JP2000137387A - 画像形成装置および方法ならびに複写機 - Google Patents

画像形成装置および方法ならびに複写機

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JP2000137387A
JP2000137387A JP10310416A JP31041698A JP2000137387A JP 2000137387 A JP2000137387 A JP 2000137387A JP 10310416 A JP10310416 A JP 10310416A JP 31041698 A JP31041698 A JP 31041698A JP 2000137387 A JP2000137387 A JP 2000137387A
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大享 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を形成するシートの裏面がトナーで汚れ
ることがないようにする。 【解決手段】 クリーニングブレード21は転写ベルト
14上のトナーを掻き落として除去する。給紙装置11
は、回転する給紙コロ12により転写ベルト14に対し
てシートPを分離給紙する。感光体ドラム2上における
シートPに転写されるトナー画像の形成領域外である領
域にブレードめくれ防止用トナー画像を形成すること
で、このブレードめくれ防止用トナー画像の転写ベルト
14に対する直接の転写を可能として、転写ベルト14
とクリーニングブレード21との摩擦を低減する。転写
ベルト14上のブレードめくれ防止用トナー画像の形成
領域のうち、シートPの給紙コロ12が当接した領域が
接触する領域については、他の領域よりトナー量を低減
してブレードめくれ防止用トナー画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
画像形成装置および方法ならびに複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式の画像形成装置で
は、感光体上にトナー画像を形成し、このトナー画像を
転写ベルト上の転写紙などのシートに転写することで画
像の形成を行っている。この場合に、転写ベルトに付着
したトナーをクリーニングブレードにより掻き落とす技
術が、特開平2−34882号公報に開示されている。
【0003】また、特開平7−334012号公報に
は、転写ベルトとクリーニングブレードとの摩擦力が大
きくなって、クリーニングブレードがめくれることを防
止するために、感光体の画像形成領域外にトナー画像を
形成し、このトナー画像を転写ベルト上に直接転写する
ことにより、クリーニングブレードの先端にトナーを供
給して前記摩擦力を低減する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平7−334012号公報に開示の技術において、ク
リーニングブレードのクリーニング性能が経時的に低下
してしまうと、転写ベルトに直接転写したトナー画像を
クリーニングブレードが完全に掻き落とすことができな
くなり、残存したトナーがシートの裏面に付着してシー
トが汚れてしまうという不具合がある。
【0005】特に、シート上において、転写ベルトにシ
ートを供給する給紙装置でシートの分離搬送を行う給紙
コロが当接する領域には、給紙コロとシートとの摩擦、
接触により多くの紙粉が発生する。そのため、クリーニ
ングブレードの先端における、シート上の給紙コロが当
接する領域に接触する部位に紙粉が付着し、クリーニン
グ性能がとみに低下するため、前記のようなシート裏面
の汚れが特に発生しやすい。
【0006】この発明の目的は、シートの裏面がトナー
で汚れることがない画像形成装置および方法ならびに複
写機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光体上にトナー画像を形成し、このトナー画像を
転写回転体に保持されたシートに転写する電子写真方式
の画像形成装置において、前記転写回転体上のトナーを
掻き落として除去するクリーニングブレードと、前記感
光体上における前記シートに転写されるトナー画像の形
成領域外である領域に他のトナー画像を形成すること
で、この他のトナー画像の前記転写回転体に対する直接
の転写を可能として前記転写回転体と前記クリーニング
ブレードとの摩擦を低減する画像形成手段と、回転する
給紙コロにより前記転写回転体に対して前記シートを分
離給紙する給紙装置とを備え、前記画像形成手段は、前
記転写回転体上の前記他のトナー画像の形成領域のうち
前記シートの前記給紙コロが当接した領域が接触する領
域については他の領域よりトナー量を低減して前記他の
画像を形成することを特徴とする画像形成装置である。
【0008】したがって、転写回転体上におけるクリー
ニングブレードが接触する領域のうち、クリーニングブ
レードによるクリーニング性能が特に低下しやすい領域
については、感光体から転写回転体に直接転写するトナ
ー画像をトナー量を低減して形成する。
【0009】請求項1に記載の発明において、転写回転
体はベルトとしてもよいし(請求項2に記載の発明)、
ローラとしてもよい(請求項3に記載の発明)。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかの一に記載の発明において、クリーニングブレ
ードの使用量をカウントするカウント手段を備え、画像
