JP5667324B1 - 検算機能付き電子式計算機 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性及び利便性に優れ、通常演算と検算を独立して実行することができ、かつ、各々の結果を異なる表示画面に表示させて、両者の差異を容易に把握することが可能な検算機能付き電子式計算機を提供する。【解決手段】通常演算モードに切り換えるための通常演算選択手段と、検算モードに切り換えるための検算選択手段と、通常演算モード又は検算モードにおける演算式データを入力するための入力手段と、入力手段により入力された演算式データの入力結果に基づき、通常演算又は検算を実行するための演算手段と、演算式データと、演算手段により実行された通常演算結果又は検算結果を記憶するための記憶手段と、記憶手段が通常演算結果を記憶しており、かつ、検算モードによる検算で演算手段が検算を実行した場合に、通常演算結果と検算結果を比較し両者の差を算出する比較手段と、演算式データ及び通常演算結果を表示する通常演算表示手段と、演算式データ、検算結果、及び通常演算結果と検算結果の差を表示する検算表示手段とを備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、通常演算と検算を独立して実行することができ、かつ、両者の演算結果を同時に視認することが可能な検算機能付き電子式計算機に関する。
従来、電卓などの電子計算機には検算機能を備えたものがある。この種の電子計算機は、通常演算モードと検算モードとを有し、通常演算モードで1回目の計算のキー入力操作によって入力したデータがジャーナルメモリに記憶されることにより、次に検算モードに切り換えて2回目の計算のキー入力操作が行なわれると、ジャーナルメモリに記憶されている1回目の入力データと2回目の入力データとが比較され、1回目の入力データと2回目の入力データとが一致しない場合に音声又は表示によって誤入力があったことを告知するようになっている。
しかしながら、前記従来の電子計算機においては、通常演算モードの演算結果と、検算モードの検算結果を同時に把握し、両者の誤差を瞬時に確認することができないという問題点がある。その結果、従来の電子計算機は、検算を行う際の操作性や利便性に劣るという問題点がある。
特開平6−35862号公報 特開平8−235124号公報
本発明は前記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、操作性及び利便性に優れ、通常演算と検算を独立して実行することができ、かつ、各々の結果を異なる表示画面に表示させて、両者の差異を容易に把握することが可能な検算機能付き電子式計算機を提供することにある。
本発明の検算機能付き電子式計算機は、前記の課題を解決する為に、通常演算モードに切り換えるための通常演算選択手段と、検算モードに切り換えるための検算選択手段と、前記通常演算モード又は検算モードにおける演算式データを入力するための入力手段と、前記入力手段により入力された演算式データの入力結果に基づき、通常演算又は検算を独立して実行するための演算手段と、前記演算式データと、前記演算手段により実行された通常演算結果又は検算結果を記憶するための記憶手段と、前記記憶手段が前記通常演算結果を記憶しており、かつ、前記検算モードによる検算で前記演算手段が検算を実行した場合に、前記通常演算結果と検算結果を比較し両者の差を算出する比較手段と、前記演算式データ及び通常演算結果を表示する通常演算表示手段と、前記演算式データ、検算結果、及び通常演算結果と当該検算結果の差を表示する検算表示手段とを備え、前記通常演算は前記検算結果を検算表示手段に表示させた状態で実行可能であり、前記検算は前記通常演算結果を通常演算表示手段に表示させた状態で実行可能であることを特徴とする。
前記の構成に於いては、前記通常演算表示手段に通常演算結果が表示され、かつ、前記検算表示手段に通常演算結果と検算結果の差が表示されている場合に、新たに前記検算モードで検算を実行した際、前記比較手段は通常演算結果と検算結果を比較して両者の差を再び算出し、前記検算表示手段は、前記通常演算結果と検算結果の差を新たに表示することが好ましい。
