JPH09235551A - 1,3−ジオキサン類及び液晶媒質 - Google Patents

1,3−ジオキサン類及び液晶媒質

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JPH09235551A
JPH09235551A JP8331821A JP33182196A JPH09235551A JP H09235551 A JPH09235551 A JP H09235551A JP 8331821 A JP8331821 A JP 8331821A JP 33182196 A JP33182196 A JP 33182196A JP H09235551 A JPH09235551 A JP H09235551A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘度が低く誘電異方性が高い液晶媒質を実現
する新規で安定な液晶化合物および液晶性化合物を提供
する。 【解決手段】 下記式Iの1,3−ジオキサン類を液晶
媒質に用いる。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は式Iの化合物、及び
これらの化合物を種々の液晶媒質の成分として使用する
方法に関する。本発明は更に、式Iの化合物を少なくと
も1つ含む液晶媒質、及びこのような媒質を含む液晶デ
ィスプレー素子、特に電気光学的ディスプレー素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】式IにおいてX=L=Fの1,3−ジオ
キサン類はヨーロッパ特許EP 0387 032号に
開示された一般式に含まれるが、この化合物自体は特に
取り上げられていない。
【0003】ヨーロッパ特許EP 0 447 565
号は下記式
【0004】
【化6】 の1,3−ジオキサン類及びこれらをSTN混合物の中
で使用することを開示している。
【0005】米国特許US 5,322,638号は下
記式
【0006】
【化7】 においてR1 がアルケニル基であり、A2 が1,4−フ
ェニル環又は trans- 1,4−シクロヘキシレン環であ
り、X1 がF又はClであり、そしてX2 がフッ素であ
る1,3−ジオキサン類を特許請求している。
【0007】ヨーロッパ特許EP 0 400 861
号は下記式
【0008】
【化8】 のフェニルジオキサン類を開示している。
【0009】しかし、1,3−ジオキサン類は高いΔε
値を有し、広範な用途に用いることのできる化合物であ
る。このことから、個々の適用用途に的確に対応できる
よう、従来よりも多くの種類の高ネマチック液晶性化合
物の提供が望まれていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、粘度
が低く誘電異方性が高い液晶媒質を実現する新規で安定
な液晶化合物および液晶性化合物を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、式Iの化
合物が種々の液晶媒質の成分として極めて好適であるこ
とを見出した。この化合物は比較的低い粘度を有し、広
い液晶相範囲及び有利な光学的及び誘電的異方性の値を
有する安定な液晶媒質を実現することができ、さらに、
非常に良好な低温挙動を示す。
【0012】本発明は下記一般式Iの1,3−ジオキサ
ン類に関する。
【0013】
【化9】 式中、RはH、又は1ないし15個の炭素原子を有する
アルキル基若しくはアルケニル基であって非置換の、又
はCN若しくはCF3によりモノ置換された、又はハロ
ゲンにより少なくともモノ置換された基であり、更に、
これらの基の中の1つ以上のCH2基はいずれも互いに
独立に−O−、−S−、
【0014】
【化10】 、−CO−、−CO−O−、−O−CO−又は−O−C
O−O−により置き換えられていてもよく(但し、置換
の結果、−O−O−結合が形成されてはならない)、
