JP5907938B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、多階調モノクロ画像中の一部の画像範囲内の画像を階調表現性を維持して出力可能な画像形成装置及びプログラムに関する。
医療の分野では、CT(Computed Tomography)、MRI(Magnet Resonance Imaging)、CR(Computed Radiography)、FDP(Flat Panel Detector)、超音波診断装置等の医用画像生成装置により生成された多階調モノクロ画像が診察等に利用されている。
多階調モノクロ画像の利用時には、例えば、CRT(Cathod Ray Tube)等の表示装置に多階調モノクロ画像を表示したり、或いは表示された多階調モノクロ画像をプリンター等の出力装置によって用紙上に印刷することが行われている。
このような多階調モノクロ画像の利用においては、その目的から、表示装置及び出力装置での階調再現性を維持することが極めて重要である。
例えば、プリンター等の出力装置は、経年変化等により各部の特性が変化しやすいので、一般的にキャリブレーションにより階調再現性の維持が行われている。
しかしながら、出力装置の各部の特性が大きく変化した場合には、キャリブレーションによっても階調再現性の維持が困難となり、再現可能な階調レンジ(階調数)が低下することがある。この場合は、低下した階調レンジ外の階調を正確に用紙上へ再現することができないので、それまで検出可能であった腫瘍等の検出が行えなくなるおそれもある。
一方、特許文献1のように一部の光学濃度領域において階調度を高くする方法もあるが、この場合には画像全体のバランスが損なわれ、階調再現性が低下する事態も起こり得る。
特に、医用画像システムでは、医用画像中の腫瘍等の疑いのある画像範囲に着目して詳細に観察する必要性もあるが、従来では、そのような場合に、画像全体の階調バランスをとりながら着目画像範囲内の画像の階調再現性を確保するには限界があった。
特開2004−206426号公報
本発明が解決しようとする問題点は、多階調モノクロ画像を一部の画像範囲に着目して観察する際等に、その一部の画像範囲内の階調再現性を全体としてのバランスを保ちつつ確保するには限界があった点である。
本発明は、一部の画像範囲内の階調再現性を全体としてのバランスを保ちつつ確保するため、記憶部と、画像形成部と、キャリブレーションを実行する画像濃度調整部と、一部の画像範囲が処理対象として選択されている多階調モノクロ画像データ前記画像範囲内の輝度値である入力輝度情報から輝度ヒストグラムを作成し、前記輝度ヒストグラムの最低輝度値と最高輝度値間の幅を入力輝度レンジとして認識する入力輝度レンジ認識部と、 前記画像濃度調整部による前記キャリブレーションの結果、前記画像形成部で再現可能な最高濃度に基づく最低輝度値と最高輝度値間の幅を出力輝度レンジとして記憶する前記記憶部から前記出力輝度レンジを取得して認識する出力輝度レンジ認識部と、前記画像範囲内の入力輝度情報を前記出力輝度レンジ内にマッピングして前記入力輝度レンジを前記出力輝度レンジの範囲内で拡張する輝度レンジ拡張部とを備え、前記マッピングは、前記画像範囲内の前記入力輝度レンジの最低輝度値から最高輝度値までの輝度値を、前記出力輝度レンジの前記最低輝度値から最高輝度値までの輝度値としてマッピングすることにより行われ、Nビットの階調表現が可能な画像形成装置の場合、前記輝度ヒストグラムの輝度レンジの最大色値(max)と最小色値(min)を用い、式(1)
拡張後の輝度値=〔(拡張前の輝度値−min)/(max−min)〕・2 N … (1)
により拡張後の輝度値が算出され、前記画像形成部は、前記拡張後の輝度値を有する拡張後多階調モノクロ画像データに基づいて多階調モノクロ画像を出力することを画像処理装置の最も主な特徴とする。
本発明によれば、多階調モノクロ画像情報中の選択された一部の画像範囲内の画像の輝度レンジを拡張することで、全体のバランスを保ちつつ画像範囲内の階調再現性を確保できる。
