JPH09244339A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09244339A
JPH09244339A JP8075211A JP7521196A JPH09244339A JP H09244339 A JPH09244339 A JP H09244339A JP 8075211 A JP8075211 A JP 8075211A JP 7521196 A JP7521196 A JP 7521196A JP H09244339 A JPH09244339 A JP H09244339A
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JP
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JP8075211A
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Inventor
Hiroaki Takeuchi
浩昭 武内
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像データを重ね合わせてカラー画像
を形成する画像形成装置において、より高いレジスト精
度と色ずれ精度を実現する。 【解決手段】 給紙ユニット15と転写ベルト14との
間に紙先端検知センサー16を設け、このセンサー16
が転写紙20の先端を検知した位置を起点として、各レ
ーザ書き込みユニット12による各感光体ドラム11へ
の像の書き込みタイミングを制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー複写機、カ
ラーファクシミリ、カラープリンタ等の複数色に対応し
た画像形成装置に係わり、詳しくは、複数の像担持体を
使用してカラー画像を形成する画像形成装置のレジスト
精度の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的なカラー複写機やカラープ
リンタ等では、給紙された転写紙をレジストローラの前
で一時停止させ、画像データを出力した後、紙先端と画
像先端が合うタイミングでレジストローラを回して転写
紙を送り出すことにより、画像書き始め位置の制御(以
下、レジスト制御という)を行っている。図11は、従
来のカラー複写機の給紙部から転写部までの構成を示す
概略正面図である。図11の装置では、右側に給紙部
1、その左側に転写部8が設けられている。給紙部1
は、転写紙を後述のタイミングで転写部9に送り出すレ
ジストローラ2、転写紙の先端を検知するレジストセン
サー3、転写紙が積載された給紙ユニット4、転写紙を
レジストセンサー3まで搬送する中間ローラ5により構
成されている。このうち、レジストローラ2は図示せぬ
レジストモータにより駆動され、その動力は図示せぬレ
ジストクラッチを介して伝達されている。また、中間ロ
ーラ5についても図示せぬ給紙モータにより駆動され、
その動力は図示せぬ中間ローラクラッチを介して伝達さ
れている。一方、転写部8は、像担持体としての感光体
ドラム6a、6b、6c、6d、転写ベルト7により構
成されている。感光体ドラム6a〜6dには、所定のタ
イミングで画像データ(レーザ書き込み光)が書き込ま
れる。なお、感光体ドラム6a〜6d及び転写ベルト7
も図示せぬモータにより駆動されている。また、感光体
ドラム6a〜6dの周囲には、現像ユニット、転写装
置、帯電装置、クリーニング装置、除電装置などの周知
の装置が配置されている。
【0003】次に、レジスト制御のシーケンスを図12
のタイミングチャートにより説明する。まずスタートキ
ーが押されると、T0で図示せぬ給紙モータが回転し始
め、T1で中間ローラクラッチ(CL)がオンし、転写
紙は中間ローラ5により給紙ユニット4からレジストロ
ーラ1へ送られる。そして、T2で転写紙がレジストロ
ーラ3に達したことがレジストセンサー3により検知さ
れると、中間ローラクラッチがオフとなる。このときレ
ジストクラッチ(CL)はオンしていないので、転写紙
はレジストローラ1の前で停止している。そして、T3
で画像データの書き込みが始まると、画像先端と紙先端
との位置合わせが可能となるタイミングT4でレジスト
クラッチがオンとなり、転写紙はレジストローラ1によ
り転写部8に送られる。転写ベルト7により搬送された
転写紙の先端は、感光体ドラム6と転写ベルト7が接す
る位置で画像データの画像先端と重ね合わされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
装置では転写紙をレジストローラ1の前で一時停止さ
せ、この間に画像データの書き込みを行い、画像先端と
紙先端が一致するタイミングでレジストローラ1を回転
させて転写紙を送り出すという手順でレジスト制御を行
っている。これによると、画像書き始め位置の精度(以
下、レジスト精度という)がレジストクラッチ等の機械
的な精度に依存するため、紙の搬送速度が高速化した場
合や高精細化に伴って画像解像度が高くなった場合には
機械的な精度が追い付かなくなり、レジスト精度が低下
するという問題点があった。
【0005】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、複数の画像データを
重ね合わせてカラー画像を形成する画像形成装置におい
