JP2000207713A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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JP2000207713A JP11004857A JP485799A JP2000207713A JP 2000207713 A JP2000207713 A JP 2000207713A JP 11004857 A JP11004857 A JP 11004857A JP 485799 A JP485799 A JP 485799A JP 2000207713 A JP2000207713 A JP 2000207713A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜磁気ヘッドに関し、オーバーレイド構造
に伴うオフトラック特性の悪化を回避するリード電極構
造を提供する。 【解決手段】 記録媒体の磁気的信号を再生信号として
検出する再生ヘッドを少なくとも備えた薄膜磁気ヘッド
を構成する磁気抵抗効果素子1と一対の端子4とを、一
部を除いて非導電体材料3で分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜磁気ヘッドに関
するものであり、特に、ハードディスクドライブ(HD
D)等の磁気記録装置の再生ヘッド(リードヘッド)に
用いるオーバーレイド構造の磁気抵抗効果素子における
オフトラック特性を改善するための構成に特徴のある薄
膜磁気ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの外部記憶装置であ
るハードディスク装置等の小型化,大容量化の要請の高
まりに伴い、高密度磁気記録が可能なハードディスク装
置等の研究開発が急速に進められており、この様なハー
ドディスク装置の高記録密度化を実現するためには、線
記録密度とトラック密度を向上させる必要があるが、そ
のためには、記録ヘッドとしては、隣接するトラックと
のクロストーク等の原因となる記録にじみを防止するた
めに誘導型の薄膜磁気ヘッドの上部磁極先端部のライト
ポールのコア幅をより狭く形成するための技術が必要に
なる。
【0003】一方、再生ヘッドとしては再生出力が磁気
記録媒体と磁気ヘッド間の相対速度に依存せずに高い出
力が得られ、且つ、小型ディスクに対しても適用できる
磁気抵抗効果素子(MR素子)を用いた再生専用の磁気
ヘッドが注目されており、近年の高性能化の要請に応え
るヘッドとして、この様なMR素子を用いた磁気ヘッド
と誘導型の薄膜磁気ヘッドとを複合化した複合型薄膜磁
気ヘッドが開発されており、記録ヘッドの記録ギャップ
と再生ヘッドの再生ギャップをそれぞれ最適化すること
によって、記録特性の向上と、再生分解能の向上を共に
実現しようとしている。
【0004】ここで、図7を参照して、従来の複合型薄
膜磁気ヘッドの概略的構成を説明する。 図7参照 図7は、従来の複合型薄膜磁気ヘッドを模式的に示した
要部透視斜視図であり、スライダーの母体となるAl2
3 −TiC基板(図示せず)上に、Al2 3 膜(図
示せず)を介してNiFe合金等からなる下部磁気シー
ルド層41を設け、Al2 3 等の下部リードギャップ
層(図示せず)を介してNiFe,Ti,CoZrMo
の積層構造等からなる磁気抵抗効果素子42を設けて所
定の形状にパターニングしたのち、磁気抵抗効果素子4
2の両端にAu等からなる導電膜を堆積させてリード電
極43を形成する。
【0005】次いで、再び、Al2 3 等の上部リード
ギャップ層(図示せず)を介してNiFe合金等からな
る下部磁極層を兼ねる上部磁気シールド層44を設け、
その上にAl2 3 等からなるライトギャップ層(図示
せず)を設けたのち、レジスト等の下部層間絶縁膜(図
示せず)を介して水平スパイラル状のライトコイル45
を形成するとともに、その両端にライト電極46を設
け、次いで、レジスト等からなる上部層間絶縁膜(図示
せず)を介して先端に幅細のライトポール48を有する
形状の上部磁極層47を設ける。
【0006】次いで、全面にAl2 3 膜を設けて保護
膜(図示せず)としたのち、基板を切断し、ライトポー
ル48の長さ、即ち、ギャップ深さを調整するための研
削、研磨等を含めたスライダー加工を行うことにより磁
