JPH09233083A - 回線対応切替装置及び回線対応切替システム - Google Patents

回線対応切替装置及び回線対応切替システム

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JPH09233083A
JPH09233083A JP8037659A JP3765996A JPH09233083A JP H09233083 A JPH09233083 A JP H09233083A JP 8037659 A JP8037659 A JP 8037659A JP 3765996 A JP3765996 A JP 3765996A JP H09233083 A JPH09233083 A JP H09233083A
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transmission line
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Shinichi Inaba
晋一 稲葉
Koji Ohashi
浩司 大橋
Koji Takagi
康志 高木
Masahiko Takatani
正彦 高谷
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位装置が認知している0系、1系回線対応
部のアクト/スタンバイ状態と、実際の0系、1系回線
対応部のアクト/スタンバイ状態との食い違いを起こり
にくくさせ、伝送路切替や装置切替などを能率的に行
う。 【解決手段】 APS1a1、1b1をマイクロプロセ
ッサ回路1a、1bに配備し、SDHインタフェース回
路2a、2bとセル処理回路3a、3bとの間に主信号
交絡ポイント2を配備し、APS1a1、1b1によっ
て主信号交絡ポイント2から回線側のインタフェース回
路2a、2bのハードウエアの切り替えを行い、APS
1a1、1b1を含むマイクロプロセッサ回路1a、1
bとセル処理回路3a、3bの切り替えを上位装置によ
って指示させ、回線終端ファームウエア回路1a2、1
b2によって回線切替制御と連動させて、回線及び主信
号交絡ポイント2から回線側のインタフェース回路のハ
ードウエアも同時に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回線対応切替装置
及び回線対応切替システムに関し、例えば、新同期デジ
タルハイアラキ(SDH:Synchronous D
igital Hierarchy)回線などを収容す
る回線対応部が現用系と予備系に2重化され、系お切り
替えを行う場合に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、研究開発されているATM(As
ynchronous Transfer Mode:
非同期転送モード)交換機の回線対応部は高い信頼性を
保証するために、一般に現用系と予備系に2重化するこ
とが求められている。このような技術については、例え
ば、下記文献1に提案されている。
【0003】文献1:電子情報通信学会、1993年5
月、技術研究報告SSE93−18、村上勝、『ATM
交換機における回線対応部の二重化切替』。
【0004】この文献1は、ATM交換機における回線
対応部の二重化切替の制御方法について述べている。ま
た、SDH多重変換装置における切替系の動作について
は、下記文献2に規定されている。
【0005】文献2:社団法人電信電話技術委員会、1
994年、『網間インタフェース−網間伝送方式』、第
3巻第1分冊、第8版のJT−G783、『SDH多重
変換装置の警報系・切替系の動作』。
【0006】ここでは、SDH回線を二回線取り込ん
で、現用系と予備系として使用し、これらの現用系と予
備系の二重化の切替えについて述べる。即ち、2重化さ
れたSDH回線インタフェースを持つ交換装置における
1+1双方向切替(自動切替:APS:Automat
ic Protection Switching)制
御部の配備方式について述べる。
【0007】そこで、図2は回線対応部が二重化された
ATM交換機の構成図である。この図2において、AT
M交換機は、0系(現用系)回線対応部4aと、1系
(予備系)回線対応部4bと、0系ATMスイッチ回路
SW0と、1系ATMスイッチ回路SW1とから構成さ
れている。
【0008】0系(現用系)回線対応部4aは、SDH
回線を収容するSDHインタフェース回路2aと、SD
Hインタフェース回路2aに取り込まれたATMセルを
処理(例えば、ヘッダ変換などを行う。)するATMセ
ル処理回路3aと、SDHインタフェース回路2aとA
TMセル処理回路3aとを制御するための切替制御ファ
ームウエア回路(APS)と回線終端ファームウエア回
路とを備えたマイクロプロセッサ回路(μp)1aとか
ら構成されている。
【0009】このマイクロプロセッサ回路(μp)1a
は、上位装置からの制御によって切替制御ファームウエ
ア回路(APS)と回線終端ファームウエア回路を動作
させ、切替制御と回線終端とを実行するものである。
【0010】1系(予備系)回線対応部4bも、上述の
0系(現用系)回線対応部4aと同じ構成であり、上位
装置からの制御によって、切替制御と回線終端とを実行
するものである。
【0011】0系(現用系)回線対応部4aで回線終端
されたATMセルは、交絡ポイント1を通じて0系AT
Mスイッチ回路SW0と、1系ATMスイッチ回路SW
