JPH09231764A - バーストカウンタ回路及びその動作方法 - Google Patents

バーストカウンタ回路及びその動作方法

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JPH09231764A
JPH09231764A JP9005659A JP565997A JPH09231764A JP H09231764 A JPH09231764 A JP H09231764A JP 9005659 A JP9005659 A JP 9005659A JP 565997 A JP565997 A JP 565997A JP H09231764 A JPH09231764 A JP H09231764A
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address
circuit
column
slave latch
latch
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JP9005659A
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エイ. ライシンガー マーク
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STMicroelectronics lnc USA
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SGS Thomson Microelectronics Inc
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1015Read-write modes for single port memories, i.e. having either a random port or a serial port
    • G11C7/1018Serial bit line access mode, e.g. using bit line address shift registers, bit line address counters, bit line burst counters

Landscapes

  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 回路動作を高速化させる。 【解決手段】 デコードされたアドレス信号を格納する
スレーブラッチ102の出力は、列選択信号であり、カ
ウンタとして接続されているスレーブラッチ回路の形態
に構成される。スレーブラッチ102の各々は、レジス
タとして取扱われ、4個のスレーブラッチが結合され
て、スレーブラッチ回路がクロック動作される場合に、
逐次的なアドレスがカウントアップ又はカウントダウン
で選択されることを可能としている。更に、バーストカ
ウンタ制御回路30がカウンタを選択的に制御してイン
ターリーブモード又はカウントアップモードでカウント
を発生させる。アドレスの最小桁ビットは、バースト制
御回路内に格納され、インターリーブモードで動作する
場合に、カウントがアップカウントであるべきか、又は
ダウンカウントであるべきかを表わす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーストカウンタ
回路及びその動作方法に関するものであって、更に詳細
には、マスターラッチがアドレス情報を格納し且つスレ
ーブラッチがデコードしたアドレス情報を格納すると共
に列選択信号を出力するバーストカウンタ回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】同期型バーストSRAMがよりポピュラ
ーなものとなると、性能を改善するための市場からの圧
力が増加する。性能増加の一部はデータのパイプライン
化により得られている。データのパイプライン化はデー
タをユーザへ供給する速度を増加させるが、それは、サ
イクル時間の速度を増加させるものではなく、又メモリ
アレイ内の特定のアドレス内へ又はそれからデータを取
るために必要とする全体的な時間を短縮させるものでは
ない。
【0003】データをメモリから読出す速度を増加させ
る1つの公知の技術は、新たなアドレスを入力すること
を必要とすることなしにクロックの制御下において入力
及びメモリアドレスをインクリメントさせるバーストカ
ウンタを使用することである。前のバーストSRAM
は、アドレス信号がアドレスデコーダ回路へ入力される
前にアドレス信号を操作するバーストカウンタを使用し
ていた。従来技術においては、バーストカウンタの出力
はアドレスデコーダへパスされていた。このタイプのバ
ーストカウンタは、メモリコアに対して又は同期型デコ
ーダに対して何等顕著な変化を必要とすることなしに、
既存の同期型構成のものの前部へ容易に取付けることが
可能なものである。この技術を使用して、メモリは行及
び列を選択するために公知で且つ信頼性のあるデコーダ
回路を使用することが可能である。このアプローチの1
つの欠点は、全てのアドレス遷移がデコーダを介して伝
搬せねばならないということである。デコータを介して
アドレス信号が伝搬することの可能な速度はより高速な
サイクル時間における制限的要因となる場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、改良したバーストカウンタ回路及びその動
作方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の原理によれば、
入力アドレス情報がラッチ内に格納される前に可及的に
アドレス選択経路の下流側に伝搬される。列アドレスが
入力バッファへ提供される。該列アドレスはマスターラ
ッチ回路内に保持される。該列アドレスは、更に、アド
レスプレデコーダ及びアドレスデコーダを介して伝搬
し、デコードされたアドレス信号を与える。デコードさ
れたアドレス信号は、新たなメモリ位置へアクセスする
ためにバーストカウンタによって直接的にクロック動作
され且つ操作される。従って、メモリアレイ内の付加的
な列へアクセスする前にデコーダを介して新たなアドレ
ス位置を伝搬させる時間が節約される。本回路は、新た
なアドレス情報を供給し且つデコーダを介して伝搬させ
るよりも一層高速でデータを書込むか又はそれからデー
タを読み取るためにメモリ内の個々の位置をアクセスす
ることを可能としている。
【0006】好適実施例においては、デコードされたア
ドレス信号がスレーブラッチ内に格納される。該スレー
ブラッチの出力は列選択信号である。該スレーブラッチ
はカウンタとして接続されているスレーブラッチ回路の
形態に構成されている。該スレーブラッチの各々はレジ
スタとして取扱われ且つ4個のスレーブラッチを結合さ
せて該スレーブラッチ回路がクロック動作される場合に
逐次的なアドレスをカウントアップ又はカウントダウン
の形態で選択することを可能とする。更に、バーストカ
ウンタ制御回路が該カウンタを選択的に制御してインタ
ーリーブモード又はカウントアップモードにおいてカウ
ントを発生する。該アドレスの最小桁ビットはバースト
制御回路内に格納され、インターリーブモードで動作す
る場合に該カウントがアップカウントであるべきか又は
ダウントカウントであるべきかを表わす。
【0007】本発明の効果としては、新たなアドレスク
ロックをバーストインクリメントカウンタクロックと同
時に活性化させることは必要ではなく且つ新たなアドレ
ス情報がチップへ供給されるものではないということで
ある。このことは新たな列選択信号が極めて高速でメモ
リ内へクロック動作されることを可能とし、信号が種々
のアドレスバッファ及びデコード回路を介して伝搬する
のに必要な時間を待機することなしに、逐次的に列ビッ
ト線をアクセスすることが可能である程度に迅速に行な
うことを可能としている。この技術を使用した場合に
は、バーストカウンタ制御下で動作する場合に、アドレ
ス入力セットアップと関連するサイクル時間は回避され
る。
【0008】本発明の1つの利点は、選択回路がデータ
の書込又はデータの読取のいずれかを可能とするという
ことである。スタート即ち最初の書込アドレスを選択
し、次いで内部バースト制御回路の制御下において多数
のアドレスを逐次的に書込むことによって、データを極
めて高速で書込むことが可能である。更に、データは、
バースト制御回路の制御下において逐次的に夫々の位置
から読出すことが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はメモリアレイ52を有する
メモリ装置50を示している。メモリアレイ52は複数
個のメモリアレイブロック54へ細分化されている。該
メモリアレイは設計に従って所望数のメモリアレイブロ
ックへ細分化されている。例えば、8個のブロック、9
個のブロック又は16個のブロックとすることがアレイ
