JP2012188143A - ラベル貼付装置及びラベル貼付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】台紙レスラベルロール1からラベル用紙1’を引き出して所定長さの枚葉状のラベルに切断し発行するラベル発行部B1と、ラベル貼付手段B2とを備えたラベル貼付装置Bにおいて、前記ラベル発行部は、台紙レスラベルロールから所定長さ分の台紙レスラベル用紙を送出する送出手段4と、送出方向上流側端部を切断する切断手段6と、前記切断手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記切断手段を、前記貼付手段が前記ラベル発行部から送出される台紙レスラベルを受け取るタイミングで動作するよう制御する。
【選択図】図2
Description
前記送出手段としては、プラテンローラとサーマルヘッドからなる印字部を兼ねた送出手段、及び該印字部より下流側に配置される上下一対のローラからなる用紙搬送手段等が挙げられる。
前記切断手段としては、例えば、可動刃と固定刃からなる今日一般的に採用されているオートカッターが挙げられる。
前記貼付手段としては、例えば、空気の吸引力でラベルを吸着保持する吸着部を備え、該吸着部を対象物に押し付けて台紙レスラベルを貼付する押し付け方式、或いは、台紙レスラベルをベルト等で移送し、貼付ローラで対象物に貼付する撫で貼り方式等、何れでもよい。
前記タイミングとしては、前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルに近接したタイミング、または、前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着するタイミング、或いは、前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着した後のタイミングが挙げられる。そして、これらのタイミングの中から、1つを選択して設定し、その設定したタイミングで切断手段が作動されるようにする。また、前記設定したタイミングは、切断形成される枚葉状の台紙レスラベルのラベル長(送出方向の長さ)などによって調整し得るようにしてもよい。
前記吸着部が送出された台紙レスラベルに近接したタイミングとは、該吸着部が台紙レスラベルに当接する直前、即ち、吸着部が台紙レスラベルと離間(非接触)しているが、該吸着部の吸引力が台紙レスラベルに作用する範囲内の距離を意味し、言い換えると、台紙レスラベル用紙の切断が終わった少し後に吸着部が切断された台紙レスラベルを吸着するタイミングである。
また、貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着するタイミングとは、台紙レスラベル用紙の切断と、吸着部による切断された台紙レスラベルの吸着が略同時に行われるタイミングである。
前記ラベル発行部から送出される台紙レスラベルを吸着可能なタイミングとしては、
(1)前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルに近接したタイミング
(2)前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着するタイミング
(3)前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着した後のタイミング
が挙げられる。
そして、前記切断手段の作動タイミングの設定は、使用する台紙レスラベル用紙のこしの強さ、切断発行する台紙レスラベルのラベル長等を考慮して選択設定される。
また、前記(2)の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着するタイミングとは、台紙レスラベル用紙から所定長さの台紙レスラベルの切断と、吸着部による前記切断された台紙レスラベルの吸着とが略同時に行われるタイミングである。
また、前記(3)の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着した後のタイミングとは、送出された台紙レスラベル用紙が吸着部によって吸着された後に前記台紙レスラベル用紙の切断が行われるタイミングである。
