JPH09244487A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09244487A
JPH09244487A JP8052147A JP5214796A JPH09244487A JP H09244487 A JPH09244487 A JP H09244487A JP 8052147 A JP8052147 A JP 8052147A JP 5214796 A JP5214796 A JP 5214796A JP H09244487 A JPH09244487 A JP H09244487A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
image
discharge
flow path
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JP8052147A
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Tetsuya Atsumi
哲也 渥美
Nobuatsu Sasanuma
信篤 笹沼
Yuichi Ikeda
雄一 池田
Yasuhiro Saito
康弘 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯電手段から発生する放電生成物を短時間の
うちに排気できるようにし、画像形成終了後に電源を切
っても像担持体上に放電生成物を堆積させないようにし
て、画像欠陥を生じさせないようにする。 【解決手段】 帯電によって発生する放電生成物を外部
へ排気するとともに、現像によって飛散する粉体を吸引
して外部へ排出するようにした帯電器送風ファン101
と排気ファン102とを有する排出手段を備え、フロー
スイッチ103を切替制御して、帯電による放電生成物
発生時に帯電器送風ファン101および排気ファン10
2により排気流路を形成し、現像時に排気ファン102
によって排気流路を形成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体を均一帯
電させる際に生成される放電生成物の排気と像担持体に
形成された静電潜像に現像剤を担持させる際に飛散する
現像剤の排気とを行う画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式のフルカラー画像
形成装置は、図10に示すように上部にデジタルカラー
画像リーダ部Rを、また下部にデジタルカラー画像プリ
ンタ部Pを配置した構成であり、リーダ部Rにおいて、
原稿台ガラス31上に載せた原稿30を露光ランプ32
によって露光走査することにより原稿30からの反射光
像をフルカラーセンサ(不図示)に集光し、カラー色分
解画像信号を得る。このカラー色分解画像信号は、増幅
回路(不図示)を介してビデオ処理ユニット(不図示)
によって処理を施され、プリンタ部Pに送出される。
【0003】また、プリンタ部Pは、像担持体としての
ドラム型電子写真感光体(感光体ドラム)1の周囲に、
その回転方向に沿って順に、感光体ドラム1に一次帯電
を行う一次帯電手段であるコロナ帯電器2、静電潜像を
形成する露光手段、感光体ドラム1に形成された静電潜
像を現像して可視画像化する現像手段4y,4c,4
m,4bk、可視画像を記録材担持体としての記録材担
持シート5fに担持された記録媒体としての転写紙に転
写させる転写帯電手段、および感光体ドラム1に残留し
ている残トナーを除去するクリーニング手段6などが備
えられている。
【0004】また、上述の画像形成装置の記録材担持シ
ート5fには、いくつかの帯電手段が設けられている。
例えば、記録材担持シート5fに転写紙を担持させるた
めの吸着帯電手段、担持された転写紙に感光体ドラム1
上の可視画像を転写するための転写帯電手段(転写帯電
器)5、トナー像の転写後の転写紙を記録材担持シート
から分離させるための分離帯電手段としての分離用コロ
ナ帯電器5h、そして画像形成後に記録材担持シート5
fに残留している電荷を除去するための除電手段として
の内側コロナ帯電器(不図示)および外側コロナ帯電器
5eなどである。
【0005】ところで、プリンタ部Pでは、画像形成動
作開始と同時に、コロナ帯電器2内に発生する放電生成
物をコロナ帯電器2外へ排気させるための帯電器送風フ
ァン101を動作させるとともに、コロナ帯電器2、内
側コロナ帯電器、外側コロナ帯電器5e、および分離用
コロナ帯電器5hから発生する放電生成物を外部へ排気
し、さらに現像時に機内に飛散する粉体である現像剤
(トナー)を吸引し排気するための排気ファン102を
コピー終了後、約4分間、動作させる。図11にコロナ
帯電器2による一次帯電、現像器4y,4c,4m,4
bkによる現像形成、転写帯電器5による転写、帯電器
送風ファン101、および排気ファン102の動作シー
