JPH09234197A - X線映像装置 - Google Patents
X線映像装置Info
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- JPH09234197A JPH09234197A JP8069217A JP6921796A JPH09234197A JP H09234197 A JPH09234197 A JP H09234197A JP 8069217 A JP8069217 A JP 8069217A JP 6921796 A JP6921796 A JP 6921796A JP H09234197 A JPH09234197 A JP H09234197A
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 21
- 210000000013 bile duct Anatomy 0.000 description 10
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000002594 fluoroscopy Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 3
- 206010056375 Bile duct obstruction Diseases 0.000 description 1
- 206010008635 Cholestasis Diseases 0.000 description 1
- 210000000941 bile Anatomy 0.000 description 1
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- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
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- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 透視像として表示される領域が制限される場
合にX線被曝の低減をより徹底させる。 【解決手段】 分割表示操作入力により分割表示制御装
置22が画像メモリ17、18の透視像と参照像の一部
の領域のみを表示用の画像メモリ19に取り込むよう制
御し、この画像メモリ19に格納された画像がTVモニ
ター装置21に表示されるため透視像の一部と参照像の
一部とが並べて表示される。さらに分割表示制御装置2
2は透視像の表示領域に関する情報をコリメータ制御装
置23に送り、X線コリメータ12におけるコリメート
領域が表示領域に自動追従させられる。
合にX線被曝の低減をより徹底させる。 【解決手段】 分割表示操作入力により分割表示制御装
置22が画像メモリ17、18の透視像と参照像の一部
の領域のみを表示用の画像メモリ19に取り込むよう制
御し、この画像メモリ19に格納された画像がTVモニ
ター装置21に表示されるため透視像の一部と参照像の
一部とが並べて表示される。さらに分割表示制御装置2
2は透視像の表示領域に関する情報をコリメータ制御装
置23に送り、X線コリメータ12におけるコリメート
領域が表示領域に自動追従させられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線TVシステ
ムを用いてX線透過像を撮像し表示するX線映像装置に
関する。
ムを用いてX線透過像を撮像し表示するX線映像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】X線映像装置では、X線TVシステムに
より得た映像信号を画像処理装置に導き、デジタルデー
タに変換した上で各種の処理を施したり、あるいは画像
メモリに格納して後に読み出したりし、その後アナログ
映像信号に変換してTVモニター装置などに表示する機
能を備えるものが多い。そこで、X線診断を行なう際、
とくに、手術などの治療を行なう際には、その処置のた
めの参照像(リファレンス像)をあらかじめ撮像して画
像メモリに蓄え、これを読み出して処置中の現在の透視
像と並べて表示し、比較観察しながら処置を進めること
がある。
より得た映像信号を画像処理装置に導き、デジタルデー
タに変換した上で各種の処理を施したり、あるいは画像
メモリに格納して後に読み出したりし、その後アナログ
映像信号に変換してTVモニター装置などに表示する機
能を備えるものが多い。そこで、X線診断を行なう際、
とくに、手術などの治療を行なう際には、その処置のた
めの参照像(リファレンス像)をあらかじめ撮像して画
像メモリに蓄え、これを読み出して処置中の現在の透視
像と並べて表示し、比較観察しながら処置を進めること
がある。
【0003】たとえば、胆嚢やすい臓について胆管閉塞
やすい管閉塞を治療するため、あるいは胆結石の治療を
するため、内視鏡の先端のカテーテルなどを胆管やすい
管の中に挿入する。このような治療を行なうとき、X線
透視像を表示させて、これを観察しながら内視鏡やカテ
ーテルなどの操作を行なう。その際、胆管やすい管はX
