JPH092437A - 磁気テープ貼り機 - Google Patents

磁気テープ貼り機

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JPH092437A
JPH092437A JP15138995A JP15138995A JPH092437A JP H092437 A JPH092437 A JP H092437A JP 15138995 A JP15138995 A JP 15138995A JP 15138995 A JP15138995 A JP 15138995A JP H092437 A JPH092437 A JP H092437A
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JP
Japan
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magnetic tape
release paper
conveyor
tape piece
adherend
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Application number
JP15138995A
Other languages
English (en)
Inventor
Norifumi Matsuo
徳文 松尾
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TOKUEI KK
Original Assignee
TOKUEI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープの貼り付け速度を高める。 【構成】 磁気テープ片1を一定間隔で接着した連続状
の剥離紙3を送りながら鋭角走行箇所にて磁気テープ片
を剥離紙上から剥がす。連続走行するコンベア20で被
貼着物2を一定間隔で支持して送る。鋭角走行箇所とコ
ンベアとの間にコンベアの走行速度と同じ周速度で連続
回転する貼着ローラ21を設ける。剥離紙から剥がされ
る磁気テープ片を貼着ローラの周面21aに吸着してコ
ンベア上の被貼着物に貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通帳等の所定箇所に磁
気テープを貼り付けるための磁気テープ貼り機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通帳、証書等には自動現金支払い機等で
所定の情報を読み取るための磁気テープが貼り付けられ
ている。従来、通帳等への磁気テープの貼り付けは人手
による他、機械によっても行われている。従来の磁気テ
ープ貼り機は、連続状の剥離紙に一定の大きさの磁気テ
ープを一定間隔で接着しておいてこれを間欠走行させ、
剥離紙に平行に通帳等を間欠送りし、両者が一時停止し
た際にアームを回動させて剥離紙上から磁気テープを一
枚ずつ剥がし取り、通帳等の上に貼り付けるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気テープ貼り機は通帳等を一つずつ停止させながら磁
気テープを貼り付けていくので効率が悪いという問題を
有する。
【0004】従って、本発明は、磁気テープの貼り付け
速度を上げ生産効率を高めることができる磁気テープ貼
り機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、磁気テープ片1を一定間隔で接
着した連続状の剥離紙3を送りながら鋭角走行箇所にて
磁気テープ片1を剥離紙3上から剥がす磁気テープ片送
り装置19と、被貼着物2を一定間隔で支持して連続走
行するコンベア20と、上記磁気テープ片送り装置19
の鋭角走行箇所と上記コンベア20との間に配置され、
剥離紙3から剥がされる磁気テープ片1を周面21aに
吸着して上記コンベア20上の被貼着物2に貼り付ける
