JPH09244491A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09244491A
JPH09244491A JP4871596A JP4871596A JPH09244491A JP H09244491 A JPH09244491 A JP H09244491A JP 4871596 A JP4871596 A JP 4871596A JP 4871596 A JP4871596 A JP 4871596A JP H09244491 A JPH09244491 A JP H09244491A
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙に画像形成を行なっても、その用紙上に
感光体の表面の除電不足に起因するにじみ画像が発生し
ないようにする。 【解決手段】 高圧電源20からバイアスローラ15を
介して転写ベルト6に出力される電流値I1 から帰還電
流値I2 を差し引いた電流値Iout が予め設定した一定
の目標電流値になるように電流値I1 が可変制御される
画像形成装置では、感光体1と転写ベルト6との間に用
紙Pが搬送されると電流値I1 が大きくなるために、そ
の用紙Pの先端が接触する感光体1の表面部分の電位が
上昇し、その部分は画像転写後に除電ランプ8により除
電されても残留電位が蓄積されるため、そこににじみ画
像が発生しやすいが、その部分を除電する際の出力を紙
間相当部よりも大きくして残留電位の蓄積を防止し、に
じみ画像の発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、像担持体の表面
に形成されたトナー像を、その像担持体の表面に接触可
能な転写部材により用紙に転写する複写機,プリンタ等
の電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、像担持体である感光体の表面
に形成されたトナー像を、その感光体の表面に接触可能
な転写部材により用紙に転写する接触方式の転写装置が
提案されている。このような接触方式の転写装置は、従
来から行なわれてきたコロナ転写方式に比べて、所望の
画像転写を行なうために必要とされる印加電圧の低圧化
が図れること、転写の過程で発生するオゾン量が極めて
微量であることからオゾンフィルタを設ける必要がなく
排気系の構成を簡略化できたり、装置を小型で低コスト
にすることができる等の長所を有している。
【0003】そして、このような接触方式の転写装置を
有する画像形成装置には、転写部材に例えばローラ間に
張装された転写ベルトを使用し、そのベルトの一部に電
極を接触させてその電極から接地側に流れる帰還電流値
I2 を検出し、転写バイアス印加時に高圧電源から転写
ベルトに出力される電流値I1 から帰還電流値I2 を差
し引いた電流値Iout が予め設定した一定の目標電流値
になるように上記電流値I1 を可変制御するようにした
複写機がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな転写ベルト等を使用した接触式の転写部材の場合に
は、その抵抗値の違いによって転写性が変化すると共
に、画像を転写する用紙と感光体との放電の起こりやす
さや、用紙と転写部材との剥離放電の起こりやすさが変
化してしまうということがあった。
【0005】また、上記のように高圧電源から出力する
電流値を可変することによって上記電流値Iout が一定
の目標電流値になるようにしている場合には、感光体と
転写ベルトとが接触している転写ニップの部分に高い抵
抗の用紙が搬送されると、転写ベルトは用紙を介して感
光体に接触するようになるため、電流値Iout が上昇す
る。すなわち、合成コピーや両面コピー時のように片面
にトナー像が形成されることによって全体の抵抗値が増
した状態になっている用紙や、OHPシートのような特
殊紙、さらには厚紙等を使用した場合には電流値Iout
が大きくなる。
【0006】したがって、その電流値Ioutを目標電流
値に制御しようとして、高圧電源から転写ベルトに印加
する電圧が上昇するため、その用紙の先端が接触する感
光体の表面部分、及びその用紙の先端以降に対応する感
光体の表面部分の電位が上昇するようになる。そのた
め、例えば図17に示すように、搬送方向の長さLが感
光体51の表面の全周の長さxよりも長い用紙Pに画像
を転写したときには、感光体51の表面は画像の転写後