ケンスを示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、排気ファン102によってコロナ帯電器2、
内側コロナ帯電器、外側コロナ帯電器5eおよび分離用
コロナ帯電器5hから発生する放電生成物と現像時に機
内に飛散する飛散トナーとを除去させるようにしている
ので、十分な吸引力を得ようとすると、排気ファン10
2の排気口の開口径を大きくしたり、回転数を速くした
りする必要が生じる。このため、振動や騒音が大きくな
り、可視画像にピッチむらが生ずるという問題があっ
た。また、振動や騒音を抑えようとすると、吸引力が低
下するため、放電生成物や飛散トナーを確実に除去させ
るには長時間、排気ファン102を動作させなければな
らない。そのため、画像形成終了後、直ちに画像形成装
置の電源を切ると、放電生成物が完全に排気されない状
態で排気ファン102も停止してしまい、その結果感光
体ドラム1上に放電生成物が堆積し、その部分が画像欠
陥となってしまうという問題があった。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、帯電手段から発生する放電生成
物を短時間のうちに排気できるようにし、画像形成終了
後に電源を切っても像担持体上に放電生成物を堆積させ
ないようにして、画像欠陥を生じさせないようにした画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る画像形成装置は、帯電によって発生
する放電生成物を外部へ排気するとともに、現像によっ
て飛散する粉体を吸引して外部へ排出するようにした排
出手段を有するものであって、前記排出手段は、送風手
段と吸排手段とを有し、帯電による放電生成物発生時に
前記送風手段および吸排手段を用いて、外部への排気流
路を形成するとともに、現像によって飛散する粉体発生
時に前記吸排手段を用いて、外部への排出流路を形成す
る流路切替手段を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明によれば、前記流路切
替手段は、前記像担持体に形成された静電潜像を可視画
像化する際に飛散する粉体を吸引し外部へ排出させる流
路を形成したり、遮断したりするものである。
【0010】請求項3記載の発明によれば、前記流路切
替手段は、前記均一帯電、前記記録媒体の記録材担持体
への担持、前記可視画像の前記記録媒体への転写で発生
する放電生成物を外部へ排気させる流路を形成するもの
である。
【0011】請求項4記載の発明によれば、前記流路切
替手段は、フロースイッチである。
【0012】請求項5記載の発明によれば、前記送風手
段は、帯電器送風ファンである。
【0013】請求項6記載の発明によれば、前記吸排手
段は、排気ファンである。
【0014】請求項7記載の発明によれば、前記吸排手
段は、オゾンファンとトナーファンとを有する。
【0015】[作用]以上の構成に基づき、帯電によっ
て発生する放電生成物を外部へ排気するとともに、現像
によって飛散する粉体を吸引して外部へ排出するように
した送風手段と吸排手段とを有する排出手段を備え、流
路切替手段を切替制御して、帯電による放電生成物発生
時に送風手段および吸排手段により排気流路を形成し、
現像時に吸排手段によって排出流路を形成するようにし
た。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る画像形成装置を正面から示す概略構成図、図2
は、同じく背面から示す概略構成図である。
【0017】図1に示すフルカラー画像形成装置は、デ
ジタルカラー画像リーダ部Rを上部に、デジタルカラー
画像プリンタ部Pを下部に有するものである。図1にお
いて、リーダ部Rは、原稿30が載置される原稿台ガラ
ス31、この原稿台ガラス31上の原稿30を走査する
露光ランプ32、露光ランプ32の走査した原稿の反射
光像を集光するレンズ33、および集光された反射光像
が蓄積されるCCDなどのフルカラーセンサ34を備え
ている。そして、不図示のコピー・キーが押されると、
上述の経路を経てフルカラーセンサ34は原稿30を多
数の画素に分解し、各画素の濃度に対応した光電変換信
号を発生してカラー色分解画像信号を得る。そして、カ
ラー色分解画像信号は、増幅器を介してビデオ処理ユニ
ットにて処理を施され、プリンタ部Pに送出される。
【0018】また、プリンタ部Pは、像担持体としての
感光体ドラム1の周囲に、図示矢印R1の回転方向に沿
って前露光ランプ11、第1の帯電手段としてのコロナ
帯電器2、表面電位センサ12、イエロー、シアン、マ
ゼンタ、ブラックの色の異なる4個の現像器4y,4
c,4m,4bk、感光体ドラム1上の光量を検知する
光量検知手段13、転写帯電器5およびクリーニング装
置6を配置した構成で、感光体ドラム1は、表面の光導
電層をアモルファスシリコン、セレン、OPCなどで形
成されている。
