JPH0552412A - 家庭用器具の制御装置 - Google Patents

家庭用器具の制御装置

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JPH0552412A
JPH0552412A JP21508591A JP21508591A JPH0552412A JP H0552412 A JPH0552412 A JP H0552412A JP 21508591 A JP21508591 A JP 21508591A JP 21508591 A JP21508591 A JP 21508591A JP H0552412 A JPH0552412 A JP H0552412A
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JP
Japan
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drive
response
signal
drive signal
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP21508591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Kino
耕太郎 城野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 湯沸器の使用で不具合や故障が発生した場
合、故障修理を援助するための診断機能を制御装置に具
備させ、湯沸器の保守・点検を容易にする。 【構成】 制御装置12の記憶手段15に運転シーケン
ス毎に駆動手段13が出力するガス量制御弁7等の制御
手段への駆動信号と、出湯温度センサ3等の検知手段が
検出する熱交換器5等の応答手段の応動信号に各々対応
する判定基準を予め記憶する。そして、検出手段14が
検出した駆動信号と応動信号を受けた判定手段16が判
定基準と比較し、制御装置(駆動手段13)12と他の
手段の異常を区別して判定し、その旨を表示手段17に
表示する。 【効果】 制御装置(駆動手段)の異常が容易に判定で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用器具における故
障対処の省力化等を図る制御装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の家庭用器具の制御装置
は、使用時に不具合いが生じて運転シーケンスが正常に
進まないとき、その旨を操作表示部に表示する構造がと
られていた。例えば、図5で湯沸器本体21とケーブル
22で接続された操作部23の操作表示部24は、トラ
ブルが発生すると(表1)に示すように、故障現象に対
応したコードを表示するものであった。
【0003】
【表1】
【0004】この構造は故障対処のガイドとして便利な
ものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の表示
構造では、故障現象が判明しても具体的に故障に対処す
るためには故障原因の特定が別に必要であった。そし
て、この特定作業は湯沸器に関する高度な知識に基づ
き、時間と労力が必要であった。このため、故障対処の
現実的な方法として、良否の判定が困難で良品かも知れ
ない部品を無判定で交換する見込み修理が行われる危険
があった。特に、判定の難易度が高く、かつ高価な制御
装置にこの傾向が強いという問題点があった。
【0006】そこで、本発明は家庭用器具に用いる制御
装置の異常判定の容易化を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による家庭用器具の制御装置の第1手段は、
制御手段の駆動信号を運転シーケンスに従って出力する
駆動手段と、前記駆動信号の判定基準の記憶手段と、前
記駆動信号の検出手段と、この検出手段が検出した前記
駆動信号を記憶手段の判定基準と比較し、駆動手段の出
力異常の判定手段および表示手段を備えたものである。
【0008】また、本発明による家庭用器具の制御装置
の第2手段は、前記駆動信号に対応して制御手段の出力
に応動する応答手段と、この応答手段の応動出力の検出
手段と、前記応動出力の判定基準の記憶手段と、検知手
段が検出する応動出力の信号の検出手段と、この検出手
段が検出した前記駆動信号と応動出力の信号を記憶手段
の判定基準と比較し、前記駆動手段の出力異常と制御手
段および応答手段の出力異常を区別して判定する判定手
段および表示する表示手段を備えたものである。
【0009】
【作用】上記第1手段により本発明の家庭用器具の制御
装置は、駆動手段が制御手段への駆動信号を出力する
と、検出手段がこの駆動信号を検出し、判定手段は検出
手段が検出した駆動信号を記憶手段の判定基準と比較
し、判定基準内であれば駆動信号が正常に出力されたと
判定し、その旨を表示手段が表示する。こうして、制御
装置(駆動手段)の出力異常の有無が容易に判定でき
る。
【0010】また、上記第2手段により本発明の家庭用