に除電ランプ52等の転写後除電手段により常に一定の
光量で除電されると、最初に感光体51に接触した用紙
Pの先端部分Paに対応する感光体51の表面部分51
aには残留電位が蓄積される。
【0007】その結果、その表面部分51aが感光体5
1の2周目に、図18に示すように用紙Pの先端から距
離xの部分に接して、その表面の画像が用紙Pに転写さ
れると、図19に示すようにその感光体51の表面部分
51aに対応する用紙Pの位置Pbに、電位履歴が残る
ことによって発生するにじみ画像Gniが、またその搬送
方向の下流側には用紙の抵抗ムラによるにじみ画像Gnr
ができてしまうため、画像品質が低下してしまうという
問題点があった。
【0008】そして、このにじみ画像は、連続コピーの
場合には、用紙の搬送方向の長さが感光体51の表面の
全周の長さより短い場合であっても、その感光体51の
2周目以降において感光体51の表面の各用紙の先端部
分に対応する部分で転写された画像に発生し、そのにじ
み画像は特にハーフトーン画像の場合に目立ちやすかっ
た。
【0009】この発明は上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、用紙に画像形成を行なっても、その用紙上
に感光体の表面の除電不足に起因するにじみ画像が発生
しないようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、トナー像を担持する像担持体と、その像
担持体の表面に接触可能な転写部材を有し像担持体上の
トナー像をそこに接触させた用紙に転写する転写手段
と、その転写手段によりトナー像を用紙に転写した後に
像担持体の表面を除電する転写後除電手段と、転写部材
に転写バイアスを印加する電源と、転写部材に接触させ
た電極から接地側に流れる帰還電流値I2を検出する帰
還電流検出手段と、電源から転写部材に対して出力され
る電流値I1 から帰還電流検出手段が検出した帰還電流
値I2 を差し引いた電流値Iout が予め設定した一定の
目標電流値になるように電流値I1 を可変制御する電流
制御手段とを備えた画像形成装置において、上記転写後
除電手段が像担持体の表面の用紙が接する転写部位を除
電するときの出力を、用紙と用紙の間に相当する紙間相
当部を除電するときの出力よりも大きくする手段を設け
たものである。
【0011】このようにすれば、電源から転写部材に対
して出力される電流値I1 から帰還電流値I2 を差し引
いた電流値Iout が予め設定した一定の目標電流値にな
るように電流値I1 が可変制御される画像形成装置で
は、像担持体と転写部材との間に用紙が搬送されると電
流値I1 が大きくなるために、その用紙の先端が接触す
る像担持体の表面部分の電位が上昇し、その部分は画像
転写後に除電されても残留電位が蓄積されるため、そこ
ににじみ画像が発生しやすかったが、その部分を除電す
る際の出力を紙間相当部よりも大きくすることによって
残留電位の蓄積を防止して、にじみ画像の発生を防止す
ることができる。
【0012】また、上記転写後除電手段の像担持体の表
面を除電する出力を、その像担持体の表面の用紙の先端
が接する部分に対応する部位を、それ以外の部位よりも
大きくする手段を設けるようにしてもよい。そうすれ
ば、上述した場合と同様に、像担持体の用紙の先端が接
触する部分に残留電位が蓄積するのを防止することがで
きるので、にじみ画像の発生を抑えることができる。
【0013】また、上記転写部材は、それを無端状の転
写ベルトとし、その転写ベルトを、その外周面の一部を
像担持体の表面に接触可能に設けるとよい。そうすれ
ば、転写部材を転写ベルトにすることにより、その転写
ベルトを接地された導電性ローラにより回動可能に支持
するだけで、特別なベルト表面除電手段を設けなくて
も、ベルトの表面に蓄積しようとする電荷を除電するこ
とができる。
【0014】さらに、上記いずれかの画像形成装置にお
いて、転写部材に印加する印加電圧に応じて転写後除電
手段の出力を可変するようにするとよい。そうすれば、
使用する用紙のサイズに応じて転写部材に出力する電流
を可変制御するサイズ補正機能を有している画像形成装
置の場合には、小サイズの用紙を使用した場合には転写
部材に出力する電流が大きくなるために画像転写後の像
担持体が除電不足になって電荷が表面に蓄積する恐れが
あるが、このような場合でも転写部材に印加する印加電
圧の変化に応じて転写後除電手段の出力が可変されるの