前記の構成に於いては、前記通常演算表示手段に通常演算結果が表示され、かつ、前記検算表示手段に通常演算結果と検算結果の差が表示されている場合に、新たに前記通常演算モードで通常演算を実行した際、前記検算表示手段は、前記通常演算結果と検算結果の差の表示を消去することが好ましい。
本発明によれば、通常演算モードに切り換えるための通常演算選択手段と、検算モードに切り換えるための検算選択手段とを備えるため、通常演算又は検算の切り替えが容易であり、操作性及び利便性に優れている。
また、演算手段は、入力手段により入力された演算式データの入力結果に基づき、それぞれ通常演算又は検算を独立して実行することができる。そして、通常演算処理では、演算式データ及び通常演算の結果が通常演算表示手段に表示され、検算処理では、演算式データ及び検算結果が検算表示手段に表示される。その結果、例えば、通常演算結果を通常演算表示手段に表示させた状態で、独立して検算を実行することも可能になるので、通常演算の結果を確認しながら検算を行うことができる。
また、記憶手段が通常演算結果を記憶しており、かつ、検算モードによる検算で演算手段が検算を実行した場合には、比較手段が通常演算結果と検算結果を比較し両者の差を算出する。さらに、算出された差は検算表示手段において表示されるので、通常演算及び検算の結果得られる数字の桁数が大きい場合にも、両者の誤差を容易に確認することができ、操作性及び利便性の一層の向上が図れる。
本発明の実施の一形態に係る検算機能付き電子式計算機を模式的に表す平面図である。 前記検算機能付き電子式計算機の電子回路の構成を示すブロック図である。 前記検算機能付き電子式計算機における通常演算処理を説明するためのフローチャート図である。 前記検算機能付き電子式計算機における検算処理を説明するためのフローチャート図である。
本発明の実施の一形態について、図1〜図4に基づき以下に説明する。図1は、本発明の実施の一形態に係る検算機能付き電子式計算機を模式的に表す平面図である。図2は前記検算機能付き電子式計算機の電子回路の構成を示すブロック図である。図3は、前記検算機能付き電子式計算機における通常演算処理を説明するためのフローチャート図である。図4は、前記検算機能付き電子式計算機における検算処理を説明するためのフローチャート図である。
図1に示すように、検算機能付き電子式計算機(以下、「電子式計算機」という。)10は、その表面に、入力手段としてのキー入力部11と、表示部12とを備える。キー入力部11は、数字入力キー群13、演算機能キー群14、メモリー機能キー群15、並びにクリア及び付加機能キー群16を備える。また、電子式計算機10は、その表面に通常演算モード又は検算モードに設定するためのモード設定キー群17を備える。
数字入力キー群13には、「0」〜「9」までのテンキー、「00」キー及び「・」キーが設けられている。これらのキーを入力することにより、数字等の入力が可能になる。
演算機能キー群14には、四則演算を行うための「+」キー、「−」キー、「×」キー、「÷」キー及び「=」キーが設けられている。また、百分率計算を行うための「%」キー、平方根演算を行うための「√」キーも設けられている。これらのキーを選択することにより演算処理を可能にする。尚、演算機能キー群14においては、その他の演算を実行するためのキーが設けられていてもよい。
メモリー機能キー群15には、表示されている数値をメモリに記憶されている数値に足す(プラスの数値で入力)ための「M+」(メモリープラス)キー、引く(マイナスの数値で入力)ための「M−」(メモリーマイナス)キー、メモリに記憶されている数値を呼び戻すための「RM」(リターンメモリー)キー、メモリに記憶されている数値を呼び戻すと同時にメモリー内容を消去するための「CM」(クリアメモリー)キー、「GT」(グランドトータル)キー、「税込み」キー、「税抜き」キー及び「税率設定」キーが設けられている。
クリア及び付加機能キー群16には、「CA」(電源ON・OFF)キー、演算データを全て消去(初期化)するための「C」(計算全クリアー)キー、「+/−」キー及び「→」(末尾消去)キーが設けられている。
