JPH09237192A - 割り込み制御装置 - Google Patents

割り込み制御装置

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Publication number
JPH09237192A
JPH09237192A JP4260596A JP4260596A JPH09237192A JP H09237192 A JPH09237192 A JP H09237192A JP 4260596 A JP4260596 A JP 4260596A JP 4260596 A JP4260596 A JP 4260596A JP H09237192 A JPH09237192 A JP H09237192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interrupt
interruption
hardware
software
processing program
Prior art date
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Pending
Application number
JP4260596A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsu Aonuma
克 青沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Kyushu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Software Kyushu Ltd filed Critical NEC Software Kyushu Ltd
Priority to JP4260596A priority Critical patent/JPH09237192A/ja
Publication of JPH09237192A publication Critical patent/JPH09237192A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるパーソナルコンピュータの機種間で、
ハードウェア割り込みとソフトウェア割り込みが、同一
割り込み番号を使用できるようにする。 【解決手段】 重複する割り込み番号のハードウェア割
り込み処理プログラムは別メモリに保存し、割り込みベ
クタの当該アドレスにはエミュレートする割り込み処理
プログラムを割り当てておく。割り込み処理プログラム
は、先ず割り込みサービスレジスタを読み込む。割り込
みサービスレジスタには、現在割り込み処理中の周辺装
置が判別できる情報が格納されているので、ハードウェ
アからの割り込みか否かが判断できる。否であれば、エ
ミュレーションすべきソフトウェア割り込み処理を割り
込みベクタに基づいて実行し、否でなければ別メモリに
保存されたハードウェア割り込み処理を実行する。 【効果】 ソフトウェア資産の有効利用ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータにおける割り込み制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータの割り込みを発
生する要因としては、周辺装置からの処理要求を、割り
込みコントローラが処理し、CPUへ通知することによ
り非同期に発生するハードウェア割り込みと、オペレー
ティング・システム(OS)やパーソナルコンピュータ
の読み出し専用メモリ(ROM)に格納されたファーム
ウェアによって提供され、アプリケーションプログラム
などの上位ソフトウェアから必要に応じて呼び出される
基本ソフトウェアであるソフトウェア割り込みとの二種
類がある。
【0003】これら、いずれの要因でも、割り込み番号
は一意に割り当てられており、従来のこの種の割り込み
制御装置は、この割り込み番号に応じて必要な処理を行
う。メモリには割り込み番号に対応して、割り込みベク
タというアドレスの一覧があり、割り込みが発生すると
CPUは割り込み番号により割り込みベクタを参照して
当該アドレスに格納されている割り込み処理プログラム
を実行する。
【0004】割り込みベクタは、コンピュータの起動時
にROMやOSの処理設定プログラムにより作成され、
必要に応じ一部あるいは全部を更新することができる。
ある割り込み番号に対して所定の処理プログラムを実行
したい場合は、割り込みベクタのこの割り込み番号に対
応するアドレスを所定の処理プログラムのアドレスに更
新する。
【0005】ソフトウェア割り込みは、割り込みベクタ
に記述されたアドレスに格納された処理プログラムに所
定の処理を実行させることが目的である。実行開始時の
条件により処理プログラムが実行され所定の結果が得ら
れる。ここで、実行開始時の条件を入力条件、実行結果
を出力条件と呼称する。入力条件、出力条件はレジスタ
やメモリなどの明示的にCPUが読み書きできる値であ
る。また、ハードウェア割り込みは、非同期に発生する
ために入力条件、出力条件は必要ない。むしろハードウ
ェア割り込みの処理プログラムの実行前後ではレジス
タ、メモリ等の値は保存されなければならない。
【0006】ところで、パーソナルコンピュータにおい
ては、ハードウェア割り込み、ソフトウェア割り込みに
は別々の割り込み番号が割り当てられており、この割り
当ては機種固有であり、また入力条件と出力条件も機種
固有である。したがって、異なる機種のプログラムを実
行するには、割り込みのエミュレーションを行う。すな
わち、割り込みのエミュレーションのために、ソフトウ
ェア割り込みについて割り込みベクタを変更することで
実行する処理プログラムのアドレスを指定することがで
きる。また、入力条件、出力条件の相違については実行
プログラムの先頭と末尾で適切な変換処理を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の割り込
み制御装置では、エミュレートする機種とされる機種で
ソフトウェアの割り込みベクタが重ならない場合にのみ
有効である。すなわち、すでにエミュレーション対象の
割り込みベクタが別の目的で使用されている場合はエミ
ュレートできない。この場合には、プログラム自体を変
更して作成する必要があり、多大な手間を要するか、技
術的理由や契約、著作権などの社会的理由で変更が不可
能であり、プログラムが使用できないこともありえると
いう問題点がある。
【0008】本発明の目的は、ソフトウェア割り込みと
ハードウェア割り込みの番号が重複する場合にも有効な
割り込み装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の割り込み制御装
置は、同一番号のソフトウェア割り込みとハードウェア
割り込みを、割り込みコントローラの状態を参照するこ
とにより共存可能とすることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明のフローチャートであり、パ
ーソナルコンピュータの割り込みコントローラから割り
