JPH092415A - 果菜物集出荷施設 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】多数個の各果菜物を等階級別に定量供給でき、
等階級に応じた箱詰め状態を選択できる果菜物集出荷施
設を提供する。 【構成】各等階級判定装置による判定に基づいて、各仕
分け用コンベアにより搬送される多数本の各茄子を、各
仕分け位置に配設した各袋体箱詰めラインの各投入ホッ
パと、各茄子箱詰めラインの各投入ホッパとに対して等
階級別に供給する。各袋体箱詰めラインの各投入ホッパ
から放出される各茄子を各周回用コンベアの各バケット
に順次投入し、各周回用コンベアの各バケットから放出
される各茄子を各茄子包装機に供給して順次包装し、各
茄子包装機により包装された各小袋を各袋箱詰め機に供
給して順次箱詰めする。各茄子箱詰めラインの各投入ホ
ッパから放出される各茄子を各茄子箱詰め機に供給して
順次箱詰めするので、箱詰め作業が容易に行えると共
に、等階級に応じた箱詰め状態を選択できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、例えば、茄子、胡
瓜、人参、長芋、或いは、蜜柑、林檎、梨、柿、桃等の
果菜物を等階級別に荷受け処理及び出荷処理する作業に
用いられる果菜物集出荷施設に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、上述例のような果菜物を等階級別
に箱詰めする場合、例えば、生産者から持ち込まれる多
数本の各果菜物を仕分け用コンベアに載置し、仕分け用
コンベアにより搬送される各果菜物の等階級を、例え
ば、ＣＣＤカメラ等で撮像した画像データに基づいて等
階級判定装置により１個ずつ判定する。仕分け用コンベ
ア上に設定した各仕分け位置に於いて、等階級判定装置
による判定に基づいて、仕分け用コンベアにより搬送さ
れる各果菜物を各仕分け位置に配設した各供給用コンベ
アに対して等階級別に振分け供給し、各供給用コンベア
により搬送される所定個数の各果菜物を各果菜物箱詰め
機により吸着又は挾持して段ボール箱内に順次箱詰めし
て出荷する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
して仕分け用コンベアにより搬送される各果菜物を等階
級別に箱詰めするので、各仕分け位置に供給される各果
菜物の本数が安定している場合、等階級別に箱詰めする
作業が円滑に行えるが、各仕分け位置に供給される各果
菜物の本数に変動が生じるため、例えば、一つの仕分け
位置に対して同一等階級の各果菜物が連続的に供給され
た場合、仕分け用コンベアから放出される各果菜物の相
互接触により一時的に停滞することがあり、各果菜物の
供給本数を一定に保つことが困難であるという問題点を
有している。且つ、後続の各果菜物が同一位置に供給さ
れず通過してしまうため、等階級が適合しているのに規
格外品として仕分け処理されてしまい、信頼性が損なわ
れるという問題点も有している。また、多数本の各果菜
物を等階級別に箱詰めして出荷処理する場合、例えば、
秀、優、良等の等級別に選別された所定本数の各果菜物
を同一形態に箱詰めするため、出荷時及び運搬時に於い
て、等級別に箱詰めされた各果菜物に対して同一の品質
障害が生じやすく、段ボール箱内に箱詰めされた各果菜
物が互いに接触したり、擦れ合ったりするため、果菜物
の品質及び商品価値が損なわれるという問題点を有して
いる。

【０００４】この発明は上記問題に鑑み、仕分け用コン
ベアにより搬送される多数個の各果菜物を各ストック部
に一旦投入し、各ストック部から放出される所定個数の
各果菜物を各果菜物箱詰め手段に順次供給することで、
多数個の各果菜物を等階級別に定量供給することがで
き、且つ、等階級に応じて箱詰め状態を選択できる果菜
物集出荷施設の提供を目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
上記仕分け用コンベア上に設定した各仕分け位置に、上
記等階級判定手段による判定に基づいて所定個数の各果
菜物を等階級別に投入するための各ストック部を設け、
上記各ストック部の放出側に、上記各ストック部から放
出される所定個数の各果菜物を搬送する各果菜物搬送手
段を設け、上記各果菜物搬送手段の搬送経路上に、該各
果菜物搬送手段により搬送される所定個数の各果菜物を
箱体内部に箱詰めする各果菜物箱詰め手段を設けた果菜
物集出荷施設であることを特徴とする。

【０００６】請求項２記載の発明は、上記請求項１記載
の構成と併せて、上記果菜物箱詰め手段を、上記果菜物
搬送手段により搬送される所定個数の各果菜物を袋体に
より一括包装し、該包装された複数個の各袋体を並列に
集合して箱体内部に箱詰めする包装物箱詰め手段で構成
した果菜物集出荷施設であることを特徴とする。

【０００７】請求項３記載の発明は、上記請求項１記載
の構成と併せて、上記果菜物箱詰め手段を、上記果菜物
搬送手段により搬送される所定個数の各果菜物を並列に
保持して箱体内部に箱詰めする被包装物箱詰め手段で構
成した果菜物集出荷施設であることを特徴とする。

【０００８】請求項４記載の発明は、上記請求項１記載
の構成と併せて、上記所定の位置に設けた果菜物箱詰め
手段を、上記所定個数の各果菜物を包装して箱体内部に
箱詰めする包装物箱詰め手段で構成し、上記他の位置に
設けた果菜物箱詰め手段を、上記所定個数の各果菜物を
箱体内部に箱詰めする被包装物箱詰め手段で構成した果
菜物集出荷施設であることを特徴とする。

