JP3754250B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一つの冷媒配管系に接続された複数の室外機と、複数の室内機とを備え、各室外機には四方弁を備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、一つの冷媒配管系に接続された複数の室外機と、当該冷媒配管系に並列に接続された複数の室内機とを備え、各室外機には冷房運転位置と暖房運転位置間で切り替わる四方弁を備え、室外機起動時に全室外機の四方弁の運転位置を冷房運転位置或いは暖房運転位置のいずれかに統一制御する四方弁合わせ制御手段を備えた空気調和機が知られている。
【0003】
この種の空気調和機では、四方弁合わせ制御を行う場合、室外機の圧縮機を起動して冷媒を吐出させて行う。
【0004】
この四方弁の構造が、冷媒流路を切り替えるスライド弁を含み、このスライド弁が圧縮機から吐出された冷媒の圧力によって移動して冷媒流路が切り替わる構成となっているためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成では、四方弁合わせ制御が実行されても例えばスライド弁の動きが渋く四方弁の位置が統一されない場合がある。
【0006】
この場合、室外機は、四方弁の位置が統一されたものとして運転を継続し、これが継続されると、一方の室外機の圧縮機の吐出管から他方の室外機の圧縮機の吸込管に冷媒が流れたりして、運転が不安定になり、ひいては圧縮機に液バックが発生し、圧縮機が破損する等の問題がある。
【0007】
また、四方弁の位置が統一されずに室外機の運転が継続された場合、その後の空調負荷の減少で、いずれかの室外機の運転を停止させる場合がある。この場合、停止中の室外機に四方弁を通じて冷媒が流れ込み、そこに冷媒が寝込み、運転中の室外機が冷媒不足になるという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、四方弁合わせ制御を実行している最中に、液バックが発生したり、室外熱交換器に冷媒が寝込んだりすることがない空気調和機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、一つの冷媒配管系に接続される複数の室外機と、当該冷媒配管系に並列に接続される複数の室内機とを備え、各室外機には冷房運転位置と暖房運転位置間で切り替わる四方弁を備え、室外機起動時に全室外機の前記四方弁位置を冷房運転位置或いは暖房運転位置のいずれかに統一制御する四方弁合わせ制御手段を備えた空気調和機において、この四方弁合わせ制御手段による制御を実行した後、前記四方弁位置が冷房運転位置或いは暖房運転位置のいずれかに統一されたか否かを確認する確認制御手段を備え、前記各室外機はそれぞれ回転数可変による能力可変型の圧縮機と、前記室外機における室外熱交換器の液管側の冷媒温度を検出する温度センサと、前記圧縮機の吐出管及び吸込管を結ぶ管路間に設けられ、前記温度センサで検出された室外機起動前の冷媒温度と室外機起動後の冷媒温度との温度差が顕著になるように冷媒量を調整するバイパス弁と、室外膨張弁と、を備え、前記四方弁合わせ制御手段、及び前記確認制御手段による制御の実行中に前記回転数を所定の低回転数に維持する回転数制御手段を設け、前記確認制御手段による確認の結果、四方弁位置が統一されていないと確認された場合は、前記四方弁位置合わせ制御と前記四方弁位置の統一確認制御とを再度実行し、これらの制御が繰り返し実行された場合、その繰り返し数がカウントされ、その数の増加に伴い、前記冷媒量調整手段は、暖房運転時では、室外膨張弁の弁開度を現時点の弁開度より大きく、バイパス弁の弁開度を現時点の弁開度より小さく制御し、冷房運転時では、室外膨張弁の弁開度を現時点の弁開度より小さく制御する、ことを特徴とする。
【0010】
請求項1記載の発明では、四方弁合わせ制御手段による制御の実行中に、圧縮機の回転数を所定の低回転数に維持するので、冷媒循環量が減少し、圧縮機への戻り冷媒量が少なくなる。
【0011】
従って、四方弁合わせ制御手段による制御を実行中に、四方弁の位置が統一されていない四方弁が存在しても、冷媒循環量が少ないため、一方の室外機の圧縮機から他方の室外機の圧縮機の吸込管に多量の冷媒が流入することがなく、この圧縮機への液バックを防止することができる。また、四方弁の位置が統一されていない四方弁が存在しても、冷媒の吐出量を抑制しているので、空調負荷の減少で停止した室外機の室外熱交換器に、切替不良の四方弁を通じて寝込む冷媒量を減ずることができる。
