JPH09230189A - カメラの光学系調整装置 - Google Patents
カメラの光学系調整装置Info
- Publication number
- JPH09230189A JPH09230189A JP8032104A JP3210496A JPH09230189A JP H09230189 A JPH09230189 A JP H09230189A JP 8032104 A JP8032104 A JP 8032104A JP 3210496 A JP3210496 A JP 3210496A JP H09230189 A JPH09230189 A JP H09230189A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- optical system
- fluid
- chamber
- adjusting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Diaphragms For Cameras (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Micromachines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】カメラ全体の小形化できる焦点装置を得る。
【解決するための手段】鏡筒11内部に軸方向へ前後移
動自在にレンズ13が配置されており、凸レンズ13の
前方にガラス板12、後方に凹レンズ15が配置され、
密閉室R1、R2が形成されている。部屋間は通気路2
1により連結されるが途中にポンプ装置22が設けら
れ、部屋間の空気の出し入れを行い、気圧差によりレン
ズ13の前後位置を制御し、焦点の調整を得る。
動自在にレンズ13が配置されており、凸レンズ13の
前方にガラス板12、後方に凹レンズ15が配置され、
密閉室R1、R2が形成されている。部屋間は通気路2
1により連結されるが途中にポンプ装置22が設けら
れ、部屋間の空気の出し入れを行い、気圧差によりレン
ズ13の前後位置を制御し、焦点の調整を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、超小形のカメラ
に用いて有効なカメラの焦点調整装置に関するものであ
る。
に用いて有効なカメラの焦点調整装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の進歩により、CCD
(電荷結合デバイス)等を用いた小形のビデオカメラや
電子スチルカメラ(以下固体撮像素子カメラという)が
開発されている。しかし、このような固体撮像素子カメ
ラにおいても、なお一層の小形化が要望されている。
(電荷結合デバイス)等を用いた小形のビデオカメラや
電子スチルカメラ(以下固体撮像素子カメラという)が
開発されている。しかし、このような固体撮像素子カメ
ラにおいても、なお一層の小形化が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】固体撮像素子カメラに
あっては、一層の小形化が要望されるとともに、機能ア
ップされることも要望されている。そこで、この種のカ
メラの焦点、焦点距離、絞り調整機構を設けようとする
と、従来の調整機構は歯車やモータを用いた構成である
ために、カメラを小形化するのに相反する部品となる。
そこでこの発明は、歯車やモータを用いることなく、カ
メラの超小形化に有効なカメラの焦点調整装置を提供す
ることを目的とするものである。
あっては、一層の小形化が要望されるとともに、機能ア
ップされることも要望されている。そこで、この種のカ
メラの焦点、焦点距離、絞り調整機構を設けようとする
と、従来の調整機構は歯車やモータを用いた構成である
ために、カメラを小形化するのに相反する部品となる。
そこでこの発明は、歯車やモータを用いることなく、カ
メラの超小形化に有効なカメラの焦点調整装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、鏡筒内部に
軸方向へ前後移動自在に配置されたレンズと、前記鏡筒
内部であって、前記レンズの前方に配置され前記レンズ
及び鏡筒内壁とともに第1の密閉室を形成する第1の光
