JPH09237408A - 磁気抵抗効果型磁気ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

磁気抵抗効果型磁気ヘッドおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH09237408A
JPH09237408A JP4380096A JP4380096A JPH09237408A JP H09237408 A JPH09237408 A JP H09237408A JP 4380096 A JP4380096 A JP 4380096A JP 4380096 A JP4380096 A JP 4380096A JP H09237408 A JPH09237408 A JP H09237408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
film
head
laminated
main electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4380096A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Yaoi
俊彦 矢追
Masafumi Takiguchi
雅史 瀧口
Yuko Ochiai
祐子 落合
Akihiko Okabe
明彦 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4380096A priority Critical patent/JPH09237408A/ja
Publication of JPH09237408A publication Critical patent/JPH09237408A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極の電気抵抗を増大させることなく、ヘッ
ド構成素子を薄くできるような構造を有するMRヘッド
を提供する。また、このようなMRヘッドの好適な製造
方法を提供する 【解決手段】 MR素子10よりなる感磁部1と、該感
磁部1の両端に接合され少なくとも磁区制御膜12と第
1の電極膜13とからなる積層部2とが、磁気記録媒体
との対接面に臨んで形成されてなり、積層部2は、感磁
部1との接合部分2aから離れた位置にて、該積層部2
における第1の電極膜13よりも膜厚の大きな第2の電
極膜14よりなる主電極部3と電気的に接続されてい
る。なお、主電極部3の膜厚は、積層部2の膜厚に略等
しくなされ、非磁性の絶縁膜を介してフェライトよりな
る一対の磁気シールド板4にて挟み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に磁気記録媒体
に摺動させて使用できる磁気抵抗効果型磁気ヘッドに関
し、また、この磁気抵抗効果型磁気ヘッドの好適な製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果型磁気ヘッド(以下、MR
ヘッドと称する。)は、磁気抵抗効果素子(以下、MR
素子と称する。)の電気抵抗が磁気記録媒体から漏れ出
る信号磁化の方向によって変化する現象を利用して、該
磁気記録媒体上の磁気的信号を電気的信号に変換するも
のである。このため、MRヘッドは、MR素子の両端に
それぞれ電極が設けられ、この電極間にセンス電流を流
せるような構成となされている。MRヘッドとしては、
磁気記録媒体との対接面に対して垂直方向にセンス電流
を流す、いわゆる縦型のMRヘッドと、磁気記録媒体と
の対接面に対して平行方向にセンス電流を流す、いわゆ
る横型のMRヘッドとがある。
【0003】これらMRヘッドは、短波長感度に優れて
いることから、小型化、高容量化が要求されるハードデ
ィスク・ドライブ装置等の高密度記憶装置用の磁気ヘッ
ドとして一般的に使用されている。
【0004】ところで、MRヘッドの読み取り分解能を
高めるためには、読み取るべきトラック部分からの信号
磁化以外の磁束を吸収して、ノイズを防止する必要があ
る。このため、MRヘッドにおいては、一般に、MR素
子を軟磁性材料よりなる磁気シールド(以下、磁気シー
ルド膜と称す。)で挟み込んだ構成となされている。こ
の磁気シールド膜としては、パーマロイやCoTaZr
アモルファス等の金属軟磁性膜が用いられている。
【0005】図11に、磁気シールド膜124を備えた
MRヘッドの一構成例を示す。このMRヘッドは、いわ
ゆる横型であり、MR素子110の両端に、該MR素子
の磁区を安定化させるための磁区制御膜112と、MR
素子110にセンス電流を供給するための電極膜113
とが接合するような構造(以下、このような構造をサイ
ドコンタクト構造と称す。)を有するものである。この
ようなMRヘッドは、下層磁気シールド膜125が形成
された上に、第1の非磁性絶縁膜106を介して、横バ
イアス膜107や磁気抵抗効果膜109等よりなるMR
素子110、磁区制御膜112、電極膜113等、MR