線透視像にあまりよく表れないので、あらかじめ造影法
により胆管やすい管の画像を得ておいてこれをメモリに
格納し、処置時に読み出して参照像として透視像と並べ
て表示すると、カテーテルなどの操作が容易になる。
やすい管閉塞を治療するため、あるいは胆結石の治療を
するため、内視鏡の先端のカテーテルなどを胆管やすい
管の中に挿入する。このような治療を行なうとき、X線
透視像を表示させて、これを観察しながら内視鏡やカテ
ーテルなどの操作を行なう。その際、胆管やすい管はX
線透視像にあまりよく表れないので、あらかじめ造影法
により胆管やすい管の画像を得ておいてこれをメモリに
格納し、処置時に読み出して参照像として透視像と並べ
て表示すると、カテーテルなどの操作が容易になる。
【0004】このように参照像と透視像とを並べて表示
する場合、2台の表示装置(モニター装置)を用いてそ
れぞれに表示させればよいが、設置スペースの問題など
で、1台のモニター装置の画面を分割して、これら2つ
の画像を並べて表示することがある。
する場合、2台の表示装置(モニター装置)を用いてそ
れぞれに表示させればよいが、設置スペースの問題など
で、1台のモニター装置の画面を分割して、これら2つ
の画像を並べて表示することがある。
【0005】また、このように透視像と参照像とを並べ
て表示するのではなく、透視像の画像の一部をズーム機
能により拡大してモニター装置の画面に表示することも
ある。
て表示するのではなく、透視像の画像の一部をズーム機
能により拡大してモニター装置の画面に表示することも
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
X線映像装置では、被検者に対するX線被曝の低減がい
まだ不十分であるという問題がある。すなわち、上記の
ように、モニター装置の画面を分割して透視像と参照像
とを並べて表示したり、あるいはズーム機能により透視
像の一部を拡大して表示したりする場合、透視像として
表示される領域は狭いものとなるのであるが、その表示
領域よりも大きな領域に透視用のX線が照射されてい
る。X線透視は長時間にわたることが多いため、このよ
うに表示に寄与しない不要な部分にまで被検者がX線被
曝を受けることは、被検者の保護の点から問題である。
X線映像装置では、被検者に対するX線被曝の低減がい
まだ不十分であるという問題がある。すなわち、上記の
ように、モニター装置の画面を分割して透視像と参照像
とを並べて表示したり、あるいはズーム機能により透視
像の一部を拡大して表示したりする場合、透視像として
表示される領域は狭いものとなるのであるが、その表示
領域よりも大きな領域に透視用のX線が照射されてい
る。X線透視は長時間にわたることが多いため、このよ
うに表示に寄与しない不要な部分にまで被検者がX線被
曝を受けることは、被検者の保護の点から問題である。
【0007】この発明は、上記に鑑み、透視像として表
示される領域が制限される場合にX線被曝の低減をより
徹底させるよう改善した、X線映像装置を提供すること
を目的とする。
示される領域が制限される場合にX線被曝の低減をより
徹底させるよう改善した、X線映像装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のX線映像装置においては、X線発生手段
と、被写体に照射するX線を絞るX線コリメート手段
と、被写体を透過したX線によるX線透過像の映像信号
を得るX線撮像手段と、画像表示手段と、該画像表示手
段により表示する領域を制御する表示領域制御手段と、
該表示領域に対応して上記X線コリメート手段を制御す
る手段とが備えられることが特徴となっている。
め、この発明のX線映像装置においては、X線発生手段
と、被写体に照射するX線を絞るX線コリメート手段
と、被写体を透過したX線によるX線透過像の映像信号
を得るX線撮像手段と、画像表示手段と、該画像表示手
段により表示する領域を制御する表示領域制御手段と、
該表示領域に対応して上記X線コリメート手段を制御す
る手段とが備えられることが特徴となっている。
【0009】画面分割により透視像と他の画像とを並べ
て表示したり、ズーム機能により透視像の一部を拡大表
示する場合などでは、透視像の表示領域が制限されるこ
とになるが、その表示領域に対応して被写体に照射する
X線がコリメートされる。そのため、表示に寄与しない
不要な部分にまでX線が照射されることがなくなり、被
検者のX線被曝を低減できる。また、X線照射が絞られ
る結果、術者のX線被曝も少なくできる。さらに不要な
X線照射がなくなるため、散乱線をより少なくでき、画
像のコントラストを改善することもできる。
て表示したり、ズーム機能により透視像の一部を拡大表
示する場合などでは、透視像の表示領域が制限されるこ
とになるが、その表示領域に対応して被写体に照射する
X線がコリメートされる。そのため、表示に寄与しない
不要な部分にまでX線が照射されることがなくなり、被
検者のX線被曝を低減できる。また、X線照射が絞られ
る結果、術者のX線被曝も少なくできる。さらに不要な
X線照射がなくなるため、散乱線をより少なくでき、画