【０００９】

【作用】請求項１記載の果菜物集出荷施設は、仕分け用
コンベアにより搬送される各果菜物の等階級別を等階級
判定手段により個々に判定すると共に、等階級判定手段
による判定に基づいて、仕分け用コンベアにより搬送さ
れる各果菜物を各仕分け位置に配設した各ストック部に
対して等階級別に振分け投入する。各ストック部から放
出される所定個数の各果菜物を各果菜物搬送手段に順次
載置し、各果菜物搬送手段により搬送される所定個数の
各果菜物を各果菜物箱詰め手段に供給して箱体内部に順
次箱詰めすることで、各仕分け位置に配設した各果菜物
箱詰め手段に対して多数個の各果菜物を等階級別に定量
供給することができ、所定個数の各果菜物を箱詰めする
作業が適確に行える。

【００１０】請求項２記載の果菜物集出荷施設は、上記
請求項１記載の作用と併せて、包装物箱詰め手段を駆動
して、果菜物搬送手段により搬送される所定個数の各袋
体を合成樹脂製又は紙製の袋体により一括包装し、その
包装された複数個の各袋体を並列に集合して箱体内部に
箱詰めすることで、箱詰め時に於いて、各果菜物の外周
面と箱体の内壁面とが面接触したりせず、各果菜物の品
質及び商品価値が損なわれるのを防止できる。

【００１１】請求項３記載の果菜物集出荷施設は、上記
請求項１記載の作用と併せて、被包装物箱詰め手段を駆
動して、果菜物搬送手段により搬送される所定個数の各
果菜物を吸着手段又は挾持手段等により並列に保持し、
各果菜物を並列に保持した状態のまま箱体内部に箱詰め
することで、各果菜物の箱詰め作業が容易に行え、作業
の能率アップが図れる。

【００１２】請求項４記載の果菜物集出荷施設は、上記
請求項１記載の作用と併せて、等階級判定装置による判
定に基づいて、仕分け用コンベアにより搬送される各果
菜物を所定の位置に設けた各包装物箱詰め手段と、他の
位置に設けた各被包装物箱詰め手段とに対して等階級別
に振分け供給することで、所定個数の各果菜物を包装し
て箱詰めする方法と、所定個数の各果菜物を箱体内部に
直接箱詰めする方法とを選択でき、等階級に応じて各果
菜物を箱詰め処理できる。

【００１３】

【発明の効果】この発明によれば、仕分け用コンベア上
の各仕分け位置に配設した各ストック部に対して多数個
の各果菜物を等階級別に振分け投入し、各ストック部か
ら放出される所定個数の各果菜物を果菜物搬送手段によ
り各果菜物箱詰め手段に順次供給するので、各仕分け位
置に配設した各果菜物箱詰め手段に対して多数個の各果
菜物を等階級別に定量供給することができ、所定個数の
各果菜物を箱詰めする作業が適確に行える。

【００１４】しかも、等階級別に供給される所定個数の
各果菜物を包装して箱詰めする行程と、所定個数の各果
菜物を箱体内部に直接箱詰めする行程とに対して振分け
供給することで、等階級に応じて各果菜物の箱詰め状態
を選択することができる。且つ、所定個数の各果菜物を
袋体により一括包装した状態のまま箱詰めするので、箱
詰め時に於いて、各果菜物の外周面と箱体の内壁面とが
面接触したりせず、各果菜物の品質及び商品価値が損な
われるのを防止できる。さらに、所定個数の各果菜物を
袋体により一括包装し、所定個数の各果菜物を一括保持
して箱詰めすることで、箱詰め作業の省力化及び能率ア
ップを図ることができる。

【００１５】

【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は果菜物の一例として生産者から持ち込ま
れる多数本の各茄子を等階級別に荷受け処理及び出荷処
理する作業に用いられる果菜物集出荷施設を示し、図１
に於いて、この果菜物集出荷施設１は、例えば、生産者
から持ち込まれる多数台の各運搬用コンテナＥ…を各入
荷用コンベア２，２に順次載置し、各入荷用コンベア
２，２上に設定した各放出位置Ａａ，Ａａに於いて、同
位置に配設した各コンテナ反転機３，３により各運搬用
コンテナＥ…を上下反転し、各運搬用コンテナＥ…に投
入された多数本の各茄子Ｎ…を各加速用コンベア４，４
に放出する。各加速用コンベア４，４により各茄子Ｎ…
を送り方向に分散して各整列用コンベア５，５に順次移
載し、各整列用コンベア５，５により各茄子Ｎ…を左右
方向に離間して４条並設した各仕分け用コンベア６…に
夫々移載する。

【００１６】且つ、各仕分け用コンベア６…上に設定し
た各検査位置Ｂａ…に於いて、同位置に配設した各等階
級判定装置７…により各茄子Ｎ…の等階級を１本ずつ判
定し、各仕分け用コンベア６…上に設定した等階級別の
各仕分け位置ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ，ｇ，ｈ，ｉに於
いて、各等階級判定装置７…による判定に基づいて、各
仕分け用コンベア６…に載置された各茄子Ｎ…を各仕分
け位置ａ〜ｅに配設した各袋体箱詰めライン８…と、各
仕分け位置ｆ〜ｉに配設した各茄子箱詰めライン９…と
に対して等階級別に振分け供給し、終端部に設定した回
収位置ｊに於いて、等階級に該当しない規格外の各茄子
Ｎ…を茄子回収ライン４６に対して放出する。各袋体箱
詰めライン８…及び各茄子箱詰めライン９…から搬出さ
れる箱詰め済みの各段ボール箱Ｂ…を出荷用コンベア１
０に順次載置して、出荷場所（図示省略）又は保管場所
（図示省略）に搬送供給する。