また、四方弁合わせ制御手段による制御に加えて、確認制御手段による確認制御の最中にも、圧縮機の回転数を所定の低回転数に維持する。これによれば、冷媒循環量が減少し、圧縮機への戻り冷媒量が少なくなる。従って、四方弁合わせ制御手段、及び確認制御手段による制御を実行中に、四方弁の位置が統一されていない四方弁が存在しても、冷媒循環量が少ないため、一方の室外機の圧縮機から他方の室外機の圧縮機の吸込管に多量の冷媒が流入することがなく、この圧縮機への液バックを防止することができる。また、四方弁の位置が統一されていない四方弁が存在しても、冷媒の吐出量を抑制しているので、空調負荷の減少で停止した室外機の室外熱交換器に、切替不良の四方弁を通じて寝込む冷媒量を減ずることができる。
さらに、室外膨張弁の弁開度を調整することによって、室外機起動前の冷媒温度と室外機起動後の冷媒温度との温度差が顕著となる。このため、温度差に基づいて行われる確認制御を正確に行うことができる。また、上記制御の繰り返し数がカウントされ、その数の増加に伴い、上記温度差を顕著にするための制御が行われる。この制御では、例えば1回目に上記確認が可能になれば、その1回で確認制御を終了することが可能になり、これによれば、上記確認を早期に終了することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
図1において、1は空気調和機を示している。この空気調和機1には2台の室外機3a、3bと2台の室内機5a、5bとが、一つの冷媒配管系に備えられている。室外機3a、3bには、圧縮機7a、7bが設けられており、圧縮機7a、7bにはカップリング2a、2bを介して、駆動源であるガスエンジン4a、4bが接続されている。このガスエンジン4a、4bは、回転数可変に構成されており、圧縮機7a、7bは、ガスエンジン4a、4bの回転数を増減させることによって、冷媒吐出量を増減可能な能力可変型となっている。
【0023】
ガスエンジン4a、4bの回転数は、エンジンに供給されるガス燃料を増減させることによって調整される。
【0024】
また、圧縮機7a、7bには、吐出管8a、8bと吸込管10a、10bとが接続されている。吐出管8a、8bには、冷房運転位置と暖房運転位置間で切り替わる四方弁9a、9bが設けられている。また、吐出管8a、8bと吸込管10a、10bとの間には、バイパス管が配管され、このバイパス管にはバイパス弁16a、16bが設けられている。このバイパス弁16a、16bは、弁開度を調整することによって、冷媒循環量を調整可能な構成となっている。
【0025】
冷房運転時の冷媒の流れ(実線で示す。)に沿って配管の接続関係を説明すると、四方弁9a、9bには、室外熱交換器11a、11bが接続されており、この実施の形態では、室外熱交換器11a、11bに室外熱交換器温度センサ13a、13bが接続されている。この室外熱交換器温度センサ13a、13bには、室外膨張弁15a、15bが接続されている。17a、17bは室外送風機である。室外膨張弁15a、15bには冷媒配管19aを介して、室内機5a、5bの室内膨張弁21a、21bが接続され、この室内膨張弁21a、21bには、室内熱交換器23a、23bが接続されている。25a、25bは室内送風機である。室内熱交換器23a、23bには冷媒配管19bを介して、室外機3a、3bの四方弁9a、9bが接続され、この四方弁9a、9bにはアキュムレータ27a、27bが接続されている。アキュムレータ27a、27bには、圧縮機7a、7bの吸込管10a、10bが接続されている。
【0026】
暖房運転時の冷媒の流れ(点線で示す。)に沿って配管の接続関係を説明すると、四方弁9a、9bには、冷媒配管19bを介して室内熱交換器23a、23bが接続されている。この室内熱交換器23a、23bには、室内膨張弁21a、21bが接続され、この室内膨張弁21a、21bには、冷媒配管19aを介して、室外膨張弁15a、15bが接続されている。この室外膨張弁15a、15bには、室外熱交換器温度センサ13a、13bが接続され、室外熱交換器温度センサ13a、13bには、室外熱交換器11a、11bが接続されている。この室外熱交換器11a、11bには四方弁9a、9bが接続され、この四方弁9a、9bにはアキュムレータ27a、27bが接続され、このアキュムレータ27a、27bには圧縮機7の吸込管10a、10bが接続されている。