ヘッドの主要部を構成する素子(以下、ヘッド構成素子
と称す。)をフォトリソグラフィによって形成し、その
後、第2の非磁性絶縁膜115を介して上層磁気シール
ド膜126を成膜することによって作製できる。
【0006】このように金属軟磁性膜よりなる磁気シー
ルド膜124を備えたMRヘッドにおいては、ヘッド構
成素子の表面形状に追従して、第2の非磁性絶縁膜11
5、上層磁気シールド膜126が成膜されるため、MR
素子110と上層磁気シールド膜126とのギャップ長
が、第2の非磁性絶縁膜115の膜厚のみによって制御
される。したがって、狭ギャップ化が容易であり、読み
取り分解能の向上を図ることができる。
【0007】しかしながら、上述したような磁気シール
ド膜124を有するMRヘッドは、ハードディスク・ド
ライブ装置のように磁気記録媒体から浮上させた状態で
用いられるには非常に好適なものではあるが、磁気テー
プ用ドライブ装置のように磁気記録媒体に摺動する場合
に、次のような問題が生じる。先ず、金属軟磁性膜より
なる磁気シールド膜124は磁気テープとの摺動によっ
て摩耗しやすいため、MRヘッドの寿命が短くなるとい
う問題がある。また、MRヘッドにおける磁気テープと
の摺動面に導電性の異物が付着すると、磁気シールド膜
124とMR素子110や電極膜113との間でショー
トが起こり、安定した出力が得られなくなるという問題
もある。
【0008】そこで、金属軟磁性膜よりなる磁気シール
ド膜124の代わりに、図12に示されるように、耐摩
耗性に優れ、軟磁性で実質的に絶縁体である基板よりな
る磁気シールド(以下、磁気シールド板と称す。)10
4を用いて、MR素子110等のヘッド構成素子を挟み
込むことが考えられる。このような磁気シールド板10
4としては、例えばフィライト基板が挙げられる。この
ような磁気シールド板104は、耐摩耗性に優れている
ため、MRヘッドの寿命を延ばすことができ、また、絶
縁体であるため、MR素子110や電極膜113との間
でショートする虞れもない。
【0009】磁気シールド板104によってヘッド構成
素子を挟み込むには、下層磁気シールド板105上に、
第1の非磁性絶縁膜106を介してMR素子110等の
ヘッド構成素子を形成し、その後、第2の非磁性絶縁膜
115を介して上層磁気シールド板116を張り合わせ
ればよい。図11に示されるMRヘッドにおいては、第
2の非磁性絶縁膜115のピンホール等によってMR素
子110や電極膜13と上層磁気シールド膜126とが
ショートする虞れがあるが、図12に示されるMRヘッ
ドにおいては、上層磁気シールド板115を張り合わせ
るため、上述のピンホールを原因とするショートが生ず
ることはなく、歩留まりが向上する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示されるMRヘッドにおいては、上層磁気シールド板
116はヘッド構成素子の表面形状に追従するものでは
ないため、MR素子110と上層磁気シールド板116
とのギャップ長は、第2の非磁性絶縁膜115の膜厚の
みで制御できず、ヘッド構成素子全体の厚さによって決
定されることとなる。このため、狭ギャップ化を図りた
い場合には、図12に示されるように、電極膜113の
膜厚を薄くせざるを得ない。
【0011】一方、MR素子110の実効的な抵抗変化
率を高めるには、電極部分の電気抵抗を下げる必要があ
る。このため、実際には、電極膜113の薄膜化には限
界があった。したがって、サイドコンタクト構造を有す
るMRヘッドに、フェライト基板等よりなる磁気シール
ド板104を用いる場合、十分な狭ギャップ化を図るこ
とができず、読み取り分解能の大幅な向上は望めなかっ
た。
【0012】そこで、本発明は、かかる従来の実情を鑑
みて、電極の電気抵抗を増大させることなく、ヘッド構
成素子を薄くできるような構造を有するMRヘッドを提
供することを目的とする。また、このようなMRヘッド
の好適な製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るMRヘッド
は、上述の目的を達成するものであり、MR素子よりな
る感磁部と、該感磁部の両端に接合され少なくとも磁区
制御膜と電極膜とからなる積層部とが、磁気記録媒体と
の対接面に臨んで形成されてなり、前記積層部は、前記
感磁部との接合部分から離れた位置にて、該積層部にお
ける電極膜よりも膜厚の大きな電極膜よりなる主電極部
と電気的に接続されているものである。
【0014】即ち、本発明は、いわゆるサイドコンタク
ト構造を有する、横型のMRヘッドに適用されるもので
ある。そして、感磁部との接合部分近傍においては所定
の膜厚を有する磁区制御膜が必要であるが、感磁部との
接合部分から離れた位置では磁区制御膜が不要となるこ
とから、感磁部との接合部分近傍においては電極膜を薄
く形成し、感磁部との接合部分から離れた位置では膜厚
の大きな電極膜を形成する。これにより、電極の電気抵
抗を増大させることなく、ヘッド構成素子全体の厚みを
薄くすることができるようになる。
【0015】ここで、前記主電極部の膜厚は、前記積層
