JPH09229457A - 空気調和機のアドレス設定方法および接続検出方法 - Google Patents

空気調和機のアドレス設定方法および接続検出方法

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JPH09229457A
JPH09229457A JP8063821A JP6382196A JPH09229457A JP H09229457 A JPH09229457 A JP H09229457A JP 8063821 A JP8063821 A JP 8063821A JP 6382196 A JP6382196 A JP 6382196A JP H09229457 A JPH09229457 A JP H09229457A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチシステム型の空気調和機に関し、分岐
キット単独で各室内機に対する識別アドレスの自動設定
が可能なアドレス設定方法並びに室内機の接続状態を確
実に検出可能な接続検出方法を提供する。 【解決手段】 分岐キット30が接続された室外機側の
冷媒配管接続口に冷媒を供給する際に、まず、分岐キッ
ト内のすべての流量制御弁開いたときの室内機内の熱交
換器の第1の温度を検出し、次いで、分岐キット内の流
量制御弁を一台ずつ閉鎖したときの室内熱交換器の第2
の温度を検出し、この第2の温度に前記第1の温度を基
準として予め定められた変化が得られた熱交換器に対応
する室内機が前記閉鎖した流量制御弁に対応する冷媒配
管接続口に接続された室内機として認識され、当該認識
された室内機に固有の識別アドレスが設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチシステム型
の空気調和機に係り、特に分岐配管用の分岐キットを用
いる際の分岐キットに接続されている各室内機に対する
識別アドレスを自動設定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、1台の室外機に対して複数台の
室内機を接続してなるマルチシステム型の空気調和機が
知られている。この種の空気調和機において、室外機に
は複数の冷媒配管(液管およびガス管)接続用の複数
(例えば、各4個)の接続口(ジョイント)が設けられ
ており、これらの各配管接続口に一対一で室内機が接続
されいる。
【0003】このような空気調和機の運転を円滑に制御
するためには、室外機において室外機側の配管接続口と
室内機との接続対応関係が明確にされていなければなら
ない。そのため、従来は、空気調和機の設置時に、施工
者が室外機内の制御基板に設けられたアドレス設定スイ
ッチを手動操作して設定していた。
【0004】一方、室外機に設けられている接続口の数
を超えての室内機の接続を可能にするために、室外機と
室内機との間に設けら一つの接続口を複数の接続口に分
岐される分岐キットがある。このような分岐キットにお
いても、同様に、分岐キット側の配管接続口と室内機と
の接続対応関係が明確にされていなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人手に
よるアドレス設定では設定ミスが発生する場合があり、
誤って設定された場合は空気調和機の運転が不可能にな
る場合があるため、正確かつ自動的に設定する方法が望
まれていた。
【0006】しかも、分岐キットを用いた空気調和機で
は、冷媒配管のアドレス設定はさらに複雑なものとな
り、設定ミスが発生しやすいものとなる。
【0007】また、アドレス設定以前の問題として、接
続口への配管の接続間違いが起こる場合があり、より確
実に接続状態を検出する手段が要請される。
【0008】本発明の目的は、分岐キット単独で各室内
機に対する識別アドレスの自動設定が可能なアドレス設
定方法並びに室内機の接続状態を確実に検出可能な接続
検出方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、複数の室内機接続用の冷
媒配管接続口を有する室外機と、複数の室外機接続用の
冷媒配管接続口およびこれらの各冷媒配管接続口に設け
られる流量制御弁を有し前記室外機の冷媒配管接続口の
いずれかまたは全部に接続される分岐キットと、前記室
外機の冷媒配管接続口または前記分岐キットの冷媒配管
接続口に接続される複数の室内機とを備えた空気調和機
前記室内機のアドレスを設定するアドレス設定方法にお
いて、前記分岐キットが接続された室外機側の冷媒配管
接続口に冷媒を供給する際に、前記流量制御弁のすべて
