され、
表示部には、2が表示される。カウンタ部には、2が表
示される。演算子レジスタ13fと、Yレジスタ13b
と、内部カウンタ13dとは、前の値、すなわち0を維
持する。
【0237】表示画面S85は、置数3の入力が終了し
た場合の画面を示している。置数3が入力されると、カ
ウンタ部には01が表示され、数値部には3が表示され
る。Xレジスタ13aには、3が格納され、表示カウン
タ13cには、1が格納される。演算子レジスタ13f
と、Yレジスタ13bと、内部カウンタ13dとは、前
の値、すなわち0を維持する。
【0238】表示画面S86は、演算子として、[+]
が入力された場合の画面を示している。この場合、数値
部およびカウンタ部に表示される値は変化しない。Yレ
ジスタ13bには、 Xレジスタ13aに格納されてい
る値が格納され、Xレジスタ13aは、3を維持する。
演算子レジスタには、演算子キー[+]に対応する演算
子が格納される。内部レジスタには、1が格納される。
【0239】表示画面S87は、置数100の入力が終
了した場合の画面を示している。この場合、表示カウン
タ13cには2が格納され、カウンタ部には02が表示
される。Xレジスタ13aには、103が格納され、数
値部には、103が表示される。演算子レジスタ13f
と、Yレジスタ13bと、内部カウンタ13dとは、前
の値、を維持する。
【0240】表示画面S88は、演算子として、[√]
が入力された場合の画面を示している。この場合、 X
レジスタ13aには、103の平方根である10.14
・・・が格納され、表示部には、10.14・・・が表
示される。カウンタ部に表示される値は変化しない。
演算子レジスタ13fと、Yレジスタ13bと、内部カ
ウンタ13dとは、前の値を維持する。
【0241】表示画面S89は、演算子として、[√]
が入力された場合の画面を示している。この場合、 X
レジスタ13aには、10.14・・・の平方根である
3.18・・・が格納され、表示部には、3.18・・
・が表示される。表示カウンタ13cには3が格納さ
れ、カウンタ部には3が表示される。演算子レジスタ1
3fと、Yレジスタ13bと、内部カウンタ13dと
は、前の値を維持する。
【0242】表示画面S90は、クリアキー[C・C
E]が入力された場合の画面を示している。Xレジスタ
13aには、Yレジスタ13bに格納されている値3が
格納され、数値部こは、3が表示される。表示カウンタ
13cには、1が格納され、カウンタ部には、1が表示
される。Yレジスタ13bおよび内部レジスタは、前の
値を維持する。
【0243】単項演算子キーが押された場合を含む電子
卓上計算機の動作を図18を用いて説明する。なお、図
18に示す状態およびパスが、図10に示す状態および
パスと同じものには、同じ番号を付し、説明を省略す
る。
【0244】単項演算子キー[√]が押されると、単項
演算子キー[√]に対応する信号が生成される。制御器
11は、単項演算子キー[√]によって生成された信号
を受け取る。その生成された信号に応答して、置数状態
61および演算終了状態63は、パス120および12
3のそれぞれを通り単項演算状態71に遷移する。この
ことにより、制御器11は、Xレジスタ13aに格納さ
れている値の平方根を演算し、演算結果をXレジスタ1
3aに格納する。表示レジスタと、演算子レジスタ13
fと、Yレジスタ13bと、内部カウンタ13dとは、
状態が遷移する前の値を維持する。
【0245】単項演算子キー[√]が押されると、上述
したように、単項演算子キー[√]によって生成された
信号に応答して、単項演算状態71は、パス121を通
り単項演算状態71に遷移する。このことにより、制御
器11は、Xレジスタ13aに格納されている値の平方
根を演算し、演算結果をXレジスタ13aに格納する。
また、制御部11は、表示カウンタ13cに格納されて
いる値を1つ増加させる。表示器2は、 Xレジスタ1
3aおよび表示カウンタ13cに格納されてる値を表示
する。演算子レジスタ13fと、Yレジスタ13bと、
内部カウンタ13dとは、状態が遷移する前の値を維持
する。
【0246】また、クリアキー[C・CE]が押される
と、クリアキー[C・CE]に対応する信号が生成され
る。制御器11は、クリアキー[C・CE]によって生
成された信号を受け取る。その生成された信号に応答し
て、単項演算状態71は、パス125を通りクリア状態
72に遷移する。このことにより、制御器11は、Yレ
ジスタ13bに格納されている値をXレジスタ13aに
格納する。制御器11は、表示カウンタ13cを0クリ
アし、表示カウンタ13cの値を1つ増加させる。演算
子レジスタ13fと、内部カウンタ13dとは、状態が
遷移する前の値を維持する。
【0247】また、数値キーが押されると、その数値キ
ーに対応する信号が生成される。制御器11は、数値キ
ーによって生成された信号を受け取る。その生成された
