JPH09243168A - 給湯器または風呂の制御装置 - Google Patents

給湯器または風呂の制御装置

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JPH09243168A
JPH09243168A JP8091796A JP8091796A JPH09243168A JP H09243168 A JPH09243168 A JP H09243168A JP 8091796 A JP8091796 A JP 8091796A JP 8091796 A JP8091796 A JP 8091796A JP H09243168 A JPH09243168 A JP H09243168A
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和俊 松田
Akihiro Yanada
晃宏 梁田
Hisato Kataoka
寿人 片岡
Eiichi Tsuji
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファンが停止した場合の原因究明が容易な給
湯器または風呂の制御装置の提供をする。 【解決手段】 電源からゼロクロスパルスを発生させ、
ステップ1,3でパルスが50HZ に相当するか60H
Z に相当するかを判断する。いずれでもない場合はステ
ップ5でパルスゼロか否かを判断し、それぞれステップ
2,4,6,7でメモリーする。メモリーの内容は、ス
テップ12の要求により表示される。基礎制御と並行し
て、パルスゼロが監視され、パルスゼロの場合はステッ
プ16で表示する。パルスゼロでなく、安全装置作動メ
モリーがONの場合は、ステップ1に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯器または風呂
の制御装置に関するものであり、特にファンをACモー
タで駆動するとともに、このACモータを位相制御する
給湯器または風呂の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭にも比較的大型の給湯器
が設置され、一台の給湯器をもって風呂、台所、洗面台
といった家中の給湯栓へ配湯する給湯システムが普及し
つつある。このような一台の給湯器で多数の給湯栓を賄
う場合の給湯器では、給湯要求に応じて加熱能力を切り
換える必要から、複数のバーナを並列に配し、その時々
によって燃焼させるバーナの個数を変更する。そのため
燃焼に要する給気量は燃焼条件によって著しく異なる。
【0003】そこでこの種の給湯器では、給気ファンの
ACモータを位相制御し、燃焼条件に応じた給気を行う
構成が採用されている。
【0004】ここでACモータを位相制御する場合、そ
の基礎として制御すべき交流電源の周波数が60HZ
あるのか、50HZ であるのかを特定する必要がある。
そこで給湯器に使用される制御装置では、交流電源の電
位が正から負へ、または負から正へ変化する毎にパルス
を発生させ(ゼロクロスパルスと称される)単位時間あ
たりのパルス数をマイクロコンピュータ等でカウントす
ることによって周波数の特定を行っている。すなわち、
一分間のパルス数が120を中心とする一定の範囲であ
る場合には、電源の周波数は60HZ と判定され、10
0を中心とする一定の範囲である場合には、電源の周波
数は50HZ と判定される。
【0005】またこの種の給湯器の従来技術の制御の流
れは、図7のフローチャートの通りである。すなわち従
来技術の制御装置では、電源が投入されると、直ちに周
波数の特定動作が行われる。具体的には、ステップ1で
一分間の入力パルスが100を中心とする一定の範囲で
あるか否かが判断される。ステップ1でパルスが100
であれば、電源周波数は50HZ であるから、ステップ
2に移行して50HZの記録メモリーがONされる。逆
にステップ1でパルスが100でないと判断された場合
は、ステップ3に移行し、パルスが120であるか否か
が判断される。ここでパルスが120であるならば、電
源周波数は60HZ であるから、ステップ4に移行して
60HZ の記録メモリーがONされる。
【0006】そしてステップ1又はステップ3のいずれ
かでYESと判断され、ステップ2またはステップ4で
周波数に対応したメモリーがONされた場合には、ステ
ップ5に移行し、リモコンの動作が開始される。後はス
テップ6に移行し、図示しない終了信号が入るまで給湯
制御が行われ、ACモータが位相制御されて適切な回転
数でファンが回転する。
【0007】従来技術の給湯器または風呂の制御装置で
は、もしステップ1でパルスが100でないと判断さ
れ、さらにステップ3でもパルスが120ではないと判
断された場合には、再度ステップ1に戻り、先の判断を
繰り返す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の給湯器また
は風呂の制御装置では、前記したように、パルスが10