【0019】また、レーザ露光光学系3は、リーダ部R
からの画像信号を、不図示のレーザ出力部によってイメ
ージスキャン露光の光信号に変換し、変換されたレーザ
光Eをポリゴンミラー3aで反射し、レンズ3bおよび
ミラー3cを通って感光体ドラム1の表面に投影する。
【0020】プリンタ部Pでは画像形成時に、感光体ド
ラム1を図示矢印R1方向に回転させ、まず感光体ドラ
ム1を前露光ランプ11により除電した後、コロナ帯電
器2によりマイナスに一様に帯電させる。その後、画像
情報信号に対応して各分解色毎にレーザ光Eを照射し、
静電潜像を形成する。次に、所定の現像器4y,4c,
4m,4bkを動作させて感光体ドラム1上の静電潜像
をトナーとキャリヤからなる二成分現像剤によって反転
現像し、感光体ドラム1上に樹脂を基体とした負に帯電
されたトナー画像(可視画像)を形成する。現像器4
y,4c,4m,4bkは、偏心カム24y,24c,
24m,24bkの動作により各分解色に応じて択一的
に感光体ドラム1に接近するようにしている。
【0021】さらに、転写装置5は 搬送系によって記
録材カセット7より供給される記録媒体としての記録材
に感光体ドラム1上のトナー画像を感光体ドラム1と対
向した転写位置において転写させる。転写装置5は、回
転駆動されるように軸支された記録材担持体としての転
写ドラム5aと、転写手段としての転写ブラシ帯電器5
bと、記録材を静電吸着させるための吸着ブラシ帯電器
5cと、この吸着ブラシ帯電器5cに対向する吸着ロー
ラ5g、内側コロナ帯電器5dと、外側コロナ帯電器5
eと、分離用コロナ帯電器5hと、転写剥れセンサ5i
とを有し、転写ドラム5aの周面開口域にはポリカーボ
ネートなどの誘電体シートからなる記録材担持シート5
fが円筒状に一体的に張設されている。
【0022】そして、記録材担持シート5fに担持され
ている記録材は、転写ドラム5aを回転させるに伴って
転写ブラシ帯電器5bによって帯電され、これにより感
光体ドラム1上のトナー画像が転写される。このように
して記録材に所望色のトナー画像の転写が終了すると、
記録材は転写ドラム5aから分離爪8a、分離押し上げ
コロ8bおよび分離用コロナ帯電器5hの作用によって
分離し、熱定着器9によって表面のトナー画像が定着さ
れた後、トレイ10上に排紙され、フルカラー画像とし
て供される。
【0023】また、転写ドラム5aの記録材担持シート
5fのトナー(現像剤)などの粉体の飛散付着、記録材
上のオイルの付着などを防止するために、ファーブラシ
14と記録材担持シート5fを介してファーブラシ14
に対向するバックアップブラシ15や、オイル除去ロー
ラ16と記録材担持シート5fを介してオイル除去ロー
ラ16に対向するバックアップブラシ17の作用により
清掃を行う。このような清掃は画像形成前もしくは後に
行いジャム(紙詰り)発生時には随時行う。
【0024】さらに、転写ドラム5aは、所望のタイミ
ングによって偏心カム25を動作させ、転写ドラム5a
と一体化しているカムフォロワ5jを作動させることに
より記録材担持シート5fと感光体ドラム1とのギャッ
プを任意に設定できる構成となっており、例えばスタン
バイ(待機)または電源オフ時には、転写ドラム5aと
感光体ドラム1との間隔は離れている。
【0025】プリンタ部Pには、図2に示すように画像
形成動作開始と同時にコロナ帯電器2内に発生するオゾ
ンなどの放電生成物をコロナ帯電器2外へ排気するため
に送風手段としての帯電器送風ファン101が感光体ド
ラム1の上方に設けられている。画像形成動作開始と同
時にコロナ帯電器2、内側コロナ帯電器5d(図1参
照)、外側コロナ帯電器5e、分離用コロナ帯電器5h
から発生するオゾンなどの放電生成物と、現像時に機内
に飛散するトナーとを吸引し機外へ排気する吸排手段と
しての排気ファン102が転写装置5の下方に設けられ
ている。また、排気ファン102の入口側上方には、現
像時に機内に飛散するトナーの流路を形成したり、遮断
したりする流路切替手段としてのフロースイッチ103
が設けられている。
【0026】そして、コロナ帯電器2から発生する放電
生成物は、図2に示すように帯電器送風ファン101に
よって送風され、排気ファン102によって吸引され、
機外へ排気されるように流れる。また、現像時に機内に
飛散したトナーは、フロースイッチ103がOFF状態
(図3の(b))の時は、排気ファン102によって吸
引され、機外へ排気される。フロースイッチ103がO
N状態(図3の(a))の時は、飛散するトナーが排出
される流路が形成されない。画像形成動作終了後、帯電
器送風ファン101、排気ファン102は機内の放電生
成物、飛散トナーを完全に除去するために約4分間動作
してから停止する。
【0027】なお、定着器9からの熱とオイル・ミスト
を吸引し機外へ排気するために定着ファン(不図示)は
電源投入後、常時動作している。
【0028】ここで、本実施の形態におけるコロナ帯電