画像形成装置を適用した画像システムの構成を示すブロック図である(実施例1)。 図1のユーザー端末装置での多階調モノクロ画像の一例を示す図である(実施例1)。 図1の画像システムに用いられる画像形成装置の構成を示すブロック図である(実施例1)。 DAICOM規格のGSDFに基づく輝度/弁別域特性を示す図表である(実施例1)。 画像形成装置によって用紙上に階調を再現する際の輝度/弁別域特性を示す図表である(実施例1)。 画像形成装置の輝度レンジ拡張処理を含む画像処理を示すフローチャートである(実施例1)。 ユーザー端末装置での画像範囲の選択操作例を示す図である(実施例1)。 入力されたモノクロ画像データ中の選択画像範囲の輝度ヒストグラムを示す図表である(実施例1)。 輝度ヒストグラムの輝度レンジを拡張した拡張輝度ヒストグラムを示す図表である(実施例1)。 入力輝度レンジの拡張を入力されたモノクロ画像データの画像全域に適用した場合の画像例である(比較例)。 入力輝度レンジの拡張を入力されたモノクロ画像データの選択画像範囲にのみ適用した場合の画像例である(実施例1)。 選択画像範囲の入力輝度レンジの拡張のピクセル毎の処理を示すフローチャートである(実施例1)。 ユーザー端末装置の構成を示すブロック図である(実施例2)。
多階調モノクロ画像中の選択された一部の画像範囲内の階調再現性を全体のバランスを保ちつつ向上するという目的を、多階調モノクロ画像データ内の処理対象として選択された画像範囲の入力輝度レンジを出力部で対応可能な出力輝度レンジの範囲内で拡張する画像処理装置によって実現した。
具体的には、一部の画像範囲が処理対象として選択されている多階調モノクロ画像データから画像範囲内の入力輝度情報が分布する入力輝度レンジを認識し、多階調モノクロ画像を出力するための出力部で対応可能な出力輝度レンジを認識し、画像範囲内の入力輝度情報を出力輝度レンジ内にマッピングして入力輝度レンジを出力輝度レンジの範囲内で拡張する。
このような画像処理装置は、印刷出力を行うプリンターやデジタル複合機等の画像形成装置の他、パーソナルコンピューター等の情報処理装置にも適用することができる。 この場合、出力部としては、画像形成装置の用紙上に印刷を行うエンジン等の画像形成部や情報処理装置のモニター等の表示装置等である。
以下、本発明の実施例について説明する。
[画像システム及び画像形成装置]
本実施例は、画像処理装置を画像形成装置として適用したものである。図1は、本発明の実施例1に係る画像処理装置を適用した画像システムの構成を示すブロック図である。
本実施例の画像システム1は、医用画像システムとして構成され、図1のように、画像生成装置2、ユーザー端末装置3−1,3−2,…(以下、「ユーザー端末装置3−1,3−2,…」をユーザー端末装置3と総称することがある)、及び画像処理装置としての画像形成装置4−1,4−2,…(以下、「画像形成装置4−1,4−2,…」を画像形成装置4と総称することがある)がインターネットやLAN等のネットワーク5により接続されている。なお、画像システム1は、多階調モノクロ画像データを印刷するシステムであれば、医用に限られるものではない。
画像生成装置2は、例えば、CT、MRI、CR、FDP、超音波診断装置等であり、輝度情報によって複数の階調が表現される医用画像データである多階調モノクロ画像データ(以下、「モノクロ画像データ」と称することがある)を生成する。
ユーザー端末装置3は、パーソナルコンピューター等の情報処理装置であり、モニター等の表示装置31を備えている。このユーザー端末装置3は、画像生成装置2で生成されたモノクロ画像データを受信して例えば図2に示すようなモノクロ画像を表示装置31に表示する。また、ユーザー端末装置3は、表示装置31に表示されたモノクロ画像に対し、必要に応じて画像形成装置4へ印刷を指示する。
画像形成装置4は、カラープリンターやカラーデジタル複合機等であり、ユーザー端末装置3からの印刷指示に基づき、モノクロ画像を用紙上に印刷出力する。その際、ユーザー端末装置3側で選択された画像範囲内の画像の入力輝度レンジを拡張し、拡張された輝度レンジ内にマッピングして拡張輝度情報に変換する処理を行う。