1とに供給される。また、1系(予備系)回線対応部4
bで回線終端されたATMセルも、交絡ポイント1を通
じて0系ATMスイッチ回路SW0と、1系ATMスイ
ッチ回路SW1とに供給される。
【0012】図2において、切替制御ファームウエア回
路(APS)を除く0系(現用系)回線対応部4aと1
系(予備系)回線対応部4bとは、切替制御ファームウ
エア回路(APS)が伝送路の選択されている系と連動
させてアクト(動作状態)/スタンバイ(非動作状態)
を決定する。また、切替制御ファームウエア回路(AP
S)のアクト/スタンバイも伝送路の予備チャネル/現
用チャネルと連動させるため、切替制御ファームウエア
回路(APS)自身がアクト/スタンバイを決定するこ
ととなる。
【0013】従って、切替制御ファームウエア回路(A
PS)もそれ以外の伝送路を含む0系(現用系)回線対
応部4a部分と1系(予備系)回線対応部4b部分とも
対向装置の切替制御ファームウエア回路(APS)と連
動してアクト/スタンバイを決定することとなる。
【0014】ここで、伝送路切替方式は、国際標準化さ
れており、対向する他のシステム内にある回線終端部と
連動して切り替えを行う方式である。
【0015】図3は、伝送路切替の一例の説明図であ
る。この図3において、A局ATM交換機とB局交換機
とが対向する接続構成で伝送路切替を説明する。初めに
A局、B局共に伝送路、回線終端部に障害がなく、0系
(現用系)伝送路を現用チャネル、1系(予備系)伝送
路を予備チャネルとしている場合、A局、B局が共に0
系の伝送路から抽出されるデータを選択している。即
ち、切替制御ファームウエア回路(APS)を除く回線
終端部は0系(現用系)4aがアクト、切替制御ファー
ムウエア回路(APS)は1系(予備系)4bがアクト
となっている(図3(a))。
【0016】ここで、A局において信号不良を検出した
ことによって1系(予備系)伝送路に切り替えを行おう
とした場合、A局からB局へ切替要求信号を送出する。
即ち、SF切替の切替要求を通知する。B局ではA局か
らの切替要求信号を受信すると切替可能か否かを判断
し、切替可能な場合は1系(予備系)伝送路から抽出し
たデータに切り替える。即ち、切替制御ファームウエア
回路(APS)を除く回線終端部を1系(予備系)アク
トに変更する(図3(b))。そして、A局へ切替応答
を返す。即ち、SF切替の切替応答を通知する。この際
に、B局では切替制御ファームウエア回路(APS)の
アクト/スタンバイは変更されない(図3(b))。
【0017】次に、A局ではこの切替応答を受信する
と、1系(予備系)伝送路から抽出したデータに切り替
える。即ち、切替制御ファームウエア回路(APS)を
除く回線終端部を1系(予備系)アクトに変更する(図
3(c))。
【0018】その後、A局において信号不良が解除され
ると、復旧待ち信号をB局に送信し、規定時間経過後復
旧待ち解除信号をB局に送出する。即ち、切替解除の要
求を通知する。B局ではこの切替解除要求を受信する
と、0系伝送路を予備チャネルにし、1系伝送路を現用
チャネルに名称を変更し、A局に切替解除の応答を返
し、切替制御ファームウエア回路(APS)のアクト系
を0系に変更する(図4(a))。
【0019】A局では切替解除の応答を受信すると、B
局と同様に0系伝送路を予備チャネルにし、1系伝送路
を現用チャネルに名称を変更し、切替制御ファームウエ
ア回路(APS)のアクト系を0系に変更するのである
(図4(b))。
【0020】ここで、上位装置は、切替制御ファームウ
エア回路(APS)以外の回線終端ファームウエア回路
のアクト/スタンバイの状態は定期的な状態読み取り、
又は状態変化後の回線終端ファームウエア回路及び切替
制御ファームウエア回路(APS)からの割り込み通知
によって認識するものである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
伝送路切替方式では、切替制御ファームウエア回路(A
PS)が独自に対向局と切替制御を行うため、上位装置
は、どちらの系がアクト系であるかを認識できるまでに
時間がかかり、回線終端ファームウエア回路のアクト/
スタンバイ状態と上位装置のアクト/スタンバイ認識に
食い違いが発生し、アクト系に指示したつもりが、誤っ
てスタンバイ系に指示してしまうという問題がある。
【0022】このため、上位装置が認知している0系、
1系回線対応部のアクト/スタンバイ状態と、実際の0
系、1系回線対応部のアクト(動作)/スタンバイ(非
動作)状態との食い違いを起こりにくくさせ、伝送路系
統切替や装置(回線対応部)切替などを簡単な構成で能
率的に行い得る回線対応切替装置及び回線対応切替シス
テムの提供が要請されている。
【0023】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、第1の伝送回線(例えば、SDH回線、アナロ
グ回線、デジタル回線など)を収容する第1の回線対応
手段と、第2の伝送回線を収容する第2の回線対応手段
とを備え、いずれか一方の伝送回線と回線対応手段とが
現用系として動作し、他方が予備系として動作し、外部
装置(例えば、制御装置)からの制御又は回線対応手段
の判断によって現用系の伝送回線及び回線対応手段と、
予備系の伝送回線及び回線対応手段との対応関係が切り
替えられる回線対応切替装置であって、上記第1の回線
対応手段は、第1の伝送回線を収容する第1のインタフ
ェース部(例えば、SDHインタフェース回路、アナロ
グインタフェース回路、デジタルインタフェース回路な
