JPH09242162A - 側 溝 - Google Patents

側 溝

Info

Publication number
JPH09242162A
JPH09242162A JP4937596A JP4937596A JPH09242162A JP H09242162 A JPH09242162 A JP H09242162A JP 4937596 A JP4937596 A JP 4937596A JP 4937596 A JP4937596 A JP 4937596A JP H09242162 A JPH09242162 A JP H09242162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
gutter
lid
main body
permeable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4937596A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Matsuura
繁 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINWA CONCRETE KOGYO KK
Original Assignee
SHINWA CONCRETE KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINWA CONCRETE KOGYO KK filed Critical SHINWA CONCRETE KOGYO KK
Priority to JP4937596A priority Critical patent/JPH09242162A/ja
Publication of JPH09242162A publication Critical patent/JPH09242162A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水性舗装を施した道路にあって、その透水
性表層に浸透した水を円滑に排水できるとともに、この
排水効果を維持できるようにする。 【解決手段】 側溝本体11の側壁13の上部に、ポーラス
コンクリートからなる通水部21を側溝本体11の全長に渡
って設ける。この通水部21は、側壁13の外面における道
路の透水性表層5に接する位置から側溝本体11内の空間
22に臨む位置まで至る。したがって、透水性表層5中の
水は、通水部21を通って、側溝本体11内に入る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側溝に係わり、特
に、透水性舗装を施した道路に適した側溝に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平7-238585号公報
に記載されているように、排水性舗装を施した道路にあ
って、その透水性表層に浸透した水を排水できるように
した側溝が知られている。前記公報に記載の側溝は、勾
配自由側溝であるが、側溝本体の側壁上端部に透水用切
欠きを設け、この切欠きに透水性材料を充填して透水層
を形成したものである。この透水層を形成した切欠き
は、蓋体により閉塞される上面の開口部に通じている
が、透水層が側溝本体内の空間に連通できるように、側
溝本体の蓋受け部にも切欠きが形成されている。そし
て、道路の透水性表層中の水は、前記透水層および蓋受
け部の切欠きを通って、側溝本体内へ排出される。ま
た、前記公報に記載の側溝では、蓋体の上部にも透水層
を形成しており、この透水層中の水が、前記透水層また
はこの透水層と蓋体の側面との間の隙間および蓋受け部
の切欠きを通って、側溝本体内へ排出されるようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の側
溝では、透水層が小さい上、直接地上に露出するため、
この透水層が土砂などにより目詰まりを生じやすく、排
水効果が低下しやすい問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、排水性舗装を施した道路にあって、その
透水性表層に浸透した水を円滑に排水できるとともに、
この排水効果を維持できる側溝を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
目的を達成するために、表層を透水性表層とした道路に
設けられる側溝において、側壁上部に、その外面におけ