て、より高いレジスト精度と色ずれ精度を実現すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、印字色に対応した複数
の像担持体と、それぞれの像担持体表面に像を書き込む
複数の像書き込み手段と、前記複数の像担持体表面に書
き込まれた像を現像する複数の現像手段と、転写紙を給
紙する給紙手段と、該給紙手段から給紙された転写紙を
前記複数の像担持体表面に搬送する搬送手段とを備え、
前記給紙手段から給紙された転写紙を前記搬送手段によ
り前記像担持体の転写位置まで搬送し、それぞれの像担
持体表面の現像像を前記転写紙に重ね合わせて転写する
画像形成装置において、前記給紙手段と搬送手段との間
に配設され、前記給紙手段から給紙される転写紙の先端
を検知する紙先端検知手段と、該紙先端検知手段が転写
紙の先端を検知した位置を起点として、前記像書き込み
手段による像担持体表面への像の書き込みタイミングを
制御する書き込み制御手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0007】請求項2の画像形成装置は、請求項1の画
像形成装置において、前記書き込み制御手段は、像書き
込み手段による像担持体表面への像の書き込みタイミン
グを、前記紙先端検知手段が転写紙の先端を検知した位
置から前記複数の像担持体のそれぞれの像書き込み位置
までの距離により制御することを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項3の画像形成装置は、請求項1の画
像形成装置において、前記書き込み制御手段は、前記像
書き込み手段による像担持体表面への像の書き込みタイ
ミングを、前記紙先端検知手段が転写紙の先端を検知し
た位置から前記複数の像担持体のそれぞれの転写位置ま
での書き込みライン数により制御することを特徴とする
ものである。
【0009】請求項4の画像形成装置は、請求項3の画
像形成装置において、前記書き込み制御手段は、前記像
書き込み手段による像担持体表面への像の書き込みタイ
ミングを、印字色ごとに単独に変更可能としたことを特
徴とするものである。
【0010】請求項5の画像形成装置は、請求項3の画
像形成装置において、前記書き込み制御手段を複数個配
設するとともに、それぞれ独立して動作可能に構成し、
搬送される複数の転写紙のそれぞれに1つの書き込み制
御手段を割り当てるようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0011】請求項6の画像形成装置は、請求項3の画
像形成装置において、前記搬送手段を、転写紙の表面と
裏面を順に前記複数の像担持体表面に搬送するように構
成し、前記書き込み制御手段による像担持体への像の書
き込みタイミングを、転写紙の表面と裏面とで変更する
ようにしたことを特徴とするものである。
【0012】請求項1乃至6の画像形成装置において
は、給紙手段から給紙された転写紙の先端が経路途中に
配設された紙先端検知手段により検知されると、書き込
み制御手段は、前記紙先端検知手段が転写紙の先端を検
知した位置を起点として像担持体表面への像の書き込み
タイミングを制御する。
【0013】とくに、請求項2の画像形成装置において
は、給紙手段から給紙された転写紙が、前記紙先端検知
手段が転写紙の先端を検知した位置から前記複数の像担
持体のそれぞれの転写位置までの所定距離に達すると、
像書き込み手段により像担持体表面への像の書き込みが
行われる。
【0014】とくに、請求項3の画像形成装置において
は、給紙手段から給紙された転写紙が、前記紙先端検知
手段が転写紙の先端を検知した位置から前記複数の像担
持体のそれぞれの転写位置までの所定の書き込みライン
数に達すると、像書き込み手段により像担持体表面への
像の書き込みが行われる。
【0015】また、とくに請求項4の画像形成装置にお
いては、前記像書き込み手段による像担持体表面への像
の書き込みタイミングを、印字色ごとに単独に変更する
ことができる。
【0016】とくに、請求項5の画像形成装置において
は、複数枚印写の際に、複数の転写紙が装置内で存在す
るような場合でも、それぞれの転写紙に1つの書き込み
制御手段を割り当てられ、像担持体表面への像の書き込
みタイミングはそれぞれ独立して制御される。
【0017】とくに、請求項6の画像形成装置において
は、両面印写の際に、1枚の転写紙が表面、裏面の順に
搬送される場合、転写紙の表面と裏面でそれぞれ書き込
み制御手段の書き込みタイミングが変更される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を電子写真複写機(以下、複写機という)に適用した場
合の実施形態について説明する。
【0019】図1は、本実施形態に係る複写機の主要部
分の概略構成図である。この装置は大別すると、像担持
体としての感光体ドラム11(Y〜K)、像書き込み手
段としてのレーザ書き込みユニット12(Y〜K)、現
像手段としての現像ユニット13(Y〜K)、搬送手段
としての転写ベルト14、給紙手段としての給紙ユニッ
ト15、紙先端検知手段としての紙先端検知センサー1
6、書き込み制御手段としての機能を備えた制御部17
により構成されている。
【0020】本実施形態の構成では、図11のようなレ
ジストローラ2がなく、給紙ユニット15から給紙され