形成手段は、前記使用量に応じてトナー量を低減する度
合いを調節することを特徴とする。
【0011】したがって、経時によるクリーニングブレ
ードのクリーニング性能の低下の度合いに応じて、トナ
ー量を低減する度合いを調節することができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかの一に記載の発明において、クリーニングブレ
ードの使用量をカウントするカウント手段を備え、画像
形成手段は、前記使用量に応じてトナー量を低減する領
域の範囲を調節することを特徴とする。
【0013】したがって、経時によるクリーニングブレ
ードのクリーニング性能の低下の度合いに応じて、トナ
ー量を低減する度合いを調節することができる。
【0014】請求項1〜5に記載の発明において、感光
体上に形成したトナー画像の直接の転写を受け、この被
転写トナー画像を回転体に保持されたシートに転写する
中間転写体を備えてもよい(請求項6)。
【0015】請求項1〜6に記載の発明において、感光
体上にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色の
トナー画像を形成し、この4色のトナー画像を重ね合わ
せて転写回転体に保持されたシートに転写することでカ
ラー画像の形成を行うようにしてもよい(請求項7)。
【0016】請求項8に記載の発明は、原稿の画像を読
み取る画像読取装置と、感光体上にトナー画像を形成
し、このトナー画像を転写回転体に保持されたシートに
転写することで前記画像読取装置で読み取った画像の形
成を電子写真方式で行う画像形成装置と、を備えている
複写機において、前記画像形成装置は、前記転写回転体
上のトナーを掻き落として除去するクリーニングブレー
ドと、前記感光体上における前記シートに転写されるト
ナー画像の形成領域外である領域に他のトナー画像を形
成することで、この他のトナー画像の前記転写回転体に
対する直接の転写を可能として前記転写回転体と前記ク
リーニングブレードとの摩擦を低減する画像形成手段
と、回転する給紙コロにより前記転写回転体に対して前
記シートを分離給紙する給紙装置とを備え、前記画像形
成手段は、前記転写回転体上の前記他のトナー画像の形
成領域のうち前記シートの前記給紙コロが当接した領域
が接触する領域については他の領域よりトナー量を低減
して前記他の画像を形成することを特徴とする複写機で
ある。
【0017】したがって、転写回転体上におけるクリー
ニングブレードが接触する領域のうち、クリーニングブ
レードによるクリーニング性能が特に低下しやすい領域
については、感光体から転写回転体に直接転写するトナ
ー画像をトナー量を低減して形成する。
【0018】請求項8に記載の発明において、転写回転
体はベルトとしてもよいし(請求項9に記載の発明)、
ローラとしてもよい(請求項10に記載の発明)。
【0019】請求項11に記載の発明は、請求項8〜1
0のいずれかの一に記載の発明において、クリーニング
ブレードの使用量をカウントするカウント手段を備え、
画像形成手段は、前記使用量に応じてトナー量を低減す
る度合いを調節することを特徴とする。
【0020】したがって、経時によるクリーニングブレ
ードのクリーニング性能の低下の度合いに応じて、トナ
ー量を低減する度合いを調節することができる。
【0021】請求項12に記載の発明において、請求項
8〜10のいずれかの一に記載の発明において、クリー
ニングブレードの使用量をカウントするカウント手段を
備え、画像形成手段は、前記使用量に応じてトナー量を
低減する領域の範囲を調節することを特徴とする。
【0022】したがって、経時によるクリーニングブレ
ードのクリーニング性能の低下の度合いに応じて、トナ
ー量を低減する度合いを調節することができる。
【0023】請求項8〜12に記載の発明において、感
光体上に形成したトナー画像の直接の転写を受け、この
被転写トナー画像を回転体に保持されたシートに転写す
る中間転写体を備えるようにしてもよい(請求項1
3)。
【0024】請求項8〜13に記載の発明において、感
光体上にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色
のトナー画像を形成し、この4色のトナー画像を重ね合
わせて転写回転体に保持されたシートに転写することで
カラー画像の形成を行うようにしてもよい(請求項1
4)。
【0025】請求項15に記載の発明は、感光体上にト
ナー画像を形成し、このトナー画像を転写回転体に保持
されたシートに転写する電子写真方式の画像形成方法に
おいて、クリーニングブレードにより前記転写回転体上
のトナーを掻き落として除去する過程と、前記感光体上
における前記シートに転写されるトナー画像の形成領域
外である領域に他のトナー画像を形成することで、この
他のトナー画像の前記転写回転体に対する直接の転写を
可能として前記転写回転体と前記クリーニングブレード
との摩擦を低減する過程と、回転する給紙コロにより前
記転写回転体に対して前記シートを分離給紙する過程と
を含んでなり、前記摩擦低減過程は、前記転写回転体上
の前記他のトナー画像の形成領域のうち前記シートの前
記給紙コロが当接した領域が接触する領域については他
の領域よりトナー量を低減して前記他の画像を形成する
ことを特徴とする画像形成方法である。
【0026】したがって、転写回転体上におけるクリー
ニングブレードが接触する領域のうち、クリーニングブ
レードによるクリーニング性能が特に低下しやすい領域
については、感光体から転写回転体に直接転写するトナ