図3は、図1の画像システムに用いられる画像形成装置の構成を示すブロック図である。
画像形成装置4は、少なくとも操作表示パネル42、ネットワークインターフェイス43、画像形成部44、記憶部45、制御部46等を備えている。
操作表示パネル42は、タッチパネル式の液晶表示画面等を備え、画像形成装置4に対する各種入力操作及びその入力結果の表示等を行わせるものである。
ネットワークインターフェイス43は、画像生成装置2やユーザー端末装置3を含む外部装置に対してネットワーク5を通じたデータの送受信を行う。
画像形成部44は、印刷指示に基づいて用紙上に画像を形成して印刷出力する出力部である。印刷指示は、例えば、ネットワークインターフェイス43を介してユーザー端末装置3等から印刷ジョブとして受信する。
本実施例では、ユーザー端末装置3からモノクロ画像データの印刷指示を受け付けると、画像形成部44がモノクロ画像データに対する印刷出力を行う。
画像形成部44は、一般的なカラープリンターの色空間であるC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(黄)、K(黒)のトナー像を重ね合わせることでカラー画像やモノクロ画像を印刷可能とする。なお、モノクロ画像については、K(黒)のトナー像のみでも印刷が可能となっている。
また、画像形成部44は、濃度センサー441を有している。濃度センサー441は、フォトセンサーであり、キャリブレーション処理によって形成される濃度調整画像の濃度を検出する。濃度センサー441による検出濃度は、ガンマ補正テーブルを生成するために用いられる。
制御部46は、CPU(Central processing Unit)等の演算装置であり、プログラムを実行することで各種の処理や制御を行う。
記憶部45は、プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、作業領域としてのRAM(Random Access Memory)、補助記憶装置としてのHDD(Hard Disk Drive)等である。
本実施例の画像形成装置4は、制御部46が記憶部45内のプログラムを実行することにより、画像濃度調整部461、入力輝度レンジ認識部462、出力輝度レンジ認識部463、輝度レンジ拡張部464、ネガポジ反転部465、色変換部466、ガンマ補正処理部467、印刷実行指示部468として動作する。
画像濃度調整部461は、画像濃度調整(キャリブレーション)機能を実現し、例えば、湿度、温度、印刷枚数等の一定の環境変化の条件を満たした場合に、階調再現性を維持するためのキャリブレーションを実行する。
具体的には、画像形成部44を駆動して用紙上にCMYK各色の濃度調整画像を形成させるとともに、各色の濃度調整画像を濃度センサー441により読み取らせて濃度を検出する。そして、各色の濃度調整画像の濃度が目標濃度となるように、濃度を調整するガンマ補正テーブル451を作成して記憶部45内に記憶(更新)する。
このキャリブレーションの結果、画像形成部44で再現可能なCMYKの各色の最高濃度に基づく最低輝度及び最高輝度間の幅である出力輝度レンジが確定され、記憶部45内に記憶される。
入力輝度レンジ認識部462は、入力輝度レンジ認識機能を実現し、モノクロ画像データからユーザーにより処理対象として選択されている一部の画像範囲内の入力輝度情報が分布する入力輝度レンジを認識する。
具体的には、選択されている一部の画像範囲内の画像の入力輝度情報から輝度ヒストグラムを作成し、その輝度ヒストグラムの最高輝度値と最高輝度値間の輝度レンジを入力輝度レンジとして認識する。なお、モノクロ画像データ中の一部の画像範囲を処理対象として選択する操作は、例えばユーザー端末装置3で表示装置31にモノクロ画像を表示させたうえでユーザーよって行われる(図7参照)。
出力輝度レンジ認識部463は、出力輝度レンジ認識機能を実現し、モノクロ画像を出力するための画像形成部44で対応可能な出力輝度レンジを認識する。本実施例では、記憶部45内に記憶されている出力輝度レンジを取得する。