像のコントラストを改善することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1におい
て、被写体10に対してX線管11からのX線がX線コ
リメータ12を通して照射されるようになっている。そ
して、被写体10を挟むようにX線管11、X線コリメ
ータ12と対向してイメージインテンシファイア13が
配置されている。被写体10を透過したX線はイメージ
インテンシファイア13に入射して可視光に変換され
る。これによりX線透過像に対応する光学像がイメージ
インテンシファイア13より出力される。この光学像は
レンズ等の光学系を経てTVカメラ14に導かれ、X線
透過像の映像信号が得られる。
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1におい
て、被写体10に対してX線管11からのX線がX線コ
リメータ12を通して照射されるようになっている。そ
して、被写体10を挟むようにX線管11、X線コリメ
ータ12と対向してイメージインテンシファイア13が
配置されている。被写体10を透過したX線はイメージ
インテンシファイア13に入射して可視光に変換され
る。これによりX線透過像に対応する光学像がイメージ
インテンシファイア13より出力される。この光学像は
レンズ等の光学系を経てTVカメラ14に導かれ、X線
透過像の映像信号が得られる。
【0011】この映像信号は画像処理装置15を介して
TVモニター装置21に送られる。画像処理装置15
は、映像信号をデジタルデータに変換するA/D変換器
16、透視像用の画像メモリ17、参照像用の画像メモ
リ18、表示用の画像メモリ19を備え、この表示用画
像メモリ19から読み出したデジタル画像データをD/
A変換器20でアナログ映像信号に戻し、これをTVモ
ニター装置21に出力する。また、TVモニター装置2
1の画面を分割して表示するための分割表示制御装置2
2が備えられている。
TVモニター装置21に送られる。画像処理装置15
は、映像信号をデジタルデータに変換するA/D変換器
16、透視像用の画像メモリ17、参照像用の画像メモ
リ18、表示用の画像メモリ19を備え、この表示用画
像メモリ19から読み出したデジタル画像データをD/
A変換器20でアナログ映像信号に戻し、これをTVモ
ニター装置21に出力する。また、TVモニター装置2
1の画面を分割して表示するための分割表示制御装置2
2が備えられている。
【0012】X線コリメータ12は、コリメータ制御装
置23によってコリメート領域(遮蔽領域)が制御され
るように構成されている。たとえば、このX線コリメー
タ12は、図3の(a)、(b)で示すように、左右に
移動可能なX線遮蔽リーフ41、42と、上下に移動可
能なX線遮蔽リーフ43、44とを備えており、コリメ
ータ制御装置23の制御によってそれらのリーフが移動
させられる。中央の白抜き部分はX線透過窓となってお
り、イメージインテンシファイア13の視野(X線入射
面)に対応して円形となっている。つまり、視野に対応
した円形窓を有するX線遮蔽板45が備えられて視野以
外にX線が照射されないよう遮蔽している。
置23によってコリメート領域(遮蔽領域)が制御され
るように構成されている。たとえば、このX線コリメー
タ12は、図3の(a)、(b)で示すように、左右に
移動可能なX線遮蔽リーフ41、42と、上下に移動可
能なX線遮蔽リーフ43、44とを備えており、コリメ
ータ制御装置23の制御によってそれらのリーフが移動
させられる。中央の白抜き部分はX線透過窓となってお
り、イメージインテンシファイア13の視野(X線入射
面)に対応して円形となっている。つまり、視野に対応
した円形窓を有するX線遮蔽板45が備えられて視野以
外にX線が照射されないよう遮蔽している。
【0013】胆管閉塞の治療を行なう場合を例に説明す
ると、あらかじめ造影法により参照像が撮影され、参照
像用の画像メモリ18に格納される。この参照像は、メ
モリ18から読み出してそのままいったん表示用メモリ
19に格納した後、D/A変換してTVモニター装置2
1に送れば、その画面は図2の(b)に示すようにな
り、円形の視野内に造影剤によって鮮明に映し出された
胆管部分31やすい管部分32が脊椎画像33とともに
表示される。
ると、あらかじめ造影法により参照像が撮影され、参照
像用の画像メモリ18に格納される。この参照像は、メ
モリ18から読み出してそのままいったん表示用メモリ
19に格納した後、D/A変換してTVモニター装置2
1に送れば、その画面は図2の(b)に示すようにな
り、円形の視野内に造影剤によって鮮明に映し出された
胆管部分31やすい管部分32が脊椎画像33とともに
表示される。
【0014】カテーテル(あるいはガイドワイヤ)を胆
管に挿入して治療を行なうが、その際、カテーテルが所
望の胆管に入ったかどうかを、透視像を観察して確認し
ながら処置を進める。そのため、X線透視を行ない、こ
のときの映像信号がデジタル化されていったん透視像用
の画像メモリ17に格納された後直ちに読み出されて表
示用の画像メモリ19に送られる。この透視像を単独で
TVモニター装置21の画面いっぱいに表示する場合
は、画像メモリ19の透視像をそのままD/A変換して