透過部材と、前記鏡筒内部であって、前記レンズの後方
に配置され前記レンズ及び鏡筒内壁とともに第2の密閉
室を形成する第2の光透過部材と、前記鏡筒内部で前記
第2の光透過部材の奥に配置された撮像素子と、前記第
1と前記2の密閉室を連結し、前記第1と第2の密閉室
間の流体を移動調整することにより前記レンズの前後位
置を調整し、前記撮像素子の焦点距離を制御するための
若しくは絞りを調整するためのポンプ手段とを具備す
る。
軸方向へ前後移動自在に配置されたレンズと、前記鏡筒
内部であって、前記レンズの前方に配置され前記レンズ
及び鏡筒内壁とともに第1の密閉室を形成する第1の光
透過部材と、前記鏡筒内部であって、前記レンズの後方
に配置され前記レンズ及び鏡筒内壁とともに第2の密閉
室を形成する第2の光透過部材と、前記鏡筒内部で前記
第2の光透過部材の奥に配置された撮像素子と、前記第
1と前記2の密閉室を連結し、前記第1と第2の密閉室
間の流体を移動調整することにより前記レンズの前後位
置を調整し、前記撮像素子の焦点距離を制御するための
若しくは絞りを調整するためのポンプ手段とを具備す
る。
【0005】このような手段により、密閉室の流体圧に
よりレンズを前後駆動する若しくは絞りを駆動するよう
にし、流体制御のためにポンプ手段を用いた構成とした
ためにカメラ全体を小形化することができる。
よりレンズを前後駆動する若しくは絞りを駆動するよう
にし、流体制御のためにポンプ手段を用いた構成とした
ためにカメラ全体を小形化することができる。
【0006】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面を参
照して説明する。図1は、この発明の一実施の形態であ
る。図1(A)において、11は、鏡筒であり、前方に
はガラス板12が同軸的に設けられ、このガラス板12
の奥には光軸方向へ移動自在な可動レンズ、この例では
凸レンズ13が配置されている。即ち、凸レンズ13の
周囲はリング状保持体14(図1(B)参照)により保
持され、このリング状保持体14は、鏡筒11の内面に
軸と平行な方向へ形成されたガイド溝11a、11bに
ガイドされるように保持されている。さらに鏡筒11の
奥には、凹レンズ15が配置され、この奥には凸レンズ
16が配置されている。凸レンズ13を通過した光は凹
レンズ15で焦点を結び、この凹レンズ15を通過した
のち凸レンズ16で平行光となり、赤外線カットフィル
タ17を介して固体撮像素子18に結像される。
照して説明する。図1は、この発明の一実施の形態であ
る。図1(A)において、11は、鏡筒であり、前方に
はガラス板12が同軸的に設けられ、このガラス板12
の奥には光軸方向へ移動自在な可動レンズ、この例では
凸レンズ13が配置されている。即ち、凸レンズ13の
周囲はリング状保持体14(図1(B)参照)により保
持され、このリング状保持体14は、鏡筒11の内面に
軸と平行な方向へ形成されたガイド溝11a、11bに
ガイドされるように保持されている。さらに鏡筒11の
奥には、凹レンズ15が配置され、この奥には凸レンズ
16が配置されている。凸レンズ13を通過した光は凹
レンズ15で焦点を結び、この凹レンズ15を通過した
のち凸レンズ16で平行光となり、赤外線カットフィル
タ17を介して固体撮像素子18に結像される。
【0007】凸レンズ13の焦点が、凹レンズ15の面
に形成されるように凸レンズ13が前後に位置調整され
る。上記の鏡筒11内部には、レンズ13の両側に第1
と第2の密閉室R1、R2が生じる。そしてこの密閉室
間には、流体通気路21が設けられ、この通気路21の
途中にはポンプ装置22が配置されている。図では1組
の通気路21とポンプ装置22を示しているが、実際に
は密閉室R1からR2へ空気を送る経路と、密閉室R2
からR1へ空気を送る経路がある。
に形成されるように凸レンズ13が前後に位置調整され
る。上記の鏡筒11内部には、レンズ13の両側に第1
と第2の密閉室R1、R2が生じる。そしてこの密閉室
間には、流体通気路21が設けられ、この通気路21の
途中にはポンプ装置22が配置されている。図では1組
の通気路21とポンプ装置22を示しているが、実際に
は密閉室R1からR2へ空気を送る経路と、密閉室R2
からR1へ空気を送る経路がある。
【0008】図1(C)には、ポンプ装置22の部分を