で、その電荷の蓄積を防止して安定した除電ができる。
【0015】また、電源から転写部材に対して出力され
る電流値I1 に応じて転写後除電手段の出力を可変する
ようにしても、同様にサイズ補正を行なう機能を有して
いる画像形成装置において、転写部材に出力される電流
値I1 に応じて転写後除電手段の出力が可変されるの
で、電荷の蓄積が生じない安定した除電ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態例
を説明するための画像形成装置である複写機をその作像
部付近を制御系と共に示す概略構成図である。
【0017】この画像形成装置である複写機は、表面に
トナー像を担持する像担持体であるドラム状の感光体1
と、その感光体1の表面を帯電する帯電装置2(帯電ロ
ーラのみ図示している)と、その帯電装置2によって一
様に帯電された帯電面を露光して静電潜像を形成する露
光装置3と、その静電潜像をトナーで現像する現像装置
4と、感光体1の表面に接触可能な転写部材である転写
ベルト6を有した転写装置5と、その転写装置5により
トナー像を用紙Pに転写した後の感光体1の表面をクリ
ーニングするクリーニング装置7と、そのクリーニング
装置7によってクリーニングされた感光体1の表面を除
電する転写後除電手段である除電ランプ8とを備えてい
る。
【0018】転写装置5は、一対のローラ11と12と
に巻き掛けられた転写ベルト6と、その転写ベルト6を
感光体1に対して接離させるソレノイド13と、そのソ
レノイド13により回動される接離レバー14と、転写
ベルト6に転写バイアスを印加するためのバイアスロー
ラ15と、転写ベルト6上の電荷を除電する接触板16
とを有している。一対のローラ11,12は、支持体1
8に回転可能に支持されており、その駆動側のローラ1
2が図示しないモータにより図1の矢示方向に回転さ
れ、それによって転写ベルト6が矢示B方向に回動す
る。
【0019】また、支持体18は、ローラ12を支持す
る支持軸12aを支点として矢示C方向に揺動可能にな
っている。そして、制御装置30からの駆動信号により
ソレノイド13が駆動されると、そのソレノイド13の
可動軸に取り付けられている接離レバー14が図1で反
時計回り方向に揺動し、それにより一対のローラ11,
12を支持する支持体18が支持軸12aを中心に揺動
されて、転写ベルト6の一部が感光体1の表面に接触す
る。
【0020】ローラ11は、金属で形成された導電性の
従動側ローラであり、単に転写ベルト6を回転自在に支
持しているだけであるため、電気的に直接他の導電部材
に接続されてはいない。これに対し、駆動側のローラ1
2は、転写ベルト6を駆動する際のグリップ力を高める
機能上、例えばEPDM,クロロプレンゴム,シリコン
ゴム等の材質を使用する。
【0021】バイアスローラ15は、転写ベルト6が感
光体1に接触する位置の付近で、転写ベルト6の内面に
接触するように配設されている。このバイアスローラ1
5は、転写ベルト6に対して感光体1上のトナーの帯電
極性と逆極性の電荷を付与するための接触電極として機
能する。そして、このバイアスローラ15が、転写ベル
ト6に転写バイアスを印加する高圧電源20に接続され
ている。
【0022】接触板16は、転写ベルト6の内面でロー
ラ11に近接した位置に設けられていて、転写ベルト6
が感光体1に接する転写ニップの上流側において用紙P
に電荷を注入するのを抑える働きをする。そして、この
接触板16は、転写ベルト6に接触させた電極となり、
その転写ベルト6から接地側に流れる帰還電流値I2 を
転写制御板31で検出し、その転写制御板31が、高圧
電源20による転写バイアスの印加時にその高圧電源2
0から転写ベルト6に対して出力した電流値I1 から帰
還電流値I2 を差し引いた電流値Iout が予め設定した
一定の目標電流値になるように電流値I1 を可変制御す
る。
【0023】すなわち、この実施の形態では、この転写
制御板31が、転写ベルト6に接触させた接触板16か
ら接地側に流れる帰還電流値I2 を検出する帰還電流検
出手段として機能すると共に、高圧電源20から転写ベ
ルト6に対して出力される電流値I1 から帰還電流値I
2 を差し引いた電流値Iout が予め設定した一定の目標
電流値になるように電流値I1 を可変制御する電流制御
手段として機能する。
【0024】この複写機は、画像形成動作を開始する
