JP4163765B2 - 1,3−ジオキサン類及び液晶媒質 - Google Patents

1,3−ジオキサン類及び液晶媒質 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は式Iの化合物、及びこれらの化合物を種々の液晶媒質の成分として使用する方法に関する。本発明は更に、式Iの化合物を少なくとも1つ含む液晶媒質、及びこのような媒質を含む液晶ディスプレー素子、特に電気光学的ディスプレー素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
式IにおいてX=L=Fの1,3−ジオキサン類はヨーロッパ特許EP 0 387 032号に開示された一般式に含まれるが、この化合物自体は特に取り上げられていない。
【0003】
ヨーロッパ特許EP 0 447 565号は下記式
【0004】
【化6】
Figure 0004163765
の1,3−ジオキサン類及びこれらをSTN混合物の中で使用することを開示している。
【0005】
米国特許US 5,322,638号は下記式
【0006】
【化7】
Figure 0004163765
においてR1 がアルケニル基であり、A2 が1,4−フェニル環又は trans- 1,4−シクロヘキシレン環であり、X1 がF又はClであり、そしてX2 がフッ素である1,3−ジオキサン類を特許請求している。
【0007】
ヨーロッパ特許EP 0 400 861号は下記式
【0008】
【化8】
Figure 0004163765
のフェニルジオキサン類を開示している。
【0009】
しかし、1,3−ジオキサン類は高いΔε値を有し、広範な用途に用いることのできる化合物である。このことから、個々の適用用途に的確に対応できるよう、従来よりも多くの種類の高ネマチック液晶性化合物の提供が望まれていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、粘度が低く誘電異方性が高い液晶媒質を実現する新規で安定な液晶化合物および液晶性化合物を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、式Iの化合物が種々の液晶媒質の成分として極めて好適であることを見出した。この化合物は比較的低い粘度を有し、広い液晶相範囲及び有利な光学的及び誘電的異方性の値を有する安定な液晶媒質を実現することができ、さらに、非常に良好な低温挙動を示す。
【0012】
本発明は下記一般式Iの1,3−ジオキサン類に関する。
【0013】
【化9】
Figure 0004163765
式中、RはH、又は1ないし15個の炭素原子を有するアルキル基若しくはアルケニル基であって非置換の、又はCN若しくはCF3によりモノ置換された、又はハロゲンにより少なくともモノ置換された基であり、更に、これらの基の中の1つ以上のCH2基はいずれも互いに独立に−O−、−S−、
【0014】
【化10】
Figure 0004163765
、−CO−、−CO−O−、−O−CO−又は−O−CO−O−により置き換えられていてもよく(但し、置換の結果、−O−O−結合が形成されてはならない)、
【0015】
【化11】
Figure 0004163765
は、
(a)trans-1,4−シクロヘキシレン、
(b)1又は2個のCH基がNで置き換えられていてもよい1,4−フェニレン、又は
(c)1,4−シクロヘキセニレン
であり、(b)及び(c)はフッ素によりモノ置換又は複数置換されていてもよく、
XはF、Cl、又は1ないし5個の炭素原子を有するハロゲン化アルキル、ハロゲン化アルコキシ又はハロゲン化アルケニルであり、LはH又はFである。
【0016】
式Iの化合物は種々の液晶媒質の成分として使用することができ、中でもねじれセル、ゲスト/ホスト効果、配向相の変形或いは動的散乱の効果の原理に基づく種々のディスプレー素子に使用することができる。
【0017】
式Iの化合物の提供により、種々の用途に適した液晶混合物を調製する際の選択すべき液晶物質の範囲が著しく拡張される。
【0018】
式Iの化合物は広い適用範囲を有する。置換基を適宜選択すれば、これらの化合物を主体としてなる液晶媒質の基礎物質として使用することができる。例えばこのタイプの誘電体の誘電的及び/又は光学的異方性を変化させるため、及び/又はその閾値電圧及び/又はその粘度を最適化させるために式Iの化合物を他の化合物種から得られる種々の液晶性基礎物質に加えることも可能である。特にこれらの新規化合物は、良好な粘度特性とΔε値とを有しながらそれらが広い液晶相範囲を有するという特徴を有する。