拡大して示している。ポンプ装置22のチャンバー20
1部は、片持ちはり構造のフラップバルブ202を介し
て入力通気路に連結し、フラップバルブ203を介して
出力通気路に連結している。チャンバー201部の側壁
部はポンプダイアフラム204となっており、静電気で
駆動される静電アクチュエータである。211、212
は電極であり、電極間に与えられる交流電圧により、静
電容量が変化しポンプダイアフラム204が振動する
と、流体(空気)は、バルブ202側から吸い込まれチ
ャンバー201に流入し、バルブ203側へ押し出され
る。このようなポンプ手段により、第1と第2の密閉室
R1、R2間の流体を移動調整することができ、部屋の
気圧によりレンズ13の前後位置を調整し、フォーカス
を制御することができる。
拡大して示している。ポンプ装置22のチャンバー20
1部は、片持ちはり構造のフラップバルブ202を介し
て入力通気路に連結し、フラップバルブ203を介して
出力通気路に連結している。チャンバー201部の側壁
部はポンプダイアフラム204となっており、静電気で
駆動される静電アクチュエータである。211、212
は電極であり、電極間に与えられる交流電圧により、静
電容量が変化しポンプダイアフラム204が振動する
と、流体(空気)は、バルブ202側から吸い込まれチ
ャンバー201に流入し、バルブ203側へ押し出され
る。このようなポンプ手段により、第1と第2の密閉室
R1、R2間の流体を移動調整することができ、部屋の
気圧によりレンズ13の前後位置を調整し、フォーカス
を制御することができる。
【0009】自動フォーカスを得る場合は、以下のよう
な手段が用いられる。例えば被写体に赤外線照射を行
い、反射光を受光して被写体まで距離を測定する自動焦
点回路31が用いられる。この自動焦点回路31で得ら
れた距離情報に応じた時間、ポンプ駆動装置33から交
流電圧を与えるようにしている。これにより、凸レンズ
13の位置が被写体に応じた焦点を得るようになる。図
示していないが、凸レンズ13の位置情報は、例えばス
ライド抵抗素子の出力等で自動焦点回路31に入力され
ている。自動焦点回路31は、距離情報とレンズ位置に
応じてレンズの移動方向及び量を決定する。
な手段が用いられる。例えば被写体に赤外線照射を行
い、反射光を受光して被写体まで距離を測定する自動焦
点回路31が用いられる。この自動焦点回路31で得ら
れた距離情報に応じた時間、ポンプ駆動装置33から交
流電圧を与えるようにしている。これにより、凸レンズ
13の位置が被写体に応じた焦点を得るようになる。図
示していないが、凸レンズ13の位置情報は、例えばス
ライド抵抗素子の出力等で自動焦点回路31に入力され
ている。自動焦点回路31は、距離情報とレンズ位置に
応じてレンズの移動方向及び量を決定する。
【0010】図2はこの発明の他の実施の形態である。
図2において、41は、鏡筒であり、前方には凸レンズ
42が同軸的に設けられ、この凸レンズ42の奥には光
軸方向へ移動自在な凹レンズ43が配置されている。即
ち、凹レンズ43の周囲はリング状保持体44により保
持され、このリング状保持体44は、鏡筒41の内面に
軸と平行な方向へ形成されたガイド溝41a、41bに
ガイドされるように保持されている。さらに鏡筒41の
奥には、凸レンズ45が配置されている。レンズ42を
通過した光は凹レンズ43で焦点を結び、この凹レンズ
43を通過したのち凸レンズ45で平行光となり、赤外
線カットフィルタ47を介して固体撮像素子48に結像
される。
図2において、41は、鏡筒であり、前方には凸レンズ
42が同軸的に設けられ、この凸レンズ42の奥には光
軸方向へ移動自在な凹レンズ43が配置されている。即
ち、凹レンズ43の周囲はリング状保持体44により保
持され、このリング状保持体44は、鏡筒41の内面に
軸と平行な方向へ形成されたガイド溝41a、41bに
ガイドされるように保持されている。さらに鏡筒41の
奥には、凸レンズ45が配置されている。レンズ42を
通過した光は凹レンズ43で焦点を結び、この凹レンズ
43を通過したのち凸レンズ45で平行光となり、赤外
線カットフィルタ47を介して固体撮像素子48に結像
される。
【0011】ここで、凸レンズ42と凹レンズ43間に
は密閉室R3が生じる。そして鏡筒41の側壁にはこの