を開き、そのときの室内機内の熱交換器の第1の温度を
検出し、次いで、前記流量制御弁を一台ずつ閉鎖し、そ
のときの室内機内の熱交換器の第2の温度を検出し、こ
の第2の温度から前記第1の温度を基準として予め定め
られた変化が得られた熱交換器に対応する室内機を、前
記閉鎖した流量制御弁に対応する冷媒配管接続口に接続
された室内機として認識して、当該認識された室内機に
固有の識別アドレスを設定するよう構成される。
【0010】この請求項1に記載の発明によれば、前記
分岐キットが接続された室外機側の冷媒配管接続口に冷
媒を供給する際に、まず、すべての流量制御弁開いたと
きの室内機内の熱交換器の第1の温度を検出し、次い
で、流量制御弁を一台ずつ閉鎖したときの室内熱交換器
の第2の温度を検出し、この第2の温度に前記第1の温
度を基準として予め定められた変化が得られた熱交換器
に対応する室内機が前記閉鎖した流量制御弁に対応する
冷媒配管接続口に接続された室内機として認識され、当
該認識された室内機に固有の識別アドレスが設定され
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、複数の室内機接
続用の冷媒配管接続口を有する室外機と、複数の室外機
接続用の冷媒配管接続口およびこれらの各冷媒配管接続
口に設けられる流量制御弁を有し前記室外機の冷媒配管
接続口のいずれかまたは全部に接続される分岐キット
と、前記室外機の冷媒配管接続口または前記分岐キット
の冷媒配管接続口に接続される複数の室内機とを備えた
空気調和機前記室内機のアドレスを設定するアドレス設
定方法において、前記分岐キットが接続された室外機側
の冷媒配管接続口に冷媒を供給する際に、前記流量制御
弁流量制御弁のすべてを開き、そのときの室内機内の熱
交換器の第1の温度を検出し、次いで、前記流量制御弁
を一台ずつ閉鎖し、そのときの室内機内の熱交換器の第
2の温度を検出し、この第2の温度からに予め定めた変
化が得られたか否かを判断して前記分岐側冷媒配管接続
口への接続の有無を検出するよう構成される。
【0012】この請求項2に記載の発明によれば、前記
分岐キットが接続された室外機側の冷媒配管接続口に冷
媒を供給する際に、まず、すべての流量制御弁開いたと
きの室内機内の熱交換器の第1の温度を検出し、次い
で、流量制御弁を一台ずつ閉鎖したときの室内熱交換器
の第2の温度を検出し、この第2の温度に前記第1の温
度を基準として予め定められた変化が得られた熱交換器
に対応する室内機が前記閉鎖した流量制御弁に対応する
冷媒配管接続口に接続されているか否かを検出すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0014】(I) 空気調和機の構成 図1に、本発明が適用される空気調和機の実施の形態を
示す。
【0015】室外機100には、接続配管(液管)28
a、28bおよび接続配管(ガス管)29a、29bc
を介して室内機群101のうちの2台(熱交換器2a、
2b)が接続されている。また、接続配管(液管)28
cおよび接続配管(ガス管)29cは分岐キット30を
介して室内機群101のうちの3台(熱交換器2c、2
d、2e)に接続されている。
【0016】この空気調和機は冷房および暖房運転が可
能であり、図1において、冷房時の冷媒の流れを実線で
示し、暖房時の冷媒の流れを破線で示す。
【0017】冷房時において、冷媒は、コンプレッサ
3、マフラ4、四方弁5、室外熱交換器6、モジュレー
タ7、モジュレータ8、ストレーナ9、主冷凍回路の冷
媒制御用電動膨張弁(流量可変弁)10を出た後、三つ
の回路に分流される。各分流回路のそれぞれには、冷媒
制御用電動膨張弁11a〜11cが設けられ、冷媒はス
トレーナ12a〜12c、液管側接続口23a〜23
c、接続配管28a〜28cを介して室内熱交換器2a
〜2cに送られる。室内熱交換器2a〜2cを出た冷媒
は、接続配管29a〜29cを介してガス管側接続口2
7a〜27cに戻り、マフラ13、四方弁5、アキュー
ムレータ14、15を経てコンプレッサ3に戻る。
【0018】一方、暖房時において、冷媒は上述の冷房
時と逆の経路で循環するので、破線で矢印を示し、その
詳細は省略する。なお、16は除霜用の電磁開閉弁で、
室外熱交換器6に着霜始まった際または着霜しそうな際
にコンプレッサ3から吐出された暖気ガス冷媒の一部を
室外熱交換器6に与え、除霜または着霜の防止を行うた
めのものである。
【0019】液管28a〜28c側の分流回路のそれぞ
れには、分流液管温度センサ18a〜18cが取り付け
られている。同様に、ガス管側の分流回路のそれぞれに
は、分流ガス管温度センサ19a〜19cが取り付けら
れている。コンプレッサ3の吐出側にはコンプレッサ吐
出温度センサ20が取り付けられている。さらに、室外
熱交換器6には室外熱交換器温度センサ21が設けら
れ、また室外熱交換器6の風上側に外気温度センサ22
が取り付けられている。
【0020】室外機100はマイクロコンピュータ17
を内蔵しており、このマイクロコンピュータ17は上記
各温度センサ18a〜18c、19a〜19c、20、
21、および22からの温度検出信号を受け、予め格納
された制御プログラムに従って室外機100の制御を行
う。この室外機側マイクロコンピュータ17と後述の各
室内機マイクロコンピュータ27a〜27eとは通信線
(図示せず)により結ばれ、温度データ、コンプレッサ
に供給する交流電力の周波数データ等の通信を行ってい
る。
【0021】また、マイクロコンピュータ17は、コン
プレッサ吐出温度センサ20、分流液管温度センサ18
a〜18c及び分流ガス管温度センサ19a〜19cか
らの温度検出信号に基づいて冷媒制御用電動膨張弁11
a〜11cの弁開度の演算を行う。
【0022】冷媒制御用電動膨張弁11a〜11cは、
付属するステッピングモータにより弁開度が調整される
構造になっており、マイクロコンピュータ17による演
算結果から、マイクロコンピュータ17が各冷媒制御用
電動膨張弁11a〜11cのステップモータのステップ
回転数を増減することで、主回路及び分流回路の冷媒制
御が行われる。これらの冷媒制御用電動膨張弁11a〜
11cは、例えば511ステップで全開まで動作して初
期の位置出しを行った後、マイクロコンピュータ17か
らは1ステップ単位の分解能で弁開度が制御される。
【0023】室内機群101は、この実施の形態では、
3台の室内機で構成され、各室内機のそれぞれは室内熱
交換器2a〜2cを有している。なお、図示してない
が、送風ファンを有しており、室内機自体の基本的構造
は一般的なものであってよい。
【0024】各室内熱交換器2a〜2cには、熱交換器
温度センサ24a〜24eおよびその空気吸込口に室内
吸込空気温度センサ25a〜25eが取り付けられてい
る。
【0025】各室内機にはマイクロコンピュータ26a
〜26cが内蔵されており、各マイクロコンピュータ2
6a〜26cは熱交換器温度センサ24a〜24eおよ
び室内吸込空気温度センサ25a〜25eからの温度検
出信号に基づいて送風量等の演算および制御を実行し、
また、図示しない通信回線を介して室外機側マイクロコ
ンピュータ17との間で必要なデータの交信を行う。
【0026】分岐キット30は、室外機内の接続口の周
辺の構成と同様に構成されており、分流電動弁31a〜
31c、液管温度センサ32a〜32c、ガス管温度セ
ンサ33a〜33c、ストレーナ35を含んでいる。分
岐キット30は、このストレーナ35を介して室外機1
00の液管側接続口23cに接続されている。この分岐
キット30は室内機100のマイクロコンピュータ17
側からみて、見かけ上一つの室内機と同等に扱い、分岐
キット30内の分流状態については考慮しないこととす
る。
【0027】分岐キット30内の接続状態については、
当該分岐キット30内に内蔵されるマイクロコンピュー
タ34により図2に示すアルゴリズムを適用して当該分
岐キット30内おいて単独もしくは独立して接続関係の
確認判断、およびアドレス設定を行うようになってい
る。このように分岐キット単独でアドレス設定が可能と
なるので、室外機100側のマイクロコンピュータ17
の負担が軽減される。
【0028】(II)アドレス設定方法 以上の構成において、上記空気調和機を設置する際に
は、室外機100と各室内機の室内熱交換器2a〜2c
との間に接続管28a〜28cおよび29a〜29cを
配管するのであるが、分岐キット30によりさらに室内
機が多くなるので、分岐キット30において、どの接続
口にどの室内外機が接続されたかをマイクロコンピュー
タ17とは別に分岐キッ30内で単独にマイクロコンピ
ュータ34が認識している必要がある。その認識のため
に、分岐キット30に接続されている各室内機に分岐キ
ット30単独で識別アドレスを設定する。この実施の形
態では、液管温度センサ32c〜32eの温度および運
転時の室内熱交換器2a〜2cの温度変化を利用して、
識別アドレスの設定を自動的に行う例を開示する。
【0029】この実施の形態における接続関係の検出、
判断およびアドレス設定は、分岐キット30内に設けら
れたマイクロコンピュータ34内のROMあるいはEE
PROM等のメモリに予め格納されたアドレス設定プロ
グラムに従って実行される。
【0030】図2に、本発明に係るアドレス設定プログ
