JPH09235756A - 油圧リモコン回路 - Google Patents

油圧リモコン回路

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JPH09235756A
JPH09235756A JP8069475A JP6947596A JPH09235756A JP H09235756 A JPH09235756 A JP H09235756A JP 8069475 A JP8069475 A JP 8069475A JP 6947596 A JP6947596 A JP 6947596A JP H09235756 A JPH09235756 A JP H09235756A
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JP
Japan
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remote control
pilot
hydraulic
hydraulic remote
valve
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Application number
JP8069475A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Taji
浩 田路
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 油圧リモコン弁の操作ゲインを下げることに
よって、操作レバーの微操作性を向上させるようにした
油圧リモコン回路を提供する。 【解決手段】 油圧リモコン弁と、パイロット切換弁の
パイロットポートとの間に第1の絞り部を介設し、その
第1の絞り部の下流側管路に、第2の絞り部をそなえた
タンク連通・遮断用の電磁切換弁を設けた。また上記パ
イロット圧を検出する圧力センサを設け、その圧力セン
サからの信号をコントローラに入力するようにし、また
油圧ポンプのレギュレータとパイロット圧油圧源を電磁
比例減圧弁を介して連通した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として油圧ショ
ベルなど建設機械,作業車両に装備した油圧アクチュエ
ータを制御するための油圧リモコン回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、特開平5−71505号公報
に記載されている油圧回路図である。図において、1は
油圧ショベルのフロント部に装着している作業アタッチ
メント、2は作業アタッチメント1のブーム、3はアー
ム、4はバケット、5はブームシリンダ、6はアームシ
リンダ、7はバケットシリンダである。この図14に示
す従来技術の一実施例油圧回路では、ブームシリンダ
(5)制御用パイロット切換弁8の左右のパイロットポ
ート9,10のうち、一方のたとえばパイロットポート
10に接続される管路11に絞り部12を設け、その絞
り部12と並列にパイロット操作チェック弁13を配設
し、他方のパイロットポート9に作用するパイロット圧
信号により上記パイロット操作チェック弁13を開口す
るようにしている。上記油圧回路の作用として、ブーム
上げ動作を行っている途中にブーム用リモコン弁14の
操作レバー15を急激にイ位置より中立位置へ急操作す
ると、パイロットポンプ16からのパイロット圧はパイ
ロット弁17にて遮断され、管路11はパイロット弁1
7を介して油タンク18に連通する。そこでブーム用パ
イロット切換弁8がロ位置より中立位置に戻るのである
が、パイロット操作チェック弁13が閉じた状態である
ので、パイロットポート10の内圧が絞り部12を通じ
てゆっくりと抜けてゆく。それによりブーム用パイロッ
ト切換弁8の切換作動がゆるやかに行れるので、ブーム
2はショックを伴う急停止でなく、スムーズに停止を行
うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図14に示す従来技術
の一実施例油圧回路では運転者が油圧リモコン弁を急激
に大きく傾倒操作してまた中立位置に戻すと、油圧アク
チュエータが急激に作動しまた急停止を行うので、パイ
ロット切換弁のパイロットポートと油圧リモコン弁とを
連通する管路に絞り部を設け、ショックを伴う急作動又
は急停止を防止するようにしている。しかし上記油圧リ
モコン弁の操作レバーを大きく傾倒操作して、すなわち
上記操作レバーの十分な傾倒角度域で油圧アクチュエー
タの微操作を行うことはできない。したがって精密作業
を行うときには上記操作レバーの傾倒角度域が狭く、微
操作性が良くない。本発明は油圧リモコン弁のパイロッ
ト回路に第1と第2の絞り部を設け、上記油圧リモコン
弁の操作ゲインを下げることによって、操作レバーの微