【００１７】上述した入荷用コンベア２は、荷送りコン
ベア２ｂの送り側始端部に５本の各荷受けコンベア２ａ
…を並列に配設し、同荷送りコンベア２ｂの送り側終端
部に２本の各荷供給コンベア２ｃ，２ｃを並列に配設
し、各荷供給コンベア２ｃ，２ｃ上に設定した各放出位
置Ａａ，Ａａに運搬用コンテナＥを放出姿勢に上下反転
するための各コンテナ反転機３，３を配設し、同各機の
放出側に各茄子Ｎ…を送り方向に分散するための各加速
用コンベア４，４を配設し、同各機の放出側上部に空の
運搬用コンテナＥを回収するための回収用コンベア２ｄ
を直交して配設している。つまり、生産者から持ち込ま
れる各運搬用コンテナＥ…を各荷受けコンベア２ａ…に
一旦載置し、荷送りコンベア２ｂを介して、各荷供給コ
ンベア２ｃ，２ｃ上に設定した各放出位置Ａａ，Ａａに
各運搬用コンテナＥ…を搬送した後、各コンテナ反転機
３，３により各運搬用コンテナＥ…を放出姿勢に上下反
転して、各運搬用コンテナＥ…に投入された多数本の各
茄子Ｎ…を各加速用コンベア４，４上に放出する。放出
終了後に於いて、全茄子Ｎ…が放出された空の各運搬用
コンテナＥ…を回収用コンベア２ｄに載置して回収工程
（図示省略）に順次返還する。

【００１８】前述した加速用コンベア４は、上述したコ
ンテナ反転機３の放出側に３本の各送りベルト４ａ，４
ｂ，４ｃを放出方向に向けて直列に配設し、各送りベル
ト４ａ，４ｂ，４ｃを低速、中速、高速となる送り速度
に回転して、運搬用コンテナＥから放出された多数本の
各茄子Ｎ…を各送りベルト４ａ，４ｂ，４ｃにより送り
方向に並列搬送すると共に、多数本の各茄子Ｎ…を各送
りベルト４ａ，４ｂ，４ｃに乗り移らせるときに加速し
て、各茄子Ｎ…を送り方向に対して分散させながら搬送
する。

【００１９】前述した整列用コンベア５は、多数本の各
受けローラ５ａ…を送り方向に対して並列に軸受すると
共に、各受けローラ５ａ…の前後間隔及び左右間隔を拡
縮可能に設けて、左右の各受けローラ５ａ…を回帰方向
に周回移動させながら前後及び左右に近接し、加速用コ
ンベア４により分散した各茄子Ｎ…を左右の各受けロー
ラ５ａ…間に順次移載する。左右の各受けローラ５ａ…
を送り方向に周回移動させながら左右及び前後に離間
し、左右の各受けローラ５ａ…間に載置された各茄子Ｎ
…を各仕分け用コンベア６，６と対応する左右間隔に離
間して、各受けローラ５ａ…間に載置された各茄子Ｎ…
を各仕分け用コンベア６，６の各バケット６ａ…に対し
て１本ずつ移載する。

【００２０】前述した仕分け用コンベア６は、多数台の
各バケット６ａ…を送り方向に対して所定等間隔に隔て
て配列すると共に、各バケット６ａ…を開放可能又は回
動可能に設けて、各バケット６ａ…を水平状態に復帰さ
せながら送り方向に周回移動させ、整列用コンベア５に
より離間した左右の各茄子Ｎ…を仕分け用コンベア６の
各バケット６ａ…に対して１本ずつ載置する。仕分け用
コンベア６上に設定した検査位置Ｂａに、各バケット６
ａ…に載置された各茄子Ｎ…の等階級を判定する等階級
判定装置７を配設している。例えば、ＣＣＤカメラ等で
撮像した画像データに基づいて、各バケット６ａ…に載
置された各茄子Ｎ…の等階級を等階級判定装置３により
１本ずつ判定し、等階級判定装置３による判定に基づい
て、等階級別に設定した各仕分け位置ａ〜ｉに移動した
とき各バケット２ａ…を開動作して、各仕分け位置ａ〜
ｅに配設した各小袋箱詰めライン８…と、各仕分け位置
ｆ〜ｉに配設した各茄子箱詰めライン９…とに対して各
バケット２ａ…に載置された各茄子Ｎ…を等階級別に振
分け供給する。

【００２１】前述した袋体箱詰めライン８は、図２に示
すように、各仕分け用コンベア６…上に設定した各仕分
け位置ａ〜ｅ下部に、例えば、３本分、４本分、５本分
の各茄子Ｎ…が一時ストックされる大きさに形成した各
投入ホッパ１１…を配設し、各仕分け用コンベア６…に
直交して各投入ホッパ１１…の放出側下部にバケット型
の各周回用コンベア１４…を配設し、各周回用コンベア
１４…上に設定した放出位置Ｃａ下部に各供給用コンベ
ア１６…を配設し、各供給用コンベア１６…上に設定し
た包装位置Ｄａに各茄子包装機１７…を配設し、同機後
段に接続した各袋供給コンベア１８…上に設定した袋投
入位置Ｅａに各袋箱詰め機１９…を配設している。