た転写紙20は一時停止することなしに順次転写ベルト
14により搬送される。転写ベルト14は、図示せぬ駆
動機構により回転駆動される駆動ローラ18及び従動ロ
ーラ19により支持され、各感光体ドラム11と等速度
で回転する。一方、等間隔に配置された感光体ドラム1
1(Y〜K)には、露光装置としてのレーザ書き込みユ
ニット12(Y〜K)により静電潜像が書き込まれる。
このトナー像は湿式の現像ユニット13により現像さ
れ、表面にトナー像が形成される。そして、転写ベルト
14により下方から搬送されてきた転写紙20に対し
て、感光体ドラム11(Y)のイエロートナー像、感光
体ドラム11(M)のマゼンタートナー像、感光体ドラ
ム11(C)のシアントナー像、感光体ドラム11
(K)のブラックトナー像が、所定位置で順に転写紙2
0の表面で重ね合わされる。色重ねの完了した転写紙2
0は、図示せぬ分離チャージャにより転写ベルト14か
ら分離され、図示せぬ定着装置で定着された後、装置外
部に排紙される。なお、各感光体ドラム11(Y〜K)
の周囲には、現像ユニット13のほか、転写装置21、
図示せぬ帯電装置、同クリーニング装置、同除電装置な
どの周知の装置が配置されている。
【0021】[実施形態1]図1の装置では、給紙ユニ
ット15と最下段の感光体ドラム11Yとの間に紙先端
位置検知センサー16が配設されている。この紙先端位
置検知センサー16は、例えばダイオード部とフォトト
ランジスタ部からなるフォトセンサーにより構成されて
おり、給紙ユニット15から給紙された転写紙20の先
端が紙先端位置検知センサー16の位置に達すると、検
知信号が制御部17に出力される。この紙先端位置検知
センサー16が転写紙20の先端を検知した位置が画像
書き込み信号を出力する際の距離の起点となる。
【0022】図1に示すように、感光体ドラム11間の
距離をPpc、感光体ドラムの半径をrとすると、最下段の
感光体ドラム11Yが転写ベルト14と接する位置と紙
先端位置検知センサー16間の距離は(π・r)+dで
表すことができる。感光体ドラム11(Y〜K)と転写
ベルト16は等速度で回転しているため、転写紙20が
検知された後、距離dだけ進んだ時に感光体ドラム11
Yへの画像データの書き込みを行えば、感光体ドラム1
1Yの書き込み位置が半周分(π・r)だけ回った位
置、すなわち感光体ドラム11Yと転写ベルト16が接
する位置で紙先端と画像先端を重ね合わせることができ
る。そこで、この実施形態1の制御部17においては、
紙の先端が検知位置から距離dだけ進むのに要する時間
を、クロックパルスのパルス数に置き換え、このパルス
数を書き込みタイミングの設定値として保持するように
している。
【0023】図1において、給紙ユニット15から転写
紙20が給紙され、転写紙20の先端が紙先端位置検知
センサー16の位置に達すると、紙先端位置検知センサ
ー16から制御部17へ検知信号が出力される。制御部
17では、紙先端位置検知センサー16から検知信号が
入力されると、図示せぬ内部タイマーで発生するクロッ
クパルスのパルス数をカウントし始め、この値が設定値
と等しくなったときに紙先端が距離dに達したと判断
し、レーザ書き込みユニット12Yに画像書き込み信号
(Y)を出力する。レーザ書き込みユニット12Yで
は、制御部17からの画像書き出し信号(Y)に応じ
て、図示せぬメモリに格納されているイエローの画像デ
ータを読み出し、感光体ドラム11Yに画像データの書
き込みを行う。なお、2色目以降については、距離dに
感光体ドラム11間の距離をPpcを加算した位置で画像
書き込み信号(M)を出力すればよい。すなわち、紙先
端検知センサー16の検知位置を0とすると、紙先端が マゼンタM:d+Ppc シアンC :d+Ppc・2 ブラックK:d+Ppc・3 の位置に達したときに画像書き込み信号を出力する。制
御部17では紙先端を検知した位置から上記各位置まで
の距離に相当するパルス数を設定値として保持してお
り、内部タイマーで発生するクロックパルスのパルス数
がそれぞれの設定値と等しくなったときに対応する画像
書き出し信号(Y〜K)を出力する。
【0024】以上のように実施形態1によれば、搬送経
路の途中に設けられた紙先端検知センサー16で紙先端
を検知し、この位置から各感光体ドラム11のそれぞれ
の転写位置までの距離に応じたパルス数により像の書き
込みタイミングを制御するようにしたので、レジスト精
度が搬送機構の機械的な精度に影響されることがなくな
り、より高いレジスト精度を得ることができる。しか
も、この実施形態1の構成では、比較的簡単な回路構成
で制御を行うことができる。なお、実施形態1では、セ
ンサの検知位置から各感光体ドラムのそれぞれの転写位
置までの距離をパルス数に置き換え、このパルス数をカ
ウントするようにしているが、他の計測可能な数値等に
置き換えて制御するようにしてもよい。さらに副次的な
効果として、レジストローラ等の機械的な要素が不要と
なるので、装置構成を簡単なものとすることができる。
【0025】[実施形態2]この実施形態2では、セン
サの検知位置から各感光体ドラムへのそれぞれの像書き
込み位置までの距離を、1ライン周期を示す信号(以
下、1ライン信号)に置き換え、この1ライン信号の書
き込みライン数(以下、ライン数という)をカウントす
ることにより画像書き込み信号の出力タイミングを制御
している。図2は、1ライン信号の検出方法を示す概略
構成図である。レーザ発光素子25がポリゴンミラー2
