JP3308588B2 - X線装置 - Google Patents

X線装置

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JP3308588B2
JP3308588B2 JP09445792A JP9445792A JP3308588B2 JP 3308588 B2 JP3308588 B2 JP 3308588B2 JP 09445792 A JP09445792 A JP 09445792A JP 9445792 A JP9445792 A JP 9445792A JP 3308588 B2 JP3308588 B2 JP 3308588B2
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明文 石川
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/54Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/548Remote control of the apparatus or devices

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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、X線照射手段によるX
線の照射状態を検出し、照射中の場合には周辺機器を操
作指示の受付を制限して周辺機器の誤動作を防止するよ
うにしたX線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡装置は医療分野において広
く用いられるようになった。又、内視鏡装置は内視鏡の
チャンネルに挿通されて使用される処置具などの処置用
内視鏡機器と共に使用されることがある。又、内視鏡装
置は光学的情報を得ることができるが、他の情報を得ら
れる機器と共に、使用されることがある。
【0003】さらに、内視鏡装置は内視鏡の先端側の位
置とか処置具の位置を確認するためのX線装置と共に、
用いられることがある。例えば、特開平2ー68027
号には内視鏡画像とX線画像とを同一のディスプレイに
表示する従来例が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記X線装置はX線の
照射時に、電磁ノイズを発生する。このため、X線の照
射時に電気メスなどの処置用内視鏡機器が電磁ノイズで
誤動作するという欠点があった。
【0005】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
ので、X線の照射による周辺機器の誤動作を防止するこ
とのできるX線装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明によるX線装置は、所定の被検部位に
対してX線を照射するX線照射手段と、前記X線照射装
置と共に使用され、所定の操作指示に基づき作動する所
定の電気機器と、前記電気機器に対して所定の複数種類
の操作指示を行う操作指示手段と、前記X線照射装置か
らX線が照射されているか否かを判定するX線照射判定
手段と、前記X線照射判定手段により前記X線照射装置
からX線が照射されていると判定されたときに、前記操
作指示手段からの操作指示のうち、前記電気機器の作動
を停止する操作のみを受付ける受付判定手段と、前記受
付判定手段の判定結果に基づき、前記電気機器の作動を
停止する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に係り、図
1は第1実施例の内視鏡システムの構成を示す全体図、
図2は図1におけるシステムコントローラ等の構成を示
すブロック図、図3は内視鏡の構成を示す説明図、図4
はシステムコントローラの処理内容を示す流れ図であ
る。
【0008】図1に示すように第1実施例の内視鏡・X
線システム1は内視鏡装置2と、内視鏡先端又は処置具
の先端位置等を確認するためのX線装置3とから構成さ
れる。
【0009】このX線装置3はベッド4に載置された生
体5にX線照射を行うX線照射装置6と、生体5を透過
したX線の撮像を行うX線撮像装置7と、このX線撮像
装置7からの信号を処理するX線処理回路等を内蔵した
X線操作装置8と、このX線操作装置8で生成された映
像信号を表示するモニタ9と、X線操作装置8に設けた
操作パネル8aの操作によりX線照射装置6とX線撮像
装置7とを連動して移動するための第1及び第2X−Y
ステージ11及び12とから構成される。このX線操作
装置8は防護壁13でX線照射装置6側と隔離されてい
る。
【0010】一方、内視鏡装置2は撮像手段を内蔵した
電子内視鏡14と、電子内視鏡14に照明光を供給する
光源及び撮像手段に対する信号処理を行う信号処理手段
とを内蔵したカメラコントロールユニット(CCUと記
