JPH09242352A - 集合住宅 - Google Patents

集合住宅

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Publication number
JPH09242352A
JPH09242352A JP7529196A JP7529196A JPH09242352A JP H09242352 A JPH09242352 A JP H09242352A JP 7529196 A JP7529196 A JP 7529196A JP 7529196 A JP7529196 A JP 7529196A JP H09242352 A JPH09242352 A JP H09242352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
living
room
dwelling unit
dwelling
living room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7529196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ogawa
泰男 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Corp
Original Assignee
Ando Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ando Corp filed Critical Ando Corp
Priority to JP7529196A priority Critical patent/JPH09242352A/ja
Publication of JPH09242352A publication Critical patent/JPH09242352A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単身者用の快適な住戸を提供するとともに、
その住戸を小家族用住戸に容易に間取り変更できるよう
にする。 【解決手段】 1住戸内の平面レイアウトのほぼ中央位
置に共用部分5を配置し、共用部分5で区画された両側
をそれぞれ居室1,2とする。居室1,2と共用部分5
との間に出入口15,21,35を設ける。居室1,2
にそれぞれ居住者として居住する各単身者が必要に応じ
て共用部分15を別個あるいは共同で利用できるように
した住戸10を集合させて集合住宅とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集合住宅に係り、特
に1住戸内に居住する複数人の単身者ための居室と共用
部分とを備え、さらに小家族向けの間取り変更を容易に
行えるようにした集合住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆる独身寮に代表される単身
者集合住宅は、食堂、浴室、洗面所等(以下、共用部分
と呼ぶ。)を共同で使用するようになっている。これら
の共用部分は管理人によって清掃等の維持管理が行われ
ることが多く、一般には利用時間等が規則で定められて
いる。このため、企業の独身寮のような場合には勤務時
間の都合により、食堂や浴室を利用できない者もでてく
る。また、各戸が完全に独立したワンルームマンション
タイプの集合住宅を独身寮としている企業もある。この
種のワンルームマンションタイプの寮は、1住戸に1居
室、ユニットバス、ミニキッチン等を備えている。この
ため、上述したような共用部分を使用する不都合もな
く、各人のプライバシー保護の点からも人気がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワンルーム
マンションタイプの集合住宅は、細かく戸割りされてい
る各戸すべてにユニットバス、ミニキッチン等の給排水
設備を設けている。限られた狭いスペースに各設備ユニ
ットが据え付けられるので、居住空間が狭くなってしま
う。また、この種の設備ユニットは通常の設備に比べて
規格的にコンパクトな造りであるため、使い勝手もあま
り良くない。さらに、躯体工事、設備工事のコストが高
い割りに画一的な間取りしか提供できないという問題も
あった。また、福利厚生施設としての運営上、建物全体
をワンルームマンションタイプで建築してしまうと、寮
として使用する独身(単身者)が少ない場合には空室が
多くなってしまい、利用効率が大変悪い。また、構造
上、リフォームを行うには大がかりな工事を要するた
め、将来の間取り変更の要望にも対応できないという欠
点がある。一方、独身(単身者)が居住する企業等の寮
は、その性格上、居住者同士に何らかのつながりがあ
る。このため、他人が隣合って居住しているようなワン
ルームマンションよりも、複数人で共用部分を使用する
ことに関し、居住者の理解が得られ易い。
【0004】そこで、本発明の目的は上述した従来の技
術が有する問題点を解消し、1住戸内に少なくとも二人
の単身者が独立した居室を有し、この二人の居住者のみ
が利用できる共用部分を備え、かつ将来の間取り変更に
対応できるようにした集合住宅を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は1住戸内の平面レイアウトのほぼ中央位置
に共用部分を配置し、該共用部分で区画された両側をそ
れぞれ居室とし、該居室と前記共用部分との間に出入口
を設け、前記居室にそれぞれ居住者として居住する各単
身者が必要に応じて前記共用部分を別個あるいは共同で
利用できるようにした住戸を集合させたことを特徴とす
るものである。
【0006】このとき前記共用部分は、少なくとも玄
関、玄関ホール、台所及び浴室スペースを備えることが
好ましい。
【0007】上記発明において、前記共用部分で区画さ
れた居室の一方を居間及び食堂とし、他方をさらに区画
して複数の小居室とし、前記単身者の居住に代え、該1
住戸内に1世帯を構成する居住者を住まわせるようにす
ることが好ましい。
【0008】さらに、前記単身者が居住する住戸と前記
1世帯を構成する居住者が居住する住戸とが集合住宅の
1棟内に混在させるようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の集合住宅の一実施
の形態を、添付図面を参照して説明する。図1は、企業
の独身寮等に代表される本発明の集合住宅の1住戸の間
取りレイアウトを示した平面図である。同図に示したよ
うに、この住戸10は同一床面積の居室1と居室2と、
両方の居室に挟まれた中央位置に共用部分5としての玄
関11、玄関ホール12、台所20、洗面化粧及び浴室
スペース30を配置した間取りとなっている。本実施の
形態では、開放廊下13側に面した玄関ドア14は、住
戸10のスパン中央位置に設けられ、玄関ホール12は
廊下13側から見て左右対称な意匠に仕上げられてい
る。また玄関ホール12の両側面には、居室1、居室2
への出入口戸15が設けられている。さらに出入口戸1
5の脇の正面壁にはそれぞれ下足入れ16が配置されて
いる。
【0010】居室1及び居室2側から見て中央に位置す
る引き戸21から出入りできるように台所20が配置さ
れている。居住者はそれぞれの居室の引き戸21からこ
の台所20に出入りして、シンク等の水回り、レンジそ
の他の調理器具を自由に利用することができる。また、
一体型キッチン22が据え付けられている壁面と反対側
には、別々の食器棚、冷蔵庫を設置するスペース23が
設けられている。したがって、居住者は共同で調理を行
うこともできるし、別個に食材を管理し、異なる時間帯
を設定して調理を行うようにしてもよい。
【0011】台所20に隣接した区画には洗面化粧、浴
室スペース30が設けられている。洗面ユニット31の
設置されている壁側には、洗濯機等を設置するユーティ
リティコーナー32も設けられている。洗面ユニット3
1は二人の居住者に対してここ1箇所であるため、朝の
時間帯などには時間をずらす等して利用することにな
る。また、本明細書で言う浴室スペース30はトイレも
兼ねており、このスペースにはバスタブ33及び便器3
4が設置されている。これらの使用においては、お互い
のプライバシーを守る配慮がされている。例えば、一方
の居住者が使用している場合には浴室スペース30側か
ら他の居住者の側の扉35に施錠できるようにしてあ
る。このとき浴室、トイレの使用を知らせるサインを他
方の居住者の居室のサインボード(図示せず)に表示さ
せることが好ましい。このサイン表示は利用している居
住者がスイッチ動作によって行うのではなく、浴室、ト
イレに設置されたセンサ(図示せず)が利用者を感知し
て実行できるようにする。センサとしては赤外線センサ
や利用設備に組み込まれた機械接点式センサを使用する
ことが可能である。扉35の施錠、解錠をセンサの感知
動作によって動作させることで、解錠しないで自分の居
室に戻ってしまったような場合でも、他方の居住者が浴
室スペース30に入れなくなるという事態を回避するこ
とができる。このように、居室1と居室2の居住者は1
戸の住戸内で各自の居室を持ちながら、ゆったりした共
用部分5を有効に使用することができる。
【0012】図2は、図1に示した二人の単身者用住戸
を小家族用社宅にリフォームした一例を示した平面図で
ある。同図に示したように、図1の居室2側が2部屋に
区画され、全体が2LDKの構成となるリフォームがな
された。図1に示した居室1はリフォーム後、ワンルー
ムのリビングダイニング40として使用されている。こ
の居室1側のリフォームは、台所20とダイニング40
との引き戸を撤去した程度にとどまっている。一方、図
1の居室2側はパーティション41が組まれ、小居室と
しての寝室42と洋室43とに区画されている。これら
小居室との間には廊下44が設けられている。また、こ
の廊下44と玄関ホール12との間の出入口戸15は撤
去されている。このように図2に示した平面レイアウト
に変更することにより、1住戸を単身者用から容易に小
家族用へとリフォームすることができる。なお、居室を
区画しているパーティション41は所定の規格のプレフ
ァブ製品を使用できるため、リフォーム工事も容易に行
え、場合によっては2LDKタイプから再びもとの単身
者用住戸に戻すこともできる。図3は、図1に示した住
戸10を集合住宅として採用した一実施の態様を示した
平面レイアウトである。同図に示したように、2住戸一
体タイプとし、この2住戸分を連続的に開放廊下13で
連結し、各開放廊下13に階段室、エレベータ(図示せ
ず)を設けるように全体を構成することができる。ま
た、図3に示した平面レイアウトを1階部分としたメゾ
ネットタイプの低層集合住宅とすることも可能である。
居住者の年齢構成、家族構成が様々である場合には、図
1に示した単身者用住戸と、図2に示した小家族用住戸
とを1棟の集合住宅内に混在させることも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、単身者が居住する場合には、比較的プライバ
シーが確保された環境で生活することができ、また居住
者の年齢、家族構成の変化に対しても、柔軟に対応して
住戸の間取り変更が行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による集合住宅の住戸の一実施の態様を
示した間取り平面図。
【図2】本発明の集合住宅の住戸の他の実施の態様を示
した間取り平面図。
【図3】図1に示した住戸を集合させる一態様を示した
平面図。
【符号の説明】
1,2 居室 10 住戸 11 玄関 12 玄関ホール 20 台所 30 洗面化粧及び浴室スペース 40 リビングダイニング 41 パーティション