【0019】
純粋状態において式Iの各種化合物は無色であり、電気光学的利用のために好適に用いられる温度範囲内で液晶相を形成する。これらは化学的に、熱および光に対して安定である。
【0020】
【発明の実施の形態】
式Iの好ましい化合物は下記の式I1ないしI5の化合物である。
【0021】
【化12】
Figure 0004163765
式中、Rc =H、CH3 、C25 又はn−C37 である。
【0022】
式Iの化合物においてRは好ましくは1ないし5個の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基又はアルケニル基である。そのアルケニル基は好ましくは1E−アルケニル、3E−アルケニル又は4−アルケニルである。
【0023】
Lは好ましくはFである。
【0024】
Xは好ましくはF、Cl、OCF3 、OCHF2 、CF3 、CHF2 、OCHFCF3 、OCHFCHF2 、OCH2 CF3 、OC25 、OC37 、OCH=CHF、OCF=CHF、OCH=CF2 、OCF=CF2 又はOCF2 CHFCF3 であり、特にF、OCF3 、OCHF2 、OCHFCF3 、OCHFCHF2 又はOCH=CF2 が好ましい。
【0025】
特に好ましい化合物は、式IにおいてX=L=Fである化合物である。
【0026】
式Iの化合物においてRがアルキル基及び/又はアルコキシ基であるときは、直鎖状又は分岐鎖状のいずれであってもよいが、直鎖状であって、2、3、4、5、6又は7個の炭素原子を有するものが好ましい。すなわち、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシ又はヘプトキシ、更には、メチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、メトキシ、オクトキシ、ノノキシ、デコキシ、ウンデコキシ、ドデコキシ、トリデコキシ又はテトラデコキシが好ましい。
【0027】
オキサアルキル基は、好ましくは、直鎖状であって、2−オキサプロピル(=メトキシメチル)、2−オキサブチル(=エトキシメチル)又は3−オキサブチル(=2−メトキシエチル)、2−、3−又は4−オキサペンチル、2−、3−、4−又は5−オキサヘキシル、2−、3−、4−、5−又は6−オキサヘプチル、2−、3−、4−、5−、6−又は7−オキサオクチル、2−、3−、4−、5−、6−、7−又は8−オキサノニル或いは2−、3−、4−、5−、6−、7−、8−又は9−オキサデシルである。
【0028】
Rが、1個のCH2基が−CH=CH−によって置き換えられているアルキル基であるときはこれは直鎖状又は分岐鎖状のいずれであってもよいが、直鎖状であり、2ないし10個の炭素原子を有するものが好ましい。特に、ビニル、1−プロペニル又は2−プロペニル、1−、2−又は3−ブチル、1−、2−、3−又は4−ペンチル、1−、2−、3−、4−又は5−ヘキシル、1−、2−、3−、4−、5−又は6−ヘプチル、1−、2−、3−、4−、5−、6−又は7−オクチル、1−、2−、3−、4−、5−、6−、7−又は8−ノニル、或いは1−、2−、3−、4−、5−、6−、7−、8−又は9−デカノイルが挙げられる。
【0029】
Rが、一のCH2 基が−O−によって置き換えられ、他方のCH2 基が−CO−によって置き換えられたアルキル基であるときは、これらは隣接していることが好ましい。すなわち、1個のアシロキシ基−CO−O−又は1個のオキシカルボニル基−O−CO−を含むことが好ましい。また、直鎖状であり、2ないし6個の炭素原子を有することが好ましい。
【0030】
このような化合物として、特に、アセトキシ、プロピオニルオキシ、プチリルオキシ、ペンタノイルオキシ、ヘキサノイルオキシ、アセトキシメチル、プロピオニルオキシメチル、ブチリルオキシメチル、ペンタノイルオキシメチル、2−アセトキシエチル、2−プロピオニルオキシエチル、2−ブチリルオキシエチル、3−アセトキシプロピル、3−プロピオニルオキシプロピル、4−アセトキシブツル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、ペントキシカルボニル、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルメチル、プロポキシカルボニルメチル、ブトキシカルボニルメチル、2−(メトキシカルボニル)エチル、2−(エトキシンルボニル)エチル、2−(プロポキシカルボニル)エチル、3−(メトキシカルボニル)プロピル、3−(エトキシカルボニル)プロピル又は4−(メトキシカルボニル)ブチルが挙げられる。