0でも、120でもないと判断された場合には、再度ス
テップ1に戻り、何度もこのサイクルを繰り返し、リモ
コン動作には至らない。したがって、ファンは停止した
ままの状態となる。一方、本来60HZ であるにも拘わ
らず50HZ と判断されてしまう場合もある。このよう
な誤判定が起こった場合は、ACモータの制御信号と、
ACモータの回転検知数が大幅に異なり、回転異常とな
って結果的にファンは停止する。
【0009】これらの故障の原因は、ノイズ等によって
パルスに異常をきたした場合、ゼロクロスパルスの発生
手段に異常が有る場合、各ステップの設定等に問題があ
る場合、あるいは後記する様な安全装置が作動した場合
という様に様々な要因が考えられるが、いずれにしても
復帰のための何らかの対策が必要となり、ステップ1,
3で周波数の判定ができなかった場合と、誤判定が起こ
った場合では対策が異なる。しかしながら、従来技術の
給湯器または風呂の制御装置では、前者の場合であるの
か、後者の場合であるのかを知ることは困難であり、復
帰に時間がかかるという問題があった。
【0010】また特に従来技術の給湯器または風呂の制
御装置では、ファンは停止したままの状態となった原因
がノイズ等によってパルスに異常をきたした場合と、安
全装置が作動した場合との見分けがつきにくく、作業に
手間取るという問題があった。この理由は、次の通りで
ある。すなわち給湯器や風呂では各種の安全装置を設け
る必要があり、制御装置内でもそれらの作動状況を監視
したり適当な表示を行う必要がある。そのため安全装置
の作動を検出する為にパルスを作り、このパルスによっ
て安全装置の作動確認や表示を行っている。
【0011】ここで安全装置の作動を検出する為のパル
ス信号を発生させたり、出力する回路は、機器の簡略化
のために、前記した周波数判定のためのパルス発生回路
等と部分的に共通の回路が使用される。そして安全装置
が作動する等の何らかの異常が発生した場合は、その影
響で周波数判定手段にパルスが送られてこないこととな
る。したがってこの場合もステップ1,3ではパルスが
100でも、120でもないと判断され、結果的にファ
ンは停止したままの状態となる。ところが従来技術の給
湯器または風呂の制御装置では、電源投入の最初から既
に安全装置が作動していた様な場合には、リモコン動作
にも至らない状態で制御が停止し、結果的にノイズ等に
よってパルスに異常をきたした場合と、安全装置が動作
した場合とは同一の状態で停止してしまう。そのためフ
ァンが停止した場合の原因究明に時間がかかるという問
題が指摘されていた。
【0012】そこで本発明は、従来技術の上記した問題
点に着目し、ファンが停止した場合の原因究明が容易な
給湯器または風呂の制御装置の提供を課題とするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】そして上記した目的を達
成するための請求項1記載の発明は、ファンを駆動する
ACモータの位相制御手段を有し、前記位相制御に必要
な商用周波数の特定手段は、電源の周波数をパルス信号
に置き換えるパルス化手段と、パルス化手段が発するパ
ルス信号を受けて商用周波数の種類を判定する判定手段
を備え、且つ特定の状況下にある時には前記判定手段に
入力されるパルス信号が他の特定のものとなる給湯器ま
たは風呂の制御装置において、前記判定手段は、パルス
信号が特定の商用周波数に対応するものであるか否かの
判定に加え、他の特定のものであるかについても判定可
能であることを特徴とする給湯器または風呂の制御装置
である。
【0014】本発明は、安全装置の作動を検出する為の
パルス信号の回路と、周波数判定のためのパルス信号の
回路が共通である場合に、安全装置が作動した際に例え
ばパルス信号がゼロといった特定のものとなることに着
目したものである。本発明の給湯器または風呂の制御装
置では、パルス信号が特定の商用周波数に対応するもの
であるか否かの判定に加え、パルスゼロといった他の特
定のものであるかについても判定可能である。そのため
この判定に基づいて、故障の原因が安全装置にあるの
か、他の部位にあるのかを区別することができる。
【0015】また上記した発明を発展させた請求項2記
載の発明は、前記判定手段は、パルス信号が特定の商用
周波数に対応するものでも、他の特定のものでもないこ
とを判定可能であることを特徴とする請求項1記載の給
湯器または風呂の制御装置である。
【0016】本発明の給湯器または風呂の制御装置にお
いて、パルス信号が特定の商用周波数に対応するもので
も、特定のものでもないことが判断された場合、安全装
置の作動が原因である可能性は低く、代わってノイズに
よるパルスの異常や、パルス発生回路の異常が疑われ
る。
【0017】また前記した請求項2記載の発明をさらに
発展させた請求項3記載の発明は、ACモータの位相制
御に先立って商用周波数の特定手段を動作させ、パルス
信号が特定の商用周波数に対応するものであるか否かの
判定と、他の特定のものであるかの判定と、特定の商用
周波数に対応するものでも他の特定のものでもないこと