部の膜厚に略等しくなされて好適である。これにより、
ヘッド構成素子全体が平坦化されるため、板状の磁気シ
ールド材によって挟み込むことが容易となる。具体的に
は、非磁性の絶縁膜を介し、フェライトよりなる一対の
磁気シールド板にて、ヘッド構成素子を挟み込めばよ
い。フェライトは、硬く、耐摩耗性に優れているため、
これを磁気シールド基板として用いたMRヘッドは、磁
気記録媒体に摺動させて使用することができるようにな
る。また、磁気シールド基板が絶縁体であるため、磁気
記録媒体との摺動面に導電性の異物が付着してもショー
トが起こらない。
【0016】なお、本発明を適用すると、上述したよう
に、電極の電気抵抗を下げずにヘッド構成素子全体の厚
みを薄くすることができるため、磁気シールド板がヘッ
ド構成素子の表面形状に追従しなくとも、十分な狭ギャ
ップ化を図ることができるようになる。
【0017】また、前記積層部と前記主電極部との接合
部分においては、前記積層部がテーパー化され、前記主
電極部が該積層部のテーパー上に重なるように形成され
て好適である。このようにすることによって、前記積層
部における電極膜と前記主電極部における電極膜との接
触面積を拡大することができるため、電気的な接続を確
実とすることができるようになる。
【0018】ここで、前記積層部と前記主電極部との接
合部分は、前記磁気記録媒体との対接面に臨むごとく形
成されてもよいし、前記磁気記録媒体との対接面から後
退した位置に形成されてもよい。
【0019】本願では、以上のような構成を有するMR
ヘッドの好適な製造方法についても提案する。即ち、本
発明に係るMRヘッドの製造方法は、基板上に、磁気抵
抗効果素子よりなる感磁部と、該感磁部の両端に接合さ
れ少なくとも磁区制御膜と第1の電極膜とからなる積層
部とを、磁気記録媒体との対接面となる端面に臨むごと
く形成した後、前記感磁部から前記積層部の一部に亘る
所定領域を被覆するレジストマスクを形成する工程と、
前記レジストマスクを介したエッチングにより、前記積
層膜をパターニングする工程と、前記レジストマスクを
残存させたまま、前記第1の電極膜よりも大きな膜厚を
有する第2の電極膜を成膜する工程と、前記レジストマ
スクを除去する工程と、前記第2の電極膜をパターニン
グして、前記積層部に電気的に接続する主電極部を形成
する工程とを経るものである。
【0020】このとき、前記主電極部を、前記積層部の
膜厚と略等しくなるように形成して好適である。
【0021】また、前記基板として、非磁性の絶縁膜が
形成されたフェライトよりなる磁気シールド板を用い、
前記主電極部を形成後、さらに非磁性の絶縁膜を介して
フェライトよりなる磁気シールド板を張り合わせて好適
である。これにより、ヘッド構成素子がゲライトよりな
る一対の磁気シールド板に挟み込まれることとなる。
【0022】さらに、前記積層膜をパターニングするに
際しては、前記レジストマスクを断面逆テーパー形状に
形成し、前記エッチングとして斜め方向からのイオン・
エッチングを行うことにより、前記積層膜が断面テーパ
ー形状となるようにして好適である。
【0023】ここで、前記積層部と前記主電極部との接
合部分を、前記磁気記録媒体との対接面となる端面に臨
むごとく形成しても、前記磁気記録媒体との対接面とな
る端面から後退した位置に形成してもよく、これは、形
成するレジストマスクのパターンによって決定すること
ができる。
【0024】本発明を適用すると、前述したようなMR
ヘッドを、効率的に、寸法精度よく製造することができ
るようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0026】第1の実施の形態 先ず、本発明を適用したMRヘッドの一構成例につい
て、図1および図2を用いて説明する。
【0027】このMRヘッドは、図1に磁気記録媒体と
の対接面から見た平面図、図2にその要部の斜視図を示
すように、MR素子10よりなる感磁部1、該感磁部1
の両端に接合され磁区制御膜12および第1の電極膜1
3を備えた積層部2とが、磁気記録媒体との対接面に臨
んで形成されてなるものであり、積層部2は、感磁部1
との接合部分2aから離れた位置にて、第1の電極膜1
3よりも膜厚の大きな第2の電極膜14を備えた主電極
部3と電気的に接続されている。即ち、このMRヘッド
においては、MR素子10の両端に磁区制御膜12およ
び第1の電極膜13が接合して、サイドコンタクト構造
をなし、さらに、第1の電極膜13の他端には第2の電
極膜14が接合して、もう1つのサイドコンタクト構造
をなしている。また、これら感磁部1、積層部2、主電
極部3等のヘッド構成素子は、NiZnフェライトより
なる一対の磁気シールド板4に挟み込まれている。
【0028】感磁部1は、下層側の磁気シールド板(下
層磁気シールド板)5上のSiO2よりなる第1の非磁
性絶縁膜6を介して、図示しないTaよりなる下地膜、
NiFeNbよりなる横バイアス膜7、Taよりなる中
間分離膜8、NiFeよりなる磁気抵抗効果膜9がこの
順に積層されなる。なお、ここでは、第1の非磁性絶縁