る前記透水性表層に接する位置から側溝本体内の空間に
臨む位置まで至る透水性コンクリートからなる通水部を
全長に渡って設けたものである。
【0006】そして、道路の透水性表層に浸透した水
は、側壁上部の透水性コンクリートからなる通水部を通
って、側溝本体内の空間に排水される。
【0007】請求項2の発明は、前記目的を達成するた
めに、表層を透水性表層とした道路に設けられる側溝に
おいて、上面を開口するとともに内部の上部両側に蓋体
嵌合部を形成した側溝本体と、この側溝本体の蓋体嵌合
部に着脱自在に嵌合される蓋体とを備え、前記側溝本体
の側壁上部に、その外面における前記透水性表層に接す
る位置から前記蓋体嵌合部の内側面に至る本体通水部を
側溝本体の全長に渡って設けるとともに、前記蓋体の側
部に、前記本体通水部に対向するとともに前記側溝本体
内の空間に臨む位置まで至る透水性コンクリートからな
る蓋通水部を蓋体の全長に渡ってかつ蓋体の上面にも露
出させて設けたものである。
【0008】そして、道路の透水性表層に浸透した水
は、側溝本体の側壁上部にある透水性コンクリートから
なる本体通水部および蓋体の側部にある透水性コンクリ
ートからなる蓋通水部を通って、側溝本体内の空間に排
水される。また、側溝の蓋体上の雨水などの水も、蓋通
水部を通って、側溝本体内の空間に排水される。
【0009】
【発明の実施形態】以下、本発明の側溝の第1実施例に
ついて、図1および図2を参照しながら説明する。本側
溝は、特に排水性舗装を施した道路に適したものであ
る。この道路は、路床1上に、下層路盤2、上層路盤
3、不透水性基層4および透水性表層5が下から上に重
ねて形成されている。路盤2,3は、クラッシャーラン
や粒度調整砕石からなっており、基層4および表層5
は、アスファルト混合物からなっている。そして、特に
表層5は、排水性舗装用アスファルト混合物からなって
いて透水性を有している。なお、基層4および表層5間
には、ゴム入りアスファルト乳剤などからなるシール層
が設けられている。
【0010】本第1実施例の側溝は落蓋型のU型側溝で
あり、その側溝本体11は、底壁12の両側からそれぞれ側
壁13が立ち上がっており、上面および両端面(小口面)
が開口している。そして、両側壁13の上部には、それぞ
れ、外側に膨出部14が形成されているともに、内側に蓋
体嵌合部15が形成されている。この蓋体嵌合部15は、側
面16とほぼ水平な上向きの底面17とからなっており、段
差状になっている。そして、側溝本体11の上面開口を閉
塞するコンクリートなどからなる蓋体18の両側部が両蓋
体嵌合部15内に着脱自在に嵌合されるようになってい
る。なお、蓋体18の一端部には、この蓋体18を取り外す
とき治具を引っ掛けるための切欠き部19が形成されてい
る。
【0011】そして、前記側溝本体11の一方の側壁13の
上部には、透水性コンクリートであるポーラスコンクリ
ートからなる本体通水部21が側溝本体11の全長に渡って
設けられている。側溝本体11の他の部分および蓋体18
は、不透水性のコンクリートからなっている。そして、
本体通水部21は、側壁13の外面、上面および内面に露出
している。側壁13の外面において、本体通水部21は、透
水性表層5に接する位置にあり、不透水性基層4にも接
していてもよいが、路盤3には接していない。また、側
壁13の内面において、本体通水部21は、蓋体嵌合部15か
らさらにその下方まで露出しており、蓋体18の下方で側
溝本体11内の空間22に臨む。本体通水部21の下面は、蓋
体嵌合部15に妨げられないように、側溝本体11の内側へ
向かって下降する方向へ傾斜している。
【0012】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。道路および側溝の施工後、透水性表層5に浸
透した雨水などの水は、側溝本体11の側壁13の上部の本
体通水部21に浸透し、この本体通水部21を通って、側溝
本体11内の空間22に排水される。
【0013】前記第1実施例の構成によれば、側溝本体
11の側壁13の上部に、ポーラスコンクリートからなる本
体通水部21を側溝本体11の全長に渡って設けたので、透
水性表層5に浸透した水を円滑に排水できるとともに、
この排水効果を永く維持できる。すなわち、本体通水部
21が側溝の全長に渡ってあることにより、この本体通水
部21の一部が土砂などにより目詰まりしたとしても、本
体通水部21の他の部分により排水が行われる。これとと
もに、本体通水部21は、透水性表層5から浸透してきた
水を貯えられる容量が大きいので、透水性表層5中の水
