JP2765482B2 - X線画像処理システム - Google Patents

X線画像処理システム

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JP2765482B2
JP2765482B2 JP6140806A JP14080694A JP2765482B2 JP 2765482 B2 JP2765482 B2 JP 2765482B2 JP 6140806 A JP6140806 A JP 6140806A JP 14080694 A JP14080694 A JP 14080694A JP 2765482 B2 JP2765482 B2 JP 2765482B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、設定された透視モー
ドに応じてX線の照射を制御するX線制御装置を備えた
X線撮像装置と、X線撮像装置で撮像されたX線画像を
ディジタル化して取込み、X線画像の撮像時の透視モー
ドに応じた画像処理モードで画像処理するX線画像処理
装置とを備えたX線画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像処理システムは、各
種の透視モードを設定するための透視モード設定スイッ
チがX線制御装置に付設されているとともに、各種の画
像処理モードを設定するための画像処理スイッチがX線
画像処理装置に別個に付設され、透視モードと画像処理
モードの設定を個々に行うように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。各透視モードで撮像されたX線画像の画像処理
は、各透視モードでX線照射され撮像された画像ごとに
決められており、各透視モードと画像処理モードとは1
対1の関係にある。
【0004】従って、所定の透視モードで撮像された画
像に対応する画像処理モードで画像処理されなかったと
き、所望の処理画像が得られないことになる。
【0005】そこで、従来装置では、例えば、操作者
は、まず、透視モード設定スイッチで透視モードを設定
し、次に、設定した透視モードに対応した画像処理モー
ドを画像処理モード設定スイッチから設定するという手
順で各モードの設定を行っている。
【0006】しかしながら、従来装置の構成では、操作
者が、各モードの対応関係をとりながら各モード設定ス
イッチで所定のモードの設定を行っている関係上、誤操
作することがあり、設定された両モードの対応関係がと
れていることが必ずしも保証されておらず、そのため、
所望の処理画像が得られず、場合によっては、X線画像
の撮り直しを行わなければならないという問題がある。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、透視モードとそれに対応する画像処
理モードの設定を正確に行うとができる画像処理システ
ムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明は、X線管から照射されるX線の照射形
態、すなわち、パルス状のX線を繰り返し照射する照射
形態、X線を連続的に照射する照射形態、X線を所定時
間の1回だけ照射する照射形態のうちのいずれかの照射
形態(以下、「透視モードという)が設定されると、そ
れに応じてX線の照射を制御するX線制御装置を備えた
X線撮像装置と、前記X線撮像装置で撮像されたX線画
像をディジタル化して取込み、前記透視モードに応じた
画像処理モードで画像処理するX線画像処理装置とを備
えたX線画像処理システムにおいて、(a)前記透視モ
ードを設定する設定手段と、(b)透視モードの切替え
が可能なときは前記X線制御装置の透視モードを前記設
定手段で設定された透視モードに切替える一方、透視モ
ードの切替えが不可能なときは前記X線制御装置の現在
の透視モードを保持する透視モード切替え手段と、
(c)透視モードが切替えられたときは前記X線制御装
置に設定されている切替え後の透視モードを、透視モー
ドの切替えが不可能なときは前記X線制御装置に設定さ
れている現在の透視モードを、前記画像処理装置に伝送
する伝送手段と、(d)前記画像処理装置の画像処理モ
ードを前記伝送手段から伝送された透視モードに応じた
処理時間をもった画像積分処理のモードに切替える画像
処理モード切替え手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】この発明の作用は次のとおりである。設定手段
から透視モードが設定されると、透視モード切替え手段
は、透視モードの切替えが可能なときはX線制御装置の
透視モードを設定された透視モードに切替える一方、透
視モードの切替えが不可能なときはX線制御装置の現在
の透視モードを保持する。次に、透視モードが切替えら
