JPH09243163A - ペリメータ部におけるファンコイル収納装置 - Google Patents

ペリメータ部におけるファンコイル収納装置

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JPH09243163A
JPH09243163A JP8081934A JP8193496A JPH09243163A JP H09243163 A JPH09243163 A JP H09243163A JP 8081934 A JP8081934 A JP 8081934A JP 8193496 A JP8193496 A JP 8193496A JP H09243163 A JPH09243163 A JP H09243163A
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JP
Japan
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vertical
top plate
rod
rods
horizontal
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Application number
JP8081934A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Shoji
辰夫 庄司
Hiroyuki Masuno
博之 増野
Hiroshi Takami
博 高見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小寸法で少ない点数の部品を設置現場に搬入
して設置することができ、設置現場での部品の搬出入や
取扱いが容易であり、設置現場で溶接工事等の大がかり
な工事を必要としないで設置が可能であり、且つファン
コイルによる機能を十分に発揮することができるペリメ
ータ部におけるファンコイル収納装置を提供すること。 【解決手段】 水平杆30と、垂直杆40と、隣接する
水平杆にその両端が係着される繋ぎ杆80と、上部通気
孔95が穿設された天板90と、前板88とを有するペ
リメータ部におけるファンコイル収納装置において、幅
木部材25の立上板部27と前板88との間に下部通気
間隙78が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物のペリメータ
部において空調機器のファンコイルを収納するための収
納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建物のペリメータゾーンにファンコイル
を配備する空調方式は、従来知られた技術である。ファ
ンコイルを設置する場合には、ファンコイルの機構的部
分を被覆するために予め用意された筺体に収容されたフ
ァンコイルユニットをそのまま設置する方法も存在する
が、設備機器がそのまま室内に露出することになるので
違和感を生ずる上に、整然とした内装仕上げを得ること
ができない。代って現在では外観が統一された建築内装
の一部として違和感のない収容装置内にファンコイルを
設置する方法が採用されてきているが、かかる収容装置
は、特定のファンコイルの設置が決定した後に、個々の
現場寸法に合わせて比較的広い範囲の収容装置を一体的
に製造する方法で行われるために、特に高層のオフィス
ビルでは窓面のほぼ全域に亘って設置する必要性を有す
るにも拘らず、大型形状の収容装置を設置現場に搬出入
することには手間がかかり、収容装置や建物に接触によ
る損傷を生じる虞があり、また設置現場で溶接作業を伴
う大がかりな工事を伴うことも多く、設置期間が長くな
り安価な設置は不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、小寸法で少ない点数の部品を設置現場に搬
入して設置することができ、設置現場での部品の搬出入
や取扱いが容易であり、設置現場で溶接工事等の大がか
りな工事を必要としないで設置が可能であり、且つファ
ンコイルによる機能を十分に発揮することができるペリ
メータ部におけるファンコイル収納装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のペリメータ部におけるファンコイル収納装
置は、所定間隔をおいて設置壁面にその一端が支持され