該コンベア20の走行速度と同じ周速度で連続回転する
貼着ローラ21とを具備した磁気テープ貼り機の構成を
採用し、請求項2の発明は、剥離紙3上の磁気テープ片
1の前端又は後端を検知するたびに剥離紙3を停止させ
るための上記磁気テープ片送り装置19に設けられた第
1のセンサ40と、被貼着物2の進行方向における前端
又は後端を検知する上記コンベア20上の定位置に配置
された第2のセンサ41と、磁気テープ片1が上記鋭角
走行箇所から貼着ローラ21を経てコンベア20上の被
貼着物2の所定箇所に貼着されるように、上記第2のセ
ンサ41からの信号を受けてから剥離紙3の走行開始ま
で所定時間遅延させるためのカウンタ42とを具備した
請求項1の磁気テープ貼り機の構成を採用し、請求項3
の発明は、被貼着物を立てた状態で多数重ねたものを保
持し、その先頭の被貼着物から一つずつ上記コンベアの
上流側に供給するフィーダーが上記コンベアに位置変更
可能に接続された請求項1又は2の磁気テープ貼り機の
構成を採用している。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、磁気テープ片送り装
置19が連続状の剥離紙3を送り、鋭角走行箇所で鋭角
状の屈曲走行させる。剥離紙3が屈曲すると、その箇所
で磁気テープ片1が剥離紙3の走行速度と同じ速度で剥
離紙3から剥がれて行き、剥離紙3と異なる向きに進行
する。この磁気テープ片1が剥がされる箇所の近傍では
貼着ローラ21が連続回転しており、貼着ローラ21の
周面21aがその剥がれた磁気テープ片1の接着剤層と
反対側の面を吸着する。
【0007】一方、貼着ローラ21が磁気テープ片1を
運搬して行く先では、コンベア20が被貼着物2を一定
間隔で支持して貼着ローラ21と同速度で連続走行して
いる。
【0008】これにより、貼着ローラ21の周面21a
上の磁気テープ片1がコンベア20上の被貼着物2に付
着する。請求項2の発明によれば、第1のセンサ40が
剥離紙3上の磁気テープ片1の前端又は後端を検知する
たびに剥離紙3が一時停止し、磁気テープ片1の貼着ロ
ーラ21への供給が停止される。一方、第2のセンサ4
1が被貼着物2の進行方向における前端又は後端を検知
しその都度信号を発する。
【0009】カウンタ42は、第2のセンサ41からの
信号を受けてから所定時間経過後、上記一時停止した剥
離紙3の走行を開始させる。これにより、磁気テープ片
1が上記鋭角走行箇所から貼着ローラ21を経てコンベ
ア20上に至る時期と被貼着物2が貼着ローラ21の所
へ到達する時期とが合致し、磁気テープ片1は被貼着物
2の所定箇所に貼着される。磁気テープ片1の貼着箇所
の変更、調節等はカウンタ42のセット値を変えること
により適宜調節可能である。
【0010】請求項3の発明によれば、被貼着物を立て
た状態で多数重ねたものを保持し、その先頭の被貼着物
から一つずつ上記コンベアの上流側に供給するフィーダ
ーが上記コンベアに位置変更可能に接続されているの
で、フィーダーの向きをコンベアの向きに揃えたり、直
交させたり、適宜変更することにより磁気テープ片1の
被貼着物2に対する向き等を変更することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例につい
て説明する。この磁気テープ貼り機は例えば図6に示さ
れるような磁気テープ片1を有する通帳を得ようとする
もので、被貼着物2である通帳を一方向に供給しながら
それに同調して磁気テープ片1を供給し、通帳の所定箇
所に磁気テープ片1を貼り付けようとするものである。
被貼着物2としては図6に示される冊子状の預金通帳の
他、枚葉状の証書等種々のものが適用可能である。磁気
テープ片1としては細長片状に切断した磁気テープの裏
面に例えば感圧接着剤を塗布したものを用いることがで
きる。
【0012】図1及び図2に示されるように、この磁気
テープ貼り機は、その右から左に向かって、被貼着物2
を左方向に送るための被貼着物供給部I、被貼着物2に