ー画像をトナー量を低減して形成する。
【0027】請求項15に記載の発明において、転写回
転体はベルトとしてもよいし(請求項16に記載の発
明)、ローラとしてもよい(請求項17に記載の発
明)。
【0028】請求項18に記載の発明は、請求項15〜
17のいずれかの一に記載の発明において、画像形成方
法クリーニングブレードの使用量をカウントする過程を
含んでなり、摩擦低減過程は、前記使用量に応じてトナ
ー量を低減する度合いを調節することを特徴とする。
【0029】したがって、経時によるクリーニングブレ
ードのクリーニング性能の低下の度合いに応じて、トナ
ー量を低減する度合いを調節することができる。
【0030】請求項19に記載の発明は、請求項15〜
17のいずれかの一に記載の発明において、クリーニン
グブレードの使用量をカウントする工程を含んでなり、
摩擦低減過程は、前記使用量に応じてトナー量を低減す
る領域の範囲を調節することを特徴とする。
【0031】したがって、経時によるクリーニングブレ
ードのクリーニング性能の低下の度合いに応じて、トナ
ー量を低減する度合いを調節することができる。
【0032】請求項15〜19に記載の発明において、
感光体上に形成したトナー画像の直接の転写を中間転写
体で受け、この被転写トナー画像を回転体に保持された
シートに転写するようにしてもよい(請求項20)。
【0033】請求項15〜20に記載の発明において、
感光体上にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各
色のトナー画像を形成し、この4色のトナー画像を重ね
合わせて転写回転体に保持されたシートに転写すること
でカラー画像の形成を行うようにしてもよい(請求項2
1)。
【0034】
【発明の実施の形態】[発明の実施の形態1]図1は、
この発明の実施の形態1にかかる電子写真方式の画像形
成装置1の縦断面図である。
【0035】図1に示すように、画像形成装置1は、感
光体ドラム2を備え、この感光体ドラム2に帯電装置3
で帯電され、露光装置4で静電潜像が光書込みされる。
この静電潜像は現像装置5により黒色のトナーで現像さ
れる。感光体ドラム2は現像装置5を通過してから帯電
装置6により帯電され、露光装置7で静電潜像が光書込
みされる。この静電潜像は現像装置8により黒色以外の
トナーで現像される。このように、この画像形成装置1
では、各2組の帯電装置3,6、露光装置4,7、現像
装置5,8を用いているが、1組の帯電装置、露光装
置、現像装置を用いるものとしてもよい。感光体ドラム
2は現像装置8を通過した後に転写前除電器9で除電さ
れる。
【0036】転写紙などのシートPは、給紙装置11か
ら、給紙コロ12の回転によりレジストローラ13に分
離給紙される。レジストローラ13は、感光体ドラム2
上のトナー画像に合わせてシートPを送出する。転写ベ
ルト14は駆動ローラ15および従動ローラ16に張架
されて内側にバイアスローラが当接され、駆動ローラは
転写ベルト14を回転駆動する。転写ベルト14により
シートPには感光体ドラム2上のトナー画像が転写され
て感光体ドラム2から分離される。
【0037】すなわち、トナー画像転写時には、バイア
スローラを介して転写ベルト14に転写バイアスが印加
されて転写電界が発生し、転写ベルト14が図示しない
接離機構により感光体ドラム2に当接される。転写ベル
ト14は、レジストローラ13からのシートPを静電的
に吸着して搬送するとともに、このシートPが感光体ド
ラム2と転写ベルト14との間を通過する際に感光体ド
ラム2上のトナー画像を転写電界によりシートに転写さ
せた後に、シートPを感光体ドラム2から分離する。分
離爪17は感光体ドラム2から分離されなかったシート
Pを感光体ドラム2から分離する。
【0038】駆動ローラ15は接地されていて、シート
Pは転写ベルト14により搬送されて駆動ローラ15の
ところで転写ベルト14から分離される。このシート
は、図示しない定着装置によりトナー画像が定着されて
外部に排出される。また、感光体ドラム2は、シートP
分離後にクリーニング装置18によりクリーニングされ
て残存トナーが除去され、除電装置19により除電され
て次の画像形成動作に備える。転写ベルト14はトナー
画像の非転写時には接離機構により感光体ドラム2から
離される。なお、画像形成装置1の全体は図示しないマ
イクロコンピュータにより制御される。
【0039】転写ベルト14上に余分なトナーが付着す
ることがある。そこで、クリーニングブレード21およ
びクリーニングブラシ22を有するクリーニング装置2
3が転写ベルト14におけるシート分離位置より感光体
ドラム2の回転方向下流側に配置され、クリーニングブ
レード21は、転写ベルト14に対してカウンタ方向に
当接されている。クリーニングブレード21およびクリ
ーニングブラシ22は転写ベルト14をシート分離後に
クリーニングして転写ベルト14上のトナーを除去す
る。
【0040】クリーニングブレード21の先端にトナー
が供給されなくなると、クリーニングブレード21の先
端と転写ベルト14との摩擦力が大きくなり、クリーニ
ングブレード21がめくれやすくなる。そこで、例えば
帯電装置3、露光装置4、現像装置5により、感光体ド
ラム2上においてシートPに転写されるトナー画像の形
成領域外の領域にブレードめくれ防止用トナー画像を形
成する。
【0041】ところで、露光装置4,7は、それぞれ半
導体レーザを画像信号により駆動して、半導体レーザか
ら画像信号により変調されたレーザ光を出力させ、この
レーザ光をポリゴンミラーなどからなる偏光器により偏