【0027】
又、室外機3aには、制御器29が設けられている。この制御器29は室外機3a、3bの四方弁9a、9bと室外熱交換器温度センサ13a、13bとガスエンジン4a、4bとに制御線を介して接続されている。
【0028】
この制御器29は、図2に示すフローチャートに従って、空気調和機1を制御する。
【0029】
図2において、室内機5a又は5bから運転開始命令が出力され、制御が開始される(S1)。
【0030】
四方弁確認制御は、室外機3a、3b毎に独立して行われる。この場合の確認制御は、各室外機共に同じ手法によるので、以下、室外機3aについてのみ説明する。
【0031】
室外機3a、3bのガスエンジン4a、4bの起動に先立ち、予め、室外熱交換器温度センサ13aによって冷媒温度を検出する。この冷媒温度は制御器29のメモリ(図示せず)に運転開始前冷媒温度T1℃として記憶される(S2)。
【0032】
この温度を記録した後に、全ての室外機3a、3bのガスエンジン4a、4bが起動される(S3)。このガスエンジン4a、4bの起動は、エンジンに付設された回転数検出センサ(図示せず)によって、当該エンジンの回転数が所定回転数に到達したことを検出することにより確認される。
【0033】
この起動時には、全ての室外機3a、3bのガスエンジン4a、4bのエンジン始動が確認されるまで、いわゆるエンジン完爆が確認されるまで、ガスエンジン4a、4bの回転数は約800rpmに維持される。
【0034】
ガスエンジン4a、4bの回転数を起動直後から急上昇させると、エンジンの寿命を短くしてしまうことになるので、回転数は約700rpm以上の例えば800rpmの低回転数に維持される。
【0035】
エンジン完爆が確認されると四方弁合わせ制御が実行される(S4)。この制御では、ガスエンジン4a、4bの回転数を約1400rpmまで上昇させる命令がガスエンジン4a、4bに出力されると共に、四方弁9a、9bの現在の位置を、要求されている位置に統一させる命令が四方弁9a、9bに出力される。この制御において、ガスエンジン4a、4bの回転数を約1400rpmまで上昇させることによって、四方弁9a、9b内のスライド弁(図示せず)を動かすための必要な冷媒圧力を確保でき、四方弁9a、9bの位置合わせが実行可能となる。
【0036】
ただし、この四方弁合わせ制御の実行中も、四方弁の位置を統一させる命令が出力されたにも関わらず、四方弁9a、9bの不具合等によって、四方弁9a、9bが統一されていない場合が想定されるので、この場合の液バック等の運転不良を未然に防ぐため、ガスエンジン4a、4bの回転数は、できる限り冷媒の吐出量を抑える低回転数(1400rpm以下)に維持される。
【0037】
上述したように、この実施の形態では、四方弁合わせ制御の実行中に、ガスエンジン4a、4bの回転数を1400rpm以下に低回転数に維持することによって、圧縮機7a、7bの回転数を1400rpm以下に、低回転数に維持する、回転数制御が実行される。
【0038】
この四方弁合わせ制御が実行された後、四方弁確認制御が、実行される。この四方弁確認制御は、運転開始前の冷媒温度と運転開始後の冷媒温度を比較して、四方弁9a、9bの位置が要求されている位置すなわち冷房運転位置或いは暖房運転位置のいずれかに統一されているかが確認されるものである。
まず、四方弁合わせ制御実行後、確認制御の実行時間2分間のタイマの計測が開始される(S5)。
【0039】
次に、制御器29のメモリ(図示せず)に基準温度Min(T2)℃として仮想温度の1000℃が設定される(S6)。
【0040】
室外機3aの室外熱交換器温度センサ13aによって、圧縮機7aの運転開始後の冷媒温度が検出され、この冷媒温度は、制御器29のメモリ(図示せず)に運転開始後冷媒温度T2℃として記憶される(S7)。この開始後温度T2℃が基準温度Min(T2)℃、すなわち1000℃より低いかどうかが判断され(S8)、低いと判断された場合には、開始後温度T2℃を基準温度Min(T2)℃として記憶させる(S9)。
【0041】
低いと判断されない場合には、S8は省略され、タイマの計測時間が2分間経過したかどうかが判断される(S10)。2分間経過していないと判断された場合にはS6に戻り、再度、室外機3aの室外熱交換器温度センサ13aによって、圧縮機7aの運転開始後の冷媒温度が検出され、この冷媒温度は制御器29のメモリ(図示せず)に開始後温度T2℃として記憶される。