と、感光体1が図1で矢示A方向に回転し、その表面を
帯電装置2が例えば−800Vに一様に帯電する。そし
て、その帯電面に露光装置3から原稿の画像に対応した
光が入射して、そこに静電潜像が形成される。その静電
潜像は、図示しないイレーサによって使用される用紙P
のサイズより外側の領域部分の静電荷が除去(トリミン
グ)され、その残された静電潜像が現像装置4の現像ス
リーブによって供給されるプラス帯電のトナーにより現
像されてトナー像(可視像)となる。
【0025】一方、給紙カセット(図示せず)内の転写
紙は、所定のタイミングで回転する給紙ローラにより1
枚ずつ送り出され、それがレジストローラ対9で一旦停
止されてタイミング調整された後に、感光体1上のトナ
ー像と一致する正確なタイミングで転写装置5の転写部
に向けて搬送される。
【0026】そのレジストローラ対9による用紙の繰り
出しに合わせてソレノイド13がオンとなり、接離レバ
ー14を介して転写ベルト6が感光体1の表面に接触さ
れ、その転写ベルト6と感光体1の表面とが幅4〜8m
mに亘って接する転写ニップが形成される。そして、矢
示A方向に回転する感光体1上のトナー像は、上記転写
ニップに至る前に転写前除電ランプ21により表面電位
が弱められる。その感光体1上のトナー像は、転写装置
5の転写ニップに達すると、転写ベルト6の内側の面に
接しているバイアスローラ15に高圧電源20から印加
されている転写バイアスにより用紙P上に転写される。
【0027】なお、この高圧電源20がバイアスローラ
15を介して転写ベルト6に印加する転写バイアスは、
例えば−1.5KV〜−6.5KVの範囲で行なう。その
画像が転写された用紙Pは、感光体1から分離されて定
着装置22へ搬送され、そこでトナーが定着された後に
装置外部の排紙トレイ等へ排出される。そして、その転
写終了後に感光体1上に残った残留トナー及び紙粉等の
異物は、クリーニング装置7により取り除かれ、その感
光体1上に残った残留電位は除電ランプ8により取り除
かれて、次の帯電装置2による帯電に備える。
【0028】ところで、この複写機では前述したよう
に、高圧電源20から転写ベルト6にバイアスローラ1
5を介して出力される電流値I1 から帰還電流値I2 を
差し引いた電流値Iout が予め設定した一定の目標電流
値になるように電流値I1 を転写制御板31が可変制御
する。つまり、I1−I2=Iout(目標電流値)になる
ように、電流値I1 を可変制御する。
【0029】このようにするのは、温度,湿度等の環境
条件の変化や転写ベルト6の製造品質によって生じるバ
ラツキに係らず、常に用紙P上での表面電位を安定させ
ることによって転写効率の変化をなくすようにするため
である。つまり、転写ベルト6及び用紙Pを通して感光
体1に流れる電流をIout として見立てることによっ
て、用紙P上での表面抵抗の低抵抗化あるいは高抵抗化
による転写ベルト6への電流の流れやすさの変化が、用
紙Pの分離性や転写性に影響してしまうのを防止するた
めである。
【0030】なお、実験では、用紙の搬送速度が330
mm/sec,有効バイアスローラ長さが310mmで
あるときに、電流値Iout =35μA±5μAとしたと
きに良好な転写性能が得られた。また、このIoutは一
義的なものではなく、用紙の搬送速度が遅い場合には小
さくし、速い場合や転写前除電ランプ21を使用しない
タイプの複写機の場合には大きくするとよい。
【0031】さらに、転写ベルト6としては、環境変化
による抵抗変化が少ないものを使用することが好まし
い。そこで、この実施の形態では、2層構造のものを使
用している。すなわち、JISK6911に準拠した測
定による電気抵抗が、DC100V印加時において、表
面層のベルト表面の抵抗が1×109Ω 〜1×1012Ω
に、内側層はその表面抵抗率が1×107Ω 〜1×10
9Ω になるように設定すると共に、その体積抵抗率を5
×108Ω・cm〜5×108Ω・cmに設定している。
【0032】そして、その転写ベルト6の抵抗を調整す
る導電材料としては、カーボン,酸化亜鉛等を使用して
それら適量添加し、その転写ベルト6の材質としては、
例えばクロロプレンゴム,EPDMゴム,シリコンゴ
ム,エピクロルヒドリンゴム等の吸湿性が少なく抵抗値
が安定しているものを選択するとよい。
【0033】ところで、この複写機は、感光体1の表面
を除電する除電ランプ8の出力を、図2に示すようにそ
の感光体1の表面の用紙P1 が接する転写部位aと、そ
