JPH09242379A - 軽荷重用免震装置 - Google Patents
軽荷重用免震装置Info
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- JPH09242379A JPH09242379A JP4764096A JP4764096A JPH09242379A JP H09242379 A JPH09242379 A JP H09242379A JP 4764096 A JP4764096 A JP 4764096A JP 4764096 A JP4764096 A JP 4764096A JP H09242379 A JPH09242379 A JP H09242379A
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Abstract
免震性能が変化せず、構造物と地盤側基礎体とが高速
で相対移動するような地震(水平方向の振動)が発生し
た場合でも振動エネルギーを十分に緩和でき、座屈現
象が発生しない軽荷重用免震装置を提供すること。 【解決手段】 間隔を設けて上下に配置された複数の硬
質板材1と、前記硬質板材1,1相互間に配置された弾
性体2と、前記硬質板材1,1相互間に配置された支承
3とを有しており、前記弾性体2の上下面はそれぞれ対
面する硬質板材1,1に固着されていると共に、支承3
と硬質板材1,1との対面部分のうち一方は相対移動不
能に、他方は摺動可能に、それぞれしてあり、前記支承
3の一部を弾性体で構成することにより鉛直方向に圧縮
変形可能としてある。
Description
置に関するものである。
うな構成のものを開発し、出願している。
けて上下に配置された複数の硬質板材90と、前記硬質
板材90,90相互間に配置された弾性体91と、前記
硬質板材90,90相互間に配置された支承92とから
構成されたものであり、前記弾性体91の上下面はそれ
ぞれ体面する硬質板材90,90に固着されていると共
に、支承92と硬質板材90,90との体面部分のうち
一方は相対移動不能に、他方は摺動可能に、それぞれし
てある。ここで、上記した支承92と硬質板材90とを
摺動可能にする手段としては、テフロン等のすべり部材
93を使用するようにしている。
間に設置するようにして使用され、この使用状態で地盤
側に水平方向の振動が発生した場合、図9に示すよう
に、支承92が硬質板材90に対して摺動すると共に弾
性体91が剪断変形して装置全体が剪断変形状態とな
り、これにより振動エネルギーは吸収される。この際、
構造物の荷重は支承92により受けられているから、装
置に座屈が発生するようなことはない。したがって、こ
の装置を使用した場合、振動エネルギーを緩和でき、ま
た座屈現象が発生しない。
り部材93は、支承92と硬質板材90との相対移動が
低速においては低い摩擦係数を示すものの、地震動によ
る50cm/secといった高速においては摩擦係数が
0.15以上を示すことも多く、このような場合、装置
全体の降伏剪断力が大きくなって十分な免震効果を発揮
しないという現象が起こる。
震装置において弾性体91の鉛直方向の長さを支承92
のそれよりも大きく設定し、構造物Aと地盤側基礎体B
との間に設置された状態においては弾性体2に鉛直方向
に圧縮力が加わるようにすることが考えられる(これに
ついても出願している)。この手段を採用した場合、構
造物Aの重量の一部を弾性体91が受け持つ状態となっ
て支承92が受け持つ構造物Aの重量は軽減され、これ
により、硬質板材1と支承3との摺動部分の摩擦力を小
さくすることができる。よって構造物Aと地盤側基礎体
Bとが高速で相対移動するような地震(水平方向の振
動)が発生した場合でも装置全体の降伏剪断力は小さく
なり、十分に振動エネルギーを緩和できる。
の重量が変化した場合、免震性能が大きく変化してしま
うという問題がある。これは、構造物A側の重量が変化
すると、支承92が受け持つ重量分担率が大きく変化し
て免震装置の降伏剪断力が大きく変化するからである。
は、構造物側の重量が変化した場合でも極端に免震性
能が変化せず、構造物と地盤側基礎体とが高速で相対
移動するような地震(水平方向の振動)が発生した場合
でも振動エネルギーを十分に緩和でき、座屈現象が発
生しない軽荷重用免震装置を提供することを課題とす
る。
荷重用免震装置は、間隔を設けて上下に配置された複数
の硬質板材1と、前記硬質板材1,1相互間に配置され
た弾性体2と、前記硬質板材1,1相互間に配置された
支承3とを有しており、前記弾性体2の上下面はそれぞ
れ対面する硬質板材1,1に固着されていると共に、支
承3と硬質板材1,1との対面部分のうち一方は相対移
動不能に、他方は摺動可能に、それぞれしてあり、前記
支承3の一部を弾性体で構成することにより鉛直方向に
圧縮変形可能としてある。
置Uを上下に重ね止めして形成された軽荷重用免震装置
であって、前記単位免震装置Uは、間隔を設けて上下に