れたときはX線制御装置に設定されている切替え後の透
視モードが伝送手段を介して画像処理装置に伝送され、
また、透視モードの切替えが不可能なときはX線制御装
置に設定されている現在の透視モードが伝送手段を介し
て画像処理装置に伝送される。そして、画像処理モード
切替え手段は画像処理装置の画像処理モードを、伝送さ
れてきた透視モードに応じた処理時間をもった画像積分
処理のモードに切替える。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は、この発明の第一実施例に係る画像処
理システムの構成を示す図であり、図2は、透視モード
とX線照射形式と画像処理モードとの関係を示す図であ
る。
【0011】図中、符号1はX線撮像装置であり、この
X線撮像装置1は、テレビカメラ11が取り付けられた
イメージインテンシファイア(以下、「I.I」と略
す)12とX線管13とが対向してC型アーム14の両
端部に取り付けられ構成されている。そして、I.I1
2とX線管13との間に位置された図示しない被検体に
対して、所定の透視モードに従ってX線管13からX線
が照射され、被検体を透過したX線がI.I12に入射
し、テレビカメラ11で被検体のX線透視画像が撮像さ
れ、後述するX線画像処理装置3で所定の画像処理が施
される。また、X線管13から照射されるX線の照射制
御は、X線制御装置2により行われる。
【0012】X線制御装置2は、X線照射制御部21
と、透視モード切替え手段である透視モード切替え部2
2とで構成されている。X線照射制御部21は、設定さ
れている透視モードに従って、X線管13に対して高電
圧の発生と停止とを行うことにより、X線管13からの
X線の照射を制御する。透視モード切替え部22は、後
述する透視モード指示ケーブル41〜43からの入力パ
ルスを監視しており、透視モード指示ケーブル41〜4
3から伝送されてくる透視モードに応じて、X線照射制
御部21に設定される透視モードの切替えを行うととも
に、X線照射制御部21の透視モードの設定状態を取り
出し、後述する透視モード状態ケーブル44〜46に伝
送する。
【0013】X線照射制御部21における透視モードの
切替えが可能なときであれば、X線照射制御部21の透
視モードは、透視モード指示ケーブル41〜43から伝
送されてくる透視モードに切り替えられ、透視モード切
替え部22は、切替え後の透視モードをX線照射制御部
21から読み出し、透視モード状態ケーブル44〜46
に伝送する。しかし、例えば、X線照射中等、X線照射
制御部21における透視モードの切替えが不可能なとき
であれば、X線照射制御部21の透視モードは、透視モ
ード指示ケーブル41〜43から伝送されてくる透視モ
ードに切り替えられず、従って、透視モード切替え部2
2は、現在の透視モードをX線照射制御部21から読み
出し、透視モード状態ケーブル44〜46に伝送するこ
とになる。なお、X線の照射開始と停止は、撮像指示ス
イッチ50により行われる。また、透視モード切替え部
22は、例えば、CPU(中央処理装置)で構成されて
いる。
【0014】X線画像処理装置3は、A/D(アナログ
toディジタル)変換器31、画像処理部32、D/A
(ディジタルtoアナログ)変換器33、画像処理モード
選択スイッチ34、透視モード出力部35、画像処理モ
ード切替え部36とで構成されている。
【0015】X線撮像装置1のテレビカメラ11で撮像
されたX線透視画像(アナログデータ)は、A/D変換
器31でディジタルデータに変換された後、画像処理部
32に与えられる。画像処理部32は、設定されている
画像処理モードに従って与えられるデータに対して画像
処理し、処理後のデータを画像記憶装置(例えば、磁気
ディスク装置等)4に記憶するとともに、D/A変換器
33でアナログデータに変換してモニタ5に表示する。
なお、画像処理部32は、撮像指示スイッチ50から撮
像の開始と終了とが指示される。
【0016】画像処理モード選択スイッチ34には、各
種の画像処理モードを個々に設定するためのスイッチ3
7a〜37cが設けられている。所定のスイッチ37a
〜37cで画像処理が選択されると、透視モード出力部
35では、選択された画像処理モードに対応する透視モ
ードを透視モード指示ケーブル41〜43を介して上述
したX線制御装置2の透視モード切替え部22に与え
る。
【0017】ここで、透視モードとX線照射形式と画像
処理モードとの関係を図2を参照して説明する。なお、
図では透視モードと画像処理モードとの関係を簡単に説
明するために3種類の透視モードとそれに対応する画像
処理モードを示している。
【0018】透視モード「001」(パルス透視)は、
1秒間隔で0.25秒のパルスX線を照射するモードで
あり、透視モード「010」(連続透視)は、X線を連