図1は、台紙レスラベル発行部と該台紙レスラベル発行部から発行された台紙レスラベルを対象物に貼付する貼付手段を備えたラベル貼付装置を、ストレッチ包装機に組み付けた状態を示す正面図で、図中、Aはストレッチ包装機で、商品Wが搬入されると、その商品Wをストレッチフィルムで自動的に包装を行い、排出路に包装済みの商品Wを排出する。そして、そのストレッチ包装機Aで包装を完了した商品Wが排出される排出路の近傍に、ラベル発行部(プリンタ)B1とラベル貼付手段B2を備えたラベル貼付装置Bが配置され、包装済みの商品Wに台紙レスラベルLを貼付し得るようになっている。
前記ストレッチ包装機Aは、商品Wを搬入コンベアで包装部の直下に配置されたエレベータまで搬送し、該商品をエレベータの上昇によって包装部に張架されたフィルムに対し下方より突き上げて該商品の上面をフィルムで覆い、更に前記フィルムの周縁を折り込み板及び折り込みローラ等で該商品の底部に折り込み、その折り込まれたフィルムの重合部分をヒートシールして包装を完了する今日周知の突き上げ方式の包装機構を備えた包装機で、本発明のラベル貼付とは直接関係ないため、詳細な説明は省略する。以下、ラベル貼付装置について図面に基づき説明する。
ラベル用紙1’の印字面側(上方)に配置される可動刃6aは刃部が正面視逆V字形に形成され、ラベル用紙1’の貼付面側(下方)に配置される固定刃6bは刃部が同一幅に形成された帯刃で形成され、前記可動刃6aが前記固定刃6bに対して進退することによってラベル用紙1’が剪断作用によって切断されるようになっている。
前記可動刃6aはモータ8によって進退動作するように構成されている。尚、可動刃6aの刃部が正面視逆V字形に形成されていることで、ラベル用紙1’の切断は該ラベル用紙1’の幅方向両側から中央方向に向かって進行し、最後に中央部が切断されて台紙レスラベルLが切離されるため、全幅が一挙に切断される切断方式に比べて切離される台紙レスラベルLが飛翔、スキューするのを軽減できる。
前記保持手段9は、前記切断手段6で切断され発行送出される台紙レスラベルLを略水平状に保持するラベル保持体(レシーバ)10と、発行送出される台紙レスラベルLを前記ラベル保持体10の下面に当接させる空気吹出し部11とで構成されている。
また、前記空気吹出し部11の近傍には、前記ラベル保持体10に台紙レスラベルLが存在するか否かを検知するセンサ12が配置され、このセンサ12の検知信号で台紙レスラベルLの発行が制御されるようになっている。
尚、空気吹出し部11は、送風ファンを底板2’上に載置して構成する形態に限らず、吐出空気の発生源を該当箇所以外の場所に配置し、その発生源にホース等を接続して構成してもよい。
また、前記吸着部13が保持手段9のラベル保持体10に保持された台紙レスラベルLを吸着保持する為にラベル保持体10の直上位置に移動されるが、該吸着部13がラベル保持体19の直上位置に位置するか否かはセンサ30で検知される。
プリンタ制御部Cは、主としてラベル発行部B1関係の制御を行うもので、ROM15に記憶されている所定の制御プログラムに従って動作すると共に各部を制御するCPU14と、各種設定などを一時記憶するRAM16と、表示操作部17、計量部18、印字部20、台紙レスラベル用紙1’を所定長さの台紙レスラベルLに切断するカッター部(切断手段)21を備えている。そして、各部はバス14’に接続され、交信用のインターフェース回路(INF)19を介してストレッチ包装機Aに接続され、包装済みの商品Wがラベル貼付場所へ位置したことの信号を受信して台紙レスラベルLの発行動作を行う。
また、前記ROM15には前記切断手段6の動作タイミングが記憶設定され、台紙レスラベルLの種類(ラベル長の長短、ラベルの紙厚(こしの強弱)等)に応じて最適な動作タイミングを選択設定する。
前記機構駆動部27は、包装を実行する場合に包装機の各機構部を駆動する為の回路で、具体的には商品を搬入するコンベアを駆動するモータ、エレベータを駆動するモータ、フィルムフィード機構のモータ、プッシャを駆動するプッシャモータ、ラベル貼付手段(アプリケータ)B2の吸着部13を移動させる駆動部28、商品検出センサ29、ラベル発行部の向きを変更する回転台回転用モータ、回転台スライド用モータ等が接続されている。尚、商品検出センサ29は、ラベル貼付のための信号を発生するもので、商品がラベル貼付場所へ位置した場合、その旨をCPU22へ出力する。また、包装機構制御部Dのラベル貼付手段B2の吸着部13を移動させる駆動部28、商品検出センサ29以外の各部は、本発明に直接関係しないため、説明は省略する。
