JPH05313517A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH05313517A JPH05313517A JP4114489A JP11448992A JPH05313517A JP H05313517 A JPH05313517 A JP H05313517A JP 4114489 A JP4114489 A JP 4114489A JP 11448992 A JP11448992 A JP 11448992A JP H05313517 A JPH05313517 A JP H05313517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- paper
- rigidity
- detection
- electric resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 最適な転写・分離を可能にし、良好な転写画
像を得る。 【構成】 転写紙の搬送経路19に、導電性ゴムローラ
から成る検知ローラ対13の一方に電源部17から電源
を供給し、検知ローラに挟まれた転写紙の電気抵抗に応
じた電流を電流検出回路18にて検出する。2組のロー
ラ対(検知ローラをもつフィードローラと用紙搬送用ロ
ーラ24,25)間の周速差によって転写紙に形成され
るループの圧力で感知板21を押し上げ、この変位を測
定する紙剛性検知センサ15が設けられている。演算制
御回路22は紙剛性検出データと転写紙の電気抵抗検出
データから各々による適正な転写電流値を選択し、ある
条件から選択された転写電流値のいずれかを決定し、こ
の転写電流値に応じた制御信号にて転写器用高圧電源2
3に指令し、転写チャージャー6への転写電流を制御す
る。
像を得る。 【構成】 転写紙の搬送経路19に、導電性ゴムローラ
から成る検知ローラ対13の一方に電源部17から電源
を供給し、検知ローラに挟まれた転写紙の電気抵抗に応
じた電流を電流検出回路18にて検出する。2組のロー
ラ対(検知ローラをもつフィードローラと用紙搬送用ロ
ーラ24,25)間の周速差によって転写紙に形成され
るループの圧力で感知板21を押し上げ、この変位を測
定する紙剛性検知センサ15が設けられている。演算制
御回路22は紙剛性検出データと転写紙の電気抵抗検出
データから各々による適正な転写電流値を選択し、ある
条件から選択された転写電流値のいずれかを決定し、こ
の転写電流値に応じた制御信号にて転写器用高圧電源2
3に指令し、転写チャージャー6への転写電流を制御す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上に形成され
たトナー像を転写紙に転写し、定着して画像を形成する
画像形成装置に関する。
たトナー像を転写紙に転写し、定着して画像を形成する
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機、レーザープリンタ、フ
ァクシミリ等の静電写真方式の画像形成装置では、例え
ば図16に示すように、装置本体1内の感光体2の周囲
に帯電器3、現像器4、転写チャージャー6、分離チャ
ージャー7およびクリーナ8が配置されている。静電写
真プロセスにより帯電器3で一様に帯電された感光体2
上に、書込みビーム9により原稿の像露光が行われ、静
電潜像が形成される。続いて、感光体2上の静電潜像は
現像器4によって現像され、トナー像が形成される。こ
のトナー像は、転写用紙カセット10から給紙部11よ
りレジストローラ対26を経て感光体に沿う転写部へ給
紙された転写紙に転写チャージャー6の作用により転写
される。転写後の転写紙は、分離チャージャー7により
感光体より分離され、搬送ベルト14によって搬送さ
れ、定着装置12にて定着されて画像形成が完了し、機
外に排出される。一方感光体2上に残留しているトナー
は、クリーナ8によって除去される。
ァクシミリ等の静電写真方式の画像形成装置では、例え
ば図16に示すように、装置本体1内の感光体2の周囲
に帯電器3、現像器4、転写チャージャー6、分離チャ
ージャー7およびクリーナ8が配置されている。静電写
真プロセスにより帯電器3で一様に帯電された感光体2
上に、書込みビーム9により原稿の像露光が行われ、静
電潜像が形成される。続いて、感光体2上の静電潜像は
現像器4によって現像され、トナー像が形成される。こ
のトナー像は、転写用紙カセット10から給紙部11よ
りレジストローラ対26を経て感光体に沿う転写部へ給
紙された転写紙に転写チャージャー6の作用により転写
される。転写後の転写紙は、分離チャージャー7により
感光体より分離され、搬送ベルト14によって搬送さ
れ、定着装置12にて定着されて画像形成が完了し、機
外に排出される。一方感光体2上に残留しているトナー
は、クリーナ8によって除去される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、転写チャー
ジャーや分離チャージャーに印加される転写電流、分離
電流のレベルは転写紙の紙厚や電気抵抗により最適電流
値が異なる。しかし、従来では転写紙の紙厚や電気抵抗
に関係無く一定とされているのが一般的であった。ま
た、転写・分離チャージャーの作用は転写紙を介してト
ナーに及ぶので、最近では転写紙の剛性を検知し、この
剛性に応じて転写電流や分離電流などのレベルを可変す
る技術が提案されている。しかし、水分を多く吸湿した
腰の強い紙や腰が弱くても吸湿しにくい紙あるいは吸湿
しやすい紙では必ずしも剛性だけで最適電流値を議論す
ることができない。
ジャーや分離チャージャーに印加される転写電流、分離
電流のレベルは転写紙の紙厚や電気抵抗により最適電流
値が異なる。しかし、従来では転写紙の紙厚や電気抵抗
に関係無く一定とされているのが一般的であった。ま
た、転写・分離チャージャーの作用は転写紙を介してト
ナーに及ぶので、最近では転写紙の剛性を検知し、この
剛性に応じて転写電流や分離電流などのレベルを可変す
る技術が提案されている。しかし、水分を多く吸湿した
腰の強い紙や腰が弱くても吸湿しにくい紙あるいは吸湿
しやすい紙では必ずしも剛性だけで最適電流値を議論す
ることができない。
【0004】転写紙の剛性検知センサとしては、例えば
特開平3ー138677号,特開平3ー138678号
に提案されている。この種の剛性検知センサは、用紙突
入ガイド板が弾性入口用連結部材を介して固定されてい
て、転写用紙が転写部に突入する際に用紙の剛性(腰)
にて用紙突入ガイド板を押し下げる。この用紙突入ガイ
ド板の変移量をフォトセンサにて検出している。この検
出結果に基づいて転写コロトロンの1面のシールド板を
上下させ、転写コロトロンの放電が及ぼす転写域の放電
分布を規制するように開口を変えることによって、転写
品質を保とうとするものである。別な例では、転写分離
コロトロン全体を回動させ、コンタクトポイントがずれ
た分だけ放電分布の及ぶ領域をずらしてしまうやり方で
ある。
特開平3ー138677号,特開平3ー138678号
に提案されている。この種の剛性検知センサは、用紙突
入ガイド板が弾性入口用連結部材を介して固定されてい
て、転写用紙が転写部に突入する際に用紙の剛性(腰)
にて用紙突入ガイド板を押し下げる。この用紙突入ガイ
ド板の変移量をフォトセンサにて検出している。この検
出結果に基づいて転写コロトロンの1面のシールド板を
上下させ、転写コロトロンの放電が及ぼす転写域の放電
分布を規制するように開口を変えることによって、転写
品質を保とうとするものである。別な例では、転写分離
コロトロン全体を回動させ、コンタクトポイントがずれ
た分だけ放電分布の及ぶ領域をずらしてしまうやり方で
