JPH09274559A - スイッチングマスタースレーブ回路 - Google Patents

スイッチングマスタースレーブ回路

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JPH09274559A
JPH09274559A JP9005400A JP540097A JPH09274559A JP H09274559 A JPH09274559 A JP H09274559A JP 9005400 A JP9005400 A JP 9005400A JP 540097 A JP540097 A JP 540097A JP H09274559 A JPH09274559 A JP H09274559A
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JP
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data
latch
slave
circuit
master
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Application number
JP9005400A
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English (en)
Inventor
A Raishinga Mark
エイ. ライシンガー マーク
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STMicroelectronics lnc USA
Original Assignee
SGS Thomson Microelectronics Inc
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Publication date
Application filed by SGS Thomson Microelectronics Inc filed Critical SGS Thomson Microelectronics Inc
Publication of JPH09274559A publication Critical patent/JPH09274559A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/037Bistable circuits
    • H03K3/0372Bistable circuits of the master-slave type

Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂直方向及び水平方向にデータを移動させる
ことの可能なスイッチングマスタースレーブ回路を提供
する。 【解決手段】 第一マスターラッチ(404)がデータ
を受取るために入力端子(401)へ結合している。ク
ロックの制御下において、該データはマスターラッチか
らスレーブラッチ入力端子(408)へ転送される。ス
レーブラッチクロックの制御下において、該データは水
平方向にスレーブラッチ(410)内へシフトされる。
更なる水平シフトクロックの制御下において、該データ
は更なるマスターラッチ(416)へシフトされる。該
スレーブ回路は垂直列の形態で構成されており、従って
データはマスターラッチから供給された場合に垂直上方
向又は下方向へシフトさせることが可能である。マスタ
ーラッチからスレーブラッチ列内への種々の位置へのフ
ィードバック回路が、該データを該垂直列内に配置させ
るために1つの水平レベルから前の水平レベルへ選択的
に転送させることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチングマス
タースレーブ回路に関するものであって、更に詳細に
は、マスターからスレーブへ水平方向にデータをシフト
させ且つ第二のマスターラッチから第一のスレーブラッ
チと同一のレベルにおける別のスレーブラッチ内へ垂直
なシフトレジスタ列内をデータをシフトさせるマスター
スレーブ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同期型バーストSRAMがよりポピュラ
ーなものとなると、性能を改善するための市場からの圧
力が増加する。性能増加の一部はデータのパイプライン
化により得られている。データのパイプライン化はデー
タをユーザへ供給する速度を増加させるが、それは、サ
イクル時間の速度を増加させるものではなく、又メモリ
アレイ内の特定のアドレス内へ又はそれからデータを取
るために必要とする全体的な時間を短縮させるものでは
ない。
【0003】データをメモリから読出す速度を増加させ
る1つの公知の技術は、新たなアドレスを入力すること
を必要とすることなしにクロックの制御下において入力
及びメモリアドレスをインクリメントさせるバーストカ
ウンタを使用することである。前のバーストSRAM
は、アドレス信号がアドレスデコーダ回路へ入力される
前にアドレス信号を操作するバーストカウンタを使用し
ていた。従来技術においては、バーストカウンタの出力
はアドレスデコーダへパスされていた。このタイプのバ
ーストカウンタは、メモリコアに対して又は同期型デコ
ーダに対して何等顕著な変化を必要とすることなしに、
既存の同期型構成のものの前部へ容易に取付けることが
可能なものである。この技術を使用して、メモリは行及
び列を選択するために公知で且つ信頼性のあるデコーダ
回路を使用することが可能である。このアプローチの1
つの欠点は、全てのアドレス遷移がデコーダを介して伝
搬せねばならないということである。デコータを介して
アドレス信号が伝搬することの可能な速度はより高速な
サイクル時間における制限的要因となる場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、データを水平方向及び垂直方向の両方向に
シフトさせることの可能なスイッチングマスタースレー
ブ回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の原理によれば、
スイッチングマスタースレーブマスターラッチ回路が提
供される。入力データを受取るための入力端子が第一マ
スターラッチ回路の入力端へ結合されている。第一マス
ターラッチ回路は第一クロックによって制御されて入力
端子から受取ったデータを格納する。第一レベルにおけ
るスレーブラッチ回路が第一マスターラッチの出力端へ
結合されており、スレーブラッチはマスターラッチから
受取ったスレーブデータを格納する。スレーブラッチは
第二クロック信号の制御下においてデータを格納し、マ
スターラッチからのデータをスレーブラッチへ転送す
る。スレーブラッチデータはスレーブラッチの出力端上
に供給される。演算論理回路がデータの状態に基づいて
論理回路演算を実行するために出力端子からデータを受
取る。
【0006】スレーブラッチの出力端は、更に、第二マ
スターラッチへ結合している。第二マスターラッチはス
レーブデータを受取り且つ第三クロック信号の制御下に
おいてスレーブデータの状態を格納する。
【0007】第二マスターラッチ回路は出力信号を供給
し、該出力信号は第一スレーブラッチと同一レベルのス
レーブラッチヘフィードバックされる。特に、複数個の
スレーブラッチが第一レベル内に配置されており、それ
は垂直列として類推することが可能である。第二マスタ
ーラッチの出力端は別のスレーブラッチへ入力データを
供給し、該別のスレーブラッチは、それがデータを受取
った第一スレーブラッチと同一の垂直列内に存在してい
る。同一のクロックサイクル上で、第一スレーブラッチ
は第二マスターラッチと同一の垂直レベルにおける別の
マスターラッチからデータを受取る。スレーブラッチは
第一クロックの制御下において第一マスターラッチから
付加的なデータを受取るために動作状態を維持し、それ
は水平データ転送として類推することが可能である。
【0008】従って、マスタースレーブマスター結合は
水平方向のシフトパターン及び垂直方向のシフトパター
ンに構成されており、従って新たなデータは、マスター
スレーブマスター回路の任意の点内へ水平方向に供給
し、次いでマスターラッチ回路の垂直列の制御下におい
てスレーブ回路の垂直列内の種々の位置へ垂直方向にシ
フトさせることが可能である。
【0009】本発明の1つの利点は、マスタースレーブ
ラッチ情報を水平方向及び垂直方向の両方の方向にシフ
トさせることが可能であるということである。このこと
は垂直列スレーブラッチマスターラッチ結合が、第二方
向から個別的にデータがロードされながら第一方向にお
いて特定の転送動作を実行するためのシフトレジスタ、
カウンタ又はその他の論理回路として動作することを可
能としている。従って、任意の特定の点において開始し
且つ適宜のクロック及びシフトサイクルの制御下におい
て任意の所望のパターンで継続させるために、カウント
機能、シフトレジスタ機能、又はその他の動作を容易に
制御することが可能である。理解されるように、各ラッ
チ状態に対して別個のクロックが設けられている。第一
クロックはマスターラッチに対して設けられている。3
個の別個のクロックがスレーブラッチに対して設けられ
ており、即ち、データを水平方向にラッチさせるための
1つのクロックと、データを垂直上方向にデータをラッ
チさせるための別のクロックと、データを垂直下方向へ
ラッチさせるための第三クロックとである。第二マスタ
ーラッチは、スレーブラッチから水平方向においてデー