気抵抗効果素子42を利用した再生用、即ち、リード用
のMRヘッドと、記録用、即ち、ライト用の誘導型の薄
膜磁気ヘッドとを複合化した複合型薄膜磁気ヘッドが得
られる。
【0007】この場合、ライト電極46からライトコイ
ル45に信号電流を流すことによって発生した磁束は下
部磁極層を兼ねる上部磁気シールド層44と上部磁極層
47とからなる磁極コアに導かれ、上部磁極層47の先
端のライトポール48近傍においてライトギャップ層に
よって形成される記録ギャップによって磁束が外部に漏
れ出て、記録媒体に信号が記録されることになる。ま
た、逆に、記録媒体からの磁束を磁極コアで検出して信
号を再生することもできるものであり、上部磁極層47
の先端のライトポール48の幅がトラック幅となり、こ
のトラック幅によって面記録密度が規定される。
【0008】一方、MRヘッドにおける再生原理は、リ
ード電極43から一定のセンス電流を流した場合に、磁
気抵抗効果素子42を構成する磁性薄膜の電気抵抗が記
録媒体からの磁界により変化する現象を利用するもので
ある。
【0009】この様な複合型薄膜磁気ヘッドをはじめと
した磁気ディスク装置においては、最近、大容量化と共
に磁気記録媒体上のビット長及びトラック幅が急激に狭
くなってきており、それに伴って磁気記録媒体からの信
号も減少しているため、再生ヘッドのさらなる高感度化
が要請されている。
【0010】この様な高感度化を目指す場合、MR膜が
単磁区にならないとバルクハウゼンノイズが発生し、再
生出力が大きく変動するので、MR膜の磁区を制御する
ために磁区制御膜を設けているが、この磁区制御膜を設
けたことに伴う不感帯が感度向上の障害となるので、こ
の事情を図8を参照して説明する。
【0011】図8(a)参照 図8(a)は、磁区制御膜を設けた従来のMRヘッドの
概略的断面図であり、図7との関連で説明すると、スラ
イダーの母体となるAl2 3 −TiC基板51上に、
Al2 3 膜52を介してNiFe合金等からなる下部
磁気シールド層41を設け、Al2 3 等の下部リード
ギャップ層53を介してNiFe,Ti,CoZrMo
の積層構造等からなる磁気抵抗効果素子42を設けて所
定の形状にパターニングしたのち、磁気抵抗効果素子4
2の両端にCoCrPt等の高保磁力膜或いはPdPt
Mn等の反強磁性体膜からなる磁区制御膜54を設け、
次いで、W/Ti/Ta多層膜等からなる導電膜を堆積
させてリード電極43を形成する。
【0012】次いで、再び、Al2 3 等の上部リード
ギャップ層55を介してNiFe合金等からなる上部磁
気シールド層44を設けることによって、MRヘッドの
基本構成が完成する。
【0013】しかし、この場合、磁気抵抗効果素子42
の両側の磁区制御膜54の接する近傍の領域の磁化が、
磁区制御膜54によって固着されてしまうため、磁気記
録媒体からの磁界に反応しない不感帯56が発生し、こ
れにより、十分な感度が得られなくなるという問題が発
生する。この様な不感帯56に伴う感度の低下を回避す
るために、オーバーレイド構造を採用しているので、こ
の様な改良型のMRヘッドを図8(b)を参照して説明
する。
【0014】図8(b)参照 図8(b)は、オーバーレイド構造を採用した従来のM
Rヘッドの概略的断面図であり、基本的構成は図8
(a)のMRヘッドと全く同様であるが、この様なMR
ヘッドの場合には、リード電極43の間隔に比べて、磁
区制御膜54の間隔を広くとる様な構造、即ち、オーバ
ーレイド構造を採用したものであり、この様な構造にす
ることによって、不感帯56が再生出力を検出するリー
ド電極43から遠ざかるため、磁気記録媒体の磁界に磁
気抵抗効果素子42が十分反応して感度が向上すること
になる。
【0015】なお、近年、この様な磁気抵抗効果素子4
2を構成する膜として、巨大磁気抵抗効果膜としてスピ
ンバルブ膜等が用いられており、例えば、IBMにより
「スピン・バルブ効果利用の磁気抵抗センサ(特開平4
−358310号公報参照)」或いは「二重スピン・バ
ルブ磁気抵抗センサ(特開平6−223336号公報参
照)」が提案されているが、この磁気センサは、非磁性
金属層によって分離された2つの結合していない強磁性
体層を備え、一方の強磁性体層にFeMn或いはPdP
tMn等で代表される反強磁性体層を付着して強磁性体
層の磁化Mが固定されているサンドイッチ構造となって
おり、記録媒体からの微小な磁界に対し高い磁気抵抗効