信号に応答して、単項演算状態71およびクリア状態7
2は、パス122および126のそれぞれを通り演算状
態62に遷移する。制御器11は、数値キーに対応する
数値をXレジスタ13aに格納し、表示カウンタ13c
を0クリアし、表示カウンタ13cに格納されている値
を1つ増加させる。演算子レジスタ13fと、Yレジス
タ13bと、内部カウンタ13dとは、状態が遷移する
前の値を維持する。
【0248】また、演算子キーが押されると、その演算
子キーに対応する信号が生成される。制御器11は、演
算子キーによって生成された信号を受け取る。その生成
された信号に応答して、単項演算状態71およびクリア
状態72は、パス124および127のそれぞれを通り
演算状態62に遷移する。制御器11は、数値キーに対
応する数値をXレジスタ13aに格納し、表示カウンタ
13cを0クリアし、表示カウンタ13cに格納されて
いる値を1つ増加させる。制御器11は、演算子キーに
対応する演算子を演算子レジスタに格納する。Xレジス
タ13a、Yレジスタ13b、表示レジスタ、および内
部レジスタは、それぞれに格納されている値を維持す
る。
【0249】図24は、単項演算子キー[√]等が入力
された場合のカウンタの動作の一例を示すフローチャー
トである。
【0250】ステップN31では、制御器11が、単項
演算子キーが押される直前に、2項演算子キーが押され
たか否かを判断する。単項演算子キーが押される直前
に、2項演算子キーが押された場合には、ステップN3
3に進み、そうでないならば、ステップN32に進む。
例えば、単項演算子キーが押される直前に、2項演算子
キーが押された場合とは、[2][+][√」と入力さ
れた場合などがある。
【0251】ステップN32では、制御器11が、単項
演算子キーが押される直前に、単項演算子キーが押され
たか否かを判断する。単項演算子キーが押される直前
に、単項演算子キーが押された場合には、ステップN3
3に進む。そうでないなら、この処理を終了する。例え
ば、単項演算子キーが押される直前に、単項演算子キー
が押された場合とは、[2][√][√」と入力された
場合などがある。
【0252】ステップN34では、制御器11が、表示
カウンタ13cの値を1つ増加させる。
【0253】なお、演算実行直後であれば、ステップN
31の前に、表示カウンタ13cをクリアし、1つ増加
させるステップN30を追加してもよい。
【0254】上述した実施の形態1〜実施の形態6は、
以下に示す機能を有していてもよい。図19は、本発明
の電子卓上計算機の表示画面の状態の遷移を表してい
る。
【0255】表示画面S101は、初期画面を示してい
る。表示の数値部には、0が表示され、カウンタ部に
は、00が表示される。後述するシンボルは点灯してい
ない。
【0256】表示画面S102は、置数123の入力が
終了した後の画面を示している。なお、シンボルは点灯
していない。
【0257】表示画面S103は、演算子キー[+]の
入力が終了した後の画面を示している。この場合、演算
子キーが押された直後であることを示すシンボルが点灯
する。なお、次に演算子キー以外の任意のキーが入力さ
れると上記シンボルは消灯する。
【0258】表示画面S104は、置数の先頭部4の入
力が終了した後の画面を示している。なお、シンボルは
消灯する。このことにより、置数中であることが理解で
きる。
【0259】表示画面S105は、置数の残りの部分5
6と[=]との入力が終了した後の画面を示している。
なお、シンボルは消灯したままである。
【0260】このように、演算子キーが押された場合シ
ンボルが表示されるため、演算子キーが押されたか否か
をユーザは知ることができる。
【0261】図20は、演算子キーが押された直後か否
かを示すシンボルの点灯、消灯を制御するフローチャー
トである。
【0262】ステップN101では、制御器11は、状
態フラグ13gのフラグにより演算子キーの押された直
後であるか否かを判断する。状態フラグ13gのフラグ
が立っている場合には、ステップN2に進み、そうでな
い場合には、ステップN3に進む。
【0263】ステップN102では、制御器11が表示
器2に、演算子キーの押された直後であることを示すシ
ンボルを点灯させる。
【0264】ステップN103では、制御器11が表示
器2に、演算子キーの押された直後であることを示すシ
ンボルを消灯させる。
【0265】(実施の形態7)実施の形態7の電子卓上
計算機1は、表示器2と、キーボード3と、スイッチ4
と、制御器11と、ROM12と、RAM13とを備え
ている。
【0266】表示器2には、置数および演算結果と、表
示カウンタ13cの値と、検算結果が正しいことを示す
検算用シンボルと、検算状態、および累計計算状態など
の電子卓上計算機の状態を示す状態表示シンボルとのう
ちの少なくとも1つが表示される。表示器2は、液晶表