ラムのアルゴリズムを示す。以下、ステップ順に説明す
る。
【0031】ステップS1:室外機マイクロコンピュー
タ17は、接続されたすべての室内機のマイクロコンピ
ュータ26a〜26cにアドレス設定開始の信号を送信
する。このアドレス設定開始信号の受信により、分岐キ
ット30内のアドレス設定が開始する。
【0032】ステップS2:マイクロコンピュータ34
は、室外機100に接続されている各室内機にアドレス
設定開始信号を送信し、各室内機 を 風量「強」、フラ
ップ「自動」で「冷房運転」を開始する。
【0033】ステップS3:分岐キット30内への冷媒
流入を検知する準備として、設定開始時の分流液管温度
センサ32c、32d、32eの温度をマイクロコンピ
ュータ34に入力する。
【0034】ステップS4:すべての分流回路用電動膨
張弁31c、31d、31eを所定開度に開き、室外機
100が分岐キット30の接続されている室外機側分流
回路用電動膨張弁(図1の場合は112c)を開くまで
待機する。
【0035】ステップS5:室外機100が電動膨張弁
12cを開くと、分岐キット30内に冷媒が流入する。
この流入を分岐キット30内の分流冷媒液管温度センサ
32c、32d、32eの温度低下を利用して検知す
る。この検知は各液管温度センサの温度低下がイニシャ
ル温度より5℃以上有る場合、冷媒の「流入有り」と判
断する。ただし、分流冷媒液管温度センサ32c、32
d、32eのうち、一つでも条件が成立すれば、「流入
有り」とする。
【0036】ステップS6:冷媒の流入確認後、室内機
の熱交換器温度センサ24c、24d、24eのイニシ
ャル温度を入力する。
【0037】ステップS7:アドレスを設定する分流回
路の電動膨張弁(図1の場合、31c→31d→31e
の順で設定する)を全開にする。
【0038】ステップS8:室内熱交換器温度の温度変
化の検出に先立って、まず、該当する接続口(23a)
に配管が行われているか否かを確認する。すなわち、こ
の時点での液管温度センサ18aの検出温度TP2を読
み込み、ステップS6で読み込んだ検出温度TP1との
差温度ΔTPA(=TP1ーTP2)が所定温度以下で
あるか否か、を検出し、従って、アドレスを設定しよう
とする接続口(23a)に該当する液管の温度が低下し
たか否かによって、冷媒が流れたか否かを確認すること
ができる。このステップS8での判断がNOである場
合、温度が低下しないということであり、当該接続口2
3cには配管されていない可能性がある。その確認のた
めに、ステップS11において、所定時間(例えば、1
20秒)カウントし、この時間が経過したときは、当該
接続口23cに配管されていないものとみなし、ステッ
プS12において、空きアドレスとして登録(記憶)す
る。
【0039】一方、このステップS8での判断がYES
である場合、温度が低下したいということであり、当該
接続口23cに配管がなされていることがわかる。この
場合には、次のステップS9に進む。
【0040】ステップS9:接続されている室内機の熱
交換器温度センサ24c、24d、24eのうち、最も
温度の高い温度値が他の熱交換器温度センサよりも5℃
以上高く、かつ自分自身のイニシャル温度よりも5℃高
い室内機を設定中の電動膨張弁に該当する室内機として
マイクロコンピュータ34内に記憶する。
【0041】ステップS13 : ステップS9の判断結
果が所定時間(例えば、15分)を経過して、なおもN
Oである場合は、ステップS14においてアドレスレス
設定が失敗であるとして処理を終了する。
【0042】ステップS15:このステップS15は設
定台数カウンタとして作用し、以下同様に、ステップS
6〜S15の処理を順次電動膨張弁31c、31d、3
1eについて行い、アドレス設定記憶台数と室内機の接
続台数とを比較演算し、両台数が一致するまで各室内機
に識別アドレスを設定し、同数になった時点で一連の処
理を終了する。
【0043】ステップS16:台数の一致で、分岐キッ
ト30内のアドレス設定を終了して、室外機100に設
定終了信号を送信する。
【0044】
【発明の効果】以上の通り、請求項1に記載の発明によ
れば、分岐キットに接続された室内機の識別アドレスの
設定を室外機とは別に当該分岐キット単独で行うことが
できるため、アドレス設定に要する室外機の負担を軽減
することができる。また、分岐キットを用いて室内機の
増設を行う場合でも、分岐キットのへの室内機の接続台
数に拘わらず、単独でアドレス設定が可能となるので室
内機増設台数の自由度が向上する。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、分岐キッ