密閉室R3内の流体を排出したり、また外部から密閉室
R3内に流体を注入したりするポンプ装置51が設けら
れている。このポンプ装置51も図1(C)で説明した
ような装置であり、小形ポンプである。この実施の形態
においても、自動焦点回路31、ポンプ駆動装置32が
設けられており、自動的な焦点制御が可能である。
は密閉室R3が生じる。そして鏡筒41の側壁にはこの
密閉室R3内の流体を排出したり、また外部から密閉室
R3内に流体を注入したりするポンプ装置51が設けら
れている。このポンプ装置51も図1(C)で説明した
ような装置であり、小形ポンプである。この実施の形態
においても、自動焦点回路31、ポンプ駆動装置32が
設けられており、自動的な焦点制御が可能である。
【0012】図3には、絞り機構の分解斜視図(図3
(A))と、断面図(図3(B))を示している。また
図4(A)と図4(B)には、絞り機構が解放された状
態と絞りきった状態を示している。
(A))と、断面図(図3(B))を示している。また
図4(A)と図4(B)には、絞り機構が解放された状
態と絞りきった状態を示している。
【0013】上記絞り機構は、4枚羽の絞り機構であ
り、基本的には絞り羽根301が軸ピン302により台
座303に可動自在に取り付けられている。絞り羽根3
01は、うすい銅版や樹脂で構成されている。絞り羽根
301には、それぞれガイド穴304が形成されてい
る。このガイド穴304には、回転板305に設けられ
たガイドピン306が台座303の長穴308を貫通し
た後で挿入されている。回転板305は、光路309を
軸心として回転できる。通常の光学系では突起310を
ソレノイドやガルバノメータ等で往復運動させて、回転
板305を回転させて、絞り羽根301を駆動してい
る。
り、基本的には絞り羽根301が軸ピン302により台
座303に可動自在に取り付けられている。絞り羽根3
01は、うすい銅版や樹脂で構成されている。絞り羽根
301には、それぞれガイド穴304が形成されてい
る。このガイド穴304には、回転板305に設けられ
たガイドピン306が台座303の長穴308を貫通し
た後で挿入されている。回転板305は、光路309を
軸心として回転できる。通常の光学系では突起310を
ソレノイドやガルバノメータ等で往復運動させて、回転
板305を回転させて、絞り羽根301を駆動してい
る。
【0014】光路を中心にして回転したガイドピン30
6は、絞り羽根301に設けれているガイド穴304を
押すことにより、それぞれの絞り羽根301をその軸ピ
ン302を中心にして回転させている。図4(A)の動
作状態は、絞りを開いた状態である。ガイド穴304
は、光路に対して放射方向へ傾斜を持たせてあるからガ
イドピン306が回転板305とともに回転移動する
と、カム溝の働きをして絞り羽根301の軸ピンを中心
とした回転が可能となる。これにより、図4(A)ある
いは図4(B)に示すように絞りを開いた状態、閉じた
状態を作ることがでいる。よって、光路の面積が調整さ
れて光量調整が得られる。
6は、絞り羽根301に設けれているガイド穴304を
押すことにより、それぞれの絞り羽根301をその軸ピ
ン302を中心にして回転させている。図4(A)の動
作状態は、絞りを開いた状態である。ガイド穴304
は、光路に対して放射方向へ傾斜を持たせてあるからガ
イドピン306が回転板305とともに回転移動する
と、カム溝の働きをして絞り羽根301の軸ピンを中心
とした回転が可能となる。これにより、図4(A)ある
いは図4(B)に示すように絞りを開いた状態、閉じた
状態を作ることがでいる。よって、光路の面積が調整さ
れて光量調整が得られる。
【0015】次に、上記の回転板305を回転制御する
機構について説明する。図5は、流体アクチュエータ4
01の構成を示している。この流体アクチュエータ40
1は、ドーナツ状のシリンダ402を有する。このシリ
ンダ402には、作用流体403が封入されている。ま
たシリンダ402の中間位置には、ポンプ410が配置
されている。このポンプ410は図1(C)で説明した
ものと同じであるが、左右方向のいずれの方向へも流体
を送ることができるように2つのポンプが配置されてい
る。シリンダ402の右側と左側にはピストン404と