ど)と、この第1のインタフェース部で収容した第1の
伝送回線の主信号を処理して出力する第1の処理部と、
上記外部装置からの命令又は状況判断によって上記第1
のインタフェース部及び上記第1の処理部を制御すると
共に、第2の回線対応手段を切替制御する第1の切替制
御部とを備え、上記第2の回線対応手段は、上記第2の
伝送回線を収容する第2のインタフェース部と、この第
2のインタフェース部で収容した第2の伝送回線の主信
号を処理して出力する第2の処理部と、上記外部装置か
らの命令又は状況判断によって上記第2のインタフェー
ス部及び第2の処理部を制御すると共に、上記第1の回
線対応手段を切替制御する第2の切替制御部とを備える
回線対応切替装置において、以下の特徴的な構成で上述
の課題を解決するものである。
【0024】即ち、請求項1記載の回線対応切替装置
は、(1)上記第1の回線対応手段の上記第1のインタ
フェース部から上記第1の処理部までの経路と、上記第
2の回線対応手段の第2のインタフェース部から上記第
2の処理部までの経路との間に、両方の回線対応手段間
を接続するための『主信号交差接続手段若しくは主信号
交絡接続手段』を介在させる。
【0025】更に、(2)予め第1の伝送回線及び第1
の回線対応手段を現用系として動作(アクト)状態に
し、第2の伝送回線及び第2の回線対応手段を予備系と
して非動作(スタンバイ)状態にしているときに、これ
らの状態から現用系及び予備系の『伝送回線系統の切
替』を行う場合には、上記第1の回線対応手段の第1の
切替制御部は、第2の回線対応手段の第2のインタフェ
ース部を動作(アクト)状態にさせると共に、第1の回
線対応手段の第1のインタフェース部を非動作(スタン
バイ)状態に切り替えるものである。
【0026】上述の『主信号交差接続手段若しくは主信
号交絡接続手段』は、第1のインタフェース部から第1
の処理部と第2の処理部への接続を行い、更に、第2の
インタフェース部から第2の処理部と第1の処理部への
接続を可能にする構成である。
【0027】上述のような構成で、伝送回線系統を切り
替える場合に、即ち、第2の伝送回線系統を現用系とす
るために、第1の切替制御部が、第2のインタフェース
部を動作(アクト)状態にし、第1のインタフェース部
を非動作(スタンバイ)状態にさせることで、第2の伝
送回線と第2のインタフェース部とを第2の伝送回線系
統として選択し、第2のインタフェース部の主信号は上
述の『主信号交差接続手段若しくは主信号交絡接続手
段』を通じて第1の回線対応手段の第1の処理部で処理
するのである。
【0028】このように、第1の回線対応手段全体を切
り替えなくても、伝送回線系統だけを第2の伝送回線と
第2のインタフェース部に切り替えることで容易に実現
できる。
【0029】また、請求項2記載の回線対応切替装置
は、(1)第1の回線対応手段の上記第1のインタフェ
ース部から上記第1の処理部までの経路と、上記第2の
回線対応手段の第2のインタフェース部から上記第2の
処理部までの経路との間に、両方の回線対応手段間を接
続するための『主信号交差接続手段若しくは主信号交絡
接続手段』を介在させ、(2)予め第1の伝送回線及び
第1の回線対応手段を現用系として動作(アクト)状態
にし、第2の伝送回線及び第2の回線対応手段を予備系
として非動作(スタンバイ)状態にしているときに、こ
れらの状態から現用系及び予備系の『上記回線対応手段
の切り替え』を行う場合には、外部装置からの命令によ
って上記第1の回線対応手段の第1のインタフェース部
をアクト状態にさせたままで、第1の切替制御部及び第
1の処理部を非動作(スタンバイ)状態にさせ、第2の
回線対応手段の第2のインタフェース部を非動作(スタ
ンバイ)状態にさせたままで第2の処理部及び第2の切
替制御部を動作(アクト)状態に切り替えることを特徴
とするものである。
【0030】このような構成によって、外部装置からの
命令によって現用系の回線対応手段を第1の回線対応手
段から第2の回線対応手段に切り替える場合は、伝送回
線系統は切り替えることなく、第1のインタフェース部
はそのままにし、切替制御部と処理部との動作状態を第
2の回線対応手段に切り替えることによって、回線対応
手段の切り替えを容易に行うことができる。
【0031】更に、請求項4記載の発明の回線対応切替
システムは、第1の局及び第2の局のそれぞれに、請求
項1〜3のいずれかに記載の回線対応切替装置を備える
回線対応切替システムであって、予め第1の局及び第2
の局の第1の伝送回線及び第1の回線対応手段を現用系
として動作(アクト)状態にされ、第2の伝送回線及び
第2の回線対応手段を予備系として非動作(スタンバ
イ)状態にしているときに、これらの状態から現用系及
び予備系の『伝送回線系統の切り替え』を行う場合に
は、第1の局の第1の回線対応手段の第1の切替制御部
は、第2の局の第2の回線対応手段の第2のインタフェ
ース部に対して切替要求信号を与えて第2のインタフェ
ース部を動作(アクト)状態にさせると共に、第2の局
の第1の回線対応手段の第1のインタフェース部を非動
作(スタンバイ)状態にさせ、これらの状態切替が完了
すると第1の局の第1の回線対応手段の第1のインタフ
ェース部を非同期(スタンバイ)状態にさせると共に第
2の回線対応手段の第2のインタフェース部を動作(ア
クト)状態にさせ、第1の局及び第2の局の第2の伝送
回線と第2のインタフェース部とを現用系の伝送回線系
統とするように伝送回線系統の切り替へを行うものであ
る。