果が得られるといった点において、従来のインダクティ
ブヘッド若しくはAMR(Anisotropy Ma
gneto−Resistivity)膜より格段に優
れており、高感度リードヘッド素子として用いられてい
る。
【0016】この磁気センサにおいて、磁気記録媒体等
から外部磁場が印加されると、磁化が固定されていない
他方の強磁性体層、即ち、フリー(free)層の磁化
方向が外部磁場に一致して自由に回転するため、磁化が
固定された強磁性体層、即ち、ピンド(pinned)
層の磁化方向と角度差を生ずることになる。
【0017】この角度差に依存して伝導電子のスピンに
依存した散乱が変化し、電気抵抗値が変化するので、こ
の電気抵抗値の変化を定電流のセンス電流を流すことに
よって電圧値の変化として検出することによって、外部
磁場の状況、即ち、磁気記録媒体からの信号磁場を取得
するものであり、このスピンバルブ磁気抵抗センサの磁
気抵抗変化率は約5%程度となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際のMRヘ
ッドにおいては、再生出力を検出するリード電極43の
間の領域を正確に磁気記録媒体の媒体トラック上で動作
させることは機械的に不可能であり、したがって、MR
ヘッドと磁気記録媒体とがトラック幅方向にずれてしま
うマージンを見込んで設計されている。
【0019】一方、このMRヘッドと磁気記録媒体とが
トラック幅方向にずれた時の特性、即ち、オフトラック
特性としても、所定の値をとる必要があるが、図8
(b)に示したオーバーレイド構造を採用した場合、不
感帯56がリード電極43の間の領域から遠ざかるもの
の、磁気記録媒体からの磁界に反応できる領域、即ち、
感帯が隣接する媒体トラックからの信号を読んでしまう
という問題がある。
【0020】再び、図8(b)参照 即ち、磁気抵抗効果素子42の不感帯56を除いた感帯
領域は、再生対象の媒体トラック57のみならず、隣接
する媒体トラック58,59にも対向しているので、こ
の隣接する媒体トラック58,59からの信号も読んで
しまうことになる。
【0021】また、電流は、図において矢印で示すよう
にリード電極43と磁気抵抗効果素子42との接触部分
全体からオーバーラップ部分に流れるため、感帯で読ん
でしまった隣接する媒体トラック58,59からの信号
を電気的に信号として出力してしまい、リード電極43
の間隔を媒体トラック57の幅に対して規定することが
不十分になってしまい、良好なオフトラック特性が取れ
なくなってしまうという問題がある。
【0022】したがって、本発明は、オーバーレイド構
造に伴うオフトラック特性の悪化を回避するリード電極
構造を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。なお、図1は、
MRヘッド、再生ヘッドの概略的要部断面図であり、図
における符号5,6,7,8は、夫々下部リードギャッ
プ層、上部リードギャップ層、下部磁気シールド層、及
び、上部磁気シールド層である。 図1参照 (1)本発明は、記録媒体の磁気的信号を再生信号とし
て検出する再生ヘッドを少なくとも備えた薄膜磁気ヘッ
ドにおいて、記録媒体の磁気的信号を検出する磁気抵抗
効果素子1と一対の端子4とを、一部を除いて非導電体
材料3で分離したことを特徴とする。
【0024】この様に、磁気抵抗効果素子1と一対の端
子4とを、一部を除いて非導電体材料3で分離すること
によって、一対の端子4間の領域以外の磁気抵抗効果素
子1の感帯で隣接するトラックの磁気的信号を読んで
も、端子4から信号出力として出力されることがないの
で、良好なオフトラック特性が得られる。なお、本願に
おいて、「再生ヘッドを少なくとも備えた薄膜磁気ヘッ
ド」とは、少なくとも、MRヘッドとライト用薄膜ヘッ
ドとを積層させた複合型薄膜磁気ヘッド及びMRヘッド
のみの薄膜磁気ヘッドを含むことを意味する。
【0025】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、磁気抵抗効果素子1の両端に一対の磁区制御膜2を
設けるとともに、一対の磁区制御膜2の間隔を、一対の
端子4の間隔より広くしたことを特徴とする。
【0026】この様に、オーバーレイド構造に対して非
導電体材料3を設けることによって、オーバーレイド構