の判定を行い、その判定結果が特定の商用周波数に対応
するものである場合にはACモータの位相制御を開始
し、その判定結果が他の特定のものであった場合にはそ
の判定結果を表示することを特徴とする請求項2記載の
給湯器または風呂の制御装置である。
【0018】本発明の給湯器または風呂の制御装置で
は、ACモータの位相制御に先立って商用周波数の特定
手段を動作させ、判定結果によって特定の商用周波数に
対応するものであることが確認された場合に、ACモー
タの位相制御を開始する。そして判定結果が他の特定の
ものであった場合には、安全装置の異常が疑われるの
で、その判定結果を表示する。なお判定結果が特定の商
用周波数に対応するものでも他の特定のものでもない場
合は、ACモータの位相制御を開始するかどうかは任意
であるが、位相制御をは中止することが望ましい。
【0019】また同様の課題を解決するための請求項4
記載の発明は、ファンを駆動するACモータの位相制御
手段を有し、ACモータの制御運転に先立って商用周波
数を特定する特定手段を動作させ、該特定手段は、電源
の周波数をパルス信号に置き換えるパルス化手段と、パ
ルス化手段が発するパルス信号を受けて、商用周波数の
種類を判定する判定手段を備え、且つ特定の状況下にあ
る時には前記判定手段に入力されるパルス信号が他の特
定のものとなる給湯器または風呂の制御装置において、
前記判定手段は、パルス信号が特定の商用周波数に対応
するものであるか否かの判定に加えて、他の特定のもの
であるかの判定と、特定の商用周波数に対応するもので
も他の特定のものでもないことについても判定可能であ
り、この判定結果が他の特定のものであった場合にその
事実を記憶する記憶手段と、パルス信号が他の特定のも
のであるか否かを再度判定する確認判定手段を有し、判
定手段の判定結果が特定の商用周波数に対応するもので
ある場合にはACモータの位相制御を開始し、この位相
制御と並行して、および/又は位相制御開始前の制御段
階において、確認判定手段によってパルス信号が他の特
定のものであるか否かを繰り返し判定し、前記確認判定
手段の判定の結果パルス信号が他の特定のものではない
場合には、前記記憶手段の内容が他の特定のものであっ
たか否かを判断し、前記記憶手段の内容が他の特定のも
のであった場合には商用周波数の種類を判定する判定手
段を再度動作させることを特徴とする給湯器または風呂
の制御装置である。
【0020】本発明の給湯器または風呂の制御装置は、
故障を復帰した後の装置の立ち上がりを円滑に行うこと
を考慮したものである。すなわち前述の発明のように、
安全装置が作動してパルスゼロ等となり、これを判定手
段が検知して制御を停止した場合、制御フローの中途で
動作が停止することとなる。そしてこの状態で安全装置
を復帰すると、実質上故障は無くなるものの、先の工程
で商業電力の周波数を検知していないので、正確な位相
制御を行うことができない。そのため故障原因が排除さ
れたにも拘わらず、ファンを回転させることができない
事態となる場合がある。
【0021】本発明は、この事態に対応するものであ
り、ACモータの制御運転に先立つ商用周波数特定の段
階で、パルスがパルスゼロ等の他の特定のものであった
場合には、一旦記憶手段に記憶しておく。そして後段の
位相制御、又は位相制御開始前の制御状態において、こ
れと並行して確認判定手段によってパルス信号が他の特
定のものであるか否かを再度判定する。ここでは、安全
装置が作動していない様な場合は、記憶手段の内容が他
の特定のものであったか否かを判断する。ここでもし一
旦安全装置が作動していて、これを制御の途中で復帰し
たものである場合には、パルスゼロ等の情報が記憶手段
に記録されている。またこの場合は、前記したように、
前段の商業電力の周波数を検知していない状態である。
そこで本発明では、確認判定手段の結果パルス信号が他
の特定のものではない場合には、前記記憶手段の内容が
他の特定のものであるという条件が揃えば、商用周波数
の種類を判定する判定手段を再度動作させ、正確な位相
制御が行えるよう工夫されている。
【0022】また上記した発明をさらに改良した請求項
5記載の発明は、判定手段の判定結果を記憶する手段と
この判定結果を表示する表示手段を有する請求項1乃至
4のいずれかに記載の給湯器または風呂の制御装置であ
る。
【0023】本発明の給湯器または風呂の制御装置で
は、判定手段の判定結果を記憶する手段とこの判定結果
を表示する表示手段をもつので、ファンが停止した場合
にその原因追求が容易である。
【0024】また同様の目的を達成するための請求項6
記載の発明は、ファンを駆動するACモータの位相制御
手段を有し、前記位相制御に必要な商用周波数の特定手
段が、電源の周波数をパルス信号に置き換えるパルス化
手段と、パルス化手段が発するパルス信号を受けて、商
用周波数の種類を判定する判定手段を備える給湯器また
は風呂の制御装置において、前記判定手段に入力される
パルス信号が商用周波数以外の場合であることを判断す