【0032】このように構成することで、上述の請求項
1〜3のいずれかの構成による作用を得ながら、外部装
置が認知している第1の回線対応手段及び第2の回線対
応手段の動作(アクト)/非動作(スタンバイ)状態
と、実際の第1の回線対応手段と、第2の回線対応手段
との動作(アクト)/非動作(スタンバイ)状態との食
い違いを起こりにくくさせ、伝送路系統切替や装置(回
線対応手段)切替などを簡単な構成で能率的に行うこと
ができる。
【0033】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施の形態を
図面を用いて説明する。そこで、本実施の形態において
は、2重化された新同期デジタルハイアラキ(SDH)
インタフェースを持つ交換装置において、伝送路切替機
能を回線終端部のプロセッサに配備し、SDHインタフ
ェース機能のセクション終端部以降の回線終端部内又は
後続装置との間に主信号交絡を配備し、上記伝送路切替
制御機能によって伝送路及び主信号交絡ポイントから伝
送路側のインタフェース部のハードウエアの切り替えを
行い、伝送路切替機能を含むプロセッサ部の切り替えを
上位装置によって指示させ、回線終端部のファームウエ
アによって伝送路切替制御と連動させて、伝送路及び主
信号交絡ポイントから伝送路側のインタフェース部のハ
ードウエアも同時に切り替えることによって、伝送路切
替制御部と回線終端部とのハードウエア交換単位及び上
位装置の処理を一括にした回線終端部に配備したSDH
自動切替方式を構成する。
【0034】図1は、本発明の実施の形態のATM交換
機の主に0系、1系の回線対応部を中心とした機能構成
図である。この図1において、ATM交換機は、0系回
線対応部4a´と、1系回線対応部4b´と、0系AT
MスイッチSW0と、1系ATMスイッチSW1とから
構成されている。0系回線対応部4a´と、1系回線対
応部4b´とはそれぞれSDH回線を収容している。0
系回線対応部4a´と、1系回線対応部4b´とでSD
H回線を収容し、回線終端されたATMセルは交絡ポイ
ント1を介して0系ATMスイッチSW0と、1系AT
MスイッチSW1とに与えられるように構成されてい
る。
【0035】ここで、本実施の形態において、特徴的な
ことの一つは、0系回線対応部4a´と、1系回線対応
部4b´との間で交絡ポイント2を構成していることで
ある。この交絡ポイント2によって、主信号(ATMセ
ル)に対する交絡接続を行い得るように構成している。
【0036】この交絡ポイント2によって、例えば、0
系のSDHインタフェース回路2aからのATMセル
は、0系のセル処理回路3aに供給される場合と、切替
制御によって0系のSDHインタフェース回路2aから
のATMセルは、1系のセル処理回路3bに与えられ
る。また、1系のSDHインタフェース回路2bからの
ATMセルは、1系のセル処理回路3bに供給される場
合と、切替制御によって1系のSDHインタフェース回
路2bからのATMセルが、0系のセル処理回路3aに
与えられる。
【0037】更に、SDHインタフェース回路2a、2
bからセル処理回路3a、3bへのATMセルの流れだ
けでなく、セル処理回路3a、3bからSDHインタフ
ェース回路2a、2bへの逆のATMセルの流れも交絡
ポイント2によって流れが制御されるのである。
【0038】0系回線対応部4a´は、SDHインタフ
ェース回路2aと、セル処理回路3aと、マイクロプロ
セッサ回路1aとから構成されている。更に、マイクロ
プロセッサ回路(μp)1aは、マイクロプロセッサと
プログラムROMとワーキングRAMとインタフェース
部とから構成され、切替制御ファームウエア回路(AP
S)と回線終端ファームウエア回路とが実現されてい
る。このマイクロプロセッサ回路(μp)1aの制御動
作は、上位装置から制御され、状態監視されている。
【0039】1系回線対応部4b´も、SDHインタフ
ェース回路2bと、セル処理回路3bと、マイクロプロ
セッサ回路1bとから構成されている。更に、マイクロ
プロセッサ回路(μp)1bは、マイクロプロセッサと
プログラムROMとワーキングRAMとインタフェース
部とから構成され、切替制御ファームウエア回路(AP
S)1b1と回線終端ファームウエア回路1b2とが実
現されている。このマイクロプロセッサ回路(μp)1
bの制御動作も、上位装置から制御され、状態監視され
ている。
【0040】尚、0系回線終端部4a´、1系回線終端
部4b´のハードウエア交換単位は、SDHインタフェ
ース回路2a、2bとセル処理回路3a、3bとの間で
分離されず、一括交換とする。即ち、回線終端部4a
´、4b´を管理する上位装置は、SDHインタフェー
ス回路2a、2bとセル処理回路3a、3bとで一体管
理しているのである。
【0041】また、切替制御ファームウエア回路(AP
S)1a1、1b1用に系相互の制御信号の交絡接続が
必要であるが、このような交絡接続については、0系と
1系との間の制御信号転送ルートを形成しているものと
する。
【0042】SDHインタフェース回路2a、2bは、
SDH回線を収容し、ATMセルの授受をセル処理回路
3a、3bと行う。そして、SDHインタフェース回路
2a、2bは、切替制御ファームウエア回路(APS)
1a1、1b1が伝送路の選択されている系と連動させ
てアクト/スタンバイを決定する。また、切替制御ファ
ームウエア回路(APS)1a1、1b1を含むセル処
理回路3a、3bのアクト/スタンバイは、上位装置の
指示に従って決定する。
【0043】従って、切替制御ファームウエア回路(A