【００２２】上述した各投入ホッパ１１…は、各仕分け
位置ａ〜ｅ下部に５本分の各茄子Ｎ…を一時ストックす
るための一対の各上部ホッパ１２，１２を前後に配設
し、各上部ホッパ１２，１２の放出側下部に５本分の各
茄子Ｎ…を一括投入するための一つの下部ホッパ１３を
配設している。つまり、等階級判定装置３による判定に
基づいて、仕分け用コンベア２の各バケット２ａ…を各
仕分け位置ａ〜ｅで開放又は回動し、各位置に配設した
各上部ホッパ１２，１２に同一等階級の各茄子Ｎ…を振
分け投入する。５本分の各茄子Ｎ…が一括投入されたと
き各上部ホッパ１２，１２を交互に開放して下部ホッパ
１３に一括投入する。各上部ホッパ１２，１２を閉塞し
た後、下部ホッパ１３を開放して５本分の各茄子Ｎ…を
周回用コンベア１４の各バケット１４ａ…に順次投入す
る。なお、各上部ホッパ１２，１２の放出動作が完了せ
ず且つ満杯となった場合、各仕分け位置ａ〜ｅの後段側
に配設した各予備コンベア１５…に各茄子Ｎ…を移載
し、各予備コンベア１５…に載置された各茄子Ｎ…を作
業者の手で各供給用コンベア１６…に移載する。

【００２３】前述した茄子箱詰めライン９は、図３に示
すように、各仕分け用コンベア６…上に設定した各仕分
け位置ｆ〜ｉ下部に、例えば、５本分、６本分の各茄子
Ｎ…を一時ストックするための各投入ホッパ２０…を配
設し、各仕分け用コンベア６…に直交して各投入ホッパ
２０…の放出側下部に各供給用コンベア２３…を配設
し、各供給用コンベア２３…上に設定した箱詰め位置Ｆ
ａに所定本数の各茄子Ｎ…を箱詰めするための各茄子箱
詰め機２５…を配設している。

【００２４】上述した各投入ホッパ２０…は、各仕分け
位置ｆ〜ｉ下部に６本分の各茄子Ｎ…を一時ストックす
るための各上部ホッパ２１…と各下部ホッパ２２…とを
上下段に配設し、等階級判定装置３による判定に基づい
て、仕分け用コンベア２の各バケット２ａ…を各仕分け
位置ｆ〜ｉで開放又は回動し、各位置に配設した各上部
ホッパ２１…に同一等階級の各茄子Ｎ…を順次投入す
る。６本分の各茄子Ｎ…が投入されたとき各上部ホッパ
２１…を同時開放して各下部ホッパ２２…に一括投入す
る。各上部ホッパ２１…を閉塞した後、各下部ホッパ２
２…を同時開放して６本分の各茄子Ｎ…を供給用コンベ
ア２３に移載する。なお、各上部ホッパ２１…の放出動
作が完了せず且つ満杯となった場合、各仕分け位置ｆ〜
ｉの後段側に配設した各予備コンベア２４…に各茄子Ｎ
…を移載し、各予備コンベア２４…に載置された各茄子
Ｎ…を作業者の手で各供給用コンベア２３…に移載す
る。

【００２５】前述した袋箱詰め機１９は、図５、図６、
図７に示すように、上述した袋供給コンベア１８の送り
側終端部に袋送りコンベア２６を直列に接続し、同袋送
りコンベア２６上に設定した袋停止位置Ｇａと袋集合位
置Ｈａとに、一つの小袋Ｆが押圧される大きさに形成し
た袋集合板２７を前後動可能に垂設し、同袋停止位置Ｇ
ａ及び袋集合位置Ｈａに於いて５袋目の小袋Ｆを押圧す
る降下位置と、同押圧が回避される上昇位置とに袋集合
板２７を上下動する。且つ、袋送りコンベア２６上に設
定した袋集合位置Ｈａに先頭の小袋Ｆと対向して袋規制
板２８を立設し、袋送りコンベア２６により搬送される
５袋分の各小袋Ｆ…を袋集合板２７により送り方向に一
括移動して袋規制板２８に当接し、段ボール箱Ｂ内に対
して一括投入される状態に５袋分の各小袋Ｆ…を袋集合
板２７と袋規制板２８とで集合する。

【００２６】且つ、袋集合位置Ｈａの一側部に設定した
袋投入位置Ｅａに、例えば、５袋分の各小袋Ｆ…が並列
載置される大きさ及び形状であって、同位置下部に供給
された段ボール箱Ｂの上面側開口部が閉塞される大きさ
及び形状に形成した２枚の各シャッター２９，２９を左
右開閉可能に設け、同袋集合位置Ｈａと袋投入位置Ｅａ
とに５袋分の各小袋Ｆ…を押圧する大きさに形成した前
揃え板３０を前後動可能に垂設し、同袋集合位置Ｈａ及
び袋投入位置Ｅａに於いて５袋分の各小袋Ｆ…を押圧す
る降下位置と、同押圧が回避される上昇位置とに前揃え
板３０を上下動する。袋投入位置Ｅａの後方側上部に５
袋分の各小袋Ｆ…を押圧する大きさに形成した後揃え板
３１を前後動可能に垂設し、袋送りコンベア２６上の袋
集合位置Ｈａに集合された５袋分の各小袋Ｆ…を前揃え
板３０により各シャッター２９，２９上に一括移動し、
段ボール箱Ｂの前後部に対して一括投入される位置に５
袋分の各小袋Ｆ…を前揃え板３０と後揃え板３１とで移
動規制する。なお、上述した各２７，２９，３０，３１
を空気圧式又は油圧式のシリンダ（図示省略）により上
下、左右、前後の任意方向に移動する。