6に向けてレーザ光を発光すると、ポリゴンミラー26
は回転しながらそれぞれのミラー面でレーザ走査有効範
囲を照射する。このレーザ走査有効範囲の一方の端には
ミラー27が配設されており、レーザ光がこのミラー2
7に当たると、反射したレーザ光が受光素子28に入力
される。受光素子28へのレーザ光の入力は1ラインに
つき1回なので、これが1ライン信号となる。この1ラ
イン信号は、図1のレーザ書き込みユニット12(Y〜
K)内で検出され、制御部17へ入力される。なお、こ
の1ライン信号は必要に応じて時間計測の入力形態に合
うように変換して入力される。
【0026】図3は、図1の制御部17の機能的な構成
を示すブロック図である。制御部17はCPU(中央処
理装置)31を中心として構成されている。CPU31
には、ユーザインターフェースとしての操作パネル3
2、プログラムを格納するメモリ33、データ記憶用の
不揮発メモリ34、紙先端検知センサー16、タイマー
部A、出力セレクタ39が接続されている。
【0027】タイマー部A(以下、タイマーAという)
は、レジスタ36(Y〜K)、セレクタ37、カウンタ
38により構成されている。レジスタ36には、画像を
書き出すタイミングを示す設定値としてのタイマープリ
セット値が格納される。セレクタ37は、CPU31か
らの色セレクト信号に応じて、レジスタ36に格納され
ているY〜Kの値からいずれかを選択し、カウンタ38
へ送り出す。カウンタ38は、レーザ書き込みユニット
12から入力される1ライン信号をカウントするととも
に、このカウント値とレジスタ36からセレクタ37を
通じて入力されたタイマープリセット値とを比較し、両
者が等しくなったときに出力セレクタ39へ符号30で
示すコンペアマッチ信号Aを自動的に出力する。ここ
で、出力セレクタ39では、カウンタ38から出力され
るコンペアマッチ信号だけでは、選択されたのがY、
M、C、Kのどの色かを特定することができないため、
コンペアマッチ信号AはCPU31にも送られている。
CPU31では、コンペアマッチ信号Aが入力される
と、カウンタ38においてカウント値とタイマープリセ
ット値とが等しくなったと判断し、先にセレクタ37へ
出力した色セレクト信号に対応する色の出力セレクト信
号を出力セレクタ39へ出力する。出力セレクタ39で
は、CPU31から送られてきた出力セレクト信号によ
り、画像書き出し信号(Y〜K)の出力ポートを選択
し、コンペアマッチ信号Aを画像書き出し信号(Y〜
K)の選択された出力ポートに伝達する。出力セレクタ
39から出力される画像書き出し信号(Y〜K)は、対
応する色のレーザ書き込みユニット12へ送られる。レ
ーザ書き込みユニット12では、この画像書き込み信号
に応じて、図示せぬメモリに格納されている対応色の画
像データを読み出し、感光体ドラム11への書き込みを
行う。
【0028】不揮発メモリ34には、上記レジスタ36
に格納されるタイマープリセット値が書き込まれてい
る。不揮発メモリ34は、図4の回路構成図に示すよう
に、不揮発メモリ34は、メモリ本体41、バッテリ4
2、システム電源電圧監視部43、メモリコントロール
素子44、スイッチング部45により構成されている。
不揮発メモリ34の電源は次のように制御されている。
まず、システム電源がオフの時は、バッテリ42からメ
モリ本体41へ電流を供給する。また、システム電源が
オンの時には、スイッチング部45のQ1を導通させて
システム電源をメモリ本体41へ供給する。さらに、シ
ステム電源電圧が低下してきたとき場合には、電源電圧
監視部43からの出力が途絶え、メモリ本体41の選択
端子(/CS)が非アクティブになるため、Q1の導通
がなくなり、電源はシステム電源からバッテリ42に切
り替えられる。図4の回路構成によれば、メモリ本体4
1に格納されているタイマープリセット値はシステムの
電源が低下又はオフした場合でも、一度設定した値を保
存しておくことができる。また、操作パネル32と不揮
発メモリ34はCPU31を介して接続されているの
で、必要に応じて操作パネル32から不揮発メモリ34
内のデータを変更することができる。よって、ユーザや
サービスマン等が簡単に位置合わせ調整、色ずれ調整等
を実施することができる。
【0029】また、図3に示すCPU31の外部割り込
み端子には、図1の紙先端検知センサー16からの検知
信号が入力される。センサーからの検知信号を入力を割
り込み端子に入力することにより、紙先端を検知してか
らタイマーが動き出すまでの動作スピード及び画像書き
込み信号の出力精度を向上させている。
【0030】次に、1枚印写を行う場合の動作を、図5
及び図6のフローチャートを用いて説明する。CPU3
1の外部割り込み端子に紙先端検知センサー16からの
検知信号が入力されると、図5に示す紙先端検知による
割り込み処理のルーチンが実行される。なお、1枚印写
では図5のステップ101の使用タイマー選択の動作は
必要ないので、ここではタイマーAだけ使用するものと
して説明する。まず、タイマーAが使用中かどうかを判
断し(ステップ102)、Noであれば紙情報を調査し
て裏か表かを判断する(ステップ103)。なお、紙情
報とは給紙されてくる転写紙の情報であり、ここでは紙
の表面に印写するものとする。次に、タイマープリセッ
ト値を設定する(ステップ104)。
【0031】このステップ104(ステップ105も同