る複数の水平杆と、該設置壁面から所定距離をおいた設
置床面上に該設置壁面と並行に所定間隔をおいて一端が
支持されると共にその他端が該水平杆のそれぞれの他端
に係着される複数の垂直杆と、隣接する該水平杆にその
両端が係着される繋ぎ杆と、上部通気孔が穿設されると
共に該水平杆および該垂直杆頂部に載置係着される天板
と、隣接する該垂直杆前面に両側が係着される前板を有
するペリメータ部におけるファンコイル収納装置におい
て、該垂直杆はリップ付溝型断面材で構成されると共
に、その両フランジ下部には下端に達する幅木挿入用縦
切溝が形成され、該設置床面に固定される底板部と該底
板部から立上がる立上板部とを有する幅木部材の該立上
板部が該幅木挿入用縦切溝に挿入されると共に、該底板
部から立設される上下位置調節装置の上部が該垂直杆内
で該垂直杆と該幅木の該立上部と緊結され、該前板はそ
の下側端が該設置床面から間隔をおいた位置で該垂直杆
前面のウエブに係着され、該幅木部材の該立上板部と該
前板との間に下部通気間隙が形成されることを主な特徴
とする。
【0005】また前記繋ぎ杆の配置について、収納され
るファンコイルからの接続ダクトの前後壁部位置および
前記天板の上部通気孔前後縁位置に対応して並列に配置
した一対の前記繋ぎ杆の両端が隣接する前記水平杆間に
係着されることにより、一対の該繋ぎ材相互の間に上部
通気間隙が形成されることを特徴とする。
【0006】さらに前記天板の係着について、前記天板
は、設置状態で相隣接する前記水平杆上に載置される両
側部辺と該側部辺に垂直で前記垂直杆上に位置する前部
辺および該前部辺と対向する後部辺とを有し、該両側部
辺および該前部辺には該天板下面側にコ字状に折返され
るコ字状縁が形成され、該側部辺の該コ字状縁における
下部折返縁には該側部辺方向の係止用溝孔が形成される
と共に、前記垂直杆頂部のウエブには一対の天板前部係
止突片が突設され、また開口面を下方に向けた溝型断面
材により構成される前記水平杆のウエブには鉤部先端が
該垂直杆係着部側を向く一対の天板係止鉤状突片が突設
され、一枚の該天板前部辺の該コ字状縁を相隣接する該
垂直杆のそれぞれ内側に位置する該天板前部係止突片に
係止した状態で、該天板の両側部辺のそれぞれの該係止
用溝孔に挿入された相隣接する該水平杆のそれぞれ内側
に位置する該天板係止鉤状突片が該係止用溝孔の縁に係
止され、さらに相隣接する該水平杆の間に係着された一
対の前記繋ぎ杆の頂面が該天板の該上部通気孔の相対す
る縁部に近接して該天板下面に当接されることを特徴と
する。
【0007】また通気用グリルの装着について、前記繋
ぎ杆はそのウエブと両フランジとが接する両肩部にそれ
ぞれ凹入段部が形成され且つ開口面を下方に向けた溝型
断面材で構成され、隣接する該溝型断面材の相対向する
該段部上面には、通気用グリルが載置されることを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
図面を参照して説明する。本発明にかかるペリメータ部
におけるファンコイル収納装置は、図1に示されるよう
に、建物外壁に沿って設置される、一般にその上面は窓
台に沿った連続する長い平面を形成する。本発明では、
このように窓際に沿って壁面方向に長く形成される収納
装置を壁面方向に単位区域となるように分割し、主要部
品は該単位毎の大きさで形成し、これらの部品を設置現
場で組立てることにより全体のファンコイル収納装置を
完成させるようにしている。一般的に各区域の幅は見掛
け上等しい長さとされる。図1中、符号1は柱、2は
窓、3は設置壁面、4は設置床面を示す。図示の例で
は、柱1,1に接して予備区域が5が設定され、残余の
空間に数個のファンコイル用区域6が連続して設定され
ている。使用される部品は、主として棒状部材とパネル
状部材とで構成され、これらの部材を接合するための接
合用部品も使用されるが、その数量は僅かである。接合
用部品を僅少とすることは本発明の特徴の一部であり、
部品管理を容易にし、設置現場での組立作業時間を短縮
することができる。
【0009】図2には本発明における収納装置の骨組構
造が示される。図2において、設置現場では、先ず設置
壁面3に対し所定高さに且つ後述する水平杆30の取付
間隔毎に壁支持金具10が取付けられる。壁支持金具1
0は、図10、図11、図12にその詳細が示されるよ
うに、設置壁面3に取付けられる垂下部11と垂下部1