【００２７】つまり、周回用コンベア１４の各バケット
１４ａ…に投入された５本分の各茄子Ｎ…を供給用コン
ベア１６に順次移載し、同供給用コンベア１６により搬
送される５本分の各茄子Ｎ…を茄子包装機１７に順次供
給して、図４に示すように、透明又は半透明に形成した
合成樹脂製の小袋Ｆにより５本分の各茄子Ｎ…を一括包
装する。茄子包装機１７により包装された各小袋Ｆ…を
袋供給コンベア２６に順次移載し、同袋供給コンベア２
６により搬送される各小袋Ｆ…を袋箱詰め機１９に順次
供給する。袋箱詰め機１９を駆動して、袋送りコンベア
２６により搬送される５袋分の各小袋Ｆ…を袋集合板２
７により送り方向に一括移動して袋規制板２８に当接
し、５袋分の各小袋Ｆ…を袋集合板２７と袋規制板２８
とで集合させる。並列状態に集合された５袋分の各小袋
Ｆ…を前揃え板３０により各シャッター２９，２９上に
一括移動し、段ボール箱Ｂの前後部に対して一括投入さ
れる位置に５袋分の各小袋Ｆ…を前揃え板３０と後揃え
板３１とで移動規制し、各シャッタ２９，２９を開放し
て、５袋分の各小袋Ｆ…を段ボール箱Ｂ内に一括投入す
ることで、一段分の各小袋Ｆ…を投入する作業が完了す
る。以下同様にして、投入作業を継続して行う。

【００２８】前述した茄子箱詰め機２５は、図８、図
９、図１０に示すように、上面開放形態に製函された段
ボールＢ内に対して収納可能な大きさ及び形状に吸着ユ
ニット３２を形成し、同吸着ユニット３２の下面側に各
茄子Ｎ…の上部周面と対向して各吸着パッド３３…を垂
設し、同吸着ユニット３２の両側部に各吸着パッド３３
…で吸着保持される左右の各茄子Ｎ…の側部周面と対向
して２枚の各挾持板３４，３４を左右拡縮可能に垂設し
ている。且つ、供給用コンベア２３上に設定した整列位
置Ｉａ上方と、同位置側部に設定した箱詰め位置Ｆａ上
方とに吸着ユニット３２を前後動可能に設け、整列位置
Ｉａに於いて、同位置に整列された各茄子Ｎ…に対して
接触が回避される上昇位置と、同位置に整列された各茄
子Ｎ…を各吸着パッド３３…で吸着保持する降下位置と
に吸着ユニット３２を上下動する。箱詰め位置Ｆａに於
いて、同位置に供給された段ボール箱Ｂに対して接触が
回避される上昇位置と、同位置に供給された段ボール箱
Ｂ内に対して各吸着パッド３３…で吸着保持した各茄子
Ｎ…を箱詰めする降下位置とに吸着ユニット３２を上下
動する。

【００２９】且つ、供給用コンベア２３上に設定した整
列位置Ｉａの下部前後に、同位置前後に整列される各茄
子Ｎ…の中央下面部と対向して２枚の各持上げ板３５，
３５を上下動可能に設け、同整列位置Ｉａの両側部に同
位置に整列される左右の各茄子Ｎ…の側部周面と対向し
て２枚の各幅寄せ板３６，３６を配設し、整列位置Ｉａ
の幅寄せ側下部前後に、同位置前後に整列される各茄子
Ｎ…の先端側下面部と対向して２枚の各傾斜板３７，３
７を上下動可能に設けている。なお、上述した各３２，
３３，３４，３５，３６，３７を空気圧式又は油圧式の
シリンダ（図示省略）により上下、左右、前後の任意方
向に移動する。

【００３０】つまり、供給用コンベア２３上の整列位置
Ｉａに搬送された２列分の各茄子Ｎ…を各持上げ板３
５，３５により水平姿勢に持上げ、同各持上げ板３５，
３５により持上げられた各茄子Ｎ…を左右の各幅寄せ板
３６，３６により箱詰め状態に幅寄せする。一側部に幅
寄せした各茄子Ｎ…の先端側を各傾斜板３７，３７によ
り持上げて斜め姿勢に傾斜した後、各持上げ板３５，３
５及び各幅寄せ板３６，３６を初期位置に復帰させる。
各傾斜板３７，３７により傾斜された２列分の各茄子Ｎ
…を吸着ユニット３２の各吸着パッド３３…で吸着保持
して上下段違いに重合した後、各傾斜板３７，３７を初
期位置に復帰させる。各吸着パッド３３…で吸着保持し
た各茄子Ｎ…を各挾持板３４，３４により挾持して幅寄
せ状態に保持する。各吸着パッド３３…で吸着保持した
２列分の各茄子Ｎ…を、箱詰め位置Ｆａに供給された段
ボール箱Ｂの上方に移動した後、各吸着パッド３３…で
吸着保持した各茄子Ｎ…を段ボール箱Ｂ内に一括収納
し、左右の各挾持板３４，３４を離間して初期位置に復
帰させ、各吸着パッド３３…による吸着保持を解除し
て、吸着ユニット３２を初期位置に復帰させることで、
１段分の各茄子Ｎ…を箱詰めする作業が完了する。以下
同様にして、箱詰め作業を継続して行う。