タを受取るためにクロック動作され且つ垂直列における
異なる位置におけるスレーブラッチへ垂直方向に転送を
行なうために接続されている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はメモリアレイ52を有する
メモリ装置50を示している。メモリアレイ52は複数
個のメモリアレイブロック54へ細分化されている。該
メモリアレイは設計に従って所望数のメモリアレイブロ
ックへ細分化されている。例えば、8個のブロック、9
個のブロック又は16個のブロックとすることがアレイ
ブロックの一般的な数である。一実施例においては、図
1に示したように、32個のメモリアレイブロック54
が設けられている。これら32個のブロックは4個の象
限へグループ化されており、各象限は8個のブロックを
有している。メモリ装置50上には4個の象限が存在し
ている。
【0011】各メモリアレイブロック54と関連して夫
々のブロック入力/出力回路56及びワード線駆動回路
58が設けられている。一実施例においては、2個のメ
モリブロックに対するワード線駆動回路58が2個の隣
接するメモリブロック54の間の単一領域内に位置され
ている。一方、それは装置50の中央又は周辺領域内に
位置させることも可能である。該アレイ内のセルへアク
セスするためのその他の回路、例えば行及び列デコー
ダ、入力/出力バッファ及びセンスアンプが、ブロック
I/O回路56、装置50上の中央領域60及び62及
びその他の部分内に必要に応じて位置されている。デー
タ入力/出力ピン、電圧供給線、アドレス線及びメモリ
装置50にとって必要なその他の電気的接続のために、
チップの周辺領域に複数個のボンディングパッド64が
設けられている。
【0012】図2及び3はメモリ装置50上に存在する
種々の回路に対するブロック図を示している。メモリア
レイ54の各ブロックはその個別的なブロックに対しデ
ータを供給し且つそれからデータを受取るための回路が
設けられている。一実施例においては、図2及び3の回
路は各ブロック54に対して設けられており、従って単
一の装置50上に32個のこのような回路が設けられて
いる。一方、当業者にとって明らかなように、2個のブ
ロック50の間で共用することの可能な回路の場合に
は、単に16個のこのような回路が必要とされるに過ぎ
ない。一実施例においては、メモリ装置50は同時的に
32ビットのデータを受取ることが可能であり且つ同時
的に32ビットのデータを出力することが可能である。
従って、32ビットのデータを同時的に入力及び出力す
ることを必要とする全ての回路が設けられており、例え
ば32個の入力/出力バッファ等が設けられている。こ
れら32ビットは、32個のブロックの各々において1
個のメモリセルを同時的にアクセスすることによって与
えるか、又は、1つの象限内における1個のブロック内
において8個のメモリセルへアクセスし且つ各象限内に
おいて1個ずつ4個のブロックへ同時的にアクセスする
ことによって与えることが可能である。従って、図2及
び図3に示した回路は、メモリアレイ54の各個別的な
ブロックに対して設けられており、且つ1ビットバス、
8ビットバス、4ビットバス等を有することが可能であ
る。
【0013】図2に示したように、データ信号線27は
データを受取り且つデータを入力バッファ68へ供給す
る。データ入力バッファ68は信号線70上にデータ−
補元DC及び信号線72上にデータ−真DTを出力す
る。該入力バッファは図6Aを参照して更に詳細に説明
する。
【0014】書込ドライバ75はデータを受取り且つ信
号線書込ビット−補元WBC74及び書込ビット−真W
BT6上にデータを出力する。データ入力バッファも書
込まれたデータを出力バッファ98に対してライン97
上に出力する。
【0015】信号線WBC74及びWBT76は列選択
回路78へ入力を与える。列選択回路78は、メモリア
レイへの書込を行なうために、ビット線−補元BLC8
0及びビット線−真BLT82上にデータを出力する。
バーストカウンタ43はメモリアレイブロック54内の
特定のビット線をアドレスするために、列選択信号を直
接的に列選択回路78へ出力する。BLC線80及びB
LT線82は図3に示したようにメモリアレイブロック
54へ接続している。WBC及びWBT信号線74及び
76はリセット制御回路84へ接続しており、リセット
制御回路84は信号線リセット86及びリセット_(リ
セットP)88を出力する。
【0016】列選択回路78は図11を参照して更に詳
細に説明するようにメモリアレイブロック54へデータ
を書込み且つそれからデータを読み取る制御を行なうた
めの付加的な入力信号を受取る。
【0017】読取ビット−補元RBC90及び読取ビッ
ト−真RBT92信号線は列選択回路78からの出力を
受取り本回路が読取モードにある場合に読取ビットデー
タを担持する。RBC90及びRBT92はセンスアン
プ回路94へ入力を与え、センスアンプ回路94は当該
技術分野において公知の態様で読取データを検知すべく
動作する。
【0018】図3はメモリアレイブロック54と関連す
る付加的な回路のブロック図を示している。特に、アド
レスデコーダ102はアドレス情報を受取り且つアドレ
ス情報をワード線及びブロック選択ラッチ回路104へ
出力する。入力バッファ106、偶数/奇数行アドレス
ドライバ108、ワード線選択回路110を含む付加的
なアドレスデコード回路は該アドレスデコード回路の一
部である。該ワード線選択回路はローカルワード線ドラ
イバ回路112へ信号を供給し、ローカルワード線ドラ
イバ回路112は図3に示したようにメモリアレイブロ
ック54の個々のワード線を駆動するための信号を出力
する。理解されるように、列アドレスに対して適宜のア
ドレスデコーダ回路が設けられており、従って個々のメ
モリセルへアクセスすることが可能である。メモリ装置
50のテストを行なうことを可能とするためにテストモ
ード論理114も設けられている。当該技術分野におい
て公知の如く、図3のブロックに対して何らかの許容可
能な回路を使用することが可能である。
【0019】図2及び3に示したブロックの各々に対す
る詳細な回路は、このような機能を実現するために現在
使用可能な従来の回路を使用して実現することが可能で
ある。本発明の詳細な特徴は、図4A及び4Bを参照す
ることにより、且つ図5−13A及び13Bにおける本
発明を実施するために示した特定の詳細な回路を参照す
ることにより最もよく理解される。
【0020】1つの変形実施例によれば、図4Aに示し
た回路は、本発明の原理に基づいてバーストカウンタ回
路の異なる接続を与えるべく修正されている。列アドレ
ス入力バッファ10は、入力ピンから直接列アドレスを
受取る。列アドレス入力バッファ10はそのデータをO
UTCの記号を付した線12上に出力し、その線12は
列アドレスドライバ14へ入力を与える。列アドレスド
ライバは列アドレスバス12上に供給される各アドレス
に対応して真及び補元アドレス信号を発生する。これら
は、CAxTの記号を付した線18上の真列アドレス
x、及びCAxCの記号を付した線16上の補元列アド
レスxを包含している。本実施例においては、xは0乃
至3の数字である。何故ならば、1つのグループ内の1
6個の列を選択するためにデコードされる4個のアドレ
スが存在しているからである。列アドレス信号、真及び
補元、が列プレデコーダ20へ入力される。列アドレス
信号もバーストコントローラ30へ入力される。好適実
施例においては、特定の信号線18上においてX=0で
あり、それはバーストコントローラ30へ供給され、従
ってバーストコントローラ30は現在の列アドレスから
最小桁アドレスビットを受取る。この構成の詳細につい
ては図10を参照して説明する。バーストコントローラ
30はバーストカウンタ40を制御するために1つのグ
ループとして38として示した複数本の線上に多数の制
御信号を出力する。
【0021】列プレデコーダ20は線18及び16上の
信号を受取り且つライン22上においてYxの記号を付
した部分的にデコードされたアドレス情報を出力する。
この部分的にデコードされたアドレス情報は列デコーダ
24へ入力される。デコードされたアドレスデータは該
列デコーダによって線26上に出力され且つバーストカ
ウンタ40へ入力される。バーストカウンタ40は線1
30上に列選択信号を出力し、線130は列選択回路7
8へ入力を与える。図4Aに示したように、列選択回路
78は図2に示したものと同じである。
【0022】これは、図2にも示した線80及び82を
介してメモリアレイへデータを書込むか又はメモリアレ
イからデータを読取るためにアドレスが追従する経路で
ある。データがアレイから読取られると、それは読取ビ
ット−真線92及び読取ビット−補元線90上に出力さ
れセンスアンプ94によって検知される。
【0023】図4Aに示したようにバーストコントロー
ラ30は、列プレデコーダ20が列アドレス情報を受取
るのと同時的に列アドレスドライバ14から列アドレス
情報を直接受取るべく結合されている。バーストコント
ローラ30はバーストカウンタ40へ結合されたままで
ありバースタカウンタ40を制御するために線38上に
制御信号を発生するが、デコードされた列アドレス情報
を受取る代わりに、バーストコントローラは直接的に列
アドレス情報を受取る。更に、別の実施例においては、
図4Bを参照してより詳細に説明するように、バースト
コントローラはプレデコーダ20へ結合されており且つ
第一段階のプレデコードされたアドレス情報を受取る。
バーストコントローラは線22上で受取られるプレデコ
ードされた列アドレス情報Yxから元の列アドレス信号