1の頂部に連成される水平部12を有する。垂下部11
には設置壁面3から突出する埋込みボルト20を通過さ
せる拡大取付孔13と拡大取付孔13の周辺部に位置す
る座金止膨出部14とが形成され、水平部12には、支
持金具長さ方向中心線に沿って垂下部11迄連続する屈
曲凹条部15と、支持金具長さ方向両側に位置する立上
部16,16と、支持金具幅方向に両側から屈曲凹条部
15に達する斜状凹溝部17,17と、屈曲凹条部15
に位置する接合用透孔18および溝孔19が形成されて
いる。壁支持金具10は、設置壁面3から突設される埋
込みボルト20に垂下部11の拡大取付孔13を挿通さ
せ、さらに水平部12が水平に且つ所定高さに位置する
ように調節した上で、半径が周位置により変化する半径
変化型座金21を介して埋込みボルト20に壁取付ナッ
ト22を締付けて取付けられる。
【0010】半径変化型座金21は合致した半径でその
周縁が座金止膨出部14に当接して回転を停止し、埋込
みボルト20に対して拡大取付孔13がどの位置にあっ
たとしても拡大取付孔13を充分に被覆するので壁支持
部材10を確実に固定することができる。また図2に示
されるように、設置壁面3から所定距離離間した設置床
面4に対して幅木部材25が取付けられる。幅木部材2
5は、図13に示されるように、設置状態で設置壁面3
と並行に延びる底板部26と該底板部26表側から立上
がる立上板部27を有し、また必要に応じて該底板部2
6裏側から僅かに立上がる後部立上縁28が形成されて
いる。幅木部材25はその底板部26をボルト29等に
よって設置床面4に固定することにより取付けられる。
【0011】図2で明らかなように、収納装置の主要な
骨組は、水平杆30、垂直杆40、繋ぎ杆80によって
構成される。水平杆30は、図3に示されるように、開
口面を下側に向けたリップ付溝型断面材で構成され、設
置壁面3と反対側端部付近における両フランジ32,3
2には後述する垂直杆40と係着するための抜止用切起
片34,34が外方に向け形成されている。またウエブ
31の所定位置には後述する繋ぎ杆80の係着のため
に、水平杆長さ方向に繋ぎ杆80の両フランジ間距離を
隔てた位置で水平杆幅方向中心線に対称にその一端が水
平杆30の各フランジ32,32に接して水平杆幅方向
に延びる各一対の溝孔35,35,35,35が穿孔さ
れ、さらにウエブ31の所定位置には、後述する天板7
0の係着のために、鉤部先端が垂直杆40との係着部の
方向を向く一対の天板係止鉤状突片36,36が突設さ
れている。一方設置壁面3側に位置する端部付近におけ
るウエブ31は切取られて端部ウエブ切取部37が形成
されている。
【0012】水平杆30の設置壁面3側と反対側の端部
に係着される垂直杆40は、水平杆30の両フランジ3
2,32外面間の距離に等しい両フランジ42,42内
面間の幅を有するリップ付溝型断面材で構成され、水平
杆30との係着部においてリップ43,43には該水平
杆30断面が挿入できる切取部44,44が形成され、
また垂直杆40の両フランジ42,42には、垂直杆4
0に開口側から水平杆30が仕口状に係着された状態
で、水平杆30のフランジ32,32上下縁を挟持する
各一対の挟持用切起片45,45,45,45および水
平杆30の抜止用切起片34,34が嵌合する切起片保
持孔46,46が形成されている。さらに図6および図
7に示されるように、後述する天板70の係着のため
に、垂直杆40頂部のウエブ41には一対の天板前部係
止突片47,47が突設され、またその下方位置のウエ
ブ41所定位置には後述する前板88の係着のために、
先端が上向きとされた一対の前板係止鉤状突片48,4
8が突設されている。
【0013】図15に示されるように、垂直杆40の下
端部付近の両リップ43,43について、最下端は切取
られて下端切取部49,49を形成し、下端切取部4
9,49の上方には横切溝50,50が設けられてい
る。垂直杆40の下端部付近の両フランジ42,42に
はウエブ41から所定距離をおいて並行し下端に開いて
いる幅木挿入用縦切溝51,51が設けられている。幅
木挿入用縦切溝51,51は、後述する下部通気間隙7
8を形成するために、ウエブ41から所定距離をあけた
位置に形成される。
【0014】部材の組立順序としては、数種の順序が考
えられるが、ここでは最初に水平杆30の垂直杆40へ
の係着を行う例を説明する。図3において、垂直杆40