ブロックの一般的な数である。一実施例においては、図
1に示したように、32個のメモリアレイブロック54
が設けられている。これら32個のブロックは4個の象
限へグループ化されており、各象限は8個のブロックを
有している。メモリ装置50上には4個の象限が存在し
ている。
【0010】各メモリアレイブロック54と関連して夫
々のブロック入力/出力回路56及びワード線駆動回路
58が設けられている。一実施例においては、2個のメ
モリブロックに対するワード線駆動回路58が2個の隣
接するメモリブロック54の間の単一領域内に位置され
ている。一方、それは装置50の中央又は周辺領域内に
位置させることも可能である。該アレイ内のセルへアク
セスするためのその他の回路、例えば行及び列デコー
ダ、入力/出力バッファ及びセンスアンプが、ブロック
I/O回路56、装置50上の中央領域60及び62及
びその他の部分内に必要に応じて位置されている。デー
タ入力/出力ピン、電圧供給線、アドレス線及びメモリ
装置50にとって必要なその他の電気的接続のために、
チップの周辺領域に複数個のボンディングパッド64が
設けられている。
【0011】図2及び3はメモリ装置50上に存在する
種々の回路に対するブロック図を示している。メモリア
レイ54の各ブロックはその個別的なブロックに対しデ
ータを供給し且つそれからデータを受取るための回路が
設けられている。一実施例においては、図2及び3の回
路は各ブロック54に対して設けられており、従って単
一の装置50上に32個のこのような回路が設けられて
いる。一方、当業者にとって明らかなように、2個のブ
ロック50の間で共用することの可能な回路の場合に
は、単に16個のこのような回路が必要とされるに過ぎ
ない。一実施例においては、メモリ装置50は同時的に
32ビットのデータを受取ることが可能であり且つ同時
的に32ビットのデータを出力することが可能である。
従って、32ビットのデータを同時的に入力及び出力す
ることを必要とする全ての回路が設けられており、例え
ば32個の入力/出力バッファ等が設けられている。こ
れら32ビットは、32個のブロックの各々において1
個のメモリセルを同時的にアクセスすることによって与
えるか、又は、1つの象限内における1個のブロック内
において8個のメモリセルへアクセスし且つ各象限内に
おいて1個ずつ4個のブロックへ同時的にアクセスする
ことによって与えることが可能である。従って、図2及
び図3に示した回路は、メモリアレイ54の各個別的な
ブロックに対して設けられており、且つ1ビットバス、
8ビットバス、4ビットバス等を有することが可能であ
る。
【0012】図2に示したように、データ信号線27は
データを受取り且つデータを入力バッファ68へ供給す
る。データ入力バッファ68は信号線70上にデータ−
補元DC及び信号線72上にデータ−真DTを出力す
る。該入力バッファは図6Aを参照して更に詳細に説明
する。
【0013】書込ドライバ75はデータを受取り且つ信
号線書込ビット−補元WBC74及び書込ビット−真W
BT6上にデータを出力する。データ入力バッファも書
込まれたデータを出力バッファ98に対してライン97
上に出力する。
【0014】信号線WBC74及びWBT76は列選択
回路78へ入力を与える。列選択回路78は、メモリア
レイへの書込を行なうために、ビット線−補元BLC8
0及びビット線−真BLT82上にデータを出力する。
バーストカウンタ43はメモリアレイブロック54内の
特定のビット線をアドレスするために、列選択信号を直
接的に列選択回路78へ出力する。BLC線80及びB
LT線82は図3に示したようにメモリアレイブロック
54へ接続している。WBC及びWBT信号線74及び
76はリセット制御回路84へ接続しており、リセット
制御回路84は信号線リセット86及びリセット_(リ
セットP)88を出力する。
【0015】列選択回路78は図11を参照して更に詳
細に説明するようにメモリアレイブロック54へデータ
を書込み且つそれからデータを読み取る制御を行なうた
めの付加的な入力信号を受取る。
【0016】読取ビット−補元RBC90及び読取ビッ
ト−真RBT92信号線は列選択回路78からの出力を
受取り本回路が読取モードにある場合に読取ビットデー
タを担持する。RBC90及びRBT92はセンスアン
プ回路94へ入力を与え、センスアンプ回路94は当該
技術分野において公知の態様で読取データを検知すべく
動作する。
【0017】図3はメモリアレイブロック54と関連す
る付加的な回路のブロック図を示している。特に、アド
レスデコーダ102はアドレス情報を受取り且つアドレ
ス情報をワード線及びブロック選択ラッチ回路104へ
出力する。入力バッファ106、偶数/奇数行アドレス
ドライバ108、ワード線選択回路110を含む付加的
なアドレスデコード回路は該アドレスデコード回路の一
部である。該ワード線選択回路はローカルワード線ドラ
イバ回路112へ信号を供給し、ローカルワード線ドラ
イバ回路112は図3に示したようにメモリアレイブロ
ック54の個々のワード線を駆動するための信号を出力
する。理解されるように、列アドレスに対して適宜のア
ドレスデコーダ回路が設けられており、従って個々のメ
モリセルへアクセスすることが可能である。メモリ装置
50のテストを行なうことを可能とするためにテストモ
ード論理114も設けられている。当該技術分野におい
て公知の如く、図3のブロックに対して何らかの許容可
能な回路を使用することが可能である。
【0018】図2及び3に示したブロックの各々に対す
る詳細な回路は、このような機能を実現するために現在
使用可能な従来の回路を使用して実現することが可能で
ある。本発明の詳細な特徴は、図4A及び4Bを参照す
ることにより、且つ図5−13A及び13Bにおける本
発明を実施するために示した特定の詳細な回路を参照す
ることにより最もよく理解される。
【0019】1つの変形実施例によれば、図4Aに示し
た回路は、本発明の原理に基づいてバーストカウンタ回
路の異なる接続を与えるべく修正されている。列アドレ
ス入力バッファ10は、入力ピンから直接列アドレスを
受取る。列アドレス入力バッファ10はそのデータをO
UTCの記号を付した線12上に出力し、その線12は
列アドレスドライバ14へ入力を与える。列アドレスド
ライバは列アドレスバス12上に供給される各アドレス
に対応して真及び補元アドレス信号を発生する。これら
は、CAxTの記号を付した線18上の真列アドレス
x、及びCAxCの記号を付した線16上の補元列アド
レスxを包含している。本実施例においては、xは0乃
至3の数字である。何故ならば、1つのグループ内の1
6個の列を選択するためにデコードされる4個のアドレ
スが存在しているからである。列アドレス信号、真及び
補元、が列プレデコーダ20へ入力される。列アドレス
信号もバーストコントローラ30へ入力される。好適実
施例においては、特定の信号線18上においてX=0で
あり、それはバーストコントローラ30へ供給され、従
ってバーストコントローラ30は現在の列アドレスから
最小桁アドレスビットを受取る。この構成の詳細につい
ては図10を参照して説明する。バーストコントローラ
30はバーストカウンタ40を制御するために1つのグ
ループとして38として示した複数本の線上に多数の制
御信号を出力する。
【0020】列プレデコーダ20は線18及び16上の
信号を受取り且つライン22上においてYxの記号を付
した部分的にデコードされたアドレス情報を出力する。
この部分的にデコードされたアドレス情報は列デコーダ
24へ入力される。デコードされたアドレスデータは該
列デコーダによって線26上に出力され且つバーストカ
ウンタ40へ入力される。バーストカウンタ40は線1
30上に列選択信号を出力し、線130は列選択回路7
8へ入力を与える。図4Aに示したように、列選択回路
78は図2に示したものと同じである。
【0021】これは、図2にも示した線80及び82を
介してメモリアレイへデータを書込むか又はメモリアレ
イからデータを読取るためにアドレスが追従する経路で
ある。データがアレイから読取られると、それは読取ビ
ット−真線92及び読取ビット−補元線90上に出力さ
れセンスアンプ94によって検知される。
【0022】図4Aに示したようにバーストコントロー
ラ30は、列プレデコーダ20が列アドレス情報を受取
るのと同時的に列アドレスドライバ14から列アドレス
情報を直接受取るべく結合されている。バーストコント
ローラ30はバーストカウンタ40へ結合されたままで
ありバースタカウンタ40を制御するために線38上に
制御信号を発生するが、デコードされた列アドレス情報
を受取る代わりに、バーストコントローラは直接的に列
アドレス情報を受取る。更に、別の実施例においては、
図4Bを参照してより詳細に説明するように、バースト
コントローラはプレデコーダ20へ結合されており且つ
第一段階のプレデコードされたアドレス情報を受取る。
バーストコントローラは線22上で受取られるプレデコ
ードされた列アドレス情報Yxから元の列アドレス信号