膜6の膜厚は100nm、下地膜の膜厚は5nm、横バ
イアス膜7の膜厚は40nm、中間分離膜8の膜厚は1
5nm、磁気抵抗効果膜9は40nmとされ、これらの
積層体をMR素子10と称するものとする。
【0029】積層部2は、感磁部1と同じく下層磁気シ
ールド板5上の第1の非磁性絶縁膜6を介して、Crよ
りなる下地膜11、CoPtCrよりなる磁区制御膜1
2、Auよりなる第1の電極膜13がこの順に積層され
てなる。なお、下地膜11の膜厚は20nm、磁区制御
膜12の膜厚は60nm、第1の電極膜13の膜厚は7
0nmである。そして、この積層部2は、感磁部1との
接合部分2aにおいて、磁気抵抗効果膜9より下側、上
側がそれぞれ感磁部1から離れる方向にテーパー化され
ている。一方、主電極部3との接合部分2bは、上側か
ら下側に向かって裾広がりとなるようにテーパー化され
ている。なお、この主電極部3との接合部分2bも、感
磁部1との接合部分2aと同様、磁気記録媒体との対接
面に臨むごとく形成されている。
【0030】主電極部3は、感磁部1および積層部2と
同じく下層磁気シールド板5上の第1の非磁性絶縁膜6
を介して、Auよりなる第2の電極膜14が、積層部2
の厚さと等しい膜厚、即ち、150nmにて、磁気記録
媒体との対接面に垂直な方向に伸びるごとく形成されて
なる。なお、積層部2との接合部分3aにおいては、積
層部2のテーパー化された部分の上に重なるように第2
の電極膜14が形成され、積層部2から主電極部3に亘
る上面は平坦化されている。
【0031】そして、これら感磁部1、積層部2、主電
極部3等のヘッド構成素子の上には、第2の非磁性絶縁
膜15を介して、上層側の磁気シールド板(上層磁気シ
ールド板)16が設けられている。
【0032】本実施の形態に係るMRヘッドにおいて
は、膜厚が小さな第1の電極膜13が形成された積層部
2と、膜厚が大きな第2の電極膜14が形成された主電
極部4とが接合された構成となされているため、ヘッド
構成素子全体の厚みが薄くても、電極全体としての電気
抵抗を増大させることがない。具体的には、電極全体と
しての電気抵抗は30Ωに抑えることができた。
【0033】さらに、このMRヘッドにおいては、ヘッ
ド構成素子全体が平坦化されているため、板状の磁気シ
ールド材、即ち、磁気シールド板4によって挟み込むこ
とができる。フェライト基板は、硬く、耐摩耗性に優れ
ているため、これを磁気シールド基板4として用いる
と、磁気記録媒体に摺動させて使用することができる。
さらに、この磁気シールド板4は絶縁体であるため、磁
気記録媒体との摺動面に導電性の異物が付着してもショ
ートが起こらない。
【0034】そして、このMRヘッドにおいては、ヘッ
ド構成素子全体の厚みを薄くできるため、磁気抵抗効果
膜9と上層磁気シールド板16との間のギャップ(以
下、上層ギャップg2 と称す。)を狭くすることができ
る。ここでは、上層ギャップg2 を160nmとするこ
とができた。なお、下層磁気シールド板5と磁気抵抗効
果膜9との間隔(下層ギャップg1 )は、第1の非磁性
絶縁膜6と、MR素子10のうち磁気抵抗効果膜9より
下層の膜との合計によって規定されている。
【0035】なお、このMRヘッドにおいては、積層部
2が、感磁部1との接合部分2aにおいても、主電極部
3との接合部分2bにおいてもテーパー化がなされてい
るが、このテーパの長さについては、次のようにして規
定されている。感磁部1との接合部分2aにおけるテー
パーの長さta は、MR素子10と第1の電極膜との電
気的な接続をとる観点からは長くすることが好ましい
が、長くなるほどMR素子10内で磁気抵抗効果膜9に
対する横バイアス膜7との面積比が大きくなってしま
い、磁気的信頼性が劣化する。したがって、両者のバラ
ンスを鑑みて、テーパーの長さta は、MR素子10の
厚みの1〜5倍程度に設定されて好適である。一方、主
電極部3との接合部分2bにおけるテーパーの長さtb
は、長いほど、積層部2における第1の電極膜13と主
電極部3における第2の電極膜14との接触面積を拡大
することができ、電気的接続を確実にとることができる
ようになることから、MR素子10の厚みの1〜10倍
程度に設定されて好適である。なお、本実施の形態にお
いては、感磁部1との接合部分2aにおけるテーパーの
長さta をMR素子10の厚みの1倍、主電極部3との
接合部分2bにおけるテーパーの長さtb をMR素子1
0の厚みの5倍とした。
【0036】なお、以上のような構成を有するMRヘッ
ドは、磁気抵抗効果膜9の下層側に横バイアス膜7が設
けられ、横バイアス磁界を印加できるとともに、感磁部
1の両端に磁区制御膜12が配され、縦バイアス磁界を
印加できるような構成となされているため、磁気抵抗効
果膜9の磁区が安定化され、バルクハウゼンノイズの抑
制が図られている。
【0037】ところで、本発明に係るMRヘッドは、上
述した実施の形態に限定されるものではないことは言う
までもなく、種々の変形変更が可能である。変形例のM
Rヘッドについて、要部の斜視図を図3に示す。なお、