は、水平杆30の両フランジ32,32外面間の距離に
等しい両フランジ42,42内面間の幅を有するから、
水平杆30の端部を垂直杆40のリップ切取部44,4
4を通して垂直杆40の開口側から挿入すれば、水平杆
30のフランジ32,32上下縁はリップ切取部44,
44の縁および垂直杆40の挟持用切起片45,45に
よって挟着された状態で、抜止用切起片34,34が切
起片保持孔46,46に嵌合されることにより、水平杆
30と垂直杆40とは一動作で確実な接合状態に係着す
ることができ、水平杆30に加わる垂直荷重を垂直杆4
0に伝達すると共に水平杆30に作用する捻り応力に対
しても充分な抵抗性を示す。次に垂直杆40の下端に上
下位置調節装置52を仮取付する。
【0015】図14に示されるように、上下位置調節装
置52は、垂直杆40のフランジ42,42間に挿入す
ることができるフランジ幅を有する溝型断面材について
ウエブ側を内側にして直角状にに接合し、その水平部分
54に対し垂直部分55が立上がり、水平部分54のウ
エブに垂設ボルト56の一端側を上下位置調節自在に螺
合させ、垂直部分55の下方の両フランジ端縁に薄厚の
幅木挿入用後退面57,57を形成すると共に垂直部分
55ウエブに透孔58を穿設した支持金具53と、支持
金具53のフランジ幅と同幅の板体60から板体60を
支持金具53の両フランジに当接した場合に透孔56か
ら突出する植込ボルト61が突設された裏当金具59
と、垂直杆40のリップ43,43に設けた横切溝5
0,50に嵌合する屈曲爪63を上端縁に有する板体6
4に挿通透孔65を穿設した圧着金具62とからなる。
【0016】垂直杆40に上下位置調節装置52を仮取
付するには、図15に示されるように、裏当金具59の
植込ボルト61が透孔58から突出するように裏当金具
59を支持金具53の両フランジに当接した状態で支持
金具53と裏当金具59とを垂直杆40の内部に挿入
し、圧着部材62の挿通透孔65に垂直杆40の両リッ
プ43,43間に突出された植込ボルト61を挿通する
と共に圧着部材62の屈曲爪63を両リップ43,43
の横切溝50,50に嵌合させ、植込ボルト61にナッ
ト66を緩く締付けることによって行われる。この状態
で支持金具53の幅木挿入用後退面57,57は垂直杆
40の幅木挿入用縦切溝51,51と近接する箇所に位
置するから、幅木部材25の立上板部27を幅木挿入用
縦切溝51,51の溝間から挿入し、幅木挿入用後退面
57,57と裏当金具59との間に挿入すると共に、垂
直杆40の下端切取部49,49から突出する支持金具
53の水平部分54に螺合した垂設ボルト56の他端側
を幅木部材25の底板部26上に載置する。
【0017】次いで垂設ボルト56を回転させて圧着金
具62の屈曲爪63によって支持された垂直杆40の上
下位置を調節した後に、ナット66を締着すれば、幅木
部材25の立上板部27上部は、支持金具53の垂直部
分55と裏当金具59との間に、また垂直杆40の両リ
ップ43,43は圧着金具62と支持金具53の垂直部
分55との間にそれぞれ挟着されて一体的に接合される
から、垂直杆40は上下位置を維持した状態で設置床面
4に固定した幅木部材25に剛的に接合される。また水
平杆30の設置壁面3側端部との接合は、図10、図1
1、図12に示されるように、設置壁面3に固定されて
いる壁支持金具10に対して押圧金具70により水平杆
30を挟着することによって行われる。押圧金具70は
上部透孔71が穿設された頂板部72の一辺から壁支持
部材10の溝孔19に挿入されるべき案内爪73が垂下
されると共に、対向辺から壁支持部材10の斜状凹溝部
17,17の斜面に合致する斜状縁74,74を備えた
押圧片75が垂下された構造を有する。
【0018】水平杆30を接合する場合には、壁支持部
材10の水平部12に水平杆30端部の両リップ33,
33を載置し、水平杆30の端部ウエブ切取部37を通
じて上方より押圧金具70の案内爪73を溝孔19に挿
通すると共に、押圧金具70における押圧片75の斜状
縁74,74が水平杆30の両リップ33,33上に当
接するように載置する。この状態で締着ボルト67を押
圧金具70の上部透孔71および壁支持部材10の接合
用透孔18より挿通してナット68により締着すると、
壁支持部材10の両立上部16,16にその側方移動を
制限された状態で両リップ33,33は押圧片75の斜
状縁74,74に押圧されて斜状凹溝部17,17に沿