【0031】
一のCH2 基が非置換の、又は置換された−CH=CH−によって置き換えられ、隣接するCH2 基がCO又はCO−O或いはO−CO−によって置き換えられている場合は、Rは直鎖状又は分岐鎖状のいずれであってもよい。好ましくは、直鎖状であって4ないし13個の炭素原子を有するものがよい。特にアクリロイルオキシメチル、2−アクリロイルオキトエチル、3−アクリロイルオキシプロピル、4−アクリロイルオキシブチル、5−アクリロイルオキシペンチル、6−アクリロイルオキシヘキシル、7−アクリロイルオキシヘプチル、8−アクリロイルオキシオクチル、9−アクリロイルオキシノニル、1−−アクリロイルオキシデシル、メタクリロイルオキシメチル、2−メタクリロイルオキシエチル、3−メタクリロイルオキシプロピル、4−メタクリロイルオキシブチル、5−メタクリロイルオキシペンチル、6−メタクリロイルオキシヘキシル、7−メタクリロイルオキシヘプチル、8−メタクリロイルオキシオクチル又は9−メタクリロイルオキシノニルが挙げられる。
【0032】
RがCN又はCF3 によってモノ置換されたアルキル基またはアルケニル基である場合は、直鎖状であって、ω位置に対してCN又はCF3で置換されたものが好ましい。
【0033】
Rがハロゲンによって少なくともモノ置換されたアルキル基又はアルケニル基であるときは、直鎖状であることが好ましく、ハロゲンはF又はClであることが好ましい。複数置換される場合はハロゲンはFであることが好ましい。このような基には、ペルフルオロ基も含まれる。モノ置換の場合にはそのフッ素置換基又は塩素置換基はいかなる所望の位置にあってもよいが、ω位置にあることが好ましい。
【0034】
付加重合反応に好適なウィング基Rを含む式Iの化合物は液晶性重合体の調製に適している。
【0035】
分岐したウィング基Rを含む式Iの化合物は、溶解性が良好なことから通常の液晶材料に対しても重要な役割を果たす場合があるが、光学的に活性であれば、特にキラルドープ剤として有用な場合がある。このタイプのスメクチック化合物は強誘電性物質の成分として適している。
【0036】
SA 相を有する式Iの化合物は、例えば熱的にアドレスされるディスプレーに適している。
【0037】
このタイプの分岐基は一般に一以下の鎖状分岐基を含む。好ましい分岐基Rはイソプロピル、2−ブチル(=1−メチルプロピル)、イソブチル(=2−メチルプロピル)、2−メチルブチル、イソペンチル(=3−メチルブチル)、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2−エチルヘキシル、2−プロピルペンチル、イソプロポキシ、2−メチルプロポキシ、2−メチルブトキシ、3−メチルブトキシ、2−メチルペントキシ、3−メチルペントキシ、2−エチルヘキソキシ、1−メチルヘキソキシ及び1−メチルヘプトキシである。
【0038】
Rが、二以上のCH2 基が−O−及び/又は−CO−O−によって置き換えられたアルキル基である場合は、直鎖状又は分岐鎖状のいずれであってもよいが、分岐を有し、3ないし12個の炭素原子を有するものであることが好ましい。特に、ビスカルボキシメチル、2,2−ビスカルボキシエチル、3,3−ビスカルボキシプロピル、4,4−ビスカルボキシブチル、5,5−ビスカルボキシペンチル、6,6−ビスカルボキシヘキシル、7,7−ビスカルボキシヘプチル、8,8−ビスカルボキシオクチル、9,9−ビスカルボキシノニル、10,10−ビスカルボキシデシル、ビス(メトキシカルボニル)メチル、2,2−ビス(メトキシカルボニル)エチル、3,3−ビス(メトキシカルボニル)プロピル、4,4−ビス(メトキシカルボニル)ブチル、5,5−ビス(メトキシカルボニル)ペンチル、6,6−ビス(メトキシカルボニル)ヘキシル、7,7−ビス(メトキシカルボニル)ヘプチル、8,8−ビス(メトキシカルボニル)オクチル、ビス(エトキシカルボニル)メチル、2,2−ビス(エトキシカルボニル)エチル、3,3−ビス(エトキシカルボニル)プロピル、4,4−ビス(エトキシカルボニル)ブチル又は5,5−ビス(エトキシカルボニル)ヘキシルが挙げられる。