造部分の電流検出を最小限にすることができ、それによ
って、高密度記録化に伴うトラック幅の減少に対応する
ことのできる良好なオフトラック特性を得ることができ
る。
【0027】(3)また、本発明は、上記(1)または
(2)において、一対の非導電体材料3の互いに対向す
る側が90°未満のテーパー角を持つことを特徴とす
る。
【0028】この様に、一対の非導電体材料3の互いに
対向する側が90°未満のテーパー角を持たせることに
よって、この一対の非導電体材料3の上に設ける端子4
を段切れ等の堆積不良を生ずることなく堆積することが
でき、それによって、端子4の信頼性を高めることがで
きる。
【0029】(4)また、本発明は、上記(3)におい
て、一対の非導電体材料3の膜厚が、磁気抵抗効果素子
1の感帯から離れるにしたがって、厚くなっていること
を特徴とする。
【0030】この様に、一対の非導電体材料3の膜厚
を、磁気抵抗効果素子1の感帯から離れるにしたがって
厚くすることによって、端子4の堆積不良を確実に回避
することができる。
【0031】(5)また、本発明は、上記(1)または
(2)において、一対の非導電体材料3が、磁気抵抗効
果素子1の保護膜の一部を置き換えた絶縁体によって構
成されていることを特徴とする。
【0032】この様に、一対の非導電体材料3を、磁気
抵抗効果素子1の保護膜、例えば、Ta膜の一部を除去
して絶縁体を埋め込んだり、或いは、Ta膜の表面を酸
化してTa2 5 に変換したりすることによって形成し
た絶縁体によって構成することにより、一対の非導電体
材料3の表面を平坦化することができ、それによって、
端子4の堆積不良を防止することができると共に、端子
4の凹凸を少なくすることができるので、全体の高さを
低くすることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】ここで、図2及び図3を参照し
て、本発明の第1の実施の形態のMRヘッドの製造工程
を説明する。 図2(a)参照 まず、Al2 3 −TiC基板11上にスパッタリング
法を用いて厚さ2μmのAl2 3 膜12を堆積させた
のち、選択電解メッキ法を用いて、100〔Oe〕の磁
界を印加しながら、厚さが、1〜3μm、例えば、3μ
mのNiFe膜を形成して下部磁気シールド層13と
し、次いで、スパッタリング法を用いて、厚さが、例え
ば、500Å(=50nm)のAl2 3 膜を堆積させ
たのち、イオンミリング法によって所定形状にパターニ
ングすることによって下部リードギャップ層14を形成
し、次いで、磁気抵抗効果素子を構成するためのスピン
バルブ膜15を堆積させる。
【0034】図2(b)参照 このスピンバルブ膜15としては、例えば、30〔O
e〕の磁界を印加しながらスパッタリング法を用いて、
下地層となる厚さが、例えば、50ÅのTa膜16を形
成したのち、厚さが、例えば、40ÅのNiFeフリー
層17、厚さが、例えば、25ÅCoFeフリー層1
8、厚さが、例えば、25ÅのCu中間層19、厚さ
が、例えば、25ÅのCoFeピンド層20、厚さが2
0〜300Å、例えば、250ÅのPdPtMn膜から
なる反強磁性体層21、及び、厚さが60ÅのTa保護
膜22を順次積層させて形成する。なお、この場合のN
iFeの組成は、例えば、Ni81Fe19であり、CoF
eの組成は、例えば、Co90Fe10であり、また、Pd
PtMnの組成は、例えば、Pd31Pt17Mn52であ
る。
【0035】次いで、CoFeピンド層20の磁化方向
を固定するために、成膜時に印加した磁界と直交する方
向の200kA/mの直流磁場を印加しながら、真空中
で230℃で1〜3時間の熱処理を行うことによってP
dPtMnからなる反強磁性体層21の磁化方向を印加
した直流磁場の方向とする。なお、この場合、230℃
の熱処理工程において、Cu中間層19を構成するCu
とNiFeフリー層17との間の相互拡散が生じないよ
うに、両者の間にバリア層となるCoFeフリー層18
を設けてフリー層を2層構造としている。
【0036】図2(c)参照 次いで、レジストパターン23をマスクとしてArイオ
ンを用いたイオンミリングを施すことによって、スピン
バルブ膜15の露出部を除去したのち、全面に、磁区制
御膜となる高保磁力膜であるCoCrPt膜24をスピ
ンバルブ膜15と同程度の厚さとなる様にスパッタリン
グ法を用いて堆積させる。なお、この場合のCoCrP