の用紙P1 の後端と次に接する用紙P2 の先端との間に
相当する紙間相当部bとで異ならせるようにしている。
そして、その制御は図1に示した制御装置30が行なっ
ている。すなわち、その制御装置30は、感光体1の表
面の転写部位aの領域内の電位を落とすため、図3に示
すように除電ランプ8が転写部位aに照射する光量(除
電出力)を、紙間相当部bに対して光を照射するときに
比べて多くするように制御する。
【0034】それによって、転写部位aにおける残留電
荷を減らすことができるため均一な帯電ができるので、
図19で説明したような、にじみ画像が用紙に発生する
のを防止することができる。その制御装置30は、図4
に示すように各種判断及び処理機能を有する中央処理装
置(CPU)32と、各処理プログラム及び固定データ
を格納したROM33と、処理データを格納するデータ
メモリであるRAM34と、入力側と出力側の各入出力
回路(I/O)35,36とからなるマイクロコンピュー
タを備えている。
【0035】その制御装置30のマイクロコンピュータ
は、転写制御板31から転写に関する各種の情報を入力
すると共に、操作パネル37からはオペレータにより選
択された用紙サイズやコピー枚数等の各種の信号を入力
する。また、用紙の転写ニップへの進入タイミングに合
わせて図示しないセンサから出力される用紙検知信号等
を入力する。そして、除電ランプ8に対して、入力した
用紙サイズ及びコピー枚数に応じてその除電ランプ8を
動作させる信号を所定のタイミングで出力すると共に、
その除電ランプ8の出力光量(除電出力)を制御する。
また、ソレノイド13に対して、用紙の転写ニップへの
進入タイミングに合わせて転写ベルト6を感光体1の表
面に接触させる信号を出力する。さらに、転写制御板3
1に対しては、転写制御に必要な各種の情報を出力す
る。
【0036】図5は、その制御装置30が行なう転写部
位aと紙間相当部bとで除電ランプの出力光量を異なら
せる処理を示すフロー図である。制御装置30は、コピ
ースタートキー(図示せず)が押されると、図5に示す
ルーチンを所定のタイミングでスタートさせる。まず、
最初のステップで、オペレータが操作パネル37を使用
して入力する用紙サイズ(縦横の搬送方向も含む)及び
コピー枚数が入力されたか否かを判断し、まだ入力され
ていなければそのまま待ち、それが入力されると次のス
テップへ進んで、その入力された用紙サイズ及びコピー
枚数を認識する。
【0037】次のステップでは、その認識した用紙サイ
ズ及びコピー枚数に応じて除電ランプ8の出力タイミン
グ及び出力光量を決定する。その出力光量は、図3で説
明したように、感光体1の表面の用紙が接する転写部位
aと、用紙の紙間相当部bとで異ならせる。すなわち、
図2で説明したように、感光体1の表面を除電する除電
ランプ8の出力を、用紙P1 が接する転写部位a(A′
−B′間)を、その用紙P1 の後端と次に接する用紙P
2 の先端との間に相当する紙間相当部b(B′−C′
間)よりも大きくする(図3参照)。
【0038】そして、3枚以上の用紙をコピーする場合
には、3枚目以降の用紙についても同様に、転写部位a
を紙間相当部bよりも除電ランプ8の出力を大きくす
る。なお、図3から明らかなように、この実施の形態で
は除電ランプ8の出力を大きくするタイミングを、転写
部位aの先端よりも若干早目のタイミングで立ち上がら
せるようにすると共に、出力を小さくするタイミングも
紙間相当部bに入る若干前のタイミングとする。
【0039】このように、除電ランプ8による除電を転
写部位aと紙間相当部bとで異ならせることにより、転
写部位aの残留電荷を減らすことができる。そのため、
感光体1の2回転目以降に、その感光体1の1回転目に
用紙の特に先端が接触していた部位に大きな電荷が残る
ようなことがないので、全体に亘って均一な帯電ができ
るため、用紙上ににじみ画像が発生しない。
【0040】図6は除電ランプの出力を大きくするタイ
ミングを異ならせた画像形成装置の実施の形態を示すタ
イミング図である。この実施の形態は、除電ランプ8の
出力を大きくするタイミングを、図3の実施の形態と異
ならせている。すなわち、感光体1の表面の用紙の先端
が接する部分に対応する部位eを、それ以外の部位より
も除電ランプ8の光量を増大させることにより除電効果
を高めるようにしている。
【0041】例えば、感光体1のドラム径Dがφ60で
あったとすると、その感光体1の表面の周長は188.