を地上に溢れさせることなく、確実に側溝本体11内に排
水できる。
【0014】つぎに、本発明の側溝の第2実施例を図3
および図4に基づいて説明する。なお、本第2実施例の
側溝は、通水部以外、前記第1実施例の側溝と同じ構成
を有しているので、対応する部分には同一符号を付し
て、その説明を省略する。本第2実施例でも、側溝本体
11の一方の側壁13の上部に、透水性コンクリートである
ポーラスコンクリートからなる本体通水部23が側溝本体
11の全長に渡って設けられている。この本体通水部23
は、側溝本体11の外面、上面および内面に露出してい
る。側壁13の外面において、本体通水部23は、透水性表
層5に接する位置にあり、不透水性基層4にも接してい
てもよいが、路盤3には接していない。また、側壁13の
内面において、本体通水部23は、蓋体嵌合部15の側面16
に露出している。これとともに、蓋体18の一側部に、透
水性コンクリートであるポーラスコンクリートからなる
蓋通水部24が蓋体18の全長に渡って設けられている。こ
の蓋通水部24は、蓋体18の上面、一側面および下面に露
出している。すなわち、蓋通水部24は、その側面におい
て前記本体通水部23に対向している。また、蓋通水部24
は、蓋体嵌合部15の底面17を越えた位置まであり、側溝
本体11内の空間22に臨むようになっている。なお、側溝
本体11および蓋体18において、通水部23,24以外の部分
は、不透水性のコンクリートからなっている。
【0015】そして、道路の透水性表層5に浸透した水
は、側溝本体11の本体通水部23および蓋通水部24を通っ
て、側溝本体11内の空間22に排水される。また、側溝の
蓋体18上の雨水などの水も、蓋通水部24を通って、側溝
本体11内の空間22に排水される。
【0016】前記第2実施例の構成によれば、側溝本体
11の側壁13の上部に、ポーラスコンクリートからなる本
体通水部23を側溝本体11の全長に渡って設けるととも
に、蓋体18の側部に、ポーラスコンクリートからなる蓋
通水部24を蓋体18の全長に渡って設けたので、透水性表
層5に浸透した水を円滑に排水できるとともに、この排
水効果を永く維持できる。すなわち、通水部23,24が側
溝の全長に渡ってあることにより、この通水部23,24の
一部が土砂などにより目詰まりしたとしても、通水部2
3,24の他の部分により排水が行われる。これととも
に、通水部23,24は、透水性表層5から浸透してきた水
を貯えられる容量が大きいので、透水性表層5中の水を
地上に溢れさせることなく、確実に側溝本体11内に排水
できる。それに加えて、特に蓋通水部24が蓋体18の上面
にも露出していることにより、この蓋体18上の雨水など
の水も、側溝本体11内の空間22に円滑に排水できる。
【0017】つぎに、本発明の側溝の第3実施例を図5
に基づいて説明する。この第3実施例の側溝は、U型側
溝であり、その側溝本体31は、底壁32の両側からそれぞ
れ側壁33が立ち上がっており、上面および両端面(小口
面)が開口している。しかし、側溝本体31の上面開口を
閉塞する蓋体は設けていない。そして、側溝本体31の一
方の側壁33の上部には、その外面における道路の透水性
表層5に接する位置から側溝本体31内の空間34に臨む位
置に至る透水性コンクリートであるポーラスコンクリー
トからなる本体通水部35が側溝本体31の全長に渡って設
けられている。この本体通水部35は、側壁33の上面にも
露出していて、側壁33の上部全体が本体通水部35となっ
ている。側溝本体31の他の部分は、不透水性のコンクリ
ートからなっている。
【0018】そして、道路の透水性表層5に浸透した水
は、側溝本体31の本体通水部35を通って、側溝本体31内
の空間34に排水される。本第3実施例の構成によれば、
前記第1実施例などと同様の理由により、透水性表層5
に浸透した水を円滑に排水できるとともに、この排水効
果を永く維持できる。
【0019】つぎに、本発明の側溝の第4実施例を図6
に基づいて説明する。この第4実施例の側溝は、前記第
3実施例の側溝とほぼ同様のものであり、側溝本体31上
に、その上面開口を閉塞する蓋体36を着脱自在に載せた
ものである。なお、前記第3実施例と対応する部分には
同一符号を付して、その説明を省略する。本体通水部35
の作用効果も、前記第3実施例と同様である。
【0020】つぎに、本発明の側溝の第5実施例を図7
および図8に基づいて説明する。この第5実施例の側溝
は、組み合わせ暗きょブロックであり、下側溝本体41と
上側溝本体42とを組み合わせて、その内部に排水用の空
