JPH09239792A - 樹脂成形用金型 - Google Patents

樹脂成形用金型

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JPH09239792A
JPH09239792A JP8050507A JP5050796A JPH09239792A JP H09239792 A JPH09239792 A JP H09239792A JP 8050507 A JP8050507 A JP 8050507A JP 5050796 A JP5050796 A JP 5050796A JP H09239792 A JPH09239792 A JP H09239792A
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eject
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Yoichi Ueno
陽一 上野
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
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    • H01L2224/4809Loop shape
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    • H01L2924/181Encapsulation

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型本体(チェイス)をベースから取り外し
て交換することが可能で、かつエジェクトピンの戻り異
常を検出し得る樹脂成形用金型を提供すること。 【解決手段】 ベース21とチェイス11とからなり、
チェイス11を交換し得る下型102の近傍にレーザー
センサ31が設けられる。成形された半導体装置16が
エジェクトピン13でキャビティ14から突き出され離
型された後、エジェクトピン13が戻り異常を起こした
場合、レーザーセンサ31から照射されるレーザー光L
1 はエジェクトピン13と同時に戻り異常を起こすリタ
ーンピン15で反射され、その反射レーザー光L2 をレ
ーザーセンサ31が検出することによりエジェクトピン
13の戻り異常が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂成形用金型に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】エジェクトピンを突き出して成形品を樹
脂成形用金型から離型させた後に、エジェクトピンが元
の位置まで戻らないまま次のサイクルの樹脂成形が行わ
れると、エジェクトピンの破損を生じたり、不良成形品
を発生したりする。しかし、成形品が高価なものである
か、殆ど無人で自動成形される場合を除いて、通常的な
成形品の成形ではエジェクトピンの戻り異常の検出は行
われていない。例えば、実開平5−9915号公報に係
る「金型用離型剤塗布装置」において実施例として示さ
れている図4(公報では図1)の金型200は固定型2
04と可動型205とからなり、可動型205にエジェ
クトピン211が取り付けられている。そして、可動型
205から成形品Sを離型させるときにエジェクトピン
211に作用する離型荷重を検出するための荷重検出セ
ンサ212は設けられているが、エジェクトピン211
の戻りを検出する手段は図示されておらず、それに関す
る説明もない。
【0003】高価なプラスチック・レンズの成形におい
てエジェクトピンと同等に作用するエジェクト手段の戻
りの検出手段を設けた金型が開示されている。特開平1
−291915号公報に係る「射出成形用金型のエジェ
クト装置およびそのエジェクト方法」において、実施例
として示されている図5(公報では第2図)の射出成形
用金型300は上型301と下型302とからなり、パ
ーティングライン(PL)より上方の上型301はイン
サートガイド305、型板306、型板307からなる
型本体304と、上部材316A、下部材316Bから
なる型取付部材316とがボルト317で連結された構
造になっている。
【0004】その内部では、インサート311のクラン
プ手段325を構成する油圧シリンダ319、ピストン
320、ピストンロッド321、バックインサート32
2、T字クランプ部材323、T字溝324が受圧部材
332、孔333から挿入される図示されていないエジ
ェクトロッドと共にエジェクト手段334を構成してい
るが、エジェクトロッドによって受圧部材332が押し
下げられて、エジェクト手段334がキャビティ303
から成形品を突き出した後、受圧部材332の押し下げ