4(60×3.14)mmになるので、図7の(a),
(b)に示すように感光体1の表面の上記部位eが2周
目に入る位置、すなわち用紙Pの先端から188.4m
m の部分に対応する位置Poに感光体1の1周目の部
位eにおける残留電荷(電位履歴)の影響によって、に
じみ画像Gniができないようにするため、感光体1の表
面の用紙の先端が接する部分に対応する部位eを除電す
る際の出力を、図6に示したように感光体1の表面の用
紙の先端が接する部分以外の部位よりも大きくする。
【0042】このようにすることにより、高圧電源20
から転写ベルト6にバイアスローラ15を介して出力さ
れる電流値I1 から帰還電流値I2 を差し引いた電流値
Iout が予め設定した一定の目標電流値になるように電
流値I1 を可変制御する複写機では、用紙が感光体1と
転写ベルト6との間の転写ニップに搬送されると、その
際に転写ベルト6が用紙を介して感光体1に接触するよ
うになることにより、転写ベルト6上の電位が急激に上
昇して、感光体1の表面のその用紙先端に対応する部位
eの電位が他の部分に比べて急激に上昇するようになる
が、その部分の除電効果を高めることで残留電荷を小さ
くすることができるので、その部分に対応する図7の
(b)に示した用紙Pの位置Poに、にじみ画像Gniが
発生するのを防止することができる。
【0043】なお、この除電ランプ8の光量を増大させ
る範囲は、感光体1の表面の用紙の先端が接する部位e
だけにせずに、図8に示すようにその部位eから所定の
長さL1 の領域内としてもよい。このようにすれば、長
さL1 の領域内の除電効果を高めることができるので、
感光体1の2周目以降に1周目で用紙の先端が接してい
た部位e及びその下流側の用紙が接していた部分に電位
履歴が残らないようにすることができるので、用紙の抵
抗ムラに対応して発生しやすいにじみ画像の発生も防止
することができる。なお、図9に、その所定の長さL1
の領域内で除電ランプ8の光量を増大させるようにした
実施の形態における各駆動系の動作タイミングを示す。
【0044】図10は、感光体1の表面を除電する除電
ランプ8の光量を、その感光体1の表面の用紙が接する
転写部位aを紙間相当部bよりも増大させると共に、そ
の光量を増大させる領域内においても、感光体1の表面
の用紙の先端が接する部位eから所定の長さL1 の領域
内でさらに光量を増大させるようにした実施の形態を示
すタイミング図である。このように、図3で説明した実
施の形態と、図8で説明した実施の形態とを組み合わせ
ることも可能である。
【0045】図11は転写ベルトに印加される電圧を検
知してその電圧に応じて除電ランプ8の光量を制御する
ようにした複写機の実施の形態を説明するためのタイミ
ング図、図12は同じくその複写機の制御系の記憶部に
予め記憶されている情報の一部を説明するための線図、
図13は同じくその複写機の構成を制御系と共に示す概
略構成図であり、図1と対応する部分には同一の符号を
付してある。この複写機は、図12に示すような高圧電
源から転写ベルトに出力した電流値I1 と、その電流値
I1 から帰還電流値I2 を差し引いた電流値(転写電
流)Iout と、転写ベルトに印加された出力電圧Vとの
関係を求めたものが、図13に示す制御装置30′(図
1の制御装置30と同様な構成)が有するマイクロコン
ピュータのROM内に予め記憶されている。
【0046】したがって、転写ベルト6にバイアスロー
ラ15を介して印加される出力電圧Vから電流値Iout
がわかるので、図14に示す電流値(転写電流)Iout と
除電ランプ8の光量との関係から、除電ランプ8が感光
体1の表面に対して照射する光の適切な光量QL2 (図
11参照・QL1 は例えば160mW/m2 とする)が
わかるため、感光体1の表面の残留電荷に応じた最適な
除電ができる。それにより、前述したにじみ画像の発生
を防止することができる。なお、図12においてベルト
Aは、ベルトの抵抗値が1×107Ω の転写ベルトであ
り、ベルトBはベルトの抵抗値が1×108Ω の転写ベ
ルトであり、ベルトCはベルトの抵抗値が1×109Ω
の転写ベルトである場合を示している。
【0047】この除電ランプ8の適切な光量制御は、全
て図13に示した制御装置30′のマイクロコンピュー
タによって行なわれる。すなわち、そのマイクロコンピ
ュータは、コピースタートキー(図示せず)が押される
と、図15に示す除電ランプ動作処理のルーチンを所定
のタイミングでスタートさせる。まず、最初のステップ
で、オペレータが操作パネルを使用して入力する用紙サ
イズ及びコピー枚数が入力されたか否かを判断し、まだ
入力されていなければそのまま待ち、それが入力される
と次のステップへ進んで、その入力された用紙サイズ及
びコピー枚数を認識する。
【0048】次のステップでは、その認識した用紙サイ
ズ及びコピー枚数に応じて除電ランプ8の出力タイミン
グを決定する。すなわち、図8に示したように感光体1
の表面の用紙の先端が接する部位eから所定の長さL1
の領域内において、除電ランプ8の光量を増大させる出
力タイミングを決定する。
【0049】次に、転写ベルト6に印加された出力電圧
Vを検知し、その電圧Vから除電ランプ8が感光体1の
表面に対して照射する光の適切な光量QL2(図11参