ある。
【0005】これらの方法では、機構が複雑になるだ
け、精度を保つことが困難でかつ高価になってしまう。
そればかりか、転写と分離の各々の放電領域が同時にず
れてしまい、転写には最適であっても分離には最適な条
件が必ずしも100%一致することはない。また、特開
平3ー138677号に開示されているシールドの一部
を上下させる方法では、用紙に及ぼす電界強度、転写電
流を一定若しくは用紙に応じたレベルに保つことが困難
である。さらに、最適な転写電流値にしただけでは画用
紙,はがき用紙,賞状用紙などのように紙厚の厚い転写
紙の場合、感光ドラムへの転写紙の圧接力を一定に保た
ないと画像こすれ等が発生してしまって必ずしも良好な
転写画像が得られないなどの問題があった。
け、精度を保つことが困難でかつ高価になってしまう。
そればかりか、転写と分離の各々の放電領域が同時にず
れてしまい、転写には最適であっても分離には最適な条
件が必ずしも100%一致することはない。また、特開
平3ー138677号に開示されているシールドの一部
を上下させる方法では、用紙に及ぼす電界強度、転写電
流を一定若しくは用紙に応じたレベルに保つことが困難
である。さらに、最適な転写電流値にしただけでは画用
紙,はがき用紙,賞状用紙などのように紙厚の厚い転写
紙の場合、感光ドラムへの転写紙の圧接力を一定に保た
ないと画像こすれ等が発生してしまって必ずしも良好な
転写画像が得られないなどの問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、転
写紙の剛性と水分の吸湿具合に応じた物理量の変化を自
動的に検知して、常に最適な転写・分離を可能にした画
像形成装置を提供するものである。また他の目的は、転
写紙の剛性と水分の吸湿具合に応じて転写電流と用紙突
入角度を自動的にコントロールし、良好な転写画像が得
られるようにした画像形成装置を提供するものである。
写紙の剛性と水分の吸湿具合に応じた物理量の変化を自
動的に検知して、常に最適な転写・分離を可能にした画
像形成装置を提供するものである。また他の目的は、転
写紙の剛性と水分の吸湿具合に応じて転写電流と用紙突
入角度を自動的にコントロールし、良好な転写画像が得
られるようにした画像形成装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は像担持体と、該像担持体に
転写紙を搬送する用紙搬送経路上に配備された、転写紙
の剛性を検出する転写紙剛性検知手段および転写紙の電
気抵抗を検出する転写紙電気抵抗検知手段と、該各検知
手段から出される紙剛性検知信号と電気抵抗検知信号に
より選択された転写電流値を比較し、該電気抵抗で選択
された転写電流値が紙剛性で選択された転写電流値より
大きくかつ予め定めた基準値より小さい条件を満足して
いるとき、前記電気抵抗で選択された転写電流値を決定
し、前記条件が満足されないとき、紙剛性で選択された
転写電流値を決定する演算制御手段とを備え、前記演算
制御手段は決定した転写電流値の制御信号を出力し、前
記転写チャージャーの転写電流を制御するものである。
め、本発明の画像形成装置は像担持体と、該像担持体に
転写紙を搬送する用紙搬送経路上に配備された、転写紙
の剛性を検出する転写紙剛性検知手段および転写紙の電
気抵抗を検出する転写紙電気抵抗検知手段と、該各検知
手段から出される紙剛性検知信号と電気抵抗検知信号に
より選択された転写電流値を比較し、該電気抵抗で選択
された転写電流値が紙剛性で選択された転写電流値より
大きくかつ予め定めた基準値より小さい条件を満足して
いるとき、前記電気抵抗で選択された転写電流値を決定
し、前記条件が満足されないとき、紙剛性で選択された
転写電流値を決定する演算制御手段とを備え、前記演算
制御手段は決定した転写電流値の制御信号を出力し、前
記転写チャージャーの転写電流を制御するものである。
【0008】また転写紙電気抵抗検知手段は、搬送中の
転写紙を挟む一対の導電性ゴムローラと、該一方のロー
ラに電圧を印加する摺動電極を含む電源と、前記他方の
ローラに接続された電流検出回路とを備え、前記一対の
導電性ゴムローラ間に微小電流を流して転写紙通過時の
電流を検出するように構成されている。また転写紙剛性
検知手段は、転写紙搬送経路上に配備された2組の転写
紙搬送用のローラ対の間に配置され、搬送面に対してほ
ぼ垂直方向に可動自在な感知板と、前記ローラ対の間に
周速差を持たせ、該周速差によって転写紙のループを形
成させるループ形成手段と、該ループによって押し上げ
られる前記感知板の変位を測定する光学的検出手段とか
ら構成されている。さらに、転写紙剛性検知手段を構成
するローラ対のうちの1組が転写紙電気抵抗検知手段を
構成する導電性ローラ対を同軸上に配備している。
転写紙を挟む一対の導電性ゴムローラと、該一方のロー
ラに電圧を印加する摺動電極を含む電源と、前記他方の
ローラに接続された電流検出回路とを備え、前記一対の
導電性ゴムローラ間に微小電流を流して転写紙通過時の
電流を検出するように構成されている。また転写紙剛性
検知手段は、転写紙搬送経路上に配備された2組の転写
紙搬送用のローラ対の間に配置され、搬送面に対してほ
ぼ垂直方向に可動自在な感知板と、前記ローラ対の間に
周速差を持たせ、該周速差によって転写紙のループを形
成させるループ形成手段と、該ループによって押し上げ
られる前記感知板の変位を測定する光学的検出手段とか
ら構成されている。さらに、転写紙剛性検知手段を構成
するローラ対のうちの1組が転写紙電気抵抗検知手段を
構成する導電性ローラ対を同軸上に配備している。
【0009】また他の転写紙電気抵抗検知手段は、転写
紙に対するダミー帯電手段と、該ダミー帯電手段により
帯電された前記転写紙の帯電位を検出する帯電位検出手
段と、前記ダミー帯電手段で帯電された転写紙の静電電
荷を消去する帯電除去手段とを備え、前記ダミー帯電手
段は搬送中の転写紙を挟む一対の導電性ゴムローラを設
け、該一方のローラに電圧印加の摺動電極と電源を接続
し、他方のローラが過電流防止のための制限抵抗を介し
て接地されている。さらに感光ドラムと、該感光ドラム
に至る転写紙搬送経路上で前記感光ドラムに最も近接す
る位置に設けられた回動自在な用紙突入ガイドと、該用
紙突入ガイドを回動制御信号に基づいて作動させる駆動
手段とを備え、演算制御手段は紙剛性検知信号から用紙
突入ガイドの用紙突入角度を決定し、この値に応じた前
記用紙突入ガイドの回動指令を出して用紙突入角度を調
節するものである。
紙に対するダミー帯電手段と、該ダミー帯電手段により
帯電された前記転写紙の帯電位を検出する帯電位検出手
段と、前記ダミー帯電手段で帯電された転写紙の静電電
荷を消去する帯電除去手段とを備え、前記ダミー帯電手
段は搬送中の転写紙を挟む一対の導電性ゴムローラを設
け、該一方のローラに電圧印加の摺動電極と電源を接続
し、他方のローラが過電流防止のための制限抵抗を介し
て接地されている。さらに感光ドラムと、該感光ドラム
に至る転写紙搬送経路上で前記感光ドラムに最も近接す
る位置に設けられた回動自在な用紙突入ガイドと、該用
紙突入ガイドを回動制御信号に基づいて作動させる駆動
手段とを備え、演算制御手段は紙剛性検知信号から用紙
突入ガイドの用紙突入角度を決定し、この値に応じた前
記用紙突入ガイドの回動指令を出して用紙突入角度を調
節するものである。
【0010】
【作用】転写紙の剛性と電気抵抗により適正な転写電流
を制御するものにおいて、演算制御手段は紙剛性検知手
段で検出された紙剛性検知信号から紙剛性による適正な
な転写電流値を選択し、また電気抵抗検知手段で検出さ
れた電気抵抗検知信号から電気抵抗による適正な転写電
流値を選択する。そして、電気抵抗で選択された転写電