す)15と、このCCU15から出力される映像信号を
表示するモニタ16とから構成される。
【0011】上記電子内視鏡14は細長の挿入部17
と、この挿入部17の後端に形成された操作部18と、
この操作部18の側部から延出されたユニバーサルケー
ブル19とを有し、このユニバーサルケーブル19の先
端に設けたコネクタ21をCCU15に接続できるよう
になっている。
【0012】この操作部18にはアングルノブ22が設
けてあり、このアングルノブ22を操作することによ
り、図3に示す挿入部17の先端部23に隣接して形成
された湾曲部24を湾曲操作できるようになっている。
【0013】図3に示すように、挿入部17及びユニバ
ーサルケーブル19内にはライトガイド25が挿通さ
れ、コネクタ21をCCU15に接続することにより、
図示しないランプの照明光が集光されてこのライトガイ
ド25の入射端面に供給される。この照明光は先端部2
3に取り付けられた出射端面からさらに照明レンズ26
を経て前方に出射される。
【0014】先端部23には対物レンズ28が取り付け
られ、この対物レンズ28の焦点面にはCCD29が配
置され、このCCD29で光電変換される。このCCD
29に先端部23内に収納したドライブ回路31のドラ
イブ信号が印加されることにより、光電変換された信号
はCCU15内の信号処理回路に入力され、信号処理さ
れて標準的な映像信号が生成され、モニタ16で表示さ
れる。
【0015】また、操作部18には電気メス33等の処
置具を挿通可能とする挿入口34が設けてあり、この挿
入口34に挿通された電気メス33はチャンネル35の
先端開口からその先端側を突出できる。この操作部18
にはフリーズを行うフリーズスイッチ37が設けてあ
る。このフリーズスイッチ37は信号線を介してコネク
タ21の接点に接続され、コネクタ21をCCU15と
接続することによりCCU15内のメモリコントローラ
と接続され、画像をフリーズしたり、これを解除したり
できる。
【0016】又、図1に示すようにCCU15は集中制
御を行うシステムコントローラ41と接続されている。
このシステムコントローラ41はキーボード42、フッ
トスイッチ43、(電気メス33のON/OFF制御等
を行い、電源回路を内蔵した)電気メス制御装置34、
X線操作装置8等と接続されている。
【0017】図2はシステムコントローラ41等の構成
をブロック図で示す。このシステムコントローラ41は
集中制御を行うCPU51と、このCPU51にコマン
ドなどを入力する操作パネル52と、通信I/F53,
54,55とを内蔵している。CPU51はキーボード
42及び電気メス33をON/OFFするフットスイッ
チ43とは入出力ポートを介して直接接続されている。
【0018】そして、CPU51はこれらのポートへの
レベルをモニタしている。例えばフットスイッチ43が
接続されたポートのレベルが“H”から“L”に変化し
たことを検出すると、電気メス33をOFFからON
(又はONからOFF)する操作が行われたと判断し
て、対応する制御コマンドを発信する。一方、CCU1
5、電気メス制御装置44、X線操作装置8とは通信I
/F53,54,55をそれぞれ介して接続されてい
る。
【0019】例えばCPU51は通信I/F53及びR
S−232Cのケーブル56を介してCCU15内の通
信I/Fと接続されている。又、CPU51は通信I/
F54及びRS−232Cのケーブル57を介して電気
メス制御装置44内の通信I/Fと接続されている。
又、CPU51は通信I/F55及びRS−232Cの
ケーブル58を介してX線操作装置8内の通信I/F5
9と接続されている。
【0020】一方、X線操作装置8はX線装置各部の制
御を行うためのCPU61と、このCPU61に照射指
示のスイッチ操作などを行う照射指示スイッチ62と、
X線撮像装置7からのX線撮像信号に対する信号処理を
行う信号処理回路63と、上記通信I/F59と、第1
及び第2ステージ11及び12を駆動するステージ駆動
回路64とを内蔵している。
【0021】上記CPU61は照射指示スイッチ62の
操作により、X線照射装置6の動作をON/OFFす
る。又、このCPU61はX線照射装置6の動作をON
/OFFすると、それに対応した信号をRS−232C
のケーブル58を介してシステムコントローラ41側に
転送する。
【0022】このシステムコントローラ41はX線操作
装置8側から信号が送られると、図4に示すようにX線
(操作)装置側入力処理ルーチンにより、CPU51内
のレジスタとか図示しないメモリにフラグ書き込みを行
う。このフラグ書き込みによりX線状態フラグは照射中
は1、停止中は0に設定される。
【0023】そして、例えばフットスイッチ43とかキ
ーボード42の操作が行われると、誤動作を防止する処
理が行われる。この実施例のシステム構成ではX線の照
射により、フットスイッチ43とキーボード42の操作
信号が最も影響され易い。例えば、フットスイッチ43