【００３１】前述した出荷用コンベア１０は、各袋箱詰
め機１９…の箱搬入側に箱搬入コンベア３８を接続し、
同各袋箱詰め機１９…の箱搬出側に各箱搬出コンベア３
９…を夫々接続し、各箱搬出コンベア３９…を荷送りコ
ンベア１０ａの送り側始端部に接続している。一方、各
茄子箱詰め機２５…の箱搬入側に箱搬入コンベア４１を
接続し、同各茄子箱詰め機２５…の箱搬出側に各箱搬出
コンベア４２…を夫々接続し、各箱搬出コンベア４２…
を荷送りコンベア１０ｂの送り側始端部に接続してい
る。且つ、荷送りコンベア１０ａ上の搬送途中に段ボー
ル箱Ｂを封函する箱封函機４０を配設し、荷送りコンベ
ア１０ｂ上の搬送途中に段ボール箱Ｂを封函する箱封函
機４３と、複数個の各段ボール箱Ｂ…を上下段に積重ね
る箱積重ね機４４と、複数個の各段ボール箱Ｂ…をＰＰ
バンド等により巻回固定する各バンド巻回機４５，４５
とを配設し、２本の各荷送りコンベア１０ａ，１０ｂを
一つに集合して出荷場所（図示省略）又は保管場所（図
示省略）に接続している。

【００３２】つまり、製函行程（図示省略）から供給さ
れる上面開放形態の各段ボール箱Ｂ…を各箱搬入コンベ
ア３８，４１に順次載置して、各袋箱詰め機１９…及び
各茄子箱詰め機２５…に対して多数個の各段ボール箱Ｂ
…を分配供給する。各袋箱詰め機１９…から搬出される
袋投入済みの各段ボール箱Ｂ…を各箱搬出コンベア３９
…により荷送りコンベア１０ａに順次移載し、同荷送り
コンベア１０ａ上に配設した箱封函機４０により各段ボ
ール箱Ｂ…を順次封函する。一方、各茄子箱詰め機２５
…から搬出される箱詰め済みの各段ボール箱Ｂ…を各箱
搬出コンベア４２により荷送りコンベア１０ｂに順次載
置し、同荷送りコンベア１０ｂ上に配設した箱封函機４
３により各段ボール箱Ｂ…を順次封函し、同機後段に配
設した箱積重ね機４４により複数個の各段ボール箱Ｂ…
を上下段に積重ねる。同機後段に配設した各バンド巻回
機４５，４５により複数個の各段ボール箱Ｂ…をＰＰバ
ンド等で巻回固定する。各荷送りコンベア１０ａ，１０
ｂにより搬送される各段ボール箱Ｂ…を一つに集合し
て、出荷場所（図示省略）又は保管場所（図示省略）に
搬送供給し、例えば、人為的作業又は機械的作業により
多数個の各段ボール箱Ｂ…をパレット等に積重ねて出荷
処理する。或いは、所定温度に保温された保管施設（図
示省略）に多数個の各段ボール箱Ｂ…を一時保管する。

【００３３】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、果菜物集出荷施設１により多数本の各茄子Ｎ
…を荷受け及び出荷するときの作業を説明する。先ず、
図１に示すように、生産者から持ち込まれる多数台の各
運搬用コンテナＥ…を入荷用コンベア２の各荷受けコン
ベア２ａ…に順次載置し、荷送りコンベア２ｂを介し
て、各荷供給コンベア２ｃ，２ｃ上の各放出位置Ａａ，
Ａａに各運搬用コンテナＥ…を搬送する。各コンテナ反
転機３，３により各運搬用コンテナＥ…を放出姿勢に上
下反転して、各運搬用コンテナＥ…に投入された多数本
の各茄子Ｎ…を各加速用コンベア４，４上に放出する。
放出後に於いて、空の各運搬用コンテナＥ…を回収用コ
ンベア２ｄに載置して回収工程（図示省略）に順次返還
する。一方、製函行程（図示省略）から供給される上面
開放形態の各段ボール箱Ｂ…を各箱搬入コンベア３８，
４１に順次載置し、各袋体箱詰めライン８…の各袋箱詰
め機１９…と、各茄子箱詰めライン９…の各茄子箱詰め
機２５…とに対して多数個の各段ボール箱Ｂ…を分配供
給する。

【００３４】次に、各加速用コンベア４，４により各茄
子Ｎ…を送り方向に分散して各整列用コンベア５，５に
順次移載し、各整列用コンベア５，５により各茄子Ｎ…
を前後及び左右に離間して４条並設した各仕分け用コン
ベア６…の各バケット６ａ…に１本ずつ移載する。各仕
分け用コンベア６…上に設定した各検査位置Ｂａ…に於
いて、各仕分け用コンベア６…の各バケット６ａ…に載
置された各茄子Ｎ…の等階級を各等階級判定装置７…に
より１本ずつ判定する。各等階級判定装置７…による判
定に基づいて、各仕分け位置ａ〜ｅに配設した各袋体箱
詰めライン８…の各投入ホッパ１１…と、各仕分け位置
ｆ〜ｉに配設した各茄子箱詰めライン９…の各投入ホッ
パ２０…とに対して各茄子Ｎ…を等階級別に振分け供給
する。等階級に該当しない規格外の各茄子Ｎ…を回収位
置ｊに配設した茄子回収ライン４６に放出して回収す
る。

【００３５】次に、図２に示すように、袋体箱詰めライ
ン８に配設した投入ホッパ１１の各上部ホッパ１２，１
２に同一等階級の各茄子Ｎ…を振分け投入し、５本分の
各茄子Ｎ…が投入されたとき各上部ホッパ１２，１２を
交互に開放して下部ホッパ１３に一括投入する。同下部
ホッパ１３を開放して５本分の各茄子Ｎ…を周回用コン
ベア１４の各バケット１４ａ…に順次投入する。周回用
コンベア１４の各バケット１４ａ…に投入された５本分
の各茄子Ｎ…を供給用コンベア１６に順次移載し、同供
給用コンベア１６により搬送される５本分の各茄子Ｎ…
を茄子包装機１７に順次供給して、合成樹脂製の小袋Ｆ
により５本分の各茄子Ｎ…を一括包装（図４参照）す
る。茄子包装機１７により包装された各小袋Ｆ…を袋箱
詰め機１９に順次供給し、図５、図６、図７に示すよう
に、袋箱詰め機１９を駆動して、袋送りコンベア２６に
より搬送される５袋分の各小袋Ｆ…を一つに集合させ、
５袋分の各小袋Ｆ…を段ボール箱Ｂの前後部に対して交
互に投入する。箱詰め後、各等階級に対応した等階級デ
ータをバーコードや識別文字等により各段ボール箱Ｂ…
に表示する。