流値が紙剛性で選択された転写電流値より大きくかつ予
め定めた基準値より小さい条件を満足しているとき、電
気抵抗で選択された転写電流値を決定し、また前記条件
を満足していないとき、紙剛性で選択された転写電流値
を決定する。この決定された転写電流値に基づいて転写
チャージャーに印加する転写電流を制御することによ
り、水分の吸湿状態で転写紙の電気抵抗が変化してしま
ったものでも、正常な転写画像が得られる。また上記転
写電流の制御に加えて紙剛性により用紙突入角度を調節
するものにおいて、演算制御手段は紙剛性検知信号から
用紙突入ガイドの角度を選択し、この値に応じた回動制
御信号により用紙突入ガイドを所定角度回動して紙剛性
に応じた用紙突入角度に調節することにより、転写紙の
剛性が変わっても感光ドラムへの圧接力を一定にするこ
とができ、さらに良好な転写画像が得られる。
を制御するものにおいて、演算制御手段は紙剛性検知手
段で検出された紙剛性検知信号から紙剛性による適正な
な転写電流値を選択し、また電気抵抗検知手段で検出さ
れた電気抵抗検知信号から電気抵抗による適正な転写電
流値を選択する。そして、電気抵抗で選択された転写電
流値が紙剛性で選択された転写電流値より大きくかつ予
め定めた基準値より小さい条件を満足しているとき、電
気抵抗で選択された転写電流値を決定し、また前記条件
を満足していないとき、紙剛性で選択された転写電流値
を決定する。この決定された転写電流値に基づいて転写
チャージャーに印加する転写電流を制御することによ
り、水分の吸湿状態で転写紙の電気抵抗が変化してしま
ったものでも、正常な転写画像が得られる。また上記転
写電流の制御に加えて紙剛性により用紙突入角度を調節
するものにおいて、演算制御手段は紙剛性検知信号から
用紙突入ガイドの角度を選択し、この値に応じた回動制
御信号により用紙突入ガイドを所定角度回動して紙剛性
に応じた用紙突入角度に調節することにより、転写紙の
剛性が変わっても感光ドラムへの圧接力を一定にするこ
とができ、さらに良好な転写画像が得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、像担持体として感光ドラムを備えた画像
形成装置の装置本体の概略構成を示し、また図2はフィ
ードローラ部の構成を示している。本実施例では、図1
6に示す構成要素と同一機能をもつ構成要素に同一符号
を付け、その説明を省略する。転写部より上流側の転写
紙搬送部11は、転写用紙カセット10から供給される
転写紙を用紙搬送ローラ24,25により用紙搬送経路
19を通して、転写部への用紙搬送タイミングを取るた
めのフィードローラ部に搬送する。フィードローラ部を
構成するレジストローラ対26(以下「フィードローラ
26」と記す)の端部には、フィードローラ26とは別
の構造部材として、103〜105Ω・cmの体積固有抵
抗を有する導電性ゴムにより形成された電気抵抗検知ロ
ーラ対(以下「検知ローラ」と称す)13がフィードロ
ーラ軸上に配備されている。転写紙がフィードローラ部
に搬送されてレジストローラ対26に挟まれた際、検知
ローラ13にも挟まれるように構成されている。
する。図1は、像担持体として感光ドラムを備えた画像
形成装置の装置本体の概略構成を示し、また図2はフィ
ードローラ部の構成を示している。本実施例では、図1
6に示す構成要素と同一機能をもつ構成要素に同一符号
を付け、その説明を省略する。転写部より上流側の転写
紙搬送部11は、転写用紙カセット10から供給される
転写紙を用紙搬送ローラ24,25により用紙搬送経路
19を通して、転写部への用紙搬送タイミングを取るた
めのフィードローラ部に搬送する。フィードローラ部を
構成するレジストローラ対26(以下「フィードローラ
26」と記す)の端部には、フィードローラ26とは別
の構造部材として、103〜105Ω・cmの体積固有抵
抗を有する導電性ゴムにより形成された電気抵抗検知ロ
ーラ対(以下「検知ローラ」と称す)13がフィードロ
ーラ軸上に配備されている。転写紙がフィードローラ部
に搬送されてレジストローラ対26に挟まれた際、検知
ローラ13にも挟まれるように構成されている。
【0012】転写紙の電気抵抗検知手段は、導電性ゴム
ローラから成る検知ローラ13、一方の検知ローラ13
aに接触させて配置された摺動電極ローラ16、前記検
知ローラ13aに電極ローラ16を介して電源を供給す
る電源部17および検出ローラに挟まれた転写紙に流れ
る電流を検出する電流検出回路18から構成されてい
る。電流検出回路18は、もう一方の検知ローラ13b
と接地間に挿入され、転写紙の電気抵抗に応じた電流を
検出する構成になっている。転写紙の電気抵抗は、転写
紙が検出ローラ13に挟まれる前の電流値と挟まれた時
の電流値を検出し、これらの差から求めることができ
る。
ローラから成る検知ローラ13、一方の検知ローラ13
aに接触させて配置された摺動電極ローラ16、前記検
知ローラ13aに電極ローラ16を介して電源を供給す
る電源部17および検出ローラに挟まれた転写紙に流れ
る電流を検出する電流検出回路18から構成されてい
る。電流検出回路18は、もう一方の検知ローラ13b
と接地間に挿入され、転写紙の電気抵抗に応じた電流を
検出する構成になっている。転写紙の電気抵抗は、転写
紙が検出ローラ13に挟まれる前の電流値と挟まれた時
の電流値を検出し、これらの差から求めることができ
る。
【0013】上記電気抵抗検知手段の実施例では、検知
ローラ13がフィードローラ対26の端部に同軸上に配
置されているが、フィードローラ対とは別の位置に独立
して設けても良い。また電流検出回路18に制限抵抗を
直列接続して接地することにより、過電流の防止が図ら
れる。転写紙の剛性検知手段は、転写紙搬送経路19上
に配備された2組の転写紙搬送用のローラ対の間に、搬
送面に対してほぼ垂直方向に可動自在な感知板21を設
け、前記ローラ対の間に持たせた周速差によって転写紙
のループを形成させ、該ループによって押し上げられる
感知板21の変位を測定する光学的検出手段としての紙
剛性検知センサ15により構成されている。なお、20
は紙剛性検知センサ15の駆動用電源である。本例で
は、2組のローラ対は検知ローラ13を同軸上に配備し
たフィードローラ対26およびこのフィードローラの下
流側に配備された一対のローラ24,25により構成さ
れている。
ローラ13がフィードローラ対26の端部に同軸上に配
置されているが、フィードローラ対とは別の位置に独立
して設けても良い。また電流検出回路18に制限抵抗を
直列接続して接地することにより、過電流の防止が図ら
れる。転写紙の剛性検知手段は、転写紙搬送経路19上
に配備された2組の転写紙搬送用のローラ対の間に、搬
送面に対してほぼ垂直方向に可動自在な感知板21を設
け、前記ローラ対の間に持たせた周速差によって転写紙
のループを形成させ、該ループによって押し上げられる
感知板21の変位を測定する光学的検出手段としての紙
剛性検知センサ15により構成されている。なお、20
は紙剛性検知センサ15の駆動用電源である。本例で
は、2組のローラ対は検知ローラ13を同軸上に配備し
たフィードローラ対26およびこのフィードローラの下
流側に配備された一対のローラ24,25により構成さ
れている。
【0014】紙剛性検知センサ15は、図3に示すよう
に、ループの圧力によって押し上げられた感知板21の
変位量をレーザ発光素子とフォトダイオードが一体的に
組み込まれたレーザ変位計で検出する。すなわち、腰の
強い(高い剛性)転写紙の場合、図中実線で示すように
形成されるループ10a-1も大きくなるので、ループに
よる感知板21の押上げ力も大きくなって、感知板21
の変位量も大きくなる。一方腰の弱い(低い剛性)転写