は押すとレベルが“H”から“L”に変化する信号であ
り、ノイズの影響を受け易い。一方、RS−232Cの
ケーブル56等はノイズの影響を受け難い。
【0024】このため、この実施例ではフットスイッチ
43とキーボード42の操作に対し、誤動作を防止して
安全性を確保する処理を行う(誤動作が安全性を低下さ
せるような操作機能を制限或いは禁止する状態に設定す
る)ようにしている。例えば、フットスイッチ43が操
作されると、図4に示すフットスイッチ入力処理ルーチ
ンの処理を行う。
【0025】このフットスイッチ入力処理ルーチンに移
ると、先ずステップS1に示すX線装置状態の読み込み
が行われる。この読み込みの処理でX線状態フラグの内
容が検出される。次にステップS2に示す照射中か否か
の判断が行われ、照射中と判断した場合にはステップS
3に示すように電気メスをOFFにする操作以外の操作
を無視或いは禁止する。つまり、この場合には電気メス
をONからOFFにするかOFFの状態を維持するかの
いずれかの状態になる。
【0026】一方、照射中でないと判断した場合にはス
テップS4に示すように、フットスイッチの操作に応じ
た制御コマンドを発信する。又、キーボード42が操作
された場合においても、安全性を確保するためにリモー
ト制御の機能を制限するようにしている。例えば、キー
ボード42を操作して、X線の照射量を大幅に増大させ
るコマンドをX線制御装置8側に送るためのリモート操
作を行った場合には、図4に示す処理と同様にフラグが
1であると、そのようなコマンドを無視する。
【0027】この第1実施例によれば、X線の照射状態
を検出する検出手段を設け、この検出手段の出力に基づ
いて、誤動作を起こした場合には安全上問題があるよう
なリモート操作を制限あるいは禁止するようにしている
ので、誤動作を防止し、安全性を確実に確保できる。
【0028】尚、第1実施例において、X線装置3側に
おいてもX線照射により誤動作の虞がある構成要素に或
いは信号に対してはそれらの機能などを制限するように
しても良い。
【0029】図5は本発明の第2実施例の内視鏡・X線
システムの一部を示す。この実施例では撮像に影響しな
いようにX線の照射を行うX線照射機構を設けている。
この実施例の電子内視鏡101は例えば面順次の撮像手
段を内蔵しており、図3に示した電子内視鏡14と殆ど
同じ構成であり、同一構成要素には同一の符号が付けて
ある。この実施例における電子内視鏡101は例えばド
ライブ回路31を内蔵していないで、CCU102に内
蔵されたドライブ回路31によって駆動される。
【0030】図5に示すように電子内視鏡101のライ
トガイド25の入射端面にはCCU102に内蔵された
面順次式光源装置103から面順次の照明光が供給され
る。つまり、ランプ104の白色光はレンズ105で平
行なビームにされた後、モータ106で回転駆動される
回転フィルタ107に照射される。
【0031】この回転フィルタ107には周方向に扇状
で、赤、緑、青をそれぞれ透過する色透過フィルタ10
8、109、110が取り付けてあり、、この回転フィ
ルタ107を通った光は赤、緑、青の面順次光になり、
さらにレンズ111で集光されてライトガイド25の入
射端面にこの面順次光が供給される。
【0032】上記モータ106は(モータ)サーボ回路
112によって、一定の回転速度(例えば30rps)
となるように制御される。この場合の照明は図6(a)
に示すようになり、CCD29には図6(b)に示すよ
うに照明期間の間の遮光期間に信号読みだし、つまりC
CD29にはドライブ信号が印加される。
【0033】一方、X線照射装置115はX線照射管1
16の前にモータ117によって回転駆動される鉛で形
成された遮蔽フィルタ118が配置されている。この遮
蔽フィルタ118は円盤形状を扇状に切り欠いて開口1
19を設けてあり、この開口119がX線照射管116
の前に位置すると、この開口119を通って前方にX線
が照射され、開口119以外はX線を遮蔽できるように
鉛の厚さが設定されている。
【0034】このモータ117は上記サーボ回路112
によって回転速度及び位相が制御される。つまり、図6
(c)に示すようにX線の照射タイミングは照明期間
(つまり撮像期間)に同期し、読み出しを行う期間には
X線の照射を行わないようにしている。従って、X線の
照射が行われる際に電磁ノイズの発生があっても、読み
だしを行っていないので、CCD29の出力信号には殆
ど影響しない。
【0035】つまり、この実施例によれば、電子内視鏡
101により撮像した内視鏡画像にX線に基づくノイズ
が混入することを防止できるので、内視鏡画像の画質が
劣化することを有効に防止できる。
【0036】尚、この実施例では面順次の照明及び撮像
方式であるが、同時方式でも以下のように行えば同様に
適用できる。例えば、CCDから撮像(光電変換)され
た信号の読み出しを常時行うのではなく、高速で読み出
す読み出し期間を設けると共に、読み出しを行わない期
