JP2002339582A - サニタリー空間を備えた住宅 - Google Patents

サニタリー空間を備えた住宅

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JP2002339582A
JP2002339582A JP2001150995A JP2001150995A JP2002339582A JP 2002339582 A JP2002339582 A JP 2002339582A JP 2001150995 A JP2001150995 A JP 2001150995A JP 2001150995 A JP2001150995 A JP 2001150995A JP 2002339582 A JP2002339582 A JP 2002339582A
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JP
Japan
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sanitary space
space
main
sanitary
room
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Application number
JP2001150995A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Fujimori
洋一郎 藤森
Hiroshi Saito
博 齋藤
Hitoshi Ono
仁 大野
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペース的な問題を解消しながら、特定の
部屋においてサニタリー空間の専用使用を可能とする。 【解決手段】 洗面、浴室、便所等の衛生設備をまとめ
た主サニタリー空間(1)を、寝室(20)に隣接させて配置
するとともに、主サニタリー空間(1)とダイニングキッ
チン(12)とを連通する開口部(35)を開閉式の建具によっ
て閉塞して、この主サニタリー空間(1)を寝室(20)にの
み連通させることで、その寝室(20)において主サニタリ
ー空間(1)の専用使用を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗面、浴室、便
所等の衛生設備をまとめたサニタリー空間を備えた住宅
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な住宅では、洗面、浴室、便所等
の衛生設備をまとめたサニタリー空間は、家族の誰でも
使用できるように、動線的に使い勝手の良い場所に配置
されている。また、近年では、各階毎にサニタリー空間
を配置した住宅も増えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】住宅におけるサニタリ
ー空間は、上述したように家族の誰もが使い易いように
配置されていて、寝室等の特定の部屋専用としては設け
られてはいない。部屋専用のサニタリー空間を設けれ
ば、その部屋全体にワンルームマンションの一室のよう
なプライベートな広がりを持たせることができるが、現
状では、スペース的な制約等からこのような専用化は困
難である。
【0004】そこで、この発明は、上記に鑑み、スペー
ス的な問題を解消しながら、特定の部屋においてサニタ
リー空間の専用使用を可能とする住宅の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の住宅は、洗面、浴室、便所等の衛生設備
をまとめた主サニタリー空間を、特定の部屋に隣接させ
て配置するとともに、前記主サニタリー空間と他の部屋
とを連通する開口部を開閉式の建具によって閉塞して、
この主サニタリー空間を前記特定の部屋にのみ連通させ
ることで、その特定の部屋において主サニタリー空間の
専用使用を可能としたことを特徴とする。
【0006】具体的には、主サニタリー空間と特定の部
屋との間に、他の部屋に続く廊下を配置し、この廊下の
開口部に、前記開閉式の建具を設けるようにしている。
また、特定の部屋を、寝室としている。
【0007】さらに、主サニタリー空間とは別の副サニ
タリー空間を、特定の部屋から離間した場所に配置して
いる。具体的には、主サニタリー空間と副サニタリー空
間を、住宅の異なる階に夫々配置している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明の一実施
形態に係る住宅2階の間取図、図2は、同じくその主サ
ニタリー空間及び寝室付近の拡大図、図3は、住宅1階
の間取図、図4は、副サニタリー空間付近の拡大図であ
る。
【0009】図1及び図2において、(1)は、この発明
の主サニタリー空間であって、住宅2階の角部に配置さ
れている。
【0010】この主サニタリー空間(1)は、洗面室
(3)、脱衣室(4)、浴室(5)、バスコート室(6)及びト
イレ(7)を並設してなる平面視略方形の空間である。そ
して、洗面室(3)、脱衣室(4)、浴室(5)、バスコート
室(6)は、互いに行き来できるように連通しており、こ
れら各室(3)〜(6)へは、洗面室(3)に設けられている
出入口(10)から出入りするようになっている。トイレ
(7)は、各室(3)〜(6)とは独立しており、専用の出入
口(11)が設けられている。洗面室(3)の出入口(10)及び
トイレ(7)の専用の出入口(11)は、ともにダイニングキ
ッチン(12)に続く廊下(13)に面している。
【0011】(20)は、この発明の特定の部屋としての寝
室であって、廊下(13)を挟んで主サニタリー空間(1)と
隣接して配置されている。この寝室(20)は、その内部が
開閉式建具(21)(21)で間仕切られて、就寝用に使用する
主室(22)と、リビングのように多目的に使用される副室
(23)とに分けられている。
【0012】主室(22)には、建具(21)(21)…と直交する
一方の壁(24)に沿ってベッド(25)(25)が設置され、この
壁(24)と対向する他方の壁(26)に沿ってクローゼット(2