紙の場合、図中破線で示すように形成されるループ10
a-2も小さくなるので、ループによる感知板21の押上
げ力も小さくなって、感知板21の変位量も小さくな
る。上記転写紙の剛性検知手段では、一方のローラ対と
して、検知ローラ13が配備されたフィードローラ26
で構成しているが、検知ローラ13が配備されていない
フィードローラであっても良い。また感知板21は用紙
を搬送するガイド板を兼用しても構わない。
に、ループの圧力によって押し上げられた感知板21の
変位量をレーザ発光素子とフォトダイオードが一体的に
組み込まれたレーザ変位計で検出する。すなわち、腰の
強い(高い剛性)転写紙の場合、図中実線で示すように
形成されるループ10a-1も大きくなるので、ループに
よる感知板21の押上げ力も大きくなって、感知板21
の変位量も大きくなる。一方腰の弱い(低い剛性)転写
紙の場合、図中破線で示すように形成されるループ10
a-2も小さくなるので、ループによる感知板21の押上
げ力も小さくなって、感知板21の変位量も小さくな
る。上記転写紙の剛性検知手段では、一方のローラ対と
して、検知ローラ13が配備されたフィードローラ26
で構成しているが、検知ローラ13が配備されていない
フィードローラであっても良い。また感知板21は用紙
を搬送するガイド板を兼用しても構わない。
【0015】図4は、紙剛性と転写紙の電気抵抗により
最適な転写電流を制御するための基本的なブロック図を
示している。本実施例に使用されている転写紙の電気抵
抗検知手段は、フィードローラ26端に配置された検知
ローラ13を備え、当該ローラの物理的変化量から転写
紙の電気抵抗変化をそれぞれ検出するものである。演算
制御回路22は、例えばCPUシステムにより構成され
ており、剛性検知センサ15から出力される剛性検出信
号および電気抵抗検出回路18から出力される転写紙の
電気抵抗検出信号を処理して転写紙の剛性および電気抵
抗を求め、この結果から適切な転写電流値を決定し、こ
の転写電流値に応じた制御信号にて転写器用高圧電源2
3に指令する。転写器用高圧電源23は、制御信号に基
づいて転写チャージャー6への転写電流を供給する。
最適な転写電流を制御するための基本的なブロック図を
示している。本実施例に使用されている転写紙の電気抵
抗検知手段は、フィードローラ26端に配置された検知
ローラ13を備え、当該ローラの物理的変化量から転写
紙の電気抵抗変化をそれぞれ検出するものである。演算
制御回路22は、例えばCPUシステムにより構成され
ており、剛性検知センサ15から出力される剛性検出信
号および電気抵抗検出回路18から出力される転写紙の
電気抵抗検出信号を処理して転写紙の剛性および電気抵
抗を求め、この結果から適切な転写電流値を決定し、こ
の転写電流値に応じた制御信号にて転写器用高圧電源2
3に指令する。転写器用高圧電源23は、制御信号に基
づいて転写チャージャー6への転写電流を供給する。
【0016】次に、紙剛性および転写紙の電気抵抗と転
写電流の関係を概念的に説明する。図5は、フォトダイ
ードの検知出力と紙剛性との関係を定性的に示すグラフ
である。図5において、標準紙の代表値としてフォトダ
イオードの検知出力がY(mW)の時の紙剛性をXとす
ると、この代表値より小さいときは剛性が弱い(≒薄
紙)、また大きいときは剛性が強い(≒厚紙)というこ
とになる。したがって、フォトダイオードの検知出力Y
(mW)を基準値と比較することにより、転写チャージ
ャー6の転写電流を増減させ、適切な値になるように制
御される。ここで、基準値とは一般的な上質紙、いわゆ
る標準紙での最適転写電流値である。
写電流の関係を概念的に説明する。図5は、フォトダイ
ードの検知出力と紙剛性との関係を定性的に示すグラフ
である。図5において、標準紙の代表値としてフォトダ
イオードの検知出力がY(mW)の時の紙剛性をXとす
ると、この代表値より小さいときは剛性が弱い(≒薄
紙)、また大きいときは剛性が強い(≒厚紙)というこ
とになる。したがって、フォトダイオードの検知出力Y
(mW)を基準値と比較することにより、転写チャージ
ャー6の転写電流を増減させ、適切な値になるように制
御される。ここで、基準値とは一般的な上質紙、いわゆ
る標準紙での最適転写電流値である。
【0017】実際には、図6に示すように、フォトダイ
オードの検知出力のレベル、すなわち紙剛性Xに応じた
転写電流値Zを標準紙の代表値として決める。そして紙
剛性に対する転写電流値を多段階にグループ分けし、一
つのグループは同一の転写電流となるように制御され
る。従って、フォトダイオードの検知出力Y(mW)に
よる紙剛性Xから、あるグループの転写電流値Z(μ
A)が決定され、この転写電流値Zとなるように転写器
用高圧電源23が制御される。
オードの検知出力のレベル、すなわち紙剛性Xに応じた
転写電流値Zを標準紙の代表値として決める。そして紙
剛性に対する転写電流値を多段階にグループ分けし、一
つのグループは同一の転写電流となるように制御され
る。従って、フォトダイオードの検知出力Y(mW)に
よる紙剛性Xから、あるグループの転写電流値Z(μ
A)が決定され、この転写電流値Zとなるように転写器
用高圧電源23が制御される。
【0018】図7は、転写紙の電気抵抗だけの観点から
捕えた時の電気抵抗値と最適な転写電流値との関係を定
性的に示すグラフである。図7において、電流検出回路
18での検出値がA×10-8(A)の時、最適な転写電
流値はB×10-6(A)であることが分かる。ところ
で、電気抵抗値に対する転写電流値は必ずしも直線関係
でコントロールしなければないない程の精度を要求され
ないため、前述の紙剛性によるコントロールと同様に多
段階にグループ分けして多段階コントロールで十分であ
る。実際には、例えば図8に示すような関係の転写電流
値Cで実用上は問題ない。
捕えた時の電気抵抗値と最適な転写電流値との関係を定
性的に示すグラフである。図7において、電流検出回路
18での検出値がA×10-8(A)の時、最適な転写電
流値はB×10-6(A)であることが分かる。ところ
で、電気抵抗値に対する転写電流値は必ずしも直線関係
でコントロールしなければないない程の精度を要求され
ないため、前述の紙剛性によるコントロールと同様に多
段階にグループ分けして多段階コントロールで十分であ
る。実際には、例えば図8に示すような関係の転写電流
値Cで実用上は問題ない。
【0019】次に、紙剛性と転写紙の電気抵抗の2つの
物理的変化量を基に行われる最適な転写電流の制御につ
いて説明する。図9は、紙剛性と転写紙の電気抵抗によ
る転写電流制御のフローチャートを示している。まずプ
リントボタンを押すと、転写紙が用紙カセットより供給
され、搬送系を通ってロール対24,25にニップされ
た状態でフィードローラ26に到達し挟み込まれる。同
時に、検知ローラ13aにも転写紙が挟み込まれる。こ
のとき転写紙により形成されたループの圧力で押し上げ
られた感知板21の変位量を紙剛性検知センサ15によ
って検出し、フォトダイオード出力として紙剛性検知デ
ータを出力すると共に(S1)、検出ローラに摺動電極
ローラ16を通じて直流電源17から直流電圧が印加さ
れ、転写紙に流れる電流を電流検出回路18にて検出
し、転写紙の電気抵抗に応じた電気抵抗検知データを出
力する(S3)。
物理的変化量を基に行われる最適な転写電流の制御につ
いて説明する。図9は、紙剛性と転写紙の電気抵抗によ
る転写電流制御のフローチャートを示している。まずプ
リントボタンを押すと、転写紙が用紙カセットより供給
され、搬送系を通ってロール対24,25にニップされ
た状態でフィードローラ26に到達し挟み込まれる。同
時に、検知ローラ13aにも転写紙が挟み込まれる。こ