間43を形成するものである。下側溝本体41は、底壁44の
両側からそれぞれ側壁45が立ち上がっており、一方、上
側溝本体42は、上壁46の両側からそれぞれ側壁47が垂下
している。互いに突き合わされる両側溝本体41,42の側
壁45,47の先端面は、互いに噛み合うよう段差状になっ
ているが、側壁45,47の先端面間には流しモルタル継手
48が設けられる。また、複数の下側溝本体41と複数の上
側溝本体42とは、互いにずらして積み重ねられるが、下
側溝本体41間には内側モルタル継手49が設けられ、上側
溝本体42間には外側モルタル継手50が設けられる。
【0021】そして、上側溝本体42の一方の側壁47に
は、その外面における道路の透水性表層5に接する位置
から側溝本体41,42内の空間43に臨む位置まで至る透水
性コンクリートであるポーラスコンクリートからなる本
体通水部51が側溝本体42の全長に渡って設けられてい
る。側溝本体41,42の他の部分は、不透水性のコンクリ
ートからなっている。なお、前記一方の側壁47をその下
面に至るまでポーラスコンクリート製にした方が製造は
容易である。この場合、本体通水部51が路盤2,3に接
するならば、この路盤2,3に接する部分において、本
体通水部51を遮水板または遮水シートにより外側から覆
い、本体通水部51から路盤2,3に水が漏れないように
する。
【0022】そして、道路の透水性表層5に浸透した水
は、側溝本体41の本体通水部51を通って、側溝本体41,
42内の空間43に排水される。本第4実施例の構成によれ
ば、前記第1実施例などと同様の理由により、透水性表
層5に浸透した水を円滑に排水できるとともに、この排
水効果を永く維持できる。
【0023】つぎに、本発明の側溝の第6実施例を図9
に基づいて説明する。この第6実施例の側溝は、卵形側
溝であり、側溝本体61の全体が一体になっており、蓋体
はない。側溝本体61は、底壁62の両側から立ち上がる側
壁63の上部がそれぞれ内側へ張り出しており、これら両
側壁63の上部間に、側溝本体61内の空間64に通じる狭い
スリット65が形成されている。このスリット65は、側溝
本体61の上からの水を排水するとともに、掃除用具を通
すためのものである。
【0024】そして、側溝本体61の一方の側壁63の上部
には、その外面における道路の透水性表層5に接する位
置から側溝本体61内の空間64に臨む位置に至る透水性コ
ンクリートであるポーラスコンクリートからなる本体通
水部66が側溝本体61の全長に渡って設けられている。こ
の本体通水部66は、側壁63の上面にも露出していて、側
壁63の上部全体が本体通水部66となっている。側溝本体
61の他の部分は、不透水性のコンクリートからなってい
る。
【0025】そして、道路の透水性表層5に浸透した水
は、側溝本体61の本体通水部66を通って、側溝本体61内
の空間64に排水される。本第6実施例の構成によれば、
前記第1実施例などと同様の理由により、透水性表層5
に浸透した水を円滑に排水できるとともに、この排水効
果を永く維持できる。
【0026】つぎに、本発明の側溝の第7実施例を図1
0および図11に基づいて説明する。この第7実施例の
側溝は、融流雪溝として用いられる勾配自由側溝であ
り、そのコンクリートなどからなる側溝本体71は、上壁
72の両側からそれぞれ側壁73が垂下しており、下面およ
び両端面が開口している。そして、側溝本体71の下面開
口は、施工現場で打設されるインバートコンクリート74
により閉塞され、これにより、側溝本体71の勾配が道路
勾配に合わせて調整される。また、上壁72の中央部に
は、蓋体75が着脱自在に嵌合されて閉塞される開口部76
が形成されている。蓋体嵌合部をなすこの開口部76の両
側は、段差状に形成されていて、側面77の他に、蓋体75
が載るほぼ水平な上向きの底面78を有している。
【0027】そして、側溝本体71の一方の側壁73の上部
には、その外面における道路の透水性表層5に接する位
置から側溝本体71内の空間79に臨む位置に至る透水性コ
ンクリートであるポーラスコンクリートからなる本体通
水部80が側溝本体71の全長に渡って設けられている。側
溝本体71の他の部分は、不透水性のコンクリートからな
っている。なお、蓋体のある部分では、前記第2実施例
と同様の構成を採用することもでき、蓋体の側部にポー
ラスコンクリートからなる蓋通水部を設けて、この蓋通
水部を介して本体通水部が側溝本体内の空間に通じるよ
うにしてもよい。
【0028】そして、道路の透水性表層5に浸透した水
は、側溝本体71の本体通水部80を通って、側溝本体71内