操作性を向上させるようにし、さらに操作ゲインの高い
状態と低い状態を選択可能にした油圧リモコン回路を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1実施例油圧
リモコン回路では、建設機械に装備された油圧アクチュ
エータを制御するために、パイロット二次圧を導出する
油圧リモコン弁を操作して、油圧アクチュエータ制御用
パイロット切換弁のパイロットポートに作用させるよう
にした油圧リモコン回路において、上記油圧リモコン弁
と、パイロット切換弁のパイロットポートとの間に第1
の絞り部を介設し、その第1の絞り部の下流側管路に、
第2の絞り部をそなえたタンク連通・遮断用の切換手段
を設けた。そしてその場合上記切換手段を、油路遮断位
置より油路開通位置に切換可能な電磁切換弁に設定し、
その電磁切換弁をスイッチ操作により切換えるようにし
た。また本発明の第2実施例油圧リモコン回路では、上
記油圧リモコン弁と、パイロット切換弁の左右のパイロ
ットポートとの間にそれぞれ第1の絞り部を介設し、そ
の2つの第1の絞り部の下流側管路間に、第2の絞り部
をそなえた連通・遮断用の切換手段を設けた。また本発
明の第3実施例油圧リモコン回路では、上記油圧リモコ
ン弁と、パイロット切換弁の左右のパイロットポートと
の間にそれぞれ第1の絞り部を介設し、その2つの第1
の絞り部のそれぞれ下流側管路をシャトル弁を介して連
通し、かつシャトル弁と油タンクとを第2の絞り部を介
して連通せしめた。
【0005】本発明の第1,第2実施例油圧リモコン回
路ではスイッチをオン操作すると、電磁切換弁のソレノ
イドが通電して電磁切換弁は油路遮断位置より油路開通
位置に切換わる。この状態で油圧リモコン弁の操作レバ
ーを操作すると、油圧リモコン弁より導出されるパイロ
ット二次圧は、第1の絞り部を通過し、その一部が第2
の絞り部、電磁切換弁の油路開通位置を通って油タンク
へ流出するので、上記油圧リモコン弁の操作ゲインが下
がる。すなわちその油圧リモコン弁の操作レバーを大き
く傾倒操作しても、パイロット切換弁は急激には作動し
ない。したがって油圧アクチュエータを動かして精密作
業を行うとき、上記操作レバーを十分な傾倒角度域で操
作して、その操作レバーの微操作性を向上させることが
できる。
【0006】また本発明の第4実施例油圧リモコン回路
では、上記第1実施例油圧リモコン回路におけるパイロ
ット切換弁のパイロットポートに作用するパイロット圧
を検出する圧力センサを設け、その圧力センサからの信
号をコントローラに入力するようにし、また油圧アクチ
ュエータにメイン圧油を供給する可変容量型の油圧ポン
プのレギュレータと、パイロット油圧源とを電磁比例減
圧弁を介して連通せしめ、上記圧力センサからの信号に
基づきコントローラにて判断し、コントローラから上記
電磁比例減圧弁に対してポンプ吐出量調整指令信号を出
力するようにした。また本発明の第5実施例油圧リモコ
ン回路では、上記第2実施例油圧リモコン回路における
パイロット切換弁の左右のパイロットポートに作用する
パイロット圧をそれぞれ検出する圧力センサを設け、そ
の圧力センサからの信号をコントローラに入力するよう
にし、また油圧アクチュエータにメイン圧油を供給する
可変容量型の油圧ポンプのレギュレータと、パイロット
油圧源とを電磁比例減圧弁を介して連通せしめ、上記圧
力センサからの信号に基づきコントローラにて判断し、
コントローラから上記レギュレータに対してポンプ吐出
量調整指令信号を出力するようにした。すなわち上記第
4,第5実施例油圧リモコン回路では、第1,第2実施
例油圧リモコン回路におけるパイロット切換弁のパイロ
ットポートに作用するパイロット圧をそれぞれ圧力セン
サで検出し、電磁比例減圧弁を介してポンプ傾転量を調
整するようにした。したがって作業に適応したポンプ吐
出量を対応させることができるので、油圧リモコン弁の
操作レバーの微操作性をさらに向上させることができ
る。
【0007】また本発明の第6実施例油圧リモコン回路
では、上記第3実施例油圧リモコン回路におけるシャト
ル弁と第2の絞り部を連通する管路の圧力を検出する圧
力センサを設け、その圧力センサからの信号をコントロ
ーラに入力するようにし、また油圧アクチュエータにメ
イン圧油を供給する可変容量型の油圧ポンプのレギュレ
ータと、パイロット圧油圧源とを電磁比例減圧弁を介し
て連通せしめ、上記パイロット油圧源に接続した油圧リ
モコン弁からパイロット切換弁のパイロットポートに対
して作用させるパイロット二次圧を調整可能とし、上記
圧力センサからの信号に基づきコントローラにて判断
し、コントローラから上記レギュレータに対してポンプ
吐出量調整指令信号を出力するようにした。したがって
この第6実施例油圧リモコン回路では作業に適応したポ
ンプ吐出量を対応させることができるとともに、圧力セ
ンサの検出値と、パイロット切換弁に作用させるパイロ