を再確立するためのエンコーダ回路を有している。バー
ストコントローラは線38上に信号を出力して本明細書
においてより詳細に説明するようにバーストカウンタを
制御する。
【0023】更に別の実施例によれば、バーストコント
ローラ30は列デコーダ24からの出力を受取り且つイ
ンターリーブモードで動作している場合にインターリー
ブ方向を決定するために該信号を再コード化すべく結合
されている。
【0024】図4Bは本発明の1つの好適実施例の詳細
なブロック図である。列アドレス信号101が個々のア
ドレス線98上を入力バッファマスターラッチ回路10
3へ入力される。この入力バッファマスターラッチ回路
は多数のバッファ及びマスターラッチ回路104から構
成されており且つ図4Aの列アドレス入力バッファ10
によって表わされている。入力バッファ及びマスターラ
ッチ回路103の出力は列アドレスドライバ回路105
への入力であり、該回路105は個別的なドライバ10
6から構成されており且つ図4Aの列アドレスドライバ
14へ対応している。ドライバ105の列アドレスの出
力は列アドレスプレデコーダ回路107へ入力され、回
路107はプレデコーダ110から構成されており且つ
図4Aにおいて列プレデコーダ20としてブロック形態
で示されている。列アドレスプレデコーダ107の出力
は列アドレスデコーダ回路109への入力である。バー
ストコントローラ30は該列アドレスプレデコーダの出
力を受取る。列アドレスデコーダ回路109の出力は、
個々のデコーダ100からスレーブラッチ回路111へ
の入力である。スレーブラッチ回路111は図4Aにお
けるバーストカウンタ40内に設けられている。スレー
ブラッチ回路111は、該スレーブラッチ及び該列から
線130上に出力される複数個の列信号のうちの選択し
た1つの上に列選択信号130を出力する。これらの個
別的な列線は、従って、図2、4A、11の列選択線1
30に対応している。個々のスレーブラッチ102の各
々は線112によって隣接するスレーブラッチへ接続さ
れている。一番上のラッチ102は図示されているよう
に一番下のラッチ102と接続されている。
【0025】列アドレスプレデコーダ回路107の出力
は線104上のバーストコントローラ30への入力であ
り、且つバーストコントローラ30は、以下に詳細に説
明するように、例えマスターラッチ内のアドレスが変化
しない場合であっても、スレーブラッチの制御下におい
てメモリアレイ内の種々の列の選択を制御するために線
108を介してスレーブラッチ回路111へ信号を出力
する。
【0026】図4Bに示したように、列アドレス回路は
4個の個別的なアドレス信号98に対する回路を示して
おり、列アドレス101は全体として個々のアドレス信
号98から構成されている。図4Bに示したように、単
に4個の列アドレス信号が使用されているに過ぎない
が、別の実施例においては、16個のこのような個別的
な列アドレス信号が存在しており、且つ図4Bに示した
回路は別のメモリ装置50上に4倍設けられており16
ビットのバーストカウンタとすることを可能としてい
る。本回路において好適であるように4個のアドレスピ
ン又は複数個のピンであるバーストカウンタによって制
御される列アドレスの数に依存して、本回路が設けられ
ており且つ接続されており、且つ必要に応じて、単に1
2個のアドレスピン又はその他の数を有する何等かのメ
モリ装置がバーストカウンタによって制御される。
【0027】図5は図4Bの入力バッファ及びマスター
ラッチ回路103内の入力バッファ及びマスターラッチ
要素のうちの1つの詳細な概略図を示している。個々の
入力バッファ及びマスターラッチは、標準タイプのTT
L入力バッファ115を有しており、該バッファ115
は線117からの補元アドレス入力信号を線121を介
してインバータ119へ出力する。データが遅延され且
つ伝達ゲート123へ供給される。伝達ゲート123は
信号線KINT及びKINC上の内部クロックKによっ
てイネーブル(動作可能状態)又はディスエ−ブル(動
作不能状態)とされる。伝達ゲート123がイネーブル
されると、データがそのアドレス情報を保持するために
一対のインバータ126及び128を具備するマスター
ラッチ124へ転送される。内部クロックKが高状態で
あると、伝達ゲート125がイネーブルされてマスター
ラッチ内においてその論理レベルを維持する。マスター
ラッチ内の論理レベルの状態は、低状態へ移行するクロ
ックによって伝達ゲート123を介して新たなアドレス
データが積極的に挿入されるまで、変化することはな
い。列アドレスデータ補元出力がOUTCの記号を付し
た線131上に供給される。クロックKが高状態である
と、伝達ゲート123がディスエーブルされ且つ伝達ゲ
ート125がイネーブルされてマスターラッチ124内
のアドレス情報の変化を阻止し、一方クロックKは高状
態にある。
【0028】図6は4個の列アドレスのうちの1つに対
応する真及び補元列アドレス信号CAxC及びCAxT
の発生を示している。補元列アドレスデータは直列した
2個のインバータ138及び135によって入力端から
発生される。更に、真列アドレスデータは、伝達ゲート
143がイネーブルされた場合に、インバータ141を
介してパスされることによる信号CAxTとして線13
9上へ出力される。FOFFB及びFONと記号の付け
た書込ドライバへの残りの入力は、メモリ装置50のあ
るテストを実施する場合に信号を供給し且つ通常の回路
動作期間中における列アドレス信号のパス即ち通過に関
するものではなく、従ってその詳細な説明は割愛する。
【0029】図7はプレデコーダ回路の一実施例のブロ
ック図を示している。プレデコーダ回路の構成及び動作
は当該技術分野において公知であり従って詳細な説明は
割愛する。図7におけるA1及びA2の記号を付した2
個の異なるアドレスドライバ回路からのアドレス入力デ
ータは図6からの2つのアドレスビットに対するCAx
T又はCAxCに対応している。アドレス入力は、夫
々、線137及び147を介してプレデコーダへ供給さ
れる。プレデコーダ回路の出力は線151上における第
一段階のプレデコードされた(即ち、予備的にデコード
された)信号を有している。好適には、ここには示して
いないが、アドレス入力信号のその他の部分をプレデコ
ードするために第2組のプレデコーダ回路が使用され
る。一方、1個又はそれ以上のプレデコーダ回路の代わ
りに列アドレスデコーダ回路を使用することが可能であ
る。然しながら、デコーダ回路の前に1段又は2段のプ
レデコーダを使用することは、通常、個々の列を選択す
るために必要な回路を簡単化させる。
【0030】図8は本発明の原理に基づいて構成された
列アドレスデコーダ100及びスレーブラッチ102の
詳細な概略図である。信号YAが端子150へ入力され
且つ信号YBが端子152へ入力される。これらは夫々
の信号線22上でプレデコーダ回路20によって出力さ
れたアドレス信号である。デコーダ回路100は列アド
レス信号のデコード動作を完了し且つデコードした列ア
ドレス信号をノード154においてインバータ156の
出力として供給する。デコードされたアドレス信号は、
伝達ゲート158がディスエーブルされている間に、ノ
ード154において保持される。アドレスクロックsk
LBAyCが低状態へ移行し且つクロックskLBAy
Tが高状態へ移行すると、伝達ゲート158はイネーブ
ルされ、そのことはデコードされた列アドレス信号をラ
ッチ回路102の入力端へ通過させノード160におい
て格納させる。デコードされたアドレス情報がノード1
60に格納された後に、伝達ゲート158がディスエー
ブルされ、従ってデコードされたアドレス情報の状態
は、線150及び152上のアドレス入力YA及びYB
が例え変化された場合であっても、変化させることは不
可能である。
【0031】アドレスデコーダ100は単純なアドレス
デコーダであり且つ線150及び152上の信号がデコ
ーダ100へ供給される前にプレデコーダ段を有すると
いう利点を有している。別の実施例においては、デコー
ダ回路100は、単一のデコード回路においてアドレス
情報の完全なデコード動作を行なうより複雑な回路であ
る。理解されるように、ここに示したものの代わりに何
等かの許容可能なデコード回路を使用することも可能で
ある。
【0032】入力レジスタのスレーブラッチ102は、
ノード154からデコードされたアドレスバッファ15
6によって駆動されるCMOS伝達ゲート158から構
成されている。この伝達ゲートは、クロックが伝達ゲー
ト158をイネーブルさせる場合にのみ新たなアドレス
データの伝搬を可能とさせる相補的クロックskLBA
yT及びskLBAyCによって制御される。交差結合
されたインバータ164及び168がノード160にお
いて該伝達ゲートの出力端へ接続しており、デコードし
たアドレス信号を新たなアドレスクロックskLBAy
の遷移間に格納する。大型のインバータ170がノード
166において該ラッチの出力端へ結合しており且つ列