PS)1a1、1b1を含むセル処理回路3a、3b
と、0系、1系伝送路を含むSDHインタフェース回路
2a、2bとは独立してアクト/スタンバイを決定する
こととなるのである。
【0044】(伝送路系統切替動作): 図5〜図7
は、A局ATM交換機とB局ATM交換機とが対向する
システムにおいて、0系、1系の伝送路系統切り替えの
動作を説明する図である。尚、伝送路系統切替方式は、
CCITT勧告G.783などで国際標準化されてお
り、対向する他のシステム内にある回線終端部と連動し
て伝送路切り替えを行うものとする。
【0045】先ず、A局とB局とが共に伝送路、0系回
線終端部4a´、1系回線終端部4b´に障害がなく、
0系伝送路を現用チャネル、1系伝送路を予備チャネル
としている場合、A局、B局が共に、0系(現用系)伝
送路から抽出されるデータを選択している。即ち、回線
終端部4a´は、0系がアクトとなっている。(図5
(a)、斜線部がアクト状態である。) ここで、A局において、信号不良によって1系(予備
系)伝送路に切り替えを行おうとした場合に、A局から
B局へ切替要求信号を送出する。即ち、SF切替の切替
要求を通知する。B局ではA局からの切替要求信号を受
信すると、切替可能か否かを判断して、切替可能な場合
は、1系(予備系)伝送路から抽出したデータに切り替
る。即ち、B局のSDHインタフェース回路2bだけを
1系アクトに変更するのである(図5(b))。そし
て、A局へ切替応答を返す。即ち、SF(信号不良:S
ignal Fail)切替の切替応答を返すのであ
る。
【0046】A局ではこの切替応答を受信すると、1系
伝送路から抽出したデータに切り替える。即ち、SDH
インタフェース回路2bだけを1系アクトに変更するの
である。その後、A局において、信号不良SFが解除さ
れると、復旧待ち信号をB局に送信し、規定時間経過後
に復旧待ち解除信号をB局に送出する(図6(a))。
即ち、切替解除の要求を通知する。
【0047】B局ではこの切替解除要求を受信すると、
0系伝送路を予備チャネルにし、1系伝送路を現用チャ
ネルに名称を変更し、A局に切替解除の応答を返す(図
6(b))。この際に、SDHインタフェース回路2a
を除く回線終端部4a´のアクト系は変更されずに0系
がアクト状態を保つのである。
【0048】A局では切替解除の応答を受信すると、B
局と同様に0系伝送路を予備チャネルにし、1系伝送路
を現用チャネルに名称を変更する(図7)。この際に、
A局でもSDHインタフェース回路2aを除く回線終端
部4a´のアクト系は変更されずに0系がアクト状態を
保つのである。
【0049】(装置(回線終端部)切替動作): 図
8は、伝送路を含むA局、B局の回線終端部4a´、4
b´のSDHインタフェース回路2a、2b以外の回線
終端部4a´、4b´の切り替えを行うための動作説明
図である。
【0050】この図8において、SDHインタフェース
回路2a、2b以外の回線終端部4a´、4b´は、上
位装置によって伝送路を含むSDHインタフェース回路
2a、2bのアクト/スタンバイと独立に制御される。
SDHインタフェース回路2a、2b以外の回線終端部
4a´、4b´は、上位装置の指示に従って、対向装置
(B局)と連動しないで切り替えが実行される(図8
(a)→(b))。即ち、切替要求/応答のシーケンス
をとらずに切り替えが実行されるのである。
【0051】この図8においては、切替動作説明を簡略
化するために0系、1系の回線終端部4a´、4b´間
の内部交絡ポイント2を省略しているが、0系、1系の
SDHインタフェース回路2a、2bはアクト化されて
いるセル処理回路3a、3bからの情報を選択し、0
系、1系の回線終端部4a´、4b´は、アクト化され
ているSDHインタフェース回路2a、2bからの情報
を選択している。
【0052】このようにして伝送路を含むSDHインタ
フェース回路2a、2bと、SDHインタフェース回路
2a、2b以外の回線終端部4a´、4b´の回路は独
立に切替制御が行われるのである。
【0053】尚、回線終端部4a´、4b´の故障など
によってSDHインタフェース回路2a、2bを含む0
系回線終端部4a´、1系回線終端部4b´の切り替え
が必要な場合は、上位装置から回線終端部4a´、4b
´に切替命令が供給され、回線終端ファームウエア回路
1a2、1b2の実行によって、上述の図5〜図8のい
ずれかの動作フローを組み合わせて切り替えが行われる
のである。
【0054】ここで、上位装置及びSDHインタフェー
ス回路2a、2bのアクト/スタンバイの状態は、定期
的な状態読み取り、又は状態変化後の回線終端ファーム
ウエア回路1a2、1b2と、切替制御ファームウエア
回路(APS)1a1、1b1からの割り込み通知によ
って認識できるが、基本的にはどちらの系のSDHイン
タフェース回路2a、2bがアクト化されているかは認
識する必要がないのである。
【0055】また、SDHインタフェース回路2a、2
b以外の回線終端部4a´、4b´回路のアクト/スタ
ンバイ状態は、上位装置からの指示だけで変化するた
め、上位装置は常時状態を認識していることになる。
【0056】(本発明の実施の形態の効果): 以上
の本発明の実施の形態によれば、回線終端部に分散配置
された伝送路系統切替制御機能(即ち、切替制御ファー
ムウエア回路(APS))のアクト切り替えを上位装置
に実施させることとしたので、伝送路系統切替制御機能
と対局装置間で伝送路系統切り替えを実行していても、