モード設定キー群17には、通常演算選択手段としての通常演算モードキー17aと、検算選択手段としての検算モードキー17bが設けられている。通常演算モードキー17aは、演算処理のモードを通常演算モードに切り替えるためのキーである。また、検算モード17bは演算のモードを検算モードに切り替えるためのキーである。本実施の形態に於いて、検算処理は、検算モードキー17bを選択した場合にのみ実行される。すなわち、通常演算処理は、通常演算モードキー17a及び検算モードキー17bを選択しない場合にも実行することができる。
表示部12は、通常演算表示手段としての通常演算表示部12aと、検算表示手段としての検算表示部12bとを備える。これにより、本実施の形態に於いては、通常演算モードの演算結果と、検算モードの検算結果を同時に確認し比較することが可能になり、操作性及び利便性の向上が図れる。通常演算表示部12aは、数字表示エリア19aと、演算子・ファンクション表示エリア19bとを備える。数字表示エリア19aは、演算式データを入力する際に入力された数字や通常演算の結果を表示する。演算子・ファンクション表示エリア19bは、演算式データを入力する際に入力された演算命令の記号(+、−、×、÷、=)や、メモリ機能群キー15により入力された各ファンクション機能等を表示する。
また、検算表示部12bは、数字表示エリア20aと、演算子・ファンクション表示エリア20bとを備える。数字表示エリア20aは、演算式データを入力する際に入力された数字や検算結果を表示する。演算子・ファンクション表示エリア20bは、演算命令の記号(+、−、×、÷、=)や、メモリ機能群キー15により入力された各ファンクション機能等を表示する。また、演算子・ファンクション表示エリア20bは、通常演算結果と検算結果の差引演算(詳細については後述する)の結果も表示する。
本実施の形態の電子式計算機10は、プログラムの命令に従って電子式計算機10全体の制御を行う中央演算処理装置(制御部)31と、制御部31で処理する前記プログラムを記憶した読み出し専用メモリ(ROM)32と、記憶手段としてデータを記憶する、随時書き込み読み出しメモリ(RAM)33と、データ入力やモードの切換などを行うためのキー入力部11と、制御部31から出力される数値データや各種メッセージデータを表示するための表示駆動回路(図示しない)および表示部12と、制御部31から出力される告知音信号を増幅して放音するための増幅回路34およびスピーカ35とからなる。
ROM32には、電子式計算機10全体の動作を制御するシステムプログラムが格納されている。さらに、ROM32は、通常演算処理プログラム、検算処理プログラム、通常演算結果と検算結果を比較する比較処理プログラム、通常演算結果と検算結果の差引を行う差引演算プログラム等の各種のサブプログラムも予め記憶されている。従って、本実施の形態に於いては、制御部31が、ROM32に格納されている通常演算処理プログラムや検算処理プログラムを読み出し実行することにより、演算手段として通常演算処理又は検算処理を行う。また、制御部31がROM32に格納されている比較処理プログラム及び差引演算プログラムを読み出し実行することにより、比較手段として、通常演算結果と検算結果を比較し、かつ、両者の差引演算を行う。
RAM33は、キー入力部11から入力された数字データや演算命令(演算子)等に基づき、制御部31が演算するために、当該数字データ等を一時記憶する演算用レジスタの領域と、通常演算結果、検算結果及び差引演算結果(詳細については後述する。)を一時記憶するメモリレジスタの領域と、表示部12に表示する数字等のデータを記憶する表示レジスタの領域等とを有する。
次に、本実施の形態の電子式計算機10の動作について、図3及び図4のフローチャートを用いて説明する。
先ず、通常演算処理について図3に基づき説明する。
数字入力キー群13や演算機能キー群14等において数字データや演算命令データが最初に1つだけ入力されると(ステップS101)、制御部31は通常演算モードキー17aが入力されているか否かを判断する(ステップS102)。通常演算モード17aが入力されている場合、電子式計算機10は通常演算モードとなり、通常演算を行う。尚、ステップS101で入力されたデータは、RAM33の演算用レジスタの領域に一時的に記憶される。