間の設け、この読み出しを行わない期間にX線の照射を
行うようにすれば良い。
【0037】図7は本発明の第3実施例の内視鏡・X線
システム71を示す。この内視鏡・X線システム71は
内視鏡装置72と、内視鏡先端又は処置具の先端位置等
を確認するためのX線装置73とから構成される。
【0038】このX線装置73はベッド74に載置され
た生体75にX線照射を行うX線照射装置76と、生体
75を透過したX線の撮像を行うX線撮像装置77と、
このX線撮像装置77からの信号を処理するX線処理回
路等を内蔵したX線制御装置78と、このX線制御装置
78で生成された映像信号を表示するモニタ79と、モ
ニタ79に表示させるX線透視画像を記録する記録装置
80とから構成される。
【0039】一方、内視鏡装置72は撮像手段を内蔵し
た電子内視鏡84と、電子内視鏡84に照明光を供給す
る光源を内蔵し、内視鏡装置を構成する各部を集中制御
する中央制御装置85と、この中央制御装置85を介し
て接続された信号処理回路86と、この信号処理回路8
6と中央制御装置85を介して接続され、信号処理回路
86から出力される映像信号を表示するモニタ87と、
中央制御装置85と接続された記録装置88とから構成
される。電子内視鏡84のCCD信号線は中央制御装置
85をスルーで信号処理回路86と接続されているが、
中央制御装置85内に信号処理回路86の機能を内蔵し
ても良い。
【0040】この実施例では、中央制御装置85は内視
鏡装置72を構成する構成要素とそれぞれ接続され、そ
れらを集中制御する。又、この中央制御装置85にはキ
ーボード89が接続され、このキーボード89を操作す
ることによって、中央制御装置85にコマンド等を入力
することができる。
【0041】又、この中央制御装置85はX線装置73
を構成する構成要素を集中制御するX線制御装置78と
もRS−232C等のケーブル90を介して接続されて
おり、一方の制御装置85(又は78)から他方の制御
装置78(又は85)に制御信号を送ることにより他方
の装置73(又は72)の動作を集中制御できるように
なっている。これら中央制御装置85及びX線制御装置
78はCPU等にて構成されている。
【0042】上記電子内視鏡84の構成を図8に示す。
この電子内視鏡84は図3に示す電子内視鏡14におい
て操作部18にレリーズスイッチ36と、マルチスイッ
チ91、92が設けてある。一方のマルチスイッチ91
は例えばX線装置73を動作状態に設定したり、動作を
停止する(つまり、X線装置73の電源スイッチと等価
な)機能を有する。
【0043】他方のマルチスイッチ92は例えば記録装
置80の動作のON/OFFの機能を有する。これらの
機能はマルチスイッチ91、92が操作されると、それ
を中央制御装置85が検知して、対応する制御信号をX
線制御装置78に転送し、X線制御装置78を介してX
線装置73の電源スイッチのON/OFFを行う。
【0044】これらマルチスイッチ91、92は、例え
ば中央制御装置85と接続されたキーボード89を用い
てスイッチの機能の登録を行うことにより、他の機能に
設定することができる。この登録を行うと、中央制御装
置85内の図示しないメモリ等にその機能が記憶され、
マルチスイッチ91、92が操作されると、中央制御装
置85内の図示しないCPUはメモリの内容を参照して
対応する制御コマンドを発生する。なお、登録された機
能に対応する制御コマンドを記憶し、CPUはメモリの
内容を読み出すことにより、スイッチの機能に対応する
制御コマンドを直接発生するようにしても良い。
【0045】この実施例によれば、内視鏡装置72を操
作する術者が、電子内視鏡84の操作部18に設けたマ
ルチスイッチ91を操作することにより、中央制御装置
85、X先制御装置78を介して、X線装置73の電源
スイッチのON/OFFを行うことができ、ONしてX
線透視画像を観察できるようにしたり、X線の照射をO
FFにしたりできる。つまり、内視鏡装置72を操作す
る術者が、X線像を容易に観察できる。
【0046】従来ではX線装置の制御部はベッドから離
れた場所に設置されており、このためX線の照射は内視
鏡装置72を操作する術者が操作するには離れた場所に
まで行かなければならないとか、X線の照射を操作する
人が必要になる。これに対し、この実施例によれば離れ
た場所にまで行かなくても、簡単な操作でX線像を容易
に観察できる。
【0047】又、キーボード89から制御コマンドを入
力して、X線制御装置78側に、例えばX線照射装置7
6とX線撮像装置77とがそれぞれ取り付けられた図示
しない移動ステージを移動させ、X線の照射位置を変更
するなどの制御を行うこともできる。
【0048】尚、X線装置73の電源スイッチのON/
OFFを行うマルチスイッチ91の代わりにフットスイ
ッチを設けても良いし、マルチスイッチ91、92の他
にさらに他の機能をON/OFFするフットスイッチな
どを設けても良い。又、X線装置73の電源スイッチの
ON/OFFを行うマルチスイッチ91等を中央制御装