回線終端部4a´、4b´のアクト/スタンバイ状態と
上位装置とのアクト/スタンバイとの食い違いを発生し
にくくさせ、正常に上位装置からの指示を実行すること
ができるのである。
【0057】また、上位装置からの回線終端部切替指示
を受けたときに、伝送路系統切替制御機能が対向装置と
伝送路系統切替制御を行い、伝送路/対向装置も同時に
切り替えることとしたので、上位装置はSDHインタフ
ェース回路2a、2bとそれ以外の回線終端部4a´、
4b´の回路のアクト/スタンバイが一致していないこ
とを認識しないで一体化して管理することができるので
ある。
【0058】更に、上位装置がSDHインタフェース回
路2a、2bとそれ以外の回線終端部4a´、4b´回
路を一体化して管理できるため、主信号の交絡ポイント
2が存在してもSDHインタフェース回路2a、2bと
それ以外のハードウエア回路を一体化することができる
である。
【0059】(他の実施の形態): (1)尚、上述
の実施の形態においては、交絡ポイントがSDH部とセ
ル処理部との間に配置して説明したが、SDH部内のセ
クション終端部〜ATMセルスイッチまでの間に交絡ポ
イントを設けることもできる。また、現用系と予備系と
の間の切り替えは、復帰モード、非復帰モードのいずれ
にも適用することができる。
【0060】(2)また、上述の実施の形態において
は、ATM交換機に適用した例を説明したが、マイクロ
プロセッサを搭載しているSDHインタフェース装置で
あれば、いかなる装置にも適用可能である。
【0061】(3)更に、上述の実施の形態では主信号
の交絡ポイント2として説明したが、この交絡は、交差
接続ポイントとして実現しても同じである。
【0062】(4)更にまた、切替制御ファームウエア
回路(APS)と回線終端ファームウエア回路とは、論
理ハードウエア回路で実現することも好ましい。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
は、第1の伝送回線を収容する第1の回線対応手段と、
第2の伝送回線を収容する第2の回線対応手段とを備
え、いずれか一方の伝送回線と回線対応手段とが現用系
として動作し、他方が予備系として動作し、外部装置か
らの制御又は回線対応手段の判断によって現用系の伝送
回線及び回線対応手段と、予備系の伝送回線及び回線対
応手段との対応関係が切り替えられる回線対応切替装置
であって、第1の回線対応手段が、第1の伝送回線を収
容する第1のインタフェース部と、この第1のインタフ
ェース部で収容した第1の伝送回線の主信号を処理して
出力する第1の処理部と、外部装置からの命令又は状況
判断によって第1のインタフェース部及び第1の処理部
を制御すると共に、第2の回線対応手段を切替制御する
第1の切替制御部とを備え、第2の回線対応手段は、第
2の伝送回線を収容する第2のインタフェース部と、こ
の第2のインタフェース部で収容した第2の伝送回線の
主信号を処理して出力する第2の処理部と、外部装置か
らの命令又は状況判断によって第2のインタフェース部
及び第2の処理部を制御すると共に、第1の回線対応手
段を切替制御する第2の切替制御部とを備える回線対応
切替装置において、(1)第1の回線対応手段の第1の
インタフェース部から第1の処理部までの経路と、第2
の回線対応手段の第2のインタフェース部から第2の処
理部までの経路の間に、両方の回線対応手段間を接続す
るための主信号交差接続手段若しくは主信号交絡接続手
段を介在させ、(2)予め第1の伝送回線及び第1の回
線対応手段を現用系として動作状態にし、第2の伝送回
線及び第2の回線対応手段を予備系として非動作状態に
しているときに、これらの状態から現用系及び予備系の
伝送回線系統の切替を行う場合には、第1の回線対応手
段の第1の切替制御部は、第2の回線対応手段の第2の
インタフェース部を動作状態にさせると共に、第1の回
線対応手段の第1のインタフェース部を非動作状態に切
り替えるものである。
【0064】このような構成を採ることで、本発明は、
第1の回線対応手段の全体を切り替えなくても、伝送回
線系統だけを第2の伝送回線と第2のインタフェース部
に切り替えることで切り替えを容易に行う回線対応切替
装置を実現することができる。
【0065】また、請求項2記載の発明は、(1)第1
の回線対応手段の第1のインタフェース部から上記第1
の処理部までの経路と、上記第2の回線対応手段の第2
のインタフェース部から第2の処理部までの経路との間
に、両方の回線対応手段間を接続するための主信号交差
接続手段若しくは主信号交絡接続手段を介在させ、
(2)予め第1の伝送回線及び第1の回線対応手段を現
用系として動作状態にし、第2の伝送回線及び第2の回
線対応手段を予備系として非動作状態にしているとき
に、これらの状態から現用系及び予備系の回線対応手段
の切り替えを行う場合には、外部装置からの命令によっ
て第1の回線対応手段の第1のインタフェース部を動作
状態にさせたままで、第1の切替制御部及び第1の処理
部を非動作状態にさせ、第2の回線対応手段の第2のイ
ンタフェース部を非動作状態にさせたままで第2の処理
部及び第2の切替制御部を動作状態に切り替えるもので
ある。
【0066】このような構成を採ることで、本発明は、
外部装置からの命令によって現用系の回線対応手段を第
1の回線対応手段から第2の回線対応手段に切り替える
場合は、伝送回線系統は切り替えることなく、第1のイ
ンタフェース部はそのままにし、切替制御部と処理部と
の動作状態を第2の回線対応手段に切り替えることによ