通常演算モードキー17aが入力されていない場合、検算モードキー17bが入力されているか否かをさらに判断する(ステップS103)。通常演算モードキー17aが入力されている場合、又は検算モードキー17bが入力されていない場合、制御部31はRAM33の表示レジスタに、検算結果及び差引演算結果のデータが記憶されているか否かを判断する(ステップS104)。これらのデータが表示レジスタに記憶されている場合には、制御部31は当該データを消去する(ステップS105)。これにより、検算表示部12bには、検算結果及び差引演算結果が表示されなくなる。尚、検算モードキー17bが入力されている場合には、電子式計算機10は検算モードで検算処理が行われる。当該検算モードでの検算処理については、後段にて詳述する。
通常演算を行うために引き続き、数字入力キー群13等により数字データや演算命令データ等が入力されると(ステップS106)、これらの入力されたデータがRAM33の演算用レジスタの領域に一時的に記憶される(ステップS107)。そして、演算命令の実行がなされると、制御部31は、これらの入力されたデータに基づき通常演算モードで通常演算を行う(ステップS108)。このとき、入力された数字データは、表示レジスタにも一時的に記憶され、新たな数字データが入力されるまでの間、数字表示エリア19aに表示される。また、演算機能キー群14により入力された演算命令データも、表示レジスタに一時的に記憶され、新たな演算命令データが入力されるまでの間、演算子・ファンクション表示エリア19bに表示される。
通常演算が制御部31により実行されると、その演算結果のデータはRAM33のメモリレジスタ及び表示レジスタに記憶される。制御部31は、記憶されている表示レジスタから通常演算結果のデータを呼び出すことにより、数字表示エリア19aに通常演算の結果を表示させる(ステップS109)。
最後に通常演算処理を終了するか否かを判断する(ステップS110)。通常演算処理を行った後に、さらに続けて通常演算処理を行う場合はステップS106に戻り、数字入力キー群13や演算機能キー群14等によりデータ入力を行い、通常演算を前述と同様に行う(ステップS107〜S110)。
尚、本実施の形態に於いては、ステップS102において通常演算モードキー17aが入力されているか否かを判断する直後に、前回の検算結果及び差引演算結果のデータが記憶されているか否かを判断するステップS104、及び(場合によって)これらのデータを制御部31が消去するステップS105を行う態様について述べた。しかしながら、本発明は、この態様に限定されるものではなく、通常演算処理を実行するステップS108の直後にこれらのステップを行うこともできる。
次に、検算処理について図4に基づき説明する。
検算処理は検算モードキー17bが入力された場合に実行される(ステップS201)。数字入力キー群13や演算機能キー群14等において数字データや演算命令データが最初に1つだけ入力されると(ステップS202)、制御部31は、RAM33のメモリレジスタ及び表示レジスタに、前回の検算結果及び差引演算結果のデータが記憶されているか否かを判断する(ステップS203)。これらのデータがメモリレジスタ及び表示レジスタに記憶されている場合には、制御部31は当該データを消去する(ステップS204)。これにより、検算表示部12bには、前回の検算結果及び差引演算結果が表示されなくなる。尚、ステップS202で入力されたデータは、RAM33の演算用レジスタの領域に一時的に記憶される。