照)を決定する。なお、光量QL1 は、例えば光量16
0mW/m2とする。そして、次のステップで、その決
定した適切な光量で、除電ランプ8を先のステップで決
定した出力タイミングで動作させて、除電光を感光体の
表面に対して照射させ、それが終了すると、このルーチ
ンの処理を終了する。
【0050】図16は高圧電源から転写ベルトに出力さ
れる電流を検知してその電流に応じて除電ランプから感
光体の表面に対して照射する光量を可変するようにした
実施の形態を示すフロー図である。例えば複写機で、使
用する用紙サイズに応じて転写電流を補正するようにし
ている機種では、小サイズの場合には転写ベルトのベル
ト幅に対して用紙幅が狭くなるので転写ベルトが感光体
の表面に直接接触する部分が多くなる。したがって、こ
のように小サイズの用紙を使用した場合には、そのサイ
ズに応じて転写電流を多くするように補正が行なわれ
る。
【0051】この場合、小サイズの用紙を使用した場合
には転写電流が大きくなる分だけ感光体表面の電荷量は
多くなる。したがって、この用紙サイズに応じた転写電
流の増大を考慮せずに除電ランプの光量を制御していた
のでは安定した除電ができない。そこで、この実施の形
態では、前述した出力電流I1 と帰還電流値I2 と電流
値Iout とは、I1−I2=Iout の関係にあって、I1
がわかればIout は一義的に決まり、その電流値(転写
電流)Iout と除電ランプ8の光量とは図14に示した
関係にあることに着目し、それによって除電ランプ8の
光量をIout に対応した最適なものに制御するようにし
ている。
【0052】そして、その制御は、図示しないマイクロ
コンピュータ(図4に示した構成と同様なもの)によ
り、図16のフロー図にしたがって行なわれる。まず、
最初のステップで、オペレータが操作パネルを使用して
入力する用紙サイズ及びコピー枚数が入力されたか否か
を判断し、まだ入力されていなければそのまま待ち、そ
れが入力されると次のステップへ進んで、その入力され
た用紙サイズ及びコピー枚数を認識する。
【0053】次のステップでは、その認識した用紙サイ
ズ及びコピー枚数に応じて除電ランプ8の出力タイミン
グを決定する。すなわち、図3で説明した実施の形態の
場合と同様に、その認識した用紙サイズ及びコピー枚数
に応じた除電ランプ8の出力タイミングで、感光体1の
表面の用紙が接する転写部位aを用紙の紙間相当部bよ
りも大きな光量の出力になるように出力タイミングを決
定する。次に、転写ベルト6に出力された電流値(転写
電流)I1 を検知し、その電流値I1 から除電ランプ8
が感光体1の表面に対して照射する光の適切な光量を決
定する。
【0054】そして、次のステップで、その決定した適
切な光量で、除電ランプ8を先のステップで決定した出
力タイミングで動作させて、除電光を感光体の表面に対
して照射させ、それが終了すると、このルーチンの処理
を終了する。なお、図6,図8及び図10では、図3で
説明した実施の形態の場合と同様に、除電ランプ8の出
力を大きくするタイミングを、バラつきを考慮して感光
体1の表面の用紙の先端が接する部分に対応する部位e
よりも若干早目のタイミングで立ち上がらせるようにす
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、用紙に画像形成を行なった際に、像担持体の表面の
用紙が接触した先端部分の電位が上昇しても、その部分
は転写後除電手段の出力が大きくなることによって残留
電位の蓄積が防止されるので、にじみ画像の発生を抑え
て良好な画像品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態例を説明するための画像
形成装置である複写機をその作像部付近を制御系と共に
示す概略構成図である。
【図2】同じくその複写機の感光体の表面を除電する除
電ランプの出力を転写部位と紙間相当部とで異ならせる
様子を説明するための概略図である。
【図3】同じくその除電ランプの出力を異ならせるタイ
ミングを示すタイミング図である。
【図4】図1の複写機の制御装置30が有しているマイ
クロコンピュータの構成とその関連構成を示すブロック
図である。
【図5】同じくその制御装置30が行なう転写部位aと
紙間相当部bとで除電ランプの出力光量を異ならせる処
理を示すフロー図である。
【図6】除電ランプの出力を大きくするタイミングを異
ならせた画像形成装置の実施の形態を示すタイミング図
である。
【図7】感光体の2回転目以降にその感光体の1回転目
に用紙の特に先端が接触していた部位に大きな電荷が残
った際にその部分に対応する用紙上に発生するにじみ画
像を説明するための図である。
【図8】除電ランプの光量を増大させる範囲を感光体の
表面の用紙の先端が接する部位eだけにせずに所定の長
さL1 の領域内とした実施の形態を示すタイミング図で
ある。
【図9】同じくその実施の形態における各駆動系の動作
タイミングを示すタイミング図である。
【図10】感光体の表面を除電する除電ランプの光量を
感光体の表面の用紙の先端が接する部位eから所定の長
さL1 の領域内でさらに光量を増大させるようにした実
施の形態を示すタイミング図である。
【図11】転写ベルトに印加される電圧を検知してその
電圧に応じて除電ランプの光量を制御するようにした複