(1)前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルに近接したタイミング
(2)前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着するタイミング
(3)前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着した後のタイミング
が挙げられる。
そして、前記(1)〜(3)のタイミングと台紙レスラベルLの種類との関係は次のようになる。
1.(1)のタイミングは、通常サイズ(40mm×60mm)のラベルで、切断手段(カッター)の切断衝撃、及び台紙レスラベルの切離し時の反動の影響が少ない場合に好適であり、ラベルの貼付サイクルを速める必要があるときに有効である。
2.(2)のタイミングは、通常サイズ(40mm×60mm)のラベルより送出方向の長さが短いラベルに好適で、短いラベルの場合、保持手段9の空気吹出し部11の風圧で送出されるラベルの姿勢が変化する、或いは、ラベル保持手段9の位置調整によっては切断後の台紙レスラベルが保持されない可能性があるが、その姿勢が変化する前に吸着できる。また、台紙レスラベルの紙厚が薄い(腰が弱い)場合も同様に、切断後のラベルが保持手段9の空気吹出し部11の風圧で送出されるラベルの姿勢が変化する可能性があるため、その姿勢が変化する前に吸着できるので好適である。
3.(3)のタイミングは、ラベルの紙厚が厚い場合には、切断後のラベルが暴れてしまう可能性が高いが、台紙レスラベル用紙を貼付手段(吸着部)が吸着保持(台紙レスラベル用紙を動かないように固定保持)した状態で切断手段(カッター)が枚葉状のラベルに切断するので、カッターの切断衝撃、及び台紙レスラベルの切離し時の反動の影響を抑える(軽減させる)ので好適である。更に、ラベルサイズが小さい場合には前記現象が顕著に現れるため、通常サイズ(40mm×60mm)のラベルより送出方向の長さが短いラベルにも好適である。また、前記短いラベルの場合において、ラベル保持手段9の保持位置の調整がなされていなかったとしても、台紙レスラベル用紙を貼付手段(吸着部)が吸着保持した状態で切断手段(カッター)が枚葉状のラベルに切断するので、切断後の台紙レスラベルをラベル保持手段9が保持できない場合であったとしても、前記短いラベルが台紙レスラベル用紙から切り離される前に貼付手段が先に台紙レスラベル用紙の状態で切り離される前の短いラベル部分を吸着し、その後、切断手段(カッター)により枚葉状の台紙レスラベルに切断されるので、台紙レスラベルが保持されていないがために貼付手段が対象物にラベルを貼付できないという問題を完全に解消することができる。
ストレッチ包装機Aで包装する商品Wについてラベル発行の指示(ST1)があると、切断手段の動作タイミング(受取タイミング)の設定の有無が判断され(ST2)、動作タイミングの設定が有る場合は設定に基づく分岐(ST3)に進み、動作タイミングの設定がない場合は従来通りの動作(ST4→ST5→ST6→ST7→ST8)が行われて包装済みの商品Wに台紙レスラベルLが貼付される。
[設定1](タイミング(3))が設定されている場合
先ず、保持手段9のラベル保持体(レシーバ)10に台紙レスラベルLが存在しないかがセンサ12で判断され(ST9)、台紙レスラベルLが存在する場合(NO)は台紙レスラベルLが存在しないことが検出されるまで検出動作が繰り返し行われ、台紙レスラベルLが存在しない場合(YES)は、送出手段4と印字部5の作動で台紙レスラベル用紙への印字及び送出が行なわれ(ST10)、ラベル送出口7から送出された台紙レスラベル用紙1’が貼付手段B2の吸着部13で吸着されたかが判断される(ST11)。吸着部13で吸着されていない場合(NO)は吸着が確認されるまで判断動作が繰り返し行われ、台紙レスラベル用紙1’が吸着部13で吸着されている場合(YES)は切断手段6が駆動されて台紙レスラベル用紙1’が切断され、台紙レスラベルLが形成される(ST12)。そして、台紙レスラベルLを吸着した吸着部13は包装済み商品Wの真上位置まで水平移動され、垂直下方に降下して商品に台紙レスラベルLが貼付される(ST13)(図8(b)参照)。