tの組成は、例えば、Co78Cr10Pt12である。
【0037】図3(d)参照 次いで、レジストパターン23上に堆積したCoCrP
t膜24をレジストパターン23と共に除去したのち、
新たなレジストパターン(図示せず)をマスクとしてイ
オンミリングを施すことによって、CoCrPt膜24
を所定形状にパターニングして磁区制御膜25を形成
し、次いで、再びスパッタリング法を用いて、厚さが、
例えば、20nmのAl2 3 膜26を堆積させる。
【0038】図3(e)参照 次いで、磁区制御膜25及びスピンバルブ膜15の不感
帯を覆う形状のレジストマスク27を設けたのち、斜め
方向から所定の入射角のArイオンを照射することによ
って、Al2 3 膜26の感帯に面した側がテーパー状
になるようにエッチング除去することによって、保護絶
縁膜28を形成する。なお、このテーパー角は、レジス
トパターン27の形状、レジストパターン27の高さ、
及び、Arイオンの入射角等を制御することによって制
御することが可能である。
【0039】図3(f)参照 次いで、レジストパターン27を除去したのち、レジス
トパターン(図示せず)を用いたリフトオフ法によって
厚さが、例えば、10nmのTa膜、10nmのTiW
膜、及び、80nmのTa膜を順次堆積させることによ
って、1対のリード電極29を形成し、次いで、再び、
スパッタリング法によって、厚さが、例えば、500Å
のAl2 3 膜を堆積したのち、イオンミリング法を用
いて所定形状にパターニングすることによって上部リー
ドギャップ層30とし、次いで、選択電解メッキ法によ
って、厚さが、例えば、3.8μmのNiFe膜を成膜
して上部磁気シールド層31とすることによってシング
ルスピンバルブ素子を磁気抵抗効果素子としたMRヘッ
ドの基本構成が完成する。
【0040】この様に、本発明の第1の実施の形態にお
いては、オーバーレイド部分を覆うように保護絶縁膜2
8を設けて、リード電極29とスピンバルブ膜15の本
来の読取領域となる領域以外とを絶縁分離しているの
で、オーバーレイド部分での電流検出を抑制することが
でき、それによって、オフトラック特性を良好にするこ
とができる。
【0041】また、本発明の第1の実施の形態において
は、保護絶縁膜28の対向する側にテーパーを設けてい
るので、リード電極29をスパッタリング法によって堆
積する際に、保護絶縁膜28の端部において段切れやボ
イド(鬆)が発生することがなく、したがって、リード
電極29の信頼性を高めることができる。
【0042】次に、図4を参照して、本発明の第2の実
施の形態のMRヘッドの製造工程を説明する。 図4(a)参照 上記の第1の実施の形態と全く同様の工程で、Al2
3 −TiC基板11上にAl2 3 膜12を介して、下
部磁気シールド層13、下部リードギャップ層14、ス
ピンバルブ膜15、及び、磁区制御膜25を形成する。
【0043】図4(b)参照 次いで、スピンバルブ膜15の中央部を覆うと共に磁区
制御膜25の周辺部を囲む形状のレジストパターン32
を設け、所定の入射角になるようにスパッタリングを行
うことによって、所定のテーパー角を有し、且つ、感帯
から離れるにしたがって膜厚が増加するAl2 3 膜か
らなる絶縁保護膜33を形成する。なお、レジストパタ
ーン32上に堆積したAl2 3 膜については図示を省
略する。
【0044】この場合のテーパー角は、レジストパター
ン32の形状、レジストパターン32の高さ、及び、ス
パッタリング物質の入射角等を制御することによって制
御することが可能である。
【0045】図4(c)参照 次いで、レジストパターン32を除去したのち、再び、
上記の第1の実施の形態と全く同様な工程によって、一
対のリード電極29、上部リードギャップ層30、及
び、上部磁気シールド層31を設けることによって、シ
ングルスピンバルブ素子を磁気抵抗効果素子としたMR
ヘッドの基本構成が完成する。
【0046】この様に、本発明の第2の実施の形態にお
いても、オーバーレイド部分を覆うように保護絶縁膜3
3を設けて、リード電極29とスピンバルブ膜15の本
来の読取領域となる領域以外とを絶縁分離しているの
で、オーバーレイド部分での電流検出を抑制することが
でき、それによって、オフトラック特性を良好にするこ
とができる。
【0047】また、本発明の第2の実施の形態において
は、保護絶縁膜33の対向する側にテーパーを設けると