【0039】
重縮合反応に適したウィング基Rを含む式Iの化合物は液晶性重縮合体を調製するのに適している。
【0040】
式Iは、これらの化合物のラセミ体及び光学的対掌体、並びにそれらの混合物を含む。
【0041】
式I及びその従属式の化合物のうち、化合物中の少なくとも1つの官能基がこれまでに述べた好ましい意義を有するものが好適である。
【0042】
式Iの化合物は文献にも記載されており(例えば、Houben-Weyl,“Methoden der Organischen Chemie”,Georg-Thieme-Verlag,Stuttgartのような標準的な文献)、すでに知られている好適な反応条件で合成することができる。公知の方法を修正した方法を用いることもできるが、これらについてはここでは詳細には述べない。これらの化合物は以下のように容易に合成できる。すなわち、1,3−ジオキサン環は、対応するジオールとアルデヒドとの脱水反応により形成することができ、また、置換基Xは、文献により公知の方法で、対応するハロゲン、OH、トシラート、トリフラート、臭素、沃素、金属、アルデヒド誘導体から直接導入できる。具体的には、例えば、以下のような方法で合成することができる。(反応式1)
【0043】
【化13】
Figure 0004163765
(反応式2)
【0044】
【化14】
Figure 0004163765
本発明の新規液晶媒質は、一以上の上記新規化合物に加え、他の成分も含む。他の成分の数は、好ましくは2ないし40個、さらに好ましくは4ないし30個、特に好ましくは7ないし25個である。これら他の成分は好ましくはネマチック物質又はネマチック性(単変性又は等方性の)物質であり、アゾキシベンゼン類、、ベンジリデンアニリン類、ビフェニル類、ターフェニル類、フェニル又はシクロヘキシル安息香酸類、シクロヘキサンカルボン酸のフェニル又はシクロヘキシルエステル類、シクロヘキシル安息香酸のフェニル又はシクロヘキシルエステル類であり、また安息香酸の、シクロヘキサンカルボン酸の、及びシクロヘキシルシクロヘキサンカルボン酸のシクロヘキシルフェニルエステル類、更にフェニルシクロヘキサン類、シクロヘキシルビフェニル類、フェニルシクロヘキシルシクロヘキサン類、シクロヘキシルシクロヘキサン類、シクロヘキシルシクロヘキシルシクロヘキサン類、1,4−ビスシクロヘキシルベンゼン類、4,4’−ビスシクロヘキシルビフェニル類、フェニル−又はシクロヘキシル−ピリミジン類、フェニル−又はシクロヘキシル−ピリジン類、フェニル−又はシクロヘキシル−ジオキサン類、フェニル−又はシクロヘキシル−1,3−ジチアン類、1,2−ジフェニルエタン類、1,2−ジシクロヘキシルエタン類、1−フェニル−2−シクロヘキシルエタン類、1−シクロヘキシル−1−(4−フェニルシクロヘキシル)エタン類、1−シクロヘキシル−2−ビフェニリルエタン類、1−フェニル−2−シクロヘキシルフェニルエタン類、場合によりハロゲン化されたスチルベン類、ベンジルフェニルエーテル類、トラン類、及び置換された桂皮酸類からなる群より選ばれる。
【0045】
本発明の液晶媒質に加える他の成分として適する化合物のうち最も重要なものは、下記式1、2、3、4及び5によって示される。
R’−L−E−R” 1
R’−L−COO−E−R” 2
R’−L−OOC−E−R” 3
R’−L−CH2 CH2 −E−R” 4
R’−L−C≡C−E−R” 5
これら式1、2、3、4及び5において、L及びEは同一でも異なっていてもよいが、いずれの場合であっても、これらはいずれも互いに独立に下記の群、すなわち−Phe−、−Cyc−、−Phe−Phe−、−Phe−Cyc−、−Cyc−Cyc−、−Pyr−、−Dio−、−G−Phe−及び−G−Cyc−並びにそれらの鏡像体よりなる群から選ばれる2価の基である。ここで、Pheは非置換の、又はフッ素置換された1,4−フェニレンであり、Cycは trans−1,4−シクロヘキシレン又は1,4−シクロヘキシレンであり、Pyrはピリミジン−2,5−ジイル又はピリジン−2,5−ジイルであり、Dioは1,3−ジオキサン−2,5−ジイル、そしてGは2−(trans −1,4−シクロヘキシル)エチル、ピリミジン−2,5−ジイル、ピリジン−2,5−ジイル又は1,3−ジオキサン−2,5−ジイルである。
【0046】
