JPH0924049A - 内視鏡用処置具 - Google Patents
内視鏡用処置具Info
- Publication number
- JPH0924049A JPH0924049A JP7174546A JP17454695A JPH0924049A JP H0924049 A JPH0924049 A JP H0924049A JP 7174546 A JP7174546 A JP 7174546A JP 17454695 A JP17454695 A JP 17454695A JP H0924049 A JPH0924049 A JP H0924049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- treatment
- tip
- endoscope
- distal
- treatment tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
位置に対して正確かつ充分な処置を行うことができる内
視鏡用処置具を提供すること。 【解決手段】先端表面が球面に形成されていて遠隔操作
によって支点6を中心に扇状に開閉される一対の先端処
置片5,5を有する内視鏡用処置具において、上記一対
の先端処置片5,5の各先端部分の表面に、前方に向い
た尖端を有する突部11を、その尖端が上記先端処置片
5,5の外径より内側において上記先端処置片5,5の
先端とほぼ同一面に位置するように突設した。
Description
体腔内における生検組織の採取等の処置を行うための内
視鏡用処置具に関する。
チャンネルに通されて、先端に設けられた先端処置片を
手元側から遠隔操作することによって、各種処置を行う
ことができるようになっている。
は、使用目的によって各種の形状があるが、生検鉗子等
のように、一対の先端処置片が支点を中心にして扇状に
開閉されるものが少なくない。そのような先端処置片の
表面は、処置具挿通チャンネルへの挿通性や安全性の観
点から略球面に形成されている。
部に押し付ける際に、粘膜面から突出していない平らな
患部に対して先端処置片を斜め方向からしか当てられな
いような状況下では、例えば図11に示されるように、
先端処置片91の球状の先端表面が粘膜面に当接して滑
ってしまう。そのため、目的とする患部100部分の組
織を正確に採取することができない。
に、前方に向かって突出する尖端を有する突起を形成し
たものがある(実公昭56−40424号)。このよう
にすると、前方に突出する突起の尖端が粘膜に刺さるの
で、先端処置片が粘膜表面で滑らなくなる。
れるように、突起93が先端処置片91から前方に突出
していると、組織を採取しようとする際に突起93に押
された粘膜面が先端処置片91から遠ざかってしまうの
で、先端処置片91内に採取される組織の量が少なくな
って、本来必要とされる組織採取能力が低下してしま
う。
する場合でも、狙った位置に対して正確かつ充分な処置
を行うことができる内視鏡用処置具を提供することを目
的とする。
め、本発明の内視鏡用処置具は、先端表面が球面に形成
されていて遠隔操作によって支点を中心に扇状に開閉さ
れる一対の先端処置片を有する内視鏡用処置具におい
て、上記一対の先端処置片の各先端部分の表面に、前方
に向いた尖端を有する突部を、その尖端が上記先端処置
片の外径より内側において上記先端処置片の先端とほぼ
同一面に位置するように突設したことを特徴とする。
する。図2は、内視鏡用処置具の一つである内視鏡用生
検鉗子を示しており、内視鏡の処置具挿通チャンネルに
挿通される可撓性シース1は、例えばステンレス鋼線製
の密着巻きコイルによって形成されている。
は、シース1内に進退自在に全長にわたって挿通された
操作ワイヤ3を進退操作するためのスライダ4が、摺動
自在に配置されている。
対の組織採取カップ5,5が軸6を中心にして開閉自在
に取り付けられており、操作部2側でスライダ4を摺動
操作して操作ワイヤ3を進退させれば、組織採取カップ
5,5が軸6を中心にして扇状に開閉動作する。
示しており、一対の組織採取カップ5,5は、各々軸線
方向にやや細長い半球状に形成されており、一対の組織
採取カップ5,5を合わせると、先端表面が一つの球面
をなしている。そして、各組織採取カップ5,5のあい
対向する開口部の稜線部分には、刃が形成されている。
先端本体8の先端近傍に取り付けられており、先端本体
8は、後半部(図1において右側の部分)は円筒状に形
成され、前半部は中央をスリットで切り分けられた平行
腕状に形成されている。
合位置より後方に伸びるアーム9,9が一体に形成され
ており、先端本体8のスリット部内に配置されたパンタ
グラフ状のリンク機構10に、各アーム9,9が連結さ
れている。
10の後端部に連結固着されていて、操作部2側から操
作ワイヤ3を押し込み操作することにより、リンク機構
10が作動して、図3に示されるように、組織採取カッ
プ5,5が軸6を中心にして扇状に開く。
イヤ3を牽引操作すれば、図1に示されるように、組織
採取カップ5,5が閉じて、生検組織などを組織採取カ
ップ5,5内に採取することができる。
の表面には、図4に拡大図示されるように、前方に向い
た尖端を有する突部11,11が組織採取カップ5,5
の外径より内側の位置に突設されている。
り、突部11,11は、前方から見て組織採取カップ
5,5の半分程度の直径の環状に形成されている。そし
て、図4に示されるように、突部11,11の尖端は、
組織採取カップ5,5の先端から前方に突出しないよう
に、組織採取カップ5,5の先端位置とほぼ同一面に位
置している。
よって生検組織を採取する際の状態を示しており、ま
ず、図示されていない内視鏡で患部100を見つけた
ら、処置具挿通チャンネルから内視鏡用処置具の先端を
突出させて、患部100の直前で組織採取カップ5,5
を開く。
からしか狙撃できない場合には、図6に示されるよう
に、粘膜面に接する側の組織採取カップ5から前方に突
設された突部11の尖端が粘膜面に浅く食い込む。ただ
し、突部11は組織採取カップ5の先端位置より前方に
は突出していないので、突部11に押されて粘膜面が遠
くへ逃げてしまうようなことはない。
込んで組織採取カップ5,5を患部100の方に押し付
けながら組織採取カップ5,5を閉じることにより、図
7から図8に示されるように、患部100の組織が組織
採取カップ5,5内に採取される。
れるものではなく、例えば図9に示されるように、突部
11を、環状ではなく一つ又は複数のポイント状に組織
採取カップ5から突出させてもよい。
うに先端部の近傍に屈曲自在部15が形成された内視鏡
用処置具や、生検鉗子以外の把持鉗子その他各種の内視
鏡用処置具に採用することができる。