【0042】
次に、開始前温度T1℃から基準温度Min(T2)℃を減算した値が所定温度より高いかどうかが判断される(S11)。
【0043】
この実施形態では、所定温度を10℃としている。所定温度より高い場合には、室外機3aの四方弁9aの位置は暖房運転位置に切り替わっていると判断され(S12)、所定温度より低い場合には、室外機3aの四方弁9aの位置は冷房運転位置に切り替わっていると判断される(S13)。
【0044】
S12で、四方弁9aの位置が暖房運転位置に切り替わっていると判断された場合、要求運転が暖房運転かどうかが判断される(S14)。要求運転が暖房運転であると判断された場合、S12での判断と一致するので、室外機3aの四方弁9aの位置は正常と判断され(S15)、要求運転が暖房運転でないと判断された場合、S12での判断と不一致であるので、室外機3aの四方弁9aの位置は異常と判断される(S16)。
【0045】
S13で、四方弁9aの位置が冷房運転位置に切り替わっていると判断された場合、要求運転が冷房運転かどうかが判断される(S17)。要求運転が冷房運転であると判断された場合、S13での判断と一致するので、室外機3aの四方弁9aの位置は正常と判断され(S18)、要求運転が冷房運転でないと判断された場合、S13での判断と不一致であるので、室外機3aの四方弁9aの位置は異常と判断される(S19)。
【0046】
S15、S18で、四方弁9aの位置が正常であると判断された場合、室内機5a、5bからの空調負荷に応じて、ガスエンジン4aの回転数が調整される(S20)。
【0047】
この実施形態では、圧縮機7a、7bが、負荷に応じた冷媒量を吐出する運転の開始前に、圧縮機7a、7bの駆動源であるガスエンジン4a、4bの回転数を低速に維持し、冷媒吐出量を低く抑えて、四方弁9a、9bの位置合わせを行っている。これによれば、四方弁9a、9bの位置が統一されていないときに多量の冷媒が、異常に流れたり、室外熱交換器11a、11bに溜まることがなく、液バック等の異常運転を抑えることができ、安定運転状態を維持できる。
【0048】
以上の実施形態では、各室外機3の四方弁9の位置が不一致の場合、同一の冷媒配管系を通じて、一方の室外機3から他方の室外機3に冷媒が流れ込む事態が発生し、この事態は、各室外機3を流れる冷媒の温度を検出することにより、判定が可能であることに着目してなされた。
【0049】
この実施形態では、室外機3における室外熱交換器11の液管側の冷媒温度を検出し、これを基準温度と比較して当該判定を行っているが、これに限定されるものではない。
【0050】
別の実施の形態について述べる。
【0051】
システムの構成は、図1に示す空気調和機1と略同一であり、この空気調和機1の制御器29には、後述する四方弁合わせ判別カウンタと四方弁合わせ失敗カウンタとを備えている。
【0052】
また、室外膨張弁15a、15bの弁開度、及びバイパス弁16a、16bの弁開度は、ステッピングモータのステップ数を増減することによって調整される。この実施の形態では、室外膨張弁15a、15b及びバイパス弁16a、16bは480ステップ時に全開であり、それぞれ0ステップ時に全閉である。このシステムの他の構成は、上記実施の形態の構成と略同一であるので説明は省略する。このシステムは、図3、4に示すフローチャートに従って制御される。
【0053】
四方弁確認制御は、室外機3a、3b毎に独立して行われる。この場合の確認制御は、各室外機共に同じ手法によるので、以下、室外機3aについてのみ説明する。
【0054】
室外機3aに運転開始命令が出力されると(S21)、運転開始前の冷媒温度が、室外熱交換器温度センサ13aによって検出され、この冷媒温度は制御器29のメモリ(図示せず)に運転開始前冷媒温度T1℃として記憶される(S22)。
【0055】
四方弁9a、9bの位置を統一させるために全ての室外機3a、3bのガスエンジン4a、4bが起動される(S23)。この起動時には、全ての室外機3a、3bのガスエンジン4a、4bのエンジン始動が確認されるまで、いわゆるエンジン完爆が確認されるまで、ガスエンジン4a、4bの回転数は約800rpmに維持される。ガスエンジン4a、4bの回転数を起動直後から急上昇させると、エンジンの寿命を短くしてしまうことになるので、回転数は約800rpmの低回転数に維持される。流量センサ12a、12bによって、冷媒の吐出が検出された時に、エンジン完爆が確認される。
【0056】
エンジンの完爆が、確認されると、要求されている運転が暖房運転であるか否かが判断される(S24)。暖房運転と判断された場合には、四方弁合わせ失敗カウンタの回数が0であるかどうかが判断される。0と判断された場合には、室外膨張弁15a、15bの弁開度は80ステップに調整され、バイパス弁16a、16bの弁開度は300ステップに調整される(S26)。調整後、図4のフローチャートに示す四方弁合わせ制御が実行される(S27)。この制御は、ガスエンジン4a、4bの回転数を約1400rpmまで上昇させると共に、四方弁9a、9bの現在の位置を、要求されている位置に統一させる命令が四方弁9a、9bに出力されるものである。この制御において、ガスエンジン4a、4bの回転数を約1400rpmまで上昇させることによって、四方弁9a、9b内のスライド弁(図示せず)を動かすための必要な冷媒圧力を確保でき、四方弁9a、9bの運転位置合わせが実行可能となる。
【0057】
四方弁合わせ制御実行後、2分タイマをスタートさせる(S28)。このタイマは四方弁確認制御の実行時間を計測するもので、この実施の形態では、判定時間(10秒)経過毎に後述する温度判定がなされ、2分の間に、12回の温度判定が実行される。10秒経過されたかが判断され(S29)、10秒経過したと判断された場合には運転開始後の冷媒温度が室外熱交換器温度センサ13aによって検出され、制御器29のメモリ(図示せず)に運転開始後冷媒温度T2℃として記憶される(S30)。この運転開始後冷媒温度T2と運転開始前冷媒温度T1とを比較して、温度判定がなされる。
【0058】
まず、要求運転が暖房運転か否かが判断され(S31)、暖房運転と判断された場合には、運転開始前冷媒温度T1から運転開始後冷媒温度T2が減算される。T1の方がT2よりも4℃以上高いと判断された場合(S32)には、四方弁判別カウンタの数値を1加算する(S33)と共に、T1の方がT2よりも15℃以上高いかどうかが判断される(S34)。
【0059】
T1の方がT2よりも15℃以上高いと判断された場合、判別カウンタの回数に関わらず、または、S33において加算した判別カウンタの回数が5以上になった場合(S35)、四方弁切替成功とみなされる(S36)。四方弁切替成功とみなされた場合、判別カウンタはリセットされる(S37)。
【0060】
S31において、要求運転が暖房運転でないと判断された場合、この場合は要求運転が冷房運転と判断され、運転開始後冷媒温度T2から運転開始前冷媒温度T1が減算される。T2の方がT1よりも0℃以上高いと判断された場合(S38)には、四方弁判別カウンタの回数を1加算する(S39)と共に、T2の方がT1よりも5℃以上高いかどうかが判断される(S40)。
【0061】
T2の方がT1よりも5℃以上高いと判断された場合、判別カウンタの回数に関わらず、または、S39において加算した判別カウンタの回数が5以上になった場合(S41)、四方弁切替成功とみなされる(S36)。
【0062】
四方弁切替成功とみなされ、判別カウンタがリセットされた後、ガスエンジン4a、4bの回転数は、室内の空調負荷に応じて調整される。
【0063】
S32、S34、S38、S40において、温度判定の結果、条件を満たさない場合、またはS35、S41において、判別カウンタの回数が5以上にならない場合には、タイマが2分経過したかどうかが判断される(S42)。2分経過していないと判断された場合には、S29に戻り、再び、判定時間(10秒)の計測が開始される。四方弁切替成功とならずに2分経過したと判断された場合には、四方弁切替失敗と判断され(S43)、ガスエンジン4a、4bが停止され、圧縮機7a、7bの運転が停止される(S44)。四方弁合わせ失敗カウンタの回数が1加算され(S45)、図3に示すフローチャートのaからS22に戻り、再び運転開始前の冷媒温度が、室外熱交換器温度センサ13aによって検出され、制御器29のメモリ(図示せず)に保存される。
【0064】