のとき転写紙により形成されたループの圧力で押し上げ
られた感知板21の変位量を紙剛性検知センサ15によ
って検出し、フォトダイオード出力として紙剛性検知デ
ータを出力すると共に(S1)、検出ローラに摺動電極
ローラ16を通じて直流電源17から直流電圧が印加さ
れ、転写紙に流れる電流を電流検出回路18にて検出
し、転写紙の電気抵抗に応じた電気抵抗検知データを出
力する(S3)。
【0020】演算制御回路22は上記データを取り込
み、最適な転写電流値を決定する。始めに、図5に示す
フォトダイオード出力対紙剛性に関するデータテーブル
を使って紙剛性検知データから紙剛性を求める。そして
図6に示す出力する転写電流対紙剛性に関するデータテ
ーブルを使って紙剛性による転写電流値Zを選択する
(S2)。一方、図8に示す出力する転写電流対用紙の
電気抵抗に相当する検出電流に関するデータテーブルを
使って電気抵抗による転写電流値Cを選択する(S
4)。ここまでのステップでは、各々の検出データに応
じて転写電流値がそれぞれに対して適正な値で仮に選択
される。紙剛性で選択された転写電流値Zと電気抵抗で
選択された転写電流値Cとの比較演算(R=Z−C)を
行う(S5)。この演算結果Rと転写電流Cの基準値に
対する大きさの判断結果から転写電流値ZまたはCのい
ずれかを選択するかの判断を行う(S6)。C≦基準値
かつC<Zが満足されないときは転写電流値Zが決定さ
れる(S7)。上記条件が満足されているときは転写電
流値Cが決定される(S8)。
み、最適な転写電流値を決定する。始めに、図5に示す
フォトダイオード出力対紙剛性に関するデータテーブル
を使って紙剛性検知データから紙剛性を求める。そして
図6に示す出力する転写電流対紙剛性に関するデータテ
ーブルを使って紙剛性による転写電流値Zを選択する
(S2)。一方、図8に示す出力する転写電流対用紙の
電気抵抗に相当する検出電流に関するデータテーブルを
使って電気抵抗による転写電流値Cを選択する(S
4)。ここまでのステップでは、各々の検出データに応
じて転写電流値がそれぞれに対して適正な値で仮に選択
される。紙剛性で選択された転写電流値Zと電気抵抗で
選択された転写電流値Cとの比較演算(R=Z−C)を
行う(S5)。この演算結果Rと転写電流Cの基準値に
対する大きさの判断結果から転写電流値ZまたはCのい
ずれかを選択するかの判断を行う(S6)。C≦基準値
かつC<Zが満足されないときは転写電流値Zが決定さ
れる(S7)。上記条件が満足されているときは転写電
流値Cが決定される(S8)。
【0021】例えば、夏季の湿度の多い時、転写紙がカ
セット内にセットされている状態を想定すると、普通紙
の場合、転写電流Zはドラム側に向かう電流を約25μ
Aとして、この時、紙がフレッシュ紙(4〜5重量%)
であると転写電流Zの方が大きいので、転写電流Zが決
定される。また紙がカセット内に放置され、水分を吸湿
して8重量%にあると転写電流Cの結果が約20%アッ
プの30μAとなる。したがって、この場合は、転写電
流Cが決定される。本実施例によれば、例えば転写紙の
腰が強くて吸湿が多い転写紙では電気抵抗が相当下がっ
てしまい、紙剛性で求められる転写電流よりも更に多く
しないと適切な転写が行えない場合であっても、適正な
転写電流が印加される。
セット内にセットされている状態を想定すると、普通紙
の場合、転写電流Zはドラム側に向かう電流を約25μ
Aとして、この時、紙がフレッシュ紙(4〜5重量%)
であると転写電流Zの方が大きいので、転写電流Zが決
定される。また紙がカセット内に放置され、水分を吸湿
して8重量%にあると転写電流Cの結果が約20%アッ
プの30μAとなる。したがって、この場合は、転写電
流Cが決定される。本実施例によれば、例えば転写紙の
腰が強くて吸湿が多い転写紙では電気抵抗が相当下がっ
てしまい、紙剛性で求められる転写電流よりも更に多く
しないと適切な転写が行えない場合であっても、適正な
転写電流が印加される。
【0022】次に、転写紙の電気抵抗検知手段の他の実
施例を説明する。本実施例は、ダミー帯電させた転写紙
の表面電位を測定し、検出結果からその電気抵抗を予測
することを特徴とするものもである。図10は、転写紙
の表面電位から測定される電気抵抗および転写紙のルー
プの高さから測定される紙剛性による転写電流の制御ブ
ロックを示している。なお、本実施例の構成要素で、図
4に示した制御ブロックの構成要素と同一機能を有する
ものには同一符号を付して、その説明を省略する。
施例を説明する。本実施例は、ダミー帯電させた転写紙
の表面電位を測定し、検出結果からその電気抵抗を予測
することを特徴とするものもである。図10は、転写紙
の表面電位から測定される電気抵抗および転写紙のルー
プの高さから測定される紙剛性による転写電流の制御ブ
ロックを示している。なお、本実施例の構成要素で、図
4に示した制御ブロックの構成要素と同一機能を有する
ものには同一符号を付して、その説明を省略する。
【0023】転写紙の電気抵抗検知手段は、転写部より
上流側の転写紙搬送路に配備され、転写紙にダミー帯電
させる導電性ゴムローラから成るダミー帯電用ローラ対
13を備え、一方のダミー帯電用ローラ13aには摺動
電極ローラ16を介して電源部17から電源を供給し、
他方のダミー帯電用ローラ13bは制限抵抗29を介し
て接地されており、ダミー帯電用ローラ13に挟まれた
転写紙に電圧を印加して帯電させ、これをダミー帯電用
ローラ13の側面に近接して設置された表面電位検出用
プローブ31によって検出する。帯電位検出回路30
は、表面電位検出用プローブ31からの帯電位に応じた
検出電圧を検出し、その結果より電気抵抗変換データを
演算制御回路22に出力する。
上流側の転写紙搬送路に配備され、転写紙にダミー帯電
させる導電性ゴムローラから成るダミー帯電用ローラ対
13を備え、一方のダミー帯電用ローラ13aには摺動
電極ローラ16を介して電源部17から電源を供給し、
他方のダミー帯電用ローラ13bは制限抵抗29を介し
て接地されており、ダミー帯電用ローラ13に挟まれた
転写紙に電圧を印加して帯電させ、これをダミー帯電用
ローラ13の側面に近接して設置された表面電位検出用
プローブ31によって検出する。帯電位検出回路30
は、表面電位検出用プローブ31からの帯電位に応じた
検出電圧を検出し、その結果より電気抵抗変換データを
演算制御回路22に出力する。
【0024】演算制御回路22では、図9に示すS3の
処理において、帯電位検出回路30から送られてくる転
写紙がなかったときの電圧値とダミー帯電された転写紙
が来たときの電圧値との差から、転写紙の電気抵抗を求
める。それ以外の処理については、図9に示された処理
が実行される。表面電位検出後、帯電された転写紙の静
電電荷は除電ブラシ32で除去される。本例では、紙剛
性検知手段がダミー帯電用ローラ対と転写紙搬送用のロ
ーラ対24,25との間に配置されている。
処理において、帯電位検出回路30から送られてくる転
写紙がなかったときの電圧値とダミー帯電された転写紙
が来たときの電圧値との差から、転写紙の電気抵抗を求
める。それ以外の処理については、図9に示された処理
が実行される。表面電位検出後、帯電された転写紙の静
電電荷は除電ブラシ32で除去される。本例では、紙剛
性検知手段がダミー帯電用ローラ対と転写紙搬送用のロ
ーラ対24,25との間に配置されている。
【0025】ここで、転写紙の表面電位の測定により検
出される電気抵抗と転写電流の関係を概念的に説明す
る。図11は、検出電圧と転写電流との関係を定性的に
示すグラフである。図において、用紙の電気抵抗に相当
する検出電圧がA(V)の時、転写電流がB(μA)で
あることが分かる。この検出電圧による転写電流値Bを