【0015】
【化11】 は、(a)trans-1,4−シクロヘキシレン、(b)1
又は2個のCH基がNで置き換えられていてもよい1,
4−フェニレン、又は(c)1,4−シクロヘキセニレ
ンであり、(b)及び(c)はフッ素によりモノ置換又
は複数置換されていてもよく、XはF、Cl、又は1な
いし5個の炭素原子を有するハロゲン化アルキル、ハロ
ゲン化アルコキシ又はハロゲン化アルケニルであり、L
はH又はFである。
【0016】式Iの化合物は種々の液晶媒質の成分とし
て使用することができ、中でもねじれセル、ゲスト/ホ
スト効果、配向相の変形或いは動的散乱の効果の原理に
基づく種々のディスプレー素子に使用することができ
る。
【0017】式Iの化合物の提供により、種々の用途に
適した液晶混合物を調製する際の選択すべき液晶物質の
範囲が著しく拡張される。
【0018】式Iの化合物は広い適用範囲を有する。置
換基を適宜選択すれば、これらの化合物を主体としてな
る液晶媒質の基礎物質として使用することができる。例
えばこのタイプの誘電体の誘電的及び/又は光学的異方
性を変化させるため、及び/又はその閾値電圧及び/又
はその粘度を最適化させるために式Iの化合物を他の化
合物種から得られる種々の液晶性基礎物質に加えること
も可能である。特にこれらの新規化合物は、良好な粘度
特性とΔε値とを有しながらそれらが広い液晶相範囲を
有するという特徴を有する。
【0019】純粋状態において式Iの各種化合物は無色
であり、電気光学的利用のために好適に用いられる温度
範囲内で液晶相を形成する。これらは化学的に、熱およ
び光に対して安定である。
【0020】
【発明の実施の形態】式Iの好ましい化合物は下記の式
I1ないしI5の化合物である。
【0021】
【化12】 式中、Rc =H、CH3 、C25 又はn−C37
ある。
【0022】式Iの化合物においてRは好ましくは1な
いし5個の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基又はア
ルケニル基である。そのアルケニル基は好ましくは1E
−アルケニル、3E−アルケニル又は4−アルケニルで
ある。
【0023】Lは好ましくはFである。
【0024】Xは好ましくはF、Cl、OCF3 、OC
HF2 、CF3 、CHF2 、OCHFCF3 、OCHF
CHF2 、OCH2 CF3 、OC25 、OC37
OCH=CHF、OCF=CHF、OCH=CF2 、O
CF=CF2 又はOCF2 CHFCF3 であり、特に
F、OCF3 、OCHF2 、OCHFCF3 、OCHF
CHF2 又はOCH=CF2 が好ましい。
【0025】特に好ましい化合物は、式IにおいてX=
L=Fである化合物である。
【0026】式Iの化合物においてRがアルキル基及び
/又はアルコキシ基であるときは、直鎖状又は分岐鎖状
のいずれであってもよいが、直鎖状であって、2、3、
4、5、6又は7個の炭素原子を有するものが好まし
い。すなわち、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、
ヘキシル、ヘプチル、エトキシ、プロポキシ、ブトキ
シ、ペントキシ、ヘキソキシ又はヘプトキシ、更には、
メチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデ
シル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、メト
キシ、オクトキシ、ノノキシ、デコキシ、ウンデコキ
シ、ドデコキシ、トリデコキシ又はテトラデコキシが好
ましい。
【0027】オキサアルキル基は、好ましくは、直鎖状
であって、2−オキサプロピル(=メトキシメチル)、
2−オキサブチル(=エトキシメチル)又は3−オキサ
ブチル(=2−メトキシエチル)、2−、3−又は4−
オキサペンチル、2−、3−、4−又は5−オキサヘキ
シル、2−、3−、4−、5−又は6−オキサヘプチ