を再確立するためのエンコーダ回路を有している。バー
ストコントローラは線38上に信号を出力して本明細書
においてより詳細に説明するようにバーストカウンタを
制御する。
【0024】更に別の実施例によれば、バーストコント
ローラ30は列デコーダ24からの出力を受取り且つイ
ンターリーブモードで動作している場合にインターリー
ブ方向を決定するために該信号を再コード化すべく結合
されている。
【0025】図4Bは本発明の1つの好適実施例の詳細
なブロック図である。列アドレス信号101が個々のア
ドレス線98上を入力バッファマスターラッチ回路10
3へ入力される。この入力バッファマスターラッチ回路
は多数のバッファ及びマスターラッチ回路104から構
成されており且つ図4Aの列アドレス入力バッファ10
によって表わされている。入力バッファ及びマスターラ
ッチ回路103の出力は列アドレスドライバ回路105
への入力であり、該回路105は個別的なドライバ10
6から構成されており且つ図4Aの列アドレスドライバ
14へ対応している。ドライバ105の列アドレスの出
力は列アドレスプレデコーダ回路107へ入力され、回
路107はプレデコーダ110から構成されており且つ
図4Aにおいて列プレデコーダ20としてブロック形態
で示されている。列アドレスプレデコーダ107の出力
は列アドレスデコーダ回路109への入力である。バー
ストコントローラ30は該列アドレスプレデコーダの出
力を受取る。列アドレスデコーダ回路109の出力は、
個々のデコーダ100からスレーブラッチ回路111へ
の入力である。スレーブラッチ回路111は図4Aにお
けるバーストカウンタ40内に設けられている。スレー
ブラッチ回路111は、該スレーブラッチ及び該列から
線130上に出力される複数個の列信号のうちの選択し
た1つの上に列選択信号130を出力する。これらの個
別的な列線は、従って、図2、4A、11の列選択線1
30に対応している。個々のスレーブラッチ102の各
々は線112によって隣接するスレーブラッチへ接続さ
れている。一番上のラッチ102は図示されているよう
に一番下のラッチ102と接続されている。
【0026】列アドレスプレデコーダ回路107の出力
は線104上のバーストコントローラ30への入力であ
り、且つバーストコントローラ30は、以下に詳細に説
明するように、例えマスターラッチ内のアドレスが変化
しない場合であっても、スレーブラッチの制御下におい
てメモリアレイ内の種々の列の選択を制御するために線
108を介してスレーブラッチ回路111へ信号を出力
する。
【0027】図4Bに示したように、列アドレス回路は
4個の個別的なアドレス信号98に対する回路を示して
おり、列アドレス101は全体として個々のアドレス信
号98から構成されている。図4Bに示したように、単
に4個の列アドレス信号が使用されているに過ぎない
が、別の実施例においては、16個のこのような個別的
な列アドレス信号が存在しており、且つ図4Bに示した
回路は別のメモリ装置50上に4倍設けられており16
ビットのバーストカウンタとすることを可能としてい
る。本回路において好適であるように4個のアドレスピ
ン又は複数個のピンであるバーストカウンタによって制
御される列アドレスの数に依存して、本回路が設けられ
ており且つ接続されており、且つ必要に応じて、単に1
2個のアドレスピン又はその他の数を有する何等かのメ
モリ装置がバーストカウンタによって制御される。
【0028】図5は図4Bの入力バッファ及びマスター
ラッチ回路103内の入力バッファ及びマスターラッチ
要素のうちの1つの詳細な概略図を示している。個々の
入力バッファ及びマスターラッチは、標準タイプのTT
L入力バッファ115を有しており、該バッファ115
は線117からの補元アドレス入力信号を線121を介
してインバータ119へ出力する。データが遅延され且
つ伝達ゲート123へ供給される。伝達ゲート123は
信号線KINT及びKINC上の内部クロックKによっ
てイネーブル(動作可能状態)又はディスエ−ブル(動
作不能状態)とされる。伝達ゲート123がイネーブル
されると、データがそのアドレス情報を保持するために
一対のインバータ126及び128を具備するマスター
ラッチ124へ転送される。内部クロックKが高状態で
あると、伝達ゲート125がイネーブルされてマスター
ラッチ内においてその論理レベルを維持する。マスター
ラッチ内の論理レベルの状態は、低状態へ移行するクロ
ックによって伝達ゲート123を介して新たなアドレス
データが積極的に挿入されるまで、変化することはな
い。列アドレスデータ補元出力がOUTCの記号を付し
た線131上に供給される。クロックKが高状態である
と、伝達ゲート123がディスエーブルされ且つ伝達ゲ
ート125がイネーブルされてマスターラッチ124内
のアドレス情報の変化を阻止し、一方クロックKは高状
態にある。
【0029】図6は4個の列アドレスのうちの1つに対
応する真及び補元列アドレス信号CAxC及びCAxT
の発生を示している。補元列アドレスデータは直列した
2個のインバータ138及び135によって入力端から
発生される。更に、真列アドレスデータは、伝達ゲート
143がイネーブルされた場合に、インバータ141を
介してパスされることによる信号CAxTとして線13
9上へ出力される。FOFFB及びFONと記号の付け
た書込ドライバへの残りの入力は、メモリ装置50のあ
るテストを実施する場合に信号を供給し且つ通常の回路
動作期間中における列アドレス信号のパス即ち通過に関
するものではなく、従ってその詳細な説明は割愛する。
【0030】図7はプレデコーダ回路の一実施例のブロ
ック図を示している。プレデコーダ回路の構成及び動作
は当該技術分野において公知であり従って詳細な説明は
割愛する。図7におけるA1及びA2の記号を付した2
個の異なるアドレスドライバ回路からのアドレス入力デ
ータは図6からの2つのアドレスビットに対するCAx
T又はCAxCに対応している。アドレス入力は、夫
々、線137及び147を介してプレデコーダへ供給さ
れる。プレデコーダ回路の出力は線151上における第
一段階のプレデコードされた(即ち、予備的にデコード
された)信号を有している。好適には、ここには示して
いないが、アドレス入力信号のその他の部分をプレデコ
ードするために第2組のプレデコーダ回路が使用され
る。一方、1個又はそれ以上のプレデコーダ回路の代わ
りに列アドレスデコーダ回路を使用することが可能であ
る。然しながら、デコーダ回路の前に1段又は2段のプ
レデコーダを使用することは、通常、個々の列を選択す
るために必要な回路を簡単化させる。
【0031】図8は本発明の原理に基づいて構成された
列アドレスデコーダ100及びスレーブラッチ102の
詳細な概略図である。信号YAが端子150へ入力され
且つ信号YBが端子152へ入力される。これらは夫々
の信号線22上でプレデコーダ回路20によって出力さ
れたアドレス信号である。デコーダ回路100は列アド
レス信号のデコード動作を完了し且つデコードした列ア
ドレス信号をノード154においてインバータ156の
出力として供給する。デコードされたアドレス信号は、
伝達ゲート158がディスエーブルされている間に、ノ
ード154において保持される。アドレスクロックsk
LBAyCが低状態へ移行し且つクロックskLBAy
Tが高状態へ移行すると、伝達ゲート158はイネーブ
ルされ、そのことはデコードされた列アドレス信号をラ
ッチ回路102の入力端へ通過させノード160におい
て格納させる。デコードされたアドレス情報がノード1
60に格納された後に、伝達ゲート158がディスエー
ブルされ、従ってデコードされたアドレス情報の状態
は、線150及び152上のアドレス入力YA及びYB
が例え変化された場合であっても、変化させることは不
可能である。
【0032】アドレスデコーダ100は単純なアドレス
デコーダであり且つ線150及び152上の信号がデコ
ーダ100へ供給される前にプレデコーダ段を有すると
いう利点を有している。別の実施例においては、デコー
ダ回路100は、単一のデコード回路においてアドレス
情報の完全なデコード動作を行なうより複雑な回路であ
る。理解されるように、ここに示したものの代わりに何
等かの許容可能なデコード回路を使用することも可能で
ある。
【0033】入力レジスタのスレーブラッチ102は、
ノード154からデコードされたアドレスバッファ15
6によって駆動されるCMOS伝達ゲート158から構
成されている。この伝達ゲートは、クロックが伝達ゲー
ト158をイネーブルさせる場合にのみ新たなアドレス
データの伝搬を可能とさせる相補的クロックskLBA
yT及びskLBAyCによって制御される。交差結合
されたインバータ164及び168がノード160にお
いて該伝達ゲートの出力端へ接続しており、デコードし
たアドレス信号を新たなアドレスクロックskLBAy
の遷移間に格納する。大型のインバータ170がノード
166において該ラッチの出力端へ結合しており且つ列
線130を駆動して列選択信号を供給する。
【0034】ラッチ回路102の1出力としてキャリー
回路172が結合されている。このキャリー回路は伝達
ゲート162と交差結合したインバータ174及び17
6とから構成されている。該キャリー回路の出力は線1
12上に供給され且つ以下により詳細に説明するように
両側における隣接したスレーブラッチへ接続している。
【0035】伝達ゲート162はクロックskLCAt
及びskLCAcの制御によってイネーブルされ且つデ
ィスエーブルされる。クロックskLCAtが低状態で
ある場合には、伝達ゲート162はイネーブルされて新
たなキャリービットデータをマスターキャリーラッチ1