じ)において、vは線速、t1は1ラインの周期、OAdjY〜
K(UAdjY〜K)は微調整用の値(単位:ライン数)であ
る。また、d/v/t1は紙先端検知センサー16の位置から
1色目(Y)を書き始める箇所までのライン数であり、
(d+Ppc)/v/t1は2色目(M)を書き始める箇所まで
の、(d+Ppc*2)/v/t1は3色目(C)を書き始める箇
所までの、(d+Ppc*3)/v/t1は4色目(K)を書き始
める箇所までの、それぞれライン数を示している。これ
らライン数に微調整用の値OAdjY〜K(UAdjY〜K)を加え
たものが、実際に各色の画像を書き出すタイミングを示
す設定値、すなわちタイマープリセット値である。
【0032】CPU31は、不揮発メモリ34からタイ
マープリセット値を読み出し、レジスタ36(Y〜K)
に格納する。次に、CPU31はセレクタ37に色セレ
クト信号(Y)を送り、最初の色であるイエローのタイ
マープリセット値t1yをカウンタ38へプリセットする
(ステップ106)。そして、カウンタ38をスタート
させる(ステップ107)。
【0033】次に、図6に示すタイマー制御のルーチン
について説明する。このルーチンは、例えばCPU31
内のタイマ割り込みにより定期的(例えば0.2msecご
と)に実行されている。カウンタ38は、レーザ書き込
みユニット12から入力される1ライン信号をカウント
し続け、このカウント値とセレクタ37から入力された
タイマープリセット値t1yとが等しいかどうかを判断
し、等しい場合は図3の符号30で示すコンペアマッチ
信号Aを出力する。このコンペアマッチ信号Aは出力セ
レクタ39に出力されると同時に、CPU31にもフィ
ードバックされている。CPU31は、カウント値とタ
イマープリセット値とが等しくなったかどうかを判断す
る(ステップ201)。そして、コンペアマッチ信号A
が入力されると、後述する色セレクトに対応した出力セ
レクト信号(Y)を出力セレクタ39に出力する(ステ
ップ203)。出力セレクタ39はコンペアマッチ信号
Aを出力セレクト信号に対応する色の画像書き出し信号
へ伝達し、レーザ書き込みユニット12に出力する。
【0034】次に、CPU31は色セレクトをインクリ
メントし(ステップ204)、色セレクトが4以上かど
うかを判断する(ステップ205)。ここで、色セレク
トとはレジスタ36からカウンタ38へプリセットされ
るタイマープリセット値を選択する際に使用されるカウ
ント数である。色セレクトの初期値は0で、0:Y、
1:M:、2:C、3:Kに対応している。ステップ2
05でNo(3以下)であれば、その時点の色セレクト
に対応するタイマープリセット値をカウンタ38へプリ
セットする(ステップ206)。この後、次の画像書き
出し信号(M)を出力するための1ライン信号のカウン
トを開始して処理を終了する。また、ステップ205Y
esであれば、4色目(K)の画像書き出し信号(K)
まで出力し終えたと判断して、色セレクトをクリアする
とともに、タイマーAをストップさせる(ステップ20
7)。
【0035】例えば、ステップ206で色セレクトが1
であるときは、レジスタ36(M)に格納されているタ
イマープリセット値t1mを選択し、カウンタ38へプリ
セットする。カウンタ38では、1ライン信号のカウン
ト値とタイマープリセット値t1mが等しくなった時に画
像書き出し信号(M)を出力セレクタ39に出力する。
このような動作を色セレクトが3となるまで実行する。
なお、レジスタ36からカウンタ38へのタイマープリ
セット値の移行は、t1yでは図5のステップ106、t1m
〜t1kでは図6のステップ206で実行される。
【0036】1枚印写を行った場合の画像書き込み信号
の出力タイミングを図7に示す。紙先端検知とともにタ
イマーがスタートし、t1yで画像書き出し信号(Y)、t
1mで画像書き出し信号(M)、t1cで画像書き出し信号
(C)、t1kで画像書き出し信号(K)がそれぞれ出力
される。そして、画像書き出し信号(K)が出力された
時点でタイマーがストップする。
【0037】なお、図5のステップ104またはステッ
プ105のタイマープリセット値において、d、Ppc、t
1、v等の祖調整用の値は機械的に決まる理論値を格納
し、機械的な要素に変更があったときのみ変更する。ま
た、機械的な部分に変更があったとき、又は色ずれ調整
を行う場合には、前記祖調整用の値に微調整用の値OAdj
Y〜K(又はUAdjY〜K)を加えることにより、センサー取
り付け位置、感光体ドラム位置等の寸法的な誤差を適正
範囲内に調整することができる。とくに、微調整用の値
OAdjY〜K(又はUAdjY〜K)を適宜設定することにより、
各色の色ずれを調整することができる。これらの値は印
字色ごとに単独で変更することができるので、各色の色
ずれの調整を他の色の調整に影響されることなしに、よ
りきめ細かく行うことができる。また、これらの値は操
作パネル32通じて変更することができる。
【0038】以上のように実施形態2によれば、搬送経
路の途中に設けられた紙先端検知センサー16で紙先端
を検知し、この位置から各感光体ドラム11のそれぞれ
の像書き込み位置までの距離に応じた1ライン信号のラ
イン数により像の書き込みタイミングを制御するように
したので、レジスト精度が搬送機構の機械的な精度に影
響されることがなくなり、より高いレジスト精度を得る
ことができる。例えば、線速150mm/sec、解像度60