線130を駆動して列選択信号を供給する。
【0033】ラッチ回路102の1出力としてキャリー
回路172が結合されている。このキャリー回路は伝達
ゲート162と交差結合したインバータ174及び17
6とから構成されている。該キャリー回路の出力は線1
12上に供給され且つ以下により詳細に説明するように
両側における隣接したスレーブラッチへ接続している。
【0034】伝達ゲート162はクロックskLCAt
及びskLCAcの制御によってイネーブルされ且つデ
ィスエーブルされる。クロックskLCAtが低状態で
ある場合には、伝達ゲート162はイネーブルされて新
たなキャリービットデータをマスターキャリーラッチ1
72へ供給し且つそれをCARRY信号線112上に配
置させる。キャリー情報がCARRY線112上に保持
された後に、キャリークロックskLCAt及びその補
元であるskLCAcが伝達ゲート162をディスエー
ブルさせ、従って該データはCARRY信号線112上
で不変のままとなる。マスターラッチ回路172が該デ
ータを保持するので、該データは伝達ゲート162が再
度イネーブルされるまでこの状態に保持される。
【0035】例えばインバータ156,170,17
4,164等の種々の駆動バッファは、それらが接続さ
れている回路を駆動するための適宜の寸法のものに構成
されている。理解されるように、駆動バッファ170は
列選択回路を駆動するのでかなり大型の寸法に構成され
ている。一実施例においては、ドライバ170はW/L
比が192であるPチャンネルトランジスタとW/L比
が128であるNチャンネルトランジスタを有してい
る。勿論、特定の回路形態にとって適切であるようにそ
の他の寸法をドライバ回路170に対して使用すること
も可能である。
【0036】好適なことであるが、スレーブラッチ10
2内に格納された情報の状態は、アドレス入力クロック
ではなくクロック回路の制御下で変化させることが可能
である。特に、スレーブラッチ102を駆動するための
クロックはアドレスクロックskLBAyよりもかなり
高速で動作することが可能であり、従って以下に更に詳
細に説明するように、列アドレスクロックskLBAy
の制御下において列アドレス入力バッファから新たな列
アドレスが供給されるよりもより高速で新たな列選択線
を与えることが可能である。
【0037】キャリーアップ信号線CRYUP114が
現在のスレーブラッチ下側の次の隣接するスレーブラッ
チ102のキャリー信号へ結合している。更に、キャリ
ーダウン信号線120が現在のスレーブラッチ102の
直上の次の隣接するラッチの出力キャリー線112へ結
合している。従って、キャリーアップ線114上におい
て信号が受取られると、それはすぐ下側のスレーブラッ
チから上方向へ転送される。同様に、信号がキャリー線
120上で受取られると、それはすぐ上側のスレーブラ
ッチから受取られ、従って該信号はキャリーダウンされ
る。
【0038】キャリーアップ又はキャリーダウン線のい
ずれかの上での新たな列選択情報の入力を制御するため
のタイミングは、バーストコントローラ30からのキャ
リーアップ及びキャリーダウンクロックによって制御さ
れる。キャリーアップクロックはskUpC及びskU
pTの符号を付けた信号線116及び118へ接続され
る。これらの信号線は伝達ゲート136へ接続してい
る。キャリーアップクロックがイネーブルされると、s
kUpCが低状態へ移行し、そのことは伝達ゲート13
6をイネーブルさせ、線114上のデコードされたアド
レス情報信号をノード160へ配置させる。新たなデコ
ードされたアドレス情報がノード160へ書込まれる
と、データの状態がノード166において変化し、従っ
て新たなデコードされたアドレス情報がノード166に
格納され且つドライバ170を介して列線130へ出力
される。インバータ168は通常、小型の駆動トランジ
スタから構成されたウイークキーパー(weak ke
eper)ラッチであり、従ってノード160に格納さ
れたデータはキャリーアップ線114からの新たなデー
タの積極的なアサーション即ち働きかけ(活性化)によ
り容易に上書きすることが可能である。
【0039】同様の態様で、デコードしたアドレス情報
を、次の隣接するカウンタ302内のマスターラッチ1
72からキャリーダウン線120上に供給することが可
能である。該キャリーダウン線はキャリーダウンクロッ
クskDnC及びskDnTによってイネーブルされ
る。クロックskDnCが低状態である場合には、伝達
ゲート132がイネーブルされて、デコードされた列ア
ドレス情報を上側のスレーブラッチ102から現在のス
レーブラッチ102へ転送しノード160において格納
させる。
【0040】理解されるように、動作可能となるもので
はない。そうではなく、アップクロック又はダウンクロ
ックのいずれかが、以下に詳細に説明するように、バー
ストコントローラ回路の制御下においてインターリーブ
パターンのタイプに依存してイネーブルされる。
【0041】好適なことであるが、キャリー転送クロッ
クskLCAは、その真及び補元形態の両方において、
マスターアドレスクロックskLBAyが非導通状態に
ある間にクロック動作される。同様に、アップクロック
skUp又はダウンクロックskDnのいずれかが活性
化されると、アドレスクロックskLBAyはノード1
60内に格納されるべきデコードされたアドレス情報の
間での競合を回避するために活性状態となるものではな
い。バースト制御回路はこれらのクロックを制御して、
バーストコントローラに関して図示し且つ説明するよう
に、これらの4個の異なるクロック回路の間での競合が
発生することがないことを確保している。更に、全ての
クロックはパルス形状であり更に競合問題を回避してい
る。反転されたクロックはフィードスルー問題を回避す
るために互いにマッチされている。従って、バースト制
御クロックskLCAは真であり且つ相補的なクロック
はフィードスルー問題を回避するためにマッチされてお
り且つパルス形状である。skUpクロック及びskD
nクロックの真及び補元信号もマッチされた形態で供給
される。
【0042】クリーンで且つ問題のない動作を確保する
ために、キャリークロックskLCAは、伝達ゲート1
32又は136がイネーブルされている間は、伝達ゲー
ト162をイネーブルすることは不可能である。該クロ
ックはそれらが常に反対の状態、即ち、夫々、導通状態
及び非導通状態にあるように伝達ゲートを制御すること
を確保している。キャリークロックskLCAは、伝達
ゲート132及び136がディスエーブルされている間
に、前のアドレス情報をマスターラッチ172へ転送す
ることを可能とする。伝達ゲート162がディスエーブ
ルされると、シフトレジスタとして作用するカウンタ4
0に対する動作モードに依存して、ゲート132又は1
36をイネーブルさせることが可能である。
【0043】図9はバーストカウンタ40を形成するた
めに1個のカウンタ302を次の隣接するカウンタ30
2への接続状態を示した4個のカウンタブロック302
を示している。図示した入力端子はデコーダ100及び
ラッチ102に関して図8において示した端子と正確に
対応している。
【0044】ブロック302内に示した各カウンタ内
に、デコーダ100とスレーブラッチ102とが設けら
れている。それらは、1個のブロックがバーストカウン
タ40であるので、個別的にカウンタ302として呼称
する。理解されるように、ある構成においては、デコー
ダ100は別個のブロック内に存在しており且つ実際に
チップ上の異なる位置に設けることが可能である。説明
の便宜上、それらは単一のカウンタブロック302内に
示してある。好適には、デコーダ100がアドレス入力
ピンへより近接して位置される場合があったとしても、
スレーブラッチ102は可及的に列選択線へ近接して位
置される。
【0045】この好適実施例においては、2つの回路が
互いに近接して位置されており、それらは両方とも列選
択回路へ近接して位置されており、可及的に短い時間で
直接的に列選択線を駆動し且つバーストカウンタ回路4
0を構成している。別の実施例においては、スレーブラ
ッチ102が列選択線のすぐ近くで同一の位置に位置さ
れているが、デコーダは異なる論理ブロック内において
離れて位置されている。
【0046】カウンタブロック302はデコーダ回路と
スレーブラッチ回路の両方を有しているので、入力端
は、アドレスクロック信号及びバーストクロック信号を
受取ると共にアドレス情報を受取る。理解されるよう
に、各カウンタ302は端子YA,YB,skLBAy
C,skLBAyT,skLCAc,skLCAt上に
おける入力信号を受取る。
【0047】図9に示したように、プレデコードしたア
ドレス情報が列アドレスプレデコーダ107から一群の
線104上に供給される。プレデコードされたアドレス
情報は線104上に供給され且つカウンタ回路302の
各々へ入力される。理解されるように、4個のカウンタ
回路302の4組のグループが存在しており、それによ