磁気テープ片1を貼り付けるための磁気テープ貼着部I
I、磁気テープ片1を被貼着物2に圧着するためのプレ
ス部IIIを順次配置することにより構成されている。
【0013】上記被貼着物供給部Iは、図3に示される
ように、多数の被貼着物2を上記磁気テープ貼着部II
の方に送るためのフィーダーであり、被貼着物供給ベル
ト4と、該被貼着物供給ベルト4の前端で被貼着物2を
倒れないように支えるための支持体5と、被貼着物供給
ベルト4上の先頭の被貼着物2を一つずつ取り出すため
のサッカー6とを有している。被貼着物供給ベルト4は
左側へ傾斜して低速で駆動し、ベルト4上に背2aを下
側に立てられた状態で多数重ねられた被貼着物2を順次
支持体5及びサッカー6の方へ送るようになっている。
もちろん、必要に応じて背2aを上側にしたり、天又は
地を上側にして供給するようにしてもよい。サッカー6
は水平ピン7を介しアーム8の先端に垂直面内で回動可
能に取り付けられ、かつ実線で示される姿勢をとるよう
にスプリング(図示せず)により図3中時計方向に付勢
されている。アーム8は被貼着物供給部Iのフレーム9
に固定されたエアシリンダ10のロッド10aの先端に
固定されている。また、サッカー6の基部とフレーム9
とには、エアシリンダ10のロッド10aの引き時に接
触しサッカー6を実線位置から鎖線位置へとピン7回り
を時計方向に回動させるための突起11,12が夫々突
設されている。
【0014】上記磁気テープ貼着部IIは、図1及び図
2に示されるように、床上に固定される門型フレーム1
3と、該門型フレーム13に対し移動可能に取り付けら
れた移動フレーム14とを有している。門型フレーム1
3の右側の柱部13aは上記被貼着物供給部I側に配置
され、左側の柱部13bは上記プレス部III側に配置
されている。各柱部13a,13bにはこの磁気テープ
貼り機を横断するように水平レール15が固定され、移
動フレーム14の左右に固定されたサドル16が水平レ
ール15に乗っている。また、門型フレーム13にはモ
ーター(図示せず)が取り付けられ、該モーターの出力
により回転するネジ棒18が移動フレーム14に螺合し
ている。このモーターの駆動によりネジ棒18が回転す
ると移動フレーム14は左右の柱部13b,13a間を
前後に移動することとなる。
【0015】上記移動フレーム14には、図4及び図5
に示されるように、磁気テープ片1を一定間隔で接着し
た連続状の剥離紙3を送りながら鋭角走行箇所にて磁気
テープ片1を剥離紙3上から剥がす磁気テープ片送り装
置19と、被貼着物2を一定間隔で支持して連続走行す
るコンベア20と、上記磁気テープ片送り装置19の鋭
角走行箇所と上記コンベア20との間に配置され、剥離
紙3から剥がされる磁気テープ片1を周面21aに吸着
して上記コンベア20上の被貼着物2に貼り付ける該コ
ンベア20の走行速度と同速度で連続回転する貼着ロー
ラ21とが設けられている。
【0016】上記磁気テープ片送り装置19は、上記剥
離紙3を移動フレーム14の上側から下側へと送るよう
になっており、その上流側から下流側に向かって、上記
剥離紙3を巻き取ったリール22、該リール22から剥
離紙3を引き出すための第1の駆動ロール23、剥離紙
3を下方に弛ませるための錘ロール24、剥離紙3の走
行路を鋭角状に屈曲させる案内具25と、剥離紙3を案
内具25よりも下流側から引っ張るための第2の駆動ロ
ール26が順次配置されている。また、所定の中間箇所
には剥離紙3のガイドロール27,28,29,30,
31,32が配置され、最下流位置には剥離紙の回収孔
33が設けられている。
【0017】磁気テープ片1としては予め細長片として
加工され、かつ裏面には感圧接着剤が塗布されたものが
用いられ、連続状の剥離紙3の剥離面に一定ピッチで貼
り付けられた状態でリール22に巻き付けられている。
磁気テープ片1としては、連続状の剥離紙3の剥離面に
連続状の磁気テープを貼り付けておき、剥離紙3上で所
定寸法ごとにロータリーカッター17により切れ目を入