る異常検出手段と、異常検出を表示する表示手段を有す
ることを特徴とする給湯器または風呂の制御装置であ
る。
【0025】本発明の給湯器または風呂の制御装置で
は、判定手段に入力されるパルス信号が商用周波数以外
の場合であることを判断する異常検出手段と、さらに異
常検出を表示する表示手段を有する。そのため、本発明
の給湯器または風呂の制御装置では、ファンが停止した
原因がパルスに関連するものである場合に、これを容易
に知ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の実施の形態に
ついて説明する。図1は、本発明の給湯器または風呂の
制御装置のブロック図である。図2は、本発明の第一の
実施形態の制御を示すフローチャートである。図3は、
本発明の第二の実施形態の制御を示すフローチャートで
ある。図4は、本発明の第三の実施形態の制御を示すフ
ローチャートである。図5は、本発明の第四の実施形態
の制御を示すフローチャートである。図6は、本発明の
第五の実施形態の制御を示すフローチャートである。
【0027】以下に説明する第一から第五の実施形態で
は、制御装置のブロックはいずれも同一であり、図1の
様である。制御装置1は、マイクロコンピュータ2を中
心として、これに各入出力装置が接続されたものであ
る。マイクロコンピータ2は、公知のとおり、CPU,
RAM,ROM等を内蔵するものであり、後記するソフ
トウェアに従って所定の動作を行う。図1には入出力機
器は、本発明に関連するものだけが記載されている。す
なわち、マイクロコンピュータ2には、パルス発生装置
(パルス化手段)3、コントロールリモコン4、位相制
御装置5が接続されている。
【0028】パルス発生装置3は、従来技術のそれと同
様に、ゼロクロスパルスを発生させるものであり、電源
8から周波数信号を受けている。またパルス発生装置3
には、安全装置9からの信号も入力されている。そして
安全装置9の動作等を示す信号は、前記したゼロクロス
パルスと同一のタイミングでマイクロコンピュータ2に
入力される。また安全装置9が作動した場合には、パル
ス発生装置3からのマイクロコンピュータ2へのパルス
信号は停止する。なお安全装置9には、例えば熱交換器
のハイリミットスイッチ等がある。
【0029】コントロールリモコン4は、湯温の設定等
を行うものである。本実施形態では、コントロールリモ
コン4内に表示装置(表示手段)10が内蔵されてい
る。
【0030】位相制御装置5は、電源の位相を変換する
ものである。位相制御装置5にはACモータ7が接続さ
れている。
【0031】つぎに、第一の実施形態の給湯器または風
呂の制御装置のソフトウェア、すなわち装置の動作内容
について図2を参照しつつ説明する。
【0032】図2に示すフローチャートは、電源投入か
ら基礎制御に至るまでの工程を示すものである。なおこ
こでいう「基礎制御」とは、コントロールリモコン4の
表示等の制御が行われている状態をいう。この「基礎制
御」の状態では、ACモータ7の位相制御が行われてい
る場合と、ACモータ7の位相制御が行われていない場
合がある。本制御装置1に電源を投入すると、電源8か
らパルス発生装置3に周波数信号が送られ、また安全装
置9から所定の信号が入力される。
【0033】またパルス発生装置3から電源周波数に対
応したゼロクロスパルスがマイクロコンピュータ2へ入
力される。そしてステップ1で、一分間の入力パルスが
100を中心とする一定の範囲であるか否かが判断され
る。ステップ1でパルスが100を中心とする一定の範
囲であれば、電源周波数は50HZ であるから、ステッ
プ2に移行して50HZ の記録メモリーがONされる。
【0034】逆にステップ1でパルスが100でないと
判断された場合は、ステップ3に移行し、パルスが12
0を中心とする一定範囲であるか否かが判断される。こ
こでパルスが120を中心とする一定範囲であるなら
ば、電源周波数は60HZ であるから、ステップ4に移
行して60HZ の記録メモリーがONされる。前記した
ようにステップ1、ステップ3と進み、ステップ3でも
NOであった場合、すなわちパルスが100でも120
でもない場合は、ステップ5に進み、パルスがゼロであ
るか否かが判断される。もしパルスゼロであった場合
は、安全装置が作動した疑いが強いので、ステップ6に
移行し、安全装置作動メモリーをONする。またステッ
プ5でパルスゼロでもない場合は、その他の故障が疑わ
れるので、ステップ7に進み他のメモリー(判定不良)
をONする。
【0035】なお、本実施形態では、上記したステップ
1,3,5が請求項記載の判定手段として機能し、ステ
ップ2,4,6,7が記憶手段として機能している。各
ステップ2,4,6,7の後は、ステップ8に進み、コ
ントロールリモコン4が操作できる状態となる。以上の
ステップで、電源周波数が50HZ あるいは60HZ
特定され、且つ基礎制御に至るまでの間に安全装置が作
動しなかった場合、すなわち何らの異常もなく、装置が
起動する場合は、ステップ9,10,11,12を経て