ともに、感帯から離れるにしたがって膜厚を増加させて
いるので、リード電極29をスパッタリング法によって
堆積する際に、保護絶縁膜33の端部における段切れや
ボイド(鬆)が発生をより確実に抑制することができ、
したがって、リード電極29の信頼性を高めることがで
きる。なお、この場合のテーパー領域の始まりの領域の
厚さの制御性及び信頼性は、上記の第1の実施の形態よ
り若干劣る虞があり、それに伴って、電流の流れる領域
が若干拡大する可能性がある。
【0048】次に、図5を参照して、本発明の第3の実
施の形態のMRヘッドの製造工程を説明する。 図5(a)参照 上記の第1の実施の形態と全く同様の工程で、Al2
3 −TiC基板11上にAl2 3 膜12を介して、下
部磁気シールド層13、下部リードギャップ層14、ス
ピンバルブ膜15、及び、磁区制御膜25を形成する。
【0049】図5(b)参照 次いで、スピンバルブ膜15の中央部及び磁区制御膜2
5の端部を覆う形状のレジストパターン34を設け、イ
オンミリングを施すことによって、スピンバルブ膜15
の最上部に設けたTa保護膜22を除去したのち、この
除去部分をAl 2 3 膜をスパッタリングによって埋め
込むことによって、表面が平坦で、スピンブルブ膜15
の中央部の高さとほぼ一致した保護絶縁膜35を形成す
る。なお、レジストパターン34上に堆積したAl2
3 膜については図示を省略する。
【0050】図5(c)参照 次いで、レジストパターン34を除去したのち、再び、
上記の第1の実施の形態と全く同様な工程によって、一
対のリード電極29、上部リードギャップ層30、及
び、上部磁気シールド層31を設けることによって、シ
ングルスピンバルブ素子を磁気抵抗効果素子としたMR
ヘッドの基本構成が完成する。
【0051】この様に、本発明の第3の実施の形態にお
いても、オーバーレイド部分を覆うように保護絶縁膜3
5を設けて、リード電極29とスピンバルブ膜15の本
来の読取領域となる領域以外とを絶縁分離しているの
で、オーバーレイド部分での電流検出を抑制することが
でき、それによって、オフトラック特性を良好にするこ
とができる。
【0052】また、本発明の第3の実施の形態において
は、保護絶縁膜35の表面を平坦に、且つ、スピンブル
ブ膜15の中央部の高さとほぼ一致させているので、リ
ード電極29をスパッタリング法によって堆積する場合
に、リード電極29を凹凸を少なく成膜することがで
き、それによって、全体の高さを低くすることができ
る。
【0053】次いで、図6を参照して、本発明の第4の
実施の形態をMRヘッドを説明する。 図6参照 図6は、本発明の第4の実施の形態のMRヘッドの概略
的断面図であり、その製造工程は、磁区制御膜を設けな
い以外は上記の第1の実施の形態と実質的に同様である
ので説明を省略するが、この本発明の第4の実施の形態
の特徴点は、磁区制御膜を設けずにスピンバルブ膜36
をトラック幅方向により長く形成したものである。
【0054】即ち、一般に強磁性膜の磁化特性は形状依
存性があり、細長い方向に沿って磁化し易くなるので、
スピンバルブ膜36をトラック幅方向により長く形成す
ることによって、スピンバルブ膜36の磁化方向を再現
性良くトラック幅方向に規定することができ、それによ
って、磁区制御膜を設けなくとも単磁区化が可能にな
る。
【0055】この場合においても、高記録密度化に伴う
トラック幅の減少に対応できる良好なオフトラック特性
を得る必要があり、そのために、保護絶縁膜28を設け
ることによってリード電極29とスピンバルブ膜36の
電気的接続領域を限定し、スピンバルブ膜36の本来の
読取領域となる領域以外とを絶縁分離しているので、本
来の読取領域となる領域以外において隣接するトラック
の記録磁界を読み取っても、信号出力としてリード電極
29から出力されることがなく、オフトラック特性を良
好にすることができる。
【0056】以上、本発明の各実施の形態を説明してき
たが、本発明は各実施の形態に記載した構成に限られる
ものではなく、各種の変更が可能である。例えば、上記
の各実施の形態の説明においては、下部磁気シールド層
13及び上部磁気シールド層31を選択電解メッキ法を
用いてNiFeによって構成しているが、NiFeと同
様に保磁力の小さな軟磁性膜であるCoFeNiSやC
oFeを用いても良いものであり、成膜方法としても電