の空間79に排水される。本第7実施例の構成によれば、
前記第1実施例などと同様の理由により、透水性表層5
に浸透した水を円滑に排水できるとともに、この排水効
果を永く維持できる。
【0029】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記第2実施例のような落蓋型の側溝において、側溝本
体の蓋体嵌合部の底面に部分的に形成した排水溝によ
り、側溝本体の側壁上部に設けたポーラスコンクリート
などからなる通水部を側溝本体内の空間に通じさせても
よい。また、本発明は、前記実施例以外の各種側溝にも
適用できる。さらに、本発明の側溝は、前述のように特
に排水性舗装を施した道路に適したものではあるが、も
ちろんそれ以外の道路で用いることも可能である。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、表層を透水性
表層とした道路に設けられる側溝において、側壁上部
に、その外面における前記透水性表層に接する位置から
側溝本体内の空間に臨む位置まで至る透水性コンクリー
トからなる通水部を全長に渡って設けたので、透水性表
層に浸透した水を円滑に排水できるとともに、この排水
効果を維持できる。
【0031】請求項2の発明によれば、落蓋型の側溝に
おいて、側溝本体の側壁上部に、その外面における道路
の透水性表層に接する位置から蓋体嵌合部の内側面に至
る本体通水部を側溝本体の全長に渡って設けるととも
に、蓋体の側部に、本体通水部に対向するとともに側溝
本体内の空間に臨む位置まで至る透水性コンクリートか
らなる蓋通水部を蓋体の全長に渡って設けたので、透水
性表層に浸透した水を円滑に排水できるとともに、この
排水効果を維持できる。しかも、特に蓋通水部が蓋体の
上面にも露出していることにより、側溝の蓋体上の雨水
などの水も、側溝本体内の空間に円滑に排水できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側溝の第1実施例を示す横断面図であ
る。
【図2】同上平面図である。
【図3】本発明の側溝の第2実施例を示す横断面図であ
る。
【図4】同上平面図である。
【図5】本発明の側溝の第3実施例を示す横断面図であ
る。
【図6】本発明の側溝の第4実施例を示す横断面図であ
る。
【図7】本発明の側溝の第5実施例を示す横断面図であ
る。
【図8】同上側面図である。
【図9】本発明の側溝の第6実施例を示す横断面図であ
る。
【図10】本発明の側溝の第7実施例を示す横断面図で
ある。
【図11】同上側面図である。
【符号の説明】
5 透水性表層 11 側溝本体 13 側壁 15 蓋体嵌合部 16 蓋体嵌合部の側面 18 蓋体 21 本体通水部 22 空間 23 本体通水部 24 蓋通水部 31 側溝本体 33 側壁 34 空間 35 本体通水部 41 下側溝本体 42 上側溝本体 43 空間 47 側壁 51 本体通水部 61 側溝本体 63 側壁 64 空間 66 本体通水部 71 側溝本体 73 側壁 79 空間 80 本体通水部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表層を透水性表層とした道路に設けられ
    る側溝において、側壁上部に、その外面における前記透
    水性表層に接する位置から側溝本体内の空間に臨む位置
    まで至る透水性コンクリートからなる通水部を全長に渡
    って設けたことを特徴とする側溝。
  2. 【請求項2】 表層を透水性表層とした道路に設けられ
    る側溝において、上面を開口するとともに内部の上部両
    側に蓋体嵌合部を形成した側溝本体と、この側溝本体の
    蓋体嵌合部に着脱自在に嵌合される蓋体とを備え、前記
    側溝本体の側壁上部に、その外面における前記透水性表
    層に接する位置から前記蓋体嵌合部の内側面に至る本体
    通水部を側溝本体の全長に渡って設けるとともに、前記
    蓋体の側部に、前記本体通水部に対向するとともに前記
    側溝本体内の空間に臨む位置まで至る透水性コンクリー
    トからなる蓋通水部を蓋体の全長に渡ってかつ蓋体の上
    面にも露出させて設けたことを特徴とする側溝。
JP4937596A 1996-03-06 1996-03-06 側 溝 Pending JPH09242162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4937596A JPH09242162A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 側 溝

