JPH05118545A - 燃焼機器 - Google Patents

燃焼機器

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Publication number
JPH05118545A
JPH05118545A JP3284613A JP28461391A JPH05118545A JP H05118545 A JPH05118545 A JP H05118545A JP 3284613 A JP3284613 A JP 3284613A JP 28461391 A JP28461391 A JP 28461391A JP H05118545 A JPH05118545 A JP H05118545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
history
water
output value
hot water
Prior art date
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Pending
Application number
JP3284613A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kawami
勲 川見
Akio Oya
彰夫 大屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP3284613A priority Critical patent/JPH05118545A/ja
Publication of JPH05118545A publication Critical patent/JPH05118545A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】安全動作時にその異常内容を特定し、それの補
修あるいは点検を容易にかつ迅速にできるようにする。 【構成】センサ2,4…からのセンサ出力値に応答して
過熱検出器8が作動する毎に各センサのセンサ出力値の
履歴を制御器14のメモリ14bに記憶させる。過熱検
出器8が作動したために、給湯器が異常であるとしてそ
の補修をする場合には、各センサそれぞれのセンサ出力
値についての履歴をメモリ14bから読み出して表示器
26に表示させる。この履歴表示からその故障原因を特
定できるようにしてその補修すべきセンサなどに対する
補修を迅速にかつ容易に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば給湯器のような
燃焼機器に係り、詳しくは、給湯器の各所要部のそれぞ
れに例えば入水量を検知する水量センサとか、入水温度
を検知する入水温センサとか、出湯温度を検知する出湯
温センサとかを配備し、各センサからのセンサ出力値に
基づいて燃焼動作の制御を行うようにした燃焼機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】図1は、燃焼機器の一例としての給湯器
の燃焼制御回路を示す図である。この回路において、2
は水量センサ、4は入水温センサ、6は出湯温センサ、
8は過熱検出器、10は炎センサ、12はファン回転数
センサである。
【0003】このような各種センサを備えた給湯器にお
いては、各種センサからのセンサ出力値を制御器14に
入力させ、該制御器14においては、水量センサ2から
の入水量、入水温センサ4からの入水温度、出湯温セン
サ6からの出湯温度、炎センサ10からのガス炎検出状
態、ファン回転数センサ12からのファン回転数といっ
たセンサ出力値に基づいてガス比例弁16の開閉を制御
してガスバーナ18の点火を制御させることで熱交換器
20での入水加熱と、給排気ファン22によるガス廃棄
とかを制御するとともに、湯カラン24からの出湯温度
の制御を行うようになっている。
【0004】このような給湯器では各センサのうち、例
えば水量センサ2が故障していて、実際は入水が無いの
に該故障の水量センサ2からの相当程度に入水が多く有
ったとするセンサ出力値に制御器14が応答動作してガ
ス比例弁16が開度が大きくされて入水が加熱されてし
まったのでは該出湯温度が異常に高まり湯カラン24の
栓を開けたときには急に異常に熱い湯が放出されて危険
である。
【0005】そこで、このような危険を無くすように過
熱検出器8を配備し、このような異常な出湯温度に応答
してガス比例弁16を閉じさせるように働き、結果、ガ
スバーナ18からの火を消して入水加熱を停止させて安
全が保たれるようにしている。
【0006】ところで、このように給湯器が安全動作に
入ったことはセンサそのものが故障しているために異常
なセンサ出力値を出力しているためであるとか、センサ
が正常であっても該給湯器のいずれかに欠陥があって、
それに付随してセンサが異常なセンサ出力値を出力して
いる場合があるから、その異常センサとか異常箇所をア
フターサービスなどで補修する必要がある。そこで、制
御器14では、表示器26にこのような安全動作に入っ
たことを異常内容表示させて操作員に報知するととも
に、のちの補修を容易にさせるとともに、内蔵のマイク
ロコンピュータ14aで異常内容表示が有る毎にそれを
記憶内容消去可能なメモリ14bに該表示を蓄積記録さ
せておくようにし、操作員はこの異常内容表示について
の履歴をたどり効率よく故障原因を探れるようにしたも
のがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の給湯器ではメモ
リ14bへの記憶異常内容の履歴で故障原因を追及して
補修するとしても、その履歴内容が、例えばガス炎が検
出不可であるといった程度である。そのため、該履歴だ
けでは給湯器が異常で安全動作に入った原因が、上記例
では水量センサ2が異常であるためといったことまでは
分からず、操作員が安全動作に入った原因を探るとして
も、その検出不可の原因が複数絡んでくると、水量セン
サ2が故障して異常であることにたどりつくまでには、
例えば給排気ファン22が異常であるためか、ガスバー
ナ18からのガス圧が異常であるためか、入水温センサ
4が異常であるためか、出湯温センサ6が異常であるた
めか、といった原因を追及していく必要があり、これで
は該水量センサ2の故障を特定してそれの交換補修に至
るまでにはかなりの手間と時間とがかかることになる。
【0008】したがって、本発明においては、安全動作
時にその異常内容を特定し、それの補修あるいは点検を
容易にかつ迅速にできるようにすることを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の燃焼器においては、各所要部のそれ
ぞれに当該燃焼機器の状態を検出するセンサを配備し、
該センサからのセンサ出力値に基づいて燃焼動作の制御
を行うとともに、センサからの状態異常とするセンサ出
力値に応答して安全動作システムを作動させるようにし
た燃焼機器であって、安全動作毎に前記各センサ出力値
あるいはそれに関連するデータを記憶しておき、故障原
因追及時においては各記憶データの履歴を読み出して表
示可能にしてあることを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成においては、センサからのセンサ出力
値に応答して安全動作システムが作動する毎に各センサ
のセンサ出力値の履歴が記憶される。したがって、安全
動作システムが作動して補修をする場合には、各センサ
それぞれのセンサ出力値についての履歴を読み出して表
示する。この履歴の表示の組み合わせから故障原因を追
及して補修すべきセンサあるいは箇所を特定して迅速な
補修を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0012】この実施例での給湯器の基本構成は図1と
同様であるから、該実施例の給湯器については図1を参
照して説明する。
【0013】制御器14のEEPROMなどからなるメ
モリ14bは、安全動作が行われる毎に水量センサ2、
入水温センサ4、出湯温センサ6、炎センサ10、ファ
ン回転数センサ12それぞれからのセンサ出力値を記憶
するものであり、マイクロコンピュータ14aは、該メ
モリ14bへの前記各データの記憶動作を制御するとと
もに、補修時にはその記憶データの読み出しと、その読
み出しデータの表示器26への表示とを制御することが
できるようになっている。なお、マイクロコンピュータ
14aのメモリ14bに対する書き込みと読み出しの制
御とか、読み出したデータの表示器26への表示などは
現用の周知のマイクロコンピュータ技術で可能であるか
ら、その詳細は省略する。
【0014】つぎに、マイクロコンピュータ14aの動
作について図2のフローチャートのその1およびその
2、ならびに図3の出湯温度変化の図とを参照して説明
すると、まず、フローチャートのその1において、ステ
ップn1では、各種センサが動作してそのセンサ出力値
に基づいて給湯器が動作制御されている状態で、何等か
のセンサ出力値異常によって安全動作が行われ、その結
果、ステップn2で安全動作に入ったと判定すると、ス
テップn3で安全動作時点での各センサのセンサ出力値
とか、その他の必要なデータとかをメモリ14bに書き
込んでそれに記憶させるとともに、ステップn4で異常
内容を表示させて、給湯器が異常であることを外部に知
らせる。この表示で操作員は給湯器が異常であることを
知ることができ、のちにその補修をすることが可能とな
る。
【0015】つぎに、給湯器を補修するときは、フロー
チャートのその2において、ステップs1で、給湯器を
制御器14内のメモリ14bの読み出し表示モードとし
て該メモリ14b内のデータを読み出し、ステップs2
で各センサのセンサ出力値データの履歴を表示器26に
順次に表示させる。
【0016】操作員は、この表示された各データの組み
合わせからどのセンサが異常であるかを特定してその補
修を行うことができる。
【0017】具体的に言うと、例えば安全動作に入って
異常内容表示された内容が「ガス炎非検出による安全動
作」であるとき、操作員は、この異常内容の表示から給
湯器の補修をするために各種センサ出力値の履歴を表示
器26に表示させる。
【0018】ここで、水量センサ2が故障している場合
について説明すると、まず、操作員が水量センサ2の入
水量センサ出力値についての履歴表示を見ても、水量セ
ンサ2からの入水量センサ出力値は、該水量センサ2が
正常な場合の入水量センサ出力値にくらべて多少は異な
っているとしても、それだけでは水量センサ2の故障は
判然とせず、該故障が水量センサ2であるとは特定でき
ない。しかし、図3から出湯温センサ6の出湯温度セン
サ出力値の履歴表示を見ると、入水量の履歴表示に対し
ては出湯温度センサ出力値の履歴表示は、のようにな