配置された一対の硬質板材1aと、前記硬質板材1a,
1a相互間に配置された弾性体2と、前記硬質板材1
a,1a相互間に配置された支承3とから成り、前記弾
性体2の上下面はそれぞれ対面する硬質板材1a,1a
に固着されていると共に、支承3と硬質板材1a,1a
との対面部分のうち一方は相対移動不能に、他方は摺動
可能に、それぞれしてあり、前記支承3の一部を弾性体
で構成することにより鉛直方向に圧縮変形可能としてあ
る。
置は構造物Aと地盤側基礎体Bとの間に設置して使用す
る。この装置では、支承3の一部を弾性体で構成するこ
とにより鉛直方向に圧縮変形可能としてあるから、構造
物Aの重量を弾性体2と支承3とが分担して受け持つも
のとなる。これにより、硬質板材1と支承3との摺動部
分の摩擦力を小さくすることができ、その結果、構造物
Aと地盤側基礎体Bとが高速で相対移動するような地震
(水平方向の振動)が発生した場合でも装置全体の降伏
剪断力の増加を小さくできる。そして、この装置では従
来の技術の欄に記載した後者のものと比較して、構造物
A全体の重量に対する支承3が受け持つ重量分担率が大
きく変化しないものにできるから、構造物A側の重量が
変化した場合でも免震装置の降伏剪断力が大きく変化し
ないものにし得る。
動が発生すると、支承3が硬質板材1に対して摺動する
と共に弾性体2が剪断変形して装置全体が剪断変形状態
となり、これにより振動エネルギーは吸収される。この
際、構造物の荷重は一端側が構造物A又は地盤側基礎体
B対して摺動する支承3により受けられているから、装
置に座屈が発生するようなことはない。
は、請求項1記載の発明のものと同様の機能を有し、更
に、許容剪断変形量や装置の高さを必要に応じて自由に
かえることができるという優れた機能を有する。
性体2が断面視環状に形成されており、前記弾性体2の
内部に支承3が配置されているものとすることが好まし
く、他方、支承3の周りを囲むようにして複数の弾性体
2を配置させてあるものとすることが好ましい。
承3が断面視環状に形成されており、前記支承3の内部
に弾性体2が配置されているものとすることが好まし
く、他方、弾性体2の周りを囲むようにして複数の支承
3を配置させてあるものとすることが好ましい。
構造物Aと地盤側基礎体Bとの間に設置された状態にお
いては弾性体2に鉛直方向に圧縮力が加わるようになっ
ているものとしてもよい。
面に従って説明する。 (実施形態1)この軽荷重用免震装置は、図1に示すよ
うに、戸建等の軽量の構造物Aと地盤側基礎体Bとの間
に設置され、基本的には、同図や図2に示すように間隔
を設けて上下に配置された複数の硬質板材1と、前記硬
質板材1,1相互間に配置された環状の支承3と、前記
硬質板材1,1相互間であって支承3の内部空間に配置
された弾性体2とから構成されている。そして、この実
施形態では、上記した弾性体2の上下面はそれぞれ対面
する硬質板材1,1に固着してあり、支承3はその上面
を下側の硬質板材1に対して相対移動不能に固着すると
共に下面を上側の硬質板材1に対して滑動可能となるよ
うにしてある。
円形状に形成されたステンレス板(ミガキがかけられて
いる)により構成されており、最上下部のものにはその
外周部近傍に複数のボルト挿通孔(図示せず)が形成さ
れている。
柱状のゴム材により形成されており、ゴム材としては、
天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンゴム、ウレタンゴ
ム、シリコンゴム等が使用でき、更に所謂高減衰ゴム
(ゴム分子が持つバネ要素と、分子同志がこすれる摩擦
要素と、粘性減衰要素とを有しており、これら要素の相
乗効果により振動エネルギーの吸収率が高いゴム材)が
使用できる。
成樹脂体30と,これの下部に配置した円環状のアイソ
レータ31(ゴム板材と鋼板とを交互に積層固着したも
の)とから成るものとしてあり、この実施形態では、こ
れの下面にテフロン等のすべり部材4に貼設してある。
であるから以下に示す機能を有する。
イソレータ31とから構成してあるから、構造物Aと地
盤側基礎体Bとの間の設置状態において構造物Aの重量
の一部を弾性体2が受け持った状態となり、支承3が受
け持つ構造物Aの重量は軽減されている。したがって、
すべり部材4を介した硬質板材1と支承3との摺動部分
の摩擦力は小さくなり、地盤側基礎体Aと構造物Bとが
高速で相対移動するような地震(水平方向の振動)が発
生した場合でも装置全体の降伏剪断力の増加は抑制され
る。
の状態の剪断変形時に、支承3は主として構造物Aの荷
重を受けると共に硬質板材1との摩擦により水平振動エ
ネルギーを吸収する機能を奏し、他方、弾性体2は主と
してその弾性復帰力により図1に示す状態に復帰させる
機能を奏する。そして、この装置では従来の技術の欄に
記載した後者のものと比較して、構造物A全体の重量に
対する支承3が受け持つ重量分担率が大きく変化しにく