光して該レーザ光により感光体ドラム2上を走査するこ
とで露光を行うものが用いられている。
【0042】前記のブレードめくれ防止用のトナー画像
の形成の際には、感光体ドラム2が帯電装置3により均
一に帯電され、露光装置4の半導体レーザが半導体レー
ザ駆動回路によりブレードめくれ防止用画像信号源から
のブレードめくれ防止用画像信号により駆動されて、感
光体ドラム2にブレードめくれ防止用画像が露光され
る。よって、感光体ドラム2にはブレードめくれ防止用
静電潜像が形成され、これが現像装置5で現像されてブ
レードめくれ防止用トナー画像になる。これにより、こ
の発明の画像形成手段を実施している。
【0043】このブレードめくれ防止用トナー画像は、
図2、図3に示すように、転写ベルト14上に直接転写
され(符号24)、クリーニング装置23によりクリー
ニングされる。そのため、図4に示すように、ブレード
めくれ防止用トナー画像24によりクリーニングブレー
ド21の先端にトナー26が適度に供給され、クリーニ
ングブレード21の先端と転写ベルト14との摩擦力が
低減されて、クリーニングブレード21のめくれが防止
される。なお、ブレードめくれ防止用トナー画像24
は、画像形成動作ごとに形成する必要はなく、30回あ
るいは10回などの適当な回数の画像形成動作ごとに形
成すればよい。
【0044】ブレードめくれ防止用トナー画像24は、
感光体ドラム2上におけるシートPに転写されるトナー
画像の形成領域外の領域、例えば前記の主走査方向のへ
直線状に形成されて、その副走査方向(感光体ドラム2
の回転方向)の幅が0.01〜10mm程度とする。さ
らに、ブレードめくれ防止用トナー画像24は、図5に
示すように、主走査方向の幅が転写ベルト14の幅より
狭くて、さらに、転写ベルト14のクリーニング装置2
3によりクリーニングされる幅より狭く、感光体ドラム
2上におけるシートPに転写されるトナー画像の形成領
域(画像領域)の幅より広い。
【0045】ブレードめくれ防止用トナー画像24の主
走査方向端と、転写ベルト14のクリーニング装置23
によりクリーニングされる領域の主走査方向端との間隔
ΔTが例えば5mm以上であれば、ブレードめくれ防止
用トナー画像24が転写ベルト14のクリーニング装置
23によりクリーニングされる領域を上回って転写ベル
ト14のクリーニング不良が発生することから、ΔTを
0〜5mm程度として転写ベルト14のクリーニング不
良を防止することが望ましい。
【0046】ブレードめくれ防止用トナー画像24は、
例えば図6(c)に示すようにハーフトーンの黒ベタ画
像としてもよいし、図6(a)に示すように主走査方向
を長さ方向とする複数の平行なラインとしてもよいし、
図6(b)に示すように多数の散在するドットにより構
成してもよい。
【0047】また、シートPの給紙コロ12が当接した
領域では、給紙コロ12とシートPとの摩擦、接触によ
り多くの紙粉が発生する。このため、クリーニング装置
23では、クリーニングブレード21の先端部のうち、
シートPの給紙コロ12が当接した領域に接触する部分
に紙粉が付着し、かかる部分ではクリーニングブレード
21と転写ベルト14との密着性が低下し、クリーニン
グ性能が低下して、シートPにトナーの汚れが付着しや
すい。そこで、転写ベルト14上のブレードめくれ防止
用トナー画像24の形成領域のうち、シートPの給紙コ
ロ12が当接した領域が接触する領域については、図7
に示すように、給紙コロ12幅に相当する領域幅にて、
他の領域よりトナー量を低減してブレードめくれ防止用
トナー画像24を形成する。このように、給紙コロ12
幅に相当する領域幅については、ブレードめくれ防止用
トナー画像24のトナー量を低減して、クリーニング装
置23のクリーニング負担を減らし、シートPのトナー
汚れを防止することができる。
【0048】[発明の実施の形態2]図8は、この発明
の実施の形態2にかかる画像形成装置1の縦断面図であ
る。この発明の実施の形態2が前記発明の実施の形態1
と相違する点は、転写ベルト14に代えて転写ローラ2
5を用いている点である。すなわち、感光体ドラム2上
に形成したトナー画像は転写ローラ25によりシートP
に転写される。また、ブレードめくれ防止用トナー画像
24は転写ローラ25上に直接転写され、クリーニング
装置23は、転写ローラ25上のトナーをクリーニング
する。その他の点については、この発明の実施の形態2
は前記発明の実施の形態1と同様であり、図8に図1と
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0049】[発明の実施の形態3]図9は、クリーニ
ングブレード21の先端への紙粉の付着の状態の経時変
化を示すグラフである。図9から明らかなようにクリー
ニングブレード21の先端への紙粉の付着量は、初期の
場合より、一定期間経過した場合(経時t1)の方が多
く、さらに一定期間経過した場合(経時t2)にはさら
に多い。そして、クリーニング装置23のクリーニング
負荷は紙粉の付着量の増大に比例して大きくなってい
く。
【0050】そこで、前記発明の実施の形態1,2の場
合において、給紙コロ12幅に相当する領域幅にて、他
の領域よりトナー量を低減してブレードめくれ防止用ト
ナー画像24を形成するにあたり、トナー量の低減の度
合いをクリーニング装置23の使用量の増大に応じて大
きくすることにより、クリーニングブレード21のめく
れ防止効果と、シートPの裏面の汚れ防止効果を効率よ
く高めることができる。
【0051】より具体的には、画像形成装置1を制御す