れながら剥がし取るようにしたものであってもよい。
【0018】上記リール22は一つを予備用として二つ
設けられ、移動フレーム14の上部に水平な支軸を介し
て支持されている。上記第1の駆動ロール23及び錘ロ
ール24は剥離紙3をリール22から所定長さずつ引き
出すためのもので、第1の駆動ローラ23の下方におけ
る移動フレーム14上に所定間隔を置いて上下に配置さ
れた二つのセンサ34a,34bで制御されるようにな
っている。すなわち、上側のセンサ34aが錘ロール2
4を検知すると第1の駆動ロール23が回転してリール
22から剥離紙3を引き出し、それに伴って錘ロール2
4は降下し、下側のセンサ34bが錘ロール24を検知
すると第1の駆動ロール23は駆動を停止する。その
後、第2の駆動ローラ26が回転して剥離紙3を引っ張
ると錘ローラ24が上昇し、以後上記と同様な操作が繰
り返されることになる。
【0019】上記案内具25は、上記鋭角走行箇所を形
成するためのもので、上記移動フレーム14に固定され
るブロック体35に複数本の細い水平ピン36,37を
植設した構成である。連続状の剥離紙3を水平ピン3
6,37で案内し、下流側の水平ピン37で連続状剥離
紙3の走行路を鋭角状に屈曲させるようになっている。
これにより、剥離紙3がこの案内具25の箇所を通過す
ると、先端の水平ピン37の箇所で磁気テープ片1が剥
離紙3の進行と共に剥離紙3から徐々に剥離して行くこ
とになる。
【0020】第2の駆動ロール26は上記錘ローラ24
の箇所から上記案内具25に至るまでの剥離紙3を引っ
張ることにより磁気テープ片1を剥離紙3から剥離させ
るためのものである。図4に示されるように、この第2
の駆動ロール26は貼着ローラ21と同径であり、歯車
45,46,47を介し同方向に同一速度で回転するよ
うになっている。このため、磁気テープ片1は剥離紙3
から剥離されつつ貼着ローラ21の周面21aに吸着さ
れて行くこととなる。そして、この第2の駆動ロール2
6の駆動と被貼着物2のコンベア20の駆動とのタイミ
ングが予めセットされることにより,磁気テープ片1は
被貼着物2の所定箇所に正確に貼り着けられることにな
る。
【0021】上記コンベア20は、上記フレーム13
a,13bに水平に保持され、上記被貼着物供給部Iか
ら上記プレス部IIIへと延びている。コンベア20は
左右両側に被貼着物2の左右両縁を支えるための案内縁
36を有し、左右案内縁36間に無端チェーン37を有
している。無端チェーン37には一定ピッチで被貼着物
2の後端を受け止めるための爪38が設けられている。
このコンベア20は一定速度で走行しており、上記サッ
カー6により供給される被貼着物2を上記各爪38で受
け止め貼着ローラ21の方へ送るようになっている。
【0022】貼着ローラ21は、その周面21aに多数
の小さな吸引孔(図示せず)を有した吸引ローラであ
り、真空ポンプ39等により吸引孔内を負圧にし上記案
内具25で剥離紙3から剥がされた磁気テープ片1をそ
の非接着面側から吸引するようになっている。この貼着
ローラ21は、上記コンベア20の走行速度と同じ周速
度で回るよう駆動される。従って、貼着ローラ21に吸
着された磁気テープ片1がコンベア20上の被貼着物2
の貼着箇所に合うようなタイミングで上記第2の駆動ロ
ーラ26を駆動することにより、被貼着物2を連続走行
させつつその上に磁気テープ片1を貼り着けて行くこと
ができる。
【0023】この実施例では、そのタイミングを変更可
能、微調節可能とするため、剥離紙3上の磁気テープ片
1の前端又は後端を検知するたびに剥離紙3を停止させ
るための上記磁気テープ片送り装置19に設けられた第
1のセンサ40と、被貼着物2の進行方向における前端
又は後端を検知する上記コンベア20上の定位置に配置
された第2のセンサ41と、磁気テープ片1が上記鋭角
走行箇所から貼着ローラ21を経てコンベア20上の被
貼着物2の所定箇所に貼着されるように、上記第2のセ
ンサ41からの信号を受けてから剥離紙3の走行開始ま
