JPH087706B2 - 評価用シングルチツプマイクロコンピュータ - Google Patents

評価用シングルチツプマイクロコンピュータ

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JPH087706B2
JPH087706B2 JP61109811A JP10981186A JPH087706B2 JP H087706 B2 JPH087706 B2 JP H087706B2 JP 61109811 A JP61109811 A JP 61109811A JP 10981186 A JP10981186 A JP 10981186A JP H087706 B2 JPH087706 B2 JP H087706B2
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Japan
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evaluation
mode switching
chip
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chip microcomputer
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聡 池井
治久 柏木
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は評価用シングルチップマイクロコンピュータ
に関する。
〔従来の技術〕
シングルチップマイクロコンピュータにおいて、ユー
ザーの要望の多様化によりCPU部のアーキテクチャ等基
本的なコンセプトを同一とし、チップ内にあるI/O装置
が異なるような多種多様なマイクロコンピュータを持つ
製品体系が要求されるようになってきた。従って、エミ
ュレータ側にも多種多様なマイクロコンピュータを持つ
製品体系が要求されるようになってきている。
一般に、エミュレータは、評価対象とするプログラム
を評価対象とするシングルチプマイクロコンピュータと
等価を機能を持って実行し、このプログラムのあるポイ
ントにおいて内部情報(例えば内部レジスタの値)を参
照させることができる機能を持つ特殊なシングルチップ
マイクムコンピュータを有している。一般に、このよう
な特殊なシングルチップマイクロコンピュータはエバリ
ュエーションチップ(評価用チップ)と呼ばれている。
この評価用チップは、上記の多種多様なマイクロコンピ
ュータに対応するために、モード切替等の手段で多種多
様なマイクロコンピュータと等価な動作をすることがで
きるような工夫がしてある。このモード切替手段に最も
良く用いられる方法は、評価用チップ上に特別にモード
切替用レジスタを設け、このレジスタに書き込れる値に
より評価用チップの動作モードを切替える方法である。
このような方法によって評価用チップを適切なモードに
切替えることにより、始めてエミュレータは評価対象と
するプログラムに対して評価作業を行なうことができ
る。つまり、最初に設定するモード切替用のレジスタの
値が誤っていたならば、評価用チップは誤動作を起し、
エミュレータは評価作業を正常に行なうことができなく
なるという性質を持っている。
対象マイクロコンピュータと同等の機能を持ち、さら
に特殊な機能を持つ評価用チップは、その動作状態によ
り次の2つに区別することができる。一方は、評価用チ
ップが評価対象とするプログラムを評価対象とするシン
グルチップマイクロコンピュータと等価な機能を持って
実行する状態である。他方は、評価作業をするためのプ
ログラムを実行する状態である。このプログラムは、評
価用チップの内部状態を外部に出力したり、前述のモー
ド切替用レジスタを含む内部レジスタに値を設定するな
どの機能を持ち、評価対象とするプログラムとは別の空
間に展開されている。ここで評価用チップが前述の二つ
の状態のどちらを取り得るかはエミュレータ内部に存在
する制御CPUによりコントロールされている。評価用チ
ップが評価対象とするプログラムを実行中、制御CPUか
らの特権割り込み要求を受け付けると、評価対象プログ
ラムのの実行を一時中断し、前述の評価作業をするため
のプログラムを実行する。その後再び評価用チップは中
断していた評価対象とするプログラムの実行を続け、エ
ミュレータはこのようにして評価作業を繰り返し行なっ
ていく。
従来、評価用チップは前述のようにまず最初に内部に
あるモード切替用レジスタに適切な値を設定した後に評
価対象とするプログラムを実行していた。この、モード
切替用レジスタに適切な値を設定する作業は、制御CPU
により評価用チップに対して特権割り込みを行ない、評
価用チップを評価作業をするためのプログラム実行状態
にし、モード切替用レジスタに適正値を設定する機能を
持ったプログラムを評価用チップが実行することにより
行なっていた。ところが、設定作業を終え評価対象とす
るプログラムを評価用チップが実行する場合、対象対象
とするプログラムの欠陥などにより評価用チップが暴走
し、前述のモード切替用レジスタの値を書き変えてしま
う場合があった。そのため、評価用チップの動作モード
が変ってしまい、エミュレータは評価作業を正常に続行
することができなくなり、評価用チップは新たに正しい
値をモード切替用レジスタに設定し直さなければならな
い不都合があった。
第2図は従来のモード切替用レジスタおよびその周辺
回路の構成例を示す図である。D−タイプフリップフロ
ップ1は、評価用チップのモード切替用設定値の値を保
持しておく、評価用チップ内部上にある特別なレジスタ
である。このD−タイプフリップフロップ1は、CK端子
への入力立上がりエッジでD端子へのデータバス2上の
入力信号をラッチし、Q端子から出力出力信号3として
出力する。オアゲート6はこのレジスタに割り当てられ
ているアドレスがアドレスパス上に出力された時にアク
ティブ(ロウレベル)になるデコーダ出力4とWR信号
(アクティブレベルはロウ)5の論理和をとり、信号7
を出力する。この回路において評価用チップがこのレジ
スタにアクセスすると、デコーダ出力4がアクティブレ
ベルになり、WR信号5の後端の立ち上がりエッジでデー
タバス2上にセットされているモード切替用レジスタの
設定値の値をラッチし、保持する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の評価用シングルチップマイクロコンピ
ュータは、このモード切替用レジスタに値を設定する作
業が、評価対象とするプログラムを実行する状態におい
ても可能であったため、評価対象とするプログラムの欠
陥などにより評価用チップが暴走し、誤ってモード切替
用レジスタに対して書き込み動作を行ない、そのレジス
タの内容を変えてしまい評価対象とするチップのモード
から変更されてしまう場合があるという欠点がある。
本発明の目的は、評価用チップが評価対象とするプロ
グラム実行状態においてはモード切替用レジスタに対し
て書き込み動作を来なったとしてもレジスタ内容が書き
変えられることができない評価用シングルチップマイク
ロコンピュータを提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の評価用シングルチップマイクロコンピュータ
は、モード切替用レジスタに対するアクセスを、デバッ
グ用に用いる特権割込みサービスルーチン中にだけ許可
し、評価対象とするプログラム実行中には禁止する回路
を含むことを特徴とする。
〔実施例〕 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の評価用シングルチップマイクロコン
ピュータの一実施例で、モード切替用レジスタおよび周
辺回路の構成図である。
本実施例は、第2図の従来例の回路において、オアゲ
ート6の出力7と評価用チップ動作状態出力信号8の論
理和をとり、D−タイプフリップフロップトリガ入力信
号10としてD−タイプフリップフロップ1のCK端子に出
力するオアゲート9を備えたものである。評価用チップ
動作状態出力信号8は、評価用チップが一般的に持って
いる信号で、評価用チップが現在、制御CPUからの特権
割り込み要求を受けつけて評価作業を行なうためのプロ
グラム実行状態であるか、それとも評価対象となるプロ
グラム実行状態であるかを、制御CPUなど他の外部シス
テムに呈示するための評価用チップが出力する信号であ
る。本実施例においては、この信号8は、前者の場合が
ロウレベル、後者の場合がハイレベルに対応している。
次に、本実施例の動作を説明する。
評価用チップが評価対象とするプログラム実行中の評
価用チップ動作状態出力信号8が前述のようにハイレベ
ルとなっているため、いかなる場合においてもオアゲー
ト9の出力10はハイレベルとなり、D−タイプフリップ
フロップ1に対してトリガはかからない。評価用チップ
が制御用CPUからの特権割り込み要求を受けて評価作業
を行なうためのプログラム実行状態にある時は、信号8
はロウレベルであるのでモード切替用レジスタへの書き
込み動作により従来通りレジスタ内容を設定することが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、評価用チップが評価対
象プログラム実行状態にある時は、モード切替用レジス
タに対するアクセスを禁止することにより、評価対象と
するプログラムを実行中にプログラムの欠陥などにより
モード切替用レジスタに対して書き込み動作を行なった
としてもレジスタ内容が書き変らないため、評価対象と
しているチップのモードが変更されなくなるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の評価用シングルチップマイクロコンピ
ュータ一実施例で、モード切替用レジスタおよびその周
辺回路の構成図、第2図は従来例の構成図である。 1……D−タイプフリップフロップ、 2……データバス、 3……D−タイプフリップフロップ1の出力信号、 4……アドレスバスのデコーダ出力、 5……WR信号、 6,9……オアゲート、 7……オアゲート6の出力、 8……評価用チップ動作状態出力信号、 10……D−タイプフリップフロップ1のトリガ入力信
号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−195752(JP,A) MC68000 16ビットマイクロプロセッ サ ユーザーズ・マニュアルP.67−68 昭和56年6月1日 日本モトローラ株式会 社 発行