輝度レンジ拡張部464は、輝度レンジ拡張機能を実現し、選択されている画像範囲内の入力輝度情報を出力輝度レンジ内にマッピングして入力輝度レンジを出力輝度レンジの範囲内で拡張する。
本実施例では、入力輝度レンジ認識部462で認識した入力輝度レンジ(輝度ヒストグラム)を画像形成部44で表現可能な最大輝度レンジまで拡張する。ただし、この輝度レンジの拡張は、必ずしも画像形成部44で表現可能な最大輝度レンジまで拡張しなくてもよい。
ネガポジ反転部465は、ネガポジ反転機能を実現し、モノクロ画像データの選択されている画像範囲の周囲の画像(画像範囲外の画像)の入力輝度情報に対してネガポジ反転処理を施す。ただし、ネガポジ反転処理は省略することも可能である。
色変換部466は、色変換機能を実現し、拡張輝度情報を有する拡張後多階調モノクロ画像データに基づいて印刷用の多階調モノクロ画像データを生成する。
具体的には、色変換部466は、拡張後多階調モノクロ画像データを画像形成部44のプロセスカラーの色空間であるCMYKに変換してモノクロ画像データを生成する。
ガンマ補正処理部467は、ガンマ補正処理機能を実現し、色変換部466で変換されたモノクロ画像データに対してガンマ補正テーブル451を参照してガンマ補正処理を施す。
印刷実行指示部468は、印刷実行指示機能を実現し、ガンマ補正等を通じて生成された印刷用のモノクロ画像データに基づき、画像形成部44で用紙上にモノクロ画像を形成させる。
[画像処理]
図4は、DAICOM規格のGSDFに基づく輝度/弁別域特性を示す図表、図5は、画像形成装置によって用紙上に階調を再現する際の輝度/弁別域特性を示す図表である。
一般に、医用のユーザー端末装置3の場合は、図4のGSDFに準拠して、例えば一般画像を約100〜200cd/m、マンモグラフィー画像を約200〜800cd/m、レントゲン画像を約300〜400cd/mの範囲で階調を再現する。
なお、図4においては、0〜4500cd/mの輝度レンジ内の輝度に対するJND(Just−Noticeable Difference)の値がプロットされている。JDNは、平均的観察者が丁度(最小)識別可能である与えられたターゲットの輝度差であり、弁別域ともいう。
一方、画像形成装置4によって用紙上に再現可能な階調は、図5の特性に応じて58〜126.8cd/mの出力輝度レンジ、つまり出力輝度レンジに応じた狭い階調レンジ(「階調数」と称することもある)のものとなっている。
つまり、画像形成装置4は、ユーザー端末装置3では再現できていたモノクロ画像(医用画像)の階調を用紙上で再現することがそもそも実現されていない。
また、医用画像においては、用紙上で階調が再現できている場合であっても、腫瘍等の疑いのある画像範囲に着目して詳細に観察する必要性に迫られたときに、より細かい階調差によって腫瘍等の検出を容易にすることも望まれる。
本実施例の画像処理は、画像形成装置4での印刷による画像出力時に、着目した一部の画像範囲内の階調再現性を全体のバランスを図りつつ向上させる。
図6は、画像形成装置の輝度レンジ拡張処理を含む画像処理を示すフローチャートである。
図6の画像処理は、例えば、ユーザー端末装置3からの印刷指示を受信することで開始される。ユーザー端末3での印刷指示の際は、表示装置31に表示させているモノクロ画像(モニター画像)中の処理対象となる一部の画像範囲の選択操作が行われる。
図7は、ユーザー端末装置での画像範囲の選択操作例を示す図である。この例では、ユーザーが、表示装置31に表示されるモニター画像(モノクロ画像)上で矩形領域を選択している。矩形領域の選択の際には、始点P0から終点P1までカーソルを移動させることで、始点P0と終点P1を端点とする矩形の領域を描いている。
こうして画像範囲が選択されたモノクロ画像に対してユーザー端末装置3上で印刷指示が行われ、これを画像形成装置4上で受信して図6の画像処理が開始される。
図6のステップS1では、「画像中の選択された2点の選択」が行われる。この処理では、輝度レンジ認識部462が、モノクロ画像データから選択されている画像範囲を規定する2点を選択する。図7の例では、始点P0と終点P1の2点が選択される。