が解除されると、ばね340によってエジェクト手段3
34は元の位置に戻る。この時、上昇する受圧部材33
2の傾斜面332Aに当接している検出ロッド361が
後退することによりエジェクト手段334の戻りが検出
されるようになっている。その他、エジェクトピンの戻
り異常の特殊な検出方法として高精度磁気センサを用い
る方法もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6は上記エジェクト
手段334を備えた金型300を上型301と下型30
2とに開いて示す概略斜視図である。上型301は型本
体304と型取付部材316とがボルト317で連結さ
れて容易には交換できない一体型の構造になっており、
内部のエジェクト手段334の検出ロッド361は比較
的スペースに余裕のある型取付部材316に取り付けら
れている。
【0006】上述の一体型の構造とは異なり、品種が多
く金型の交換頻度が多い成形、例えば半導体装置の成形
(樹脂封止)用の金型は品種切り換えの段取り時間を短
縮するべく、すなわち金型の交換を容易にするべく、図
7の概略斜視図に示すような構造のものが使用されるよ
うになっている。上型101も同様であるが、下型10
2について説明すれば、上部ベース21A、下部ベース
21Bからなるベース21の手前側からチェイス11を
挿入し引き出すことが可能で、チェイス11のみを交換
し得る構造となっている。チェイス11の挿入後はベー
ス21の奥側のストッパ21Cと同様な図示しないスト
ッパが手前の挿入側にも設けられ、チェイス11を四方
から囲うようになっている。なお、図7の金型100は
奥行き方向へ並べて4個の半導体装置を同時に成形でき
る4個取り金型として示している。
【0007】このようなチェイス11を交換可能とした
成形用金型100においては、前述の金型300におけ
るようなエジェクト手段334の戻り検出ロッド361
を設けることはスペース的にも、またチェイス11が交
換されるものであることもあって、極めて困難である。
【0008】従って、本発明はチェイス11をベース2
1から取り外して交換し得る構造を有する樹脂成形用金
型を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は金型本体(チェ
イス)が交換可能な樹脂成形用金型に、エジェクトピ
ン、またはエジェクトピンと同時に昇降するリターンピ
ンに向けてレーザーまたは光を照射し、それによる反射
の有無、ないしは遮蔽の有無を検出する手段を設け、反
射の有無または遮蔽の有無からエジェクトピンの戻り異
常の有無を検出させるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を使用して本発明の実施の形
態を説明する。
【0011】図2は本発明のエジェクトピンの戻り異常
の検出手段を備え、全体としては図7に示す樹脂成形用
金型100の下型(固定型)102の断面図であり、エ
ジェクトピン13が戻り異常を起こした状態を示す。下
型102はベース21と金型本体(チェイス)11とか
らなり、チェイス11のみを交換し得る構造となってい
る。そして、下型102に近接して、レーザーセンサ3
1が設けられている。成形(樹脂封止)された半導体装
置16がエジェクトピン13でキャビティ14から離型
されて搬出された後、エジェクトピン13は下降され元
の位置へ戻されるが、エジェクトピン13が戻り異常を
起こした場合、レーザーセンサ31から照射される小径
ビームのレーザ光L1 はエジェクトピン13と同時に戻
り異常を起こすリターンピン15で反射され、その反射
レーザー光L2 がレーザーセンサ31で検出されること
によって、エジェクトピン13の戻り異常が検出される
ようになっている。レーザーセンサ31による異常検出
信号はアンプ32を経由してシーケンサ33へ入力され
成形設備を停止させる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例による樹脂成形用金型
について具体的に説明する。
【0013】(実施例)図1は半導体装置の製造工程に
おける図7に示した成形(樹脂封止)用金型100の下
型(固定型)102の断面図であり、図7に示した同様
な上型(可動型)101は省略されている。下型102
は図7に示したようにベース21と金型本体(チェイ
ス)11とからなり、チェイス11のみを交換し得る構
造となっている。すなわち、下型102は上部ベース2
1Aと下部ベース21Bとからなるベース21と、下部
ベース21Bの上面へ上部ベース21Aの側面側から挿
入し引き出すことのできるチェイス11とが組み合わさ
れている。
【0014】チェイス11の下部空間には上板12Aと
下板12BとからなるEPプレート12が設けられ、エ