L及びEの一方は好ましくは、Cyc、Phe又はPyrである。Eは好ましくはCyc、Phe又はPhe−Cycである。
【0047】
本発明の液晶媒質は、式1、2、3、4または5に示される化合物であって、L及びEがCyc、Phe及びPyrよりなる群から選ばれ、かつ、L及びEの一方がCyc、Phe及びPyrよりなる群から選ばれ、他方が−Phe−Phe−、−Phe−Cyc−、−Cyc−Cyc−、−G−Phe−及び−G−Cyc−よりなる群から選ばれる化合物より選択される一以上の成分を含むことが好ましい。また、式1、2、3、4及び5において、L及びEが−Phe−Cyc−、−Cyc−Cyc−、−G−Phe−及び−G−Cyc−よりなる群から選ばれる化合物より選択される一以上の成分を含むものであってもよい。
【0048】
式1、2、3、4及び5の化合物群の従属群Aにおいては、R’及びR”はいずれも互いに独立に選ぶことができ、8個までの炭素原子を有するアルキル、アルケニル、アルコキシ、アルコキシアルキル、アルケニルオキシ又はアルカノイルオキシである。これらの化合物を従属式1a、2a、3a、4a及び5aとする。これらの化合物は多くの場合、R’及びR”が互いに異なっており、これらの基の1つは通常はアルキル、アルケニル、アルコキシ又はアルコキシアルキルである。
【0049】
式1、2、3、4及び5の化合物のもう1つの従属群である群Bにおいては、R”は−F、−Cl、−NCS又は−(O)i CH3-(k+l)k Cll である。ここで、iは0又は1であって、k+lは1、2又は3であり、R”がこの意味を有する化合物は従属式1b、2b、3b、4b及び5bによって標識される。これら従属式1b、2b、3b、4b及び5bの化合物においてR”が−F、−Cl、−NCS、−CF3 、−OCHF2 又は−OCF3 である化合物が特に好ましい。
【0050】
従属式1b、2b、3b、4b及び5bの化合物においてR’は従属式1aないし5aの化合物について定義した通りであって、好ましくはアルキル、アルケニル、アルコキシ又はアルコキシアルキルである。
【0051】
式1、2、3、4及び5の化合物のもう1つの従属群では、R”を−CNとするが、この従属群を以下、群Cとする。この従属群の化合物はそれぞれ従属式1c、2c、3c、4c及び5cによって表わされる。これら従属式1c、2c、3c、4c及び5cの化合物においてR’は従属式1aないし5aの化合物について定義した通りであり、好ましくはアルキル、アルコキシ又はアルケニルである。
【0052】
群A、B、Cに示される好ましい化合物に加えて、これまでに提示した置換基を有する式1、2、3、4または5の他の化合物が、慣用的に用いられる。これらの物質は文献より公知の方法により、又はそれにより類推される方法により得ることができる。
【0053】
本発明の液晶媒質は式Iの新規化合物に加えて、好ましくは群A及び/又は群B及び/又は群Cから選ばれた1つ以上の化合物を含む。これらの群から選ばれる化合物の液晶媒質に対する重量割合は、好ましくは
群A:0ないし90%、好ましくは10ないし90%、さらに好ましくは30ないし90%、
群B:0ないし80%、好ましくは10ないし80%、さらに好ましくは10ないし65%、
群C:0ないし80%、好ましくは5ないし80%、さらに好ましくは5ないし50%
であり、液晶媒質中の群A及び/又はB及び/又はCの化合物の重量割合の合計は好ましくは5ないし90%であって、さらに好ましくは10ないし90%である。
【0054】
本発明の液晶媒質は好ましくは1ないし40%、特に好ましくは5ないし30%の前記新規化合物を含む。また、他の好ましい媒質は40%以上、さらに好ましくは45ないし90%の前記新規化合物を含み、好ましくは3、4又は5種類の前記新規化合物を含む。
【0055】
本発明の液晶媒質は通常用いられる方法で作製される。一般的には、液晶成分を必要に応じ加温下にて互いに溶解させる。液晶相は、適当な添加剤によって本発明に従って改質することができ、これまでに開示されているあらゆるタイプの液晶ディスプレー素子に使用可能とすることができる。このような種々の添加剤が当業者に知られており、文献(H.Kelker/R.Hatz,”Handbook of Liquid Crystals”,Verlag Chemie,1980)に詳細に記述されている。例えば多色性染料を着色ゲスト/ホスト系の調製のために加えることができ、或いはネマチック相の誘電異方性、粘度、及び/又は配向性を変えるために種々の物質を加えることができる。