器2による一次帯電、現像器4y,4c,4m,4bk
による現像形成、転写ブラシ帯電器5bによる転写、帯
電器送風ファン101、排気ファン102、フロースイ
ッチ103の動作シーケンスを図4に示す。
【0029】図4において、画像形成動作開始と同時に
放電生成物だけを吸引するためにフロースイッチ103
を0N状態にして帯電器送風ファン101、排気ファン
102を、それぞれ動作させる。そして、帯電開始後、
現像前にフロースイッチ103をOFF状態とし、排気
ファン102によって飛散トナーの吸引を開始する。現
像終了後、再度フロースイッチ103をON状態とし、
放電生成物を迅速に排気するために吸引力をアップし画
像形成動作終了と同時に帯電器送風ファン101、排気
ファン102を停止し、フロースイッチ103をOFF
状態にする。
【0030】これにより画像むらが発生しない弱い吸引
力のファン102を用いて画像形成動作終了と同時に装
置の電源を切っても、放電生成物が残存せず、欠陥のな
い良好な画像が得られることとなる。 (第2の実施の形態)図5は、本発明の第2の実施の形
態を適用した画像形成装置を背面から示す概略構成であ
り、従来例と比較して、弱い吸引力のファン104,1
05を組み合わせることで、より強い吸引力を得ること
ができ、画像むらが発生しないことになる。すなわち、
第2の実施の形態は、第1の実施の形態の排気ファン1
02の代わりに放電生成物を吸引する吸排手段としての
オゾンファン104、飛散トナーを吸引する吸排手段と
してのトナーファン105を設けるとともに、トナーフ
ァン105による吸引箇所を選択的に切り替えるフロー
スイッチ103を設けた構成である。フロースイッチ1
03がOFF時(図6の(b)参照)は飛散トナーの吸
引を、ON時(図6の(a)参照)は放電生成物の吸引
を行なう。
【0031】第2の実施の形態におけるコロナ帯電器2
による一次帯電、現像器4y,4c,4m,4bkによ
る現像形成、転写ブラシ帯電器5bによる転写、帯電器
送風ファン101、オゾンファン104、トナーファン
105、フロースイッチ103の動作シーケンスを図7
に示す。
【0032】図7において、画像形成動作開始と同時に
放電生成物を吸引するために帯電器送風ファン101、
オゾンファン104を、それぞれ動作させる。帯電開始
後、現像前にフロースイッチ103をOFF状態にして
トナーファン105をON状態とし、飛散トナーの吸引
を開始する。現像終了後、フロースイッチ103をON
状態にし、放電生成物を迅速に排気するために吸引力を
アップし、画像形成動作終了と同時に帯電器送風ファン
101、オゾンファン104、トナーファン105を停
止するとともに、フロースイッチ103をOFF状態に
する。
【0033】これにより吸引力の弱いファンを組み合わ
せることでさらに強い吸引力を得ることができ、画像む
らが発生しないことになる。また、画像形成動作終了以
前に放電生成物の排気が完了しているため、画像形成動
作終了同時に装置の電源を切っても、放電生成物が残存
せず、欠陥のない良好な画像が得られる。 (第3の実施の形態)図8は、本発明の第3の実施の形
態を適用した画像形成装置を背面から示す概略構成図で
あり、第1の実施の形態での排気ファン102よりさら
に吸引力のある吸排手段としての排気ファン102cを
採用し、最も振動が伝達しにくい装置最下部に取り付け
ることにより、画像形成時の振動を抑えている。この場
合でも他の実施の形態と同様の効果があり、放電生成物
や飛散トナーの流路が長くなることによる吸引力の低下
を補うことが可能となっている。
【0034】第3の実施の形態におけるコロナ帯電器2
による一次帯電、現像器4y,4c,4m,4bkによ
る現像形成、転写ブラシ帯電器5bによる転写、帯電器
送風ファン101、排気ファン102c、フロースイッ
チ103の動作シーケンスは図4に示す第1の実施の形
態と同じである。
【0035】図4において、動作開始と同時に放電生成
物だけを吸引するためにフロースイッチ103をON状
態(9の(a)参照)にして帯電器送風ファン101、
排気ファン102cを、それぞれ動作させる。帯電開始
後、現像前にフロースイッチ103をOFF状態(図9
の(b)参照)とし、飛散トナーの吸引を開始する。現
像終了後、再度フロースイッチ103をON状態とし、
放電生成物を迅速に排気するために吸引力をアップし、
画像形成動作終了と同時に帯電器送風ファン101、排
気ファン102cを停止し、フロースイッチ103をO
N状態にする。
【0036】これにより強い吸引力のファンでも画像む
らとならず、画像形成動作終了時には完全に放電生成物
の除去ができ、また、画像形成後に電源を切られても、
放電生成物による欠陥のない画像を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
流路切替手段を制御して、帯電による放電生成物発生時