0dpiの画像形成装置では、1mm進むのに約6.7msec
を要するが、1ラインに要する時間は約280μsecで
ある。したがって、実施形態1のように書き込みタイミ
ングを距離で制御するものに比べて、1ライン刻みでよ
りきめ細かくレジスト精度や色ずれ精度を調整すること
ができる。
【0039】[実施形態3]次に、複数枚印写を行う場
合について説明する。図1と同一構成で示す図8のよう
に、同時に複数枚の転写紙22〜24が搬送される場
合、全ての転写紙について画像書き出し信号を出力する
ようにタイマーを動作させる必要がある。その場合、図
3のようにタイマーが1つであると、1枚目のタイマー
が動作中に2枚目の紙先端検知が入力されると、カウン
タ内のタイマープリセット値が上書きされてしまい、タ
イマーが暴走してしまう。したがって、紙先端検知セン
サー16から最上段の感光体ドラム11(K)の間に転
写紙が複数枚存在するような装置では、時間計測のため
のタイマーが複数個必要となる。図9は、タイマーを複
数個(この例では3個)設けた制御部29の機能的な構
成を示すブロック図であり、図3と同等部分を同一符号
で示している。この制御部29では、CPU31に対し
て複数のタイマーA〜Cが並列的に接続されている。各
タイマーの構成は図3と同じであり、それぞれレジスタ
(36、46、56)、セレクタ(37、47、5
7)、カウンタ(38、48、58)により構成されて
いる。また、タイマーBのレジスタ46には、タイマー
プリセット値としてt2y〜t2kが格納され、タイマーCの
レジスタ56には、タイマープリセット値としてt3y〜t
3kが格納されるものとする。各タイマープリセット値の
構成はタイマーAで説明したt1y〜t1kと同じである。
【0040】次に、複数枚印写を行う場合の動作を、図
5及び図6のフローチャートを参照しながら説明する。
なお、図5ではタイマーAの処理手順についてのみ示し
ているが、実際にはステップ101で選択したタイマー
A、B、Cごとに同様の処理が実行される。同様に図6
に関してもタイマーAについてのみ示しているが、実際
にはタイマーA、B、Cごとの処理手順が独立に存在
し、実行される。CPU31の外部割り込み端子に紙先
端検知センサー16から1枚目の検知信号が入力される
と、図5に示す紙先端検知による割り込み処理のルーチ
ンが実行される。まず、タイマーAを選択し(ステップ
101)、タイマーAが使用中かどうかを調べる(ステ
ップ102)。Noであれば紙情報を調査して裏か表か
を判断する(ステップ103)。次に、タイマーAのレ
ジスタ36へタイマープリセット値を格納し(ステップ
104又はステップ105)、イエローのタイマープリ
セット値をカウンタ38へプリセットする(ステップ1
06)。この後、カウンタ38をスタートさせる(ステ
ップ107)。
【0041】続いて2枚目の検知信号が入力されると、
ステップ101でタイマーBを選択し、同様の手順でタ
イマーBのカウンタ48へタイマープリセット値をプリ
セットし、カウンタ48をスタートさせる。さらに3枚
目の検知信号が入力されると、ステップ101でタイマ
ーCを選択し、同様の手順でタイマーCのカウンタ58
へタイマープリセット値をプリセットし、カウンタ58
をスタートさせる。この時点でそれぞれのタイマーA〜
Cは独立に動作している。
【0042】この後、例えばタイマーAに対応するタイ
マー制御のルーチン(図6)において、1ライン信号の
カウント値とタイマープリセット値t1cとが等しくなる
と、タイマー制御処理A(図6)のステップ201がY
esになり、出力セレクト信号(C)によりセレクタ3
9で画像書き出し信号(C)が選択され、カウンタ38
に次のタイマープリセット値t1kをプリセットする。そ
して、次の画像書き出し信号(K)を出力するための1
ライン信号のカウントを開始して処理を終了する。この
時点で、タイマーBに対応するタイマー制御ルーチン
(図示せず)において、もしタイマーBの1ライン信号
のカウント値がタイマープリセット値と等しくなると、
出力セレクト信号(M)によりセレクタ39で画像書き
出し信号(M)が選択され、カウンタ48に次のタイマ
ープリセット値t2cをプリセットする。そして、次の画
像書き出し信号(C)を出力するための1ライン信号の
カウントを開始して処理を終了する。
【0043】複数枚印写を行った場合の画像書き込み信
号の出力タイミングを図10に示す。1枚目の紙先端検
知とともにタイマーA(t1y〜t1k)がスタートし、2枚
目の紙先端検知とともにタイマーB(t2y〜t2k)が、3
枚目の紙先端検知とともにタイマーC(t3y〜t3k)がそ
れぞれスタートする。4枚目の印写については、この例
のように3つのタイマーを使用する場合には再びタイマ
ーAを使用することになる。このとき、1枚目の時間計
測が終了しない間に4枚目の紙先端検知があると、先に
説明したようにタイマープリセット値が上書きされてし
まい、タイマーが暴走するおそれがある。これを防ぐた
めには、単純にはタイマーを4つ接続すればよいが、こ
の実施形態では、図5のステップ102のようにタイマ
ーが使用中かどうかを調べる判断処理を加えている。こ
のステップ102で、もしタイマー使用中となっている
場合は、装置の機械的な異常と考えられるため、装置を
停止してユーザにエラー発生を通知するようにしている
(ステップ108)。これによると、タイマーの暴走を