示装置であってもよい。
【0267】キーボード3は、置数を行うための数値キ
ーと、小数点キーと、演算子キーと、[=]、[M+]
および[M−]等の計算結果キーと、検算レジスタ内容
を表示するために使用されるキー[PRE]とを備えて
いる。なお、本発明の電子卓上計算機は、キー[PR
E]の代わりに検算/累計計算を兼用するキー[GT/
PRE]を備えていてもよい。
【0268】スイツチ4は、本発明の電子卓上計算機が
検算機能を有している場合、検算機能を使用するか否か
を選択する選択スイッチと、計算結果の丸め位置を指定
するTABスイッチと、計算結果の丸める方法、例え
ば、切り上げ、切り下げ、および四捨五入などを選択す
るラウンドスイツチと、電源スイッチを備えている。本
発明の電子卓上計算機が検算機能および累計計算機能を
有している場合には、検算機能および累計計算機能を少
なくとも1つ使用することができる選択スイッチを備え
ていてもよい。
【0269】キーボード3の中のあるキーが押される
と、あるキーに対応する信号が制御器11に出力され
る。
【0270】制御器11は、キーボード3からの信号を
受け取り、キーボード3の中のどのキーが押されたかを
判断する。 制御器11は、四則演算等を含む計算処
理、カウンタの計数処理、検算時の比較処理、および結
果の表示処理などを行う。
【0271】ROM12は、上述した処理を行うための
プログラム、およびコンピュータグラフィクを行うため
のプログラムなどを記憶している。
【0272】RAM13は、レジスタ、カウンタ、フラ
グ、およびその他動作に必要なワークエリアlを含んで
いる。
【0273】実施の形態7の電子卓上計算機のRAM1
3は、 レジスタとして、Xレジスタ13aと、 Yレジ
スタ13bと、演算子レジスタ13fと、累計計算/検
算レジスタ13hとを含んでいる。Xレジスタ13aに
は、置数の値および演算結果等の値が格納される。 X
レジスタ13aに格納されている値が、表示器2によっ
て表示される。
【0274】実施の形態7の電子卓上計算機のRAM1
3は、 フラグとして、状態フラグ13gと、検算フラ
グ13iと、検算後フラグ13jとを含んでいる。
【0275】状態フラグ13gには、以下の状態が格納
されている。状態フラグ13gに格納されている値は、
置数が行われた状態、演算子キーが押されて計算が行わ
れる前の状態、または演算子キーなどが押されて計算が
行われた後、つまり演算が実行された後の状態を示す。
また、状態フラグ13gは、シンボル点灯制御用に使用
されてもよい。
【0276】検算フラグ13iには、累計計算/検算レ
ジスタ13hに検算するための比較値が記憶されている
か否かを示すための値が格納されている。検算フラグ1
3iには、検算/累計計算レジスタが、検算するために
必要な比較値、またはメモリとして累計計算の途中経過
の値のどちらが格納されているかを示す値が格納され
る。
【0277】実施の形態7の電子卓上計算機のRAM1
3は、 カウンタとして、表示カウンタ13cと、内部
カウンタ13dと、メモリカウンタ13eと、検算カウ
ンタとを含んでいる。
【0278】本発明の電子卓上計算機の動作の一例を図
30を用いて説明する。
【0279】表示画面S201は、初期画面を示してい
る。数値部には、00が表示され、カウンタ部には、0
が表示される。
【0280】表示画面S202は、検算モードを選択す
るために、スイッチをVの位置に合わし、1[+]2
[+]3[=]を演算した値6を表示する。累計計算/
検算レジスタ13hに比較する値が格納されていないた
め、Vシンボルは点灯しない。その後、演算した結果
は、累計計算/検算レジスタ13hに格納される。
【0281】表示画面S203には、1[+]2[+]
3[=]を演算した値6が表示される。前回演算した結
果(累計計算/検算レジスタ13hに格納されている
値)と、今回演算した結果とが合致するため、計算結果
が合っていることを示すVシンボルが点灯する。
【0282】表示画面S204には、今度は1[+]2
[+]4[=]を演算した値7が表示されている。な
お、Vシンボルは、1が押されたときに消灯する。つま
り、Vシンボルが点灯しているときに、何かキーが押さ
れると、Vシンボルは消灯する。
【0283】表示画面S205は、非検算モードを選択
するために、スイッチを・の位置に合わし、2[+]3
[=]を演算した値5を示している。前回演算した結果
(累計計算/検算レジスタ13hに格納される値)と、
今回演算した結果とが合致しないため、計算結果が合っ
ていることを示すVシンボルが点灯しない。
【0284】表示画面S206は、検算モードを選択す
るために、スイッチをVの位置に合わし、1[+]2
[+]4[=]を演算した値7を表示する。検算モード
で前回演算した結果と、今回演算した結果とが合致する
ため、計算結果が合っていることを示すVシンボルが点
灯する。