器具の制御装置は、応答手段が応動出力すると、検知手
段がこの応動出力を検出し、検出手段が前記駆動手段の
駆動信号と検知手段が検出した応動出力の信号を検出す
る。この駆動信号と応動出力の信号を受信した判定手段
は、両信号を記憶手段の判定基準と比較し、駆動信号に
よる駆動手段、応動出力の信号による制御手段および応
答手段の出力異常を区別して判定し、その旨を表示手段
が表示する。こうして、制御装置(駆動手段)の出力異
常の有無が他の手段と区別して容易に判定できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の家庭用器具の制御装置の実施
例について、図面を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例としての湯沸器を
示し、通水路1には検知手段としての入水流量センサ2
と出湯温度センサ3、制御手段としての入水制御弁4、
応答手段としての熱交換器5を備える。またガス路6に
は制御手段としてのガス量制御弁7、応答手段としての
バーナ8を設け、バーナ8の火炎は制御手段としての点
火器9で点火し、検知手段としての炎検知器10で検出
し、制御手段としての通気ファン11で排気される。こ
の通気ファン11等は破線で示すように制御装置12と
電気信号の送受信をする。制御装置12はガス量制御弁
4等の駆動信号を出力する駆動手段13、駆動信号と炎
検知器10等の検知信号を受信する検出手段14、駆動
信号と検知信号を運転シーケンスに対応し、判定基準と
しての記憶データを予め記憶した記憶手段15、検出手
段14からの信号を記憶手段15の記憶データと比較
し、制御手段および応答手段の異常と駆動手段13の異
常を区別して判定する判定手段16、これ等の異常の有
無を表示する表示手段17より構成される。
【0013】図2は運転シーケンスにおける各信号の状
態を示し、検知手段としての入水流量センサ2の入水流
量、炎検知器10の炎検知量、出湯温度センサ3の出湯
温度が各々信号i1 ,i2 ,i3 のように変化してい
る。
【0014】また、駆動手段13は制御手段と運転シー
ケンスに対応し、予め設定した設定値や運転条件に対応
して演算した演算値の複数の駆動信号として、ガス量制
御弁7のガス制御量、入水制御弁4の入水制御量、点火
器9の点火出力、通気ファン11の通気制御量を各々信
号j4 ,j5 ,j6 ,j7 で出力する。運転シーケンス
は図2のP1 〜P6 に対応し、P1 はプリパージ、P2
は点火、P3 は加熱運転、P4 は同加熱運転の変更時、
5 はポストパージ、P6 は停止の各状態を示す。
【0015】
【表2】
【0016】上記の(表2)は上記各運転シーケンスP
1 〜P6において検出手段14の検出信号と比較する記
憶手段15の記憶データを示し、各数値は例えば信号i
1 では運転シーケンスP1 〜P4 において、最低2以
上、かつ最大10以下のレベルが入水流量に対応してい
る。そして、検出信号としての信号i1 がこのレベル内
にないときは判定手段16が異常と判定する。(表2)
の横線は無判定とすることを示す。信号j4 の運転シー
ケンスP1 ,P2 ,P5 ,P6 の値は設定値、運転シー
ケンスP3 ,P4 の値は演算値に各々対応している。演
算値は信号i1 ,i2 や図示はしない他の手段からの入
力信号より駆動手段13が演算している。記憶データの
各レベルの範囲は、各運転シーケンスP1 〜P6 が種々
の運転条件に対応して現れる湯沸器固有の性能を基準と
して設定する。勿論、各手段の性能のばらつきや、ガ
ス、水、燃料用空気の環境条件による変化等も考慮して
設定されている。
【0017】図3は信号j7 の通気制御量に異常が発生
した例を示し、運転シーケンスP1 のみ正常値が出力さ
れ、運転シーケンスP2 〜P6 の他の全てにおいて、記
憶データ(図の斜線で示した範囲)と異なっている。駆
動手段13は他の手段の運転指令信号を受けると、制御
プログラムに従ってまずプリパージの運転シーケンスP
1 に入り、検知信号i1 ,i2 ,i3 が正常であると入
水制御弁4と通気ファン11に各々信号j5 ,j7 を出
力する。判定手段16は検出手段14が検出した全ての
信号i1 等を記憶データと比較し、基準内であれば運転
シーケンスP1 における湯沸器の運転が正常であると判
定する。次に、駆動手段13が運転シーケンスP2に移
行して駆動信号を出力すると、検出手段14は同様にし
て駆動信号を記憶データと比較する。そして、信号j7
の通気制御量が運転シーケンスP 1 時と同じレベル55
〜60であり、記憶データのレベル20〜25より外れ
ていることを判定手段16が検出し、異常を判定する。
以下、各運転シーケンスP 3 〜P6 の異常も同様にして
判定される。
【0018】図4の(ロ)は表示手段17が図3で示し
た異常を表示した例を示し、左から1桁目は運転シーケ
ンスP1 〜P6 の番号、2桁目は他に同時に異常が認め
られる複合異常時の他の発生件数、3桁目は異常判定さ
れた信号の数字(j7 であれば7)を各々表す。そし