ステップ14の基礎制御に至る。このルートを通ってス
テップ14の基礎制御に至った場合には、基礎となる周
波数の特定はできているので、コントロールリモコン4
の表示制御等の他、ACモータ7の位相制御運転や、燃
焼運転が行われる。すなわちステップ8からステップ9
に移行し、ステップ9で先の判定不良のメモリーがON
であるか否かを確認する。ステップ9で判定不良のメモ
リーがOFFであるならば、ステップ10に進み、再度
ゼロクロスパルスがゼロであるか否かを判定する(確認
判定手段)。ステップ10では、ステップ6のメモリー
を確認するのではなく、あくまでもステップ5と同様の
動作を繰り返す。
【0036】そしてステップ10でパルスがゼロでない
ことが確認されると、ステップ11に移行し、安全装置
作動メモリーがONされているか否かを確認する。なお
ステップ11で安全装置作動メモリーがONであった場
合は、ステップ1に戻るが、ステップ10で再度パルス
ゼロを確認しているので、このルートでステップ1に戻
るのは、電源投入時に安全装置が作動していて、かつ後
で安全装置が解除された場合に限られる。
【0037】ステップ11で安全装置作動メモリーがO
Nされていないと判断されれば、ステップ12に移行
し、判定表示の要求の有無を確認する。表示要求があっ
た場合には、ステップ13に移行して必要な表示を行
う。判定表示の要求は、コントロールリモコン4によっ
て行われ、またこの表示は、コントロールリモコン4の
表示装置10に表示される。判定要求があった場合はス
テップ13を経由してステップ14に移行し、判定要求
が無かった場合にはステップ12から直接ステップ14
に移行する。そしてステップ14では、基礎制御が行わ
れる。またステップ14からステップ9に戻り、基礎制
御およびACモータの位相制御等と並行して前述したス
テップ9からステップ13までの制御を繰り返し行う。
【0038】また逆に、何らかの異常が起こった場合
は、次の制御流れでステップ14の基礎制御に至る。
【0039】すなわちステップ8からステップ9に移行
し、ステップ9で先の判定不良のメモリーがONである
ならば、基礎となる周波数の特定ができていないのであ
るから、ステップ15に進み、ACモータ7の運転や、
燃焼運転を停止する信号を発する。そしてステップ15
からステップ12に入り、判定表示要求があった場合に
は、ステップ13を経由して、また表示要求が無い場合
にはステップ12から直接的に、ステップ14の基礎制
御に移行する。ステップ15を経由してステップ14の
基礎制御に移行した場合には、ACモータの運転や、燃
焼運転を停止する信号が出されるので、ステップ14で
は、基礎制御だけが行われ、ACモータ7の運転や、燃
焼運転は停止されたままの状態となる。そしてステップ
14からステップ9に戻り、基礎制御と並行してステッ
プ9以下の制御が繰り返される。すなわち位相制御開始
前の制御段階において、ステップ9以下の制御が繰り返
される。
【0040】パルスが入力されない状況の時は次の通り
である。すなわちステップ8からステップ9を経由して
ステップ10に至り、ここでYESと判定された場合
は、安全装置の作動が疑われるので、ステップ16で安
全装置が作動した旨の表示と、異常発生の表示をコント
ロールリモコン4に表示させる。
【0041】次にステップ17に進み、この安全装置の
作動が、電源投入時からそうであったのか、あるいは電
源投入後にそうなったのかを判断する。すなわちステッ
プ17で、ステップ6で設定した(されなかった場合も
ある)安全装置作動メモリーを確認する。ここで安全装
置作動メモリーがONされていた場合には、基礎となる
周波数の特定ができていないのであるから、ステップ1
5に進み、ACモータの位相制御運転を停止し、ステッ
プ12を経てステップ14の基礎制御に移行する。
【0042】またステップ17で安全装置作動メモリー
がOFFであることが判れば、制御は、ステップ1→2
→8あるいは、ステップ1→3→4→8を通ってきたも
のであると考えられ、基礎となる周波数の特定はできて
いるので、そのままステップ14に移行し(ステップ1
2は経由する)、基礎制御とACモータ7の位相制御が
なされる。なお、この制御流れとなる場合、すなわちス
テップ10でパルスゼロが検知され、またステップ17
で安全装置作動メモリーがOFFであった場合とは、電
源投入時には安全装置は作動しておらず、運転中に何ら
かの原因で安全装置が作動したケースである。したがっ
て安全装置の性質によっては、もちろんバーナの消火
や、ACモータ7の停止等を行う必要が生じる場合もあ
るが、安全装置作動に対する個々の処置は、他の制御で
行われており、図2のフローチャートからは除外してい
る。
【0043】そしてステップ14からステップ9に戻
り、基礎制御等と並行してステップ9からステップ13
までの制御を繰り返し行う。
【0044】また故障等の場合には、コントロールリモ
コン4を操作して、判定表示要求を行う。判定表示要求