【0285】表示画面S207は、35[÷][PR
E][=]を演算した値5を示している。キー[PR
E]は、検算モードで累計計算/検算レジスタ13hに
前回保存された演算結果を読み出すキーである。キー
[PRE]を押すことにより、前回保存された演算結果
を使用することができる。
【0286】表示画面S208は、累計計算モードを選
択するために、スイッチをGTの位置に合わし、2
[×]3[=]を演算した値6を示している。演算した
結果が累計計算/検算レジスタ13h に加算され、G
シンボルが点灯する。
【0287】表示画面S209には、キー[C]および
キー[GT]を押すことにより、累計計算/検算レジス
タ13h に格納されている値が表示される。なお、累
計計算/検算レジスタ13hには、累計計算モードで加
算された値が格納される。
【0288】表示画面S210は、検算モードを選択す
るために、スイッチをVの位置に合わし、5[×]78
9[=]を演算した値3945を示している。上述した
演算が実行されると、累計計算/検算レジスタ13hに
検算に使用するための値が格納されるため、Gシンボル
は消灯する。
【0289】表示画面S211は、5[×]89[=]
を演算した値445を示している。累計計算/検算レジ
スタ13hに格納されている値と、演算した結果とが異
なるめ、Vシンボルは点灯しない。
【0290】表示画面S212は、検算モードで前回保
存された計算結果を示している。キー[PRE]を押し
たことにより、表示器2に表示される。なお、表示器2
に表示される値は、表示画面S211に示された値では
なく、表示画面S210に示された値である。
【0291】キー[PRE]をもう一度押すことによ
り、表示画面S213には、表示画面S210に示され
た値が表示される。つまり、キー[PRE]を押すごと
に表示画面S210に示された値と、表示画面S211
に表示された値とを交互に表示することができる。
【0292】表示画面S214は、5[×]89[=]
を演算した値445を示している。演算した値445
と、表示画面S211に表示された値とが合致するた
め、計算結果が合っていることを示すVシンボルが点灯
する。
【0293】表示画面S215は、非検算モードを選択
するために、スイッチを・の位置に合わし、123
[×]4[×]5[=]を演算した値2460を示して
いる。この場合、演算した値2460は、累計計算/検
算レジスタ13hに格納されない。
【0294】表示画面S216は、キー[PRE]押し
たときの画面を示している。
【0295】表示画面S217は、検算モードを選択す
るために、スイッチをVの位置に合わし、123[×]
4[×]5[=]を演算した値2460を示している。
演算した値2460と表示画面S216に示された値と
が合致しているのでVシンボルが点灯する。
【0296】表示画面S218は、123[×]20
[=]を演算した値2460を示している。演算した値
2460と、表示画面S216に示された値とが合致し
ているが、カウンタの値が異なるため、Vシンボルは点
灯しない。
【0297】本発明の電子卓上計算機の表示器2が、上
述した表示画面S201から表示画面S218を表示す
る場合における本発明の電子卓上計算機の動作を、図3
1〜図34を用いて説明する。図31〜図34は、本発
明の電子卓上計算機のフローチャートの一例を示してい
る。
【0298】図31は、計算結果を求めるために、計算
結果キー[=]、[%]等が押された場合のフローチャ
ートを示している。本発明の電子卓上計算機は、検算モ
ードまたは累計計算モードなどによって処理か異なる。
【0299】ステップN101では、制御器11が、ス
イッチの位置が累計計算モードを示す位置にあるか否か
を判断する。スイッチの位置が累計計算モードを示す位
置にある場合には、ステップN107ヘ進む。スイッチ
の位置が累計計算モードを示す位置にない場合には、ス
テップN102へ進む。
【0300】ステップN102では、制御器11が、ス
イッチの位置が検算モードを示す位置にあるか否かを判
断する。スイッチの位置が検算モードを示す位置にある
場合には、ステップN103ヘ進む。スイッチの位置が
検算モードを示す位置にない場合には、処理を終了す
る。
【0301】ステップN103では、制御器11は、検
算をするために必要な比較値が累計計算/検算レジスタ
13hに格納されているか否かを調べるために、検算フ
ラグ13iが立っているか否かを判断する。検算フラグ
13iが立っている場合には、ステップN104に進
み、検算フラグ13iが立っていない場合には、処理を
終了する。なお、制御器11は、検算をするために必要
な比較値を累計計算/検算レジスタ13hに格納する
と、累計計算/検算レジスタ13hのフラグを立てる。
また、検算フラグ13iが立っていない場合として、初
めて行われた演算などの場合がある。