未然に防ぐことができるので、複数枚印写の際にも画像
の位置関係を乱すことなしに、画像出力を行うことがで
きる。なお、適切な紙間設計を行い、タイマーが暴走し
ないようにすればステップ102のような処理は省くこ
とができる。しかし、例えばセンサーにノイズ等が入る
可能性もあるので、システムの安全性を高めるために
も、タイマーが使用中かどうかを調べる処理を加えるこ
とが望ましい。
【0044】以上のように実施形態3によれば、複数の
タイマーをそれぞれ独立して動作させ、それぞれのタイ
マー制御により次に出力すべき色を管理するようにした
ので、複数枚印写の場合でも画像書き出し信号を適切に
出力することができる。したがって、タイマーの数を増
やせば、より高速な線速、より小さいサイズ、より狭い
紙間にも対応できるため、さまざまな使用条件に対応さ
せることが可能となる。
【0045】[実施形態4]ところで、図1のように紙
の搬送距離が長い装置において、両面印写機構を備えた
ものにあっては、紙の表面と裏面にそれぞれ画像の印写
が行われる。この場合の問題点として、表面画像と裏面
画像の画像書き始め位置が合わないことがある。例えば
表面に画像を印写し終えた後、裏面に画像を印写する場
合、表面から見て下方向から裏面画像を書き込む際に、
画像領域が紙の中央に位置しているとは限らないことか
ら、表裏の画像にずれが生じてしまうことがある。そこ
で、この実施形態4においては、表面と裏面の画像書き
出し信号を出力するタイミングを変更するようにしてい
る。この制御を実現するために、図3や図9に示すCP
U31では、給紙ユニット15(図1)を制御している
図示せぬCPUとの間で給紙されてくる紙情報のやりと
りを行っている。この紙情報とは、例えば給紙されてく
る紙が表面、裏面、何枚目か等の情報であり、そのうち
の表裏情報についての情報を、紙先端を検知するたびに
図5のステップ103で判断し、表か又は裏かに応じて
それぞれ所定のタイマープリセット値を設定するように
している。
【0046】以上のように実施形態4によれば、転写紙
の表面と裏面でそれぞれタイマープリセット値を変更す
るようにしたので、両面印写の際の表面画像と裏面画像
の画像書き始め位置を合わせることができる。
【0047】以上説明した実施形態の構成については、
例えば以下のような変更が可能である。図3及び図9の
回路において、レジスタやカウンタ等の機能を備えたC
PUを用いた場合には、図3のタイマーAなどの機能を
CPUにより実行させることができる。また、CPUの
ソフトウェアタイマー機能を用いることもできる。この
機能によりCPU内部のタイマーを動作させ、同じくC
PU内部のレジスタに値を書き込むことによって、その
レジスタの値とタイマーカウント値とを常に比較し、こ
れらの値が等しくなったときなどに割り込みを発生させ
る。この機能を複数持っているCPUを使用することに
より、図3及び図9のタイマー及び各制御信号(出力セ
レクト信号、色セレクト信号)を全てソフトウェアで置
き換えることができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、搬送経
路の途中に設けた紙先端検知手段により転写紙の先端を
検知し、この位置を起点として像担持体への像の書き込
みタイミングを制御するようにしたので、レジスト精度
が搬送機構の機械的な精度に影響されることがなく、よ
り高いレジスト精度を得ることができる。したがって、
紙の搬送速度が高速化した場合や高精細化に伴って画像
解像度が高くなった場合でも十分に対応することができ
る。
【0049】とくに、請求項2の発明によれば、紙先端
検知手段の検知位置から前記複数の像担持体のそれぞれ
の転写位置までの距離によって像担持体への像の書き込
みタイミングを制御するようにしたので、比較的簡単な
回路構成で制御を行うことができる。
【0050】とくに、請求項3の発明によれば、紙先端
検知手段の検知位置から前記複数の像担持体のそれぞれ
の転写位置までの書き込みライン数によって像担持体へ
の像の書き込みタイミングを制御するようにしたので、
1ライン刻みでよりきめ細かくレジスト精度や色ずれ精
度を調整することができる。 (以下、余白)
【0051】また、とくに請求項4の発明によれば、像
書き込み手段による像担持体表面への像の書き込みタイ
ミングを、印字色ごとに単独に変更するようにしたの
で、各色の色ずれの調整を他の色の調整に影響されるこ
となしに、よりきめ細かく行うことができる。
【0052】とくに、請求項5の発明によれば、複数枚
印写の際に、複数の転写紙が装置内で存在するような場
合でも、それぞれの転写紙に1つの書き込み制御手段を
割り当て、像担持体表面への像の書き込みタイミングを
それぞれ独立して制御するようにしたので、複数枚印写
の場合でも画像書き出し信号を適切に出力することがで
きる。しかも、書き込み制御手段の数を増やせば、より
高速な線速、より小さいサイズ、より狭い紙間にも対応
できるため、さまざまな使用条件に対応させることが可
能となる。
【0053】とくに、請求項6の発明によれば、両面印
写の際に、1枚の転写紙が表面、裏面の順に搬送される
場合、転写紙の表面と裏面でそれぞれ書き込み制御手段
の書き込みタイミングが変更するようにしたので、両面
印写の際の表面画像と裏面画像の画像書き始め位置を合
わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る複写機の主要部分の概略構成