基準値と比較することにより、転写チャージャー6の転
写電流を増減させ、適切な値になるように制御される。
出される電気抵抗と転写電流の関係を概念的に説明す
る。図11は、検出電圧と転写電流との関係を定性的に
示すグラフである。図において、用紙の電気抵抗に相当
する検出電圧がA(V)の時、転写電流がB(μA)で
あることが分かる。この検出電圧による転写電流値Bを
基準値と比較することにより、転写チャージャー6の転
写電流を増減させ、適切な値になるように制御される。
【0026】実際には、図12に示すように、検出電圧
のレベル、すなわち転写紙の電気抵抗に応じて転写電流
値を多段階にグループ分けし、一つのグループは同一の
転写電流となるように制御される。従って、検出電圧A
(V)から、あるグループの転写電流値C(μA)が決
定され、この転写電流値Cとなるように転写器用高圧電
源23が制御される。次に、紙剛性による用紙突入ガイ
ドの角度調整について説明する。図13は、紙剛性に対
する用紙突入ガイドの突入角度の関係を示す模式図であ
る。図14は、紙剛性と転写紙の電気抵抗により最適な
転写電流を制御すると共に、同時に用紙突入ガイドの角
度調節を行うための基本的なブロック図を示している。
なお、転写紙の紙剛性と電気抵抗による最適な転写電流
の制御系は、図4と同じ構成を採用しているため、これ
らの構成要素には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
のレベル、すなわち転写紙の電気抵抗に応じて転写電流
値を多段階にグループ分けし、一つのグループは同一の
転写電流となるように制御される。従って、検出電圧A
(V)から、あるグループの転写電流値C(μA)が決
定され、この転写電流値Cとなるように転写器用高圧電
源23が制御される。次に、紙剛性による用紙突入ガイ
ドの角度調整について説明する。図13は、紙剛性に対
する用紙突入ガイドの突入角度の関係を示す模式図であ
る。図14は、紙剛性と転写紙の電気抵抗により最適な
転写電流を制御すると共に、同時に用紙突入ガイドの角
度調節を行うための基本的なブロック図を示している。
なお、転写紙の紙剛性と電気抵抗による最適な転写電流
の制御系は、図4と同じ構成を採用しているため、これ
らの構成要素には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0027】転写紙搬送経路19上には、感光ドラム2
に最も近接する位置にステッピングモータ(図示せず)
で回動される用紙突入ガイド27が設けられている。用
紙突入ガイド27は、転写用紙の紙剛性によって生ずる
感光ドラム2への圧接力の違いを一定とするように用紙
突入角を調節する。図13に示すように、紙の腰が強い
(紙剛性が高い)場合は、感光ドラムへの圧接力も大き
くなるので、転写紙の先端が感光ドラム2に当接するコ
ンタクト点pを転写チャージャー6に近付けて用紙突入
角度θを小さくする。すなわち、用紙突入ガイド27を
図示のa方向に所定角度回動させる。また紙の腰が弱い
(紙剛性が低い)場合は、感光ドラムへのコンタクト点
pを転写チャージャー6から遠くして用紙突入角θを大
きくする。すなわち、用紙突入ガイド27を図示のb方
向に所定角度回動させる。
に最も近接する位置にステッピングモータ(図示せず)
で回動される用紙突入ガイド27が設けられている。用
紙突入ガイド27は、転写用紙の紙剛性によって生ずる
感光ドラム2への圧接力の違いを一定とするように用紙
突入角を調節する。図13に示すように、紙の腰が強い
(紙剛性が高い)場合は、感光ドラムへの圧接力も大き
くなるので、転写紙の先端が感光ドラム2に当接するコ
ンタクト点pを転写チャージャー6に近付けて用紙突入
角度θを小さくする。すなわち、用紙突入ガイド27を
図示のa方向に所定角度回動させる。また紙の腰が弱い
(紙剛性が低い)場合は、感光ドラムへのコンタクト点
pを転写チャージャー6から遠くして用紙突入角θを大
きくする。すなわち、用紙突入ガイド27を図示のb方
向に所定角度回動させる。
【0028】演算制御回路22は、図15に示すよう
に、ステップS1で検出された紙剛性検知データから用
紙突入ガイド27の角度を選択し(S10)、この値に
応じた回動制御信号を出力する(S11)。駆動回路2
8は、回動制御信号に基づいてステッピングモータを駆
動し、用紙突入ガイド27を所定角度回動して紙剛性に
応じた用紙突入角度に調節する(S12)。本実施例に
よれば、転写紙の種類、転写紙の状態変化に応じて最適
な転写電流値に補正され、かつ転写用紙の紙剛性による
最適な転写突入角度が自動的に設定されるので、転写電
流のコントロールだけでは対応できなかった紙剛性の異
なる紙でも用紙突入ガイドの角度を調節することによ
り、感光ドラムに対する適切な圧接力となり、更に良好
な転写画像が得られる。
に、ステップS1で検出された紙剛性検知データから用
紙突入ガイド27の角度を選択し(S10)、この値に
応じた回動制御信号を出力する(S11)。駆動回路2
8は、回動制御信号に基づいてステッピングモータを駆
動し、用紙突入ガイド27を所定角度回動して紙剛性に
応じた用紙突入角度に調節する(S12)。本実施例に
よれば、転写紙の種類、転写紙の状態変化に応じて最適
な転写電流値に補正され、かつ転写用紙の紙剛性による
最適な転写突入角度が自動的に設定されるので、転写電
流のコントロールだけでは対応できなかった紙剛性の異
なる紙でも用紙突入ガイドの角度を調節することによ
り、感光ドラムに対する適切な圧接力となり、更に良好
な転写画像が得られる。
【0029】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、2組の
ローラ対間の周速差により形成される転写紙のループに
て検出される紙剛性と、検知ローラへの通電により検出
される転写紙の電気抵抗に基づいて転写電流をコントロ
ールするようにしたので、水分吸湿のレベルが様々に変
化する転写紙の性質変化に対して最適な転写電流のシフ
トなどに的確に対応することができ、良好な転写画像が
得られる。また紙剛性と電気抵抗に基づく最適転写電流
値の制御に併せて、紙剛性による用紙突入ガイドの角度
を自動的にコントロールすることにより、転写電流のコ
ントロールだけではうまく対応できなかった、特に腰の
強い紙でも常に良好な転写画像が得られる。
ローラ対間の周速差により形成される転写紙のループに
て検出される紙剛性と、検知ローラへの通電により検出
される転写紙の電気抵抗に基づいて転写電流をコントロ
ールするようにしたので、水分吸湿のレベルが様々に変
化する転写紙の性質変化に対して最適な転写電流のシフ
トなどに的確に対応することができ、良好な転写画像が
得られる。また紙剛性と電気抵抗に基づく最適転写電流
値の制御に併せて、紙剛性による用紙突入ガイドの角度
を自動的にコントロールすることにより、転写電流のコ
ントロールだけではうまく対応できなかった、特に腰の
強い紙でも常に良好な転写画像が得られる。
【図1】 本発明の画像形成装置の装置本体の概略構成
図である。
図である。
【図2】 フィードローラ部の構成を示す平面図であ
る。
る。
【図3】 紙剛性検知を説明するための模式図である。
【図4】 紙剛性と転写紙の電気抵抗による転写電流の
制御ブロック図である。
制御ブロック図である。
【図5】 フォトダイードの検知出力と転写紙の紙剛性
との関係を定性的に示すグラフ図である。
との関係を定性的に示すグラフ図である。
【図6】 制御する転写電流と転写紙の紙剛性の関係を
示すグラフ図である。
示すグラフ図である。
【図7】 転写紙の電気抵抗だけの観点から捕えた時の
転写電流値と検出電流との関係を定性的に示すグラフ図