って、回線対応手段の切り替えを容易に行う回線対応切
替装置を実現することができる。
【0067】また、請求項4記載の発明は、第1の局及
び第2の局のそれぞれに、請求項1〜3のいずれかに記
載の回線対応切替装置を備える回線対応切替システムで
あって、予め第1の局及び第2の局の第1の伝送回線及
び第1の回線対応手段を現用系として動作状態にし、第
2の伝送回線及び第2の回線対応手段を予備系として非
動作状態にしているときに、これらの状態から現用系及
び予備系の伝送回線系統の切り替えを行う場合には、第
1の局の第1の回線対応手段の第1の切替制御部は、第
2の局の第2の回線対応手段の第2のインタフェース部
に対して切替要求信号を与えて第2のインタフェース部
を動作状態にさせると共に、第2の局の第1の回線対応
手段の第1のインタフェース部を非動作状態にさせ、こ
れらの状態切替が完了すると第1の局の第1の回線対応
手段の第1のインタフェース部を非動作状態にさせると
共に第2の回線対応手段の第2のインタフェース部を動
作状態にさせ、第1の局及び第2の局の第2の伝送回線
と第2のインタフェース部とを現用系の伝送回線系統と
するように伝送回線系統の切り替へを行うものである。
【0068】このような構成を採ることで、本発明は、
第1の局及び第2の局において、外部装置が認知してい
る第1の回線対応手段と第2の回線対応手段との動作/
非動作状態と、実際の第1の回線対応手段と、第2の回
線対応手段との動作/非動作状態との食い違いを起こり
にくくさせ、伝送路系統切替や装置(回線対応手段)切
替などを能率的に行う回線対応切替システムを実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のATM交換機の主に回線
対応部を中心とした機能構成図である。
【図2】従来例のATM交換機の主に回線対応部を中心
とした機能構成図である。
【図3】従来例の伝送路切替方式の動作説明図(その
1)である。
【図4】従来例の伝送路切替方式の動作説明図(その
2)である。
【図5】実施の形態の伝送路切替の動作説明図(その
1)である。
【図6】実施の形態の伝送路切替の動作説明図(その
2)である。
【図7】実施の形態の伝送路切替の動作説明図(その
3)である。
【図8】実施の形態の装置切替の動作説明図である。
【符号の説明】
1、2…交絡ポイント、1a、1b…マイクロプロセッ
サ回路、1a1…切替制御ファームウエア回路(AP
S)、1a2…回線終端ファームウエア回路、2a、2
b…SDHインタフェース回路、3a、3b…セル処理
回路、4a´…0系回線終端部、4b´…1系回線終端
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9466−5K H04L 11/20 C (72)発明者 高木 康志 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 高谷 正彦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の伝送回線を収容する第1の回線対
    応手段と、第2の伝送回線を収容する第2の回線対応手
    段とを備え、いずれか一方の伝送回線及び回線対応手段
    が現用系として動作し、他方が予備系として動作し、外
    部装置からの制御又は回線対応手段の判断によって現用
    系の伝送回線及び回線対応手段と、予備系の伝送回線及
    び回線対応手段との対応関係が切り替えられる回線対応
    切替装置であって、上記第1の回線対応手段は、第1の
    伝送回線を収容する第1のインタフェース部と、この第
    1のインタフェース部で収容した第1の伝送回線の主信
    号を処理して出力する第1の処理部と、上記外部装置か
    らの命令又は状況判断によって上記第1のインタフェー
    ス部及び上記第1の処理部を制御すると共に、第2の回
    線対応手段を切替制御する第1の切替制御部とを備え、
    上記第2の回線対応手段は、上記第2の伝送回線を収容
    する第2のインタフェース部と、この第2のインタフェ
    ース部で収容した第2の伝送回線の主信号を処理して出
    力する第2の処理部と、上記外部装置からの命令又は状
    況判断によって上記第2のインタフェース部及び第2の
    処理部を制御すると共に、上記第1の回線対応手段を切
    替制御する第2の切替制御部とを備える回線対応切替装
    置において、 上記第1の回線対応手段の第1のインタフェース部から
    第1の処理部までの経路と、上記第2の回線対応手段の
    第2のインタフェース部から第2の処理部までの経路と
    の間に、上記両方の回線対応手段間を接続するための主
    信号交差接続手段若しくは主信号交絡接続手段を介在さ
    せ、 予め上記第1の伝送回線及び第1の回線対応手段を現用
    系として動作状態にし、上記第2の伝送回線及び第2の
    回線対応手段を予備系として非動作状態にしているとき
    に、これらの状態から現用系及び予備系の伝送回線系統
    の切り替えを行う場合には、上記第1の回線対応手段の
    第1の切替制御部は、第2の回線対応手段の第2のイン
    タフェース部を動作状態にさせると共に、第1の回線対
    応手段の第1のインタフェース部を非動作状態に切り替
    えることを特徴とする回線対応切替装置
  2. 【請求項2】 第1の伝送回線を収容する第1の回線対