いものになるから、構造物A側の重量が変化した場合で
も免震装置の降伏剪断力が大きく変化しない。
側の重量が変化した場合でも極端に免震性能が変化せ
ず、構造物Aと地盤側基礎体Bとが高速で相対移動する
ような地震(水平方向の振動)が発生した場合でも振動
エネルギーを十分に緩和でき、座屈現象が発生しにくい
ものとなる。
の硬質板材1に対して相対移動不能に固着すると共に下
面を上側の硬質板材1に対して滑動可能にした構成を採
用することもできる。 (実施形態2)この軽荷重用免震装置は、図4に示すよ
うに、間隔を設けて上下に配置された複数の硬質板材1
と、前記硬質板材1,1相互間に配置された円環状の弾
性体2と、前記硬質板材1,1相互間であって弾性体2
の内部空間に配置された支承3とから構成されている。
そして、前記弾性体2の上下面はそれぞれ対面する硬質
板材1,1に固着されていると共に、支承3と硬質板材
1,1との対面部分のうち上方は相対移動不能に、下方
は摺動可能に、それぞれしてある。なお、硬質板材1、
弾性体2、支承3及びすべり部材4については、実施形
態1と同様の材質のものを使用することができる。 (実施形態3)この軽荷重用免震装置は、図5に示すよ
うに、複数の単位免震装置Uを上下に重ねる態様でボル
ト止めして形成されたものである。
隔を設けて上下に配置された一対の硬質板材1aと、前
記硬質板材1a,1a相互間に配置された環状の弾性体
2と、前記硬質板材1a,1a相互間であって弾性体2
の内部空間に配置された支承3とから構成されている。
の2/3程度の厚みを有する平面視円形の鋼板により形
成されており、図5に示すように、外周円近傍にはボル
ト挿通孔が形成されている。
施形態2において硬質板材1,1相互間に設けられてい
るものと全く同一のものが使用されている。
ぞれ対面する硬質板材1a,1aに固着してあり、支承
3と硬質板材1a,1aとの対面部分のうち下面は相対
移動不能に固着されていると共に、上面は摺動可能に、
それぞれしてある。
に重ねてボルト止めした状態では実施形態1とほぼ同様
の構造の免震装置となり、同様の機能を有したものとな
ると共に許容剪断変形量や装置の高さを必要に応じて自
由にかえることができるものとなる。 (実施形態4)この軽荷重用免震装置は実施形態2の免
震装置を、図6に示すように、複数の単位免震装置Uを
上下に重ねる態様でボルト止めするようにして形成した
ものであり、弾性体2、支承3及びすべり部材4は、図
6に示すように実施形態1において硬質板材1,1相互
間に設けられているものと全く同一のものが使用されて
いる。 (実施形態5)上記した実施形態の弾性体2を、図7に
示すように、支承3を囲む複数の円柱状の弾性体2にか
えることもできる。
性体2を囲む複数の円柱状の支承3にかえることもでき
る。
し、弾性体2をゴム板と鋼板とを交互に積層固着したも
のとするようにしてもよい。
し、弾性体2の長さを支承3よりも大きく製造し、装置
が構造物Aと地盤側基礎体Bとの間に設置された状態に
おいては弾性体2に鉛直方向に圧縮力が加わるものとし
てもよい。このようにした場合、容易に免震装置の降伏
剪断力の設定ができる。
から以下の効果を奏する。
内容から明らかなように、構造物側の重量が変化した
場合でも極端に免震性能が変化せず、構造物と地盤側
基礎体とが高速で相対移動するような地震(水平方向の
振動)が発生した場合でも振動エネルギーを十分に緩和
でき、座屈現象が発生しない軽荷重用免震装置を提供
できた。
造物と地盤側基礎体との間に設置した状態を示す正面
図。
図。
る前記軽荷重用免震装置の状態を示す断面図。
造物と地盤側基礎体との間に設置した状態を示す断面
図。
面図。
面図。
明した断面図。
体との間に設置した状態を示す断面図。
る従来の軽荷重用免震装置の状態を示す断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】 間隔を設けて上下に配置された複数の硬
質板材(1)と、前記硬質板材(1)(1)相互間に配
置された弾性体(2)と、前記硬質板材(1)(1)相
互間に配置された支承(3)とを有しており、前記弾性
体(2)の上下面はそれぞれ対面する硬質板材(1)
(1)に固着されていると共に、支承(3)と硬質板材
(1)(1)との対面部分のうち一方は相対移動不能
に、他方は摺動可能に、それぞれしてあり、前記支承
(3)の一部を弾性体で構成することにより鉛直方向に
圧縮変形可能としてあることを特徴とする軽荷重用免震
装置。 - 【請求項2】 複数の単位免震装置(U)を上下に重ね
止めして形成された軽荷重用免震装置であって、前記単
位免震装置(U)は、間隔を設けて上下に配置された一
対の硬質板材(1a)と、前記硬質板材(1a)(1
a)相互間に配置された弾性体(2)と、前記硬質板材
(1a)(1a)相互間に配置された支承(3)とから
成り、前記弾性体(2)の上下面はそれぞれ対面する硬
質板材(1a)(1a)に固着されていると共に、支承