して斜め方向から押し付ける際に、先端処置片の先端部
分の表面に前方に向いて突設された突部の尖端が体腔内
粘膜面に浅く食い込むので、先端処置片を患部に対して
位置ずれしないように正確に押し付けて処置を行うこと
ができる。そして、突部の尖端は先端処置片の先端とほ
ぼ同一面にあって先端処置片の先端位置より突出してい
ないので、粘膜面を遠くへ押しやってしまうような不都
合も発生せず、また突部は先端処置片の外径より内側に
形成されているので、内視鏡の処置具挿通チャンネル内
に通される際に引っ掛かったりチャンネルを傷つけたり
するようなこともない。
して示す側面図である。
成を示す側面図である。
を一部を断面として示す側面図である。
拡大側面断面図である。
である。
態を一部を断面として示す側面図である。
態を一部を断面として示す側面図である。
態を一部を断面として示す側面図である。
分の拡大斜視図である。
置具の先端部分の一部を断面として示す側面図である。
図である。
側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】先端表面が球面に形成されていて遠隔操作
によって支点を中心に扇状に開閉される一対の先端処置
片を有する内視鏡用処置具において、 上記一対の先端処置片の各先端部分の表面に、前方に向
いた尖端を有する突部を、その尖端が上記先端処置片の
外径より内側において上記先端処置片の先端とほぼ同一
面に位置するように突設したことを特徴とする内視鏡用
処置具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17454695A JP3590455B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 内視鏡用処置具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17454695A JP3590455B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 内視鏡用処置具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0924049A true JPH0924049A (ja) | 1997-01-28 |
JP3590455B2 JP3590455B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=15980449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17454695A Expired - Fee Related JP3590455B2 (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 内視鏡用処置具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3590455B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP17454695A patent/JP3590455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3590455B2 (ja) | 2004-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3634655B2 (ja) | 内視鏡用生検鉗子 | |
JP3718372B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP2000210294A (ja) | 内視鏡用生検鉗子 | |
JP3159953B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP4445617B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP3743096B2 (ja) | スネア付き鉗子装置 | |
JPH05237120A (ja) | 内視鏡用生検鉗子 | |
JP3732911B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP3590455B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP2005152463A (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JPH08131448A (ja) | 内視鏡用処置具 | |
US20210236100A1 (en) | Biopsy forceps with tissue piercing member | |
JP4373536B2 (ja) | 内視鏡用針付生検鉗子 | |
JP4132343B2 (ja) | 生検鉗子 | |
JPH03139340A (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP2005021346A (ja) | 内視鏡用鉗子 | |
JPH11299799A (ja) | 鋏鉗子 | |
JP4373503B2 (ja) | 内視鏡用鉗子 | |
JP4070964B2 (ja) | 内視鏡用クリップ装置 | |
JPH03162844A (ja) | 生検具 | |
JP3793300B2 (ja) | 内視鏡用歯付き開閉型処置具 | |
JP2002153475A (ja) | 内視鏡用鉗子 | |
JP3899170B2 (ja) | 組織採取装置 | |
JP3732909B2 (ja) | 内視鏡用処置具 | |
JP3615800B2 (ja) | 内視鏡用処置具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040817 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040820 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090827 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100827 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110827 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |