JP3372959B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3372959B2
JP3372959B2 JP10545991A JP10545991A JP3372959B2 JP 3372959 B2 JP3372959 B2 JP 3372959B2 JP 10545991 A JP10545991 A JP 10545991A JP 10545991 A JP10545991 A JP 10545991A JP 3372959 B2 JP3372959 B2 JP 3372959B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、画像信号に対して所望
のフィルタリング係数でもってフィルタリング処理を施
すフィルタリング手段を備えた画像処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えばX線診断装置によって得られた画
像信号を基にX線透視像をモニタに表示する場合、この
透視像を見やすくする目的で前記画像信号に対して空間
フィルタリング等のフィルタリング処理を施すようにし
た画像処理が行われている。 【0003】図5はこのようにX線診断装置に対して画
像処理装置を適用した従来の構成を示すものである。1
はX線制御器2によってX線曝射条件が設定されて被検
体3に対してX線を曝射するX線管、4は被検体3を透
過したX線量に基いた光学像を表示するI.I.(イメ
ージインテンシファイア)、5はフォトマル、6は光学
系、7はI.I.4に表示された光学像を撮影して画像
信号を出力するTVカメラ、8は画像信号をデジタル信
号に変換して画像処理装置10のフィルタリング回路9
に出力するA/D変換器である。 【0004】フィルタリング回路9に予め必要なフィル
タリング係数が固定されて設定され、あるいはフィルタ
リング係数設定部11によって任意のフィルタリング係
数がマニュアルによって変更可能に構成されている。1
2はフィルタリング処理された画像信号をアナログ信号
に変換するD/A変換器、13はアナログ画像信号に基
いてX線透視像を表示するCRTディスプレイ等から成
るモニタである。 【0005】フィルタリング回路9のフィルタリング係
数は、透過X線量が低い場合(低S/N像)は小さな
(弱い)値に、透過X線量が高い場合(高S/N像)は
大きな(強い)値に設定されるように選ばれる。すなわ
ち、透視を行う場合通常透視のように低い線量によって
透視が行われる場合は、画像信号のS/N特性は劣って
いるので小さいフィルタリング係数でフィルタリング処
理を行う。一方、パルス透視のように高い線量によって
透視が行われる場合は、画像信号のS/N特性は優れて
いるので大きなフィルタリング係数でフィルタリング処
理が行われる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで従来の画像処
理装置では、フィルタリング回路におけるフィルタリン
グ係数は固定あるいはマニュアルによって変更可能なよ
うに構成されているので、透過X線量の変化に対処する
場合の操作が煩雑になるという問題がある。すなわち、
フィルタリング係数が固定の場合にはその都度必要な構
成部品を取換えねばならず、またフィルタリング係数が
変更可能な場合にもその都度フィルタリング係数を変更
するような操作を繰返さねばならない。このためX線技
師や医師等のオペレータは透視像をモニタで観察してい
る間、画像のS/Nが変化するごとにフィルタリング係
数を変える操作を行わねばならず、かなりの負担が加わ
るようになるので診断効率が低下するおそれがある。 【0007】本発明は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、フィルタリング係数を自動的に設定するよ
うにしてオペレータを煩雑な操作から解放するようにし
た画像処理装置を提供することを目的とするものであ
る。 [発明の構成] 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の本発明は、被検体にX線を曝射し該被
検体を透過するX線により該被検体の透視像を得、この
透視像の画像信号に対してフィルタリング処理を施すフ
ィルタリング手段を備えた画像処理装置において、必要
な複数のフィルタリング係数を予め設定して格納する手
段と、前記画像信号のS/N特性に影響を与える曝射X
線の線量の高低に応じた所定のフィルタリング係数を決
定して出力する手段と、最適なフィルタリング係数が入
力されこれに対応したフィルタリング係数を前記格納手
段から取出して前記フィルタリング手段に出力させる手
段とを備えたことを特徴とするものである。 【0009】 【作用】必要な複数のフィルタリング係数を予め用意し
ておき、画像信号のS/N特性に影響を与える要因例え
ばX線曝射条件及びX線検出結果等に応じて最適なフィ
ルタリング係数を決定して出力する。これに基いて対応
したフィルタリング係数が前記予め用意された中から自
動的に取出されてフィルタリング手段に供給される。こ
れによって画像信号に対してこのS/N特性に応じて所
望のフィルタリング係数でもってフィルタリング処理を
施す場合、最適なフィルタリング係数が自動的に設定さ
れてフィルタリング手段に出力される。従ってオペレー
タはその都度フィルタリング係数の設定を繰返すような
煩雑な操作から解放される。 【0010】 【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。 【0011】図1は本発明の画像処理装置をX線診断装
置に実施した例を示すブロック図で、1はX線管、2は
X線制御器、3は被検体、4はI.I.、5はフォトマ
ル、6は光学系、7はTVカメラ、8はA/D変換器、
9はフィルタリング回路、10は画像処理装置、12は
D/A変換器、13はモニタで以上の構成は従来と同一
である。 【0012】15はフィルタリング係数格納回路でRO
Mのようなメモリを含み、フィルタリング処理に必要な
複数のフィルタリング係数K1,K2…Knが予め設定
されて格納されている。これらフィルタリング係数のう
ち必要なものは、後述の係数選択回路18の制御の基に
切換器16を介して取出されてフィルタリング回路9に
出力可能に構成されている。 【0013】17は線量・フィルタリング係数判定回路
でX線制御器2から入力されたX線曝射条件、フォトマ
ル5から入力されたフォトマル信号、光学系6から入力
されたNDフィルタ値、TVカメラ7から入力されたT
Vアイリス値等の画像信号のS/N特性に影響を与える
各種要因に応じて透過X線量を推定し、これに対応した
フィルタリング係数を決定して出力する。 【0014】例えばこの線量・フィルタリング係数判定
回路17は図2に示したような判定テーブルを有してお
り、推定した縦軸の線量の値Dに応じて最適なフィルタ
リング係数が決定されるように構成されている。一例と
して推定されたX線量の値がD1とD2との間に入った
とすると、この場合はK2が最適なフィルタリング係数
と決定されて出力されることになる。 【0015】18は係数選択回路で前記線量・フィルタ
リング係数判定回路17から最適なフィルタリング係数
が入力され、これに基いて切換器16を制御して前記フ
ィルタリング係数格納回路15の中から対応したフィル
タリング係数を取出してフィルタリング回路9へ出力さ
せる。次に本実施例の作用を説明する。 【0016】X線管1から被検体3に対してX線を曝射
して透視を行った場合、前記のように線量・フィルタリ
ング係数判定回路17に画像信号のS/N特性に影響を
与える各種要因としてX線曝射条件,フォトマル信号,
NDフィルタ値,TVアイリス値等が入力されることに
より、この判定回路17はこの場合のX線量を推定して
最適なフィルタリング係数を決定して係数選択回路18
に出力する。 【0017】これに基いて係数選択回路18は対応した
フィルタリング係数をフィルタリング係数格納回路15
の中から選択して切換器16を介して取出してフィルタ
リング回路9へ出力させる。これによってフィルタリン
グ回路9はこの入力されたフィルタリング係数でもっ
て、A/D変換器8から送られた画像信号に対してフィ
ルタリング処理を施した後、D/A変換器12へ出力す
る。続いてD/A変換器12から出力された画像信号に
基いてモニタ13には最適なフィルタリング係数でフィ
ルタリング処理が施されたX線透視像(フィルタリング
像)が表示される。 【0018】このように本実施例によれば、X線透視が
行われた場合線量・フィルタリング係数判定回路17で
決定された最適なフィルタリング係数に基いて、対応し
たフィルタリング係数が係数選択回路18の制御の基に
フィルタリング係数格納回路15から自動的に取出され
てフィルタリング回路9へ出力されるので、フィルタリ
ング回路9は画像信号に対して常に最適なフィルタリン
グ係数でもってフィルタリング処理を行うことができ
る。 【0019】これによってX線透視を行う場合、透視条