ット二次圧値を同じゲインに落とすことによって、油圧
リモコン弁の操作レバーのより正確な微操作性を発揮さ
せることができる。
【0008】また本発明では第4,第5,又は第6実施
例油圧リモコン回路において、第2の絞り部と油タンク
とを電磁比例減圧弁を介して連通せしめ、その電磁比例
減圧弁のソレノイドに対してコントローラから指令信号
を出力するようにし、かつそのコントローラにボリュー
ム操作部を設け、そのボリューム操作部に予め設定され
た第2の絞り部の下流側ポート圧値を上記コントローラ
に入力するようにした。それにより、ボリューム操作部
を調整操作することによって上記絞り部の下流側ポート
圧値を可変にできるので、操作ゲインを落とすタイミン
グを選択することができる。したがってたとえば油圧リ
モコン弁の操作レバーの傾倒深さに対して油圧アクチュ
エータの動き始めを変えたくない場合には、その操作が
可能となるので、非常に有効である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例油圧
リモコン回路を示す図である。図において、18は操作
レバー19の傾倒操作によってパイロット二次圧を導出
する油圧リモコン弁、20はパイロット一次圧を吐出す
るパイロットポンプなどのパイロット油圧源、21は建
設機械に装備した一つの油圧アクチュエータ、22は油
圧アクチュエータ21制御用パイロット切換弁、23
L ,23R はパイロット切換弁22の左右のパイロット
ポート、24は電磁切換弁、25は電磁切換弁24のソ
レノイド、26はスイッチ、27は電源、28は第1の
絞り部、29は第2の絞り部、30は油タンクである。
次に、本発明の第1実施例油圧リモコン回路の構成を図
1について述べる。本発明では、油圧リモコン弁18
と、パイロット切換弁22のパイロットポート23L
の間に第1の絞り部28を介設し、その第1の絞り部2
8の下流側管路31より分岐して第2の絞り部29を設
け、その第2の絞り部29と油タンク30を連通する管
路に、油路遮断位置ハより油路開通位置ニに切換可能な
電磁切換弁24を介設した。
【0010】次に、本発明の第1実施例油圧リモコン回
路の作用について述べる。本発明では、スイッチ26を
オン操作すると、ソレノイド25が通電して電磁切換弁
24は油路遮断位置ハより油路開通位置ニに切換わる。
図2は、図1におけるスイッチ26をオン操作したとき
の要部回路図である。図2に示すように操作レバー19
を中立位置Nより傾倒操作すると、油圧リモコン弁18
からパイロット二次圧が導出され(その導出されたパイ
ロット二次圧の圧力はp1 とする)、そのパイロット二
次圧が第1の絞り部28を通過し、圧力p2 なるパイロ
ット圧に低下(p2 <p1 )する。そして圧力p2 なる
パイロット圧の圧油一部が管路31より分岐して、第2
の絞り部29、電磁切換弁24の油路開通位置ニ(油タ
ンク30に開通する位置であるので、パイロット圧はゼ
ロである)を経て、油タンク30へ流出する。上記の場
合、第1の絞り部28の絞り面積をA1 (mm2 )、第
2の絞り部29の絞り面積をA2 (mm2 )とすれば、
絞り面積A1 とA2 の等価絞り面積Aを表わす数式1は
下記の通りである。
【0011】
【数1】
【0012】また第1の絞り部28より第2の絞り部2
9へ流れる圧油流量Qは、第2の絞り部29の下流側の
圧力をpT (図2の場合pT =0である)、係数をCと
してベルヌーイの定理を適用すると、その数式2は下記
の通りである。
【0013】
【数2】
【0014】したがって上記数1及び数2より、第2の
絞り部29の上流側の圧力すなわちパイロット切換弁2
2のパイロットポート23L に作用するパイロット圧の
圧力p2 は、下記の数式3のようになる。
【0015】
【数3】
【0016】また図3は、第1の絞り部28の上流側の
圧力すなわち油圧リモコン弁18から導出されるパイロ
ット二次圧p1 と、第1,第2の絞り部28と29を連
通する管路31の圧力p2 との関係を示す図表である。
図3に示すように電磁切換弁24を油路開通位置ニに切
換えたときには、油路遮断位置ハにあるときより、パイ
ロット切換弁22のパイロットポート23L (図2に示
す)に作用させるパイロット圧が下るので、パイロット
切換弁22の制御ゲインを下げることが可能となる。す
なわち上記操作レバー19を中立位置Nより操作すると
油圧リモコン弁18からパイロット二次圧p1 が導出さ
れるが、そのパイロット二次圧p1 は操作レバー19の
レバー操作量(操作レバー19の傾倒角度と同じ)に応
じて変化し、パイロットポート23L に作用するパイロ
ット圧p2 (p2 <p1 である)も変化する。上記のよ
うにして油圧リモコン弁18の操作ゲインが下がるの
で、その油圧リモコン弁18の操作レバー19を大きく
傾倒操作しても、パイロット切換弁22は急激には作動
しない。したがって油圧アクチュエータ21を動かして