【0302】ステップN104では、制御器11は、X
レジスタ13aに格納されている演算結果と、累計計算
/検算レジスタ13hに格納されている計算結果を比較
する。Xレジスタ13aに格納されている演算結果と、
累計計算/検算レジスタ13hに格納されている計算結
果とが一致する場合には、ステップN105へ進み、一
致しない場合には、ステップN106ヘ進む。
【0303】ステップN105では、制御器11は、検
算結果が一致したこと示す信号を表示器2に出力し、表
示器2は、その信号に応じて検算シンボルVを点灯す
る。
【0304】ステップN106では、次に任意のキーが
押されると、制御器11は、計算結果を累計計算/検算
レジスタ13hに転送するために検算後フラグ13jの
フラグを立てる。
【0305】なお、検算後フラグ13jを使用しない場
合には、制御器11は、Xレジスタ13aの計算結果を
累計計算/検算レジスタ13hに格納してもよい。ま
た、制御器11は、演算回数カウンタ13cの値を検算
カウンタ13kに同時に格納してもよい。
【0306】ステップN107では、制御器11は、検
算/累計計算メモリ13hに検算用の比較値が格納され
ているのか否かを調べるために、検算/累計計算フラグ
13iのフラグが立っているか否かを判断する。検算/
累計計算フラグ13iのフラグが立っている場合には、
ステップN108に進む。検算/累計計算フラグ13i
のフラグが立っていない場合には、ステップN110に
進む。
【0307】なお、比較するために保存されている検算
結果と、累計計算において累計した結果とを同じ領域に
格納しない場合には、ステップN107〜ステップN1
09を実行せず、ステップN110に進めばよい。
【0308】ステップN108では、制御器11が、検
算/累計計算メモリ13hに格納されている値をクリア
するために、0を検算/累計計算メモリ13hに格納す
る。
【0309】ステップN109では、制御器11は、検
算/累計計算メモリ13hに検算用の比較値が格納され
ていないため、検算/累計計算フラグ13iをリセット
する。
【0310】ステップN110では、演算結果が検算/
累計計算メモリ13hに累計される。この累計動作は、
従来と同じてあるため説明を省略する。
【0311】なお、検算/累計計算フラグ13iによっ
て、検算/累計計算メモリに検算用の比較値が格納され
ている場合には、制御器11は、累計計算シンボルVを
点灯しないようにしてもよい。
【0312】図32は、キー[PRE](あるいはキー
[PRE/GT])が押された場合のフローチャートを
示している。
【0313】ステップN121では、検算シンボルが点
灯している場合、制御器11は、任意のキーが押される
と、検算シンボルVを消灯すること示す信号を表示器2
に出力する。表示器2は、その信号に応じて検算シンボ
ルVを消灯する。なお、任意のキーが押されると、制御
器11は、累計計算/検算レジスタ13hに格納してい
る演算結果を消去する。押されたキーが数値キーであれ
ば、制御器11は、数値キーに対応する数字を表示器2
に表示させる。
【0314】ステップN122では、制御器11は、検
算後フラグ13jのフラグが立っているのか否かを判断
する。検算後フラグ13jのフラグが立っている場合に
は、ステップN123へ進む。検算後フラグ13jのフ
ラグが立っているということは、ステップN121で任
意のキーが押される直前には、検算が行われていたこと
を示す。検算後フラグ13jのフラグが立っていない場
合には、処理を終了する。
【0315】ステップN123では、制御器11は、X
レジスタ13aに格納されている値を累計計算/検算レ
ジスタ13hに格納する。
【0316】ステップN124では、累計計算/検算レ
ジスタ13hに検算用の比較値が格納されていることを
示すため、制御器11は、検算フラグ13iのフラグを
立てる。
【0317】ステップN125では、後に押されるキー
により、表示器2に表示されている値を累計計算/検算
レジスタ13hに格納することを避けるために、制御器
11は、検算後フラグ13jのフラグを下げる。
【0318】なお、制御器11が、検算直後に、計算結
果を累計計算/検算レジスタ13hに格納する場合に
は、ステップN122〜ステップN125の処理を行う
わない。
【0319】図33は、キー[PRE]が押された場合
のフローチャートである。
【0320】ステップN131では、制御器11が、ス
イッチの位置が検算モードを示す位置にあるか否かを判
断する。スイッチの位置が検算モードを示す位置にある
場合には、ステップN132ヘ進む。スイッチの位置が
検算モードを示す位置にない場合には、ステップN11
34へ進む。なお、本発明の電子卓上計算機が、前回演
算した結果を呼び出すリコール機能を有し、スイッチの
位置が検算モードを示す位置にない場合には、ステップ
N134に進む。
【0321】ステップN132では、制御器11が、検