こうしてステップS1が完了するとステップS2に移行する。
ステップS2では、「画像中の選択された2点の位置情報の取得」を行う。この処理では、輝度レンジ認識部462が、ステップS1で選択した2点のモノクロ画像データ上での位置情報を取得する。
ステップS2の処理が完了すると、ステップS3に移行する。
ステップS3では、「処理対象の画像範囲の特定」が行われる。この処理では、まず、入力輝度レンジ認識部462が、ステップS2で取得した2点の位置情報に基づきモノクロ画像データ中の選択されている画像範囲(以下、選択画像範囲ともいう)を特定する。図7の例では、始点P0と終点P1のそれぞれの位置情報に基づいて点線で示す矩形の範囲を選択画像範囲として特定する。
こうしてステップS3が完了すると、ステップS4に移行する。
ステップS4では、「選択画像範囲の輝度ヒストグラムの分析」を行う。この処理では、入力輝度レンジ認識部462が、モノクロ画像データから選択画像範囲内の入力輝度情報を取得し、これら入力輝度情報の分布、すなわち輝度ヒストグラムを生成する。そして、入力輝度レンジ認識部462は、生成した輝度ヒストグラムの最小輝度値と最大輝度値に基づいて選択画像範囲の入力輝度レンジを認識する。
こうしてステップS4の処理が完了すると、ステップS5に移行する。
ステップS5では、「選択画像範囲の入力輝度レンジの拡張」が行われる。この処理では、輝度レンジ拡張部464が、選択画像範囲内のピクセルの入力輝度情報(輝度値)を出力輝度レンジ内にマッピングして入力輝度レンジを出力輝度レンジの範囲内で拡張する。なお、出力輝度レンジは、出力輝度レンジ認識部463が記憶部45から取得する。
図8は、入力されたモノクロ画像データ中の選択画像範囲の輝度ヒストグラムを示す図表、図9は、図8の輝度ヒストグラムの輝度レンジを拡張した拡張輝度ヒストグラムを示す図表である。
本実施例のマッピング処理は、図8に示す選択画像範囲内の入力輝度レンジの最小輝度値(min)から最大輝度値(max)までの輝度値(輝度情報)を、図9に示す出力輝度レンジの最小輝度値(min’)から最大輝度値(max’)までの輝度値(輝度情報)としてマッピングする。
輝度値のマッピングとしては、Nビットの階調表現が可能な画像形成装置4を例に説明すると、図8の輝度ヒストグラムの輝度レンジの最大色値(max)と最小色値(min)を用い、下式(1)により拡張後の輝度値を算出する。
拡張後の輝度値=〔(拡張前の輝度値−min)/(max−min)〕・2N … (1)
こうして輝度レンジが拡張された選択画像範囲は、拡張前の階調数よりも多い階調数となる。
なお、モノクロ画像データ中の選択画像範囲外については、本ステップS5において、ネガポジ反転部465がネガポジ反転する。
これら選択画像範囲内の出力輝度レンジへのマッピング及び選択画像範囲外のネガポジ反転は、後述するようにモノクロ画像データのピクセル毎に行われる。
こうしてステップS5の処理が完了すると、ステップS6に移行する。
ステップS6では「色変換処理」が行われる。この処理では、色変換部466が、拡張輝度情報を有する拡張後多階調モノクロ画像データを画像形成部44のプロセスカラーの色空間であるCMYKに変換する。
こうしてステップS6が終了すると、ステップS7に移行する。
ステップS7では、「ガンマ補正処理」が行われる。この処理では、ガンマ補正処理部467が、ステップS6で色変換した多階調モノクロ画像データをガンマ補正テーブル451を用いてガンマ補正する。
ステップS7でのガンマ補正処理が完了すると、一連の画像処理が終了する。
その後は、印刷実行指示部468が、ガンマ補正等がなされた多階調モノクロ画像データに基づき、画像形成部44による多階調モノクロ画像の印刷を行わせる。
図10は、比較例に係り、入力輝度レンジの拡張を入力されたモノクロ画像データの画像全域に適用した場合の画像例である。図11は、本実施例に係り、入力輝度レンジの拡張を入力されたモノクロ画像データの選択画像範囲にのみ適用した場合の画像例である。