があった場合には、ステップ12からステップ13に移
行し、表示装置10に、ステップ2,4,6,7のいず
れかで設定したメモリーの内容を表示させる。具体的に
は、表示装置10には、「50HZ 」「60HZ 」「安
全装置作動」「判定不良」といった文字、あるいは「E
1」といったコードが表示されることとなる。したがっ
て作業者は、この表示に従って故障原因を究明し、所定
の処置を行うことができる。
【0045】また故障の原因が安全装置にあり、そして
適当な処置の結果安全装置の作動が解除した場合は、ス
テップ11からステップ1に戻り、再度周波数の特定が
行われる。電源投入時から安全装置が作動しており、且
つ途中で安全装置が復帰した場合の制御流れは次の通り
である。すなわち、電源投入時から安全装置が作動して
いる場合には、ステップ1,3を経由してステップ5に
至り、ステップ6で安全装置作動メモリーがONされ
る。そしてステップ8、ステップ9を経由してステップ
10に至り、ステップ10でパルスゼロが検出され、ス
テップ16で安全装置作動表示および異常表示がなされ
る。次にステップ17で安全装置作動メモリーのONが
確認され、ステップ15を経由してステップ14の基礎
制御に移行する。従ってACモータは停止したままの状
態となり、リモコンの表示等の制御とステップ9,1
0,16,17,15,12,14が繰り返し行われる
こととなる。
【0046】そしてこの状態から、適当な処置の結果、
安全装置の作動が解除した場合は、マイクロコンピュー
タ2にパルスが入力されるので、ステップ10では、N
Oと判断され、ステップ11に移行する。そしてステッ
プ11で、安全装置作動メモリーが確認される。ここで
本説明は、電源投入時から安全装置が作動しており、且
つ途中で安全装置が復帰した場合の制御流れであるか
ら、安全装置作動メモリーがONされている。従ってス
テップ11ではNOと判断され、ステップ1に戻って再
度周波数の判定が行われる。このようにステップ1に戻
す理由は、電源投入時から安全装置が作動している条件
下では、位相制御の基礎となる周波数が特定されていな
いので、安全装置を復帰してステップ14へ移行させて
も、ACモータの位相制御を行うことができないためで
ある。従って給湯器または風呂の制御装置では、図2の
ステップ10,11のような制御ステップを設けること
が望ましい。
【0047】位相制御の基礎となる周波数が特定されな
いケースとしては、上記したようなパルスゼロの場合の
他、判定不良の場合もあり、この場合においても、電源
投入時から判定不良の条件下では、位相制御の基礎とな
る周波数が特定されていないので、途中から判定可能な
状態となって、ステップ14へ移行させても、ACモー
タの位相制御を行うことができない。
【0048】この場合の対策は、図2には盛り込まれて
いないが、例えば図3,図4の様な制御フローを採用す
ることにより、解決することができる。図3,図4の制
御フローは、いずれも前記した図2の制御フローを基本
に改良したものであり、説明を簡単にするために、図2
の制御フローと同様の動作を行うステップに同一の番号
を付している。図3の制御フローが図2のそれと異なる
箇所は、図3の制御では、ステップ9の判定不良メモリ
ー確認がYESであった場合に、ステップ1に戻る様に
構成されている点である。すなわち図3の制御フローで
は、ステップ1,3で、パルスが100でも120でも
無く、さらにステップ5でパルスゼロでもないと判断さ
れて判定不良メモリーがONとなった場合、ステップ9
からステップ1に戻り、再度パルスの特定を繰り返す。
したがって電源投入時に、ノイズ等の原因で周波数の特
定が行われなくても、後でそのノイズが消失した様な場
合には、繰り返し行われるステップで周波数の特定が行
われ、制御装置は自動的に復帰する。
【0049】また図4のフローは、より詳細な表示を可
能とするものである。図4の制御フローが図2のそれと
異なる箇所は、図4の制御では、ステップ14の基礎制
御と、ステップ9の繰り返し部分に、ステップ18を設
け、ステップ18で判定不良メモリーを再度確認するこ
ととした点である。そして図4の制御では、ステップ1
8で判定不良メモリーがONでなかった場合には、図2
のフローと同様にステップ9に戻るが、ステップ18で
判定不良メモリーがONであった場合にはステップ1に
戻る。
【0050】そしてステップ1から、再度パルスの特定
を繰り返す。すなわち図4の制御フローでは判定不良メ
モリーがONであった場合、ステップ1からステップ1
8までの工程を繰り返し、基礎制御を行うと共にステッ
プ12の判定表示要求の有無を監視する。そのため図4
の制御フローでは、途中で判定表示要求があった場合に
は、ステップ12からステップ13の判定結果表示に移
行し、表示装置10にメモリーの内容を表示させること
ができる。
【0051】以上、図2,3,4で再度周波数特定を行
う制御フローを紹介したが、例えば図2のステップ1
0,11や、図4のステップ18の様な再度周波数特定
を行う工程は、必須のものではなく、これを省略するこ