【００３６】次に、図３に示すように、茄子箱詰めライ
ン９に配設した投入ホッパ２０の各上部ホッパ２１…に
同一等階級の各茄子Ｎ…を順次投入し、６本分の各茄子
Ｎ…が投入されたとき各上部ホッパ２１…を同時開放し
て各下部ホッパ２２…に一括投入する。同各下部ホッパ
２２…を同時開放して６本分の各茄子Ｎ…を供給用コン
ベア２３に順次移載する。供給用コンベア２３により搬
送される６本分の各茄子Ｎ…を茄子箱詰め機２５に順次
供給し、図８、図９、図１０に示すように、茄子箱詰め
機２５を駆動して、供給用コンベア２３上の整列位置Ｉ
ａに搬送された２列分の各茄子Ｎ…を吸着ユニット３２
の各吸着パッド３３…で吸着保持し、各吸着パッド３３
…で吸着保持した各茄子Ｎ…を段ボール箱Ｂ内に一括収
納して箱詰する。箱詰め後、各等階級に対応した等階級
データをバーコードや識別文字等により各段ボール箱Ｂ
…に表示する。

【００３７】次に、各袋箱詰め機１９…から搬出される
袋投入済みの各段ボール箱Ｂ…を各箱搬出コンベア３９
…により出荷用コンベア１０の荷送りコンベア１０ａに
順次移載し、同荷送りコンベア１０ａ上に配設した箱封
函機４０により各段ボール箱Ｂ…を順次封函する。一
方、各茄子箱詰め機２５…から搬出される箱詰め済みの
各段ボール箱Ｂ…を各箱搬出コンベア４２により荷送り
コンベア１０ｂに順次載置し、同荷送りコンベア１０ｂ
上に配設した箱封函機４３により各段ボール箱Ｂ…を順
次封函し、同機後段の箱積重ね機４４で複数個の各段ボ
ール箱Ｂ…を上下段に積重ね、同機後段の各バンド巻回
機４５，４５で複数個の各段ボール箱Ｂ…をＰＰバンド
等で巻回固定する。各荷送りコンベア１０ａ，１０ｂに
より搬送される各段ボール箱Ｂ…を一つに集合して搬送
すると共に、予め各段ボール箱Ｂ…に印字されたバーコ
ードや識別文字等の等階級データを、ハンディ型スキャ
ナー等のデータ読取り器（図示省略）で読取り、その読
取りデータに基づいて、多数個の各段ボール箱Ｂ…を出
荷場所（図示省略）又は保管場所（図示省略）に対して
等階級別に搬送供給する。例えば、人為的作業又は機械
的作業により多数個の各段ボール箱Ｂ…をパレット等に
積重ねて出荷処理する。或いは、所定温度に保温された
保管施設（図示省略）に多数個の各段ボール箱Ｂ…を一
時保管する。

【００３８】以上のように、各仕分け用コンベア６…の
各バケット６ａ…に載置された多数本の各茄子Ｎ…を、
各仕分け位置ａ〜ｅに配設した各袋体箱詰めライン８…
の各投入ホッパ１１…と、各仕分け位置ｆ〜ｉに配設し
た各茄子箱詰めライン９…の各投入ホッパ２０…とに対
して等階級別に振分け投入する。各投入ホッパ１１…か
ら放出される５本分の各茄子Ｎ…を各茄子包装機１７…
に順次供給し、各茄子包装機１７…により包装された各
小袋Ｆ…を各袋箱詰め機１９…に順次供給するすると共
に、各投入ホッパ２０…から放出される６本分の各茄子
Ｎ…を各茄子箱詰め機２５…に順次供給するので、各仕
分け位置〜ｉに配設した各袋箱詰め機１９…及び各茄子
箱詰め機２５…に対して多数本の各茄子Ｎ…を等階級別
に定量供給することができ、所定個数の各茄子Ｎ…を箱
詰めする作業が適確に行える。

【００３９】しかも、各等階級判定装置７…による判定
に基づいて、各仕分け用コンベア６…により搬送される
多数本の各茄子Ｎ…を各仕分け位置ａ〜ｅに配設した各
袋体箱詰めライン８…と、各仕分け位置ｆ〜ｉに配設し
た各茄子箱詰めライン９…とに対して等階級別に振分け
供給することで、所定個数の各茄子Ｎ…を小袋Ｆにより
一括包装して段ボール箱Ｂに箱詰めする方法と、所定個
数の各茄子Ｎ…を段ボール箱Ｂに直接箱詰めする方法と
を選択でき、等階級に応じて各茄子Ｎ…を箱詰め処理す
ることができる。且つ、所定個数の各茄子Ｎ…を小袋Ｆ
により一括包装した状態のまま箱詰めすることで、箱詰
め時に於いて、各茄子Ｎ…の外周面と段ボール箱Ｂの内
壁面とが面接触したりせず、各茄子Ｎ…の品質及び商品
価値が損なわれるのを防止できる。さらに、所定個数の
各茄子Ｎ…を小袋Ｆにより一括包装し、所定個数の各茄
子Ｎ…を一括保持して箱詰めするので、箱詰め作業の省
力化及び能率アップを図ることができる。