置85のフロントパネルなど内視鏡を操作する術者の近
くに設けても良い。このようにすると、術者は殆ど移動
することなく近くで操作できるので便利である。
【0049】上記中央制御装置85は例えば図2に示す
システムコントローラ41の構成に光源装置の機能と、
マルチスイッチ91、92に対する処理機能を有するも
ので構成しても良く、X線が照射中か否かの検出(判
断)を行い、X線が照射中の場合には安全上問題がある
操作に対してはその操作を禁止するようにしても良い。
【0050】図9は第3実施例の変形例の内視鏡・X線
システム71′を示す。この変形例は図7の内視鏡・X
線システム71において、X線装置73からモニタ79
と記録装置80を有しないX線装置73′にしている。
又、中央制御装置85はX線制御装置78と通信用ケー
ブル90を介して接続されると共に、信号伝送ケーブル
90′でも接続され、X線の画像をモニタ87に表示で
きるようにしてある。又、記録装置88にもX線の画像
を記録できるようにしてある。その他の構成は図7に示
すものと同様である。
【0051】尚、上述した各実施例を部分的等で組み合
わせて異なる実施例を構成することもできる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、X
線照射手段がX線を照射しているときは検出手段がこれ
を検出し、その結果周辺機器に対し所定の操作指示を行
う操作指示手段からの操作指示を受付制限手段が制限す
るので、X線照射による周辺機器の誤動作を防止できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の内視鏡システムの構成を
示す全体図。
【図2】システムコントローラ等の構成を示すブロック
図。
【図3】内視鏡の構成を示す説明図。
【図4】システムコントローラの処理内容を示す流れ
図。
【図5】本発明の第2実施例の内視鏡・X線システムの
一部を示す構成図。
【図6】第2実施例の動作説明図。
【図7】本発明の第3実施例の内視鏡・X線システムを
示す構成図。
【図8】電子内視鏡の構成図。
【図9】第3実施例の変形例の内視鏡・X線システムを
示す構成図。
【符号の説明】
1…内視鏡・X線システム 2…内視鏡装置 3…X線装置 4…ベッド 5…生体 6…X線照射装置 7…X線撮像装置 8…X線操作装置 9…モニタ 11…第1X−Yステージ 12…第2X−Yステージ 13…防護壁 14…電子内視鏡 15…CCU 16…モニタ 22…アングルノブ 25…ライトガイド 28…対物レンズ 29…CCD 31…ドライブ回路 33…電気メス 34…挿入口 35…チャンネル 41…システムコントローラ 42…キーボード 51、61…CPU 53、54、55…通信I/F
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 雄大 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 宮下 章裕 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 村田 晃 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石川 明文 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 審査官 安田 明央 (56)参考文献 特開 平2−68027(JP,A) 特開 昭57−177732(JP,A) 特開 昭59−103642(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 A61B 6/00 - 6/14 G02B 23/24 - 23/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の被検部位に対してX線を照射す
    るX線照射手段と、 前記X線照射装置と共に使用され、所定の操作指示に基
    づき作動する所定の電気機器と、 前記電気機器に対して所定の複数種類の操作指示を行う
    操作指示手段と、 前記X線照射装置からX線が照射されているか否かを判
    定するX線照射判定手段と、 前記X線照射判定手段により前記X線照射装置からX線
    が照射されていると判定されたときに、前記操作指示手
    段からの操作指示のうち、前記電気機器の作動を停止す
    る操作のみを受付ける受付判定手段と、 前記受付判定手段の判定結果に基づき、前記電気機器の
    作動を停止する制御手段と、 を有することを特徴とするX線装置。
JP09445792A 1992-04-14 1992-04-14 X線装置 Expired - Fee Related JP3308588B2 (ja)

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