精密作業を行うとき、上記操作レバー19を十分な傾倒
角度域で操作して、その操作レバー19の微操作性を向
上させることができる。またこの操作レバー19を急操
作したときでも、パイロット切換弁22に対する過渡応
答が鈍り、建設機械の動安定性を向上させることができ
る。なお本発明における第1及び第2の絞り部(28,
29)は、作業に適合させるために手動調整できる可変
絞り部を用いることも可能である。
【0017】次に図4は、本発明の第2実施例油圧リモ
コン回路を示す図である。図において、図1に示す第1
実施例油圧リモコン回路と同一構成要素を使用している
ものに対しては同符号を付す。本発明の第2実施例油圧
リモコン回路の構成及び作用を図4について述べる。本
発明では、油圧リモコン弁18と、パイロット切換弁2
2の左右のパイロットポート23L ,23R との間にそ
れぞれ第1の絞り部28,28’を介設し、その第1の
絞り部28,28’の下流側管路31と31’との間
に、第2の絞り部29と電磁切換弁24を直列に連結し
て連通せしめた。この第2実施例油圧リモコン回路で
は、操作レバー19を中立位置Nよりホ位置方向へ傾倒
操作したときには油圧リモコン弁18からパイロット二
次圧が導出され、そのパイロット圧がパイロットポート
23L に作用すると同時に、反対側のパイロットポート
23R に通じる管路31’は油タンク30に連通する。
そしてまた上記操作レバー19を反対側のヘ位置方向へ
傾倒操作したときには油圧リモコン弁18からパイロッ
ト二次圧が導出され、そのパイロット圧がパイロットポ
ート23R に作用すると同時に、反対側のパイロットポ
ート23L に通じる管路31は油タンク30に連通す
る。したがってこの第2実施例油圧リモコン回路の作用
は、前記第1実施例油圧リモコン回路の場合と同様であ
る。
【0018】次に図5は、本発明の第1,第2実施例油
圧リモコン回路の変形例油圧リモコン回路を示す図であ
る。図において、図4に示す第2実施例油圧リモコン回
路と同一構成要素を使用しているものに対しては同符号
を付す。この図5に示す変形例油圧リモコン回路では、
一対の油圧リモコン弁18と32をそなえているので、
油圧リモコン弁18と、パイロット切換弁22の左右の
パイロットポート23 L ,23R との間にそれぞれ第1
の絞り部28,28’を介設し、また油圧リモコン弁3
2と、パイロット切換弁33の左右のパイロットポート
34L ,34Rとの間にそれぞれ第1の絞り部35,3
5’を介設し、上記第1の絞り部28,28’,35,
35’のそれぞれ下流側管路31,31’,36,3
6’より分岐して第2の絞り部29,29’,37,3
7’を設け、その第2の絞り部29,29’,37,3
7’を、油タンク30に通じる電磁切換弁24に対して
並列に連結せしめた。なお38は、第2の絞り部29,
29’,37,37’のそれぞれ分岐管路に設けたパイ
ロット圧逆流防止用のチェック弁である。この図5にお
けるスイッチ26をオン操作して油圧リモコン弁18,
32を操作したときには、前記第1実施例油圧リモコン
回路の作用の場合と同様に油圧リモコン弁18,32の
操作ゲインを下げることができる。
【0019】次に図6は、本発明の第3実施例油圧リモ
コン回路を示す図である。図において、図4に示す第2
実施例油圧リモコン回路と同一構成要素を使用している
ものに対しては同符号を付す。本発明の第3実施例油圧
リモコン回路の構成及び作用を図6について述べる。本
発明では、油圧リモコン弁18と、パイロット切換弁2
2の左右のパイロットポート23L ,23R との間にそ
れぞれ第1の絞り部28,28’を介設し、その2つの
第1の絞り部28,28’のそれぞれ下流側管路31と
31’をシャトル弁39を介して連通し、かつそのシャ
トル弁39と油タンク30とを第2の絞り部29を介し
て連通せしめた。この図6の第3実施例油圧リモコン回
路では油圧リモコン弁18の操作レバー19を操作する
と、油圧リモコン弁18より導出されるパイロット二次
圧は、第1の絞り部28を通過し、その一部が管路31
より分岐して、管路40、第2の絞り部29を通って油
タンク30へ流出するので、上記油圧リモコン弁18の
操作ゲインが下がる。したがってこの第3実施例油圧リ
モコン回路では、前記第1実施例油圧リモコン回路の場
合と同様に操作レバー19の微操作性を向上させること
ができる。
【0020】次に図7は、本発明の第4実施例油圧リモ
コン回路を示す図である。図において、図1に示す第1
実施例油圧リモコン回路と同一構成要素を使用している
ものに対しては同符号を付す。本発明の第4実施例油圧
リモコン回路の構成を図7について述べる。本発明は図
1に示す第1実施例油圧リモコン回路において、パイロ
ット切換弁22のパイロットポート23L に作用するパ
イロット圧を検出する圧力センサ41を設け、その圧力
センサ41からの信号をコントローラ42に入力するよ