とも可能である。ステップ11等を省略した場合は、途
中で安全装置が復帰した場合に、基礎制御だけが行われ
ることとなる。しかしながら、例えば、修理の際や、修
理の後で電源をOFFにするといったリセット行為を行
えば、必然的にステップ1に戻ることとなるので、給湯
器等の起動は可能である。
【0052】図5のフローチャートは、このような観点
から構成されたものであり、ステップ11,17の工程
が無いことを除いて、図2の制御フローと同一である。
図5のフローチャートの説明は、図2のフローチャート
と同一の動作を行うステップに同一の数字を付すことに
より、詳細説明を省略する。
【0053】なお、ステップ6の安全装置作動メモリー
を省略しているのは、ステップ10で再度判定し、ステ
ップ16で異常表示も自動的に行っていることによる。
すなわち、安全装置作動メモリーが無く、ステップ13
の表示経由とならなくとも、ステップ16で表示される
からである。
【0054】つぎに、本発明の第五の実施形態につい
て、図6のフローチャートを参照しつつ説明する。第五
の実施形態は、前述した二つの実施形態をより簡略化し
たものであり、前述したステップ10のパルスゼロの判
定を略したものである。
【0055】図6のフローチャートでは、説明を簡単に
するために、先の実施形態と同様の動作を行うステップ
に同一の番号を付している。第五の実施形態では、制御
装置1に電源を投入すると、ステップ1で、1分間の入
力パルスが100を中心とする一定の範囲であるか否か
が判断され、これがYESであれば、ステップ2に移行
して50HZ の記録メモリーがONされる。
【0056】またステップ1がNOであれば、ステップ
3に移行し、パルスが120であるか否かが判断され、
これがYESであればステップ4に移行して60HZ
記録メモリーがONされる。そしてステップ3でもNO
であった場合、すなわちパルスが100でも120でも
ない場合は、ステップ7判定不良のメモリーをONす
る。
【0057】なお、本実施形態では、ステップ1,3が
請求項の異常検出手段として機能している。各ステップ
2,4,7の後は、ステップ8に進み、リモコン4が操
作できる状態となる。
【0058】そしてステップ8からステップ9に移行
し、ステップ9で先の判定不良のメモリーがONである
か否かを確認する。ステップ9で先の判定不良のメモリ
ーがONであるならば、基礎となる周波数の特定ができ
ていないのであるから、ステップ15に進み、ACモー
タの運転や、燃焼運転を停止する信号を発し、ステップ
12へ移行する。またステップ9で先の判定不良のメモ
リーがOFFであるならば、ステップ9から直接的にス
テップ12に移行する。ステップ12は先の実施形態と
同一であり、判定要求の有無を判断し、判定要求があっ
た場合には、ステップ13に移行して表示装置10にメ
モリーの内容を表示する。すなわちコントロールリモコ
ン4を操作して、判定表示要求を行った場合には、表示
装置10に「50HZ 」「60HZ 」「判定不良」とい
った文字、あるいは「E1」といったコードが表示され
る。そして最後にステップ14の基礎制御に移行し、さ
らにステップ9に戻る。ステップ14では、ステップ1
5を経由した場合には基礎制御だけが行われ、それ以外
の場合には基礎制御と位相制御等が行われる。
【0059】
【発明の効果】本発明の給湯器または風呂の制御装置
は、ファンが回転しないという故障が起きたとき、その
原因追求が容易であり、修理や点検が容易であるという
効果がある。特に請求項1記載の発明ではパルス信号が
特定の商用周波数に対応するものであるか否かの判定に
加え、パルスゼロといった他の特定のものであるかにつ
いても判定可能である。そのためこの判定に基づいて、
故障の原因が安全装置にあるのか、他の部位にあるのか
を区別することができる効果がある。
【0060】また請求項2記載の発明は、パルス信号が
特定の商用周波数に対応するものでも、他の特定のもの
でもないことを判定することにより、故障の原因をより
明確に知ることができる効果がある。
【0061】請求項3,5,6記載の発明では、故障原
因等を表示することができ、故障原因の解明がより簡単
である効果がある。
【0062】請求項4記載の給湯器または風呂の制御装
置は、故障を復帰した後の装置の立ち上がりを円滑に行
うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯器または風呂の制御装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第一の実施形態の制御を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の第二の実施形態の制御を示すフローチ
ャートである。
【図4】本発明の第三の実施形態の制御を示すフローチ
ャートである。
【図5】本発明の第四の実施形態の制御を示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明の第五の実施形態の制御を示すフローチ
