JPH0923840A - タマリンド ピューレの製造方法 - Google Patents

タマリンド ピューレの製造方法

Info

Publication number
JPH0923840A
JPH0923840A JP7208975A JP20897595A JPH0923840A JP H0923840 A JPH0923840 A JP H0923840A JP 7208975 A JP7208975 A JP 7208975A JP 20897595 A JP20897595 A JP 20897595A JP H0923840 A JPH0923840 A JP H0923840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tamarind
pod
seeds
hand
puree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7208975A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Kobayashi
省己 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JAPAN DOTSUSA KK
Original Assignee
JAPAN DOTSUSA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JAPAN DOTSUSA KK filed Critical JAPAN DOTSUSA KK
Priority to JP7208975A priority Critical patent/JPH0923840A/ja
Publication of JPH0923840A publication Critical patent/JPH0923840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タマリンドの果実より果肉を主体とする調味
料ピューレを粉砕機だけで簡単に製造する。 【構成】 手にてタマリンド果実より莢、種子を取り除
いたものを粉砕機にかける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タマリンド果実の内部
にある果肉を調味料に利用出来るピューレの形に製造す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原料のタマリンドの原産地は中央アフリ
カとも南インドとも言われる豆科の高木で、食用に我々
が使うのは果実の中にある果肉である。タマリンドの木
はアフリカからインド、東南アジア地域、さらに南アメ
リカで広く栽培されている。マレーシアではアッサム。
ジャワ、インドネシアではアッサム。又はアッサム、ウ
イット。タイではマカームと呼ばれる。アッサムとは、
酸っぱいといふ意味である。ビタミンCを多く含み酸味
調味料として広く用いられている。タマリンド果肉の成
分は酒石酸、クエン酸等の有機酸、天然糖類、植物繊維
で、その他に薬効のある微量成分を含む。
【0003】ところで、従来から此の果肉は、莢を取り
除いたままのもの、又は、更に種子を取り除いた状態で
市場で販売されている。又は、これに水を加え柔らかく
した物を、遠心分離機、又はフィルターで内皮、その他
の繊維状の物を取り除いただけのもの、又は更に濃縮機
にて濃縮したものが製品になっている。従って、製品に
雑物が非常に夛いか、又は製造に手間が懸かり高価にな
ってる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】タマリンドの果肉その
ものは有用な材料であるが、更に莢の内側の内皮等の繊
維質のものは、現在は捨てられているが、それらを果肉
と共に非常に細かく粉砕すればこれら混合物をピューレ
として使用に差しつかえないのみならず、植物繊維は健
康によく、且つ、これらに含まれる微量成分が薬効的に
有益であることが最近分かって来ている。
【0005】又、果肉だけの分離、又は濃縮等の工程は
手間のかかるもので、製造コストが高くつくのみなら
ず、雑菌の混入をともなった。
【0006】従って、本発明は、簡単に、有用な繊維
質、薬用成分等を、調味料として有効な果肉と一緒に粉
砕する事により、従来方法のような見栄えの悪い製品を
作る、又は製品コストの高い物を作るのではなく、今ま
でにない高品質の物を非常に簡便で且つ安価な調味料の
製造方法を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
と目的に鑑み発明されたものであって、その特徴とする
ところは下記の通りである。 (イ)第1工程;タマリンド果実の最外部にある莢を手
にて取り除く工程、 (ロ)第2工程;タマリンド果実の最内部にある種子を
手にて取り除く工程 (ハ)第3工程;タマリンド果実の残りの部分、即ち、
莢の内皮及び種子の外にある果肉なる粘着物を一緒に粉
砕する工程、
【0008】以下に、本願のピューレの製造方法につい
てより明細に説明する。なお、本願の上記(イ)(ロ)
(ハ)の工程の理解のためにタマリンド果実の切断図
(図1)を本明細書に添付した。先ず、本法に使用する
原料としてタマリンドの木よりタマリンド果実をとる。
これから手にて(イ)の工程の最外側の莢を取り除く。
つぎに矢張り手にて(ロ)の工程の最内部の種子を取り
除く。つぎに、(ハ)の工程の果肉と内皮等の繊維質の
ものを一緒に粉砕する。粉砕する方法としては圧縮、剪
断、衝撃、摩砕などの粉砕作用を利用したものであって
いずれも使用可能である。此の工程により、果肉と内皮
その他の繊維質のものは、一体のペースト状の混合とな
った製品が得られる。
【0009】尚、此の(ハ)の工程の諸条件は、使用す
る粉砕機などの種類に応じて適宜設定するが、重要な事
は、粉砕後のペースト状の製品のなかにある繊維質の物
の長さが1mm以下に殆どなるように設定する事であ
る。又、原料の水分、硬さ、粘りなどの物理的特性に応
じて、粉砕機の種類を選択し、又はいく種かの粉砕機の
組み合わせで作業を行なって能率を向上し、良製品を作
ることが可能である。原料の特性より、ボールミル、ロ
ールミル、砥石式摩砕機等が適していると考えられる
が、その他の操作条件などの選択ともあわせ、当業者で
あれば容易に理解できるので、これらに限定されるべき
ではない。
【0010】[例1]タマリンド果実より莢、種子を取
り除いた物3kgに水を3kg加え、膨潤させたものを
砥石式摩砕機にて摩砕した。長い繊維状の物が無くなる
まで摩砕を繰り返した。3回も繰り返すと、1mm以上
の長い物はほとんどなくなる。摩砕機は共和製作所製、
3馬力、回転数1000rpmの条件で摩砕した。此の
簡単な操作で製品5.9kg製造できた。所要時間は約
20分である。
【0011】[例2]タマリンド果実より莢、種子を除
いたもの、即ち、果肉と内皮等繊維状の混合物3kgに
水3kgを加え膨潤させた後、ロールミル(浅田鉄工所
製)5馬力、300rpmにて圧縮し、更に砥石式摩砕
機に実施例1と同じ条件で2回かけ、製品5.8kgを
得た。所要時間は同じく約20分である。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように簡単な工
程で構成されているので、以下に記載されるような効果
を奏する。即ち、コストの安いピューレの製造が可能に
なった。更に、今まで廃棄していた繊維質の物が、健康
適に有益な植物繊維として使用され、且つ、その中に含
まれる有効薬効成分も利用される事になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】タマリンド果実の切断図である。
【符号の説明】
1 莢 2 内皮 3 果肉 4 種子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タマリンド果実の最外部にある莢、最内
    部にある種子を手にて取り除いたもの、即ち、種子を包
    む果肉と莢の内皮を一緒に摩砕する工程からなることを
    特徴とする方法。
JP7208975A 1995-07-13 1995-07-13 タマリンド ピューレの製造方法 Pending JPH0923840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7208975A JPH0923840A (ja) 1995-07-13 1995-07-13 タマリンド ピューレの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7208975A JPH0923840A (ja) 1995-07-13 1995-07-13 タマリンド ピューレの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0923840A true JPH0923840A (ja) 1997-01-28