ル、2−、3−、4−、5−、6−又は7−オキサオク
チル、2−、3−、4−、5−、6−、7−又は8−オ
キサノニル或いは2−、3−、4−、5−、6−、7
−、8−又は9−オキサデシルである。
【0028】Rが、1個のCH2基が−CH=CH−に
よって置き換えられているアルキル基であるときはこれ
は直鎖状又は分岐鎖状のいずれであってもよいが、直鎖
状であり、2ないし10個の炭素原子を有するものが好
ましい。特に、ビニル、1−プロペニル又は2−プロペ
ニル、1−、2−又は3−ブチル、1−、2−、3−又
は4−ペンチル、1−、2−、3−、4−又は5−ヘキ
シル、1−、2−、3−、4−、5−又は6−ヘプチ
ル、1−、2−、3−、4−、5−、6−又は7−オク
チル、1−、2−、3−、4−、5−、6−、7−又は
8−ノニル、或いは1−、2−、3−、4−、5−、6
−、7−、8−又は9−デカノイルが挙げられる。
【0029】Rが、一のCH2 基が−O−によって置き
換えられ、他方のCH2 基が−CO−によって置き換え
られたアルキル基であるときは、これらは隣接している
ことが好ましい。すなわち、1個のアシロキシ基−CO
−O−又は1個のオキシカルボニル基−O−CO−を含
むことが好ましい。また、直鎖状であり、2ないし6個
の炭素原子を有することが好ましい。
【0030】このような化合物として、特に、アセトキ
シ、プロピオニルオキシ、プチリルオキシ、ペンタノイ
ルオキシ、ヘキサノイルオキシ、アセトキシメチル、プ
ロピオニルオキシメチル、ブチリルオキシメチル、ペン
タノイルオキシメチル、2−アセトキシエチル、2−プ
ロピオニルオキシエチル、2−ブチリルオキシエチル、
3−アセトキシプロピル、3−プロピオニルオキシプロ
ピル、4−アセトキシブツル、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカ
ルボニル、ペントキシカルボニル、メトキシカルボニル
メチル、エトキシカルボニルメチル、プロポキシカルボ
ニルメチル、ブトキシカルボニルメチル、2−(メトキ
シカルボニル)エチル、2−(エトキシンルボニル)エ
チル、2−(プロポキシカルボニル)エチル、3−(メ
トキシカルボニル)プロピル、3−(エトキシカルボニ
ル)プロピル又は4−(メトキシカルボニル)ブチルが
挙げられる。
【0031】一のCH2 基が非置換の、又は置換された
−CH=CH−によって置き換えられ、隣接するCH2
基がCO又はCO−O或いはO−CO−によって置き換
えられている場合は、Rは直鎖状又は分岐鎖状のいずれ
であってもよい。好ましくは、直鎖状であって4ないし
13個の炭素原子を有するものがよい。特にアクリロイ
ルオキシメチル、2−アクリロイルオキトエチル、3−
アクリロイルオキシプロピル、4−アクリロイルオキシ
ブチル、5−アクリロイルオキシペンチル、6−アクリ
ロイルオキシヘキシル、7−アクリロイルオキシヘプチ
ル、8−アクリロイルオキシオクチル、9−アクリロイ
ルオキシノニル、1−−アクリロイルオキシデシル、メ
タクリロイルオキシメチル、2−メタクリロイルオキシ
エチル、3−メタクリロイルオキシプロピル、4−メタ
クリロイルオキシブチル、5−メタクリロイルオキシペ
ンチル、6−メタクリロイルオキシヘキシル、7−メタ
クリロイルオキシヘプチル、8−メタクリロイルオキシ
オクチル又は9−メタクリロイルオキシノニルが挙げら
れる。
【0032】RがCN又はCF3 によってモノ置換され
たアルキル基またはアルケニル基である場合は、直鎖状
であって、ω位置に対してCN又はCF3で置換された
ものが好ましい。
【0033】Rがハロゲンによって少なくともモノ置換
されたアルキル基又はアルケニル基であるときは、直鎖
状であることが好ましく、ハロゲンはF又はClである
ことが好ましい。複数置換される場合はハロゲンはFで
あることが好ましい。このような基には、ペルフルオロ
基も含まれる。モノ置換の場合にはそのフッ素置換基又