(3)と硬質板材(1a)(1a)との対面部分のうち
一方は相対移動不能に、他方は摺動可能に、それぞれし
てあり、前記支承(3)の一部を弾性体で構成すること
により鉛直方向に圧縮変形可能としてあることを特徴と
する軽荷重用免震装置。 - 【請求項3】 弾性体(2)が断面視環状に形成されて
おり、前記弾性体(2)の内部に支承(3)が配置され
ていることを特徴とする請求項1又は2記載の軽荷重用
免震装置。 - 【請求項4】 支承(3)の周りを囲むようにして複数
の弾性体(2)を配置させてあることを特徴とする1又
は2記載の軽荷重用免震装置。 - 【請求項5】 支承(3)が断面視環状に形成されてお
り、前記支承(3)の内部に弾性体(2)が配置されて
いることを特徴とする請求項1又は2記載の軽荷重用免
震装置。 - 【請求項6】 弾性体(2)の周りを囲むようにして複
数の支承(3)を配置させてあることを特徴とする1又
は2記載の軽荷重用免震装置。 - 【請求項7】 構造物(A)と地盤側基礎体(B)との
間に設置された状態においては弾性体(2)に鉛直方向
に圧縮力が加わるようになっていることを特徴とする1
乃至6のいずれかに記載の軽荷重用免震装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04764096A JP3312268B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 軽荷重用免震装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04764096A JP3312268B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 軽荷重用免震装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09242379A true JPH09242379A (ja) | 1997-09-16 |
JP3312268B2 JP3312268B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=12780847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04764096A Expired - Lifetime JP3312268B2 (ja) | 1996-03-05 | 1996-03-05 | 軽荷重用免震装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3312268B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001288928A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-19 | Okumura Corp | 複合免震機構 |
JP2007124843A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Nitto Electric Works Ltd | 電気電子機器収納用キャビネット |
JP2013130263A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk | 免震用具 |
KR101381419B1 (ko) * | 2012-06-20 | 2014-04-04 | 탑인더스트리(주) | 내진 기능을 갖는 수배전반 |
JP2016211641A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | ヤクモ株式会社 | 多段積み式免震床 |
KR101962219B1 (ko) * | 2018-10-12 | 2019-03-26 | 주식회사 에스코알티에스 | 다층마찰 코어 탄성받침 |
KR20200041763A (ko) * | 2019-01-07 | 2020-04-22 | 주식회사 에스코알티에스 | 다층마찰 코어 탄성받침 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105756213A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-07-13 | 东南大学 | 一种用于隔震或减振的串联隔震结构 |
-
1996
- 1996-03-05 JP JP04764096A patent/JP3312268B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3312268B2 (ja) | 2002-08-05 |
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