て、図3の例ではP2 〜P6 に異常が認められ、他に複
合した異常がなかったことが分かる。図4の(イ)は全
く正常時の状態が示されている。表示手段17はこれ等
の各運転シーケンスP1 〜P6 に異常が認められるとメ
モリーに記憶しておく。そして、故障修理時等に再表示
できるようになっている。つまり、図3の運転では通気
制御量の信号j7 に異常があっても運転が継続され、使
用上は支障がなかったので故障修理が看過されたが、後
日チェックして確実な故障修理が行える。
【0019】このように、駆動手段13が外部の雑音信
号や内蔵回路の劣化等により異常な駆動信号を出力した
り、また時には運転シーケンスP1 等をパスすることも
ある。運転シーケンスP1 等がパスされたときには、表
示手段17は2桁目と3桁目に9を出してコードを点滅
する。そして、異常な運転シーケンスと駆動信号や異常
な検知信号が判定手段16により判定されて表示手段1
7に表示され、制御装置12の駆動手段13の不良と検
知手段により検出される応答手段または制御手段の不良
が容易に区別できる。また、異常な運転シーケンスと駆
動信号が分かるので駆動手段13の故障修理の能率も良
くなる。なお、検知手段を有しない他の家庭用器具にお
いても、駆動信号の判読による各運転シーケンス毎の駆
動信号も同様に判定できる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による家庭用器具の制御装置は、請求項1では制御装置
(駆動手段)の異常が容易に判定でき、また請求項2で
は制御装置(駆動手段)の異常を他の手段の異常と区別
してかつ容易に判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御装置の一実施例を示す構成図
【図2】同運転シーケンス図
【図3】同通気制御量の異常時の運転シーケンス図
【図4】(イ) 同表示手段の正常時のコード表示図 (ロ) 同表示手段の異常時のコード表示図
【図5】従来の制御装置の構成図
【符号の説明】
2 入水流量センサ 3 出湯温度センサ 4 入水制御弁 5 熱交換器 7 ガス量制御弁 8 バーナ 9 点火器 10 炎検知器 11 通気ファン 13 駆動手段 14 検出手段 15 記憶手段 16 判定手段 17 表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御手段の駆動信号を運転シーケンスに従
    って出力する駆動手段と、前記駆動信号の判定基準の記
    憶手段と、前記駆動信号の検出手段と、この検出手段が
    検出した前記駆動信号を記憶手段の判定基準と比較し、
    駆動手段の出力異常の判定手段および表示手段を備えた
    家庭用器具の制御装置。
  2. 【請求項2】前記駆動信号に対応して制御手段の出力に
    応動する応答手段と、この応答手段の応動出力の検知手
    段と、前記応動出力の判定基準の記憶手段と、検知手段
    が検出する応動出力の信号の検出手段と、この検出手段
    が検出した前記駆動信号と応動出力の信号を記憶手段の
    判定基準と比較し、前記駆動手段の出力異常と制御手段
    および応答手段の出力異常を区別して判定する判定手段
    および表示する表示手段を備えた請求項1記載の家庭用
    器具の制御装置。
JP21508591A 1991-08-27 1991-08-27 家庭用器具の制御装置 Pending JPH0552412A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21508591A JPH0552412A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 家庭用器具の制御装置

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JPH0552412A true JPH0552412A (ja) 1993-03-02

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ID=16666505

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JP21508591A Pending JPH0552412A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 家庭用器具の制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0771819A (ja) * 1993-09-03 1995-03-17 Harman Co Ltd 給湯装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0771819A (ja) * 1993-09-03 1995-03-17 Harman Co Ltd 給湯装置

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