図。
【図2】1ライン信号の検出方法を示す概略構成図。
【図3】図1中の制御部の機能的な構成を示すブロック
図。
【図4】図3中の不揮発メモリの回路構成図。
【図5】紙先端検知による割り込み処理のフローチャー
ト。
【図6】タイマー制御処理のフローチャート。
【図7】1枚印写を行った場合の画像書き込み信号のタ
イミングチャート。
【図8】複数印写を行う場合の転写紙の状態を示す概略
構成図。
【図9】タイマーを複数個設けた制御部の機能的な構成
を示すブロック図。
【図10】複数枚印字を行った場合の画像書き込み信号
のタイミングチャート。
【図11】従来のカラー複写機の給紙部から転写部まで
の構成を示す概略正面図。
【図12】図11の装置においてレジスト制御を行う場
合のタイミングチャート。
【符号の説明】
11 感光体ドラム 12 レーザ書き込みユニット 14 転写ベルト 15 給紙ユニット 16 紙先端検知センサー 17 制御部 20 転写紙 31 CPU 32 操作パネル 33 メモリ 34 不揮発メモリ 36 レジスタ 37 セレクタ 38 カウンタ 39 出力セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 9/14 B41J 3/00 B G03G 21/14 G03G 21/00 372

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字色に対応した複数の像担持体と、それ
    ぞれの像担持体表面に像を書き込む複数の像書き込み手
    段と、前記複数の像担持体表面に書き込まれた像を現像
    する複数の現像手段と、転写紙を給紙する給紙手段と、
    該給紙手段から給紙された転写紙を前記複数の像担持体
    表面に搬送する搬送手段とを備え、前記給紙手段から給
    紙された転写紙を前記搬送手段により前記像担持体の転
    写位置まで搬送し、それぞれの像担持体表面の現像像を
    前記転写紙に重ね合わせて転写する画像形成装置におい
    て、 前記給紙手段と搬送手段との間に配設され、前記給紙手
    段から給紙される転写紙の先端を検知する紙先端検知手
    段と、 該紙先端検知手段が転写紙の先端を検知した位置を起点
    として、前記像書き込み手段による像担持体表面への像
    の書き込みタイミングを制御する書き込み制御手段とを
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 前記書き込み制御手段は、像書き込み手段による像担持
    体表面への像の書き込みタイミングを、前記紙先端検知
    手段が転写紙の先端を検知した位置から前記複数の像担
    持体へのそれぞれの像書き込み位置までの距離により制
    御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1の画像形成装置において、 前記書き込み制御手段は、前記像書き込み手段による像
    担持体表面への像の書き込みタイミングを、前記紙先端
    検知手段が転写紙の先端を検知した位置から前記複数の
    像担持体へのそれぞれの像書き込み位置までの書き込み
    ライン数により制御することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3の画像形成装置において、 前記書き込み制御手段は、前記像書き込み手段による像
    担持体表面への像の書き込みタイミングを、印字色ごと
    に単独に変更可能としたことを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3の画像形成装置において、 前記書き込み制御手段を複数個配設するとともに、それ
    ぞれ独立して動作可能に構成し、搬送される複数の転写
    紙のそれぞれに1つの書き込み制御手段を割り当てるよ
    うにしたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項3の画像形成装置において、 前記搬送手段を、転写紙の表面と裏面を順に前記複数の
    像担持体表面に搬送するように構成し、 前記書き込み制御手段による像担持体への像の書き込み
    タイミングを、転写紙の表面と裏面とで変更するように
    したことを特徴とする画像形成装置。
JP8075211A 1996-03-05 1996-03-05 画像形成装置 Withdrawn JPH09244339A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11237768A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Ricoh Co Ltd 記録装置
JP2005195807A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7620361B2 (en) 2005-01-24 2009-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and control method therefor

Cited By (4)

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