ジェクトピン13がT字状の下端部13tをEPプレー
ト12内に固定され、チェイス11の天井部を貫通して
チェイス11のキャビティ14内を覗くように立設され
ている。同様にリターンピン15がT字状の下端部15
tをEPプレート12内に固定して立設され、チェイス
11の表面のキャビティ14から離れた箇所へ貫通して
いる。
【0015】エジェクトピン13は成形された後述の図
2に示す半導体装置16をキャビティ14から突き出し
離型させるためのピンであり、リターンピン15は上方
の離型位置から次の成形サイクルのために下降してくる
図示しない上型101の下面が当接することによって下
降され、エジェクトピン13の戻りが不充分な時に、同
じEPプレート12に固定されているエジェクトピン1
3を元の位置へ戻すために元来設けられているピンであ
る。また、EPプレート12とチェイス11の天井部と
の間に設けられているばね17はエジェクトピン13を
元の位置へ戻すためのものであり、EPプレート12を
下方へ付勢している。
【0016】下部ベース21Bの下部空間においても、
上板22Aと下板22Bとからなる突き上げ板22が設
けられ、突き上げピン23がT字状の下端部23tを突
き上げ板22内に固定して立設され、下部ベース21B
の天井部を貫通してチェイス11内のEPプレート12
を下方から突き上げるようになっている。更には、つき
上げ板22との下部ベース21Bの天井部との間にはば
ね27が装入されており、突き上げ板22を下方へ付勢
している。なお、突き上げ板22はエジェクトピン13
の突き出し時に図示しない手段によって下方から突き上
げられる。
【0017】また、下型102に近接してエジェクトピ
ン13の戻り異常を検出するためのレーザーセンサ31
が設けられており、レーザーセンサ31はレーザー光L
1 の照射源としての半導体レーザーと、反射レーザー光
L2 の検出系とを内蔵している。そして、成形サイクル
中において、成形された半導体装置16がエジェクトピ
ン13でキャビティ14から突き出され離型されて搬出
された後、エジェクトピン13は下降され元の位置へ戻
されるが、同時にレーザーセンサ31からレーザー光L
1 が照射される。レーザーセンサ31からチェイス11
の表面よりやや高いレベルで水平方向に照射される小径
ビームのレーザー光L1 はエジェクトピン13と同時に
戻り異常を起こすリターンピン15の方向に向けられ、
エジェクトピン13が戻り異常を起こしていない時はリ
ターンピン15の直上方を直進するようになっている。
【0018】しかし、何らかの原因で図2に示すように
エジェクトピン13が戻り異常を起こした場合には、レ
ーザーセンサ31からのレーザー光L1 はエジェクトピ
ン13と同時に戻り異常を起こしているリターンピン1
5で反射され、その反射レーザー光L2 がレーザーセン
サ31で検出されることによって、エジェクトピン13
の戻り異常が検出される。そして、レーザーセンサ31
の異常検出信号はアンプ32で増幅され、シーケンサ3
3へ入力される。なお、レーザーセンサ31の取り付け
高さ、すなわち、水平方向に照射されるレーザー光L1
の高さレベルは交換するチェイス11の種類、形状に応
じて調整される。また、半導体装置16を複数個同時に
成形する金型、例えば4個取りの金型ではそれぞれのエ
ジェクトピン13にレーザーセンサ31が設けられて計
4個が使用される。
【0019】本発明の実施例による樹脂成形用金型10
0は以上のように構成されるが、次にその作用を説明す
る。
【0020】図1に示すように、下型102においてエ
ジェクトピン13、リターンピン15が正常な戻り位置
にあり、図示せずとも上型101が上方にある時に、図
示しないロボットが図3に示す樹脂封止すべき半導体素
子1をダイパッド部2にダイボンドし、金線3でリード
5とワイヤボンドしたリードフレーム6を搬入し、キャ
ビティ14の中央部へセットする。なお、図3はリード
フレーム6の要部を示し、成形される樹脂のモールドラ
イン5を一点鎖線で示している。次いで図示しない上型
101が下降され型締めされた後、図示しないスプル
ー、ランナーを経てキャビティ14内へ溶融樹脂が充填
加圧される。
【0021】キャビティ14内の樹脂が固化した後、上
型101は離型位置へ上昇されると共に、突き上げ板2
2が図示しない手段によってばね27に抗して下方から
押し上げられ、突き上げピン23を押し上げる。同時に
突き上げピン23はばね17に抗してEPプレート12
を突き上げ、これに固定されているエジェクトピン1
3、リターンピン15を突き出すので、成形された半導
体装置16はエジェクトピン13によってキャビティ1
4から突き出されて離型され、ロボットによって搬出さ
れる。その後、突き上げ板22の突き上げが停止され、