72へ供給し且つそれをCARRY信号線112上に配
置させる。キャリー情報がCARRY線112上に保持
された後に、キャリークロックskLCAt及びその補
元であるskLCAcが伝達ゲート162をディスエー
ブルさせ、従って該データはCARRY信号線112上
で不変のままとなる。マスターラッチ回路172が該デ
ータを保持するので、該データは伝達ゲート162が再
度イネーブルされるまでこの状態に保持される。
【0036】例えばインバータ156,170,17
4,164等の種々の駆動バッファは、それらが接続さ
れている回路を駆動するための適宜の寸法のものに構成
されている。理解されるように、駆動バッファ170は
列選択回路を駆動するのでかなり大型の寸法に構成され
ている。一実施例においては、ドライバ170はW/L
比が192であるPチャンネルトランジスタとW/L比
が128であるNチャンネルトランジスタを有してい
る。勿論、特定の回路形態にとって適切であるようにそ
の他の寸法をドライバ回路170に対して使用すること
も可能である。
【0037】好適なことであるが、スレーブラッチ10
2内に格納された情報の状態は、アドレス入力クロック
ではなくクロック回路の制御下で変化させることが可能
である。特に、スレーブラッチ102を駆動するための
クロックはアドレスクロックskLBAyよりもかなり
高速で動作することが可能であり、従って以下に更に詳
細に説明するように、列アドレスクロックskLBAy
の制御下において列アドレス入力バッファから新たな列
アドレスが供給されるよりもより高速で新たな列選択線
を与えることが可能である。
【0038】キャリーアップ信号線CRYUP114が
現在のスレーブラッチ下側の次の隣接するスレーブラッ
チ102のキャリー信号へ結合している。更に、キャリ
ーダウン信号線120が現在のスレーブラッチ102の
直上の次の隣接するラッチの出力キャリー線112へ結
合している。従って、キャリーアップ線114上におい
て信号が受取られると、それはすぐ下側のスレーブラッ
チから上方向へ転送される。同様に、信号がキャリー線
120上で受取られると、それはすぐ上側のスレーブラ
ッチから受取られ、従って該信号はキャリーダウンされ
る。
【0039】キャリーアップ又はキャリーダウン線のい
ずれかの上での新たな列選択情報の入力を制御するため
のタイミングは、バーストコントローラ30からのキャ
リーアップ及びキャリーダウンクロックによって制御さ
れる。キャリーアップクロックはskUpC及びskU
pTの符号を付けた信号線116及び118へ接続され
る。これらの信号線は伝達ゲート136へ接続してい
る。キャリーアップクロックがイネーブルされると、s
kUpCが低状態へ移行し、そのことは伝達ゲート13
6をイネーブルさせ、線114上のデコードされたアド
レス情報信号をノード160へ配置させる。新たなデコ
ードされたアドレス情報がノード160へ書込まれる
と、データの状態がノード166において変化し、従っ
て新たなデコードされたアドレス情報がノード166に
格納され且つドライバ170を介して列線130へ出力
される。インバータ168は通常、小型の駆動トランジ
スタから構成されたウイークキーパー(weak ke
eper)ラッチであり、従ってノード160に格納さ
れたデータはキャリーアップ線114からの新たなデー
タの積極的なアサーション即ち働きかけ(活性化)によ
り容易に上書きすることが可能である。
【0040】同様の態様で、デコードしたアドレス情報
を、次の隣接するカウンタ302内のマスターラッチ1
72からキャリーダウン線120上に供給することが可
能である。該キャリーダウン線はキャリーダウンクロッ
クskDnC及びskDnTによってイネーブルされ
る。クロックskDnCが低状態である場合には、伝達
ゲート132がイネーブルされて、デコードされた列ア
ドレス情報を上側のスレーブラッチ102から現在のス
レーブラッチ102へ転送しノード160において格納
させる。
【0041】理解されるように、動作可能となるもので
はない。そうではなく、アップクロック又はダウンクロ
ックのいずれかが、以下に詳細に説明するように、バー
ストコントローラ回路の制御下においてインターリーブ
パターンのタイプに依存してイネーブルされる。
【0042】好適なことであるが、キャリー転送クロッ
クskLCAは、その真及び補元形態の両方において、
マスターアドレスクロックskLBAyが非導通状態に
ある間にクロック動作される。同様に、アップクロック
skUp又はダウンクロックskDnのいずれかが活性
化されると、アドレスクロックskLBAyはノード1
60内に格納されるべきデコードされたアドレス情報の
間での競合を回避するために活性状態となるものではな
い。バースト制御回路はこれらのクロックを制御して、
バーストコントローラに関して図示し且つ説明するよう
に、これらの4個の異なるクロック回路の間での競合が
発生することがないことを確保している。更に、全ての
クロックはパルス形状であり更に競合問題を回避してい
る。反転されたクロックはフィードスルー問題を回避す
るために互いにマッチされている。従って、バースト制
御クロックskLCAは真であり且つ相補的なクロック
はフィードスルー問題を回避するためにマッチされてお
り且つパルス形状である。skUpクロック及びskD
nクロックの真及び補元信号もマッチされた形態で供給
される。
【0043】クリーンで且つ問題のない動作を確保する
ために、キャリークロックskLCAは、伝達ゲート1
32又は136がイネーブルされている間は、伝達ゲー
ト162をイネーブルすることは不可能である。該クロ
ックはそれらが常に反対の状態、即ち、夫々、導通状態
及び非導通状態にあるように伝達ゲートを制御すること
を確保している。キャリークロックskLCAは、伝達
ゲート132及び136がディスエーブルされている間
に、前のアドレス情報をマスターラッチ172へ転送す
ることを可能とする。伝達ゲート162がディスエーブ
ルされると、シフトレジスタとして作用するカウンタ4
0に対する動作モードに依存して、ゲート132又は1
36をイネーブルさせることが可能である。
【0044】図9はバーストカウンタ40を形成するた
めに1個のカウンタ302を次の隣接するカウンタ30
2への接続状態を示した4個のカウンタブロック302
を示している。図示した入力端子はデコーダ100及び
ラッチ102に関して図8において示した端子と正確に
対応している。
【0045】ブロック302内に示した各カウンタ内
に、デコーダ100とスレーブラッチ102とが設けら
れている。それらは、1個のブロックがバーストカウン
タ40であるので、個別的にカウンタ302として呼称
する。理解されるように、ある構成においては、デコー
ダ100は別個のブロック内に存在しており且つ実際に
チップ上の異なる位置に設けることが可能である。説明
の便宜上、それらは単一のカウンタブロック302内に
示してある。好適には、デコーダ100がアドレス入力
ピンへより近接して位置される場合があったとしても、
スレーブラッチ102は可及的に列選択線へ近接して位
置される。
【0046】この好適実施例においては、2つの回路が
互いに近接して位置されており、それらは両方とも列選
択回路へ近接して位置されており、可及的に短い時間で
直接的に列選択線を駆動し且つバーストカウンタ回路4
0を構成している。別の実施例においては、スレーブラ
ッチ102が列選択線のすぐ近くで同一の位置に位置さ
れているが、デコーダは異なる論理ブロック内において
離れて位置されている。
【0047】カウンタブロック302はデコーダ回路と
スレーブラッチ回路の両方を有しているので、入力端
は、アドレスクロック信号及びバーストクロック信号を
受取ると共にアドレス情報を受取る。理解されるよう
に、各カウンタ302は端子YA,YB,skLBAy
C,skLBAyT,skLCAc,skLCAt上に
おける入力信号を受取る。
【0048】図9に示したように、プレデコードしたア
ドレス情報が列アドレスプレデコーダ107から一群の
線104上に供給される。プレデコードされたアドレス
情報は線104上に供給され且つカウンタ回路302の
各々へ入力される。理解されるように、4個のカウンタ
回路302の4組のグループが存在しており、それによ
って全部で16個のカウンタ回路302を形成してお
り、各メモリブロク内の16個の列選択信号の各々を駆
動するために16個の列出力線130を与えている。ア
ドレス制御クロック信号、及びバーストカウンタ制御ク
ロック信号が線108を介してカウンタ302へ入力さ
れる。アップ及びダウンクロックカウンタ信号もカウン
ト方向を制御するためにカウンタ302へ入力される。
【0049】図9の接続状態を検討することによって理
解されるように、各カウンタ302からの各CARRY
線112が次の隣接した上側及び下側のカウンタ回路3
02へ結合している。このことは、デコードしたアドレ
ス情報を隣接するカウンタブロック302へ供給し、従
ってカウントアップ又はカウントダウンのいずれかのパ
ターンを追従することが可能である。一番上側のカウン
タ302からのCARRY信号はキャリーアップ動作を
実行するために一番下側のカウンタ回路302へラップ
アラウンドし、且つキャリーアップ動作を実行するため
に一番下側の回路302から一番上側の回路302へラ
ップアラウンドする。
【0050】図10は、図4A及び4Bに示したよう
に、バーストコントローラ30の構造及び動作を示して
いる。本発明に基づくバーストRAMは、カウントアッ
プ又はカウントダウンの方向を制御する能力を有してい