トに接続された室内機の識別アドレスの設定を行う際、
室外機とは別に当該分岐キット単独で当該分岐キットの
接続口への室内機の接続確認を行うことができるため、
接続確認に要する室外機の負担を軽減することができ
る。また、分岐キットを用いて室内機の増設を行う場合
でも、分岐キットのへの室内機の接続台数に拘わらず、
単独で接続確認が可能となるので室内機増設台数の自由
度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の冷媒回路の回路図で
ある。
【図2】本発明に係る空気調和機の室内機のアドレス設
定アルゴリズムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 室外機、 101 室内機群 2a〜2c 室内機熱交換器 3 コンプレッサ 4 マフラ 5 四方弁 6 室外熱交換器 7 モジュレータ 8 ストレーナ 9 主冷凍回路の冷媒制御用電動膨張弁 10 ストレーナ 11a〜11c 分流回路の冷媒制御用電動膨張弁 12a〜12c 分流回路のストレーナ 13 マフラ 14 アキュームレータ 15 アキュームレータ 16 除霜用電磁開閉弁 17 マイクロコンピュータ 18a〜18c 分流液管温度センサ 19a〜19c 分流ガス管温度センサ 20 コンプレッサ吐出温度センサ 21 室外熱交換器温度センサ 22 外気温度センサ 23a〜23c 液管側接続口 24a〜24c 熱交換器温度センサ 25a〜25e 室内吸込空気温度センサ 26a〜26e 室内機マイクロコンピュータ 27a〜27c ガス管側接続口 28a〜28c 接続配管 29a〜29c 接続配管 30 分流キット 31a〜31c 分流回路用電動膨張弁 32c〜32e 液管温度センサ 33c〜33e 分流ガス管温度センサ 34 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青石 浩一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の室内機接続用の冷媒配管接続口を
    有する室外機と、複数の室外機接続用の冷媒配管接続口
    およびこれらの各冷媒配管接続口に設けられる流量制御
    弁を有し前記室外機の冷媒配管接続口のいずれかまたは
    全部に接続される分岐キットと、前記室外機の冷媒配管
    接続口または前記分岐キットの冷媒配管接続口に接続さ
    れる複数の室内機とを備えた空気調和機前記室内機のア
    ドレスを設定するアドレス設定方法において、 前記分岐キットが接続された室外機側の冷媒配管接続口
    に冷媒を供給する際に、 前記流量制御弁のすべてを開き、そのときの室内機内の
    熱交換器の第1の温度を検出し、 次いで、前記流量制御弁を一台ずつ閉鎖し、そのときの
    室内機内の熱交換器の第2の温度を検出し、 この第2の温度から前記第1の温度を基準として予め定
    められた変化が得られた熱交換器に対応する室内機を、
    前記閉鎖した流量制御弁に対応する冷媒配管接続口に接
    続された室内機として認識して、当該認識された室内機
    に固有の識別アドレスを設定することを特徴とする空気
    調和機のアドレス設定方法。
  2. 【請求項2】 複数の室内機接続用の冷媒配管接続口を
    有する室外機と、複数の室外機接続用の冷媒配管接続口
    およびこれらの各冷媒配管接続口に設けられる流量制御
    弁を有し前記室外機の冷媒配管接続口のいずれかまたは
    全部に接続される分岐キットと、前記室外機の冷媒配管
    接続口または前記分岐キットの冷媒配管接続口に接続さ
    れる複数の室内機とを備えた空気調和機前記室内機のア
    ドレスを設定するアドレス設定方法において、 前記分岐キットが接続された室外機側の冷媒配管接続口
    に冷媒を供給する際に、前記流量制御弁のすべてを開
    き、そのときの室内機内の熱交換器の第1の温度を検出
    し、 次いで、前記流量制御弁を一台ずつ閉鎖し、そのときの
    室内機内の熱交換器の第2の温度を検出し、 この第2の温度からに前記第1の温度を基準として予め
    定められた変化が得られたか否かを判断して前記分岐側
    冷媒配管接続口への接続の有無を検出することを特徴と
    する空気調和機の接続検出方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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