Family

ID=16565267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7208975A Pending JPH0923840A (ja) 1995-07-13 1995-07-13 タマリンド ピューレの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0923840A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6833148B1 (en) 1998-10-16 2004-12-21 Sunstar Inc. Green vegetable purees, process for producing the same and foods containing the purees
CN114343193A (zh) * 2021-12-15 2022-04-15 云南猫哆哩集团食品有限责任公司 一种非水溶性酸角膳食纤维的制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6833148B1 (en) 1998-10-16 2004-12-21 Sunstar Inc. Green vegetable purees, process for producing the same and foods containing the purees
JP4255099B2 (ja) * 1998-10-16 2009-04-15 サンスター株式会社 青野菜ピューレ及びその製造法並びに該野菜ピューレを含有する食品
CN114343193A (zh) * 2021-12-15 2022-04-15 云南猫哆哩集团食品有限责任公司 一种非水溶性酸角膳食纤维的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20140058396A (ko) 액상 식물성 물질이 함침된 식물 기원의 물품을 제조하는 방법
KR101534550B1 (ko) 황칠나무를 포함하는 숙취해소제 및 그 제조방법
CN101851552B (zh) 一种黑莓籽油的提取方法
KR101834964B1 (ko) 쌍화차용 한약재 분말이 첨가된 유자청의 제조방법
KR101894370B1 (ko) 쌀가루의 제조방법
CN107467571B (zh) 槟榔添加剂及其制备方法和槟榔制品及其制备方法
KR20040089829A (ko) 마늘유의 추출 방법
KR100894636B1 (ko) 둥근마추출액을 함유한 음료의 제조방법
JPH0923840A (ja) タマリンド ピューレの製造方法
KR100995321B1 (ko) 비타민 나무의 열매와 잎을 이용한 티백차 및 그 제조방법
KR20150056722A (ko) 여성질환 개선용 음료 및 그 제조방법
KR101660003B1 (ko) 와송 원액 제조방법
JP6450593B2 (ja) 乾燥粉末の製造方法、及び乾燥粉末の使用
KR20160027670A (ko) 한약재 조립물의 제조방법 및 상기 방법으로 제조된 한약재 조립물
JP2005204598A (ja) 稲科植物の若葉粉末及びその製造方法
KR102091783B1 (ko) 버섯 가공 식품 및 이의 제조방법
CN112617148A (zh) 一种富营养功能的南瓜泥及其制备方法
CN107136418B (zh) 一种薏苡苗粉的生产工艺
KR101115866B1 (ko) 지황을 이용한 차 제조방법
US11591307B1 (en) Method of processing cannabis plant matter
JP2005192432A (ja) ノニを用いた飲料の製造方法
KR100812651B1 (ko) 가시오갈피 과립차 및 그 제조방법
JPH02240026A (ja) 霊芝類の処理法
KR102358061B1 (ko) 대추청 및 이의 제조방법
KR101506211B1 (ko) 한방 환의 제조 방법