図10の比較例では、モノクロ画像データの全体にわたって入力輝度レンジを拡張したことで、階調再現性が低下して階調潰れが生じている。
これに対し、本実施例では、入力されたモノクロ画像データ中の一部の選択画像範囲内のみの入力輝度レンジを拡張し、選択画像範囲外については入力輝度レンジの拡張を行わずにネガポジ反転が施される。
その結果、図11に示すように、選択画像範囲内の階調数を増加させてより詳細な画像として出力することが可能となる。また、選択画像範囲外については、ネガポジ反転されることで、選択画像範囲内の画像が引き立ち、特定が容易となる。
[選択画像範囲の入力輝度レンジの拡張(ステップS5)]
図12は、図6の選択画像範囲の入力輝度レンジの拡張のピクセル毎の処理を示すフローチャートである。
図12のように、ステップS51では、「選択画像範囲内のピクセルか?」が行われる。この処理では、輝度レンジ拡張部464が、入力モノクロ画像データから1ピクセルずつ読み出してそれが選択画像範囲内のピクセルか否かを判断する。
読み出したピクセルが選択画像範囲内である場合は、ステップS52に移行し(YES)、選択画像範囲外である場合は、ステップS53に移行する(NO)。
ステップS52では、「入力輝度情報を拡張輝度情報に変換」が行われる。この処理では、ステップS5で説明したように、上述の式(1)によって輝度レンジ拡張部464が選択画像範囲内のピクセルの入力輝度情報(輝度値)を出力輝度レンジ内にマッピングする。
一方、ステップS53では、「入力輝度情報のネガポジ反転」が行われる。この処理では、ネガポジ反転部465が、入力モノクロ画像データから読み出したピクセルの入力輝度情報をネガポジ変換する。
ステップS52及びステップS53が完了すると、ステップS54に移行する。
ステップS54では、「次のピクセルなし?」が行われる。この処理では、輝度レンジ拡張部464が、入力モノクロ画像データ中に未処理のピクセルがあるか否かを判断する。
次のピクセルがある場合は、ステップS51へ戻って以降の処理を繰り返し(NO)、次のピクセルがない場合は、図6のステップS6に移行する(YES)。
こうして、選択画像範囲の入力輝度レンジの拡張のピクセル毎の処理を確実に行うことができる。
[実施例1の効果]
本実施例では、一部の画像範囲が処理対象として選択されている多階調モノクロ画像データから選択画像範囲内の入力輝度情報が分布する入力輝度レンジを認識する入力輝度レンジ認識部462と、多階調モノクロ画像を出力するための画像形成部44で対応可能な出力輝度レンジを認識する出力輝度レンジ認識部463と、選択画像範囲内の入力輝度情報を出力輝度レンジ内にマッピングして入力輝度レンジを出力輝度レンジの範囲内で拡張する輝度レンジ拡張部464とを備える。
従って、本実施例では、モノクロ画像データ中の一部の選択画像範囲内の入力輝度レンジのみを拡張することで、選択画像範囲内の階調数を増加させてより詳細な画像を出力することが可能となる。しかも、選択画像範囲内の階調数を増加させても、選択画像範囲外の入力輝度レンジに影響を与えることがないので、画像全体としての階調バランスを保つことが可能となる。
すなわち、本実施例では、多階調モノクロ画像を一部の画像範囲に着目して観察する際等に、その一部の画像範囲内の階調再現性を全体としてのバランスを保ちつつ確保することが可能となる。
結果として、CRTなど出力輝度レンジが大きい画像処理装置3の表示装置31でかろうじて検出することができた腫瘍等に対しても階調差を表すことができ、腫瘍等に対する正確な診断が行えるようになる。
また、本実施例では、選択画像範囲外の入力輝度情報をネガポジ反転処理するネガポジ反転部465を備える。
従って、周囲のネガポジ反転画像に対して、選択画像範囲内の画像を階調差を出して引き立たせることができる。
また、本実施例では、輝度レンジ拡張部464が入力輝度情報の入力輝度レンジを画像形成部44で対応可能な出力輝度レンジにまで拡張するので、選択画像範囲内の階調数をより確実に増加させることができる。