に送風手段の排気流路を形成し、現像時に吸排手段の排
出流路を形成するようにしたので、帯電手段から発生す
る放電生成物を迅速に排気でき、装置の画像形成動作終
了と同時に排気動作を終了させても、像担持体上に放電
生成物が堆積することがなく、画像欠陥が生じないとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
を正面から示す概略構成図である。
【図2】同上の画像形成装置を背面から示す概略構成図
である。
【図3】(a)は図2のA部分を拡大して示す図、
(b)は同図(a)フロースイッチを切り替えた状態を
拡大して示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のファン・シーケン
スチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
を背面から示す概略構成図である。
【図6】(a)は図5のB部分を拡大して示す図、
(b)は同図(a)フロースイッチを切り替えた状態を
拡大して示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のファン・シーケン
スチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置
を背面から示す概略構成図である。
【図9】(a)は図8のC部分を拡大して示す図、
(b)は同図(a)フロースイッチを切り替えた状態を
拡大して示す図である。
【図10】従来の画像形成装置の一例を背面から示す概
略構成図である。
【図11】従来の画像形成装置の一例のファン・シーケ
ンスチャートである。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 一次帯電器 3 レーザ露光光学系 4 現像器 5a 転写ドラム 101 送風手段(帯電器送風ファン) 102 吸排手段(排気ファン) 103 流路切替手段(フロースイッチ) 104 吸排手段(オゾンファン) 105 吸排手段(トナーファン)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 康弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電によって発生する放電生成物を外部
    へ排気するとともに、現像によって飛散する粉体を吸引
    して外部へ排出するようにした排出手段を有する画像形
    成装置において、 前記排出手段は、送風手段と吸排手段とを有し、 帯電による放電生成物発生時に前記送風手段および吸排
    手段を用いて、外部への排気流路を形成するとともに、
    現像によって飛散する粉体発生時に前記吸排手段を用い
    て、外部への排出流路を形成する流路切替手段を設け
    た、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記流路切替手段は、前記像担持体に形
    成された静電潜像を可視画像化する際に飛散する粉体を
    吸引し外部へ排出させる流路を形成したり、遮断したり
    するものである、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記流路切替手段は、前記均一帯電、前
    記記録媒体の記録材担持体への担持、前記可視画像の前
    記記録媒体への転写で発生する放電生成物を外部へ排気
    させる流路を形成するものである、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記流路切替手段は、フロースイッチで
    ある、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記送風手段は、帯電器送風ファンであ
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記吸排手段は、排気ファンである、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記吸排手段は、オゾンファンとトナー
    ファンとを有する、ことを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
JP8052147A 1996-03-08 1996-03-08 画像形成装置 Pending JPH09244487A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006267838A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法

Cited By (2)

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