うにし、また油圧アクチュエータ21にメイン圧油を供
給する可変容量型の油圧ポンプ43のレギュレータ44
と、パイロット圧油圧源20とを電磁比例減圧弁45を
介して連通せしめ、上記圧力センサ41からの信号に基
づきコントローラ42にて判断し、コントローラ42か
ら上記電磁比例減圧弁45に対してポンプ吐出量調整指
令信号を出力するようにした。
【0021】次に、本発明の第4実施例油圧リモコン回
路の作用について述べる。本発明におけるスイッチ26
をオン操作して操作レバー19を傾倒操作すると、油圧
リモコン弁18から導出されるパイロット二次圧は、第
1の絞り部28、管路31を通って、パイロット切換弁
22のパイロットポート23L に作用する。そのパイロ
ットポート23L に作用するパイロット圧を圧力センサ
41が検出し、その検出した圧力信号はコントローラ4
2に入力される。コントローラ42は上記圧力信号に基
づき判断し、電磁比例減圧弁45のソレノイド46に対
してポンプ吐出量調整指令信号を出力する。電磁比例減
圧弁45が作動するので、パイロット油圧源20からの
パイロット圧が管路47、電磁比例減圧弁45、管路4
8を通じて、レギュレータ44に作用する。レギュレー
タ44が作動してポンプ傾転量を調整するので、上記パ
イロットポート23L に作用するパイロット圧に対応し
たポンプ吐出量を設定することができる。なお図8は、
本発明におけるパイロット切換弁22のパイロットポー
ト23L に作用するパイロット圧と、油圧ポンプ43の
ポンプ(吐出)流量との関係を表わす図表である。
【0022】次に図9は、本発明の第5実施例油圧リモ
コン回路を示す図である。図において、図7に示す第4
実施例油圧リモコン回路と同一構成要素を使用している
ものに対しては同符号を付す。本発明の第5実施例油圧
リモコン回路の構成及び作用を図9について述べる。本
発明では、図4に示す第2実施例油圧リモコン回路にお
けるパイロット切換弁22の左右のパイロットポート2
L ,23R に作用するパイロット圧をそれぞれ検出す
る圧力センサ41,41’を設け、その圧力センサ4
1,41’からの信号をコントローラ42に入力するよ
うにし、また油圧アクチュエータ21にメイン圧油を供
給する可変容量型の油圧ポンプ43のレギュレータ44
と、パイロット圧油圧源20を電磁比例減圧弁45を介
して連通せしめ、上記圧力センサ(41又は41’)か
らの信号に基づきコントローラ42にて判断し、コント
ローラ42から上記電磁比例減圧弁45に対してポンプ
吐出量調整指令信号を出力するようにした。この第5実
施例油圧リモコン回路では、操作レバー19を中立位置
Nよりホ位置方向へ傾倒操作したときには油圧リモコン
弁18からのパイロット圧はパイロットポート23L
作用するが、そのときには反対側のパイロットポート2
R に通じる管路31’は油タンク30に連通する。ま
た上記操作レバー19を反対側のヘ位置方向へ傾倒操作
したときには油圧リモコン弁18からパイロット圧はパ
イロットポート23R に作用するが、そのときには反対
側のパイロットポート23L に通じる管路31は油タン
ク30に連通する。したがってこの第5実施例油圧リモ
コン回路の作用は、前記第4実施例油圧リモコン回路の
場合と同様である。
【0023】次に図10は、本発明の第6実施例油圧リ
モコン回路を示す図である。図において、図7に示す第
4実施例油圧リモコン回路と同一構成要素を使用してい
るものに対しては同符号を付す。本発明の第6実施例油
圧リモコン回路の構成及び作用を図10について述べ
る。本発明では、図6に示す第3実施例油圧リモコン回
路におけるシャトル弁39と第2の絞り部29を連通す
る管路49の圧力を検出する圧力センサ41を設け、そ
の圧力センサ41からの信号をコントローラ42に入力
するようにし、また油圧アクチュエータ21にメイン圧
油を供給する可変容量型の油圧ポンプ43のレギュレー
タ44と、パイロット油圧源20とを電磁比例減圧弁4
5を介して連通せしめ、上記パイロット圧油圧源20に
接続した油圧リモコン弁18からパイロット切換弁22
のパイロット23L ,23R に対して作用させるパイロ
ット二次圧を調整可能とし、上記圧力センサ41からの
信号に基づきコントローラ42にて判断し、コントロー
ラ42から上記電磁比例減圧弁45に対してポンプ吐出
量調整指令信号を出力するようにした。この図10の第
6実施例油圧リモコン回路では油圧リモコン弁18の操
作レバー19をホ位置方向又はヘ位置方向に傾倒操作し
たときには、油圧リモコン弁18より導出されるパイロ
ット二次圧は、第1の絞り部28,28’を通過して左
右のパイロットポート23L 又は23R に作用するが、
その場合に上記パイロット圧の一部が管路31−40、
又は31’−40’、シャトル弁39を経て、第2の絞
り部29を通過する。それにより圧力センサ41は、左