ここでは、図1および図2に示されたMRヘッドと共通
する部材については共通符号を付し、重複説明を省略す
る。このMRヘッドは、感磁部1、積層部2、主電極部
3のそれぞれの構成においては図1および図2に示され
たMRヘッドと同様であるが、積層部2と主電極部3と
の接合部分が、磁気記録媒体との対接面から後退した位
置とされており、主電極部3は磁気記録媒体との対接面
に表れない構成となされている。
【0038】即ち、このMRヘッドにおいては、磁気記
録媒体との対接面と垂直な側面側から見たときに、積層
部2における主電極部3との接合部分2bが、上側から
下側に向かって裾広がりとなるようにテーパー化されて
いる。また、主電極部3では、積層部2のテーパー部の
上に重なるように第2の電極膜14が形成されている。
そして、このような構成を有するMRヘッドにおいて
も、図1および図2に示されたMRヘッドと同様の効果
を奏する。
【0039】ここで、比較のため、膜厚が大きな第2の
電極膜14が形成された主電極部4が接合されない構成
のMRヘッドの特性を調べた。具体的には、図12に示
されるように、膜厚の小さな電極膜113が、そのまま
磁気記録媒体との対接面に垂直方向に引き回されている
以外は上述した実施の形態に係るMRヘッドと同様の構
成を有するMRヘッドを用意した。このMRヘッドは、
ヘッド構成素子の厚みは上述した実施の形態に係るMR
ヘッドと同じであるが、膜厚が大きな電極膜部分を有さ
ないため、電極膜113の電気抵抗が42Ωに増大して
しまっていることがわかった。
【0040】また、比較のため、電極膜の膜厚は十分で
あるが、磁気シールドとして金属軟磁性膜を用いたMR
ヘッドの特性を調べた。具体的には、図11に示される
ように、電極膜113を150nmなる膜厚にて引き回
し、パーマロイよりなる磁気シールド膜114にてヘッ
ド構成素子を挟み込んだMRヘッドを用意した。このM
Rヘッドにおいては、上層ギャップg2 が第2の非磁性
絶縁膜115の膜厚のみによって制御できるため、該上
層ギャップg2 に左右されずに電極膜113の膜厚を確
保でき、電極膜113の電気抵抗は30Ωに抑えること
ができた。しかしながら、このMRヘッドを磁気記録媒
体に摺動させながら用いると、磁気シールド膜114が
摩耗して、MRヘッドの寿命を確保することが困難であ
った。また、磁気シールド膜114が導電性であるた
め、磁気記録媒体との対接面に導電性の異物が付着する
と、ショートが起こり、出力が不安定となった。
【0041】第2の実施の形態 以下、本発明に係るMRヘッドの製造方法の一例につい
て説明する。ここでは、実際に、前述した図1および図
2に示されたMRヘッドを製造した例について、図4〜
図10を用いて説明する。
【0042】先ず、図4に示されるように、NiZnフ
ェライトよりなる下層磁気シールド板5上に、スパッタ
法によってSiO2 膜よりなる第1の非磁性絶縁膜6
(100nm厚)を全面に亘って形成した後、図示しな
いTaよりなる下地膜(5nm)、NiFeNbよりな
る横バイアス膜7(40nm)、Taよりなる中間分離
膜8(15nm)、NiFeよりなる磁気抵抗効果膜9
(40nm)をこの順に成膜することによってMR素子
10を形成し、さらにこの上に、所望のトラック幅に相
当する幅を有する第1のレジストマスク20を形成し
た。なお、この第1のレジストマスク20は、フォトリ
ソグラフィによってパターニングされ、断面逆テーパー
形状に形成されている。
【0043】そして、第1のレジストマスク20を介し
て、斜め方向からイオン・エッチングを行うことによ
り、図5に示されるように、MR素子10を上側から下
側に向かって裾広がりとなるテーパー状にパターニング
し、感磁部1を形成した。なお、ここでは、テーパーの
長さta をMR素子10の厚み(100nm)と同じと
した。
【0044】続いて、図6に示されるように、第1のレ
ジストマスク20を残存させたまま、Crよりなる下地
膜11(20nm)、CoPtCrよりなる磁区制御膜
12(60nm)、Auよりなる第1の電極膜13(7
0nm)をこの順に成膜した。なお、これらの膜が積層
されている部分を積層部2と称す。この積層部2は、M
R素子10表面よりも下側では、該MR素子10のテー
パーの上に重なるように形成される。また、この積層部
2の厚さ(150nm)は感磁部1の膜厚より大きいた
め、積層部2におけるMR素子10表面よりも上側は、
第1のレジストマスク20の形状に追従して、MR素子
10表面よりも下側とは逆方向のテーパー形状となる。
これにより、この積層部2は、感磁部1との接合部分2
aにおいて、MR素子10表面より上側と下側でそれぞ
れ感磁部1から離れる方向にテーパー化されることにな
る。
【0045】その後、第1のレジストマスク20を除去
してから、図7に示されるように、感磁部1から積層部
2の一部に亘る所定領域を被覆するごとく第2のレジス
トマスク21を形成した。この第2のレジストマスク2
1も、フォトリソグラフィによってパターニングされた
ものであり、断面逆テーパー形状に形成されている。