【００４０】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の果菜物は、実施例の茄子Ｎに対応
し、以下同様に、袋体は、小袋Ｆに対応し、箱体は、段
ボール箱Ｂに対応し、等階級判定手段は、等階級判定装
置７に対応し、ストック部は、投入ホッパ１１，２０に
対応し、果菜物搬送手段は、周回用コンベア１４と、供
給用コンベア１６，２３と、袋供給コンベア１８と、袋
送りコンベア２６とに対応し、果菜物箱詰め手段は、茄
子包装機１７と、袋箱詰め機１９と、茄子箱詰め機２５
とに対応し、包装物箱詰め手段及び包装物箱詰め機は、
茄子包装機１７と、袋箱詰め機１９とに対応し、被包装
物箱詰め手段及び被包装物箱詰め機は、茄子箱詰め機２
５に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみ
に限定されるものではない。

【００４１】上述した実施例では、果菜物集出荷施設１
により多数本の各茄子Ｎ…を等階級別に箱詰めするとき
の作業を説明しているが、例えば、胡瓜、人参、長芋、
菜葉、白菜、或いは、蜜柑、林檎、梨、柿、桃等の果菜
物を箱詰めする作業にも用いることができる。

【００４２】且つ、実施例に於いて、投入ホッパ１１か
ら放出される５本分の各茄子Ｎ…をバケット型の周回用
コンベア１４により搬送するが、例えば、ベルトコンベ
ア、ローラコンベア等の搬送手段により搬送するもよ
く、実施例と同様に、５本ずつ各茄子Ｎ…を搬送するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】果菜物集出荷施設の全体構成を示す平面図。

【図２】袋体箱詰めラインの投入ホッパに茄子を投入す
るときの動作を示す側面図。

【図３】茄子箱詰めラインの投入ホッパに茄子を投入す
るときの動作を示す側面図。

【図４】茄子包装機による茄子の包装状態を示す平面
図。

【図５】袋箱詰め機による集合動作を示す側面図。

【図６】５袋分の各小袋を段ボール箱の前部側に投入す
るときの動作を示す側面図。

【図７】５袋分の各小袋を段ボール箱の後部側に投入す
るときの動作を示す側面図。

【図８】茄子箱詰め機による吸着動作及び箱詰め動作を
示す側面図。

【図９】吸着ユニットによる茄子の吸着動作を示す正面
図。

【図１０】吸着ユニットによる茄子の箱詰め動作を示す
正面図。

【符号の説明】

ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ，ｇ，ｈ，ｉ…仕分け位置 Ｎ…茄子 Ｆ…小袋 Ｂ…段ボール箱 １…果菜物集出荷施設 ６…仕分け用コンベア ６ａ…バケット ７…等階級判定装置 ８…袋体箱詰めライン ９…茄子箱詰めライン １１…投入ホッパ １２…上部ホッパ １３…下部ホッパ １４…周回用コンベア １４ａ…バケット １６，２３…供給用コンベア １７…茄子包装機 １８…袋供給コンベア １９…袋箱詰め機 ２０…投入ホッパ ２１…上部ホッパ ２２…下部ホッパ ２５…茄子箱詰め機 ２６…袋送りコンベア ２７…袋集合板 ２８…袋規制板 ２９…シャッター ３０…前揃え板 ３１…後揃え板 ３２…吸着ユニット ３３…吸着パッド ３４…挾持板 ３５…持上げ板 ３６…幅寄せ板 ３７…傾斜板

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】生産者から持ち込まれる多数個の各果菜物
   を仕分け用コンベアに載置し、該仕分け用コンベアによ
   り搬送される各果菜物の等階級別を等階級判定手段によ
   り個々に判定し、該等階級判定手段による判定に基づい
   て、仕分け用コンベアにより搬送される多数個の各果菜
   物を等階級別に箱詰めして出荷する果菜物集出荷施設で
   あって、上記仕分け用コンベア上に設定した各仕分け位
   置に、上記等階級判定手段による判定に基づいて所定個
   数の各果菜物を等階級別に投入するための各ストック部
   を設け、上記各ストック部の放出側に、上記各ストック
   部から放出される所定個数の各果菜物を搬送する各果菜
   物搬送手段を設け、上記各果菜物搬送手段の搬送経路上
   に、該各果菜物搬送手段により搬送される所定個数の各
   果菜物を箱体内部に箱詰めする各果菜物箱詰め手段を設
   けた果菜物集出荷施設。
2. 【請求項２】上記果菜物箱詰め手段を、上記果菜物搬送
   手段により搬送される所定個数の各果菜物を袋体により
   一括包装し、該包装された複数個の各袋体を並列に集合
   して箱体内部に箱詰めする包装物箱詰め手段で構成した
   請求項１記載の果菜物集出荷施設。
3. 【請求項３】上記果菜物箱詰め手段を、上記果菜物搬送
   手段により搬送される所定個数の各果菜物を並列に保持
   して箱体内部に箱詰めする被包装物箱詰め手段で構成し
   た請求項１記載の果菜物集出荷施設。
4. 【請求項４】上記所定の位置に設けた果菜物箱詰め手段
   を、上記所定個数の各果菜物を包装して箱体内部に箱詰
   めする包装物箱詰め手段で構成し、上記他の位置に設け
   た果菜物箱詰め手段を、上記所定個数の各果菜物を箱体
   内部に箱詰めする被包装物箱詰め手段で構成した請求項
   １記載の果菜物集出荷施設。