TVモニター装置21に送る。そのため、このときのT
Vモニター装置21の画面は図2の(a)のようにな
り、脊椎33や内視鏡34やカテーテル35は鮮明に映
っているが、胆管部分31やすい管部分32はX線が透
過してしまうためあまりはっきりとは映らない。
管に挿入して治療を行なうが、その際、カテーテルが所
望の胆管に入ったかどうかを、透視像を観察して確認し
ながら処置を進める。そのため、X線透視を行ない、こ
のときの映像信号がデジタル化されていったん透視像用
の画像メモリ17に格納された後直ちに読み出されて表
示用の画像メモリ19に送られる。この透視像を単独で
TVモニター装置21の画面いっぱいに表示する場合
は、画像メモリ19の透視像をそのままD/A変換して
TVモニター装置21に送る。そのため、このときのT
Vモニター装置21の画面は図2の(a)のようにな
り、脊椎33や内視鏡34やカテーテル35は鮮明に映
っているが、胆管部分31やすい管部分32はX線が透
過してしまうためあまりはっきりとは映らない。
【0015】そこで、図2の(c)のように参照像の一
部と透視像の一部とをTVモニター装置21の画面を分
割して並べて表示すれば、これらの画像を比較すること
によってカテーテル35が胆管31に挿入されていく様
子が確認できる。このような分割表示をしたい場合、術
者は分割表示の操作を行ない、その入力が分割表示制御
装置22に与えられる。
部と透視像の一部とをTVモニター装置21の画面を分
割して並べて表示すれば、これらの画像を比較すること
によってカテーテル35が胆管31に挿入されていく様
子が確認できる。このような分割表示をしたい場合、術
者は分割表示の操作を行ない、その入力が分割表示制御
装置22に与えられる。
【0016】すると、分割表示制御装置22は、画像メ
モリ17、18の透視像と参照像の一部、たとえば図2
の(a)、(b)の点線で示した領域36、37のみを
表示用の画像メモリ19に取り込むよう制御する。この
とき、分割表示制御装置22は、さらに、透視像の領域
36のみが表示領域となっていることの情報をコリメー
タ制御装置23に渡す。そこで、コリメータ制御装置2
3は、その表示領域36に合わせて図3の(a)に示す
ように左右方向のX線遮蔽リーフ41、42を自動追従
させる。
モリ17、18の透視像と参照像の一部、たとえば図2
の(a)、(b)の点線で示した領域36、37のみを
表示用の画像メモリ19に取り込むよう制御する。この
とき、分割表示制御装置22は、さらに、透視像の領域
36のみが表示領域となっていることの情報をコリメー
タ制御装置23に渡す。そこで、コリメータ制御装置2
3は、その表示領域36に合わせて図3の(a)に示す
ように左右方向のX線遮蔽リーフ41、42を自動追従
させる。
【0017】その結果、以後は、実際にTVモニター装
置21に表示される領域36のみにX線が照射されるよ
うになり、他の部分に照射されるX線は遮蔽される。そ
のため、被写体(被検者)10および術者のX線被曝を
低減できる。また、不要なX線照射がなくなるため、散
乱線をより少なくでき、画像のコントラストを改善する
こともできる。
置21に表示される領域36のみにX線が照射されるよ
うになり、他の部分に照射されるX線は遮蔽される。そ
のため、被写体(被検者)10および術者のX線被曝を
低減できる。また、不要なX線照射がなくなるため、散
乱線をより少なくでき、画像のコントラストを改善する
こともできる。
【0018】なお、上記では左右に画面を分割したが、
上下に分割する場合も同様である。X線遮蔽リーフは図
示のように左右あるいは上下非対称とすることも、左右
あるいは上下に対称とすることも可能である。また、上
記では画面分割して透視像を表示する場合について説明
したが、ズーム機能により透視像の一部を拡大表示する
場合も、ズーム(拡大)する領域の情報をコリメータ制
御装置23に与えるようにすれば、同様に不要なX線照
射を防ぐことができる。さらに、上記は一つの例につい
ての説明であって、具体的な構成などは種々に変更でき
るものであることはもちろんである。
上下に分割する場合も同様である。X線遮蔽リーフは図
示のように左右あるいは上下非対称とすることも、左右
あるいは上下に対称とすることも可能である。また、上
記では画面分割して透視像を表示する場合について説明
したが、ズーム機能により透視像の一部を拡大表示する
場合も、ズーム(拡大)する領域の情報をコリメータ制
御装置23に与えるようにすれば、同様に不要なX線照
射を防ぐことができる。さらに、上記は一つの例につい
ての説明であって、具体的な構成などは種々に変更でき
るものであることはもちろんである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のX線映
像装置によれば、X線透視像の表示領域に対応して被写
体に照射するX線がコリメートされるため、表示に寄与
しない不要な部分にまでX線が照射されることがなくな
り、被検者および術者のX線被曝を低減できる。また、
不要なX線照射がなくなるため、散乱線をより少なくで
き、画像のコントラストを改善することもできる。
像装置によれば、X線透視像の表示領域に対応して被写