って全部で16個のカウンタ回路302を形成してお
り、各メモリブロク内の16個の列選択信号の各々を駆
動するために16個の列出力線130を与えている。ア
ドレス制御クロック信号、及びバーストカウンタ制御ク
ロック信号が線108を介してカウンタ302へ入力さ
れる。アップ及びダウンクロックカウンタ信号もカウン
ト方向を制御するためにカウンタ302へ入力される。
【0048】図9の接続状態を検討することによって理
解されるように、各カウンタ302からの各CARRY
線112が次の隣接した上側及び下側のカウンタ回路3
02へ結合している。このことは、デコードしたアドレ
ス情報を隣接するカウンタブロック302へ供給し、従
ってカウントアップ又はカウントダウンのいずれかのパ
ターンを追従することが可能である。一番上側のカウン
タ302からのCARRY信号はキャリーアップ動作を
実行するために一番下側のカウンタ回路302へラップ
アラウンドし、且つキャリーアップ動作を実行するため
に一番下側の回路302から一番上側の回路302へラ
ップアラウンドする。
【0049】図10は、図4A及び4Bに示したよう
に、バーストコントローラ30の構造及び動作を示して
いる。本発明に基づくバーストRAMは、カウントアッ
プ又はカウントダウンの方向を制御する能力を有してい
る。それは、更に、アドレス入力の状態に基づいてカウ
ント動作がアップ方向に進むべきであるか又はダウン方
向に進むべきであるかを検知する能力を有している。従
って、それはインターリーブモードか又はリニアモード
のいずれかで動作することが可能である。カウントがア
ップ方向に進むべきである場合には、相補的なクロック
skUpT及びskUpCが適切なタイミングシーケン
スで導通状態とならねばならない。カウントがダウン方
向に進むべきである場合には、相補的なクロックskD
nT及びskDnCがイネーブルされる。信号CRYU
P及びCRYDNは下側のセル内のキャリー信号から及
び上側のセル内のキャリー信号から夫々やってくる。バ
ーストコントローラ30はカウント方向を決定し且つア
ップカウンタクロックか又はダウンカウンタクロックの
いずれかを活性化させ、それらの両方を活性化させるこ
とはない。
【0050】図10に示したように、バーストコントロ
ーラ30は、アドレスエンコーダ回路310を有してお
り、それは、本実施例においては、NORゲート312
を有している。NORゲート312は線104を介して
プレデコードされたアドレス情報を受取る。図示した実
施例においては、バーストコントローラ30は各アドレ
スから最小アドレスビットを受取るが、別の実施例にお
いては、それがクロックの方向を制御するためにデコー
ドされるべき最大桁ビット又はその他のビットを受取る
ことが可能である。然しながら、本発明の好適実施例に
よれば、以下に説明するように、クロックがアップ方向
か又はダウン方向のいずれかに進行するかを制御するた
めに最小桁ビットの状態を使用する。
【0051】NORゲート312はプレデコードしたア
ドレス信号をエンコードさせて、再度、ノード314に
おいて最小桁ビットA0を得る。この最小桁ビット情報
はインバータ318を介してノード316へ転送され
る。線36上の新たなアドレスクロックのクロック動作
によって、伝達ゲート320が導通状態となり最小桁ビ
ット列アドレスをラッチ322内へ配置させ且つノード
324内へ格納させる。ラッチ322はインバータ32
6とインバータ328とから構成されている。
【0052】次いで、該最小桁アドレスビットは、爾後
のカウントステップ期間中に選択的動作モードに対する
バーストカウンタの動作を制御するためにノード325
に格納される。ラッチ322の出力はNANDゲート3
30へ供給される。該NANDゲートへの他の入力は線
32を介して与えられ、それはバーストコントローラ3
0がカウントを強制的にアップモードとさせるか又はダ
ウンモードとさせるかを表示するCMODE信号であ
る。線32上の信号は図示したピンLBOから派生され
且つそれについて後により詳細に説明する。信号CMO
DEが低状態であると、NANDゲート330の出力は
強制的に高状態とされる。NANDゲート330の出力
を強制的にノード334において高状態とさせること
は、バーストカウンタが常にアップ方向にカウントする
ことを強制させる。このことはアップクロックのSiK
upc及びskUpCをイネーブルさせ、従って各イン
クリメントされたアカウントはアップ方向にある。それ
は、更にダウンクロックのskDnT及びskDnCを
ディスエーブルさせ、従ってダウン方向におけるカウン
ト動作が発生することはない。このリニア動作モードは
例えばパワーPC,サイリックスM1,多数のモトロー
ラ社の製品,及びRISCプロセサ等のあるタイプのプ
ロセサに対して好適なモードであるとして指定されてい
る。従って、バーストカウンタは線32上のCMODE
信号の制御によってリニアバーストモードとさせること
が可能である。
【0053】表1に示したものは、リニアモードが選択
された場合のバーストカウンタに対するシーケンスであ
る。
【0054】
【表1】
【0055】上の表1を参照することによって理解され
るように、リニアバーストシーケンスは開始状態に拘ら
ずアドレスをアップカウント態様でインクリメントさせ
る。従って、ユーザはLBOピンの状態の制御によって
インターリーブ態様か又はリニア態様のいずれかでバー
ストアドレスを出力するかを選択的に制御することが可
能である。一方、市場におけるあるマイクロプロセサ
は、バーストモードシーケンスがインターリーブパター
ンであるべきであることを特定している。このグループ
のマイクロプロセサとしては、例えばペンチアム(Pe
ntium)、i486及びその他のインテル社の製品
等がある。CMODE信号が線32上において高状態で
ある場合には、バーストカウンタコントローラのカウン
トはインターリーブパターンにある。インターリーブパ
ターンでカウント動作を行なうことは本発明の顕著な利
点の1つであり、その場合に、ノード325に格納され
る最小桁アドレスビットA0が以下に説明するようにカ
ウントがアップ方向であるかダウン方向であるかを制御
する。
【0056】以下の表2はインターリーブバーストに対
するバーストカウンタアドレスシーケンスを示してい
る。この実施例においては、インターリーブバーストシ
ーケンスはLBO_を高状態に保持することによってイ
ネーブルされる。このことは線32上の信号を高状態と
させる。
【0057】
【表2】
【0058】上の表2に示したように、インターリーブ
バーストシーケンスが選択されると、外部アドレスA0
−A14がアドレス入力バッファへ入力される。信号A
2−A14がメモリアレイブロック及びその他のアドレ
ス情報の選択について説明したような態様でデコードさ
れる。最小桁の2つのビットもデコードされ且つ列選択
回路へ供給される。更に、最小桁ビットA0がエンコー
ドされ且つ前述したようにノード325に格納される。
バーストシーケンスが開始すると、表2に示したシーケ
ンスで列が選択される。即ち、2つの最小桁ビットが両
方とも0の開始アドレスである場合には、インターリー
ブパターンにしたがって、最後の2つのビットのカウン
トアップが実行され、各バーストサイクル上のアドレス
A0−A14の各新たなグループによって表わされるア
ドレスに対応する列へアクセスする。一方、開始2とし
て示した列において示したように最小桁ビットが1とし
て開始する場合には、インターリーブパターンにしたが
って、アドレスがダウン方向にインクリメントされ、従
って適宜の列選択信号が発生される。2つの最小桁ビッ
トに対するその他の可能性のある開始アドレスに対する
実効的なアドレス信号が表2において開始3及び開始4
として示してある。
【0059】図10に戻って説明すると、最小桁ビット
A0のアドレスが1であり、従ってNANDゲート33
0のノード325における入力が高状態である場合に
は、バーストカウンタはカウント動作をダウン方向に強
制する。即ち、NANDゲート330の出力は強制的に
低状態とされ、そのことはカウントダウンを行なうため
にダウンカウントクロックskDnをイネーブルさせ且
つアップカウントクロックskUpをディスエーブルさ
せる。同様に、ノード325に格納されるビットが、最
小桁アドレスビットが低状態であることに対応して、低
状態である場合には、NANDゲート330の出力は高
状態であり、そのことはカウンタを強制的にアップ方向
にカウントさせる。従って、インターリーブモードにお
いては、最小桁アドレスビットの状態、即ち0又は1の
いずれかが、カウンタがカウントアップするか又はカウ
ントダウンするかを制御する。理解されるように、カウ
ントアップ回路はNANDゲート336及び338を介
して制御され、一方カウントダウン回路はNANDゲー
ト340及び342を介して制御される。出力信号のイ
ネーブル動作は、線34上のバーストクロックskLC
Aによって制御され、それはいずれがNANDゲート3