算後フラグ13jのフラグが立っているか否かを判断す
る。検算後フラグ13jのフラグが立っている場合に
は、ステップN133に進み、立っていない場合には、
ステップN134に進む。なお、検算後フラグ13jの
フラグが立っていることは、計算結果キーが押され検算
が実行された直後であることを示している。
【0322】ステップN133では、制御器11は、表
示器2に累計計算/検算レジスタ13hに格納されてい
る演算結果を表示させ、累計計算/検算レジスタ13h
に格納されている値と、Xレジスタ13aに格納されて
いる値とを入れ換える。
【0323】ステップN134では、累計計算/検算レ
ジスタ13hのリコール値あるいは累計計算の値を表示
器2に表示するため、制御器11は、累計計算/検算レ
ジスタ13hのリコール値あるいは累計計算の値をXレ
ジスタ13aに格納する。
【0324】なお、制御器11が、検算用カウンタ13
kの値を演算回数カウンタ13cに格納する処理を行っ
てもよい。
【0325】また、本発明の電子卓上計算機が、キー
[PRE]およびキー[GT]の代わりに、キー[PR
E]およびキー[GT]を兼用するキー[PRE/G
T]を有している場合には、キー[PRE/GT]を押
すことにより、上述した処理を行うことができる。
【0326】図34はキー[PRE]の処理のフローチ
ャートである。
【0327】ステップN141では、制御器11が、ス
イッチの位置が検算モードを示す位置にあるか否かを判
断する。スイッチの位置が検算モードを示す位置にある
場合には、ステップN142に進む。スイッチの位置が
検算モードを示す位置にない場合には、表示器2に表示
されている値を検算値として保存する処理を行うため、
ステップN146に進む。
【0328】ステップN142では、制御器11は、検
算フラグ13iのフラグが立っているのか否かを判断す
る。フラグが立っている場合には、ステップN143に
進む。フラグが立っていない場合には、この処理を終了
する。なぜなら、累計計算/検算レジスタ13hに前の
演算結果が保持されていないのでこれを表示しても意味
がないからである。
【0329】ステップN143〜ステップN145の処
理は、図36に示すステップN132〜ステップN13
4の処理と同じであるので、説明を省略する。
【0330】ステップN146では、表示器2に表示さ
れている値を累計計算/検算レジスタ13hに格納する
ため、制御器11は、Xレジスタ13aに格納されてい
る値を累計計算/検算レジスタ13hに格納する。な
お、本発明の電子卓上計算機は、ステップN146およ
びステップN147の処理のみ行うキーを設けてもよ
い。
【0331】ステップN147では、制御器11は、累
計計算/検算レジスタ13hに、検算に用いられる比較
値が格納されていることを示すフラグを検算フラグ13
iで立てる。
【0332】
【発明の効果】本発明の電子卓上計算機は、表示カウン
タ13cを備えているため、計算途中で計算位置が分か
らなくなった場合であっても、表示カウントから現在の
計算位置を容易に知ることができる。複数の式の計算を
連続で行う場合、数値を入力することにより、表示カウ
ンタ13cの値が1になるため、クリアキーが必要な
い。このため、操作性が向上する。本発明の電子卓上計
算機では、演算実行キーが押されたか否かに関係なく、
表示カウンタ13cの値が増加される。演算途中に操作
を間違った部分について訂正を行った場合でも、表示カ
ウンタ13cは正しい数を保つことができる。定数計算
機能を利用して一部のキー入力を省略させても、表示カ
ウンタ13cは、省略した回数を加算した正しい数を保
つことができる。幾つかの値を循環させて表示するよう
な特殊な演算子キーに対してもキーを押した回数に関わ
らずカウンタは正しい演算回数を保つことができる。メ
モリ計算を交えて計算を行うときであっても、メモリに
記憶されている値を呼び出すときに、メモリに記憶され
ている値の計数も呼び出すことができる。演算の途中で
その演算とは関係しない余計な操作を行って演算の続き
を行ってもカウンタは正しい演算回数を保つのでカウン
タの実用性が向上する。
【0333】本発明の電子卓上計算機が、比較対象と演
算結果とを比較するため、ユーザーが目視で比較するの
に比べて間違いが起こりにくく、比較結果を得るまでに
要する時間も早い。検算機能とリコール機能の両方を備
えた機器を実現する時に必要なRAM、ROMの容量等
の部品点数が削減できる。検算機能と累計計算機能の両
方を備えた機器を実現する時に必要なRAM、ROMの
容量、キー数等の部品点数が削減できる。検算において
結果が違っていた時に前の結果を実際に確認でき検算機
能の実用性が向上する。また数値表示部が一つのままで
良いので旧来の検算機能に対して、部品点数が少なくて
済む。検算において結果が違っていた時に前の結果と今
回の結果の何れに対しても自由に行き来でき、次の計算