【0046】そして、第2のレジストマスク21を介し
て、斜め方向からイオン・エッチングを行うことによ
り、図8に示されるように、積層部2を上側から下側に
向かって裾広がりとなるテーパー状にパターニングし
た。なお、ここでは、テーパーの長さtb をMR素子1
0の厚みの5倍とした。
【0047】続いて、図9に示されるように、第2のレ
ジストマスク21を残存させたまま、Auよりなる第2
の電極膜14(150nm)を成膜して主電極部3を形
成した。なお、この主電極部3は、積層部2のテーパー
の上に重なるように形成され、積層部2から主電極部3
に亘る上面は、平坦化されている。
【0048】その後、図10および図2に示されるよう
に、第2のレジストマスク21を除去し、感磁部1、積
層部2、主電極部3を最終的な平面形状にパターニング
した。そして、第2の非磁性絶縁膜15を全面に亘って
成膜した後、上層磁気シールド板16を接着することに
よって、図1に示されるMRヘッドを得た。
【0049】以上のようにしてMRヘッドを製造する
と、磁気抵抗効果膜9に対して横バイアス磁界と縦バイ
アス磁界を同時に印加できる構成のMRヘッドを効率的
に寸法精度よく製造することができる。また、電極全体
の電気抵抗を増大させることなく、ヘッド構成素子全体
の厚みを薄くすることができる。さらに、ヘッド構成素
子全体を平坦化することができるため、上層磁気シール
ド板16の接着が容易となる。そして、耐摩耗性に優
れ、また絶縁体である磁気シールド板4にてヘッド構成
素子を挟み込めるため、磁気記録媒体に摺動可能なMR
ヘッドを得ることができる。さらに、ヘッド構成素子全
体の厚みを薄くできることにより、上層ギャップg2
狭くすることも可能となる。なお、積層部2における主
電極部3との接合部分2bをテーパー化することによ
り、第1の電極膜13と第2の電極膜14との電気的接
続を確実にすることもできる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明を適用すると、電極の電気抵抗を増大させることな
く、ヘッド構成素子全体の厚みを薄くすることができ
る。そして、ヘッド構成素子全体を平坦化することがで
きるため、耐摩耗性に優れ、また絶縁体である板状の磁
気シールド材にて挟み込むことができるようになり、磁
気記録媒体に摺動可能なMRヘッドを得ることができ
る。さらに、ヘッド構成素子全体の厚みを薄くできるこ
とにより、上層ギャップg2 を狭くすることも可能とな
る。
【0051】したがって、本発明を適用すると、耐久性
に優れ、安定した出力が得られ、また、読み取り分解能
の高いMRヘッドを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るMRヘッドの一構成例について磁
気記録媒体との対接面から見た側面図である。
【図2】図1のMRヘッドの要部を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るMRヘッドの他の構成例について
磁気記録媒体との対接面から見た側面図である。
【図4】図1のMRヘッドの製造工程を示すものであ
り、下層磁気シールド板上に第1の非磁性絶縁膜を介し
てMR素子を形成した後、第1のレジストマスクを形成
した状態を示す側面図である。
【図5】図4における第1のレジストマスクを介してM
R素子を斜め方向からエッチングして感磁部を形成した
状態を示す側面図である。
【図6】図5における第1のレジストマスクを介して積
層部を形成した状態を示す側面図である。
【図7】図6における感磁部と積層部の一部を被覆する
第2のレジストマスクを形成した状態を示す側面図であ
る。
【図8】図7における第2のレジストマスクを介して積
層部を斜め方向からエッチングした状態を示す側面図で
ある。
【図9】図8における第2のレジストマスクを介して主
電極部を形成した状態を示す側面図である。
【図10】図9における第2のレジストマスクを除去し
て、ヘッド構成素子を最終的な平面形状のパターニング
した状態を示す側面図である。
【図11】従来のMRヘッドの一構成例について磁気記
録媒体との対接面から見た側面図である。
【図12】従来のMRヘッドの一構成例について磁気記
録媒体との対接面から見た側面図である。
【符号の説明】
1 感磁部、 2 積層部、 3 主電極部、 4 磁
気シールド板、 5下層磁気シールド板、 6 第1の
非磁性絶縁膜、 10 MR素子、 12磁区制御膜、
13 第1の電極膜、 14 第2の電極膜、 15
第2の非磁性絶縁膜、 16 上層磁気シールド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 明彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗効果素子よりなる感磁部と、該
    感磁部の両端に接合され少なくとも磁区制御膜と電極膜
    とからなる積層部とが、磁気記録媒体との対接面に臨ん
    で形成されてなり、 前記積層部は、前記感磁部との接合部分から離れた位置