右のパイロットポート23L 又は23R に作用するパイ
ロット圧を検出できるとともに、そのパイロット圧によ
ってパイロット切換弁22の動きが制御される。したが
ってこの第6実施例油圧リモコン回路では作業に適応し
たポンプ吐出量を対応させることができるとともに、圧
力センサの検出値と、パイロット切換弁に作用させるパ
イロット二次圧値を同じゲインに落とすことによって、
油圧リモコン弁の操作レバーのより正確な微操作性を発
揮させることができる。
【0024】なお図11は、本発明の第6実施例油圧リ
モコン弁回路をそなえた油圧ショベル(図示していな
い)の一実施例合流回路を示す要部回路図である。図に
おいて、図9及び図10における実施例油圧リモコン回
路と同一構成要素を使用しているものに対しては同符号
を付す。21’は油圧ショベルの作業アタッチメント
(図示していない)に装備しているたとえばブームシリ
ンダ又はアームシリンダなどの油圧シリンダ、43,5
0はメイン圧油を吐出するそれぞれ第1,第2の油圧ポ
ンプ、44,51は油圧ポンプ43,50のそれぞれレ
ギュレータ、52は合流用パイロット切換弁、53はチ
ェック弁、54はコントロールバルブ55のセンタバイ
パス油路56の出口側に配設されているカットオフ弁、
45a,45b,45c,45dはそれぞれ電磁比例減
圧弁、符号p−pはパイロット油圧源20より通じるパ
イロット管路の接続を示す。図11に示す合流回路で
は、スイッチ26をオン状態にして油圧リモコン弁18
を操作すると圧力センサ41からの圧力信号がコントロ
ーラ42aに入力される。コントローラ42aは上記圧
力記号に基づき判断し、コントローラ42aから電磁比
例減圧弁45a,45b,45c,45dのそれぞれソ
レノイド46a,46b,46c,46dに対してそれ
ぞれゲイン調整指令信号を出力する。したがって電磁比
例減圧弁45a,45b,45c,45dが作動するの
で、図9及び図10に示す油圧リモコン回路の作用をこ
の図11に示す合流回路にても発揮させることができ
る。
【0025】次に図12は、本発明の第7実施例油圧リ
モコン回路を示す図である。図において、図1に示す油
圧リモコン回路と同一構成要素を使用しているものに対
しては同符号を付す。本発明の第7実施例油圧リモコン
回路の構成及び作用を図12について述べる。本発明で
は第2の絞り部29と油タンク30とを電磁比例減圧弁
45eを介して連通せしめ、その電磁比例減圧弁45e
のソレノイド46eに対してコントローラ42bから指
令信号を出力するようにし、かつそのコントローラ42
bにボリューム操作部57を設け、そのボリューム操作
部57に予め設定された第2の絞り部29の下流側ポー
ト圧値を上記コントローラ42bに入力するようにし
た。それにより、ボリューム操作部57を調整操作する
ことによって上記絞り部29の下流側ポート圧値pT
可変(pα,pβ,pγ,── )にすることができ
る。図13は、図3に示すp1 −p2 図表において上記
下流側ポート圧値pT の変化を示す図表である。この第
7実施例油圧リモコン回路では上記下流側ポート圧油p
T を可変にできるので、操作ゲインを落とすタイミング
を選択することができる。したがってたとえば油圧リモ
コン弁18の操作レバー19の傾倒深さに対して油圧ア
クチュエータ21の動き始めを変えたくない場合には、
その操作が可能となるので、非常に有効である。
【0026】
【発明の効果】本発明の第1,第2実施例油圧リモコン
回路ではスイッチをオン操作すると、電磁切換弁のソレ
ノイドが通電して電磁切換弁は油路遮断位置より油路開
通位置に切換わる。この状態で油圧リモコン弁の操作レ
バーを操作すると、油圧リモコン弁より導出されるパイ
ロット二次圧は、第1の絞り部を通過し、その一部が第
2の絞り部、電磁切換弁の油路開通位置を通って油タン
クへ流出するので、上記油圧リモコン弁の操作ゲインが
下がる。すなわちその油圧リモコン弁の操作レバーを大
きく傾倒操作しても、パイロット切換弁は急激には作動
しない。したがって油圧アクチュエータを動かして精密
作業を行うとき、上記操作レバーを十分な傾倒角度域で
操作して、その操作レバーの微操作性を向上させること
ができる。また本発明の第3実施例油圧リモコン回路で
は電磁切換弁及びスイッチを設けないでシャトル弁を設
けているが、第1,第2実施例油圧リモコン回路の場合
と同様な効果を発揮させることができる。また本発明の
第4実施例油圧リモコン回路では、上記第1実施例油圧
リモコン回路におけるパイロット切換弁のパイロットポ
ートに作用するパイロット圧を検出する圧力センサを設
け、かつ油圧ポンプのレギュレータとパイロット油圧源
とを電磁比例減圧弁を介して連通せしめ、上記圧力セン
サからの信号に基づきコントローラにて判断し、コント
ローラから上記電磁比例減圧弁に対してポンプ吐出量調
整指令信号を出力するようにした。また本発明の第5実
施例油圧リモコン回路では、上記第2実施例油圧リモコ