再び、S24において要求運転が暖房運転かどうかが判断され、暖房運転である場合には、S25に進む。このS25では、前回とは異なり、S45において、四方弁合わせ失敗カウンタの回数に1加算されているので、失敗カウンタの回数は0ではないと判断され、失敗カウンタの回数は1かどうかが判断される(S46)。失敗カウンタの回数が1と判断された場合には、室外膨張弁15a、15bの弁開度は230ステップに調整され、バイパス弁16a、16bの弁開度は150ステップに調整される(S47)。この後再び、図4に示すフローチャートのbに戻り、四方弁合わせ制御と四方弁確認制御とが実行される。
【0065】
さらに、四方弁切替失敗となった場合には、図3に示すフローチャートのaからS22に戻り、S23〜S25、S46を経て、失敗カウンタの回数は2かどうかが判断される(S48)。S45で、四方弁合わせ失敗カウンタの回数に1加算されているので、失敗カウンタの回数は2になっており、S48で、失敗カウンタの回数は2と判断され、室外膨張弁15a、15bの弁開度は320ステップに調整され、バイパス弁16a、16bの弁開度は60ステップに調整される(S49)。この後再び、図4に示すフローチャートのbに戻り、四方弁合わせ制御と四方弁確認制御とが実行される。
【0066】
さらに、もう一度、四方弁切替失敗となった場合には、図3に示すフローチャートのaからS22に戻り、S23〜S25、S46、S48を経て、失敗カウンタの回数は3かどうかが判断される(S50)。S45で、四方弁合わせ失敗カウンタの回数に1加算されているので、失敗カウンタの回数は3になっており、S50で、失敗カウンタの回数は3と判断され、室外膨張弁15a、15bの弁開度は360に調整され、バイパス弁16a、16bの弁開度は20に調整される(S51)。この後再び、図4に示すフローチャートのbに戻り、四方弁合わせ制御と四方弁確認制御とが実行される。
【0067】
4回続けて、四方弁切替失敗となった場合には、S50において、失敗カウンタの回数は3でないと判断され、失敗警報が発せられ(S51)、失敗カウンタの回数がリセットされる(S52)。
【0068】
同様に、S24において、要求運転が暖房運転でないと判断された場合には、要求運転は冷房運転であると判断され、四方弁切替失敗となった回数に応じて室外膨張弁15a、15bとバイパス弁16a、16bとの弁開度が調整される。詳述すると、四方弁切替失敗となった回数が0の場合、失敗カウンタの回数が0かどうかが判断され(S54)、0と判断された場合、室外膨張弁15a、15bの弁開度は480ステップに調整され、バイパス弁16a、16bの弁開度は300ステップに調整される(S55)。1回、四方弁切替失敗となった場合、失敗カウンタの回数が1かどうかが判断され(S56)、1と判断された場合、室外膨張弁15a、15bの弁開度は380ステップに調整され、バイパス弁16a、16bの弁開度は300ステップに調整される(S57)。2回、四方弁切替失敗となった場合、失敗カウンタの回数が2かどうかが判断され(S58)、2と判断された場合、室外膨張弁15a、15bの弁開度は300ステップに調整され、バイパス弁16a、16bの弁開度は300ステップに調整される(S59)。3回、四方弁切替失敗となった場合、失敗カウンタの回数が3かどうかが判断され(S60)、3と判断された場合、室外膨張弁15a、15bの弁開度は250ステップに調整され、バイパス弁16a、16bの弁開度は300ステップに調整される(S61)。
【0069】
この実施の形態では、四方弁位置合わせ制御と確認制御とを実行する前に、四方弁切替失敗カウンタが検出する四方弁切替失敗となった回数に応じて、室外膨張弁15a、15bとバイパス弁16a、16bとの弁開度を調整することによって、室外熱交換器温度センサ13a、13bが検出する冷媒量が調整される。
【0070】
この制御によれば、運転命令が出力される前の冷媒温度と運転命令が出力された後の冷媒温度との温度差が顕著となる。このため、四方弁9a、9bの要求された運転位置が統一されていない室外機3a、3bが存在した場合、確認制御手段による制御の実行中に室外熱交換器温度センサ13a、13bによって、例えば、1回目に確認が可能になれば、その1回で確認制御を終了することが可能になり、これによれば、確認を早期に終了することができる。
【0071】
また、S28〜S45までの確認制御は、要求運転が暖房運転時には、運転命令が出力される前の冷媒温度が、運転命令が出力された後の冷媒温度よりも一定温度高い場合に、前記四方弁判別カウンタは回数をカウントし、このカウントされた回数が一定数値以上になった時に、四方弁の位置が正確であると判定される。また、運転命令が出力される前の冷媒温度が、運転命令が出力された後の冷媒温度よりも、一定温度よりさらに高い場合には、前記四方弁位置判別カウンタがカウントした回数に関わらず、四方弁の位置が正確であると判定される。