う形状に変形し、水平杆30と壁支持部材10とは、水
平杆30に加わる水平応力、垂直応力、軸方向力、捻れ
応力等を壁支持部材10に充分に伝達することが可能な
接合を得ることができる。なお符号69は設置壁面3と
の間隙を閉塞するために予め設置壁面3に取付けられた
目地板である。
【0019】次に水平杆30に対して繋ぎ杆80の係着
が行われる。繋ぎ杆80は、図4に示されるように、そ
のウエブ81と両フランジ82,82とが接する両肩部
にそれぞれ凹入段部83,83が形成され、両フランジ
82,82端縁には外開きリップ79,79が形成され
且つ開口面を下方に向けた溝型断面材で構成される。ま
た図9で明らかなように、繋ぎ杆80はファンコイル7
6からの接続ダクト77の前後壁の位置および後述する
天板90の上部通気孔95の前後縁位置に対応して一対
並列して設置される。さらに図5に示されるように、繋
ぎ杆80の両フランジ82,82先端部はその先端から
所定距離を隔てて溝孔35の幅と同幅の下方突出片8
4,84が突設されるように切り欠かれており、水平杆
30の一対の溝孔35,35に繋ぎ杆80の下方突出片
84,84を挿入して、水平杆30に繋ぎ杆80を係着
した状態で、水平杆30の溝孔35に挿入された繋ぎ杆
80の下方突出片84における内側縁85が水平杆30
のフランジ32内面に密着状に当接されると共に、繋ぎ
杆80のフランジ先端部における先端から該下方突出片
84に至る先端部フランジ下縁86が水平杆30のウエ
ブ上面に密着状に当接されるようにされている。下方突
出片84には抜止用切起片87が形成されている。
【0020】このように構成される水平杆30と繋ぎ杆
80との係着部では、例えば図5の左側の係着部におい
て、繋ぎ材80材端の時計回りの曲げモーメントは、繋
ぎ杆80の下方突出片84における内側縁85が水平杆
30のフランジ32内面を押圧すると共に、繋ぎ杆80
の先端部フランジ下縁86が水平杆30のウエブ31上
面を押圧することによって水平杆30に伝達される剛的
な接合が得られることになるから、繋ぎ杆80長さ方向
に作用する水平応力は水平杆30の捻り応力に変換され
充分な抵抗性を得ることができる。反時計回りの曲げモ
ーメントについてはこの係着部では剛的な接合を得るこ
とができないが、この係着部に隣接する右側の係着部あ
るいは当該繋ぎ杆80の他側の係着部において反時計回
りの曲げモーメントについても剛的に接合されるので、
全体の骨組において繋ぎ杆80長さ方向に作用するいず
れの方向の水平応力も水平杆30の捻り応力に変換され
抵抗させることが可能である。一対の繋ぎ杆80,80
のそれぞれの相近接するリップ79,79はファンコイ
ル76からの接続ダクト77の前後壁頂部に当接され、
上部通気間隙が確保される。
【0021】骨組上面に対し、天板90が取付けられ
る。図8に示されるように、天板90は、設置状態で水
平杆30上に載置される両側部辺91,91と該側部辺
91,91と垂直で垂直杆40上に位置する前部辺92
および前部辺92に対向する後部辺93とを有し、天板
面94には、ファンコイル76からの接続ダクト77に
対応した位置に上部通気孔95が穿孔されされている。
天板90の周囲辺はすべて下方に折曲げられているが、
側部辺91および前部辺92には下面側にコ字状に折返
されるそれぞれのコ字状縁96,97が形成されてい
る。そして側部辺91のコ字状縁96における下部折返
縁98には所定位置に係止用溝孔99が穿設されてい
る。
【0022】天板90を骨組に取付けるには、図6に示
されるように、天板90の両側辺91,91における係
止用溝孔99,99に、対応する水平杆30,30のそ
れぞれ内側に位置する天板係止鉤状突片36,36を挿
通させると共に、前部辺92におけるコ字状縁97を対
応する2本の垂直杆40のそれぞれ内方に位置する天板
前部係止突片47,47の前方に配置し、そのまま天板
90を設置壁面3の方向に押込めば、コ字状縁97は天
板前部係止突片47に係止されると共に、係止用溝孔9
9の縁が天板係止鉤状突片36に係止されて天板90が
骨組上に固定される。このように天板90の係着も極め
て簡単な操作で行うことができる。また図9に示される
ように、この状態で相隣接する水平杆30,30の間に
係着された一対の繋ぎ杆80,80の各ウエブ82,8
2が天板90における上部通気孔95の相対する縁部に