る。それは、更に、アドレス入力の状態に基づいてカウ
ント動作がアップ方向に進むべきであるか又はダウン方
向に進むべきであるかを検知する能力を有している。従
って、それはインターリーブモードか又はリニアモード
のいずれかで動作することが可能である。カウントがア
ップ方向に進むべきである場合には、相補的なクロック
skUpT及びskUpCが適切なタイミングシーケン
スで導通状態とならねばならない。カウントがダウン方
向に進むべきである場合には、相補的なクロックskD
nT及びskDnCがイネーブルされる。信号CRYU
P及びCRYDNは下側のセル内のキャリー信号から及
び上側のセル内のキャリー信号から夫々やってくる。バ
ーストコントローラ30はカウント方向を決定し且つア
ップカウンタクロックか又はダウンカウンタクロックの
いずれかを活性化させ、それらの両方を活性化させるこ
とはない。
【0051】図10に示したように、バーストコントロ
ーラ30は、アドレスエンコーダ回路310を有してお
り、それは、本実施例においては、NORゲート312
を有している。NORゲート312は線104を介して
プレデコードされたアドレス情報を受取る。図示した実
施例においては、バーストコントローラ30は各アドレ
スから最小アドレスビットを受取るが、別の実施例にお
いては、それがクロックの方向を制御するためにデコー
ドされるべき最大桁ビット又はその他のビットを受取る
ことが可能である。然しながら、本発明の好適実施例に
よれば、以下に説明するように、クロックがアップ方向
か又はダウン方向のいずれかに進行するかを制御するた
めに最小桁ビットの状態を使用する。
【0052】NORゲート312はプレデコードしたア
ドレス信号をエンコードさせて、再度、ノード314に
おいて最小桁ビットA0を得る。この最小桁ビット情報
はインバータ318を介してノード316へ転送され
る。線36上の新たなアドレスクロックのクロック動作
によって、伝達ゲート320が導通状態となり最小桁ビ
ット列アドレスをラッチ322内へ配置させ且つノード
324内へ格納させる。ラッチ322はインバータ32
6とインバータ328とから構成されている。
【0053】次いで、該最小桁アドレスビットは、爾後
のカウントステップ期間中に選択的動作モードに対する
バーストカウンタの動作を制御するためにノード325
に格納される。ラッチ322の出力はNANDゲート3
30へ供給される。該NANDゲートへの他の入力は線
32を介して与えられ、それはバーストコントローラ3
0がカウントを強制的にアップモードとさせるか又はダ
ウンモードとさせるかを表示するCMODE信号であ
る。線32上の信号は図示したピンLBOから派生され
且つそれについて後により詳細に説明する。信号CMO
DEが低状態であると、NANDゲート330の出力は
強制的に高状態とされる。NANDゲート330の出力
を強制的にノード334において高状態とさせること
は、バーストカウンタが常にアップ方向にカウントする
ことを強制させる。このことはアップクロックのSiK
upc及びskUpCをイネーブルさせ、従って各イン
クリメントされたアカウントはアップ方向にある。それ
は、更にダウンクロックのskDnT及びskDnCを
ディスエーブルさせ、従ってダウン方向におけるカウン
ト動作が発生することはない。このリニア動作モードは
例えばパワーPC,サイリックスM1,多数のモトロー
ラ社の製品,及びRISCプロセサ等のあるタイプのプ
ロセサに対して好適なモードであるとして指定されてい
る。従って、バーストカウンタは線32上のCMODE
信号の制御によってリニアバーストモードとさせること
が可能である。
【0054】表1に示したものは、リニアモードが選択
された場合のバーストカウンタに対するシーケンスであ
る。
【0055】
【表1】
【0056】上の表1を参照することによって理解され
るように、リニアバーストシーケンスは開始状態に拘ら
ずアドレスをアップカウント態様でインクリメントさせ
る。従って、ユーザはLBOピンの状態の制御によって
インターリーブ態様か又はリニア態様のいずれかでバー
ストアドレスを出力するかを選択的に制御することが可
能である。一方、市場におけるあるマイクロプロセサ
は、バーストモードシーケンスがインターリーブパター
ンであるべきであることを特定している。このグループ
のマイクロプロセサとしては、例えばペンチアム(Pe
ntium)、i486及びその他のインテル社の製品
等がある。CMODE信号が線32上において高状態で
ある場合には、バーストカウンタコントローラのカウン
トはインターリーブパターンにある。インターリーブパ
ターンでカウント動作を行なうことは本発明の顕著な利
点の1つであり、その場合に、ノード325に格納され
る最小桁アドレスビットA0が以下に説明するようにカ
ウントがアップ方向であるかダウン方向であるかを制御
する。
【0057】以下の表2はインターリーブバーストに対
するバーストカウンタアドレスシーケンスを示してい
る。この実施例においては、インターリーブバーストシ
ーケンスはLBO_を高状態に保持することによってイ
ネーブルされる。このことは線32上の信号を高状態と
させる。
【0058】
【表2】
【0059】上の表2に示したように、インターリーブ
バーストシーケンスが選択されると、外部アドレスA0
−A14がアドレス入力バッファへ入力される。信号A
2−A14がメモリアレイブロック及びその他のアドレ
ス情報の選択について説明したような態様でデコードさ
れる。最小桁の2つのビットもデコードされ且つ列選択
回路へ供給される。更に、最小桁ビットA0がエンコー
ドされ且つ前述したようにノード325に格納される。
バーストシーケンスが開始すると、表2に示したシーケ
ンスで列が選択される。即ち、2つの最小桁ビットが両
方とも0の開始アドレスである場合には、インターリー
ブパターンにしたがって、最後の2つのビットのカウン
トアップが実行され、各バーストサイクル上のアドレス
A0−A14の各新たなグループによって表わされるア
ドレスに対応する列へアクセスする。一方、開始2とし
て示した列において示したように最小桁ビットが1とし
て開始する場合には、インターリーブパターンにしたが
って、アドレスがダウン方向にインクリメントされ、従
って適宜の列選択信号が発生される。2つの最小桁ビッ
トに対するその他の可能性のある開始アドレスに対する
実効的なアドレス信号が表2において開始3及び開始4
として示してある。
【0060】図10に戻って説明すると、最小桁ビット
A0のアドレスが1であり、従ってNANDゲート33
0のノード325における入力が高状態である場合に
は、バーストカウンタはカウント動作をダウン方向に強
制する。即ち、NANDゲート330の出力は強制的に
低状態とされ、そのことはカウントダウンを行なうため
にダウンカウントクロックskDnをイネーブルさせ且
つアップカウントクロックskUpをディスエーブルさ
せる。同様に、ノード325に格納されるビットが、最
小桁アドレスビットが低状態であることに対応して、低
状態である場合には、NANDゲート330の出力は高
状態であり、そのことはカウンタを強制的にアップ方向
にカウントさせる。従って、インターリーブモードにお
いては、最小桁アドレスビットの状態、即ち0又は1の
いずれかが、カウンタがカウントアップするか又はカウ
ントダウンするかを制御する。理解されるように、カウ
ントアップ回路はNANDゲート336及び338を介
して制御され、一方カウントダウン回路はNANDゲー
ト340及び342を介して制御される。出力信号のイ
ネーブル動作は、線34上のバーストクロックskLC
Aによって制御され、それはいずれがNANDゲート3
30によってイネーブルされるかに依存して、夫々のア
ップカウントクロック及びダウンカウントクロッックの
発生のためにNANDゲート336,338,340,
342へ入力を供給する。
【0061】理解されるように、バーストクロックsk
LCAは外部ピンADVによって制御されるものであ
り、アドレス入力ピンに供給されたアドレスが変化しな
いものであったとしても、メモリ内の列へ直接的にアク
セスすることが可能である。バーストコントローラ30
は、外部アドレスから制御される場合よりも一層高速で
図11に示したような列選択回路を直接的に駆動するた
めに、カウンタ回路302内の夫々の列選択線において
変化を発生させることが可能である。更に、デコードさ
れたアドレス信号は格納されているので、各インクリメ
ントさせたアドレスをデコードすることは必要ではな
く、その代わりに、既にデコードされたアドレス情報
は、アドレスが変化しない場合であっても、あたかもそ
れが供給されたかのようにアドレスにおける2つの最小
桁ビットのインクリメント動作をシミュレートするパタ
ーンでインクリメントされる。
【0062】理解されるように、本発明の好適実施例に
おいては、バーストカウンタは書込サイクル期間中及び
読取サイクル期間中の両方において完全に動作状態にあ
る。従って、バーストコントローラ30によって制御さ
れて、バーストカウンタ40の制御下においてバースト
書込サイクルを使用してデータをメモリアレイへ書込む
ことが可能である。同様に、読取サイクル期間中にバー
ストカウンタを開始させ且つ逐次的なメモリ位置へアク
セスすることによってバーストカウンタ40の制御下に
おいてメモリアレイから非常に迅速にデータを読取るこ
とが可能である。
【0063】図示した本発明の実施例においては、アド
レスの2ビットカウンタが設けられており、従って4バ
ーストアドレスを得ることが可能である。別の実施例に
おいては、4個のピンを使用して16バーストアドレス