るマイクロコンピュータにおいて、シートPに対する画
像形成の回数を累計的にカウントする(これにより、こ
の発明のカウント手段を実施している)。そして、図1
0に示すように、初期においては前記トナー量の低減は
なしとして、図10(a)に示すように、ブレードめく
れ防止用トナー画像24の給紙コロ12幅に相当する領
域幅にて、他の領域とトナー濃度を同一とする(濃度1
00%)。そして、前記回数が一定回数に達したら(経
時t1)、図10(b)に示すように、ブレードめくれ
防止用トナー画像24の給紙コロ12幅に相当する領域
幅については、他の領域とトナー濃度の50%とする。
前記回数がさらに多い一定回数に達したら(経時t
2)、図10(c)に示すように、ブレードめくれ防止
用トナー画像24の給紙コロ12幅に相当する領域幅に
ついてはトナー濃度を0%とする。
【0052】発明の実施の形態3において、その他の事
項については、前記発明の実施の形態1または2と同様
であるため、詳細な説明は省略する。
【0053】[発明の実施の形態4]図9から明らかな
ようにクリーニングブレード21の先端への紙粉の付着
の幅は、初期の場合より、一定期間経過した場合(経時
t1)の方が広く、さらに一定期間経過した場合(経時
t2)にはさらに広い。そして、クリーニング装置23
のクリーニング負荷は紙粉の付着幅の増大に比例して大
きくなっていく。
【0054】そこで、前記発明の実施の形態1,2の場
合において、給紙コロ12幅に相当する領域幅にて、他
の領域よりトナー量を低減してブレードめくれ防止用ト
ナー画像24を形成するにあたり、トナー量の低減を行
う範囲の幅をクリーニング装置23の使用量の増大に応
じて拡大することにより、クリーニングブレード21の
めくれ防止効果と、シートPの裏面の汚れ防止効果を効
率よく高めることができる。
【0055】より具体的には、画像形成装置1を制御す
るマイクロコンピュータにおいて、シートPに対する画
像形成の回数を累計的にカウントする(これにより、こ
の発明のカウント手段を実施している)。そして、図1
1に示すように、初期においては前記トナー量の低減は
なしとして、図11(a)に示すように、ブレードめく
れ防止用トナー画像24の給紙コロ12幅に相当する領
域幅にて他の領域よりトナー濃度を低減する。そして、
前記回数が一定回数に達したら(経時t1)、図11
(b)に示すように、ブレードめくれ防止用トナー画像
24のトナー濃度を低減する幅を給紙コロ12幅に相当
する領域幅より拡大する。前記回数がさらに多い一定回
数に達したら(経時t2)、図11(c)に示すよう
に、ブレードめくれ防止用トナー画像24のトナー濃度
を低減する幅をさらに拡大する。
【0056】発明の実施の形態4において、その他の事
項については、前記発明の実施の形態1または2と同様
であるため、詳細な説明は省略する。
【0057】[発明の実施の形態5]図9は、この発明
の実施の形態4にかかるデジタル複写機30の縦断正面
図である。図9に示すように、デジタル複写機30は、
この発明の画像読取装置を実施する読取ユニット31
と、この発明の画像形成装置を実施する作像ユニット3
2とを主体として構成されている。このデジタル複写機
30は、前記した発明の実施の形態1〜4のいずれか
の、帯電装置、露光装置および現像装置を各1台用いた
画像形成装置1を搭載したものであり、発明の実施の形
態1〜4と共通の事項については同一符号を付して、詳
細な説明は省略する。
【0058】読取ユニット31は、コンタクトガラス3
3上に載置された原稿(図示せず)を走査光学系34に
より光学的に読み取るものである。この走査光学系34
は、コンタクトガラス33に対向する位置に副走査方向
に移動自在に支持されて露光ランプや反射ミラーを備え
た第一走査キャリッジ35、この第一走査キャリッジ3
5に対向する位置に移動自在に支持されて複数の反射ミ
ラーを備えた第二走査キャリッジ36、この第二走査キ
ャリッジ36に結像レンズ37を介して対向する位置に
設けられたCCD(Charge Coupled Device )イメージ
センサ38等で構成されている。なお、第一走査キャリ
ッジ35と第二走査キャリッジ36とは、図示しないス
テッピングモータがプーリやワイヤなどにより連結され
ており、光路長が変わらないように2対1の速度で同一
の副走査方向に移動自在とされている。
【0059】次に、作像ユニット32について説明す
る。この作像ユニット32は、読取ユニット31で読み
取り出力された画像データを印刷用紙(図示せず)に印
刷出力するものである。この作像ユニット32には、前
記した画像形成装置1が設けられている。符号41は、
感光体ドラム2からシートPに転写されたトナー画像を
定着する定着装置である。用紙搬送路42に連通する用
紙搬送上流位置に設けられた給紙装置11の上方には、
印刷用紙の両面に画像を印刷するための両面給紙ユニッ
ト43が再給紙側を用紙搬送路42に連通して設けられ
ている。また、用紙搬送路42に連通する用紙搬送下流
位置には、排紙機構44が設けられている。さらに、こ
の排紙機構44の下流には、ソート処理やスタック処理
を行う後処理ユニット45が設けられている。
【0060】また、デジタル複写機30の上部には自動
的に原稿を読取ユニット31に搬送する自動原稿送り装
置(ADF)46が搭載され、デジタル複写機30の上
面手前の位置には入力操作部である操作パネル(図示せ
ず)が設けられている。
【0061】以上のようなデジタル複写機30によれ
ば、発明の実施の形態1〜4のいずれかにかかる画像形