近接して天板90下面に当接され、天板90が補強され
ることになるから、板体に単に穿孔した上部通気孔95
周縁に関して天板面94を補強するための他の手段を必
要としない。
【0023】図17に示されるように、上部通気孔95
下部には、一対の繋ぎ杆80,80のそれぞれの相近接
する凹入段部83,83が位置し、図で明らかなよう
に、天板面94の両縁が、繋ぎ杆80のウエブ82を越
えて突出する縦方向突出縁101,101を形成するよ
うに配置されている。一方これと垂直位置の上部通気孔
95の両縁に関して、図18に示されるように、天板面
94の縁から突出する横方向突出縁102から後退した
位置において、一対の繋ぎ材80,80のそれぞれの相
近接する凹入段部83,83間に、予め、天板面94に
沿う頂部104、上側垂直部105、取付水平部10
6、繋ぎ材80の外開きリップ79位置に達する下側垂
直部107とを連成した押え金具103を掛渡し、取付
水平部106を凹入段部83,83に螺子止して取付け
られている。下部垂直部107下端は通常ファンコイル
76からの接続ダクト77の左右壁頂部に当接される。
尚図中108は弾力性を有するパッキング材である。
【0024】このように構成される上部通気孔95開口
部に方形状をなす数個のグリル100を係着するには、
図17に示されるように、先ず開口部に落し込みの手段
によって凹入段部83,83上にグリル100の下部が
載置されると共に、その上部縁が両縦方向突出縁10
1,101下に嵌合されるように次々に挿入する。最後
のグリル100を挿入する場合には、既に挿入されてい
るグリル100を両横方向に寄せて、その間隙に最後の
グリル100を挿入すると、末端の両グリル100の端
部上縁は、横方向突出部102,102下に嵌合した状
態となり、グリル100が天板90から容易に脱出しな
い状態で係着される。パッキング材108はグリル10
0側面を押圧し、グリル100のがたつきを防止する。
図16には繋ぎ杆80上におけるグリル100の配置状
態が示される。尚符号109は繋ぎ材80のウエブ82
と天板90の間に介在される薄いパッキング材を示す。
【0025】収納装置手前側を被覆する前板88は垂直
杆40に対して係着される。図7、図9に示されるよう
に、前板88は天板90と同様に周縁が裏面側に折曲げ
られ、両側部辺ではコ字状縁が設けられ、コ字状縁の裏
面折返縁四隅には前板取付溝孔89が穿孔されているの
で、前板88に対応する2本の垂直杆40,40のそれ
ぞれ内側における上下の前板係止鉤状突片48,48,
48,48に四隅の前板取付溝孔89,89,89,8
9を係止させることにより、前板88が垂直杆40に取
付けられる。このように前板88は簡単な係着手段で取
付けられているから、ファンコイル76の修理点検や、
収納装置内の清掃等の作業時には、垂直杆40に係着し
ている前板88を取外すことによって容易に行うことが
できる。図9において、幅木部材25の立上板部27と
前板88下縁との間の細長い間隙は、ファンコイル76
へ空気を供給する下部通気間隙78として使用される。
下部通気間隙78は間隙を形成するための特別の部材を
使用することなしに形成することができるので部材や手
間を省くことができると共に、前板によって被覆された
箇所の後側に存在するために表面に現れず、塵埃等の収
納装置内部への侵入を極力少なくすることができ、また
下部通気間隙78が外部から見えないので外観が優れ
る。
【0026】前記のように、本発明の収納装置を構成す
る部材は単純な形状を有すると共に持運びの容易な大き
さに限定されるので、搬出入路の周囲に衝突して部材の
破損を招くことがなく、設置現場迄の輸送、現場設置個
所への搬出入に支障を生じことがなく、早急に搬出入作
業をを行うことが可能である。また水平杆30、垂直杆
40、繋ぎ杆60、基本的な天板90、前板88等の相
互の接続に別体の独立した接続具を使用しておらず、ま
た溶接作業等の大がかりな現場作業を必要としないの
で、部品点数を減少させて部品管理を容易にすることが
できると共に、現場での設置作業時間を短縮することが
できる。またこれら部材の相互の接続は、一動作の作業
で行える等の簡単な操作で確実な接合状態を得ることが
できるので、特別な技能を有する熟練者でなくとも、設
置作業を遂行することができる。完成した収納装置は、
外観が統一されて建築内装の一部として優美であり、在
室者に違和感を感じさせない。
【0027】