    にて、該積層部における電極膜よりも膜厚の大きな電極
    膜よりなる主電極部と電気的に接続されていることを特
    徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記主電極部の膜厚は、前記積層部の膜
    厚に略等しいことを特徴とする請求項1記載の磁気抵抗
    効果型磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 非磁性の絶縁膜を介して、フェライトよ
    りなる一対の磁気シールド板にて、挟み込まれているこ
    とを特徴とする請求項2記載の磁気抵抗効果型磁気ヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】 前記積層部と前記主電極部との接合部分
    においては、前記積層部がテーパー化され、前記主電極
    部が該積層部のテーパー上に重なるように形成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の磁気抵抗効果型磁気
    ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記積層部と前記主電極部との接合部分
    が、前記磁気記録媒体との対接面に臨むごとく形成され
    ていることを特徴とする請求項2記載の磁気抵抗効果型
    磁気ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記積層部と前記主電極部との接合部分
    が、前記磁気記録媒体との対接面から後退した位置に形
    成されていることを特徴とする請求項2記載の磁気抵抗
    効果型磁気ヘッド。
  7. 【請求項7】 基板上に、磁気抵抗効果素子よりなる感
    磁部と、該感磁部の両端に接合され少なくとも磁区制御
    膜と第1の電極膜とからなる積層部とを、磁気記録媒体
    との対接面となる端面に臨むごとく形成した後、 前記感磁部から前記積層部の一部に亘る所定領域を被覆
    するレジストマスクを形成する工程と、 前記レジストマスクを介したエッチングにより、前記積
    層膜をパターニングする工程と、 前記レジストマスクを残存させたまま、前記第1の電極
    膜よりも大きな膜厚を有する第2の電極膜を成膜する工
    程と、 前記レジストマスクを除去する工程と、 前記第2の電極膜をパターニングして、前記積層部に電
    気的に接続される主電極部を形成する工程とを経ること
    を特徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘッドの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記主電極部を、前記積層部の膜厚と略
    等しく形成することを特徴とする請求項7記載の磁気抵
    抗効果型磁気ヘッドの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記基板として、非磁性の絶縁膜が形成
    されたフェライトよりなる磁気シールド板を用い、前記
    主電極部を形成後、さらに非磁性の絶縁膜を介してフェ
    ライトよりなる磁気シールド板を張り合わせることを特
    徴とする請求項8記載の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記レジストマスクを断面逆テーパー
    形状に形成し、前記エッチングとして斜め方向からのイ
    オン・エッチングを行うことにより、前記積層膜を断面
    テーパー形状にパターニングすることを特徴とする請求
    項8記載の磁気抵抗効果型磁気ヘッドの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記積層部と前記主電極部との接合部
    分が、前記磁気記録媒体との対接面となる端面に臨むご
    とく形成されることを特徴とする請求項8記載の磁気抵
    抗効果型磁気ヘッドの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記積層部と前記主電極部との接合部
    分が、前記磁気記録媒体との対接面となる端面から後退
    した位置に形成されることを特徴とする請求項8記載の
    磁気抵抗効果型磁気ヘッドの製造方法。
JP4380096A 1996-02-29 1996-02-29 磁気抵抗効果型磁気ヘッドおよびその製造方法 Withdrawn JPH09237408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4380096A JPH09237408A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 磁気抵抗効果型磁気ヘッドおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4380096A JPH09237408A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 磁気抵抗効果型磁気ヘッドおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09237408A true JPH09237408A (ja) 1997-09-09