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4937596A JPH09242162A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 側 溝

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09242162A true JPH09242162A (ja) 1997-09-16

Family

ID=12829289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4937596A Pending JPH09242162A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 側 溝

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09242162A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127249A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Maeda Seikan Kk 鉄筋コンクリート製側溝
WO2011003159A1 (pt) * 2009-07-06 2011-01-13 Mauricio Santiago Dos Santos Canal para sistema de drenagem de águas pluviais
CN102733274A (zh) * 2011-04-15 2012-10-17 北京仁创科技集团有限公司 一种道路及其构建方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127249A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Maeda Seikan Kk 鉄筋コンクリート製側溝
WO2011003159A1 (pt) * 2009-07-06 2011-01-13 Mauricio Santiago Dos Santos Canal para sistema de drenagem de águas pluviais
CN102733274A (zh) * 2011-04-15 2012-10-17 北京仁创科技集团有限公司 一种道路及其构建方法
CN102733274B (zh) * 2011-04-15 2016-02-03 北京仁创科技集团有限公司 一种道路及其构建方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2784898B2 (ja) 雨水等の浸透用側溝構造
JPH09242162A (ja) 側 溝
JPS644934Y2 (ja)
JP4445850B2 (ja) 排水性舗装用縁石ブロックの施工方法
JP2002061273A (ja) 透水性舗装用側溝
JP2662823B2 (ja) 雨水浸透構造
JPH09242161A (ja) 側 溝
JP2849347B2 (ja) 透水性舗装用排水溝
JPH04146Y2 (ja)
JP2529892B2 (ja) 道路の雨水浸透構造
JP4504220B2 (ja) 排水路
JPH1150517A (ja) 排水性舗装用暗渠側溝
JP2002088892A (ja) コンクリート製品
JP3986665B2 (ja) 側溝用ブロック
JP3861205B2 (ja) 歩車道境界用水路構成ブロック
JP2005226396A (ja) 一体型暗渠ブロック及び道路側縁の排水構造
JPH08253964A (ja) 道路排水用コンクリートブロック及びそれを用いた施工構造
JPS6035672Y2 (ja) 街渠用浸透桝
JPH08269905A (ja) 透水性舗装構造
JP2003138637A (ja) 道路側溝用排水制御ブロック及び雨水の排水方法
JPH1037286A (ja) 排水性舗装用受枠
JPH1060810A (ja) 透水性舗装部の浸透水排水用水路ブロック及びそれを用いる透水性舗装部の浸透水排水構造
JPH0689561B2 (ja) 雨水浸透構造
JP3038530U (ja) 透水性舗装構造
JP2004084457A (ja) ドレンブロックとこれを用いた舗装道路の排水構造