30によってイネーブルされるかに依存して、夫々のア
ップカウントクロック及びダウンカウントクロッックの
発生のためにNANDゲート336,338,340,
342へ入力を供給する。
【0060】理解されるように、バーストクロックsk
LCAは外部ピンADVによって制御されるものであ
り、アドレス入力ピンに供給されたアドレスが変化しな
いものであったとしても、メモリ内の列へ直接的にアク
セスすることが可能である。バーストコントローラ30
は、外部アドレスから制御される場合よりも一層高速で
図11に示したような列選択回路を直接的に駆動するた
めに、カウンタ回路302内の夫々の列選択線において
変化を発生させることが可能である。更に、デコードさ
れたアドレス信号は格納されているので、各インクリメ
ントさせたアドレスをデコードすることは必要ではな
く、その代わりに、既にデコードされたアドレス情報
は、アドレスが変化しない場合であっても、あたかもそ
れが供給されたかのようにアドレスにおける2つの最小
桁ビットのインクリメント動作をシミュレートするパタ
ーンでインクリメントされる。
【0061】理解されるように、本発明の好適実施例に
おいては、バーストカウンタは書込サイクル期間中及び
読取サイクル期間中の両方において完全に動作状態にあ
る。従って、バーストコントローラ30によって制御さ
れて、バーストカウンタ40の制御下においてバースト
書込サイクルを使用してデータをメモリアレイへ書込む
ことが可能である。同様に、読取サイクル期間中にバー
ストカウンタを開始させ且つ逐次的なメモリ位置へアク
セスすることによってバーストカウンタ40の制御下に
おいてメモリアレイから非常に迅速にデータを読取るこ
とが可能である。
【0062】図示した本発明の実施例においては、アド
レスの2ビットカウンタが設けられており、従って4バ
ーストアドレスを得ることが可能である。別の実施例に
おいては、4個のピンを使用して16バーストアドレス
が得られる。本発明の回路が与えられると、同一の特徴
を使用して、16バーストアドレスを与える4ビットカ
ウンタ回路、32バーストアドレスを与える5ビットカ
ウンタ回路等を与えることが可能である。
【0063】図11は図2の列選択回路78の一実施例
の概略図である。一対のBLT82及びBLC線80に
対して1組の回路が示されており、残りの15対のBL
T及びBLC線に対しても同様の回路が設けられている
ことを理解すべきである。図示したように、回路78は
一対の活性負荷トランジスタ268及び270を有して
おり、それらは、活性化されると、関連するBLT及び
BLC線82及び80を電源端子272を介して電源電
圧VCCへ結合させる。平衡トランジスタ274がBL
T及びBLC線82及び80の間に結合されている。一
対の読取パスゲート、この場合にはトランジスタ138
及び134、が、夫々、BLT及びBLC線82及び8
0とRBT及びRBC線90及び92との間に結合され
ている。一対の書込パスゲート142及び144が、B
LT及びBLC線82及び80をWBT及びWBC線7
6及び74へ結合させている。NANDゲート136と
インバータ140とを有する列選択回路284は、端子
132を介して信号ISOを受取り、且つ対応する対の
BLT及びBLC線と関連する列選択バスからの列線を
受取る。例えば、本発明の1つの側面においては、Y=
15である。従って、WBT及びWBC線76及び74
へ結合させることの可能な16対のBLT/BLC線が
存在している。従って、図11に示した回路は16回複
製され、1個の回路は各BLT/BLC対に対してのも
のである。これら16個の複製された回路の各々は列選
択バスを形成する16本の線のうちの異なる1つへ結合
されている。従って、特定のメモリセルに対して書込が
行なわれるか又は読取が行なわれるべき場合には、対応
するBLT/BLC線対に関連する回路が、その列選択
線をして活性信号を担持させ、BLT及びBLC線を以
下に更に説明するように適宜の読取又は書込線へ結合さ
せる。
【0064】列選択回路78は、メモリアレイブロック
54へデータを書込み且つそれからデータを読取る両方
のために使用される。従って、回路74は、ISO及び
列選択信号130及び132の制御下においてビット線
BLT82及びBLC80上にデータを供給するための
入力信号WBT76及びWBC74を有している。理解
されるようにデータがアレイへ書込まれる場合には、デ
ータ−真が信号線WBT76上に供給され且つデータ−
補元が信号線WBC74上に供給される。データがデー
タバス線上に存在する間に、信号BLCC及びEQが高
状態に保持され、一方信号COL130及びISO13
2が高状態に保持される。NANDゲート136の出力
は低状態であり、読取制御トランジスタ138及び13
4をターンオンさせ且つインバータ140の出力は高状
態であって書込アクセストランジスタ142及び144
をターンオンさせる。従って、データはWBT76から
BLT82へパスされ且つWBC74からBLC80へ
パスされ、従ってデータは各個別的メモリセル内に格納
するために列線上に存在する。
【0065】動作について説明すると、読取又は書込サ
イクル期間中に、BLL_信号はアクティブ低となりB
LT及びBLC線をほぼVCCへプルアップさせる。
尚、本明細書において英文字記号の後に下線を付したも
のはその英文字記号の反転した信号であることを示して
いる。読取又は書込サイクルのいずれかの前に、BLE
Q_信号がアクティブ低となり、関連するBLT及びB
LC線を平衡化させる。次いで、BLL_信号がアクテ
ィブ低へ移行する前に、BLEQ_信号が非アクティブ
高へ移行する。又、読取又は書込サイクル期間中に、I
SO及び列選択信号の両方がアクティブ高へ移行して活
性化し、従って読取パスゲート286及び278及び書
込バスゲート142及び144の両方を閉成させる。こ
のような回路構成は、RBT及びRBC線85及び87
へ結合されているセンスアンプ94(図2)に対する別
個のパスゲートを設けることの必要性を取除いている。
書込サイクル期間中に、ISO信号は全体的な書込サイ
クル期間中アクティブ高に留まる。ISO信号は読取サ
イクルの初期的期間の間のみアクティブ高に留まり、次
いで非アクティブ低へ移行してディスエーブル、即ちパ
スゲート138,134,142,144の全てを開成
させる。このことはセンスアンプ94がデータ値が充分
にメモリセル内に格納されたことを検知した後にBLT
及びBLC線からセンスアンプ94を分離させる。従っ
て、BLT及びBLC線(及び、パスゲート280及び
282を介してセンスアンプへ結合されているWBT及
びWBC線58及び56)と関連する寄生容量がセンス
アンプの入力を形成するので、それはより迅速にその定
常状態値に到達することが可能である。
【0066】図2を参照すると、本発明の一側面におい
ては、ブロック読取/書込制御回路125が各メモリブ
ロックに対して別個のISO信号を発生する。従って、
全ての選択されていないメモリブロックに対して、IS
O信号は、読取及び書込サイクルの両方の期間中に非ア
クティブ低に留まり、選択されていないブロック内の列
選択回路78が電源から電流を引き出すことを防止す
る。本実施例においては、図1のメモリ装置54は32
個のメモリブロック54を有しており、その場合に各読
取又は書込サイクル期間中に4個のメモリブロック54
が選択され、従って32個のメモリブロック54の代わ
りに単に4個のメモリブロック54が読取又は書込サイ
クル期間中に電流を引出すに過ぎない。従って、本発明
のこのような側面においては、読取書込サイクル期間中
に電源から引出される電流は公知のメモリ装置によって
引出される電流の8分の1に過ぎない。このような電力
消費における著しい減少は、メモリ装置10を例えばメ
モリ装置10がバッテリにより駆動されるような低パワ
ー適用において使用することを可能としている。
【0067】図2の列選択回路78に対して特定の回路
が示されているが、同一の機能を達成するためにその他
の同様の回路を使用することも可能であることは勿論で
ある。例えば、PチャンネルトランジスタはNチャンネ
ルトランジスタとすることが可能であり、且つNチャン
ネルトランジスタはPチャンネルトランジスタとするこ
とが可能である。更に、NANDゲート136以外のゲ
ートを使用して列選択回路284を形成することが可能
である。
【0068】図12,13A,13Bは、本発明を組み
込んだメモリ装置50を含むシステムを示している。図
12はコンピュータシステム560内のメモリ50を示
している。該コンピュータシステムは、マイクロプロセ
サ及びその他の入力/出力装置を有している。好適実施
例においては、コンピュータシステム560は、例えば
インテル社、モトローラ社、IBM及びその他の会社に
よって販売されている32ビット高速マイクロプロセサ
を有している。該コンピュータシステムは、種々の入力
装置562及び出力装置564を接続させることが可能