ン回路におけるパイロット切換弁の左右のパイロットポ
ートに作用するパイロット圧をそれぞれ検出する圧力セ
ンサを設け、かつ油圧ポンプのレギュレータとパイロッ
ト油圧源とを電磁比例減圧弁を介して連通せしめてい
る。すなわち上記第4,第5実施例油圧リモコン回路で
は、第1,第2実施例油圧リモコン回路におけるパイロ
ット切換弁のパイロットポートに作用するパイロット圧
をそれぞれ圧力センサで検出し、電磁比例減圧弁を介し
てポンプ傾転量を調整するようにした。したがって作業
に適応したポンプ吐出量を対応させることができるの
で、油圧リモコン弁の操作レバーの微操作性をさらに向
上させることができる。また本発明の第6実施例油圧リ
モコン回路では、上記第3実施例油圧リモコン回路にお
けるシャトル弁と第2の絞り部を連通する管路の圧力を
検出する圧力センサを設け、かつ油圧ポンプのレギュレ
ータと、パイロット油圧源とを電磁比例減圧弁を介して
連通せしめたので、圧力センサは、左右のパイロットポ
ートに作用するパイロット圧を検出できるとともに、そ
のパイロット圧によってパイロット切換弁の動きが制御
される。したがってこの第6実施例油圧リモコン回路で
は作業に適応したポンプ吐出量を対応させることができ
るとともに、圧力センサの検出値と、パイロット切換弁
に作用させるパイロット二次圧値を同じゲインに落とす
ことによって、油圧リモコン弁の操作レバーのより正確
な微操作性を発揮させることができる。また本発明で
は、第2の絞り部と油タンクとを電磁比例減圧弁を介し
て連通せしめ、その電磁比例減圧弁のソレノイドに対し
てコントローラから指令信号を出力するようにし、かつ
そのコントローラにボリューム操作部を設け、そのボリ
ューム操作部に予め設定された第2の絞り部の下流側ポ
ート圧値を上記コントローラに入力するようにした。そ
れにより、ボリューム操作部を調整操作することによっ
て上記絞り部の下流側ポート圧値を可変にできるので、
操作ゲインを落とすタイミングを選択することができ
る。たとえば油圧リモコン弁の操作レバーの傾倒深さに
対して油圧アクチュエータの動き始めを変えたくない場
合には、その操作が可能となるので、非常に有効であ
る。したがって本発明の油圧リモコン回路をそなえた建
設機械,作業車両などでは、操作レバーの微操作性を向
上できるとともに、車体を低振動に保持して作業対応を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例油圧リモコン回路を示す図
である。
【図2】図1におけるスイッチをオン操作したときの要
部回路図である。
【図3】油圧リモコン弁から導出されるパイロット二次
圧p1 と、第1,第2の絞り部を連通する管路の圧力p
2 との関係を示す図表である。
【図4】本発明の第2実施例油圧リモコン回路を示す図
である。
【図5】本発明の第1,第2実施例油圧リモコン回路の
変形例油圧リモコン回路を示す図である。
【図6】本発明の第3実施例油圧リモコン回路を示す図
である。
【図7】本発明の第4実施例油圧リモコン回路を示す図
である。
【図8】図7におけるパイロット切換弁のパイロットポ
ートに作用するパイロット圧と油圧ポンプ流量との関係
を表わす図表である。
【図9】本発明の第5実施例油圧リモコン回路を示す図
である。
【図10】本発明の第6実施例油圧リモコン回路を示す
図である。
【図11】本発明の第6実施例油圧リモコン弁回路をそ
なえた油圧ショベルの一実施例合流回路を示す要部回路
図である。
【図12】本発明の第7実施例油圧リモコン回路を示す
図である。
【図13】図3に示すp1 −p2 図表において第2の絞
り部の下流側ポート圧値pT の変化を示す図表である。
【図14】従来技術の一実施例油圧回路図である。
【符号の説明】
15,19 操作レバー 9,10,23L ,23R ,34L ,34R パイロッ
トポート 18,32 油圧リモコン弁 20 パイロット油圧源 21 油圧アクチュエータ 21’ 油圧シリンダ 22,33 パイロット切換弁 24 電磁切換弁 26 スイッチ 28,28’,35,35’ 第1の絞り部 29,29’,37,37’ 第2の絞り部 39 シャトル弁 41,41’,51,51’ 圧力センサ 42,42a,42b コントローラ 43,50 油圧ポンプ 44,51 レギュレータ 45,45a,45b,45c,45d,45e 電磁
比例減圧弁 57 ボリューム操作部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械に装備された油圧アクチュエー
    タを制御するために、パイロット二次圧を導出する油圧
    リモコン弁を操作して、油圧アクチュエータ制御用パイ
    ロット切換弁のパイロットポートに作用させるようにし
    た油圧リモコン回路において、上記油圧リモコン弁と、
    パイロット切換弁のパイロットポートとの間に第1の絞