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多品種のシングルチップマイクロコンピュ
    ータ用のプログラムを評価する機能を有するシングルチ
    ップマイクロコンピュータ用エミュレータに使用され、
    命令実行部およびこの命令実行部の命令実行により発生
    されるアクセス信号に応答して前記多品種のシングルチ
    ップマイクロコンピュータ内の1品種を選択するための
    モード情報を取り込み出力するモード切替用レジスタを
    持つ評価用シングルチップマイクロコンピュータにおい
    て、前記モード切替用レジスタへの前記アクセス信号の
    供給経路にゲート回路を設け、このゲート回路の開閉を
    特権割り込み要求を受け付けて評価作業を行うためのプ
    ログラム実行状態であるか又は評価対象となるプログラ
    ム実行状態であるかを示す制御信号で制御するようにな
    し、前記制御信号が前記評価対象となるプログラム実行
    状態であることを示すときは前記ゲート回路を閉じて前
    記アクセス信号の前記モード切替用レジスタへの供給を
    禁止し、前記制御信号が前記評価作業を行うためのプロ
    グラム実行状態であることを示すときは前記ゲート回路
    を開いて前記アクセス信号の前記モード切替用レジスタ
    への供給を許可するようにしたことを特徴とする評価用
    シングルチップマイクロコンピュータ。
JP61109811A 1986-05-13 1986-05-13 評価用シングルチツプマイクロコンピュータ Expired - Fee Related JPH087706B2 (ja)

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JPS62264338A JPS62264338A (ja) 1987-11-17
JPH087706B2 true JPH087706B2 (ja) 1996-01-29

Family

ID=14519803

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JPH0760401B2 (ja) * 1987-12-18 1995-06-28 日本電気株式会社 評価用シングルチップマイクロコンピュータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195752A (ja) * 1983-04-22 1984-11-06 Nec Corp 集積回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
MC6800016ビットマイクロプロセッサユーザーズ・マニュアルP.67−68昭和56年6月1日日本モトローラ株式会社発行

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