が得られる。本発明の回路が与えられると、同一の特徴
を使用して、16バーストアドレスを与える4ビットカ
ウンタ回路、32バーストアドレスを与える5ビットカ
ウンタ回路等を与えることが可能である。
【0064】図9Bは本発明の原理に基づく更に別の実
施例の詳細を示している。データ入力端子402がマス
ターラッチ404へ結合している。マスターラッチ40
4のクロッキングシーケンスはクロック線406上のク
ロックKによって決定される。マスターラッチ404の
各々は同一のクロックKによって制御される。マスター
ラッチ404の出力は出力端子408上に供給され且つ
スレーブラッチ410へ入力される。線408上のスレ
ーブラッチ410へのデータの入力は端子412上のク
ロックskによって制御される。スレーブラッチ410
の出力は、第二マスターラッチ416への出力端子41
4上へ供給される。マスターラッチ416へのデータの
入力は端子418上のクロックskLCAによって制御
される。マスターラッチ416の出力は端子420上に
供給される。全てのマスターラッチ416はデータを各
個別的マスターラッチ内へ入力させるために同一のクロ
ックskLCAによって制御される。
【0065】第二マスターラッチ416からスレーブラ
ッチ410へのデータの入力は、2つの別個のクロッ
ク、クロックskDn又はクロックskUpのいずれか
の制御下において行なわれる。端子422上のクロック
skDnはマスターラッチからすぐ上側のスレーブラッ
チへデータをクロック動作させ、従って該データは下方
向へシフトされる。端子424上のクロックskUpは
次の隣接する下側のラッチからデータをクロック動作さ
せ、従って該データは上方向に移動する。
【0066】4個のスレーブラッチ410は、垂直列の
形態に構成されているものと類推することが可能であ
る。スレーブラッチ410からなる垂直列に沿って垂直
上方向又は下方向にデータを移動させることが可能であ
る。更に、同一の水平方向データ線に沿ってスレーブラ
ッチからマスターラッチへ水平方向にデータを移動させ
ることも可能である。
【0067】スレーブラッチ410の出力は、更に、出
力端子415上にも供給され、図9Bには示していない
が演算論理回路へデータを供給することが可能である。
論理回路の動作は出力端子415上に供給されるデータ
の状態に基づいて制御される。
【0068】第二マスターラッチ416の出力は、それ
からそのデータを受取ったスレーブラッチと同一のレベ
ルにある別のスレーブラッチ410へフィードバックと
して供給される。このことについて説明する。スレーブ
ラッチ410の各々は2つのデータ転送方向の一部とし
て見ることが可能である。第一データ転送方向は、マス
ターラッチ404からスレーブラッチ410への順方向
即ち水平方向における水平データ転送として類推するこ
とが可能である。次いで、該データは異なるクロックの
制御下において更なる水平レベル、即ち第二マスターラ
ッチ416へ転送される。従って、4つの水平ステージ
からなるチェーンが存在しており、Kクロックの制御下
における入力端子から第一マスターラッチへは水平転送
における第一ステージである。水平方向における異なる
クロックの制御下における第一マスターラッチ404か
らスレーブラッチ410へは第三ステージへエンターす
る。第四ステージは、更に付加的なクロックの制御下に
おいてスレーブラッチ410から第二マスターラッチ4
16への転送である。従って、各ステージにおいて別個
のクロックサイクルの制御下で水平方向において4つの
ステージを介してデータが転送される。
【0069】図9Bのマスタースレーブマスター回路
は、複数個のスレーブラッチからなる垂直列と複数個の
マスタースレーブマスターラッチからなる水平行の形態
で構成されているものと類推することが可能である。デ
ータは、1個のマスターラッチ416から該マスターラ
ッチがそのデータを受取ったスレーブラッチと同一の垂
直列内にある別のスレーブラッチへ垂直方向にデータが
転送される。
【0070】図9Bの回路の動作に付いて説明する。デ
ータが入力端子402上の第一ステージに保持される。
クロックKの制御下において、データは入力端子401
からマスターラッチ404へ転送される。該データは、
回路動作の目的のために必要とされる限り該マスターラ
ッチに保持させることが可能である。該データのスレー
ブラッチ410への転送は、スレーブラッチの各々へ端
子412上に供給されるクロックskによって制御され
る。該データは、回路動作の目的のために必要とされる
限りスレーブラッチ410内に保持される。更に、該デ
ータは、それを論理回路へ供給するために出力線415
上へ該スレーブラッチから供給される。該データは、更
に、第二マスターラッチ416へ供給される。クロック
skLCAの制御下において、データがスレーブラッチ
410から第二マスターラッチ416内へクロック入力
される。動作期間中に、クロックskLCAはクロック
skの後に発生する。従って、前にスレーブラッチ41
0内に保持されていたデータがマスターラッチ416へ
転送される。このデータは同一のクロックskLCA上
でマスターラッチ416の各々の中に格納される。デー
タがマスターラッチ416内に格納された後に、垂直転
送クロックのうちの1つ、即ちskDn又はskUpの
いずれかが、遷移して前のクロックで格納されたデータ
をスレーブラッチ内へ転送させ、それは、スレーブラッ
チ410の垂直列内において垂直上方向か又は垂直下方
向のいずれかである。マスターラッチ416の各々にお
けるデータは不変のまま残存し、従って現在スレーブラ
ッチ内に格納されているデータは出力線415上に供給
されている現在のデータである。前のサイクルからのデ
ータは、今や第二マスターラッチ416内に格納されて
いる。ある時間の後に、マスタークロックskLCAが
パルス動作されて、該データをマスターラッチ内へ転送
し、その後に、垂直クロックのうちの1つ、即ちskD
n又はskUpのいずれかが、パルス動作されて現在マ
スターラッチ内に格納されている前のスレーブサイクル
からのデータを同一の垂直列内の別のスレーブ回路内へ
転送する。従って、前のサイクルからのデータは複数個
のスレーブラッチからなる垂直列を上方向又は下方向の
いずれかに回転される。
【0071】スレーブラッチ410に対して単に3個の
クロックが示されているに過ぎないが、一実施例におい
ては、スレーブラッチ410に対して付加的なクロック
が設けられ且つ上方向又は下方向のいずれかの垂直方向
にすぐに隣接したスレーブラッチの他に、スレーブラッ
チ410の付加的なものへマスターラッチ416からの
付加的なフィードバック経路が設けられている。付加的
なクロック又は付加的な接続部を使用することによっ
て、データを第四水平レベルにおける任意のマスターラ
ッチから第三水平レベルにおける任意のスレーブラッチ
へ選択的に転送させることが可能である。
【0072】図10の回路及びその詳細な説明はクロッ
クK,sk,skDn,skUp,skLCAの各々を
供給するための一実施例を提供している。理解されるよ
うに、クロックsk,skDn,skUpは同時に動作
するものではなく且つ好適には他のクロックがディスエ
ーブルされた場合にのみ1個のクロックが動作すること
を確保すべく同期されている。クロックKはスレーブラ
ッチへ同期パターンでデータを供給するためにクロック
動作させることが可能である。別の実施例においては、
クロックKは必要な場合にのみストローブされて新たな
データを供給し且つクロックsk,skDn,skUp
がクロックskLCAと関連して動作状態にある間ディ
スエーブルされる。クロックskは一実施例においては
skLBAyと同一のクロックであり且つ異なる実施例
においては異なるタイミングパターンに於ける異なるク
ロックである。データは任意のタイプのデータとするこ
とが可能であり、例えば、列又はワードアドレスデー
タ、メモリアレイ内に格納するためのデータ、データ入
力、情報データ、ポインタデータ、レジスタトラッキン
グデータ又は任意のその他のデータとすることが可能で
ある。
【0073】理解されるように、図9Bの回路は4つの
ステージを介してデータを水平方向にシフトさせ且つ更
に列内においてデータを垂直方向にシフトさせることを
可能とするという利点を提供している。クロックを選択
的にストローブさせることによって図9Bの回路は1つ
のスレーブマスターステージから別のものへ回転パター
ンでデータをシフトさせるシフトレジスタとして動作す
ることが可能である。一方、それはカウンタとして動作
させることが可能であり且つ任意の開始カウントが供給
され且つクロックによって制御されてアップ、ダウン又
は何等かのその他のパターンでカウント動作することが
可能である。図9Bの回路によって多数のその他の論理
機能を実行することが可能である。水平シフト方向にお
いて単に4つのステージが示されており且つスレーブラ
ッチ410からなる垂直列において4つのステージが示
されているに過ぎないが、別の実施例においては、垂直
列を16個のスレーブラッチから構成し、一方水平行を
4つのステージのままとすることが可能である。従っ
て、データは垂直方向において16個のスレーブステー
ジの間でシフトさせることが可能であり、また任意の所
望の開始カウント位置においてロードすることの可能な
16ビットカウンタを提供することが可能である。
【0074】図11は図2の列選択回路78の一実施例
の概略図である。一対のBLT82及びBLC線80に
対して1組の回路が示されており、残りの15対のBL
T及びBLC線に対しても同様の回路が設けられている
ことを理解すべきである。図示したように、回路78は