続的に照射するモード、透視モード「011」(電子撮
影)は、1.8秒のパルスX線を1回出力するモードで
ある。
【0019】透視モード「001」(パルス透視)で撮
像された画像に対しては、X線の立ち上がりから0.2
秒分の透視画像の積分処理(パルスモード)が行われ、
透視モード「010」(連続透視)で撮像された画像に
対しては、X線透視画像の最後の2秒間のみを画像記憶
装置4に記憶し(ループモード)、透視モード「01
1」(電子撮影)で撮像された画像に対しては、X線の
立ち上がりから1秒後に0.8秒分の透視画像の積分処
理(スーパーショットモード)が行わわれる。なお、パ
ルスモードでは、0.2秒分の透視画像の積分処理が行
われるのに対して、透視モード「001」(パルス透
視)では0.25秒のパルスX線を照射しているが、こ
れは、X線の立ち上がりと画像処理の開始との時間差を
考慮して、パルスX線の照射時間を若干長めに設定した
ものであり、画像処理部32では、0.25秒のパルス
X線の内の0.2秒分の透視画像の積分処理を行う。
【0020】この実施例では、画像処理モード選択スイ
ッチ34のスイッチ37aがパルスモードを選択するス
イッチ、スイッチ37bがループモードを選択するスイ
ッチ、スイッチ37cがスーパーショットモードを選択
するスイッチであり、透視モード指示ケーブル41がパ
ルス透視を指示するケーブル、透視モード指示ケーブル
42が連続透視を指示するケーブル、透視モード指示ケ
ーブル43が電子撮影を指示するケーブルである。透視
モード出力部35では、画像処理モード選択スイッチ3
4で選択された画像処理モードに応じた透視モードに対
応する透視モード指示ケーブル41または42または4
3に、例えば、10msのパルス信号を出力する。
【0021】また、画像処理モード切替え部36は、透
視モード状態ケーブル44〜46を監視しており、透視
モード状態ケーブル44〜46から透視モードの状態が
伝送されてくると、その透視モードに応じた画像処理モ
ードを画像処理部32に与えて、画像処理部32の画像
処理モードを切り替えるとともに、操作者への確認のた
めに、切り替えた画像処理モードのスイッチ37aまた
は37bまたは37cを点灯する。上述したように、X
線制御装置2のX線照射制御部21で透視モードの切替
えが可能なときに透視モードの切替えを指示すると、画
像処理モード選択スイッチ34で選択した画像処理モー
ドが設定されるが、X線照射制御部31で透視モードの
切替えが不可能なときに透視モードの切替えを指示する
と、X線照射制御部21に現在設定されている透視モー
ドに応じた画像処理モードが設定される。透視モード状
態ケーブル44〜46も、透視モード指示ケーブル41
〜43と同様に、パルス透視、連続透視、電子撮影にそ
れぞれ対応しており、透視モード切替え部22では、X
線照射制御部21から取り出した透視モードに対応する
透視モード状態ケーブル44または45または46に、
例えば、10msのパルス信号を出力する。
【0022】なお、画像処理部32、透視モード出力部
35、画像処理モード切替え部36は、例えば、CPU
で構成されている。また、この実施例においては、画像
処理モード選択スイッチ34、透視モード出力部35、
透視モード指示ケーブル41〜43が、この発明におけ
る設定手段に相当し、透視モード状態ケーブル44〜4
6は、この発明における伝送手段に相当し、画像処理モ
ード切替え部36が、この発明における画像処理モード
切替え手段に相当する。
【0023】次に、この実施例装置の動作を説明する。
X線画像の撮像に先立ち、操作者は、画像処理モード選
択スイッチ34から画像処理モードを選択する。選択さ
れた画像処理モードに対応する透視モードが、透視モー
ド出力部35、透視モード指示ケーブル41〜43、透
視モード切替え部22を経てX線照射制御部21に設定
される。なお、X線照射制御部21で透視モードの切替
えが不可能なときであれば、現在の透視モードが保持さ
れる。そして、透視モード切替え部22は、X線照射制
御部21に設定されている透視モード(上記で透視モー
ドが切替えられたのであれば、切替え後の透視モード)
を読み出し、透視モード状態ケーブル44〜46、画像
処理モード切替え部36を経て画像処理部32に設定さ
れ、設定された画像処理モードに対応する画像処理モー
ド選択スイッチ34のスイッチ37a〜37cを点灯す
る。
【0024】次に、操作者は、撮像指示スイッチ50で
撮像開始を指示すると、X線管13からは設定された透
視モードに応じたX線が照射され、撮像されたX線透視
画像は画像処理部32により設定された画像処理モード
(撮像時の透視モードに対応する画像処理モード)に従
って画像処理される。そして、撮像指示スイッチ50で
撮像終了を指示するとX線照射が停止しX線画像の撮像
が終了される。
【0025】このように、操作者は、画像処理モード選
択スイッチ34から指示するだけで、X線制御部2の透
視モードと画像処理装置3の画像処理モードとが対応し
た状態で設定されるので、常に、X線画像の撮像時の透
視モードに応じた画像処理モードで画像処理することが
できる。
【0026】また、X線照射制御部21で透視モードの
設定が不可能な場合、画像処理モード選択スイッチ34
で選択した画像処理モードに対応する透視モードへの切
替えが行えないが、このような場合でも、X線照射制御
部21の現在の透視モードが返され、その透視モードに
対応する画像処理モードが画像処理部32に設定される
ので、透視モードと画像処理モードとの設定の対応関係
がくずれることはない。
【0027】なお、上記実施例ではテレビカメラ11を
取り付けたI.I12とX線管13とを対向してC型ア
ーム14の両端部に取り付けたX線撮像装置を備えたX
線画像処理システムを例に採り説明したが、それ以外の
構成のX線撮像装置を備えたX線画像撮像システムにも
この発明は同様に適用できる。なお、この変形例、およ
ぶ以下の各変形例は、以下の各実施例でも同様に変形実
施できる。
【0028】また、上述の実施例では、透視モードとそ
れに対応する画像処理モードの種類が3種類の場合につ
いて説明したが、2種類、または4種類以上の場合でも
同様に実施することができる。この場合、画像処理モー
ド選択スイッチ34のスイッチ37a〜37cの個数
と、透視モード指示ケーブル41〜43、透視モード状
態ケーブル44〜46の本数を、透視モードとそれに対
応する画像処理モードの種類数に対応させればよい。
【0029】さらに、上述の実施例では、透視モード指
示ケーブル41〜43と透視モード状態ケーブル44〜
46を、透視モードに対応させた本数で構成したが、例
えば、最初にタイミングパルスを出力した後、所定時間
(例えば、100ms)経過した後、透視モードに応じた
パターンでパルスを出力することで、データ(透視モー
ド)の伝送を行うように構成することにより、透視モー
ドとそれに対応する画像処理モードの種類数に関係な
く、1本または2本(タイミングパルスとデータパルス
を別個に伝送する場合)のケーブルで、透視モード指示
ケーブルと透視モード状態ケーブルを構成してもよい。
【0030】次に、この発明の第二実施例装置の構成を
図3を参照して説明する。図3は、第二実施例装置の要
部の構成を示すブロック図である。
【0031】この第二実施例装置は、上述した第一実施
例装置のX線制御装置2に透視モードを設定するための
透視モード設定スイッチ61を設け、透視モードの設定
を、画像処理モード選択スイッチ34、透視モード出力
部35、透視モード指示ケーブル41〜43と、透視モ
ード設定スイッチ61との両方から設定できるように構
成したことを特徴とする、なお、その他の構成(図3で
省略している部分を含む)は、上述した第一実施例装置
と同様の構成であるので、ここでの詳述は省略する。ま
た、この実施例においては、透視モード設定スイッチ6
1と、画像処理モード選択スイッチ34、透視モード出
力部35、透視モード指示ケーブル41〜43とが、こ
の発明における設定手段に相当する。
【0032】透視モード設定スイッチ61には、各透視
モードを設定するための複数個(図3では、透視モード
が3種類であるとして3個)のスイッチ62a〜62c
が設けられている。各スイッチ62a〜62cは、各透
視モードに対応しており、スイッチ62aまたは62b
または62cで指示することにより、透視モード切替え
部22は、X線照射制御部21の透視モードを、スイッ
チ62a〜62cで指示された透視モードに切替える。
なお、透視モード切替え部22は、透視モード設定スイ
ッチ61から透視モードが指示されたか、画像処理モー
ド選択スイッチ34、透視モード出力部35、透視モー
ド指示ケーブル41〜43から透視モードが指示された
かにかかわらず、上述した第一実施例と同様に、透視モ
ード設定後にX線照射制御部21に設定された透視モー
ドを取り出し、透視モード状態ケーブル44〜46を介
して、X線制御部2の透視モードをX線画像処理装置3
に通知する。
【0033】このように構成すれば、操作者は、画像処
理モード選択スイッチ34、透視モード設定スイッチ6
1のいずれからでも透視モードの設定を行え、いずれか
ら設定されても、X線制御装置2の透視モードに対応し
た画像処理モードがX線画像処理装置3に設定されるこ
とになる。
【0034】なお、画像処理モード選択スイッチ34、
透視モード設定スイッチ61からの設定が同時に行われ
た場合のために、透視モード切替え部22では、各スイ
ッチ34、61からの設定の優先順位を設けて、透視モ
ードの設定を行うようにしてもよい。
【0035】次に、この発明の第三実施例装置の構成を