は塩素置換基はいかなる所望の位置にあってもよいが、
ω位置にあることが好ましい。
【0034】付加重合反応に好適なウィング基Rを含む
式Iの化合物は液晶性重合体の調製に適している。
【0035】分岐したウィング基Rを含む式Iの化合物
は、溶解性が良好なことから通常の液晶材料に対しても
重要な役割を果たす場合があるが、光学的に活性であれ
ば、特にキラルドープ剤として有用な場合がある。この
タイプのスメクチック化合物は強誘電性物質の成分とし
て適している。
【0036】SA 相を有する式Iの化合物は、例えば熱
的にアドレスされるディスプレーに適している。
【0037】このタイプの分岐基は一般に一以下の鎖状
分岐基を含む。好ましい分岐基Rはイソプロピル、2−
ブチル(=1−メチルプロピル)、イソブチル(=2−
メチルプロピル)、2−メチルブチル、イソペンチル
(=3−メチルブチル)、2−メチルペンチル、3−メ
チルペンチル、2−エチルヘキシル、2−プロピルペン
チル、イソプロポキシ、2−メチルプロポキシ、2−メ
チルブトキシ、3−メチルブトキシ、2−メチルペント
キシ、3−メチルペントキシ、2−エチルヘキソキシ、
1−メチルヘキソキシ及び1−メチルヘプトキシであ
る。
【0038】Rが、二以上のCH2 基が−O−及び/又
は−CO−O−によって置き換えられたアルキル基であ
る場合は、直鎖状又は分岐鎖状のいずれであってもよい
が、分岐を有し、3ないし12個の炭素原子を有するも
のであることが好ましい。特に、ビスカルボキシメチ
ル、2,2−ビスカルボキシエチル、3,3−ビスカル
ボキシプロピル、4,4−ビスカルボキシブチル、5,
5−ビスカルボキシペンチル、6,6−ビスカルボキシ
ヘキシル、7,7−ビスカルボキシヘプチル、8,8−
ビスカルボキシオクチル、9,9−ビスカルボキシノニ
ル、10,10−ビスカルボキシデシル、ビス(メトキ
シカルボニル)メチル、2,2−ビス(メトキシカルボ
ニル)エチル、3,3−ビス(メトキシカルボニル)プ
ロピル、4,4−ビス(メトキシカルボニル)ブチル、
5,5−ビス(メトキシカルボニル)ペンチル、6,6
−ビス(メトキシカルボニル)ヘキシル、7,7−ビス
(メトキシカルボニル)ヘプチル、8,8−ビス(メト
キシカルボニル)オクチル、ビス(エトキシカルボニ
ル)メチル、2,2−ビス(エトキシカルボニル)エチ
ル、3,3−ビス(エトキシカルボニル)プロピル、
4,4−ビス(エトキシカルボニル)ブチル又は5,5
−ビス(エトキシカルボニル)ヘキシルが挙げられる。
【0039】重縮合反応に適したウィング基Rを含む式
Iの化合物は液晶性重縮合体を調製するのに適してい
る。
【0040】式Iは、これらの化合物のラセミ体及び光
学的対掌体、並びにそれらの混合物を含む。
【0041】式I及びその従属式の化合物のうち、化合
物中の少なくとも1つの官能基がこれまでに述べた好ま
しい意義を有するものが好適である。
【0042】式Iの化合物は文献にも記載されており
(例えば、Houben-Weyl,“Methoden der Organischen C
hemie”,Georg-Thieme-Verlag,Stuttgartのような標準
的な文献)、すでに知られている好適な反応条件で合成
することができる。公知の方法を修正した方法を用いる
こともできるが、これらについてはここでは詳細には述
べない。これらの化合物は以下のように容易に合成でき
る。すなわち、1,3−ジオキサン環は、対応するジオ
ールとアルデヒドとの脱水反応により形成することがで
き、また、置換基Xは、文献により公知の方法で、対応
するハロゲン、OH、トシラート、トリフラート、臭
素、沃素、金属、アルデヒド誘導体から直接導入でき
る。具体的には、例えば、以下のような方法で合成する
ことができる。 (反応式1)
【0043】
【化13】 (反応式2)
【0044】
【化14】 本発明の新規液晶媒質は、一以上の上記新規化合物に加
え、他の成分も含む。他の成分の数は、好ましくは2な