一対の活性負荷トランジスタ268及び270を有して
おり、それらは、活性化されると、関連するBLT及び
BLC線82及び80を電源端子272を介して電源電
圧VCCへ結合させる。平衡トランジスタ274がBL
T及びBLC線82及び80の間に結合されている。一
対の読取パスゲート、この場合にはトランジスタ138
及び134、が、夫々、BLT及びBLC線82及び8
0とRBT及びRBC線90及び92との間に結合され
ている。一対の書込パスゲート142及び144が、B
LT及びBLC線82及び80をWBT及びWBC線7
6及び74へ結合させている。NANDゲート136と
インバータ140とを有する列選択回路284は、端子
132を介して信号ISOを受取り、且つ対応する対の
BLT及びBLC線と関連する列選択バスからの列線を
受取る。例えば、本発明の1つの側面においては、Y=
15である。従って、WBT及びWBC線76及び74
へ結合させることの可能な16対のBLT/BLC線が
存在している。従って、図11に示した回路は16回複
製され、1個の回路は各BLT/BLC対に対してのも
のである。これら16個の複製された回路の各々は列選
択バスを形成する16本の線のうちの異なる1つへ結合
されている。従って、特定のメモリセルに対して書込が
行なわれるか又は読取が行なわれるべき場合には、対応
するBLT/BLC線対に関連する回路が、その列選択
線をして活性信号を担持させ、BLT及びBLC線を以
下に更に説明するように適宜の読取又は書込線へ結合さ
せる。
【0075】列選択回路78は、メモリアレイブロック
54へデータを書込み且つそれからデータを読取る両方
のために使用される。従って、回路74は、ISO及び
列選択信号130及び132の制御下においてビット線
BLT82及びBLC80上にデータを供給するための
入力信号WBT76及びWBC74を有している。理解
されるようにデータがアレイへ書込まれる場合には、デ
ータ−真が信号線WBT76上に供給され且つデータ−
補元が信号線WBC74上に供給される。データがデー
タバス線上に存在する間に、信号BLCC及びEQが高
状態に保持され、一方信号COL130及びISO13
2が高状態に保持される。NANDゲート136の出力
は低状態であり、読取制御トランジスタ138及び13
4をターンオンさせ且つインバータ140の出力は高状
態であって書込アクセストランジスタ142及び144
をターンオンさせる。従って、データはWBT76から
BLT82へパスされ且つWBC74からBLC80へ
パスされ、従ってデータは各個別的メモリセル内に格納
するために列線上に存在する。
【0076】動作について説明すると、読取又は書込サ
イクル期間中に、BLL_信号はアクティブ低となりB
LT及びBLC線をほぼVCCへプルアップさせる。
尚、本明細書において英文字記号の後に下線を付したも
のはその英文字記号の反転した信号であることを示して
いる。読取又は書込サイクルのいずれかの前に、BLE
Q_信号がアクティブ低となり、関連するBLT及びB
LC線を平衡化させる。次いで、BLL_信号がアクテ
ィブ低へ移行する前に、BLEQ_信号が非アクティブ
高へ移行する。又、読取又は書込サイクル期間中に、I
SO及び列選択信号の両方がアクティブ高へ移行して活
性化し、従って読取パスゲート286及び278及び書
込バスゲート142及び144の両方を閉成させる。こ
のような回路構成は、RBT及びRBC線85及び87
へ結合されているセンスアンプ94(図2)に対する別
個のパスゲートを設けることの必要性を取除いている。
書込サイクル期間中に、ISO信号は全体的な書込サイ
クル期間中アクティブ高に留まる。ISO信号は読取サ
イクルの初期的期間の間のみアクティブ高に留まり、次
いで非アクティブ低へ移行してディスエーブル、即ちパ
スゲート138,134,142,144の全てを開成
させる。このことはセンスアンプ94がデータ値が充分
にメモリセル内に格納されたことを検知した後にBLT
及びBLC線からセンスアンプ94を分離させる。従っ
て、BLT及びBLC線(及び、パスゲート280及び
282を介してセンスアンプへ結合されているWBT及
びWBC線58及び56)と関連する寄生容量がセンス
アンプの入力を形成するので、それはより迅速にその定
常状態値に到達することが可能である。
【0077】図2を参照すると、本発明の一側面におい
ては、ブロック読取/書込制御回路125が各メモリブ
ロックに対して別個のISO信号を発生する。従って、
全ての選択されていないメモリブロックに対して、IS
O信号は、読取及び書込サイクルの両方の期間中に非ア
クティブ低に留まり、選択されていないブロック内の列
選択回路78が電源から電流を引き出すことを防止す
る。本実施例においては、図1のメモリ装置54は32
個のメモリブロック54を有しており、その場合に各読
取又は書込サイクル期間中に4個のメモリブロック54
が選択され、従って32個のメモリブロック54の代わ
りに単に4個のメモリブロック54が読取又は書込サイ
クル期間中に電流を引出すに過ぎない。従って、本発明
のこのような側面においては、読取書込サイクル期間中
に電源から引出される電流は公知のメモリ装置によって
引出される電流の8分の1に過ぎない。このような電力
消費における著しい減少は、メモリ装置10を例えばメ
モリ装置10がバッテリにより駆動されるような低パワ
ー適用において使用することを可能としている。
【0078】図2の列選択回路78に対して特定の回路
が示されているが、同一の機能を達成するためにその他
の同様の回路を使用することも可能であることは勿論で
ある。例えば、PチャンネルトランジスタはNチャンネ
ルトランジスタとすることが可能であり、且つNチャン
ネルトランジスタはPチャンネルトランジスタとするこ
とが可能である。更に、NANDゲート136以外のゲ
ートを使用して列選択回路284を形成することが可能
である。
【0079】図12,13A,13Bは、本発明を組み
込んだメモリ装置50を含むシステムを示している。図
12はコンピュータシステム560内のメモリ50を示
している。該コンピュータシステムは、マイクロプロセ
サ及びその他の入力/出力装置を有している。好適実施
例においては、コンピュータシステム560は、例えば
インテル社、モトローラ社、IBM及びその他の会社に
よって販売されている32ビット高速マイクロプロセサ
を有している。該コンピュータシステムは、種々の入力
装置562及び出力装置564を接続させることが可能
である。ハードディスクドライブ、CD−ROM又はそ
の他のオフサイトの記録装置を含むことの可能な付加的
なデータ格納装置566もコンピュータシステム560
へ接続されている。本発明の高速書込メモリ装置50を
使用しているので、コンピュータシステム560はその
他の標準的なメモリ装置の場合に従来可能であったもの
よりも一層高速で書込及びその他の全ての動作を実行す
ることが可能である。
【0080】図13A及び13Bは本発明に基づくメモ
リ装置50の一実施例に対する付加的な使用態様を示し
ている。一実施例においては、メモリ装置52は32K
×32ビット同期型パイプラインバーストSRAMであ
って、それはBRAMとも呼ばれる。それはパイプライ
ン出力を有しており且つCMOSキャッシュバーストS
RAMとして動作することが可能である。
【0081】バースト動作は、ADSP_(プロセサア
ドレスステータス)又はADSC_(コントローラアド
レスステータス)のいずれかで開始させることが可能で
ある。バースト前進入力ADV_はBRAM内部におい
て次のバーストアドレスを発生させることを可能として
いる。
【0082】ADSP_が低状態である場合にオンチッ
プアドレスレジスタ内へクロック入力される外部アドレ
スを使用して、ADSC_又はBWE_に拘らずに、キ
ャッシュファースト読取サイクルはADSP_で開始さ
れる。全てのチップ選択は、バーストサイクルを開始さ
せるためにADSP_に対してアサート即ち活性化され
ねばならない。出力バッファは、BRAMが選択される
場合に、OE_によってイネーブルされる。装置が非選
択モードから選択モードへ移行する場合に、該装置が選
択され且つその出力は次のクロックサイクルでイネーブ
ルされる。読取動作においては、現在レジスタされたア
ドレスによってアクセスされたデータが、パイプライン
化された態様で次の上昇クロックエッジから使用可能で
ある。
【0083】ADV_入力は活性化されたADSx_を
サンプルするクロックエッジ上で無視されるが、全ての
爾後のクロックエッジ上でサンプルされる。アドレスは
各読取バーストアクセスに対してBRAMに対し内部的
にインクリメントされ、その場合にBWE_及びGW_
が高状態でサンプルされ、ADV_が低状態へ活性化さ
れ、両方のアドレスストローブは高状態である。データ
はクロック(K)の上昇から全ての出力(DQ0−3
1)に対してtKQにおいて常に有効である。
【0084】ADV_入力(バーストアドレス前進)は
バーストカウンタの制御を与える。ADV_入力は、バ
ーストサイクルの最初のデータが処理された後に、爾後
のバーストデータアクセスを制御する。ADV_がクロ
ック入力の上昇エッジにおいて爾後のバーストに対して
アクティブ低である場合には、バーストカウンタは次の
バーストアドレスへ前進される。アドレスは動作の前に
前進される。BRAMは、ADV_ピンが正のクロック
遷移期間中に高状態である場合に、アドレスバーストシ
ーケンスを停止させる。完全な内部バーストカウントが
完了すると、アドレスはその初期のベースアドレスへラ