7)が設置されている。そして、建具(21)(21)…と対向す
る壁(28)には、洗面室(3)の出入口(10)と対向するよう
にして寝室用出入口(30)が設けられている。従って、主
サニタリー空間(1)の出入口(10)(11)及び寝室(20)の出
入口(30)が、主サニタリー空間(1)と寝室(20)との間に
配された廊下(13)に面した状態となっている。
【0013】そして、ダイニングキッチン(12)に続く廊
下(13)の開口部(35)には、例えば引き戸等の開閉式建具
(36)が設けられている。この建具(36)は、その開放時
に、寝室(20)の主室(22)おける壁(26)とクローゼット(2
7)との間の隙間に収容されるようになっている。そし
て、建具(36)を開放したときには、主サニタリー空間
(1)とダイニングキッチン(12)とが廊下(13)を介して連
通可能となり、建具(36)を締めて開口部(35)を閉塞した
ときには、主サニタリー空間(1)は、ダイニングキッチ
ン(12)とは隔絶されて寝室(20)にのみ連通可能となって
いる。
【0014】図3及び図4中、(40)は、この発明の副サ
ニタリー空間であって、住宅1階において主サニタリー
空間(1)の直下に配置されている。
【0015】この副サニタリー空間(40)は、例えば収納
式の便器(41)及び洗面(42)、シャワー設備(43)等をコン
パクトにまとめてユニット化した平面視略方形の空間で
ある。そして、その広さは、主サニタリー空間(1)の洗
面室(3)の広さと同程度に抑えられ、サニタリー空間を
2箇所設けることに対してスペース的な負担を軽減して
いる。また、副サニタリー空間(40)には、ホール(45)に
続く廊下(46)に面して出入口(47)が設けられていて、家
族の誰でも使用できるようになっている。なお、図中、
(50)は2階へ続く階段、(51)は子供室、(52)は広間であ
る。
【0016】このようにして構成された住宅では、1階
廊下(13)の建具(36)を開けて開口部(35)を開放すると、
主サニタリー空間(1)がダイニングキッチン(12)に連通
して、主サニタリー空間(1)及び副サニタリー空間(40)
の双方を、家族の誰でもが気軽に使用することができ
る。
【0017】一方、建具(36)を締めて1階廊下(13)の開
口部(35)を閉塞すると、主サニタリー空間(1)が寝室(2
0)のみに連通して、寝室(20)において主サニタリー空間
(1)を専用使用することができる。これにより、住宅内
に、ワンルームマンションの一室のようなプライベート
な広がりを持つ充実した寝室ゾーンを確保することがで
きる。なお、このように主サニタリー空間(1)を専用使
用しているときでも、副サニタリー空間(40)は家族の誰
にでも使用可能となっていので、生活上支障をきたすこ
とはない。
【0018】この発明は、上記実施形態に限定されるも
のではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの
修正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、開閉式の建具によって開口部を閉塞するだ
けで、誰でも使用できる共用の主サニタリー空間を、寝
室等の特定の部屋においてのみ使用可能な専用の主サニ
タリー空間とすることができるので、寝室等に専用のサ
ニタリー空間を別途設けるときのようなスペース的な制
約を受けることなく、ワンルームマンションの一室のよ
うなプライベートな広がりを持つ充実した空間を確保す
ることができる。
【0020】また、主サニタリー空間とは別に、これよ
りも小規模な副サニタリー空間を設けることで、生活上
支障をきたすことなく、主サニタリー空間を専用使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る住宅2階の間取図
である。
【図2】同じくその主サニタリー空間及び寝室付近の拡
大図である。
【図3】住宅1階の間取図である。
【図4】副サニタリー空間付近の拡大図である。
【符号の説明】
(1) 主サニタリー空間 (12) ダイニングキッチン(他の部屋) (13) 廊下 (20) 寝室(特定の部屋) (35) 開口部 (36) 建具 (40) 副サニタリー空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 仁 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E025 AA13 AA23 AA25 AA26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面、浴室、便所等の衛生設備をまとめ
    た主サニタリー空間を、特定の部屋に隣接させて配置す
    るとともに、前記主サニタリー空間と他の部屋とを連通
    する開口部を開閉式の建具によって閉塞して、この主サ
    ニタリー空間を前記特定の部屋にのみ連通させること
    で、その特定の部屋において主サニタリー空間の専用使
    用を可能としたことを特徴とするサニタリー空間を備え
    た住宅。
  2. 【請求項2】 主サニタリー空間と特定の部屋との間
    に、他の部屋に続く廊下を配置し、この廊下の開口部
    に、前記開閉式の建具を設けた請求項1記載のサニタリ
    ー空間を備えた住宅。
  3. 【請求項3】 特定の部屋を、寝室とした請求項1又は
    2記載のサニタリー空間を備えた住宅。
  4. 【請求項4】 主サニタリー空間とは別の副サニタリー
    空間を、特定の部屋から離間した場所に配置した請求項
    1乃至3のいずれかに記載のサニタリー空間を備えた住
    宅。
  5. 【請求項5】 主サニタリー空間と副サニタリー空間
    を、住宅の異なる階に夫々配置した請求項4記載のサニ
    タリー空間を備えた住宅。
JP2001150995A 2001-05-21 2001-05-21 サニタリー空間を備えた住宅 Pending JP2002339582A (ja)

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