で所定時間遅延させるためのカウンタ42(図1参照)
とが設けられている。
【0024】第1のセンサ40は、剥離紙3の走行路上
における上記案内具25よりも上流側に配置されてお
り、具体的には投受光式のもので磁気テープ片1が遮断
した光路を剥離紙3単体の箇所で再び導通させた時を把
握することにより磁気テープ片1の後端を検知するよう
になっている。第2のセンサ41は、具体的には光反射
式であり、被貼着物2の後端を検知するようになってい
る。もちろん、第1と第2のセンサ40,41は他の方
式のものであってもよいし、またその検知する箇所も磁
気テープ片1の前端、被貼着物2の前端としてもよい。
【0025】カウンタ42は、第2のセンサ41が被貼
着物2の後端を検知した時からデジタルカウントを開始
し、所定数だけカウントした後に第2の駆動ローラ26
のクラッチ・ブレーキ48に出力し、これをONにして
第2の駆動ローラ26を回転させるようになっている。
磁気テープ片1が上記鋭角走行箇所から貼着ローラ21
を経てコンベア20上の被貼着物2の所定箇所に貼着さ
れるまでの時間と第2のセンサ41が被貼着物2を捕ら
えた後被貼着物2に磁気テープ片1が貼着されるまでの
時間とのズレを予め求めておき、これをカンウンタ42
でセットしておくことにより、磁気テープ片1を被貼着
物2の所定箇所に正確に貼り着けることが可能である。
また、カウンタ42のセット値を変更することにより大
きさ、種類の異なる他の被貼着物、磁気テープ片にも適
用可能である。
【0026】上記プレス部IIIは、図1及び図2に示
されるように、多数の押圧ローラ43及びこれらを取り
巻く無端ベルト44を配置してなるもので、コンベア2
0により搬送されて来る磁気テープ片1の貼られた被貼
着物2をプレスし、磁気テープ片1をより強く被貼着物
2に押し付けた後排出するようになっている。押圧ロー
ラ43には必要に応じてヒーターを埋設し、プレス時に
加熱するようにしている。
【0027】次に、この磁気テープ貼り機の一連の動き
について説明する。被貼着物2の大きさ、種類、磁気テ
ープ片1の貼り付け箇所等に応じて移動フレーム14を
移動させ、コンベア20の位置を調節する。また、カウ
ンタ42のセット値を調節する等の準備操作を行う。
【0028】なお、磁気テープ片1を被貼着物2に貼る
向きに応じて、図2に示されるように、被貼着物供給部
Iであるフィーダーを二点鎖線で示される位置に変更す
る。例えば、図2中実線で示される位置にフィーダーを
配置し被貼着物2をその背2aを下側にして供給すると
図6に示されるような位置に磁気テープ片1を貼り付け
ることができるが、図2中鎖線で示される位置にフィー
ダーを配置替えして供給する場合は被貼着物2の背2a
に平行に磁気テープ片1を貼り付けることができる。
【0029】準備が完了したところで磁気テープ貼り機
を始動させると、磁気テープ片送り装置19の第1の駆
動ローラ23が連続状の剥離紙3をリール22から引き
出し、これを錘ローラ24が所定長さだけストックす
る。また、第1のセンサ40が磁気テープ片1の後端を
検知し第2の駆動ローラ26を停止させており、そのた
め剥離紙3は鋭角走行箇所では静止し磁気テープ片1の
剥がれが防止される。
【0030】一方、被貼着物2の供給装置におけるサッ
カー6がエアシリンダ10により動作し、被貼着物2を
一つずつ吸着して定速で連続走行するコンベア20上に
乗せる。被貼着物2はコンベア20の爪38と案内縁3
6によりコンベア20上での位置を規制された状態で貼
着ローラ21の方に一定速度で搬送される。第2のセン
サ41が所定位置で被貼着物2の後端を検知しカウンタ
42を作動させる。カウンタ42が所定数カウントした
ところで第2の駆動ローラ26が回転する。これによ
り、剥離紙3は鋭角走行箇所を走行し、その箇所で磁気
テープ片1が剥離し始める。
【0031】鋭角走行箇所の近傍では、貼着ローラ21
が回転しており、上記剥離しつつある磁気テープ片1を