【発明の効果】本発明の効果を要約すれば、次のとおり
である。 A.構成する部材は単純な形状を有すると共に持運びの
容易な大きさに限定されるので、搬出入路の周囲に衝突
して部材の破損を招くことがなく、設置現場迄の輸送、
現場設置個所への搬出入に支障を生じことがなく、早急
に搬出入作業をを行うことができる。 B.水平杆、垂直杆、繋ぎ杆、基本的な天板、前板等の
相互の接続に別体の独立した接続具を使用しておらず、
また溶接作業等の大がかりな現場作業を必要としないの
で、部品点数を減少させて部品管理を容易にすることが
できると共に、現場での設置作業時間を短縮することが
できる。 C.水平杆、垂直杆、繋ぎ杆、基本的な天板、前板等の
相互の接続は、一動作の作業で行える等の簡単な操作で
確実な接合状態を得ることができるので、特別な技能を
有する熟練者でなくとも、設置作業を遂行することがで
きる。 D.完成した収納装置は、外観が統一されて建築内装の
一部として優美であり、在室者に違和感を感じさせな
い。
【0028】E.垂直杆の両フランジ下部に下端に達す
る幅木挿入用縦切溝が形成されて、幅木の立上部が挿入
され、垂直杆のフランジの高さを利用して垂直杆前面に
係着される前板との間にファンコイルに通じる下部通気
間隙が形成されるから、間隙を形成するための特別の部
材を使用しないので部材や手間を省くことができると共
に、下部通気間隙は、前板によって被覆された箇所の後
側に存在するために表面に現れず、塵埃等の収納装置内
部への侵入を極力少なくすることができ、また下部通気
間隙が外部から見えないので外観が優れる。 F.ファンコイルの修理点検や、収納装置内の清掃等
は、垂直杆に係着している前板を取外すことによって容
易に行うことができる。 G.一対の繋ぎ杆を水平杆に係着することにより、ファ
ンコイルからの接続ダクトの前後壁を一対の繋ぎ杆に当
接して上部通気間隙を容易に確保することができる。ま
た一対の繋ぎ杆の近接する段部を利用してグリルを装着
することができる。 H.天板の水平杆への取付は簡単な操作で、所定の位置
に確実に取付けることができると共に、天板の上部通気
孔の相対する縁部に近接した箇所は、一対の繋ぎ杆の頂
面が当接支持するので、天板面を補強する他の手段を必
要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納装置の設置状態を示す斜視図である。
【図2】収納装置の一単位の骨組を示す一部欠截斜視図
である。
【図3】水平杆と垂直杆とを示す分解斜視図である。
【図4】繋ぎ杆の取付状態を示す一部分解斜視図であ
る。
【図5】水平杆に対する繋ぎ杆の係着状態を示す断面図
である。
【図6】天板の取付状態を示す一部欠截斜視図である。
【図7】前板の取付状態を示す一部欠截斜視図である。
【図8】天板の裏面方向から見た一部欠截斜視図であ
る。
【図9】収納装置の垂直断面図である。
【図10】設置壁面に対する水平杆取付構造を示す分解
斜視図である。
【図11】同様に水平杆取付構造を示す側面図である。
【図12】同様に水平杆取付構造を示す断面図である。
【図13】設置床面に対する垂直杆取付状態を示す斜視
図である。
【図14】上下位置調節装置を示す分解斜視図である。
【図15】垂直杆と上下位置調節装置との接続過程を示
す分解斜視図である。
【図16】繋ぎ杆上におけるグリルの配置状態を示す部
分平面図である。
【図17】グリル部分の縦方向断面図である。
【図18】グリル部分の横方向断面図である。
【符号の説明】
3 設置壁面 4 設置床面 25 幅木部材 26 底板部 27 立上板部 30 水平杆 31 ウエブ(水平杆) 36 天板係止鉤
状突片 40 垂直杆 41 ウエブ(垂
直杆) 42 フランジ(垂直杆) 43 リップ(垂
直杆) 47 天板前部係止突片 51 幅木挿入用
縦切溝 52 上下位置調節装置 76 ファンコイ
ル 77 接続ダクト 78 下部通気間
隙 80 繋ぎ杆 81 フランジ
(繋ぎ杆) 82 ウエブ(繋ぎ杆) 83 凹入段部 88 前板 90 天板 91 側部辺 92 前部辺 93 後部辺 95 上部通気孔 96 コ字状縁(側部辺) 97 コ字状縁
(前部辺) 98 下部折返縁 99 係止用溝孔 100 グリル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をおいて設置壁面にその一端が