    り部を介設し、その第1の絞り部の下流側管路に、第2
    の絞り部をそなえたタンク連通・遮断用の切換手段を設
    けたことを特徴とする油圧リモコン回路。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の油圧リモ
    コン回路において、前記切換手段を、油路遮断位置より
    油路開通位置に切換可能な切換弁に設定したことを特徴
    とする油圧リモコン回路。
  3. 【請求項3】 特許請求の範囲請求項2記載の油圧リモ
    コン回路において、前記切換弁を電磁切換弁に設定し、
    その電磁切換弁をスイッチ操作により切換えるようにし
    たことを特徴とする油圧リモコン回路。
  4. 【請求項4】 特許請求の範囲請求項1記載の油圧リモ
    コン回路において、前記油圧リモコン弁と、パイロット
    切換弁の左右のパイロットポートとの間にそれぞれ第1
    の絞り部を介設し、その2つの第1の絞り部の下流側管
    路間に、第2の絞り部をそなえた連通・遮断用の切換手
    段を設けたことを特徴とする油圧リモコン回路。
  5. 【請求項5】 建設機械に整備された油圧アクチュエー
    タを制御するために、パイロット二次圧を導出する油圧
    リモコン弁を操作して、油圧アクチュエータ制御用パイ
    ロット切換弁のパイロットポートに作用させるようにし
    た油圧リモコン回路において、上記油圧リモコン弁と、
    パイロット切換弁の左右のパイロットポートとの間にそ
    れぞれ第1の絞り部を介設し、その2つの第1の絞り部
    のそれぞれ下流側管路をシャトル弁を介して連通し、か
    つそのシャトル弁と油タンクとを第2の絞り部を介して
    連通せしめたことを特徴とする油圧リモコン回路。
  6. 【請求項6】 特許請求の範囲請求項1記載の油圧リモ
    コン回路において、前記パイロット切換弁のパイロット
    ポートに作用するパイロット圧を検出する圧力センサを
    設け、その圧力センサからの信号をコントローラに入力
    するようにし、また油圧アクチュエータにメイン圧油を
    供給する可変容量型の油圧ポンプのレギュレータと、パ
    イロット油圧源とを電磁比例減圧弁を介して連通せし
    め、上記圧力センサからの信号に基づきコントローラに
    て判断し、コントローラから上記電磁比例減圧弁に対し
    てポンプ吐出量調整指令信号を出力するようにしたこと
    を特徴とする油圧リモコン回路。
  7. 【請求項7】 特許請求の範囲請求項4記載の油圧リモ
    コン回路において、前記パイロット切換弁の左右のパイ
    ロットポートに作用するパイロット圧をそれぞれ検出す
    る圧力センサを設け、その圧力センサからの信号をコン
    トローラに入力するようにし、また油圧アクチュエータ
    にメイン圧油を供給する可変容量型の油圧ポンプのレギ
    ュレータと、パイロット油圧源とを電磁比例減圧弁を介
    して連通せしめ、上記圧力センサからの信号に基づきコ
    ントローラにて判断し、コントローラから上記レギュレ
    ータに対してポンプ吐出量調整指令信号を出力するよう
    にしたことを特徴とする油圧リモコン回路。
  8. 【請求項8】 特許請求の範囲請求項5記載の油圧リモ
    コン回路において、前記シャトル弁と第2の絞り部を連
    通する管路の圧力を検出する圧力センサを設け、その圧
    力センサからの信号をコントローラに入力するように
    し、また油圧アクチュエータにメイン圧油を供給する可
    変容量型の油圧ポンプのレギュレータと、パイロット油
    圧源とを電磁比例減圧弁を介して連通せしめ、上記パイ
    ロット圧油圧源に接続した前記油圧リモコン弁からパイ
    ロット切換弁のパイロットポートに対して作用させるパ
    イロット二次圧を調整可能とし、上記圧力センサからの
    信号に基づきコントローラにて判断し、コントローラか
    ら上記レギュレータに対してポンプ吐出量調整指令信号
    を出力するようにしたことを特徴とする油圧リモコン回
    路。
  9. 【請求項9】 特許請求の範囲請求項1記載の油圧リモ
    コン回路において、前記第2の絞り部と油タンクとを電
    磁比例減圧弁を介して連通せしめ、その電磁比例減圧弁
    のソレノイドに対してコントローラから指令信号を出力
    するようにし、かつそのコントローラにボリューム操作
    部を設け、そのボリューム操作部に予め設定された第2
    の絞り部の下流側ポート圧値を上記コントローラに入力
    するようにしたことを特徴とする油圧リモコン回路。
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