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1住戸内の平面レイアウトのほぼ中央位置
    に共用部分を配置し、該共用部分で区画された両側をそ
    れぞれ居室とし、該居室と前記共用部分との間に出入口
    を設け、前記居室にそれぞれ居住者として居住する各単
    身者が必要に応じて前記共用部分を別個あるいは共同で
    利用できるようにした住戸を集合させたことを特徴とす
    る集合住宅。
  2. 【請求項2】前記共用部分は、少なくとも玄関、玄関ホ
    ール、台所及び浴室スペースを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の集合住宅。
  3. 【請求項3】前記共用部分で区画された居室の一方を居
    間及び食堂とし、他方をさらに区画して複数の小居室と
    し、前記単身者の居住に代え、該1住戸内に1世帯を構
    成する居住者を居住させるようにしたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の集合住宅。
  4. 【請求項4】請求項1記載の住戸と請求項3記載の住戸
    とが1棟内に混在して集合していることを特徴とする集
    合住宅。
JP7529196A 1996-03-05 1996-03-05 集合住宅 Pending JPH09242352A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7529196A JPH09242352A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 集合住宅

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JP7529196A JPH09242352A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 集合住宅

Publications (1)

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JPH09242352A true JPH09242352A (ja) 1997-09-16

Family

ID=13571997

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JP7529196A Pending JPH09242352A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 集合住宅

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JP (1) JPH09242352A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015158108A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 三井住友建設株式会社 集合住宅における住戸の間取り構造
JP2019078030A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 伊藤忠都市開発株式会社 集合住宅の住戸

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015158108A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 三井住友建設株式会社 集合住宅における住戸の間取り構造
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