成装置1を搭載しているので、前記した発明の実施の形
態1〜4にかかる画像形成装置1と同様の効果を奏する
ことができる。
【0062】[発明の実施の形態6]図13は、この発
明の実施の形態6にかかるデジタルカラー複写機50の
概要を示す縦断面図である。図13において、図1〜図
12と同一符号の部材は前記の発明の実施の形態1〜5
の場合と同様の部材等であり、詳細な説明は省略する。
【0063】図13に示すように、デジタルカラー複写
機50は、スキャナ部51とプリンタ部52とに大別さ
れる。
【0064】スキャナ部51は、この発明の画像読取装
置を実施するもので、原稿の画像をレッド、グリーン、
ブルーの色分解光ごとに読み取る。この原稿を読み取っ
た画像信号は、図示しない画像処理部により色変換処理
がなされて、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シ
アン),K(ブラック)の4色に対応した画像信号に変
換される。
【0065】プリンタ部52は、タンデム型のカラー画
像形成装置を備えている。すなわち、プリンタ部52は
4組の記録ステーション53Y,53M,53C,53
Kを備えている。この記録ステーション53Y,53
M,53C,53Kは、各々、前記Y,M,C,Kの各
画像信号に基づいて、それぞれY,M,C,Kのトナー
画像を電子写真方式で形成するものである。このY,
M,C,Kのトナー画像は、転写ベルト14上でシート
P上に順次重ね合わされて転写され、フルカラー画像の
形成がなされる。
【0066】なお、転写装置53は、感光体ドラム2上
に形成されているY,M,C,Kのトナー画像を、転写
ベルト14上のシートPの上に転写する。また、定着装
置14でトナーが定着された転写紙Pは排紙ローラ54
により排紙される。
【0067】以上のような構成のデジタルカラー複写機
50によれば、前記したカラー画像形成装置1を備えて
いるので、カラー画像形成装置1と同様の作用、効果を
奏することができる。
【0068】なお、前記発明の実施の形態1〜6におい
て、転写ベルト14、転写ローラ25により、感光体ド
ラム2からシートPへ直接にトナー画像の転写を行う場
合のみならず、感光体ドラム2から中間転写体(中間転
写ベルト、中間転写ローラ)を介して、シートPへトナ
ー画像の転写を行うものであってもよい。
【0069】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、転写回転体上
におけるクリーニングブレードが接触する領域のうち、
クリーニングブレードによるクリーニング性能が特に低
下しやすい領域については、感光体から転写回転体に直
接転写するトナー画像をトナー量を低減して形成するの
で、クリーニングブレードのクリーニング不良によるシ
ート裏面のトナーによる汚れを防止することができる。
【0070】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかの一に記載の発明において、経時によるクリー
ニングブレードのクリーニング性能の低下の度合いに応
じて、トナー量を低減する度合いを調節することができ
るので、クリーニングブレードのめくれ防止効果と、シ
ートの裏面の汚れ防止効果を効率よく高めることができ
る。
【0071】請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかの一に記載の発明において、経時によるクリー
ニングブレードのクリーニング性能の低下の度合いに応
じて、トナー量を低減する度合いを調節することができ
るので、クリーニングブレードのめくれ防止効果と、シ
ートの裏面の汚れ防止効果を効率よく高めることができ
る。
【0072】請求項8に記載の発明は、転写回転体上に
おけるクリーニングブレードが接触する領域のうち、ク
リーニングブレードによるクリーニング性能が特に低下
しやすい領域については、感光体から転写回転体に直接
転写するトナー画像をトナー量を低減して形成するの
で、クリーニングブレードのクリーニング不良によるシ
ート裏面のトナーによる汚れを防止することができる。
【0073】請求項11に記載の発明は、請求項8〜1
0のいずれかの一に記載の発明において、経時によるク
リーニングブレードのクリーニング性能の低下の度合い
に応じて、トナー量を低減する度合いを調節することが
できるので、クリーニングブレードのめくれ防止効果
と、シートの裏面の汚れ防止効果を効率よく高めること
ができる。
【0074】請求項12に記載の発明において、請求項
8〜10のいずれかの一に記載の発明において、経時に
よるクリーニングブレードのクリーニング性能の低下の
度合いに応じて、トナー量を低減する度合いを調節する
ことができるので、クリーニングブレードのめくれ防止
効果と、シートの裏面の汚れ防止効果を効率よく高める
ことができる。
【0075】請求項15に記載の発明は、転写回転体上
におけるクリーニングブレードが接触する領域のうち、
クリーニングブレードによるクリーニング性能が特に低
下しやすい領域については、感光体から転写回転体に直
接転写するトナー画像をトナー量を低減して形成するの
で、クリーニングブレードのクリーニング不良によるシ
ート裏面のトナーによる汚れを防止することができる。
【0076】請求項18に記載の発明は、請求項15〜
17のいずれかの一に記載の発明において、経時による
クリーニングブレードのクリーニング性能の低下の度合
いに応じて、トナー量を低減する度合いを調節すること
ができるので、クリーニングブレードのめくれ防止効果