である。
転写電流値と検出電流との関係を定性的に示すグラフ図
である。
【図8】 制御する転写電流と転写紙の電気抵抗の関係
を示すグラフ図である。
を示すグラフ図である。
【図9】 転写紙の紙剛性と電気抵抗による転写電流制
御のフローチャートである。
御のフローチャートである。
【図10】 転写紙の表面電位から測定される電気抵抗
と紙剛性による転写電流の制御ブロック図である。
と紙剛性による転写電流の制御ブロック図である。
【図11】 転写電流と検出電圧の関係を定性的に示す
グラフ図である。
グラフ図である。
【図12】 制御する転写電流と検出電圧の関係を示す
グラフ図である。
グラフ図である。
【図13】 紙剛性に対する用紙突入ガイドの突入角度
の調節を説明するための図である。
の調節を説明するための図である。
【図14】 紙剛性と転写紙の電気抵抗により最適な転
写電流を制御および用紙突入ガイドの角度調節を行うた
めのブロック図である。
写電流を制御および用紙突入ガイドの角度調節を行うた
めのブロック図である。
【図15】 転写紙の紙剛性と電気抵抗による転写電流
制御および用紙突入ガイドの角度調節制御のフローチャ
ートである。
制御および用紙突入ガイドの角度調節制御のフローチャ
ートである。
【図16】 従来の画像形成装置の装置本体の概略構成
図である。
図である。
1 装置本体、2 感光体(像担持体)、3 帯電器、
4 現像器、6 転写チャージャー、7 分離チャージ
ャー、8 クリーナ、9 書込みビーム、10転写用紙
カセット、11 給紙部、12 定着装置、13 検知
ローラ対、15 紙剛性検知センサ、17 直流電源、
18 電流検出回路、21 感知板、22 演算制御回
路、23 転写器用高圧電源、26 レジストローラ
対、27用紙突入ガイド、28 用紙突入ガイドの駆動
回路、30 帯電位検出回路、31 プローブ、32
除電ブラシ
4 現像器、6 転写チャージャー、7 分離チャージ
ャー、8 クリーナ、9 書込みビーム、10転写用紙
カセット、11 給紙部、12 定着装置、13 検知
ローラ対、15 紙剛性検知センサ、17 直流電源、
18 電流検出回路、21 感知板、22 演算制御回
路、23 転写器用高圧電源、26 レジストローラ
対、27用紙突入ガイド、28 用紙突入ガイドの駆動
回路、30 帯電位検出回路、31 プローブ、32
除電ブラシ
Claims (6)
- 【請求項1】 像担持体と、該像担持体に転写紙を搬送
する用紙搬送経路上に配備された、転写紙の剛性を検出
する転写紙剛性検知手段および転写紙の電気抵抗を検出
する転写紙電気抵抗検知手段と、該各検知手段から出さ
れる紙剛性検知信号と電気抵抗検知信号により選択され
た転写電流値を比較し、該電気抵抗で選択された転写電
流値が紙剛性で選択された転写電流値より大きくかつ予
め定めた基準値より小さい条件を満足しているとき、前
記電気抵抗で選択された転写電流値を決定し、前記条件
が満足されないとき、紙剛性で選択された転写電流値を
決定する演算制御手段とを備え、前記演算制御手段は決
定した転写電流値の制御信号を出力し、前記転写チャー
ジャーの転写電流を制御することを特徴する画像形成装
置。 - 【請求項2】 転写紙電気抵抗検知手段は搬送中の転写
紙を挟む一対の導電性ゴムローラと、該一方のローラに
電圧を印加する摺動電極を含む電源と、前記他方のロー
ラに接続された電流検出回路とを備え、前記一対の導電
性ゴムローラ間に微小電流を流して転写紙通過時の電流
を検出するように構成されている請求項1記載の画像形
成装置。 - 【請求項3】 転写紙剛性検知手段は転写紙搬送経路上
に配備された2組の転写紙搬送用のローラ対の間に配置
され、搬送面に対してほぼ垂直方向に可動自在な感知板
と、前記ローラ対の間に周速差を持たせ、該周速差によ
って転写紙のループを形成させるループ形成手段と、該
ループによって押し上げられる前記感知板の変位を測定
する光学的検出手段とから構成されている請求項1記載
の画像形成装置。 - 【請求項4】 転写紙剛性検知手段を構成するローラ対
のうちの1組が転写紙電気抵抗検知手段を構成する導電
性ローラ対を同軸上に配備していることを特徴とする請
求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 転写紙電気抵抗検知手段は転写紙に対す
るダミー帯電手段と、該ダミー帯電手段により帯電され
た前記転写紙の帯電位を検出する帯電位検出手段と、前
記ダミー帯電手段で帯電された転写紙の静電電荷を消去
する帯電除去手段とを備え、前記ダミー帯電手段は搬送
中の転写紙を挟む一対の導電性ゴムローラを設け、該一
方のローラに電圧印加の摺動電極と電源を接続し、他方
のローラが過電流防止のための制限抵抗を介して接地さ
れていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
置。 - 【請求項6】 像担持体としての感光ドラムと、該感光
ドラムに至る転写紙搬送経路上で前記感光ドラムに最も
近接する位置に設けられた回動自在な用紙突入ガイド
と、該用紙突入ガイドを回動制御信号に基づいて作動さ
せる駆動手段とを備え、演算制御手段は紙剛性検知信号
から用紙突入ガイドの用紙突入角度を決定し、この値に
応じた前記用紙突入ガイドの回動指令を出して用紙突入
角度を調節することを特徴する請求項1記載の画像形成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4114489A JPH05313517A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4114489A JPH05313517A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05313517A true JPH05313517A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14639039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4114489A Pending JPH05313517A (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05313517A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0851312A2 (en) * | 1996-12-24 | 1998-07-01 | Nec Corporation | Color-image forming apparatus for printing a color image |
WO2001053177A1 (fr) * | 2000-01-20 | 2001-07-26 | Fujitsu Limited | Procede et dispositif d'acheminement de papier et dispositif d'enregistrement |
KR100476971B1 (ko) * | 2002-09-12 | 2005-03-16 | 삼성전자주식회사 | 복식 전자사진 현상기기 및 그 토너이미지 농도제어방법 |
JP2005338562A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Canon Inc | 画像形成装置、制御方法およびプログラム |
JP2008150123A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Canon Inc | シート搬送装置とこれを備えた画像形成装置 |