【0072】
要求運転が冷房運転時には、運転命令が出力される前の冷媒温度が、運転命令が出力された後の冷媒温度よりも一定温度低い場合に、四方弁判別カウンタは回数をカウントし、このカウントされた回数が一定数値以上になった時に、四方弁位置が正確であると判定される。また、運転命令が出力される前の冷媒温度が、運転命令が出力された後の冷媒温度よりも、一定温度よりさらに低い場合には、前記四方弁判別カウンタのカウントした回数に関わらず、四方弁の位置が正確であると判定される。
【0073】
また、タイマが計測する確認制御の実行時間内に、四方弁運転位置が正確であると判定されない場合には、全ての室外機3a、3bを一旦停止すると共に、四方弁切替不良カウンタは回数をカウントし、このカウントされた回数が一定数値以上になった時に、四方弁合わせ失敗の警報を発する。
【0074】
これらによれば、判定時間(10秒)毎に、運転開始命令が出力された後の温度を検出し、検出された温度と運転開始命令が出力される前の温度との温度差が顕著な場合には、四方弁確認制御の実行時間(2分間)が経過する前に四方弁9a、9bの位置が統一されているか否かが確認できる。このため、四方弁9a、9bの位置が統一されている場合には、例えば、1回目に10秒で確認が可能になり、この1回で確認制御を終了することが可能になり、これによれば確認制御を早期に終了することができる。
【0075】
【発明の効果】
本発明によれば、四方弁合わせ制御及び/又は確認制御が、圧縮機の回転数を低回転数とした状態で実行されるので、冷媒循環量が減少し、これによって四方弁の位置が統一されていない室外機が存在したとしても、位置不統一の四方弁を通じて圧縮機に多量の液冷媒が流入することがなく、この圧縮機への液バックを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態を示す空気調和機の回路図である。
【図2】四方弁の位置合わせのフローチャートである。
【図3】別の実施形態の四方弁の位置合わせのフローチャートである。
【図4】別の実施形態の四方弁の位置合わせのフローチャートである。
【符号の説明】
1 空気調和機
3a、3b 室外機
5a、5b 室内機
7a、7b 圧縮機
9a、9b 四方弁
12a、12b 吐出管
14a、14b 吸込管
15a、15b 室外膨張弁
16a、16b バイパス弁

Claims (1)

  1. 一つの冷媒配管系に接続される複数の室外機と、当該冷媒配管系に並列に接続される複数の室内機とを備え、各室外機には冷房運転位置と暖房運転位置間で切り替わる四方弁を備え、室外機起動時に全室外機の前記四方弁位置を冷房運転位置或いは暖房運転位置のいずれかに統一制御する四方弁合わせ制御手段を備えた空気調和機において、
    この四方弁合わせ制御手段による制御を実行した後、前記四方弁位置が冷房運転位置或いは暖房運転位置のいずれかに統一されたか否かを確認する確認制御手段を備え、
    前記各室外機は
    それぞれ回転数可変による能力可変型の圧縮機と、
    前記室外機における室外熱交換器の液管側の冷媒温度を検出する温度センサと、
    前記圧縮機の吐出管及び吸込管を結ぶ管路間に設けられ、前記温度センサで検出された室外機起動前の冷媒温度と室外機起動後の冷媒温度との温度差が顕著になるように冷媒量を調整するバイパス弁と、室外膨張弁と、を備え、前記四方弁合わせ制御手段、及び前記確認制御手段による制御の実行中に前記回転数を所定の低回転数に維持する回転数制御手段を設け、
    前記確認制御手段による確認の結果、四方弁位置が統一されていないと確認された場合は、前記四方弁位置合わせ制御と前記四方弁位置の統一確認制御とを再度実行し、これらの制御が繰り返し実行された場合、その繰り返し数がカウントされ、その数の増加に伴い、前記冷媒量調整手段は、暖房運転時では、室外膨張弁の弁開度を現時点の弁開度より大きく、バイパス弁の弁開度を現時点の弁開度より小さく制御し、冷房運転時では、室外膨張弁の弁開度を現時点の弁開度より小さく制御する、ことを特徴とする空気調和機。
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