【0056】
本願及び以下の諸例において各液晶化合物の構造は頭文字略記号によって表示する。これらの記号と化学式との対応は下記の表A及びBに示した。Cn2n+1及びCm2m+1で示される官能基は、全てそれぞれn個又はm個の炭素原子を含む直鎖状のアルキル基である。表Bの符号方法は自明である。表Aにおいては親構造についての頭文字略記号のみをあげてある。個々の場合においてはその親構造についての略記号に続いてハイフンで隔てて置換基R1 、R2 、L1 及びL2 のための符号を記載する。
【0057】
【表1】
Figure 0004163765
新規な混合物は、特に、式Iに示される一つ以上の化合物に加え、表A及びBより選ばれる化合物を含む。
【0058】
【表2】
Figure 0004163765
【0059】
【表3】
Figure 0004163765
【0060】
【表4】
Figure 0004163765
【0061】
【表5】
Figure 0004163765
【0062】
【表6】
Figure 0004163765
【0063】
【実施例】
以下の諸例は本発明に制限を加えることなくこれを説明しようとするものである。%のデータは重量%であり、温度は全て℃で示してある。また、mp.=融点、cp.=澄明点である。更にCは結晶状態、Nはネマチック相、Sはスメクチック相、そしてIは等方性相である。これらの記号の間の数字は各転位温度を示す。Δnは光学異方性(589nm、20℃)を表わし、粘度(mm2/sec)は20℃において求めた。なお、以下の例のうち、X=FかつL=Hの例及びX=Clの例は、本発明に関連する参考例である。
【0064】
「定法による処理を行う」とは、必要に応じて水を加え、その混合物をジクロロメタン、ジエチルエーテル又はトルエンで抽出し、その有機相を分離、乾燥、蒸発させ、その生成物を減圧蒸留又は結晶化及び/又はクロマトグラフィーにより精製することを意味する。以下、下記の略記号を使用する。
DCC N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド
DMAP 4−(ジメチルアミノ)ピリジン
POT カリウムt−ブトキシド
THF テトラヒドロフラン
pTsOH p−トルエンスルホン酸
(実施例1)
【0065】
【化15】
Figure 0004163765
トルエン75ml中に55ミリモルの3,4,5−トリフルオロフェノール及び55ミリモルのDCCを加え、室温において1時間攪拌する。次いで化合物Iを50ミリモル加え、その混合物を室温において終夜攪拌する。次にこの混合物に1gのしゅう酸を加え、更に2時間室温において攪拌する。最後にこの混合物について定法による処理を行う。この生成物をトルエン/ヘキサン(1:1)から再結晶させる。C111N(96.7)I。
【0066】
同様にして下記式の各化合物を作る:
【0067】
【化16】
Figure 0004163765
【0068】
【表7】
Figure 0004163765
【0069】
【表8】
Figure 0004163765
【0070】
【表9】
Figure 0004163765
【0071】
【表10】
Figure 0004163765
【0072】
【表11】
Figure 0004163765
【0073】
【表12】
Figure 0004163765
(実施例2)
【0074】
【化17】
Figure 0004163765
(ステップ2.1)
【0075】
【化18】
Figure 0004163765
1.5モルのエチルシクロヘキサノンカルボキシレート及び1.5モルのメトキシメチルトリフェニルホスホニウムクロリドを、2リットルのメチル tert-ブチルエーテル中に懸濁させ、1.5モルのカリウム tert-ブトキシドをTHF500mlに溶解させた液を -5℃〜+5℃に冷却しながら加える。添加終了後、この混合物を室温において終夜攪拌し、水及び10mlの濃塩酸を加え、定法による処理を行う。
(ステップ2.2)
【0076】
【化19】
Figure 0004163765
式IVのエチルエーテル0.1モル、プロピルプロパンジオール0.1モル、p−トルエンスルホン酸2g及びトルエン100mlを水分離器の上で2時間煮沸する。混合物を室温まで冷却させて真空において蒸発させてもよい。
(ステップ2.3)
【0077】
【化20】
Figure 0004163765