いし40個、さらに好ましくは4ないし30個、特に好
ましくは7ないし25個である。これら他の成分は好ま
しくはネマチック物質又はネマチック性(単変性又は等
方性の)物質であり、アゾキシベンゼン類、、ベンジリ
デンアニリン類、ビフェニル類、ターフェニル類、フェ
ニル又はシクロヘキシル安息香酸類、シクロヘキサンカ
ルボン酸のフェニル又はシクロヘキシルエステル類、シ
クロヘキシル安息香酸のフェニル又はシクロヘキシルエ
ステル類であり、また安息香酸の、シクロヘキサンカル
ボン酸の、及びシクロヘキシルシクロヘキサンカルボン
酸のシクロヘキシルフェニルエステル類、更にフェニル
シクロヘキサン類、シクロヘキシルビフェニル類、フェ
ニルシクロヘキシルシクロヘキサン類、シクロヘキシル
シクロヘキサン類、シクロヘキシルシクロヘキシルシク
ロヘキサン類、1,4−ビスシクロヘキシルベンゼン
類、4,4’−ビスシクロヘキシルビフェニル類、フェ
ニル−又はシクロヘキシル−ピリミジン類、フェニル−
又はシクロヘキシル−ピリジン類、フェニル−又はシク
ロヘキシル−ジオキサン類、フェニル−又はシクロヘキ
シル−1,3−ジチアン類、1,2−ジフェニルエタン
類、1,2−ジシクロヘキシルエタン類、1−フェニル
−2−シクロヘキシルエタン類、1−シクロヘキシル−
1−(4−フェニルシクロヘキシル)エタン類、1−シ
クロヘキシル−2−ビフェニリルエタン類、1−フェニ
ル−2−シクロヘキシルフェニルエタン類、場合により
ハロゲン化されたスチルベン類、ベンジルフェニルエー
テル類、トラン類、及び置換された桂皮酸類からなる群
より選ばれる。
【0045】本発明の液晶媒質に加える他の成分として
適する化合物のうち最も重要なものは、下記式1、2、
3、4及び5によって示される。 R’−L−E−R” 1 R’−L−COO−E−R” 2 R’−L−OOC−E−R” 3 R’−L−CH2 CH2 −E−R” 4 R’−L−C≡C−E−R” 5 これら式1、2、3、4及び5において、L及びEは同
一でも異なっていてもよいが、いずれの場合であって
も、これらはいずれも互いに独立に下記の群、すなわち
−Phe−、−Cyc−、−Phe−Phe−、−Ph
e−Cyc−、−Cyc−Cyc−、−Pyr−、−D
io−、−G−Phe−及び−G−Cyc−並びにそれ
らの鏡像体よりなる群から選ばれる2価の基である。こ
こで、Pheは非置換の、又はフッ素置換された1,4
−フェニレンであり、Cycは trans−1,4−シクロ
ヘキシレン又は1,4−シクロヘキシレンであり、Py
rはピリミジン−2,5−ジイル又はピリジン−2,5
−ジイルであり、Dioは1,3−ジオキサン−2,5
−ジイル、そしてGは2−(trans −1,4−シクロヘ
キシル)エチル、ピリミジン−2,5−ジイル、ピリジ
ン−2,5−ジイル又は1,3−ジオキサン−2,5−
ジイルである。
【0046】L及びEの一方は好ましくは、Cyc、P
he又はPyrである。Eは好ましくはCyc、Phe
又はPhe−Cycである。
【0047】本発明の液晶媒質は、式1、2、3、4ま
たは5に示される化合物であって、L及びEがCyc、
Phe及びPyrよりなる群から選ばれ、かつ、L及び
Eの一方がCyc、Phe及びPyrよりなる群から選
ばれ、他方が−Phe−Phe−、−Phe−Cyc
−、−Cyc−Cyc−、−G−Phe−及び−G−C
yc−よりなる群から選ばれる化合物より選択される一
以上の成分を含むことが好ましい。また、式1、2、
3、4及び5において、L及びEが−Phe−Cyc
−、−Cyc−Cyc−、−G−Phe−及び−G−C
yc−よりなる群から選ばれる化合物より選択される一
以上の成分を含むものであってもよい。
【0048】式1、2、3、4及び5の化合物群の従属
群Aにおいては、R’及びR”はいずれも互いに独立に
選ぶことができ、8個までの炭素原子を有するアルキ
ル、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、ア