件を途中で変更して低線量の通常透視から高線量のパル
ス透視に切換えたときでも、通常透視の場合は低線量に
応じた低いフィルタリング係数が、またパルス透視の場
合は高線量に応じた高いフィルタリング係数が共に自動
的に設定されて最適条件でフィルタリング処理を行うこ
とができる。 【0020】従ってオペレータは従来のようにX線量が
変化する都度ごとフィルタリング係数の設定を繰返す煩
雑な操作から解放されるので、余分な負担が加わること
はなくなるため診断効率の低下を防止することができる
ようになる。 【0021】以上の実施例ではX線診断装置によってX
線透視を行う場合を例にあげて説明してきたが、透視を
行う場合に限らず撮影を行う場合に適用しても同様な効
果を得ることができる。 【0022】また本文実施例では最適なフィルタリング
係数を決定するために、線量・フィルタリング係数判定
回路17に画像信号のS/N特性に影響を与える要因と
してX線曝射条件及びフォトマル信号等のX線検出結果
から成るX線情報を入力した例で説明したが何らこれに
限ることはない。要するに最適なフィルタリング係数を
決定するための入力情報としては、画像信号のS/N特
性に影響を与える要因であれば何でもよい。例えば診断
対象部位の差異や、各対象部位の体圧の差異等によって
もS/N特性は影響を受けるので、これらを最適なフィ
ルタリング係数を決定するための入力情報として用いる
ことができる。 【0023】図3は本発明の他の実施例を示すもので、
フィルタリング回路9にリカーシブフィルタ回路20を
組み合わせた構成を示すものである。リカーシブフィル
タはS/N特性を向上するために用いられ、図4の上段
のように信号SにノイズNが混入しているような場合こ
の信号を加算して平均化することにより、図4の下段の
ようにノイズ成分を零となして信号のみを得ることがで
きる。従ってこのリカーシブフィルタの働きを利用して
S/N特性を向上することができ、この向上分だけフィ
ルタリング回路9に供給するフィルタリング係数を高く
設定することができる。よってより見やすい画像をモニ
タに表示できるという利点が得られる。なお本実施例で
は最適なフィルタリング係数を自動的に設定する例で説
明したが、必要に応じてフィルタリング係数が微調整可
能となるようにマニュアル設定部を併せて設けるように
してもよい。 【0024】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、最適
なフィルタリング係数を自動的に設定してフィルタリン
グ処理を行うようにしたので、オペレータを必要な都度
マニュアルでフィルタリング係数を設定する煩雑な操作
から解放して常に最適なフィルタリング像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の画像処理装置の実施例を示すブロック
図である。 【図2】本実施例装置の動作原理の説明図である。 【図3】本発明の他の実施例の主要部を示すブロック図
である。 【図4】図3の実施例の動作原理の説明図である。 【図5】従来装置を示すブロック図である。 【符号の説明】 1 X線管 2 X線制御器 9 フィルタリング回路 10 画像処理装置 13 モニタ 15 フィルタリング係数格納回路 16 切換器 17 線量・フィルタリング係数判定回路 18 係数選択回路 20 リカーシブフィルタ回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/03 H01N 5/325 G06T 1/00 - 9/40

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 被検体にX線を曝射し該被検体を透過す
    るX線により該被検体の透視像を得、この透視像の画像
    信号に対してフィルタリング処理を施すフィルタリング
    手段を備えた画像処理装置において、必要な複数のフィ
    ルタリング係数を予め設定して格納する手段と、前記画
    像信号のS/N特性に影響を与える曝射X線の線量の高
    低に応じた所定のフィルタリング係数を決定して出力す
    る手段と、最適なフィルタリング係数が入力されこれに
    対応したフィルタリング係数を前記格納手段から取出し
    て前記フィルタリング手段に出力させる手段とを備えた
    ことを特徴とする画像処理装置。
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