ばね27によって突き上げ板22と共に突き上げピン2
3が下降されることにより、EPプレート12はエジェ
クトピン13、リターンピン15は図1の位置へ戻る。
【0022】以上が成形の通常の1サイクルであり、エ
ジェクトピン13が戻された時、レーザーセンサ31か
らレーザー光L1 が照射される。しかし、リターンピン
15も戻っているので、レーザー光L1 は反射されるこ
となく直進し、レーザーセンサ31内の検出系では反射
レーザー光L2 が検出されない。従ってシーケンサ33
へは異常検出信号は入力されず、成形設備は停止される
ことなく成形サイクルが繰り返される。
【0023】一方、何等かの原因によって、例えばチェ
イス11の天井部におけるエジェクトピン13の貫通孔
が樹脂片で詰まることによって、図2に示すように、突
き上げピン23が下降してもエジェクトピン13は下降
せず戻り異常を起こす場合がある。エジェクトピン13
が戻らないまま、ロボットによって図3に示すリードフ
レーム6が搬送されて来てセットされると、ダイパッド
部2がエジェクトピン13に接触して下方から突き上げ
られるようになり、金線3にオープン不良などのトラブ
ルを発生する。
【0024】エジェクトピン13が戻り異常を起こした
時には、同じEPプレート12に固定されているリター
ンピン15も戻らず先端部をチェイス11の表面に正常
時の高さよりは高く突き出した状態で停止している。こ
の時、レーザーセンサ31から照射されるレーザー光L
1 はリターンピン15で反射され、その反射レーザー光
L2 がレーザーセンサ31内の検出系で検出される。レ
ーザーセンサ31での異常検出信号はアンプ32で増幅
されてシーケンサ33へ入力され、シーケンサ33はエ
ジェクトピン13に戻り異常が発生していることの警報
を発すると共に成形設備を停止させる。従って、エジェ
クトピン13が戻り異常を起こしたまま成形サイクルが
繰り返されることによる大量の不良品の生成が防止され
る。
【0025】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論本発明はこれに限られることなく、本発明の技
術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0026】例えば本実施例においては、エジェクトピ
ン13の戻り異常の検出にレーザー光の照射系と反射レ
ーザー光の検出系との両者を内蔵するレーザーセンサ3
1を使用したが、照射系と検出系とを別に設けるように
してもよい。また、照射系と検出系とを対向させて設置
し、戻り異常のリターンピン15によって照射レーザー
光が遮蔽され、対向する検出系で照射レーザー光が検出
されない場合にエジェクトピン13の戻り異常信号を出
力させるようにしてもよい。
【0027】また本実施例においては、エジェクトピン
13の戻り異常の光学的検出手段として、周囲の光によ
る誤動作の恐れが少ないレーザーセンサ31を使用した
が、これに代え外光を遮断する手段と共に光センサを使
用することも可能である。
【0028】また本実施例においては、エジェクトピン
13は戻り異常を起こしてもチェイス11のキャビティ
14内にあるため、エジェクトピン13と同時に昇降す
るリターンピン15を検出対象としたが、エジェクトピ
ンを検出対象としうる場合には、照射レーザー光を当該
エジェクトピンに向けるようにレーザーセンサ13を設
置してもよい。
【0029】また本実施例においては、上型(可動型)
101と下型(固定型)102とが上下方向に開かれる
金型100について説明したが、本発明は固定型と可動
型とが水平方向に開かれる金型にも同様に適用される。
【0030】また本実施例においては、エジェクトピン
の戻り異常の光学的検出手段をチェイス11が交換可能
でベース21と分離される金型100に組み合わせた
が、本発明のエジェクトピンの戻り異常の光学的検出手
段は通常時には金型本体が交換されない一体的な金型
で、エジェクトピン、またはエジェクトピンとリターン
ピンとを有する金型に組み合わせることもできる。
【0031】また本実施例においては、エジェクトピン
13の戻り異常の検出について説明したが、本発明の光
学的検出手段はエジェクトピンと同等に作用する金型内
の部材、例えばインサート類の戻り異常の検出にも適用
される。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上説明したような形態で実施
され、以下に記載するような効果を奏する。
【0033】本発明の樹脂成形用金型を使用することに
より、エジェクトピンが戻り異常を起こしたまま成形が
行われることが防止され、不良成形品の大量の発生が防
止される。
【0034】また、本発明においてエジェクトピンの戻