    支持される複数の水平杆と、該設置壁面から所定距離を
    おいた設置床面上に該設置壁面と並行に所定間隔をおい
    て一端が支持されると共にその他端が該水平杆のそれぞ
    れの他端に係着される複数の垂直杆と、隣接する該水平
    杆にその両端が係着される繋ぎ杆と、上部通気孔が穿設
    されると共に該水平杆および該垂直杆頂部に載置係着さ
    れる天板と、隣接する該垂直杆前面に両側が係着される
    前板を有するペリメータ部におけるファンコイル収納装
    置において、該垂直杆はリップ付溝型断面材で構成され
    ると共に、その両フランジ下部には下端に達する幅木挿
    入用縦切溝が形成され、該設置床面に固定される底板部
    と該底板部から立上がる立上板部とを有する幅木部材の
    該立上板部が該幅木挿入用縦切溝に挿入されると共に、
    該底板部から立設される上下位置調節装置の上部が該垂
    直杆内で該垂直杆と該幅木の該立上部と緊結され、該前
    板はその下側端が該設置床面から間隔をおいた位置で該
    垂直杆前面のウエブに係着され、該幅木部材の該立上板
    部と該前板との間に下部通気間隙が形成されることを特
    徴とするペリメータ部におけるファンコイル収納装置。
  2. 【請求項2】 収納されるファンコイルからの接続ダク
    トの前後壁部位置および前記天板の上部通気孔の前後縁
    位置に対応して並列に配置した一対の前記繋ぎ杆の両端
    が隣接する前記水平杆間に係着されることにより、一対
    の該繋ぎ材相互の間に上部通気間隙が形成されることを
    特徴とする請求項1記載のペリメータ部におけるファン
    コイル収納装置。
  3. 【請求項3】 前記天板は、設置状態で相隣接する前記
    水平杆上に載置される両側部辺と該側部辺に垂直で前記
    垂直杆上に位置する前部辺および該前部辺と対向する後
    部辺とを有し、該両側部辺および該前部辺には該天板下
    面側にコ字状に折返されるコ字状縁が形成され、該側部
    辺の該コ字状縁における下部折返縁には該側部辺方向の
    係止用溝孔が形成されると共に、前記垂直杆頂部のウエ
    ブには一対の天板前部係止突片が突設され、また開口面
    を下方に向けた溝型断面材により構成される前記水平杆
    のウエブには鉤部先端が該垂直杆係着部側を向く一対の
    天板係止鉤状突片が突設され、一枚の該天板前部辺の該
    コ字状縁を相隣接する該垂直杆のそれぞれ内側に位置す
    る該天板前部係止突片に係止した状態で、該天板の両側
    部辺のそれぞれの該係止用溝孔に挿入された相隣接する
    該水平杆のそれぞれ内側に位置する該天板係止鉤状突片
    が該係止用溝孔の縁に係止され、さらに相隣接する該水
    平杆の間に係着された一対の前記繋ぎ杆の頂面が該天板
    の該上部通気孔の相対する縁部に近接して該天板下面に
    当接されることを特徴とする請求項2記載のペリメータ
    部におけるファンコイル収納装置。
  4. 【請求項4】 前記繋ぎ杆はそのウエブと両フランジと
    が接する両肩部にそれぞれ凹入段部が形成され且つ開口
    面を下方に向けた溝型断面材で構成され、隣接する該溝
    型断面材の相対向する該段部上面には、通気用グリルが
    載置されることを特徴とする請求項2または請求項3記
    載のペリメータ部におけるファンコイル収納装置。
JP8081934A 1996-03-12 1996-03-12 ペリメータ部におけるファンコイル収納装置 Pending JPH09243163A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258402A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Sekisui House Ltd 空調装置の設置構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006258402A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Sekisui House Ltd 空調装置の設置構造

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