るべきであるのに、のようになって急激に立ち上がり
過熱検出器8が作動するレベルになっていると、これは
水量センサ2が故障して異常であると容易に特定するこ
とができる。
【0019】なお、上述の実施例では水量センサ2の異
常については出湯温センサ6の出湯温度特性の履歴から
特定可能なことを説明したが、他のセンサの異常とか給
湯器のいずれかの部分の異常などの特定については、上
記と同様にして各種センサそれぞれのセンサ出力値の履
歴データの単独あるいはそれらの2以上の履歴データの
組み合わせから、該特定ができるようにすることがで
き、本発明ではこのような特定も含むものである。
【0020】また、上述の実施例では、制御器14には
故障原因の判定機能を持たせず、操作員によって表示器
26での履歴表示データからその異常の特定のための判
定をさせていたが、例えば図3の出湯温度が安全動作レ
ベルに到達する以前にその判定が可能な場合もあるた
め、そのような判定機能を付加できるようにしてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、センサか
らのセンサ出力値に応答して安全動作システムが作動す
る毎に各センサのセンサ出力値を記憶させているから、
各センサのセンサ出力値の履歴が記憶されることにな
る。そして、給湯器の補修をする場合には、各センサそ
れぞれのセンサ出力値についての履歴を読み出して表示
するようにしたから、この各センサ出力値それぞれの履
歴表示から故障原因を追及して補修すべきセンサあるい
は箇所を特定して迅速な補修を行うことができる。
【0022】その結果、給湯器の故障原因を追及してそ
の補修をするときに、その故障原因を探るために長時間
かけてその再現実験を繰り返していた無駄な操作をなく
し、迅速にかつ効率的にその故障への対応が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給湯器の回路図である。
【図2】本発明の動作説明に供するフローチャートであ
る。
【図3】メモリに記憶されている出湯温度の履歴を示す
図である。
【符号の説明】
2 水量センサ 6 出湯温センサ 8 過熱検出器 14 制御器 14a マイクロコンピュータ 14b メモリ 26 表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各所要部のそれぞれに当該燃焼機器の状態
    を検出するセンサを配備し、該センサからのセンサ出力
    値に基づいて燃焼動作の制御を行うとともに、センサか
    らの状態異常とするセンサ出力値に応答して安全動作シ
    ステムを作動させるようにした燃焼機器であって、安全
    動作毎に前記各センサ出力値あるいはそれに関連するデ
    ータを記憶しておき、故障原因追及時においては各記憶
    データの履歴を読み出して表示可能にしてあることを特
    徴とする燃焼機器。
JP3284613A 1991-10-30 1991-10-30 燃焼機器 Pending JPH05118545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3284613A JPH05118545A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 燃焼機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3284613A JPH05118545A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 燃焼機器

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Publication Number Publication Date
JPH05118545A true JPH05118545A (ja) 1993-05-14

Family

ID=17680733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3284613A Pending JPH05118545A (ja) 1991-10-30 1991-10-30 燃焼機器

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JP (1) JPH05118545A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07293877A (ja) * 1994-04-28 1995-11-10 Noritz Corp 給湯器の異常検出装置
JPH1151466A (ja) * 1997-08-01 1999-02-26 Noritz Corp 制御基盤
JP2015078791A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 リンナイ株式会社 給湯装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01305221A (ja) * 1988-06-01 1989-12-08 Babcock Hitachi Kk 燃焼設備の燃焼調整装置

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