にどちらを使用するかを選択できるので検算機能の実用
性が向上する。検算には使用できない計算の結果や、検
算モードにするのを忘れて計算した、最初から結果が分
かっている場合など本来の検算から外れた値も検算に使
用できるようになり検算機能の実用性が向上する。検算
機能において値の呼び出しと入力の両方を備えた機器を
実現する時に必要なキー数が1つで済み部品点数が削減
できる。検算機能において結果の数値のみを比較するよ
り厳密な比較ができる検算機能の実用性が向上する。
【0334】伝票計算等で計算途中で計算位置が分から
なくなった場合でも表示から現在どこまで入力していた
かを容易に知ることができ操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電子卓上計算機の外観図であ
る。
【図2】本発明の電子卓上計算機のブロック図の一例で
ある。
【図3】実施の形態1の表示画面の一例である。
【図4】実施の形態1の状態遷移図の一例である。
【図5】実施の形態1の表示画面の一例である。
【図6】実施の形態1の状態遷移図の一例である。
【図7】実施の形態1の表示画面の一例である。
【図8】実施の形態1の状態遷移図の一例である。
【図9】実施の形態2の表示画面の一例である。
【図10】実施の形態2の状態遷移図の一例である。
【図11】実施の形態3の表示画面の一例である。
【図12】実施の形態3の状態遷移図の一例である。
【図13】実施の形態4の表示画面の一例である。
【図14】実施の形態4の状態遷移図の一例である。
【図15】実施の形態5の表示画面の一例である。
【図16】実施の形態5の状態遷移図の一例である。
【図17】実施の形態6の表示画面の一例である。
【図18】実施の形態5の状態遷移図の一例である。
【図19】本発明の電子卓上計算機の表示画面の一例で
ある。
【図20】本発明の電子卓上計算機の状態遷移図の一例
である。
【図21】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【図22】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【図23】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【図24】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【図25】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【図26】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【図27】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【図28】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【図29】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【図30】実施の形態7の表示画面の一例である。
【図31】実施の形態7の状態遷移図の一例である。
【図32】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【図33】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【図34】本発明の電子卓上計算機のフローチャートの
一例である。
【符号の説明】
1 電子卓上計算機 2 表示器 3 キーボード 4 スイッチ 11 制御器 12 ROM 13 RAM

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 置数と、演算子を入力する入力手段と、 計数の値を格納するカウンタ手段と、 該置数と該演算子とに基づいて演算する制御手段であっ
    て、初期状態で、該入力手段から入力された置数を受け
    取ると、カウンタ手段に格納されている計数の値を1つ
    増加させる制御手段と、 該カウンタ手段に格納されいる計数の値を表示する表示
    手段と、 を備えた電子卓上計算機。
  2. 【請求項2】 前記演算数である置数と前記被演算数で
    ある置数とを前記演算子に基づいて行った演算が終了し
    た状態を示す演算終了状態で、前記入力手段から入力さ
    れた置数を受け取ると、前記制御手段がカウンタ手段に
    格納されている値をクリアし、カウンタ手段に格納され
    ている計数の値を1つ増加させる請求項1に記載の電子
    卓上計算機。
  3. 【請求項3】 前記演算数である置数と前記被演算数で
    ある置数とを前記演算子に基づいて行った演算が終了し
    た状態を示す演算終了状態で、前記入力手段から入力さ