405が配置されている。そして互いのピストン404
と405のロッド406は連結しており、中間位置に作
用ピン407が設けられている。
機構について説明する。図5は、流体アクチュエータ4
01の構成を示している。この流体アクチュエータ40
1は、ドーナツ状のシリンダ402を有する。このシリ
ンダ402には、作用流体403が封入されている。ま
たシリンダ402の中間位置には、ポンプ410が配置
されている。このポンプ410は図1(C)で説明した
ものと同じであるが、左右方向のいずれの方向へも流体
を送ることができるように2つのポンプが配置されてい
る。シリンダ402の右側と左側にはピストン404と
405が配置されている。そして互いのピストン404
と405のロッド406は連結しており、中間位置に作
用ピン407が設けられている。
【0016】ここで、流体が矢印A1の方向へ送られる
と、ピストン404が後退し、ピストン405が前進す
る。逆に流体が矢印A2の方向へ送られると、ピストン
404が前進し、ピストン405が後退する。これによ
り作用ピン407は、図3、図4で示した回転板305
の突起310を駆動することができる。
と、ピストン404が後退し、ピストン405が前進す
る。逆に流体が矢印A2の方向へ送られると、ピストン
404が前進し、ピストン405が後退する。これによ
り作用ピン407は、図3、図4で示した回転板305
の突起310を駆動することができる。
【0017】図6には、上記の流体アクチュエータ40
1と、絞り機構とを組み合わせた状態を示している。ま
た図7には、流体アクチュエータの他の実施形態を示し
ている。図7(A)のアクチュエータは2ポンプ型であ
り、図7(B)のアクチュエータは4ポンプ型である。
1と、絞り機構とを組み合わせた状態を示している。ま
た図7には、流体アクチュエータの他の実施形態を示し
ている。図7(A)のアクチュエータは2ポンプ型であ
り、図7(B)のアクチュエータは4ポンプ型である。
【0018】上記の実施の形態であると、ポンプ装置2
2、51は電極間に与えられる交流電圧により静電容量
を変化させて、ポンプダイアフラム204を振動させ、
空気を移動させるようにした。しかしこれに限らず、電
磁コイル等によりアクチュエータを振動させて、流体移
動を制御するようにしてもよい。
2、51は電極間に与えられる交流電圧により静電容量
を変化させて、ポンプダイアフラム204を振動させ、
空気を移動させるようにした。しかしこれに限らず、電
磁コイル等によりアクチュエータを振動させて、流体移
動を制御するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明のカメラの
焦点調整装置によれば、密閉室の流体圧によりレンズを
前後駆動するようにし、流体制御のためにポンプ手段を
用いた構成としたためにカメラ全体を小形化することが
できる。
焦点調整装置によれば、密閉室の流体圧によりレンズを
前後駆動するようにし、流体制御のためにポンプ手段を
用いた構成としたためにカメラ全体を小形化することが
できる。
【図1】この発明の一実施の形態を示す図。
【図2】この発明の他の実施の形態を示す図。
【図3】絞り機構の構成を説明するための図。
【図4】絞り機構の動作を説明するための図。
【図5】流体アクチュエータの構造を示す図。
【図6】流体アクチュエータと絞り機構の組み合わせ状
態を示す図。
態を示す図。
【図7】流体アクチュエータの他の形態を示す図。
11、41…鏡筒、12…ガラス板、13、16、4
2、45…凸レンズ、14…リング状保持体、15、4
3…凹レンズ、17、47…赤外線カットフィルタ、1
8、48…固体撮像素子、21…通気路、22、51…
ポンプ装置。
2、45…凸レンズ、14…リング状保持体、15、4
3…凹レンズ、17、47…赤外線カットフィルタ、1
8、48…固体撮像素子、21…通気路、22、51…
ポンプ装置。
Claims (8)
- 【請求項1】鏡筒内に、少なくとも焦点調整、焦点距離
調整、絞り調整を行う光学系調整機構を備え、 流体の密閉化を行う密閉機能を有し、該流体の流入・流
出により前記密閉機能の容積を変化させることにより、
前記光学調整機能を調整してなることを特徴とするカメ
ラの光学系調整装置。 - 【請求項2】鏡筒内部に軸方向へ前後移動自在に配置さ