込みサービスレジスタを読み込んで判別する処理(0
1)と、ハードウェア割り込み処理(02)と、エミュ
レートするソフトウェア処理(03)とから成る。
【0012】図2は、エミュレーション設定前の割り込
みベクタ21の概念図であり、エミュレーション対象の
割り込み番号のアドレス22から成る。また、図3は、
エミュレーション対象の番号のアドレス32から成るエ
ミュレーション設定後の割り込みベクタ31の概念図で
あり、保存した割り込み番号のアドレスと保存する別の
メモリ33とを示す。
【0013】エミュレーションを行う前(図2)の状態
でアドレス22の対応の周辺装置からのハードウェア割
り込みが発生すると、アドレス22で指定される処理プ
ログラムが実行される。エミュレーションのための設定
時には図3のように割り込みベクタを更新する。すなわ
ち、設定前のアドレス22を別のメモリ33に保存す
る。アドレス32にはエミュレーション時に実行する割
り込み処理プログラムのアドレスを格納する。
【0014】この設定後、周辺装置からのハードウェア
割り込みが発生するとCPUは割り込みベクタ31を参
照してその割り込み番号のアドレス32にある処理プロ
グラムを実行する。また、プログラムからのその割り込
み番号のソフトウェア割り込みを呼び出す場合も、CP
Uは割り込みベクタ31を参照してその割り込み番号の
アドレス32にある処理プログラムを実行する。
【0015】たとえば、割り込み番号の16進数で10
H(10進数で16)が、パーソナルコンピュータNで
はプリンタのハードウェア割り込み、パーソナルコンピ
ュータIでは画面制御のソフトウェア割り込みであると
する。ここで、パーソナルコンピュータI用のプログラ
ムをパーソナルコンピュータNにおいて本発明の割り込
み処理で実行した場合の例を説明する。割り込み番号1
0Hについてエミュレーション設定前のハードウェア割
り込みプログラムのアドレス22が別のメモリ33に保
存されている。割り込みベクタのこの番号には、エミュ
レーション時に実行する処理プログラムのアドレス32
が格納されている。この番号のソフトウェア割り込みが
呼び出されるとCPUは割り込みベクタ31を参照して
処理プログラム32を実行する。
【0016】本発明の割り込み処理では、ここからまず
割り込みサービスレジスタを参照する。割り込みサービ
スレジスタは現在割り込み処理中の周辺装置が判別でき
る情報が格納されている。ここではソフトウェア割り込
みなのでエミュレートするソフトウェア割り込み処理0
3が実行される。エミュレートするソフトウェア割り込
みでは機種間の入力条件、出力条件の変換距離を行い、
必要とする処理を実行する。
【0017】次にこのプログラム実行中、対象の割り込
み番号の装置にハードウェア割り込みが発生した場合の
処理について説明する。まず割り込みサービススレジス
が参照されるのは上述と同じである。割り込みサービス
レジスタにより本装置へのハードウェア割り込みである
ことが確認されると、保存したアドレス33を参照し
て、本来の本装置の割り込み処理プログラムを実行す
る。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、従来、ソフトウェア割
り込みとハードウェア割り込みの番号が重複するためエ
ミュレートできなかった異なる機種のパーソナルコンピ
ュータ間で、エミュレートする手段が提供されるため、
プログラムを変更することができ、ソフトウェア資産の
有効利用が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフローチャートである。
【図2】本発明におけるエミュレーション設定前の割り
込みベクタの概念図である。
【図3】本発明におけるエミュレーション設定後の割り
込みベクタの概念図と別メモリとを示す。
【符号の説明】
21,31 割り込みベクタ 22,32 アドレス 33 別メモリ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一番号のソフトウェア割り込みとハー
    ドウェア割り込みを、割り込みコントローラの状態を参
    照することにより共存可能とすることを特徴とする割り
    込み制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ハードウェア割り込み処理プログラ
    ムを別メモリに保存し、前記ソフトウェア割り込みの処
    理プログラムを割り込みベクタの当該アドレスに割り当
    てておき、前記割り込みコントローラの状態が前記ハー
    ドウェア割り込みを示している場合には前記別メモリの
    処理プログラムを実行し、そうでない場合には前記割り
    込みベクタの当該アドレスに割り当てられた処理プログ
    ラムを実行することを特徴とする請求項1記載の割り込
    み制御装置。
  3. 【請求項3】 前記同一番号が異機種のコンピュータの
    ソフトウェアをエミュレーションする場合におけるエミ
    ュレーションされるソフトウェアと、エミュレーション
    するハードウェアの各割り込み番号についてのものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の割り込み制御装置。
JP4260596A 1996-02-29 1996-02-29 割り込み制御装置 Pending JPH09237192A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4260596A JPH09237192A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 割り込み制御装置

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JP4260596A JPH09237192A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 割り込み制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09237192A true JPH09237192A (ja) 1997-09-09

Family

ID=12640682

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4260596A Pending JPH09237192A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 割り込み制御装置

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JP (1) JPH09237192A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010113734A (ja) * 2003-07-31 2010-05-20 Intel Corp プロセッサ間割り込み

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990316