解メッキ法で全面に堆積させたのちイオンミリング法に
よってパターニングしても良いものであり、或いは、ス
パッタリング法を用いてリフトオフによってパターニン
グしても良いし、さらには、全面に堆積させたのち、イ
オンミリング法によってパターニングしても良いもので
ある。なお、電解メッキ法を用いる場合には、予めメッ
キベース層を設けておくことが望ましい。
【0057】また、本発明の各実施の形態の説明におい
て、Al2 3 −TiC基板11上に設ける下地絶縁
膜、保護絶縁膜28,33,35、下部リードギャップ
層14、及び、上部リードギャップ層30としてAl2
3 を用いているが、Al2 3 に限られるものではな
く、例えば、SiO2 を用いても良いものであり、ま
た、成膜法としてもスパッタリング法に限られるもので
はなく、蒸着法或いはCVD法を用いても良いものであ
る。
【0058】また、本発明の各実施の形態の説明におい
ては、磁気抵抗効果素子としてスピンバルブ膜15、即
ち、NiFe/CoFe/Cu/CoFe/PdPtM
nからなるシングルスピンバルブ素子を用いているが、
この様なシングルスピンバルブ素子に限られるものでは
なく、例えば、NiFe/Cu/NiFe/FeMn等
の他の積層構造のシングルスピンバルブ素子を用いても
良いものであり、さらには、ダブルスピンバルブ素子を
用いても良いものである。
【0059】また、磁気抵抗効果素子としてスピンバル
ブ膜15の代わりに、NiFe等の異方性磁気抵抗効果
膜、CoFeとCuを例えば交互に10周期堆積させた
〔CoFe/Cu〕10等の人工格子膜、或いは、スピ
ンバルブ膜におけるCu中間層19をトンネル絶縁膜に
置き換えた強磁性トンネル接合構造を有する素子を用い
ても良いものである。
【0060】また、上記の各実施の形態の説明において
は、磁区制御膜として、高保磁力膜のCoCrPtを用
いているが、CoCrPtに限られるものではなく、C
oPt,CoCr等の他の高保磁力膜を用いても良く、
さらには、PdPtMn等の反強磁性体膜を用いても良
いものである。
【0061】また、上記の各実施の形態においては、N
iFe、CoFe、PdPtMn、及び、CoCrPt
として、夫々、Ni81Fe19、Co90Fe10、Pd31
17Mn52、及び、Co78Cr10Pt12を用いている
が、この様な組成比に限られるものではなく、必要とす
る磁気特性及び加工特性等に応じて適宜組成比を選択す
れば良いものである。
【0062】また、上記の本発明の各実施の形態の説明
においては、リード電極29としてTa/TiW/Ta
積層構造膜を用いているが、この様な積層構造膜に限ら
れるものではなく、Au膜を用いても良いし、或いは、
単独のW膜やTa膜を用いても良いものである。
【0063】また、上記の本発明の各実施の形態の説明
においては、基板としてAl2 3−TiC基板を用い
ているが、表面にSiO2 膜を形成したSi基板或いは
ガラス基板等の基板を用いても良いものである。
【0064】また、上記の第3の実施の形態において
は、保護絶縁膜35を、スピンバルブ膜15の最上層に
設けたTa保護膜22の少なくとも一部を除去したの
ち、除去部にAl2 3 膜を堆積させて形成している
が、Ta保護膜22を酸化してTa 2 5 膜として、こ
のTa2 5 膜を保護絶縁膜としても良いものであり、
この場合、全体の表面を平坦化するために、Ta保護膜
22の一部を除去したのち酸化することが望ましい。
【0065】また、上記の第4の実施の形態は、上記の
第1の実施の形態に対応するものであるが、保護絶縁膜
の形成工程としては、上述の構成に限られるものではな
く、上記の第2の実施の形態或いは第3の実施の形態と
同様な製造工程で形成しても良いものである。
【0066】また、本発明の各実施の形態の説明におい
ては、単独のMRヘッド構造として説明しているが、本
発明はこの様な単独のMRヘッドに限られるものではな
く、図7に示した様な誘導型の薄膜磁気ヘッドと積層し
た複合型薄膜磁気ヘッドにも適用されるものである。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、薄膜磁気ヘッドを構成
する磁気抵抗効果素子の本来の読取領域となる領域以外
とリード電極とを絶縁分離しているので、電流分布を制
御することができ、それによって、オーバーレイド構造
で問題となるオーバーラップ部分の電流検出を最小限に