である。ハードディスクドライブ、CD−ROM又はそ
の他のオフサイトの記録装置を含むことの可能な付加的
なデータ格納装置566もコンピュータシステム560
へ接続されている。本発明の高速書込メモリ装置50を
使用しているので、コンピュータシステム560はその
他の標準的なメモリ装置の場合に従来可能であったもの
よりも一層高速で書込及びその他の全ての動作を実行す
ることが可能である。
【0069】図13A及び13Bは本発明に基づくメモ
リ装置50の一実施例に対する付加的な使用態様を示し
ている。一実施例においては、メモリ装置52は32K
×32ビット同期型パイプラインバーストSRAMであ
って、それはBRAMとも呼ばれる。それはパイプライ
ン出力を有しており且つCMOSキャッシュバーストS
RAMとして動作することが可能である。
【0070】バースト動作は、ADSP_(プロセサア
ドレスステータス)又はADSC_(コントローラアド
レスステータス)のいずれかで開始させることが可能で
ある。バースト前進入力ADV_はBRAM内部におい
て次のバーストアドレスを発生させることを可能として
いる。
【0071】ADSP_が低状態である場合にオンチッ
プアドレスレジスタ内へクロック入力される外部アドレ
スを使用して、ADSC_又はBWE_に拘らずに、キ
ャッシュファースト読取サイクルはADSP_で開始さ
れる。全てのチップ選択は、バーストサイクルを開始さ
せるためにADSP_に対してアサート即ち活性化され
ねばならない。出力バッファは、BRAMが選択される
場合に、OE_によってイネーブルされる。装置が非選
択モードから選択モードへ移行する場合に、該装置が選
択され且つその出力は次のクロックサイクルでイネーブ
ルされる。読取動作においては、現在レジスタされたア
ドレスによってアクセスされたデータが、パイプライン
化された態様で次の上昇クロックエッジから使用可能で
ある。
【0072】ADV_入力は活性化されたADSx_を
サンプルするクロックエッジ上で無視されるが、全ての
爾後のクロックエッジ上でサンプルされる。アドレスは
各読取バーストアクセスに対してBRAMに対し内部的
にインクリメントされ、その場合にBWE_及びGW_
が高状態でサンプルされ、ADV_が低状態へ活性化さ
れ、両方のアドレスストローブは高状態である。データ
はクロック(K)の上昇から全ての出力(DQ0−3
1)に対してtKQにおいて常に有効である。
【0073】ADV_入力(バーストアドレス前進)は
バーストカウンタの制御を与える。ADV_入力は、バ
ーストサイクルの最初のデータが処理された後に、爾後
のバーストデータアクセスを制御する。ADV_がクロ
ック入力の上昇エッジにおいて爾後のバーストに対して
アクティブ低である場合には、バーストカウンタは次の
バーストアドレスへ前進される。アドレスは動作の前に
前進される。BRAMは、ADV_ピンが正のクロック
遷移期間中に高状態である場合に、アドレスバーストシ
ーケンスを停止させる。完全な内部バーストカウントが
完了すると、アドレスはその初期のベースアドレスへラ
ップアラウンドする。LBO_入力の論理状態が、該バ
ーストシーケンスを、インターリーブ(インテル社のバ
ーストの場合にはi486又はペンチアム(Pemti
um))又はその他のプロセサ(RISC,パワーP
C,サイリックスM1)に対してはリニアとして決定す
る。高状態又は低状態のいずれかであるLBO_信号の
状態は、図10のCMODE信号の状態を制御する。
【0074】書込サイクルは、BWE_をアサート即ち
活性化させる前に、出力をOE_でディスエーブルさせ
ることによって実行される。グローバル書込イネーブル
(GW_=低)は、BWE_の状態又は個々のバイト書
込選択入力に拘らずに32ビット全ての書込を行なう。
GW_が高状態である場合には、BWE_及び個々のバ
イト書込選択(BW1−4_)をアサート即ち活性化さ
せることによって1つ又はそれ以上のバイトを書込むこ
とが可能である。バイト書込テーブル(不図示)は、ど
のバイト書込選択がDQ0−31を制御するかをリスト
している。BWE_はADSP_低をサンプルする上昇
クロックエッジ上で無視されるが、全ての爾後の上昇ク
ロックエッジ上でサンプルされる。出力バッファは、B
WE_又はGW_が低状態にサンプルされた場合(OE
_とは独立的)、Kの後にディスエーブルされるtKQ
HZ。適切な書込動作が実行される場合には、データが
データ入力レジスタ内へクロック入力される。書込サイ
クルは内部的に自己同期されており、且つクロック入力
の上昇エッジによって開始される。書込バーストサイク
ルは、BWE_及びADV_が次の上昇クロックエッジ
において低状態でサンプルされた場合に、BRAM内部
でインクリメントされるアドレスで継続する。
【0075】図13A及び13Bに示したように接続さ
れたメモリ装置50の一実施例の場合には、読取又は書
込動作は、ADSP_の代わりにADSC_で開始させ
ることが可能である。これらの入力の違いは以下の通り
である。
【0076】(1)ADSC_でサイクルを開始させる
ためには、ADSC_が低状態にアサート即ち活性化さ
れた場合にADSP_は高状態でなければならない。
【0077】(2)全ての書込イネーブル信号は、AD
SC_低をサンプルする(ADSP_高で)正に向かう
クロックエッジ上でサンプルされる。
【0078】(3)CE1_が高状態である場合にはA
DSP_がブロックされる。メモリ装置50は、ADS
P_又はADSC_のいずれかで選択することが可能で
あるが、CE1_が高状態である場合にはADSC_で
非選択状態とされることが可能であるに過ぎない。
【0079】図13Aの装置は256KBキャッシュS
RAMを与えるために、ペンチアム(Pemteum)
プロセサへ接続された2個のメモリ装置50を有してい
る。キャッシュコントローラ572と共に動作するペン
チアムチップ570は、メモリ装置50の各々から完全
な32ビットの読取/書込アクセスを有することが可能
である。メモリ装置50は、内部的に自己同期型の高速
書込を有しており、従って、ペンチアム570及びキャ
ッシュコントローラ572の制御下において夫々のメモ
リ装置へ高速で書込を行なうことを可能としている。
【0080】図13Bは付加的なデータ格納及びバース
ト動作可能性を与えるために、ペンチアム570及びキ
ャッシュコントローラ572へ接続した4個のメモリ装
置50を有する512KBキャッシュを有するコンピュ
ータシステムを示している。従って、メモリ装置50
は、図13Aに示したように、単に2つの装置を使用す
ることにより32K×64ビットバースト可能L2デー
タキャッシュSRAMアレイ(256Kバイト)を構築
するためのアーキテクチュアを提供している。512K
バイトキャッシュを供給するために4個の装置が使用さ
れており、この点に関しては図13Bを参照すると良
い。メモリ装置50は簡単な深さ拡張のために3個のチ
ップイネーブルを有している。これらのチップイネーブ
ルは、512Kバイトデュアルバンクキャッシュ形態を
実現する場合の競合のない動作を可能とさせるために整
合されている。
【0081】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。例えば、本発明の一実施例はSRAMメモリ装置を
有している。同様の機能を達成する任意の等価な回路を
使用することが可能であり且つ本明細書に記載したもの
に対して置換させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 メモリアレイを有するメモリ装置を示した概
略図。
【図2】 図1のメモリ装置上の種々の回路を示した概
略ブロック図。
【図3】 図1の装置上の付加的な回路を示した概略ブ
ロック図。
【図4A】 本発明の原理に基づく第一実施例を示した
概略ブロック図。
【図4B】 本発明の原理に基づく第二実施例を示した
より詳細な概略ブロック図。
【図5】 図4Bの入力バッファ及びマスターラッチの
詳細な概略回路図。
【図6】 図4Bの列アドレスドライバの詳細な回路を
示した概略図。
【図7】 図4Bの列アドレスプレデコーダの詳細な回
路を示した概略図。
【図8】 図4Bに示したような列アドレスデコーダ及
びスレーブラッチの詳細な回路を示した概略図。
【図9】 互いに結合された4個のスレーブラッチを有
するスレーブラッチ回路の概略ブロック図。
【図10】 図4Aの実施例に示したタイプのバースト
コントローラの詳細な概略図。
【図11】 図4Aに示したような列選択回路の詳細を
示した概略図。
【図12】 本発明に基づくシステムの概略ブロック
図。
【図13A】 本発明を使用したシステムの一実施例を
示した概略ブロック図。
【図13B】 本発明を使用したシステムの別の実施例
を示した概略ブロック図。
【符号の説明】