RAM33のメモリレジスタ及び表示レジスタに、前回の検算結果及び差引演算結果のデータが記憶されていない場合、又はこれらのデータがステップS204にて消去された場合、引き続き検算を行うために、数字入力キー群13等により数字データや演算命令データ等が入力されると(ステップS205)、入力された数字データ等がRAM33の演算用レジストの領域に一時的に記憶される(ステップS206)。そして、演算命令の実行がなされると、制御部31は、これらの入力されたデータに基づき検算モードで検算処理を行う(ステップS207)。このとき、入力された数字データは、表示レジスタにも一時的に記憶され、新たな数字データが入力されるまでの間、数字表示エリア20aに表示される。また、演算機能キー群14により入力された演算命令データも、表示レジスタに一時的に記憶され、新たな演算命令データが入力されるまでの間、演算子・ファンクション表示エリア20bに表示される。さらに、検算結果のデータはメモリレジスタに記憶される。
続いて、制御部31は、通常演算結果のデータがメモリレジスタ及び表示レジスタに記憶されているか否かを判断する(ステップS208)。メモリレジスタ及び表示レジスタに通常演算結果のデータが記憶されている場合には、制御部31は当該メモリレジスタから通常演算結果のデータを呼び出し、演算用レジスタに一時記憶させる。また、制御部31はメモリレジスタから検算結果のデータも呼び出し、演算用レジスタに一時記憶させる。そして、制御部31は、比較手段として機能し、通常演算結果と検算結果の比較を行う(ステップS209)。比較の結果、検算結果が通常演算結果と一致する場合には、制御部31は検算結果を表示レジスタに記憶させた後、当該表示レジスタから検算結果のデータを呼び出すことにより、これを演算子・ファンクション表示エリア20bに表示させる(ステップS210、S212)。
その一方、検算結果が通常演算結果と一致しない場合には、制御部31は、通常演算結果から検算結果を差し引く差引演算処理を実行する(ステップS211)。この差引演算の結果は、メモリレジスタ及び表示レジスタに一時記憶される。その後、制御部31は、検算結果を数字表示エリア20aに表示させると共に、差引演算結果を演算子・ファンクション表示エリア20bに表示させる(ステップS212)。
尚、ステップS208において、通常演算結果のデータがメモリレジスタに一時記憶されていない場合には、検算結果のデータが表示レジスタに記憶され、数字表示エリア20aに表示される(ステップS212)。
最後に、ステップS213において検算処理を終了せずに、さらに続けて行う場合には、ステップ202に戻り、数字入力キー群13や演算機能キー群14等によりデータ入力を行い、検算処理を再び行う(ステップS203〜S212)。
尚、検算処理は、通常演算結果が表示レジスタに記憶されているか否か、通常演算表示部12aに表示されているか否かに関わらず実行させることができる。すなわち、検算処理は通常演算処理とは独立して実行させることができる。
また、いったん検算モードキー17bが入力されると、通常演算モードキー17aが入力されない限り、繰り返し検算処理を実行させることができる。この場合、メモリレジスタ及び表示レジスタは、前回の検算処理における通常演算結果との差引演算結果を一時記憶した状態であるが、再度検算処理を実行させることにより、当該メモリレジスタ及び表示レジスタから前回の検算結果及び差引演算結果が消去される。より具体的には、新たな検算処理において、数字入力キー群13等によりデータ入力がなされたとき(ステップS202)に前記の消去が制御部31により行われる。
制御部31により検算が実行されると、再び検算結果のデータがメモリレジスタの領域に一時記憶される。さらに、制御部31が、メモリレジスタにおける通常演算結果の記憶の有無を確認した後(ステップ208)、当該通常演算結果と検算結果の比較を行う(ステップS209)。そして、2度目の検算結果が通常演算結果と一致する場合には、制御部31は当該検算結果を演算子・ファンクション表示エリア20bに表示させ(ステップS210、S212)、一致しない場合には、通常演算結果から2度目の検算結果を差し引く差引演算を行う(ステップS211)。その後、2度目の検算結果と共に差引演算結果も、検算表示部12bに表示される(ステップS212)。