り異常の光学的検出手段として市販のレーザーセンサや
光学センサを使用できるので、また、交換される金型本
体に対して光学的検出手段は交換を必要とせず共用され
るので、従来から使用している金型に対して極めて低い
コストでエジェクトピンの戻り異常の検出手段を付加し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】エジェクトピンの戻り異常の検出手段を備えた
実施例の樹脂成形用金型の下型の断面図である。
【図2】図1の下型においてエジェクトピンが戻り異常
を起こした状態を示す断面図である。
【図3】半導体素子がボンディングされた成形前のリー
ドフレームの要部の断面図である。
【図4】エジェクトピンの戻り異常の検出手段を備えな
い従来の金型の断面図である。
【図5】エジェクト手段とその戻り検出手段を備え、金
型本体は交換されない一体型の従来の金型の断面図であ
る。
【図6】図5の金型を上型と下型とに開いた場合の概略
斜視図である。
【図7】上型と下型とがそれぞれチェイスとベースとか
らなり、チェイスを交換可能とされた金型の概略斜視図
である。
【符号の説明】
11……チェイス、12……EPプレート、13……エ
ジェクトピン、14……キャビティ、15……リターン
ピン、16……半導体装置、17、27……ばね、21
……ベース、22……突き上げ板、23……突き上げピ
ン、31……レーザーセンサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換可能な金型本体(チェイス)と該金
    型本体を保持するベースとから構成され、かつ、成形の
    完了した成形品を突き出し離型させるエジェクトピンの
    戻り異常を検出するために、該エジェクトピンまたは該
    エジェクトピンと同時に昇降するリターンピンの何れか
    一方を検出対象とする光学的検出手段が設けられている
    ことを特徴とする樹脂成型用金型。
  2. 【請求項2】 前記光学的検出手段が前記エジェクトピ
    ンまたは前記リターンピンに向けてレーザー光を照射
    し、前記エジェクトピンまたは前記リターンピンによる
    前記レーザー光の反射の有無、または前記レーザー光の
    遮断の有無によって前記エジェクトピンの戻り異常の有
    無を検出するものである請求項1に記載の樹脂成形用金
    型。
  3. 【請求項3】 前記樹脂成形用金型が半導体装置の成形
    (樹脂封止)のためのものであり、前記エジェクトピン
    の戻り異常の検出が前記リターンピンに向けて前記レー
    ザー光が照射され、その反射レーザー光を検出して行わ
    れる請求項1に記載の樹脂成形用金型。
JP8050507A 1996-03-07 1996-03-07 樹脂成形用金型 Pending JPH09239792A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8050507A JPH09239792A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 樹脂成形用金型

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JP8050507A JPH09239792A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 樹脂成形用金型

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JP8050507A Pending JPH09239792A (ja) 1996-03-07 1996-03-07 樹脂成形用金型

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JP (1) JPH09239792A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100756241B1 (ko) * 2006-05-29 2007-09-06 한국 고덴시 주식회사 레일을 이용한 성형틀 교환방식의 성형 프레스
KR100756239B1 (ko) * 2006-05-29 2007-09-06 한국 고덴시 주식회사 이젝트핀 분리형 성형 프레스
JP2007283654A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Hitachi Kokusai Electric Inc カセット式金型

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