    れた演算子を受け取ると、前記カウンタ手段に格納され
    ている計数の値が維持される請求項1に記載の電子卓上
    計算機。
  4. 【請求項4】 2項演算状態で、前記入力手段から入力
    された演算子を受け取ると、前記カウンタ手段に格納さ
    れている計数の値が維持される請求項1に記載の電子卓
    上計算機。
  5. 【請求項5】 前記入力手段がクリアキーに対応する信
    号を出力し、前記制御手段が、該信号に応答して、カウ
    ンタ手段に格納されている値を1つ減少させる請求項1
    に記載の電子卓上計算機。
  6. 【請求項6】 置数と、演算子と、計算結果を求めるた
    めの命令とを入力する入力手段と、 計数の値を格納する表示カウンタ手段と、 内部カウンタ手段と、 該置数または演算結果を格納する第1のレジスタと、 演算子キーに対応する信号に応答して、該第1のレジス
    タに格納されている値を格納する第2のレジスタと、 該第1のレジスタに格納されている値と、該第2のレジ
    スタに格納されている値とを該演算子に基づいて演算す
    る制御手段と、 該表示カウンタ手段に格納されいる値と、該第1のレジ
    スタに格納されている値とを表示する表示手段と、を備
    え該計算結果を求めるための命令に応答して、該表示カ
    ウンタ手段に格納されている値を該内部カウンタ手段に
    格納した後、該入力手段から置数が入力されると、該制
    御手段が1を表示カウンタ手段に格納し、 該入力手段からの置数が入力された後、該入力手段から
    該計算結果を求めるための命令が入力されると、該制御
    手段が該内部カウンタの値を該表示カウンタ手段に格納
    する電子卓上計算機。
  7. 【請求項7】 置数と、2つ以上の計算結果を求めるた
    めの命令とを入力する入力手段と、 表示カウンタと、 該置数と、2つ以上の計算結果を求めるための命令とに
    基づいて、該2つ以上の計算結果を計算する制御手段
    と、 該2つ以上の計算結果のうちの1つと、予め決められた
    計数とを表示する表示手段と、 を備えた電子卓上計算機。
  8. 【請求項8】 置数と、2つ以上の計算結果を求めるた
    めの命令とを入力する入力手段と、 表示カウンタと、 該置数と、2つ以上の計算結果を求めるための命令とに
    基づいて、該2つ以上の計算結果を計算する制御手段
    と、 該2つ以上の計算結果のうちの1つを順番に表示する表
    示手段と、を備え、 該入力手段から該2つ以上の計算結果を求めるための命
    令が入力されると、該表示手段が、該表示カウンタに格
    納されている値と、該2つ以上の計算結果のうちの1つ
    を表示する電子卓上計算機。
  9. 【請求項9】 式を入力してその結果をメモリに加減算
    できる演算機能を備える電子卓上計算機であって、式の
    結果をメモリに加減算するときに、演算回数用カウンタ
    の値をメモリ用のカウンタに同時に加算する電子卓上計
    算機。
  10. 【請求項10】 メモリの呼び出し値を置数に準ずる形
    で式の中の値として使用できる機能を備える電子卓上計
    算機であって、メモリの値を式の中で用いた演算を行う
    ときに、メモリのカウンタの値を演算回数用カウンタに
    同時に加算する電子卓上計算機。
  11. 【請求項11】 単項演算状態で、単項演算子の演算回
    数を計数をカウントするカウンタと、 該カウンタの計数を表示する表示手段と、 を備えた電子卓上計算機。
  12. 【請求項12】 クリア信号を入力する入力手段をさら
    に備え、 前記表示手段は、該信号に応答して、前記単項演算状態
    から1つ前の状態の計数を表示する請求項11に記載の
    電子卓上計算機。
  13. 【請求項13】 演算を実行したときに、その演算結果
    と、前回の演算結果とを比較する比較手段と、 該比較した結果を表示する表示手段と、 を備えた電子卓上計算機。
  14. 【請求項14】 累計計算モードで、累計計算を行う累
    計計算手段と、前記比較手段が比較する検算モードと該
    累計計算モードとを選択する選択手段と、を備えた請求
    項13に記載の電子卓上計算機。
  15. 【請求項15】 前記比較手段が、前記演算結果と前記
    前回の演算結果とを比較した後、該前回の演算結果を前
    記表示手段に表示させる呼出手段を備えた請求項13に
    記載の電子卓上計算機。
  16. 【請求項16】 前記演算結果および前記前回の演算結
    果のうちの1つを選択する選択手段を備えた請求項15
    に記載の電子卓上計算機。
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