ャートである。
【図7】従来技術の給湯器または風呂の制御装置の制御
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御装置 2 マイクロコンピュータ 3 パルス発生装置 4 コントロールリモコン 5 位相制御装置 7 ACモータ 8 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 栄一 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンを駆動するACモータの位相制御
    手段を有し、前記位相制御に必要な商用周波数の特定手
    段は、電源の周波数をパルス信号に置き換えるパルス化
    手段と、パルス化手段が発するパルス信号を受けて商用
    周波数の種類を判定する判定手段を備え、且つ特定の状
    況下にある時には前記判定手段に入力されるパルス信号
    が他の特定のものとなる給湯器または風呂の制御装置に
    おいて、前記判定手段は、パルス信号が特定の商用周波
    数に対応するものであるか否かの判定に加え、他の特定
    のものであるかについても判定可能であることを特徴と
    する給湯器または風呂の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、パルス信号が特定の商
    用周波数に対応するものでも、他の特定のものでもない
    ことを判定可能であることを特徴とする請求項1記載の
    給湯器または風呂の制御装置。
  3. 【請求項3】 ACモータの位相制御に先立って商用周
    波数の特定手段を動作させ、パルス信号が特定の商用周
    波数に対応するものであるか否かの判定と、他の特定の
    ものであるかの判定と、特定の商用周波数に対応するも
    のでも他の特定のものでもないことの判定を行い、その
    判定結果が特定の商用周波数に対応するものである場合
    にはACモータの位相制御を開始し、その判定結果が他
    の特定のものであった場合にはその判定結果を表示する
    ことを特徴とする請求項2記載の給湯器または風呂の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 ファンを駆動するACモータの位相制御
    手段を有し、ACモータの制御運転に先立って商用周波
    数を特定する特定手段を動作させ、該特定手段は、電源
    の周波数をパルス信号に置き換えるパルス化手段と、パ
    ルス化手段が発するパルス信号を受けて、商用周波数の
    種類を判定する判定手段を備え、且つ特定の状況下にあ
    る時には前記判定手段に入力されるパルス信号が他の特
    定のものとなる給湯器または風呂の制御装置において、
    前記判定手段は、パルス信号が特定の商用周波数に対応
    するものであるか否かの判定に加えて、他の特定のもの
    であるかの判定と、特定の商用周波数に対応するもので
    も他の特定のものでもないことについても判定可能であ
    り、この判定結果が他の特定のものであった場合にその
    事実を記憶する記憶手段と、パルス信号が他の特定のも
    のであるか否かを再度判定する確認判定手段を有し、判
    定手段の判定結果が特定の商用周波数に対応するもので
    ある場合にはACモータの位相制御を開始し、この位相
    制御と並行して、および/又は位相制御開始前の制御段
    階において、確認判定手段によってパルス信号が他の特
    定のものであるか否かを繰り返し判定し、前記確認判定
    手段の判定の結果パルス信号が他の特定のものではない
    場合には、前記記憶手段の内容が他の特定のものであっ
    たか否かを判断し、前記記憶手段の内容が他の特定のも
    のであった場合には商用周波数の種類を判定する判定手
    段を再度動作させることを特徴とする給湯器または風呂
    の制御装置。
  5. 【請求項5】 判定手段の判定結果を記憶する手段とこ
    の判定結果を表示する表示手段を有する請求項1乃至4
    のいずれかに記載の給湯器または風呂の制御装置。
  6. 【請求項6】 ファンを駆動するACモータの位相制御
    手段を有し、前記位相制御に必要な商用周波数の特定手
    段が、電源の周波数をパルス信号に置き換えるパルス化
    手段と、パルス化手段が発するパルス信号を受けて、商
    用周波数の種類を判定する判定手段を備える給湯器また
    は風呂の制御装置において、前記判定手段に入力される
    パルス信号が商用周波数以外の場合であることを判断す
    る異常検出手段と、異常検出を表示する表示手段を有す
    ることを特徴とする給湯器または風呂の制御装置。
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