    応手段と、第2の伝送回線を収容する第2の回線対応手
    段とを備え、いずれか一方の伝送回線及び回線対応手段
    が現用系として動作し、他方が予備系として動作し、外
    部装置からの制御又は回線対応手段の判断によって現用
    系の伝送回線及び回線対応手段と、予備系の伝送回線及
    び回線対応手段との対応関係が切り替えられる回線対応
    切替装置であって、上記第1の回線対応手段は、第1の
    伝送回線を収容する第1のインタフェース部と、この第
    1のインタフェース部で収容した第1の伝送回線の主信
    号を処理して出力する第1の処理部と、上記外部装置か
    らの命令又は状況判断によって上記第1のインタフェー
    ス部及び上記第1の処理部を制御すると共に、第2の回
    線対応手段を切替制御する第1の切替制御部とを備え、
    上記第2の回線対応手段は、上記第2の伝送回線を収容
    する第2のインタフェース部と、この第2のインタフェ
    ース部で収容した第2の伝送回線の主信号を処理して出
    力する第2の処理部と、上記外部装置からの命令又は状
    況判断によって上記第2のインタフェース部及び第2の
    処理部を制御すると共に、上記第1の回線対応手段を切
    替制御する第2の切替制御部とを備える回線対応切替装
    置において、 上記第1の回線対応手段の第1のインタフェース部から
    第1の処理部までの経路と、上記第2の回線対応手段の
    第2のインタフェース部から第2の処理部までの経路と
    の間に、上記両方の回線対応手段間を接続するための主
    信号交差接続手段若しくは主信号交絡接続手段を介在さ
    せ、 予め第1の伝送回線及び第1の回線対応手段を現用系と
    して動作状態にし、第2の伝送回線及び第2の回線対応
    手段を予備系として非動作状態にしているときに、これ
    らの状態から現用系及び予備系の上記回線対応手段の切
    り替えを行う場合には、外部装置からの命令によって上
    記第1の回線対応手段の第1のインタフェース部を動作
    状態にさせたままで、第1の切替制御部及び第1の処理
    部を非動作状態にさせ、第2の回線対応手段の第2のイ
    ンタフェース部を非動作状態にさせたままで上記第2の
    処理部及び第2の切替制御部を動作状態に切り替えるこ
    とを特徴とする回線対応切替装置。
  3. 【請求項3】 更に、第1の回線対応手段に第1の回線
    終端部を備え、第2の回線手段にも第2の回線終端部を
    備え、現用系及び予備系の上記回線対応手段の切り替え
    を行う場合には、外部装置からの命令によって上記第2
    の処理部と第2の切替制御部とに連動して第2の回線終
    端部も動作状態にさせることを特徴とする請求項2記載
    の回線対応切替装置。
  4. 【請求項4】 第1の局及び第2の局のそれぞれに、請
    求項1〜3のいずれかに記載の回線対応切替装置を備え
    る回線対応切替システムであって、 予め上記第1の局及び第2の局の第1の伝送回線と第1
    の回線対応手段とを現用系として動作状態にし、第2の
    伝送回線及び第2の回線対応手段を予備系として非動作
    状態にしているときに、これらの状態から現用系及び予
    備系の伝送回線系統の切り替えを行う場合には、 上記第1の局の第1の回線対応手段の第1の切替制御部
    は、上記第2の局の第2の回線対応手段の第2のインタ
    フェース部に対して切替要求信号を与えて第2のインタ
    フェース部を動作状態にさせると共に、上記第2の局の
    第1の回線対応手段の第1のインタフェース部を非動作
    状態にさせ、これらの状態切替が完了すると上記第1の
    局の第1の回線対応手段の第1のインタフェース部を非
    動作状態にさせると共に第2の回線対応手段の第2のイ
    ンタフェース部を動作状態にさせ、 上記第1の局及び第2の局の、第2の伝送回線と第2の
    インタフェース部とを現用系の伝送回線系統とするよう
    に伝送回線系統の切り替へを行うことを特徴とする回線
    対応切替システム。
  5. 【請求項5】 上記伝送回線はSDH回線であり、上記
    インタフェース部はSDHインタフェース回路であり、
    上記処理部はセル処理回路であり、このセル処理回路で
    処理したセルをセルスイッチに与えることを特徴とする
    請求項4記載の回線対応切替システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102009024917A1 (de) 2008-06-20 2010-01-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi Schaltsteuereinrichtung für ein kontinuirlich veränderbares Getriebe sowie Verfahren zur Bestimmung, ob die Schaltsteuereinrichtung normal arbeitet
JP2012023664A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Nec Corp 冗長ペア、信号伝送方法およびプログラム

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