ラベル貼付手段(アプリケータ)B2の吸着部13が保持手段9のラベル保持体(レシーバ)10直上に位置するかがセンサ30で判断され(ST14)、吸着部13がラベル保持体(レシーバ)10直上に位置しない場合(NO)は、該吸着部13がラベル保持体(レシーバ)10直上に位置することが検知されるまで判断動作が繰り返し行われ、吸着部13がラベル保持体(レシーバ)10直上に位置していることが検知された場合(YES)は送出手段4と印字部5の作動で台紙レスラベル用紙1’への印字及び送出が行なわれ(ST15)、切断手段6が駆動されて台紙レスラベル用紙1’が切断され、台紙レスラベルLが形成される(ST16)。そして、切断送出された台紙レスラベルLは保持手段9でラベル保持体10に保持されるが、切断完了後直ぐに吸着部13が下降して前記台紙レスラベルLを吸着し(ST17)、その後、台紙レスラベルLを吸着した吸着部13は包装済み商品Wの真上位置まで水平移動され、垂直下方に降下して商品に台紙レスラベルLが貼付される(ST13)(図8(a)参照)。
ラベル貼付手段(アプリケータ)B2の吸着部13が保持手段9のラベル保持体(レシーバ)10直上に位置するかが判断され(ST18)、吸着部13がラベル保持体(レシーバ)10直上に位置しない場合(NO)は、該吸着部13がラベル保持体(レシーバ)10直上に位置することが検知されるまで判断動作が繰り返し行われ、吸着部13がラベル保持体(レシーバ)10直上に位置していることが検知された場合(YES)は送出手段4と印字部5の作動で台紙レスラベル用紙1’への印字及び送出が行なわれ(ST19)、切断手段6が駆動されて台紙レスラベル用紙1’の切断が開始され(ST20)、台紙レスラベル用紙1’の切断が完了したかが判断される(ST21)。切断が完了していない場合(NO)は、切断完了が確認されるまで判断動作が繰り返し行われ、台紙レスラベル用紙1’の切断が完了した場合(YES)は、前記切断完了と略同時にラベル貼付手段B2の吸着部13が下降して、台紙レスラベルLを吸着する(ST22)。その後、台紙レスラベルLを吸着した吸着部13は包装済み商品Wの真上位置まで水平移動され、垂直下方に降下して商品に台紙レスラベルLが貼付される(ST13)(図8(c)参照)。
そして、ラベル貼付の一工程が終了した後は、次のラベル貼付の指示があるか判断され(ST23)、次のラベル貼付の指示がある場合(YES)は前記ST1に戻って前記動作を繰り返し、次のラベル貼付の指示がない場合(NO)はラベル貼付動作を終了する。
(1)実施の形態では、切断手段として可動刃がラベル用紙の上側に配置された例を示したがこれに限定されず、可動刃がラベル用紙の下側に配置された切断手段でもよい。
(2)実施の形態では、貼付手段として吸着部による押し付け方式を示したが、これに限定されず、例えば、撫で貼り方式の貼付手段でもよいものである。
(3)実施の形態では、保持手段(レシーバ)としてラベル保持体と空気吹出し部とで構成された例を示したがこれに限らず、例えば、ラベル送出口から送出される台紙レスラベルの貼付面を受け部材で支える一般的な保持手段でもよい。その場合、受け部材は貼付面の糊が付着しないように易剥離処理を施すようにする。また、ラベル送出口から送出される台紙レスラベルの送出方向上流側端部の貼付面をローラ状(或いは棒状)の易剥離処理が施された細長いラベル受け部材とし、このラベル受け部材でラベル端部を貼着保持する保持手段(レシーバ)としてもよく、このような構成とすることで保持手段(レシーバ)を簡単な構造とすることができるので経済的である。この場合、切断手段の動作タイミングとしては、(2)、或いは(3)の切断タイミングが好ましい。
(4)実施の形態では、ラベル保持手段(レシーバ)を備えたラベル貼付装置の例を示したがこれに限らず、ラベル保持手段(レシーバ)を備えないラベル貼付装置であっても良い。この場合、送出されたラベルを貼付手段の吸着部が直接吸着する((2)、或いは(3)の切断タイミング)方式であってもよい。
(5)実施の形態で[設定2](タイミング(1))において、ST14(センサ30の判断)の後に、ST15(印字部5の作動で台紙レスラベル用紙1’への印字及び送出)の順となっているがこれに限らず、ST15(印字部5の作動で台紙レスラベル用紙1’への印字及び送出)の処理の後に、ST14(センサ30の判断)の処理を行ない、ST16の処理(切断手段6が駆動されて台紙レスラベル用紙1’を切断)をし、台紙レスラベルLを形成する方式としてもよい。即ち、ST14とST15の動作順を逆にしてもよい。