ップアラウンドする。LBO_入力の論理状態が、該バ
ーストシーケンスを、インターリーブ(インテル社のバ
ーストの場合にはi486又はペンチアム(Pemti
um))又はその他のプロセサ(RISC,パワーP
C,サイリックスM1)に対してはリニアとして決定す
る。高状態又は低状態のいずれかであるLBO_信号の
状態は、図10のCMODE信号の状態を制御する。
【0085】書込サイクルは、BWE_をアサート即ち
活性化させる前に、出力をOE_でディスエーブルさせ
ることによって実行される。グローバル書込イネーブル
(GW_=低)は、BWE_の状態又は個々のバイト書
込選択入力に拘らずに32ビット全ての書込を行なう。
GW_が高状態である場合には、BWE_及び個々のバ
イト書込選択(BW1−4_)をアサート即ち活性化さ
せることによって1つ又はそれ以上のバイトを書込むこ
とが可能である。バイト書込テーブル(不図示)は、ど
のバイト書込選択がDQ0−31を制御するかをリスト
している。BWE_はADSP_低をサンプルする上昇
クロックエッジ上で無視されるが、全ての爾後の上昇ク
ロックエッジ上でサンプルされる。出力バッファは、B
WE_又はGW_が低状態にサンプルされた場合(OE
_とは独立的)、Kの後にディスエーブルされるtKQ
HZ。適切な書込動作が実行される場合には、データが
データ入力レジスタ内へクロック入力される。書込サイ
クルは内部的に自己同期されており、且つクロック入力
の上昇エッジによって開始される。書込バーストサイク
ルは、BWE_及びADV_が次の上昇クロックエッジ
において低状態でサンプルされた場合に、BRAM内部
でインクリメントされるアドレスで継続する。
【0086】図13A及び13Bに示したように接続さ
れたメモリ装置50の一実施例の場合には、読取又は書
込動作は、ADSP_の代わりにADSC_で開始させ
ることが可能である。これらの入力の違いは以下の通り
である。
【0087】(1)ADSC_でサイクルを開始させる
ためには、ADSC_が低状態にアサート即ち活性化さ
れた場合にADSP_は高状態でなければならない。
【0088】(2)全ての書込イネーブル信号は、AD
SC_低をサンプルする(ADSP_高で)正に向かう
クロックエッジ上でサンプルされる。
【0089】(3)CE1_が高状態である場合にはA
DSP_がブロックされる。メモリ装置50は、ADS
P_又はADSC_のいずれかで選択することが可能で
あるが、CE1_が高状態である場合にはADSC_で
非選択状態とされることが可能であるに過ぎない。
【0090】図13Aの装置は256KBキャッシュS
RAMを与えるために、ペンチアム(Pemteum)
プロセサへ接続された2個のメモリ装置50を有してい
る。キャッシュコントローラ572と共に動作するペン
チアムチップ570は、メモリ装置50の各々から完全
な32ビットの読取/書込アクセスを有することが可能
である。メモリ装置50は、内部的に自己同期型の高速
書込を有しており、従って、ペンチアム570及びキャ
ッシュコントローラ572の制御下において夫々のメモ
リ装置へ高速で書込を行なうことを可能としている。
【0091】図13Bは付加的なデータ格納及びバース
ト動作可能性を与えるために、ペンチアム570及びキ
ャッシュコントローラ572へ接続した4個のメモリ装
置50を有する512KBキャッシュを有するコンピュ
ータシステムを示している。従って、メモリ装置50
は、図13Aに示したように、単に2つの装置を使用す
ることにより32K×64ビットバースト可能L2デー
タキャッシュSRAMアレイ(256Kバイト)を構築
するためのアーキテクチュアを提供している。512K
バイトキャッシュを供給するために4個の装置が使用さ
れており、この点に関しては図13Bを参照すると良
い。メモリ装置50は簡単な深さ拡張のために3個のチ
ップイネーブルを有している。これらのチップイネーブ
ルは、512Kバイトデュアルバンクキャッシュ形態を
実現する場合の競合のない動作を可能とさせるために整
合されている。
【0092】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。例えば、本発明の一実施例はSRAMメモリ装置を
有している。同様の機能を達成する任意の等価な回路を
使用することが可能であり且つ本明細書に記載したもの
に対して置換させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 メモリアレイを有するメモリ装置を示した概
略図。
【図2】 図1のメモリ装置上の種々の回路を示した概
略ブロック図。
【図3】 図1の装置上の付加的な回路を示した概略ブ
ロック図。
【図4A】 本発明の原理に基づく第一実施例を示した
概略ブロック図。
【図4B】 本発明の原理に基づく第二実施例を示した
より詳細な概略ブロック図。
【図5】 図4Bの入力バッファ及びマスターラッチの
詳細な概略回路図。
【図6】 図4Bの列アドレスドライバの詳細な回路を
示した概略図。
【図7】 図4Bの列アドレスプレデコーダの詳細な回
路を示した概略図。
【図8】 図4Bに示したような列アドレスデコーダ及
びスレーブラッチの詳細な回路を示した概略図。
【図9A】 互いに結合された4個のスレーブラッチを
具備するスレーブラッチ回路の概略ブロック図。
【図9B】 本発明の原理に基づくスイッチングマスタ
ースレーブ回路の概略ブロック。
【図10】 図4Aの実施例に示したタイプのバースト
コントローラの詳細な概略図。
【図11】 図4Aに示したような列選択回路の詳細を
示した概略図。
【図12】 本発明に基づくシステムの概略ブロック
図。
【図13A】 本発明を使用したシステムの一実施例を
示した概略ブロック図。
【図13B】 本発明を使用したシステムの別の実施例
を示した概略ブロック図。
【符号の説明】
10 列アドレス入力バッファ 14 列アドレスドライバ 20 列プレデコーダ 24 列デコーダ 30 バーストコントローラ 40 バーストカウンタ 78 列選択 94 センスアンプ 98 アドレス線 101 列アドレス信号 102 スレーブラッチ 103 入力バッファマスターラッチ回路 104 バッファ及びマスターラッチ回路 105 列アドレスドライバ回路 106 ドライバ 107 列アドレスプレデコーダ回路 109 列アドレスデコーダ回路 111 スレーブラッチ回路 130 列選択線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタースレーブ回路において、 入力データを受取るための入力端子、 前記入力端子へ結合されており前記入力端子から受取っ
    たデータを格納するための第一マスターラッチ回路、 前記入力端子から前記マスターラッチへデータを転送す
    るために第一クロック信号を受取るための前記マスター
    ラッチ内の第一クロック端子、 前記マスターラッチの出力端へ結合されており、スレー
    ブデータを格納し且つスレーブデータ出力を供給する出
    力端子を具備する第一スレーブラッチ回路、 前記マスターラッチから前記第一スレーブラッチへデー
    タを転送するために第二クロック信号を受取るための前
    記スレーブラッチ内の第二クロック端子、 前記スレーブラッチの出力端子へ結合されており、前記
    データの状態に基づいて論理演算を行なう論理回路、 前記スレーブラッチの出力端子へ結合されており、出力
    端子を具備しており、前記スレーブデータを受取るため
    の第二マスターラッチ、 前記第二マスターラッチ出力端子から第二スレーブラッ
    チへの電気的接続部、 前記第二マスターラッチ出力端から前記第二スレーブラ
    ッチへのデータ転送を制御するための各第二スレーブ内
    の第三クロック端子、を有することを特徴とするマスタ
    ースレーブ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、更に、前記第二マス
    ターラッチから第三スレーブラッチへのデータ転送を制
    御するための各スレーブラッチ内の第四クロック端子を
    有することを特徴とするマスタースレーブ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1において、更に、第四スレーブ
    ラッチが設けられており、前記第一、第二、第三、第四
    スレーブラッチは1つのスレーブラッチから別のスレー
    ブラッチへ垂直方向にデータを転送するために垂直な列
    の形態に構成されていることを特徴とするマスタースレ
    ーブ回路。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記入力端子、第一
    マスターラッチ、スレーブラッチ、第二マスターラッチ
    が、水平な行上をデータ転送するために水平なデータ転
    送線の形態に構成されていることを特徴とするマスター
    スレーブ回路。
JP9005400A 1996-01-19 1997-01-16 スイッチングマスタースレーブ回路 Pending JPH09274559A (ja)

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US08/588648 1996-01-19
US08/588,648 US5783958A (en) 1996-01-19 1996-01-19 Switching master slave circuit

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