することができるので、高記録密度化に伴うトラック幅
の減少に対応できる良好なオフトラック特性を得ること
ができ、ひいては、高記録密度のHDD装置の普及に寄
与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の途中までの製造工
程の説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の図2以降の製造工
程の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の製造工程の説明図
である。
【図6】本発明の第4の実施の形態のMRヘッドの概略
的断面図である。
【図7】従来の複合型薄膜磁気ヘッドの要部透視斜視図
である。
【図8】従来のMRヘッドの説明図である。
【符号の説明】
1 磁気抵抗効果素子 2 磁区制御膜 3 非導電体材料 4 端子 5 下部リードギャップ層 6 上部リードギャップ層 7 下部磁気シールド層 8 上部磁気シールド層 11 Al2 3 −TiC基板 12 Al2 3 膜 13 下部磁気シールド層 14 下部リードギャップ層 15 スピンバルブ膜 16 Ta膜 17 NiFeフリー層 18 CoFeフリー層 19 Cu中間層 20 CoFeピンド層 21 反強磁性体層 22 Ta保護膜 23 レジストパターン 24 CoCrPt膜 25 磁区制御膜 26 Al2 3 膜 27 レジストパターン 28 保護絶縁膜 29 リード電極 30 上部リードギャップ層 31 上部磁気シールド層 32 レジストパターン 33 保護絶縁膜 34 レジストパターン 35 保護絶縁膜 36 スピンバルブ膜 41 下部磁気シールド層 42 磁気抵抗効果素子 43 リード電極 44 上部磁気シールド層 45 ライトコイル 46 ライト電極 47 上部磁極層 48 ライトポール 51 Al2 3 −TiC基板 52 Al2 3 膜 53 下部リードギャップ層 54 磁区制御膜 55 上部リードギャップ層 56 不感帯 57 媒体トラック 58 媒体トラック 59 媒体トラック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の磁気的信号を再生信号として
    検出する再生ヘッドを少なくとも備えた薄膜磁気ヘッド
    において、前記記録媒体の磁気的信号を検出する磁気抵
    抗効果素子と一対のリード電極とを、一部を除いて非導
    電体材料で分離したことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 上記磁気抵抗効果素子の両端に一対の磁
    区制御膜を設けるとともに、前記一対の磁区制御膜の間
    隔を、上記一対のリード電極の間隔より広くしたことを
    特徴とする請求項1記載の薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 上記一対の非導電体材料の互いに対向す
    る側が、90°未満のテーパー角を持つことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の薄膜磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 上記一対の非導電体材料の膜厚が、上記
    磁気抵抗効果素子の感帯から離れるにしたがって厚くな
    っていることを特徴とする請求項3記載の薄膜磁気ヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 上記一対の非導電体材料が、上記磁気抵
    抗効果素子の保護膜の一部を置き換えた絶縁体によって
    構成されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の薄膜磁気ヘッド。
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US7107667B2 (en) 2001-11-01 2006-09-19 Tdk Corporation Method for fabricating thin film magnetic head

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