JP2009139912A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、及びそれを用いた画像形成方法 |
JP2009255386A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
US7817930B2 (en) | 2006-09-08 | 2010-10-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, control method therefor, and program |
US8180239B2 (en) | 2008-11-26 | 2012-05-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US8843004B2 (en) | 2008-02-05 | 2014-09-23 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
JP2021135345A (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-13 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP4114489A patent/JPH05313517A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0851312A2 (en) * | 1996-12-24 | 1998-07-01 | Nec Corporation | Color-image forming apparatus for printing a color image |
EP0851312A3 (en) * | 1996-12-24 | 2001-11-21 | Nec Corporation | Color-image forming apparatus for printing a color image |
WO2001053177A1 (fr) * | 2000-01-20 | 2001-07-26 | Fujitsu Limited | Procede et dispositif d'acheminement de papier et dispositif d'enregistrement |
KR100476971B1 (ko) * | 2002-09-12 | 2005-03-16 | 삼성전자주식회사 | 복식 전자사진 현상기기 및 그 토너이미지 농도제어방법 |
JP4590210B2 (ja) * | 2004-05-28 | 2010-12-01 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2005338562A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Canon Inc | 画像形成装置、制御方法およびプログラム |
US7817930B2 (en) | 2006-09-08 | 2010-10-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus, control method therefor, and program |
JP2008150123A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Canon Inc | シート搬送装置とこれを備えた画像形成装置 |
JP2009139912A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、及びそれを用いた画像形成方法 |
US8843004B2 (en) | 2008-02-05 | 2014-09-23 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
JP2009255386A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
US8180239B2 (en) | 2008-11-26 | 2012-05-15 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2021135345A (ja) * | 2020-02-26 | 2021-09-13 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1102129B1 (en) | Control of the transfer voltage in a colour image forming apparatus | |
US20110318033A1 (en) | Image forming apparatus | |
JPH05313517A (ja) | 画像形成装置 | |
US5455664A (en) | Electrophotographic printer for transferring images on different sized print medium and transferring method of the same | |
JP2996045B2 (ja) | 電子写真装置 | |
JPS6114670A (ja) | 電子写真装置 | |
JP5121209B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3067497B2 (ja) | 電子写真装置 | |
JP2004294889A (ja) | 画像形成装置 | |
EP0911705B1 (en) | Image forming apparatus | |
JPH05313516A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08123211A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06337595A (ja) | 静電剥離制御方法及びその装置 | |
JPH10307490A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH04251276A (ja) | 画像形成装置の転写装置 | |
JP3610697B2 (ja) | 画像形成装置における電圧設定方法 | |
JPH05333722A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS6312535A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH08211756A (ja) | 後段転写コルゲータ | |
JP3981512B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002049252A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3264944B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JPH03264975A (ja) | 画像形成装置の転写装置 | |
JPH08314284A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4834533B2 (ja) | シート搬送装置とこれを備えた画像形成装置 |