(6)実施の形態では、ラベル貼付装置を組み付けた包装装置の例を示したがこれに限らず、ベルトコンベアで搬送される商品を検出し、検出したタイミングに基づいてラベル貼付部と印字部(切断手段含む)とが一体となったプリンタで、搬送される商品の表面にラベルを貼付する装置であってもよい。この場合の貼付手段としては、アプリケータ(ロボットアーム)の先端部に設けられた吸着部にラベルを吸着させて貼付する方式、あるいは、ラベル貼付部の先端に設けた複数の間欠穴により発行されたラベルを吸着(空気を吸引(バキューム)して吸着)させ、前記検出手段が搬送されてくる商品を検出したタイミングに基づいて、前記吸着したラベルを空気の噴出(ブロー)により、搬送される商品の表面にラベルを貼付する何れの貼付方式であってもよい。
B2…貼付手段(アプリケータ) C…プリンタ制御部
1…台紙レスラベルロール 1’…台紙レスラベル用紙
4…送出手段 5…印字部
6…切断手段 7…ラベル送出口
9…保持手段 13…吸着部
30…センサ(検出手段)
Claims (4)
- 一方面が印字面で他方面が粘着層を有する貼付面である台紙レスラベルロールからラベル用紙を引き出して所定長さの枚葉状のラベルに切断し発行するラベル発行部と、該ラベル発行部から発行された台紙レスラベルを対象物に貼付する貼付手段とを備えたラベル貼付装置において、
前記ラベル発行部は、
台紙レスラベルロールから所定長さ分の台紙レスラベル用紙を送出する送出手段と、
前記送出手段によって所定長さ分送出された台紙レスラベル用紙の送出方向上流側端部を切断する切断手段と、
前記切断手段の動作を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記切断手段を、前記貼付手段が前記ラベル発行部から送出される台紙レスラベルを受け取るタイミングで動作するよう制御することを特徴とするラベル貼付装置。 - 前記貼付手段は、前記ラベル発行部から送出される台紙レスラベルを吸着保持する吸着部を有し、
前記制御手段による切断手段の動作タイミングは、前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルに近接したタイミング、または、前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着するタイミング、或いは、前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着した後のタイミング、の何れかで制御することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。 - 前記ラベル発行部は、
前記切断手段で切断され送出された枚葉状の台紙レスラベルを一時保持する保持手段と、
前記貼付手段が、前記保持手段直上の受取位置に位置したことを検出する検出手段を更に備え、
前記制御手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて前記切断手段を、前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルに近接したタイミング、または、前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着するタイミング、或いは、前記貼付手段の吸着部が前記送出された台紙レスラベルを吸着した後のタイミング、の何れかのタイミングを選択して制御することを特徴とする請求項1又は2記載のラベル貼付装置。 - 一方面が印字面で他方面が粘着層を有する貼付面である台紙レスラベルロールからラベル用紙を引き出して所定長さの枚葉状のラベルに切断し、その切断された台紙レスラベルを、貼付手段で保持して対象物に貼付するラベル貼付方法において、
前記台紙レスラベルロールからラベル用紙を引き出し、所定長さの枚葉状のラベルを切断する切断手段の動作を、前記貼付手段の保持部が前記送出された台紙レスラベルに近接したタイミング、または、前記貼付手段の保持部が前記送出された台紙レスラベルを保持するタイミング、或いは、前記貼付手段の保持部が前記送出された台紙レスラベルを保持した後のタイミング、の何れかで行うことを特徴とするラベル貼付方法。
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