式Vのエステル93ミリモル、KOH0.1モル及びメタノール150mlを24時間還流させる。この混合物を室温まで冷却させ、冷却しながら濃塩酸を加えてもよい。この混合物に対し最後に定法による処理を行う。
【0078】
【化21】
Figure 0004163765
実施例1と同様にして、50ミリモルの化合物VI、55ミリモルの3,4,5−トリフルオロフェニル、55ミリモルのDCC及び225mgのDMAPを75mlのトルエン中で終夜攪拌する。酢酸エチルを加えた後、この混合物について定法による処理を行う。生成物はイソプロパノールで再結晶する。C73SB(51)N(63.8)I、Δn=+0.060、Δε=22.46。
【0079】
同様にして下記式の化合物を作る。
【0080】
【化22】
Figure 0004163765
【0081】
【表13】
Figure 0004163765
【0082】
【表14】
Figure 0004163765
【0083】
【表15】
Figure 0004163765
【0084】
【表16】
Figure 0004163765
【0085】
【表17】
Figure 0004163765
【0086】
【表18】
Figure 0004163765
【0087】
【表19】
Figure 0004163765
混合物例
例A
【0088】
【表20】
Figure 0004163765
例B
【0089】
【表21】
Figure 0004163765

Claims (10)

  1. 下記式Iの1,3−ジオキサン類。
    Figure 0004163765
    (式中、RはH、又は1ないし15個の炭素原子を有するアルキル基若しくはアルケニル基であって非置換の、又はCN若しくはCF3によりモノ置換された、又はハロゲンにより少なくともモノ置換された基であり、更に、これらの基の中の1個以上のCH2基はいずれも互いに独立に−O−、−S−、
    Figure 0004163765
    、−CO−、−CO−O−、−O−CO−又は−O−CO−O−により置き換えられていてもよく(但し、置換の結果、−O−O−結合が形成されてはならない)、
    Figure 0004163765
    は、
    (a)trans-1,4−シクロヘキシレン、
    (b)1,4−フェニレン、又は
    (c)1,4−シクロヘキセニレン
    であり、(b)及び(c)はフッ素によりモノ置換又は複数置換されていてもよく、
    XはF、1ないし5個の炭素原子を有するフッ化アルキル、1ないし5個の炭素原子を有するフッ化アルコキシ、2ないし5個の炭素原子を有するフッ化アルケニル又は2個の炭素原子を有するフッ化アルケニルオキシであり、LはH又はFである。
    ただし、XがFで、
    Figure 0004163765
    trans- 1,4−シクロヘキシレン又はフッ素により置換されていない1,4−フェニレンの場合、LはFである。
  2. 下記式I1の1,3−ジオキサン類。
    Figure 0004163765
    (式中、R、X及びLは請求項1において定義した通りである。)
  3. 下記式I2の1,3−ジオキサン類。
    Figure 0004163765
    (式中、R、X及びLは請求項1において定義した通りである。)
  4. XがF、OCF3、OCHF2、OCH2CF3、OCHFCF3、OCH=CF2、OCF=CF2又はOC25である請求項1ないし3いずれかに記載の1,3−ジオキサン類。
  5. Rが1ないし5個の炭素原子を有する直鎖状のアルキル基又はアルケニル基である請求項1ないし4いずれかに記載の1,3−ジオキサン類。
  6. XおよびLがいずれもFである請求項1ないし5いずれかに記載の1,3−ジオキサン類。
  7. XがOCF 3 であり、LがHである請求項1ないし5いずれかに記載の1,3−ジオキサン類
  8. 少なくとも2種の液晶成分を含む液晶媒質において、少なくとも1種の、請求項1ないし7いずれかに記載の式Iの化合物を含むことを特徴とする液晶媒質。
  9. 請求項8に記載の液晶媒質を含むことを特徴とする液晶ディスプレー素子。
  10. 誘電体として請求項8に記載の液晶媒質を含むことを特徴とする電気光学ディスプレー素子。
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