ルケニルオキシ又はアルカノイルオキシである。これら
の化合物を従属式1a、2a、3a、4a及び5aとす
る。これらの化合物は多くの場合、R’及びR”が互い
に異なっており、これらの基の1つは通常はアルキル、
アルケニル、アルコキシ又はアルコキシアルキルであ
る。
【0049】式1、2、3、4及び5の化合物のもう1
つの従属群である群Bにおいては、R”は−F、−C
l、−NCS又は−(O)i CH3-(k+l)k Cll
ある。ここで、iは0又は1であって、k+lは1、2
又は3であり、R”がこの意味を有する化合物は従属式
1b、2b、3b、4b及び5bによって標識される。
これら従属式1b、2b、3b、4b及び5bの化合物
においてR”が−F、−Cl、−NCS、−CF3 、−
OCHF2 又は−OCF3 である化合物が特に好まし
い。
【0050】従属式1b、2b、3b、4b及び5bの
化合物においてR’は従属式1aないし5aの化合物に
ついて定義した通りであって、好ましくはアルキル、ア
ルケニル、アルコキシ又はアルコキシアルキルである。
【0051】式1、2、3、4及び5の化合物のもう1
つの従属群では、R”を−CNとするが、この従属群を
以下、群Cとする。この従属群の化合物はそれぞれ従属
式1c、2c、3c、4c及び5cによって表わされ
る。これら従属式1c、2c、3c、4c及び5cの化
合物においてR’は従属式1aないし5aの化合物につ
いて定義した通りであり、好ましくはアルキル、アルコ
キシ又はアルケニルである。
【0052】群A、B、Cに示される好ましい化合物に
加えて、これまでに提示した置換基を有する式1、2、
3、4または5の他の化合物が、慣用的に用いられる。
これらの物質は文献より公知の方法により、又はそれに
より類推される方法により得ることができる。
【0053】本発明の液晶媒質は式Iの新規化合物に加
えて、好ましくは群A及び/又は群B及び/又は群Cか
ら選ばれた1つ以上の化合物を含む。これらの群から選
ばれる化合物の液晶媒質に対する重量割合は、好ましく
は 群A:0ないし90%、好ましくは10ないし90%、
さらに好ましくは30ないし90%、 群B:0ないし80%、好ましくは10ないし80%、
さらに好ましくは10ないし65%、 群C:0ないし80%、好ましくは5ないし80%、さ
らに好ましくは5ないし50% であり、液晶媒質中の群A及び/又はB及び/又はCの
化合物の重量割合の合計は好ましくは5ないし90%で
あって、さらに好ましくは10ないし90%である。
【0054】本発明の液晶媒質は好ましくは1ないし4
0%、特に好ましくは5ないし30%の前記新規化合物
を含む。また、他の好ましい媒質は40%以上、さらに
好ましくは45ないし90%の前記新規化合物を含み、
好ましくは3、4又は5種類の前記新規化合物を含む。
【0055】本発明の液晶媒質は通常用いられる方法で
作製される。一般的には、液晶成分を必要に応じ加温下
にて互いに溶解させる。液晶相は、適当な添加剤によっ
て本発明に従って改質することができ、これまでに開示
されているあらゆるタイプの液晶ディスプレー素子に使
用可能とすることができる。このような種々の添加剤が
当業者に知られており、文献(H.Kelker/R.Hatz,”Han
dbook of Liquid Crystals”,Verlag Chemie,1980)に
詳細に記述されている。例えば多色性染料を着色ゲスト
/ホスト系の調製のために加えることができ、或いはネ
マチック相の誘電異方性、粘度、及び/又は配向性を変
えるために種々の物質を加えることができる。
【0056】本願及び以下の諸例において各液晶化合物
の構造は頭文字略記号によって表示する。これらの記号
と化学式との対応は下記の表A及びBに示した。Cn
2n+1及びCm2m+1で示される官能基は、全てそれぞれ
n個又はm個の炭素原子を含む直鎖状のアルキル基であ