吸引しつつ受け取る。貼着ロール21の下方では被貼着
物2が同じ速度で移動しており、そのため貼着ロール2
1上の磁気テープ片1が被貼着物2の上に貼り付けられ
る。
【0032】磁気テープ片1が貼着された被貼着物2は
次いでプレス部IIIで押圧ローラ43及び無端ベルト
44によりプレスされ、機外に排出される。なお、磁気
テープ片1が剥がし取られた後の剥離紙3は移動フレー
ム14上に設けられた回収孔33から真空吸引により排
出される。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、被貼着物を連
続走行させながら磁気テープ片を貼着することができる
ので、磁気テープの貼り付け速度を上げ生産効率を格段
に高めることができる。
【0034】請求項2の発明によれば、被貼着物と磁気
テープ片とが出会うタイミングを種々変更、調節するこ
とができるので、各種の被貼着物に適用することがで
き、また被貼着物上所望の位置に磁気テープ片を貼着す
ることができる。
【0035】請求項3の発明によれば、被貼着物を立て
た状態で多数重ねたものを保持し、その先頭の被貼着物
から一つずつ上記コンベアの上流側に供給するフィーダ
ーが上記コンベアに位置変更可能に接続されているの
で、フィーダーの向きをコンベアの向きに揃えたり、直
交させたり、適宜変更することにより磁気テープ片の被
貼着物に対する向き等を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気テープ貼り機の側面図であ
る。
【図2】上記磁気テープ貼り機の平面図である。
【図3】上記磁気テープ貼り機の被貼着物供給装置の概
略側面図である。
【図4】上記磁気テープ貼り機の中央部の側面図であ
る。
【図5】磁気テープを被貼着物に貼り付ける箇所の部分
切欠側面図である。
【図6】被貼着物である通帳を裏表紙から見た平面図で
ある。
【図7】磁気テープを担持した剥離紙の部分切欠平面図
である。
【符号の説明】
1…磁気テープ片 2…被貼着物 3…剥離紙 19…磁気テープ片送り装置 20…コンベア 21…貼着ローラ 21a…周面 40…第1のセンサ 41…第2のセンサ 42…カウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ片を一定間隔で接着した連続
    状の剥離紙を送りながら鋭角走行箇所にて磁気テープ片
    を剥離紙上から剥がす磁気テープ片送り装置と、被貼着
    物を一定間隔で支持して連続走行するコンベアと、上記
    磁気テープ片送り装置の鋭角走行箇所と上記コンベアと
    の間に配置され、剥離紙から剥がされる磁気テープ片を
    周面に吸着して上記コンベア上の被貼着物に貼り付ける
    該コンベアの走行速度と同じ周速度で連続回転する貼着
    ローラとを具備したことを特徴とする磁気テープ貼り
    機。
  2. 【請求項2】 剥離紙上の磁気テープ片の前端又は後端
    を検知するたびに剥離紙を停止させるための上記磁気テ
    ープ片送り装置に設けられた第1のセンサと、被貼着物
    の進行方向における前端又は後端を検知する上記コンベ
    ア上の定位置に配置された第2のセンサと、磁気テープ
    片が上記鋭角走行箇所から貼着ローラを経てコンベア上
    の被貼着物の所定箇所に貼着されるように、上記第2の
    センサからの信号を受けてから剥離紙の走行開始まで所
    定時間遅延させるためのカウンタとを具備したことを特
    徴とする請求項1の磁気テープ貼り機。
  3. 【請求項3】 被貼着物を立てた状態で多数重ねたもの
    を保持し、その先頭の被貼着物から一つずつ上記コンベ
    アの上流側に供給するフィーダーが上記コンベアに位置
    変更可能に接続されたことを特徴とする請求項1又は2
    の磁気テープ貼り機。
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