尚、本実施の形態においては、ステップS208において、通常演算結果と検算結果を比較した結果、両者が同一の場合には差引演算を行うことなく、検算結果を表示させる態様について説明した。しかし、本発明はこの態様に限定されるものではない。すなわち、通常演算結果と検算結果が同一の場合にも、ステップS210の差引演算を実行させ、その結果を、演算子・ファンクション表示エリア20bに表示させるようにしてもよい。
また、本実施の形態に於いては、ステップS202において数字データ等と入力した直後に、前回の検算結果及び差引演算結果のデータが記憶されているか否かを判断するステップS203)、及び(場合によって)これらのデータを制御部31が消去するステップS204を行う態様について述べた。しかしながら、本発明は、この態様に限定されるものではなく、検算処理を実行するステップS207の直後にこれらのステップを行うこともできる。
以上の様に、本実施の形態の電子式計算機10によれば、通常演算と検算の切り替えを、通常演算モードキー17aと検算モードキー17bを用いて容易に行うことができ操作性に優れている。また、本実施の形態の電子式計算機10によれば、通常演算と検算を独立して実行させることができる。さらに、検算モードで検算処理を行う際にも、最初に行った通常演算の結果はRAM33に記憶されているので、誤ってデータを消去するキー操作を行っても、通常演算を最初からやり直す必要がない。また、通常演算結果は通常演算表示部12aに表示され、検算結果は検算表示部12bにそれぞれ独立して表示されるので、検算を行う際にも、通常演算の結果を確認しながら実行することができる。さらに、検算処理においては通常演算結果と検算結果との差引検算を同時に行い、かつ、当該差引検算結果を検算表示部12bに表示させるので、瞬時に両者の誤差を確認することができ、操作性を一層向上させることができる。
10 電子式計算機
11 キー入力部
12 表示部
12a 通常演算表示部
12b 検算表示部
13 数字入力キー群
14 演算機能キー群
15 メモリー機能キー群
16 付加機能キー群
17 モード設定キー群
17a 通常演算モードキー
17b 検算モードキー
19a、20a 数字表示エリア
19b、20b 演算子・ファンクション表示エリア
31 制御部
32 ROM
33 RAM

Claims (3)

  1. 通常演算モードに切り換えるための通常演算選択手段と、
    検算モードに切り換えるための検算選択手段と、
    前記通常演算モード又は検算モードにおける演算式データを入力するための入力手段と、
    前記入力手段により入力された演算式データの入力結果に基づき、通常演算又は検算を独立して実行するための演算手段と、
    前記演算式データと、前記演算手段により実行された通常演算結果又は検算結果を記憶するための記憶手段と、
    前記記憶手段が前記通常演算結果を記憶しており、かつ、前記検算モードによる検算で前記演算手段が検算を実行した場合に、前記通常演算結果と検算結果を比較し両者の差を算出する比較手段と、
    前記演算式データ及び通常演算結果を表示する通常演算表示手段と、
    前記演算式データ、検算結果、及び通常演算結果と当該検算結果の差を表示する検算表示手段とを備え、
    前記通常演算は前記検算結果を検算表示手段に表示させた状態で実行可能であり、前記検算は前記通常演算結果を通常演算表示手段に表示させた状態で実行可能である検算機能付き電子式計算機。
  2. 前記通常演算表示手段に通常演算結果が表示され、かつ、前記検算表示手段に通常演算結果と検算結果の差が表示されている場合に、新たに前記検算モードで検算を実行した際、前記比較手段は通常演算結果と検算結果を比較して両者の差を再び算出し、
    前記検算表示手段は、前記通常演算結果と検算結果の差を新たに表示する請求項1に記載の検算機能付き電子式計算機。
  3. 前記通常演算表示手段に通常演算結果が表示され、かつ、前記検算表示手段に通常演算結果と検算結果の差が表示されている場合に、新たに前記通常演算モードで通常演算を実行した際、前記検算表示手段は、前記通常演算結果と検算結果の差の表示を消去する請求項1又は2に記載の検算機能付き電子式計算機。

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