れた可動レンズと、 前記鏡筒内部であって、前記レンズの前方に配置され前
記レンズ及び鏡筒内壁とともに第1の部屋を形成する第
1の光透過部材と、 前記鏡筒内部であって、前記レンズの後方に配置され前
記レンズ及び鏡筒内壁とともに第2の部屋を形成する第
2の光透過部材と、 前記鏡筒内部で前記第2の光透過部材の奥に配置された
撮像素子と、 前記第1と前記2の部屋の少なくとも一方を密閉室とし
てこの密閉室に流体を注入したり又は密閉室から流体を
排出したりすることにより前記可動レンズの前後位置を
調整し、焦点距離を制御するためのポンプ手段と、 を具備したことを特徴とするカメラの光学系調整装置。 - 【請求項3】前記第1の光透過部材はガラス板であり、
前記レンズは、凸レンズであることを特徴とする請求項
2記載のカメラの光学系調整装置。 - 【請求項4】前記第1の光透過部材は凸レンズであり、
前記レンズは、凹レンズであることを特徴とする請求項
2記載のカメラの光学系調整装置。 - 【請求項5】前記第1と第2の部屋は双方とも密閉室で
あり、前記ポンプ手段は、この第1と前記2の部屋を連
結し、前記第1と第2の部屋間の流体を移動調整するこ
とにより前記可動レンズの前後位置を調整することを特
徴とする請求項2記載のカメラの光学系調整装置。 - 【請求項6】前記第1の部屋が密閉室であり、前記ポン
プ手段は、この第1の部屋と外部とを連結し、前記第1
の部屋の流体を外部に排出、あるいは外部の流体をこの
第1の部屋に注入することにより前記可動レンズの前後
位置を調整することを特徴とする請求項2記載のカメラ
の光学系調整装置。 - 【請求項7】前記ポンプ手段は、電極間の静電容量を制
御することによりアクチュエータが振れ、チャンバーの
弁が駆動される構造であることを特徴とする請求項2記
載のカメラの光学系調整装置。 - 【請求項8】鏡筒内部に光軸を中心に回転する部材を備
え、流体の流入・流出により該回転部材を観点させてな
ることを特徴とする請求項1記載のカメラの光学系調整
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8032104A JPH09230189A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | カメラの光学系調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8032104A JPH09230189A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | カメラの光学系調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09230189A true JPH09230189A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12349602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8032104A Pending JPH09230189A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | カメラの光学系調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09230189A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006267267A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Sharp Corp | レンズ位置制御装置及び撮像モジュール |
JP2007121493A (ja) * | 2005-10-26 | 2007-05-17 | Konica Minolta Opto Inc | レンズ鏡胴及び撮像装置 |
JP2008203576A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Canon Inc | 光量調節装置及び光学機器 |
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