と、シートの裏面の汚れ防止効果を効率よく高めること
ができる。
【0077】請求項19に記載の発明は、請求項15〜
17のいずれかの一に記載の発明において、経時による
クリーニングブレードのクリーニング性能の低下の度合
いに応じて、トナー量を低減する度合いを調節すること
ができるので、クリーニングブレードのめくれ防止効果
と、シートの裏面の汚れ防止効果を効率よく高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である画像形成装置の
縦断面図である。
【図2】前記画像形成装置の転写ベルト、駆動ローラお
よび従動ローラの斜視図である。
【図3】前記転写ベルトの斜視図である。
【図4】前記画像形成装置の転写ベルト、駆動ローラお
よびクリーニングブレードの縦断面図である。
【図5】前記画像形成装置におけるトナー画像形成の位
置とクリーニングの位置との関係を説明する平面図であ
る。
【図6】前記画像形成装置によるブレードめくれ防止用
トナー画像の例を示す平面図である。
【図7】前記ブレードめくれ防止用トナー画像と、その
トナー量を低減する領域との関係を示す平面図である。
【図8】この発明の実施の形態2である画像形成装置の
縦断面図である。
【図9】クリーニングブレード先端の紙粉付着量および
紙粉付着幅の経時変化を示すグラフである。
【図10】この発明の実施の形態3である画像形成装置
で形成したブレードめくれ防止用トナー画像のトナー量
を低減する領域の状態を示す平面図である。
【図11】この発明の実施の形態4である画像形成装置
で形成したブレードめくれ防止用トナー画像のトナー量
を低減する領域の状態を示す平面図である。
【図12】この発明の実施の形態5であるデジタル複写
機の縦断面図である。
【図13】この発明の実施の形態6であるデジタルカラ
ー複写機の縦断面図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 感光体ドラム 11 給紙装置 12 給紙コロ 14 ベルト(転写回転体) 21 クリーニングブレード 25 ローラ(転写回転体) P シート

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上にトナー画像を形成し、このト
    ナー画像を転写回転体に保持されたシートに転写する電
    子写真方式の画像形成装置において、 前記転写回転体上のトナーを掻き落として除去するクリ
    ーニングブレードと、 前記感光体上における前記シートに転写されるトナー画
    像の形成領域外である領域に他のトナー画像を形成する
    ことで、この他のトナー画像の前記転写回転体に対する
    直接の転写を可能として前記転写回転体と前記クリーニ
    ングブレードとの摩擦を低減する画像形成手段と、 回転する給紙コロにより前記転写回転体に対して前記シ
    ートを分離給紙する給紙装置とを備え、 前記画像形成手段は、前記転写回転体上の前記他のトナ
    ー画像の形成領域のうち前記シートの前記給紙コロが当
    接した領域が接触する領域については他の領域よりトナ
    ー量を低減して前記他の画像を形成することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 転写回転体はベルトであることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 転写回転体はローラであることを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 クリーニングブレードの使用量をカウン
    トするカウント手段を備え、 画像形成手段は、前記使用量に応じてトナー量を低減す
    る度合いを調節することを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかの一に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 クリーニングブレードの使用量をカウン
    トするカウント手段を備え、 画像形成手段は、前記使用量に応じてトナー量を低減す
    る領域の範囲を調節することを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかの一に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 感光体上に形成したトナー画像の直接の
    転写を受け、この被転写トナー画像を回転体に保持され
    たシートに転写する中間転写体を備えていることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかの一に記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】感光体上にイエロー、シアン、マゼンタ、
    ブラックの各色のトナー画像を形成し、この4色のトナ
    ー画像を重ね合わせて転写回転体に保持されたシートに
    転写することでカラー画像の形成を行うことを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれかの一に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿の画像を読み取る画像読取装置と、 感光体上にトナー画像を形成し、このトナー画像を転写
    回転体に保持されたシートに転写することで前記画像読