本実施例は、図1の画像システム1において、画像処理装置をユーザー端末装置3として適用したものである。図13は、ユーザー端末装置の構成を示すブロック図である。なお、本実施例は、基本構成が上記実施例1と共通するため、対応する構成部分に同符号を付して重複した説明を省略する。
本実施例のユーザー端末装置3は、少なくとも、操作部32、ネットワークインターフェイス33、外部インターフェイス34、記憶部35、及び制御部36を備えている。
操作部32は、各種のマウスやキーボード等であり、各種入力操作を行う入力装置である。画像形成装置4に対するモノクロ画像の印刷指示、及びその際における着目する画像範囲の選択(図6のステップS1等参照)操作等も操作部32により行われる。
ネットワークインターフェイス33は、画像生成装置2や画像形成装置4を含む外部装置に対してネットワーク5を通じたデータの送受信を行う。
外部インターフェイス34は、表示装置31と接続され、表示装置31にモノクロ画像等を表示する際の表示インターフェイス機能を司る。
制御部36は、CPU等の演算装置であり、プログラムを実行することで各種の処理や制御を行う。
記憶部35は、プログラムを記憶するROM、作業領域としてのRAM、補助記憶装置としてのHDD等である。
本実施例のユーザー端末装置3では、図13に示すように、制御部36が、実施例1の画像形成装置4の入力輝度レンジ認識機能(入力輝度レンジ認識部462参照)、出力輝度レンジ認識機能(出力輝度レンジ認識部463参照)、輝度レンジ拡張機能(輝度レンジ拡張部464参照)、ネガポジ反転機能(ネガポジ反転部465参照)とそれぞれ同等の機能を有する入力輝度レンジ認識部361、出力輝度レンジ認識部362、輝度レンジ拡張部363、ネガポジ反転部364として動作するとともに、表示実行指示部365として更に動作する。
表示実行指示部365は、表示実行指示機能を実現し、出力部としての表示装置31に対してモノクロ画像等を表示する処理を行う。また、表示実行指示部365は、表示装置31に表示されたモノクロ画像に対し、ユーザによって一部の画像範囲が選択されると、その画像範囲の入力輝度レンジを拡張した後のモノクロ画像を表示させる。
これに先立って、入力輝度レンジ認識部361、出力輝度レンジ認識部362、輝度レンジ拡張部363、ネガポジ反転部364は、図6のステップS1〜S6と同等の処理を行う。
すなわち、入力輝度レンジ認識部361は、操作部32での操作により一部の画像範囲が処理対象として選択されると、モノクロ画像データに対して選択画像範囲内の入力輝度情報が分布する輝度レンジを認識し、出力輝度レンジ認識部362は、画像形成部44で対応可能な出力輝度レンジを認識する(ステップS1〜S4)。輝度レンジ拡張部363は、上記選択画像範囲内の入力輝度レンジを表示装置31で対応可能な出力輝度レンジの範囲内で拡張する(ステップS6)。
そして、表示実行指示部365は、拡張後多階調モノクロ画像データに基づいて、表示装置31に対して一部の画像範囲の輝度レンジが拡張された多階調モノクロ画像の表示を行う。
このように、本実施例では、上記実施例1と同様の作用効果を奏することができるのに加え、モニター等の表示装置31上で多階調モノクロ画像を一部の画像範囲に着目して観察する際等に、その一部の画像範囲内の階調再現性を全体としてのバランスを保ちつつ確保することが可能となる。
結果として、それまで画像処理装置3の表示装置31でかろうじて検出することができた腫瘍等に対してもより明確に階調差を表すことができ、腫瘍等に対する正確な診断が行えるようになる。
1 画像システム
2 画像生成装置
3,3−1,3−2 ユーザー端末装置(画像処理装置)
4,4−1,4−2 画像形成装置(画像処理装置)
31 表示装置(出力部)
44 画像形成部(出力部)
462,361 入力輝度レンジ認識部
463,362 出力輝度レンジ認識部
464,363 輝度レンジ拡張部
465,364 ネガポジ反転部
468 印刷実行指示部
365 表示実行指示部

Claims (4)

  1. 記憶部と、
    画像形成部と、
    キャリブレーションを実行する画像濃度調整部と、