10 列アドレス入力バッファ 14 列アドレスドライバ 20 列プレデコーダ 24 列デコーダ 30 バーストコントローラ 40 バーストカウンタ 78 列選択 94 センスアンプ 98 アドレス線 101 列アドレス信号 102 スレーブラッチ 103 入力バッファマスターラッチ回路 104 バッファ及びマスターラッチ回路 105 列アドレスドライバ回路 106 ドライバ 107 列アドレスプレデコーダ回路 109 列アドレスデコーダ回路 111 スレーブラッチ回路 130 列選択線

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一アドレス入力からメモリアレイ内の
    複数個のアドレスをアドレスする回路において、 列アドレス信号を受取るためのアドレス入力バッファ、 前記列アドレス信号を受取り且つデコードした列アドレ
    ス信号を出力すべく結合されている列アドレスデコー
    ダ、 前記デコードした列アドレスを受取り且つ列選択信号を
    出力すべく結合されており、列選択信号の現在の状態を
    保持するためのスレーブラッチ回路を具備するカウンタ
    回路、 前記カウンタ回路へ結合されており、前記カウンタ回路
    によって出力された列選択信号の制御下で前記メモリア
    レイ内の一対の列線を選択する列選択回路、を有するこ
    とを特徴とするアドレス回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、更に、前記アドレス
    入力バッファ及び前記列アドレスデコーダへ結合されて
    おりプレデコードされた列アドレス信号を発生する列ア
    ドレスプレデコーダを有することを特徴とするアドレス
    回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、更に、前記カウンタ
    回路及び前記プレデコーダ回路へ結合されており、前記
    カウンタ回路へ制御信号を出力するバースト制御回路を
    有することを特徴とするアドレス回路。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記カウンタ回路が
    前記バースト制御回路の制御下においてシフトアップ又
    はシフトダウンするシフトレジスタを有していることを
    特徴とするアドレス回路。
  5. 【請求項5】 請求項3において、更に、列アドレス情
    報を保持するための前記バースト制御回路内のアドレス
    ラッチ回路を有しており、前記アドレス情報データの状
    態が前記カウンタ回路がカウントアップするか又はカウ
    ントダウンするかを制御することを特徴とするアドレス
    回路。
  6. 【請求項6】 請求項3において、更に、 前記バーストカウンタへ接続しておりカウントモード信
    号を受取るためのカウントモード端子、 前記カウントモード端子へ接続されておりカウントモー
    ドを受取り且つカウントパターン制御信号を出力するモ
    ード論理、を有することを特徴とするアドレス回路。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記カウントパター
    ン制御信号が前記カウンタがリニアパターンか又はイン
    ターリーブパターンのいずれかでカウントするかを制御
    することを特徴とするアドレス回路。
  8. 【請求項8】 請求項1において、更に、 前記列アドレスデータを格納するための前記アドレス入
    力バッファ内のマスターラッチ、 前記マスターラッチと同一のアドレスデータを格納し前
    記マスターラッチによって駆動される前記カウンタ回路
    内のスレーブラッチ、を有することを特徴とするアドレ
    ス回路。
  9. 【請求項9】 請求項3において、更に、前記プレデコ
    ーダ回路からの入力を受取り且つ前記バースト制御回路
    内の前記アドレスラッチ回路内の格納されているアドレ
    ス情報が1ビットの元のアドレス信号を有しているよう
    に前記元のアドレス信号を出力すべく結合されており且
    つ前記バーストカウンタ内のエンコーダ回路を有するこ
    とを特徴とするアドレス回路。
  10. 【請求項10】 回路において、 複数個のメモリセルを具備するメモリアレイ、 前記メモリセルへアクセスするために前記メモリセルへ
    結合されている複数個のビット線、 アドレス情報を格納するためのマスターラッチを具備す
    るアドレス入力バッファ、 前記格納されているアドレス情報を駆動するために前記
    マスターラッチへ結合されている列アドレスドライバ、 前記列アドレスドライバへ結合されており且つデコード
    されたアドレス信号を出力する列アドレスデコーダ、 前記列アドレスデコーダへ結合されており、前記マスタ
    ーラッチの制御下においてデコードされたアドレス情報
    を格納し、列選択回路へ直接的に列選択信号を出力すべ
    く接続されているスレーブラッチ回路、を有することを
    特徴とする回路。
  11. 【請求項11】 請求項10において、更に、 互いに結合されている少なくとも4個の複数個のスレー
    ブラッチ回路、 各スレーブラッチから隣接するスレーブラッチへのキャ
    リー出力信号線、 隣接するスレーブラッチから各スレーブラッチ回路への
    複数個のキャリー入力信号線、を有することを特徴とす
    る回路。
  12. 【請求項12】 請求項10において、更に、前記スレ
    ーブラッチへ結合されており、前記アドレスデータを前
    記マスターラッチ内に一定に保持しながら選択した割合
    で前記スレーブラッチの出力をクロック動作させるクロ
    ック回路を有することを特徴とする回路。
  13. 【請求項13】 請求項10において、更に、前記マス
    ターラッチ及びスレーブラッチの両方が共通アドレスク
    ロックの制御下で入力されるアドレス情報を受取るよう
    に前記アドレスバッファ内のマスターラッチの入力端へ
    結合されると共に前記スレーブラッチ回路の入力端へ結
    合されているアドレスクロック信号線を有することを特
    徴とする回路。
  14. 【請求項14】 請求項13において、更に、前記スレ
    ーブラッチの入力端へ結合されているが前記マスターラ
    ッチの入力端へは結合されておらず、前記マスターラッ
    チ内に同一のアドレス情報を維持しながら新たなアドレ
    ス情報を前記スレーブラッチ内へ入力させるためのバー
    ストカウンタクロックを有することを特徴とする回路。
  15. 【請求項15】 請求項13において、前記スレーブラ
    ッチ回路がリングカウンタとして結合されており、且つ
    1個のスレーブラッチからのアドレス情報が隣接するス
    レーブラッチへパスされて前記マスタークロックの制御
    下において新たなアドレス情報を前記隣接するスレーブ
    ラッチへ供給させることを特徴とする回路。
  16. 【請求項16】 請求項11において、更に、前記スレ
    ーブラッチをしてカウントアップ又はカウントダウンの
    いずれかにおいてアドレス情報を転送させるための制御
    信号を出力するスレーブラッチ制御回路を有することを
    特徴とする回路。
  17. 【請求項17】 複数個のメモリセルを具備するメモリ
    アレイ内のアドレス位置をアクセスする方法において、 アドレスバッファ内に列アドレスを格納し、 前記列アドレスをデコードし且つそのデコードしたアド
    レス情報を出力し、 前記デコードしたアドレス情報をスレーブラッチ内に格
    納し、 前記スレーブラッチから列選択信号を出力し、 前記デコードしたアドレス情報によって特定される位置
    において前記メモリアレイ内のメモリセルをアクセス
    し、 前記マスターラッチ内に格納されている列アドレスの状
    態を変化させることなしに前記スレーブラッチ内のアド
    レス情報の状態を新たな状態へ変化させ、 前記スレーブラッチ情報の新たな状態に基づいて前記ス
    レーブラッチから異なる列選択信号を出力し、 前記アドレス情報の前記新たな状態によって特定される
    異なる位置において前記アレイ内の異なるメモリセルを
    アクセスする、上記各ステップを有することを特徴とす
    る方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記スレーブラ
    ッチ内のアドレス情報の状態を変化させるステップが、
    1個のスレーブラッチからのアドレス情報を隣接するス
    レーブラッチへシフトさせることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項17において、更に、前記スレ
    ーブラッチ内の状態の変化をバーストコントローラ回路
    から制御することを特徴とする方法。
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