図4を参照して説明する。図3は、第三実施例装置の構
成を示す図である。
【0036】この第三実施例装置は、上述した第二実施
例装置において、透視モードの設定を透視モード設定ス
イッチ61からのみ行えるように構成したことを特徴と
する。また、この実施例では、操作者への確認のため
に、X線画像処理装置3に設定された画像処理モードの
状態を示す状態表示ランプ71を設けている。状態表示
ランプ71には、各画像処理モードに対応するランプ7
2a〜72cが設けられている。画像処理モード切替え
部36は、透視モード状態ケーブル44〜46から伝送
された透視モードに応じた画像処理モードを画像処理部
32に設定するとともに、その画像処理モードに対応す
るランプ72aまたは72bまたは72cを点灯する。
その他の構成は、第二実施例(または第一実施例)と同
様であるので、ここでの詳述は省略する。なお、この実
施例においては、透視モード設定スイッチ61が、この
発明における設定手段に相当する。
【0037】この第三実施例では、操作者は、透視モー
ド設定スイッチ61から透視モードを設定することによ
り、X線制御装置2の透視モードが切替えられるととも
に、X画像処理装置3の画像処理モードが、X線制御装
置2の透視モードに応じて切り替えられる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、設定手段から設定された透視モードが透視
モード切替え手段によりX線制御装置に設定されるとと
もに、X線制御装置の透視モードが伝送手段を介して画
像処理モード切替え手段に与えられ、X線画像処理装置
の画像処理モードが与えられた透視モードに応じた画像
処理モードに切り替えられるように構成したので、常
に、X線制御装置の透視モードの設定状態とX線画像処
理装置の画像処理モードの設定状態を対応させることが
でき、常に所望の処理画像を得ることができる。また、
それによって、X線画像の撮り直しをなくすことがで
き、患者に対する無駄なX線曝射を行うことも防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例に係る画像処理システム
の構成を示す図である。
【図2】透視モードとX線照射形式と画像処理モードと
の関係を示す図である。
【図3】第二実施例装置の要部の構成を示すブロック図
である。
【図4】第三実施例装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 … X線撮像装置 2 … X線制御装置 3 … X線画像処理装置 11 … テレビカメラ 12 … イメージインテーシファイア 13 … X線管 21 … X線照射制御部 22 … 透視モード切替え部 32 … 画像処理部 34 … 画像処理モード選択スイッチ 35 … 透視モード出力部 36 … 画像処理モード切替え部 41〜43 … 透視モード指示ケーブル 44〜46 … 透視モード状態ケーブル 61 … 透視モード設定スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線管から照射されるX線の照射形態、
    すなわち、パルス状のX線を繰り返し照射する照射形
    態、X線を連続的に照射する照射形態、X線を所定時間
    の1回だけ照射する照射形態のうちのいずれかの照射形
    態(以下、「透視モードという)が設定されると、それ
    に応じてX線の照射を制御するX線制御装置を備えたX
    線撮像装置と、前記X線撮像装置で撮像されたX線画像
    をディジタル化して取込み、前記透視モードに応じた画
    像処理モードで画像処理するX線画像処理装置とを備え
    たX線画像処理システムにおいて、(a)前記透視モー
    ドを設定する設定手段と、(b)透視モードの切替えが
    可能なときは前記X線制御装置の透視モードを前記設定
    手段で設定された透視モードに切替える一方、透視モー
    ドの切替えが不可能なときは前記X線制御装置の現在の
    透視モードを保持する透視モード切替え手段と、(c)
    透視モードが切替えられたときは前記X線制御装置に設
    定されている切替え後の透視モードを、透視モードの切
    替えが不可能なときは前記X線制御装置に設定されてい
    る現在の透視モードを、前記画像処理装置に伝送する伝
    送手段と、(d)前記画像処理装置の画像処理モードを
    前記伝送手段から伝送された透視モードに応じた処理時
    間をもった画像積分処理のモードに切替える画像処理モ
    ード切替え手段とを備えたことを特徴とする画像処理シ
    ステム。
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