写機の実施の形態を説明するためのタイミング図であ
る。
【図12】同じくその複写機の制御系の記憶部に予め記
憶されている情報の一部を説明するための線図である。
【図13】同じくその複写機の構成を制御系と共に示す
概略構成図である。
【図14】電流値(転写電流)Iout と除電ランプの光量
との関係を示した線図である。
【図15】図13の複写機の制御系に設けられている制
御装置30′のマイクロコンピュータが行なう除電ラン
プ動作処理に関するルーチンを示すフロー図である。
【図16】高圧電源から転写ベルトに出力される電流を
検知してその電流に応じて除電ランプから感光体の表面
に対して照射する光量を可変するようにした実施の形態
を示すフロー図である。
【図17】従来の画像形成装置において用紙が感光体の
全周の長さよりも長い場合に感光体の2周目に対応する
位置ににじみ画像ができる様子を説明するための感光体
が1周目の状態を示す概略図である。
【図18】同じくその感光体が2周目に入った状態を示
す概略図である。
【図19】同じくその感光体が2周回転することにより
画像形成された用紙ににじみ画像ができた状態を示す平
面図である。
【符号の説明】
1:感光体(像担持体) 5:転写装置(転写手段) 6:転写ベルト(転写部材) 8:除電ランプ(転写後除電手段) 20:高圧電源 30,30′:制御装置 31:転写制御板(帰還電流検出手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持する像担持体と、その像
    担持体の表面に接触可能な転写部材を有し前記像担持体
    上のトナー像をそこに接触させた用紙に転写する転写手
    段と、該転写手段によりトナー像を用紙に転写した後に
    前記像担持体の表面を除電する転写後除電手段と、前記
    転写部材に転写バイアスを印加する電源と、前記転写部
    材に接触させた電極から接地側に流れる帰還電流値I2
    を検出する帰還電流検出手段と、前記電源から前記転写
    部材に対して出力される電流値I1 から前記帰還電流検
    出手段が検出した帰還電流値I2 を差し引いた電流値I
    out が予め設定した一定の目標電流値になるように前記
    電流値I1 を可変制御する電流制御手段とを備えた画像
    形成装置において、 前記転写後除電手段が前記像担持体の表面の用紙が接す
    る転写部位を除電するときの出力を、用紙と用紙の間に
    相当する紙間相当部を除電するときの出力よりも大きく
    する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 トナー像を担持する像担持体と、その像
    担持体の表面に接触可能な転写部材を有し前記像担持体
    上のトナー像をそこに接触させた用紙に転写する転写手
    段と、該転写手段によりトナー像を用紙に転写した後に
    前記像担持体の表面を除電する転写後除電手段と、前記
    転写部材に転写バイアスを印加する電源と、前記転写部
    材に接触させた電極から接地側に流れる帰還電流値I2
    を検出する帰還電流検出手段と、前記電源から前記転写
    部材に対して出力される電流値I1 から前記帰還電流検
    出手段が検出した帰還電流値I2 を差し引いた電流値I
    out が予め設定した一定の目標電流値になるように前記
    電流値I1 を可変制御する電流制御手段とを備えた画像
    形成装置において、 前記転写後除電手段の前記像担持体の表面を除電する出
    力を、該像担持体の表面の用紙の先端が接する部分に対
    応する部位を、それ以外の部位よりも大きくする手段を
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
    いて、前記転写部材が無端状の転写ベルトであり、該転
    写ベルトの外周面の一部が前記像担持体の表面に接触可
    能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、前記転写部材に印加する印加電
    圧に応じて前記転写後除電手段の出力を可変するように
    したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、前記電源から前記転写部材に対
    して出力される電流値I1 に応じて前記転写後除電手段
    の出力を可変するようにしたことを特徴とする画像形成
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034086A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Canon Inc 画像形成装置
JP2015045801A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2016177039A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 キヤノン株式会社 画像形成装置およびカートリッジ

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