体に照射するX線がコリメートされるため、表示に寄与
しない不要な部分にまでX線が照射されることがなくな
り、被検者および術者のX線被曝を低減できる。また、
不要なX線照射がなくなるため、散乱線をより少なくで
き、画像のコントラストを改善することもできる。
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】表示画像を示す図。
【図3】X線コリメータを説明するための模式図。
10 被写体 11 X線管 12 X線コリメータ 13 イメージインテンシファ
イア 14 TVカメラ 15 画像処理装置 16 A/D変換器 17 透視像用画像メモリ 18 参照像用画像メモリ 19 表示用画像メモリ 20 D/A変換器 21 TVモニター装置 22 分割表示制御装置 23 コリメータ制御装置 31 胆管画像 32 すい管画像 33 脊椎画像 34 内視鏡画像 35 カテーテル画像 41〜44 X線遮蔽リーフ 45 円形透過窓を有するX線
遮蔽板
イア 14 TVカメラ 15 画像処理装置 16 A/D変換器 17 透視像用画像メモリ 18 参照像用画像メモリ 19 表示用画像メモリ 20 D/A変換器 21 TVモニター装置 22 分割表示制御装置 23 コリメータ制御装置 31 胆管画像 32 すい管画像 33 脊椎画像 34 内視鏡画像 35 カテーテル画像 41〜44 X線遮蔽リーフ 45 円形透過窓を有するX線
遮蔽板
Claims (1)
- 【請求項1】 X線発生手段と、被写体に照射するX線
を絞るX線コリメート手段と、被写体を透過したX線に
よるX線透過像の映像信号を得るX線撮像手段と、画像
表示手段と、該画像表示手段により表示する領域を制御
する表示領域制御手段と、該表示領域に対応して上記X
線コリメート手段を制御する手段とを備えることを特徴
とするX線映像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8069217A JPH09234197A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | X線映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8069217A JPH09234197A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | X線映像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09234197A true JPH09234197A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=13396342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8069217A Pending JPH09234197A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | X線映像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09234197A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7327824B2 (en) | 2003-09-08 | 2008-02-05 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | Radiation tomography apparatus and radiation tomography method thereof |
US7409034B2 (en) | 2003-09-09 | 2008-08-05 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | Radiation tomography apparatus |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP8069217A patent/JPH09234197A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7327824B2 (en) | 2003-09-08 | 2008-02-05 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | Radiation tomography apparatus and radiation tomography method thereof |
US7409034B2 (en) | 2003-09-09 | 2008-08-05 | Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc | Radiation tomography apparatus |
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