    取装置で読み取った画像の形成を電子写真方式で行う画
    像形成装置と、を備えている複写機において、 前記画像形成装置は、 前記転写回転体上のトナーを掻き落として除去するクリ
    ーニングブレードと、 前記感光体上における前記シートに転写されるトナー画
    像の形成領域外である領域に他のトナー画像を形成する
    ことで、この他のトナー画像の前記転写回転体に対する
    直接の転写を可能として前記転写回転体と前記クリーニ
    ングブレードとの摩擦を低減する画像形成手段と、 回転する給紙コロにより前記転写回転体に対して前記シ
    ートを分離給紙する給紙装置とを備え、 前記画像形成手段は、前記転写回転体上の前記他のトナ
    ー画像の形成領域のうち前記シートの前記給紙コロが当
    接した領域が接触する領域については他の領域よりトナ
    ー量を低減して前記他の画像を形成することを特徴とす
    る複写機。
  9. 【請求項9】 転写回転体はベルトであることを特徴と
    する請求項8に記載の複写機。
  10. 【請求項10】 転写回転体はローラであることを特徴
    とする請求項8に記載の複写機。
  11. 【請求項11】 クリーニングブレードの使用量をカウ
    ントするカウント手段を備え、 画像形成手段は、前記使用量に応じてトナー量を低減す
    る度合いを調節することを特徴とする請求項8〜10の
    いずれかの一に記載の複写機。
  12. 【請求項12】 クリーニングブレードの使用量をカウ
    ントするカウント手段を備え、 画像形成手段は、前記使用量に応じてトナー量を低減す
    る領域の範囲を調節することを特徴とする請求項8〜1
    0のいずれかの一に記載の複写機。
  13. 【請求項13】 感光体上に形成したトナー画像の直接
    の転写を受け、この被転写トナー画像を回転体に保持さ
    れたシートに転写する中間転写体を備えていることを特
    徴とする請求項8〜12のいずれかの一に記載の複写
    機。
  14. 【請求項14】感光体上にイエロー、シアン、マゼン
    タ、ブラックの各色のトナー画像を形成し、この4色の
    トナー画像を重ね合わせて転写回転体に保持されたシー
    トに転写することでカラー画像の形成を行うことを特徴
    とする請求項8〜13のいずれかの一に記載の複写機。
  15. 【請求項15】 感光体上にトナー画像を形成し、この
    トナー画像を転写回転体に保持されたシートに転写する
    電子写真方式の画像形成方法において、 クリーニングブレードにより前記転写回転体上のトナー
    を掻き落として除去する過程と、 前記感光体上における前記シートに転写されるトナー画
    像の形成領域外である領域に他のトナー画像を形成する
    ことで、この他のトナー画像の前記転写回転体に対する
    直接の転写を可能として前記転写回転体と前記クリーニ
    ングブレードとの摩擦を低減する過程と、 回転する給紙コロにより前記転写回転体に対して前記シ
    ートを分離給紙する過程とを含んでなり、 前記摩擦低減過程は、前記転写回転体上の前記他のトナ
    ー画像の形成領域のうち前記シートの前記給紙コロが当
    接した領域が接触する領域については他の領域よりトナ
    ー量を低減して前記他の画像を形成することを特徴とす
    る画像形成方法。
  16. 【請求項16】 転写回転体にベルトを用いることを特
    徴とする請求項15に記載の画像形成方法。
  17. 【請求項17】 転写回転体にローラを用いることを特
    徴とする請求項15に記載の画像形成方法。
  18. 【請求項18】 クリーニングブレードの使用量をカウ
    ントする過程を含んでなり、 摩擦低減過程は、前記使用量に応じてトナー量を低減す
    る度合いを調節することを特徴とする請求項15〜17
    のいずれかの一に記載の画像形成方法。
  19. 【請求項19】 クリーニングブレードの使用量をカウ
    ントする工程を含んでなり、 摩擦低減過程は、前記使用量に応じてトナー量を低減す
    る領域の範囲を調節することを特徴とする請求項15〜
    17のいずれかの一に記載の画像形成方法。
  20. 【請求項20】 感光体上に形成したトナー画像の直接
    の転写を中間転写体で受け、この被転写トナー画像を回
    転体に保持されたシートに転写することを特徴とする請
    求項15〜19のいずれかの一に記載の画像形成方法。
  21. 【請求項21】感光体上にイエロー、シアン、マゼン
    タ、ブラックの各色のトナー画像を形成し、この4色の
    トナー画像を重ね合わせて転写回転体に保持されたシー
    トに転写することでカラー画像の形成を行うことを特徴
    とする請求項15〜20のいずれかの一に記載の画像形
    成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006018150A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2011081094A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2018060103A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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