Family

ID=12673832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4380096A Withdrawn JPH09237408A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 磁気抵抗効果型磁気ヘッドおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09237408A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6636392B2 (en) * 2000-07-11 2003-10-21 Tdk Corporation Thin-film magnetic head with magnetoresistive effect element

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6636392B2 (en) * 2000-07-11 2003-10-21 Tdk Corporation Thin-film magnetic head with magnetoresistive effect element

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5668686A (en) Magneto-resistive reading head with reduced side-lobe
US5218497A (en) Magnetic recording-reproducing apparatus and magnetoresistive head having two or more magnetoresistive films for use therewith
US5880910A (en) Magneto-resistive reading head with two slanted longitudinal bias films and two slanted leads
JPH11177160A (ja) 磁気抵抗効果素子およびその製造方法
JP2000113421A (ja) 磁気トンネル接合磁気抵抗ヘッド
JP3349975B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
EP0482642B1 (en) Composite magnetoresistive thin-film magnetic head
JP2973850B2 (ja) 磁気抵抗型薄膜磁気ヘッドの製造方法
JPH09237408A (ja) 磁気抵抗効果型磁気ヘッドおよびその製造方法
JP2000155914A (ja) 薄膜磁気ヘッドの製造方法
JPH1125425A (ja) 磁気ヘッド
JP3981856B2 (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP2000293816A (ja) 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
US5774309A (en) Magnetic transducer and thin film magnetic head
JP2988441B2 (ja) 磁気抵抗効果ヘッドおよびその製造方法
JP2836571B2 (ja) 磁気ヘッド
JP2001084531A (ja) 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド
JP4010702B2 (ja) 薄膜磁気ヘッドの製造方法
JP2000207713A (ja) 薄膜磁気ヘッド
JP3538028B2 (ja) 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
JPH06267027A (ja) 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド
JP2001067624A (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JPH11120507A (ja) 複合ヘッド
JPH08339513A (ja) 記録再生分離型磁気ヘッド及びその製造方法
JPH09153206A (ja) 薄膜磁気ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030506