    一部の画像範囲が処理対象として選択されている多階調モノクロ画像データの前記画像範囲内の輝度値である入力輝度情報から輝度ヒストグラムを作成し、前記輝度ヒストグラムの最低輝度値と最高輝度値間の幅を入力輝度レンジとして認識する入力輝度レンジ認識部と、
    前記画像濃度調整部による前記キャリブレーションの結果、前記画像形成部で再現可能な最高濃度に基づく最低輝度値と最高輝度値間の幅を出力輝度レンジとして記憶する前記記憶部から前記出力輝度レンジを取得して認識する出力輝度レンジ認識部と、
    前記画像範囲内の入力輝度情報を前記出力輝度レンジ内にマッピングして前記入力輝度レンジを前記出力輝度レンジの範囲内で拡張する輝度レンジ拡張部と、
    を備え
    前記マッピングは、前記画像範囲内の前記入力輝度レンジの最低輝度値から最高輝度値までの輝度値を、前記出力輝度レンジの前記最低輝度値から最高輝度値までの輝度値としてマッピングすることにより行われ、
    Nビットの階調表現が可能な画像形成装置の場合、前記輝度ヒストグラムの輝度レンジの最大色値(max)と最小色値(min)を用い、式(1)
    拡張後の輝度値=〔(拡張前の輝度値−min)/(max−min)〕・2 N … (1)
    により拡張後の輝度値が算出され、
    前記画像形成部は、前記拡張後の輝度値を有する拡張後多階調モノクロ画像データに基づいて多階調モノクロ画像を出力する、
    ことを特徴とする画像形成装置
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記一部の画像範囲が処理対象として選択されている前記多階調モノクロ画像データの画像範囲外の輝度値である入力輝度情報をネガポジ反転処理するネガポジ反転部を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置
  3. 記憶部と、画像形成部と、キャリブレーションを実行する画像濃度調整部と、を備えた画像形成装置のコンピューターに実行させる画像処理プログラムであって、
    前記画像処理プログラムは、
    一部の画像範囲が処理対象として選択されている多階調モノクロ画像データ前記画像範囲内の輝度値である入力輝度情報から輝度ヒストグラムを作成し、前記輝度ヒストグラムの最低輝度値と最高輝度値間の幅を入力輝度レンジとして認識する入力輝度レンジ認識機能と、
    前記画像濃度調整部による前記キャリブレーションの結果、前記画像形成部で再現可能な最高濃度に基づく最低輝度値と最高輝度値間の幅を出力輝度レンジとして記憶する前記記憶部から前記出力輝度レンジを取得して認識する出力輝度レンジ認識機能と、
    前記画像範囲内の入力輝度情報を前記出力輝度レンジ内にマッピングして前記入力輝度レンジを前記出力輝度レンジの範囲内で拡張する輝度レンジ拡張機能と、
    前記画像形成装置のコンピューターに実現させ
    前記マッピングは、前記画像範囲内の前記入力輝度レンジの最低輝度値から最高輝度値までの輝度値を、前記出力輝度レンジの前記最低輝度値から最高輝度値までの輝度値としてマッピングすることにより行われ、
    Nビットの階調表現が可能な画像形成装置の場合、前記輝度ヒストグラムの輝度レンジの最大色値(max)と最小色値(min)を用い、式(1)
    拡張後の輝度値=〔(拡張前の輝度値−min)/(max−min)〕・2 N … (1)
    により拡張後の輝度値が算出される、
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
  4. 請求項3記載の画像処理プログラムであって、
    前記一部の前記画像範囲が処理対象として選択されている前記多階調モノクロ画像データの画像範囲外の輝度値である入力輝度情報をネガポジ反転処理するネガポジ反転機能を前記画像形成装置のコンピューターに実現させる、
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
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