る。表Bの符号方法は自明である。表Aにおいては親構
造についての頭文字略記号のみをあげてある。個々の場
合においてはその親構造についての略記号に続いてハイ
フンで隔てて置換基R1 、R2 、L1 及びL2のための
符号を記載する。
【0057】
【表1】 新規な混合物は、特に、式Iに示される一つ以上の化合
物に加え、表A及びBより選ばれる化合物を含む。
【0058】
【表2】
【0059】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】
【表5】
【0062】
【表6】
【0063】
【実施例】以下の諸例は本発明に制限を加えることなく
これを説明しようとするものである。%のデータは重量
%であり、温度は全て℃で示してある。また、mp.=
融点、cp.=澄明点である。更にCは結晶状態、Nは
ネマチック相、Sはスメクチック相、そしてIは等方性
相である。これらの記号の間の数字は各転位温度を示
す。Δnは光学異方性(589nm、20℃)を表わ
し、粘度(mm2 /sec)は20℃において求めた。
【0064】「定法による処理を行う」とは、必要に応
じて水を加え、その混合物をジクロロメタン、ジエチル
エーテル又はトルエンで抽出し、その有機相を分離、乾
燥、蒸発させ、その生成物を減圧蒸留又は結晶化及び/
又はクロマトグラフィーにより精製することを意味す
る。以下、下記の略記号を使用する。 DCC N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド DMAP 4−(ジメチルアミノ)ピリジン POT カリウムt−ブトキシド THF テトラヒドロフラン pTsOH p−トルエンスルホン酸 (実施例1)
【0065】
【化15】 トルエン75ml中に55ミリモルの3,4,5−トリ
フルオロフェノール及び55ミリモルのDCCを加え、
室温において1時間攪拌する。次いで化合物Iを50ミ
リモル加え、その混合物を室温において終夜攪拌する。
次にこの混合物に1gのしゅう酸を加え、更に2時間室
温において攪拌する。最後にこの混合物について定法に
よる処理を行う。この生成物をトルエン/ヘキサン
(1:1)から再結晶させる。C111N(96.7)
I。
【0066】同様にして下記式の各化合物を作る:
【0067】
【化16】
【0068】
【表7】
【0069】
【表8】
【0070】
【表9】
【0071】
【表10】
【0072】
【表11】
【0073】
【表12】 (実施例2)
【0074】
【化17】 (ステップ2.1)
【0075】
【化18】 1.5モルのエチルシクロヘキサノンカルボキシレート
及び1.5モルのメトキシメチルトリフェニルホスホニ
ウムクロリドを、2リットルのメチル tert-ブチルエー
テル中に懸濁させ、1.5モルのカリウム tert-ブトキ
シドをTHF500mlに溶解させた液を -5℃〜+5
℃に冷却しながら加える。添加終了後、この混合物を室
温において終夜攪拌し、水及び10mlの濃塩酸を加
え、定法による処理を行う。 (ステップ2.2)
【0076】
【化19】 式IVのエチルエーテル0.1モル、プロピルプロパン
ジオール0.1モル、p−トルエンスルホン酸2g及び
トルエン100mlを水分離器の上で2時間煮沸する。
混合物を室温まで冷却させて真空において蒸発させても
よい。 (ステップ2.3)
【0077】
【化20】 式Vのエステル93ミリモル、KOH0.1モル及びメ
タノール150mlを24時間還流させる。この混合物
を室温まで冷却させ、冷却しながら濃塩酸を加えてもよ
い。この混合物に対し最後に定法による処理を行う。
【0078】
【化21】 実施例1と同様にして、50ミリモルの化合物VI、5
5ミリモルの3,4,5−トリフルオロフェニル、55
ミリモルのDCC及び225mgのDMAPを75ml
のトルエン中で終夜攪拌する。酢酸エチルを加えた後、
この混合物について定法による処理を行う。生成物はイ
ソプロパノールで再結晶する。C73SB(51)N
(63.8)I、Δn=+0.060、Δε=22.4
6。
【0079】同様にして下記式の化合物を作る。
【0080】
【化22】
【0081】
【表13】
【0082】
【表14】
【0083】
【表15】
【0084】
【表16】
【0085】
【表17】
【0086】
【表18】
【0087】
【表19】 混合物例 例A
【0088】
【表20】 例B
【0089】
【表21】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 ハラルド ランネルト ドイツ連邦共和国 デー−64271 ダルム シュタット メルク カーゲーアーアー内 (72)発明者 ヨハヒム クラウゼ ドイツ連邦共和国 デー−64271 ダルム シュタット メルク カーゲーアーアー内 (72)発明者 カズアキ タルミ ドイツ連邦共和国 デー−64271 ダルム シュタット メルク カーゲーアーアー内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式Iの1,3−ジオキサン類。 【化1】 (式中、RはH、又は1ないし15個の炭素原子を有す
    るアルキル基若しくはアルケニル基であって非置換の、
    又はCN若しくはCF3によりモノ置換された、又はハ
    ロゲンにより少なくともモノ置換された基であり、更
    に、これらの基の中の1個以上のCH2基はいずれも互
    いに独立に−O−、−S−、 【化2】 、−CO−、−CO−O−、−O−CO−又は−O−C
    O−O−により置き換えられていてもよく(但し、置換
    の結果、−O−O−結合が形成されてはならない)、 【化3】 は、(a)trans-1,4−シクロヘキシレン、(b)1
    又は2個のCH基がNで置き換えられていてもよい1,
    4−フェニレン、又は(c)1,4−シクロヘキセニレ
    ンであり、(b)及び(c)はフッ素によりモノ置換又
    は複数置換されていてもよく、XはF、Cl、又は1な
    いし5個の炭素原子を有するハロゲン化アルキル、ハロ
    ゲン化アルコキシ又はハロゲン化アルケニルであり、L
    はH又はFである。)
  2. 【請求項2】 下記式I1の1,3−ジオキサン類。 【化4】 (式中、R、X及びLは請求項1において定義した通り
    である。)
  3. 【請求項3】 下記式I2の1,3−ジオキサン類。 【化5】 (式中、R、X及びLは請求項1において定義した通り
    である。)
  4. 【請求項4】 XがF、Cl、OCF3 、OCHF2
    OCH2CF3、OCHFCF3 、OCH=CF2、OC
    F=CF2 又はOC25である請求項1ないし3いずれ
    かに記載の1,3−ジオキサン類。
  5. 【請求項5】 Rが1ないし5個の炭素原子を有する直
    鎖状のアルキル基又はアルケニル基である請求項1ない
    し4いずれかに記載の1,3−ジオキサン類。
  6. 【請求項6】 XおよびLがいずれもFである請求項1
    ないし5いずれかに記載の1,3−ジオキサン類。
  7. 【請求項7】 式Iの化合物を液晶媒質の成分として使
    用する方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも2種の液晶成分を含む液晶媒
    質において、少なくとも1種の式Iの化合物を含むこと
    を特徴とする液晶媒質。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の液晶媒質を含むことを
    特徴とする液晶ディスプレー素子。
  10. 【請求項10】 誘電体として請求項8に記載の液晶媒
    質を含むことを特徴とする電気光学ディスプレー素子。
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